3年B組金八先生

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3年B組金八先生
Adachi-second J.H.S.jpg
桜中学校のロケ地であった
足立区立第二中学校廃校
現在は東京未来大学
ジャンル 学園ドラマ
放送国 日本の旗 日本
制作局 TBS
演出 生野慈朗
竹之下寛次
福澤克雄
今井夏木ほか
原作 小山内美江子
脚本 小山内美江子
清水有生ほか
出演者 武田鉄矢
茅島成美
森田順平
鈴木正幸ほか
音声 ステレオ放送(第4シリーズ〜)
字幕 文字多重放送(第7シリーズ〜)
第1シリーズ
放送時間 金曜日20:00 - 20:55(55分)
放送期間 1979年10月26日 - 1980年3月28日(23回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 海援隊贈る言葉
第2シリーズ
放送時間 金曜日20:00 - 20:55(55分)
放送期間 1980年10月3日 - 1981年3月27日(25回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 海援隊「人として
スペシャル
放送時間 金曜日19:00 - 20:54(114分)
放送期間 1982年10月8日(1回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 海援隊「贈る言葉」
スペシャルII
放送時間 金曜日19:00 - 20:54(114分)
放送期間 1983年10月7日(1回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 海援隊「人として」
スペシャルIII
放送時間 金曜日19:00 - 20:54(114分)
放送期間 1984年10月5日(1回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 海援隊「贈る言葉」
スペシャルIV
放送時間 金曜日19:00 - 20:51(111分)
放送期間 1985年12月27日(1回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 海援隊「贈る言葉」
スペシャルV
放送時間 金曜日19:00 - 20:51(111分)
放送期間 1986年12月26日(1回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 海援隊「贈る言葉」
スペシャルVI
放送時間 金曜日20:00 - 21:48(108分)
放送期間 1987年12月25日(1回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 海援隊「贈る言葉」
第3シリーズ
放送時間 月曜日21:00 - 21:54(54分)
放送期間 1988年10月10日 - 12月26日(12回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 武田鉄矢「声援」
スペシャルVII
放送時間 水曜日19:30 - 20:54(84分)
放送期間 1989年3月29日(1回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 武田鉄矢「声援」
スペシャルVIII
放送時間 金曜日19:00 - 20:54(114分)
放送期間 1990年12月28日(1回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 武田鉄矢「贈る言葉」
第4シリーズ
放送時間 木曜日21:00 - 21:54(54分)
放送期間 1995年10月12日 - 1996年3月28日(23回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 海援隊「スタートライン」
スペシャルIX
放送時間 木曜日21:00 - 22:54(114分)
放送期間 1998年4月2日(1回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 海援隊「贈る言葉」
第5シリーズ
放送時間 木曜日21:00 - 21:54(54分)
放送期間 1999年10月14日 - 2000年3月30日(23回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 海援隊「新しい人へ」
スペシャルX
放送時間 木曜日21:00 - 22:54(114分)
放送期間 2001年4月5日(1回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 海援隊「新しい人へ」
第6シリーズ
放送時間 木曜日21:00 - 21:54(54分)
放送期間 2001年10月11日 - 2002年3月28日(23回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 海援隊「まっすぐの唄」
第7シリーズ
放送時間 金曜日22:00 - 22:54(54分)
放送期間 2004年10月15日 - 2005年3月25日(22回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 海援隊「初恋のいた場所」
スペシャルXI
放送時間 金曜日21:00 - 23:24(144分)
放送期間 2005年12月30日(1回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 海援隊「初恋のいた場所」
第8シリーズ
放送時間 木曜日21:00 - 21:54(54分)
放送期間 2007年10月11日 - 2008年3月20日(22回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 海援隊「いつか見た青い空」
ファイナル
放送時間 日曜日19:00 - 23:09(249分)
放送期間 2011年3月27日(1回)
プロデューサー 柳井満
オープニング 海援隊「贈る言葉」
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3年B組金八先生』(さんねんビーぐみ きんぱちせんせい)は、1979年昭和54年)から2011年平成23年)までの32年間[1]にわたって、TBS系で断続的に制作放送されたテレビドラマシリーズ。日本学園ドラマ金字塔と称される作品である。

目次

概要[編集]

