六角精児

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ろっかく せいじ
六角 精児
本名 山地 克明(やまじ かつあき)[1]
生年月日 1962年6月24日(54歳)
出生地 兵庫県高砂市[2]
国籍 日本の旗 日本
身長 173cm
血液型 O型
職業 俳優
ジャンル 舞台、テレビ、映画
活動期間 1990年代 - 現在
配偶者 既婚(3回離婚歴あり)
著名な家族 山地悠一郎(父)
所属劇団 劇団扉座
事務所 舞プロモーション
主な作品
テレビ
相棒
名古屋行き最終列車
映画
相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿

六角 精児(ろっかく せいじ、本名:山地 克明〈やまじ かつあき〉[1]1962年6月24日[1][3] - )は、日本俳優兵庫県[1][3]高砂市[2]出身(出生は兵庫県姫路市[4]で、神奈川県相模原市育ち[5])。劇団扉座所属で、マネジメントは舞プロモーションに依頼している[1]血液型はO型。

来歴[編集]

厳密には「姫路市で生まれ、幼少期を高砂市で育っている[4]」という。小学生の時に高砂市から相模原市へ引越す[5][6]。このため関西弁も話せる[3]が、日常生活では関東弁を話す。実家は居酒屋経営であった。

最初、芝居は好きじゃなかったと言い「中学生の時に演劇部を見たが、あれをやる人の気持ちがわからない」とも語っている[7]。進学した神奈川県立厚木高等学校では、当時生徒全員部活に入部しなければならないという決まりになっており、たまたま誘われた演劇部に入部。この時は「すぐに退部できそうだと思っていた」と言う[7]。しかし、当時の演劇部部長の横内謙介(後の劇団扉座座長)[5]に六角がキャスティングされて出演した舞台が演劇コンクールの全国大会まで進出、結局その後もずっと演劇部には在籍していたが、その後も「早く終わらないかな」などと思っていた一方で「観客の前に立つというドキドキする思いが嫌いじゃなかった」とも語っている[7]。その後、横内を中心としたこの時の演劇部のメンバーで善人会議を創立し、六角も誘われて入団。後に劇団扉座と改名して活動[8]

なお、姉が同校出身であり同じく同校出身の名取裕子と同級生であった。

大学は最初、日本大学芸術学部を受験。この時の実技テストには、丸太赤ちゃんに見立てて抱く演技、で寒さを表現する演技があったという(この時に、丸太を落として普通に拾ったり、ただ鐘を鳴らして「寒い」と言っただけだった、と語っている)。結局日本大学は不合格となった[7]。浪人生活の後、学習院大学に合格して入学[5]。学習院には、在学していた皇族に興味を持って入ったという。実際に皇太子殿下をトイレで見かけ、秋篠宮殿下とは法学の授業で一緒になったことがあったと言う[7]。しかし大学在学中に、高校の先輩で「善人会議」を主宰する横内謙介の舞台に出演するようになったことで、劇団の活動に時間を取られ2年から進級できず、6年間在籍した後に大学を中退する[7]。20歳頃に、横内に「六角精児」という芸名を付けられる。「とにかくインパクトある名前を」ということで、「精児」は精子に由来しているという[7]。同じく俳優であり、名前が似ている六角慎司とは特に関連性はない。

大学入学後からギャンブルにハマる。大学生時代に家庭教師アルバイトはしていたが、これだけでは遊ぶ金には足りず学生ローンで借り続けていたという[7]。ギャンブル依存は借金を完済出来た40代まで続き、消費者金融に500万円、人から借りた金などを合わせて1000万円とも言われたという借金を抱え込む[7]

2006年には1クール内で3本のドラマにレギュラー出演。『電車男』に出演したころからテレビのレギュラー出演が入るようになり、借金の全額返済に成功する。

2009年春、映画『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』で主演する。

人物[編集]