1980年代前半にTBSで放送されていた学園ドラマ『桜中学シリーズ』のメインとなる作品。東京都の区立桜中学校[2](第3シリーズとスペシャル7・8のみ区立松ヶ崎中学校。いずれも架空)を舞台に、中学校教員国語担当)である坂本金八(さかもときんぱち)が、学級担任をしている3年B組内に起こる様々な問題を体当たりで解決していくというのが大まかなあらすじである。

歴代の作品は中学3年時、特に本放送時と同じ時期である2学期中盤(第8シリーズでは2学期制導入により後期)から卒業時までを取り上げてきた。その中で高校受験、学習発表会での演劇文化祭での合唱コンクール、ソーラン節の他、中学校での学校行事も取り上げているが、中学3年時にあるイベントであっても修学旅行体育祭のように作中において一度も取り上げられなかったものもある[3]

『金八』の舞台が中学校になった理由について、プロデューサーの柳井満は「前年(1978年)に他局で高校ドラマを色々とやっており、『熱中時代(先生編)』(日本テレビ)は小学校を舞台にしていたため、結果消去法で中学校にした」と述べている[4]

当初の主人公岸田智史の予定であったが、「きみの朝」のヒットによりコンサート活動などで多忙となり、同じ芸能事務所所属であり、映画幸福の黄色いハンカチ』(1977年)で俳優としての頭角を現したばかりのフォークグループ海援隊」でリードボーカルを務める武田鉄矢が出演することになり、名実ともに坂本金八役の武田の代表作でもあり、当たり役となった。岸田は次番組『1年B組新八先生』の主人公で、桜中学に赴任する新人教師・新田八郎太役で出演することとなり、第1シリーズの最終回に新人教師の紹介としてゲスト出演している。

主人公の坂本金八の名は、武田が尊敬しているという坂本龍馬と初期の放送枠であった「曜夜時」からきている。柳井によると、当時裏番組で『太陽にほえろ!』(日本テレビ)や『ワールドプロレスリング』(テレビ朝日)が放送されており、この強力な裏番組のために放送された番組がことごとく低視聴率に終わったため、1979年初夏に編成部で「金八(金曜の夜八時枠の略称)をどうにかしろ」という合言葉が広がっていたことが発端である[5]。なお、番組上の設定では8人兄弟の8番目だからということになっている[6]

企画段階では苗字が「坂本」ではなく「阪本」で、さらに英語担当の教員という設定だった。英語の筆記体が書かれた黒板をバックに、右手でチョークを持ちながら人差し指を指す金八を写したスチル写真がTBSに残されている[7]。武田本人によれば「編成と制作の間で行き違いがあって編成は英語教師と思い込んでいた」という[8]

生徒役は、第1・第2シリーズでは、制作側から指名した役者[9]のほか、芸能事務所や児童劇団からの推薦を受けた子役が出演していたが[10]、第3シリーズからプロダクションや劇団に所属する役者の中からオーディションで選抜された[11]。特に「金八」人気が再燃した第5シリーズ以降、生徒役を目指す役者が多く集まり、第6シリーズでのオーディション倍率は40倍、第7・8シリーズでは約43倍となった[12][13]。「金八先生」の生徒役を演じた役者が、現在も俳優や女優やタレントとして活躍しているケースは少なくない。

オープニングは毎回俯瞰のアングルで映っている坂本金八が「3年B組ー!」と叫んだ後、出演している生徒たちが「金八先生ー!」と叫びながら金八の周りに駆け寄り、全員で金八を胴上げするといった演出をとっている。また、タイトルバックもシリーズ毎に異なるが、幼稚園児、柔道部やボート部の生徒、ジョギングをしている外国人女性に金八が挨拶する場面は定番として登場した。第1シリーズから32年間、一切これらの演出は改変されなかったため、番組終了後の現在でもパロディにされることが多い。

桜中学校の撮影には、主に東京都足立区立第二中学校が使用されていた。しかし第1シリーズ中盤より、話題が妊娠など過激であったため第二中学校側が撮影に難色を示したため[14]、続編となる第2シリーズでは葛飾区立葛飾小学校、第4シリーズでは足立区立江南中学校が使用された。第5シリーズからは再び第二中学校が使用されていたが、第二中学校は同区立第十六中学校とともに2005年3月31日をもって足立区立千寿桜堤中学校に統合され、廃校となった[15]。このため、第8シリーズでは足立区立鹿浜中学校が、ファイナル『最後の贈る言葉』は旧足立区立新田小学校[16]がロケ地になった。また、唯一桜中学以外の学校が舞台となった第3シリーズでは、都立葛飾野高校が松ヶ崎中学校として使用されていた。