  • 母親はいわゆる教育ママで、子供の頃から「いい大学、いい会社に入って、世の中の敗者になるな」といつも厳しく言われ続けてきたという。テストは80点以上取らないと怒られ、悪い点数のテストは捨てられたり土に埋められたりされたという[7]
  • 2000年頃から鉄道ファン乗り鉄となる[9]タモリ電車クラブ会員番号No.20。鉄道関係の番組への出演も多くなり、メ〜テレ開局50周年記念ドラマ『名古屋行き最終列車』では鉄道員役を演じた。
  • パチンコ競輪、そして本人いわく“人に言えないようなこと”まで、あらゆるギャンブルにのめり込んでいた時期もあり[7][注釈 1]、このままでは生活に支障が出てしまうのではないかとの懸念から、興味の対象を移すために元々好きだった電車ファンで生きていこうとしたという[7]。趣味のギターと歌声もかなりの実力があり、コンサートも行っている[10]
  • 全国の競輪場旅打ちして回ったほどの競輪ファンである[11]
  • ボクシングファンである。
  • パチンコ台に設置されている「玉貸機」を作るアルバイトで生計を立てパチンコ通いを続けた。自分が作った玉貸機にアルバイト代が全額吸い込まれていく姿を見て哀愁を感じた。
  • 相棒』では鑑識課員米沢としてパソコン等を使いこなす演技を見せているが、六角本人はパソコンは全く分からないという[7]。成人向けサイトに接続するため設定を妻に頼んだものの、最後には妻も怒り呆れ作業を投げ出してしまった。今も六角のパソコンはネットに接続できないままだという(本人談[12]。)
  • 松田優作が好きで、小学生の頃は自転車で松田の自宅を探しに行ったり、中学生以降は『暴力教室』『ヨコハマBJブルース』『探偵物語』などの松田主演作品を好み、松田になりきって格好もまねたこともあったという[13]

家族・親族[編集]

山地家[編集]

  • 父・悠一郎[8]歴史研究家
    • 1927年(昭和2年)大阪生まれ[8]。神奈川県相模原市在住[8]。「南朝史」「戦中戦後史」の闇の部分の解明者として著名である[8]。おもな著書に『護良親王の伝説』『昭和史疑』『南朝・最後の証言』など[8]
  • 初婚は20代の時(2年で離婚)で[7]、以後3度の離婚歴があり[14]、3度目の妻との間には長男を儲けている[14]。そのため「20代、30代の頃は辛すぎてよく覚えていない」とも語っている[7]。インタビューでプライベートでの相棒は、7年間以上飼っているであると答えていたが[15]2011年10月に2度目の妻と復縁し、4度目の結婚をしていたことが明らかになった[14]
  • 姉が、名取裕子と高校の同級生であり、自身も後輩である。

六角精児バンド[編集]

  • 1996年に六角が公私の仲間と組んで結成したアコースティックバンド。下北沢のライブハウス等で地道に活動しており、2014年にアルバム「石ころ人生」でCDデビューを果たす。六角はボーカルを担当。

他のバンドメンバー[編集]

出演作品[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

配信ドラマ[編集]

テレビアニメ[編集]

ゲーム[編集]

ラジオ[編集]

CM[編集]

その他[編集]

著書[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

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  1. ^ Yahoo動画、『GyaO!競輪祭特集は俳優・六角精児さんが登場!あの名選手と夢の対談!』によると、京王閣競輪場でスッカラカンになったため、当時住んでいた笹塚まで徒歩で帰ったというエピソードを披露した。

出典[編集]

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  1. ^ a b c d e 六角_精児plofile”. 扉座 (none). 2011年7月17日閲覧。
  2. ^ a b “六角精児がハマる”これが「呑み鉄」の醍醐味だ!(1)ギャンブル場へ行く目的で… アサ芸プラス
  3. ^ a b c Seiji Rokkaku”. MY Promotion Inc (none). 2011年7月17日閲覧。
  4. ^ a b 出会いの旅 六角精児 在来線と「明石焼き」 JR西日本「Blue Signal」
  5. ^ a b c d 1962年6月24日「六角精児が生まれた日」 日本テレビDON!』公式サイト、2010年6月24日
  6. ^ “温泉や駅弁より列車に乗るのが最優先…六角精児さん”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2012年10月24日). オリジナル2013年7月2日時点によるアーカイブ。. http://archive.is/ocCJj 
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 日刊スポーツ 2013年11月10日芸能面(28面)「日曜日のヒーロー877・六角精児」より。
  8. ^ a b c d e f タウンニュース厚木版 2011年5月13日 六角精児さんの父 山地悠一郎さん本で息子を応援
  9. ^ “乗り鉄”六角精児、感無量…鉄道専門テレビ、出発進行!(2011年5月23日)
  10. ^ “六角精児:「相棒」鑑識・米沢守で映画初主演 「主役尊敬するようになった」”. 毎日jp (毎日新聞社). (2009年10月31日). http://mainichi.jp/photo/news/20091024mog00m200023000c.html [リンク切れ]
  11. ^ GyaO!競輪祭特集は俳優・六角精児さんが登場!あの名選手と夢の対談! - KEIRIN.JP 2011年11月21日付記事
  12. ^ 2013年4月6日「メレンゲの気持ち」”. TVでた蔵 (2013年4月6日). 2013年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月10日閲覧。
  13. ^ 「自転車で邸宅を探した」六角精児が語った“松田優作愛””. ゲンダイネット (2014年4月14日). 2014年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月15日閲覧。
  14. ^ a b c 六角精児が再婚相手と再々々婚 - nikkansports.com 2011年10月25日閲覧
  15. ^ “相棒:スピンオフ主演の六角精児「嫁は変わったが…」私生活の相棒は?”. 毎日jp (毎日新聞社). (2009年10月31日). オリジナル2009年10月25日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20091025210436/http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20091024mog00m200026000c.html 
  16. ^ miwa×六角精児×大空祐飛 「紅白が生まれた日」 出演者発表第二弾!”. 日本放送協会 (2015年1月26日). 2015年1月28日閲覧。
  17. ^ 鈴木福:名古屋発ドラマ「三人兄弟」で六角精児の“30年前”演じる”. MANTANWEB (2015年9月20日). 2015年11月9日閲覧。
  18. ^ “今度は今野浩喜が恋をする、喫茶店ドラマ「三人兄弟」1年ぶりの続編決定”. お笑いナタリー. (2016年7月28日). http://natalie.mu/owarai/news/196141 2016年7月28日閲覧。 
  19. ^ 小出恵介、つんく♂モデルのアイドルP役「カリスマ性出したい」 ドラマ『武道館』”. ORICON STYLE (2015年11月24日). 2015年11月24日閲覧。
  20. ^ “松井愛莉、六角精児と二人芝居 涙と食欲を誘う癒し系グルメドラマ”. ORICON STYLE (株式会社oricon ME). (2016年3月6日). http://www.oricon.co.jp/news/2068044/full/ 2016年3月7日閲覧。 
  21. ^ 稲垣吾郎、潔癖でマザコン“ダメ夫”役に発奮 『不機嫌な果実』出演”. ORICON STYLE (2016年3月14日). 2016年3月14日閲覧。
  22. ^ “ダーリンハニーと出発進行「鉄道チャンネル」開局”. お笑いナタリー. (2011年5月23日). http://natalie.mu/owarai/news/49921 2011年7月13日閲覧。 
  23. ^ “六角精児の呑み鉄本線・日本旅”. NHK. http://www4.nhk.or.jp/nomitetsu/ 2016年4月10日閲覧。 
  24. ^ 六角精児の呑み鉄本線・日本旅”. NHK. 2016年8月9日閲覧。

関連項目[編集]

  • 横内謙介 - 扉座主宰の劇作家で、出身高校も同じ。

外部リンク[編集]