製作本数はスペシャルを含め185本。金八が定年となるのを理由に[17]、2011年3月27日放送のファイナルをもって幕を閉じた。

放送終了後の2011年夏期(7月16日 - 8月28日)に赤坂サカスで開催された「夏サカス2011〜笑顔の扉〜」イベントでは、スマイルストリートに3年B組の教室が再現され『金八』の歴史が展示された[18]ほか、2012年1月通信教育会社「ユーキャン」のCMで武田が「金八先生」に扮して出演している。

断続的ではあったが、放送期間32年間という歴史が物語るように、『水戸黄門』や『渡る世間は鬼ばかり』とともに、TBSを代表するドラマ作品となった。

ストーリー[編集]

ストーリーの主要部は1時間枠の連続ドラマとして放送され、第1シリーズから第8シリーズまでのレギュラー放送があった。このほか、連続ドラマの各シリーズ間に挿入される形で、単発のスペシャルドラマが12作品放送された。

各シリーズは週1回で放送され、期間は10月開始の翌年3月終了の原則2クール(半年)だが、第3シリーズのみ12月終了の1クール(3か月)となっている。近年の連続ドラマでは「1クール(3ヶ月)」完結が多い中で、きわめて少ない2クールの部類である。

ドラマで扱われるテーマには時勢も反映され、教育現場においての時代に応じた課題が扱われることも多かった。

登場人物[編集]

坂本家[編集]

坂本 金八(さかもと きんぱち)
演 - 武田鉄矢
本作の主人公。
福岡県福岡市出身。1950年(昭和25年)8月8日生まれ[19]福岡教育大学教育学部を卒業し、東京都教員採用試験を受け、中学校国語教員となる[20]。学生時代は柔道をしていた。長髪がトレードマーク[21]で、坂本龍馬を尊敬している。
愛称は「きんぱっつぁん[22]で、ファイナルでは「ハッチ」と呼ばれていた[23]。また、博多に帰郷した際、昔の友人から「金ちゃん」と呼ばれていた[24]
第1、2シリーズでは、福岡出身であることもあり博多弁で喋るシーンも散見されたが、第3シリーズ以降は露骨に博多弁を喋るシーンはほぼ登場しなくなっている。
劇中では、桜中学校と松ヶ崎中学校を舞台としており、ほぼ毎年3年B組を担任している[25]
桜中学赴任当初は小田急線狛江駅近隣のアパートで一人暮らしをしていたが、吉村孝の失踪事件(第1シリーズ第1回)を機に、君塚から下宿先として桜中学近くの池内商店(桜中学校教師の池内友子宅)を紹介(同シリーズ第2回)され、以降はこの池内家で生活(第2シリーズまで)。その後、桜中学校の養護教諭・天路里美と結婚(第2シリーズ終了 - スペシャル1の間)し、2人の子供(長女・乙女、長男・幸作)を授かる。のちに妻・里美に先立たれ(第4シリーズ第1回に三回忌の設定)、子供達と3人で暮らすようになるが、再婚はしていない。ファイナルでは子供が全員独立したため、再び一人暮らしになっている。金八の子供である乙女・幸作は共に桜中学校の出身である(乙女…1998年卒業、幸作…2000年卒業)。
金八は教職員組合日教組)の組合員のようである。第2シリーズで我が子の成績を過小評価されていると思い込んだ保護者が学校を訪れ成績資料を開示するよう求めてきた際、どの教員も拒否したのに対し、金八が以前参加した「教研」(教育研究全国集会:日教組の研究集会)で類似の実践発表があったことを話し、成績の開示を勧めている場面がある[26]
第1 - 第3シリーズでは、金八が武田鉄矢のもとに出向いて武田(一人二役)と対面するシーンが設けられていた。
金八がシリーズ内で卒業させた生徒は240名。スペシャル7『第3シリーズ卒業スペシャル』以外の単発スペシャルで唯一卒業までを描いたスペシャル12の生徒25名を含めると265名の生徒が卒業している。金八の定年を描いたファイナル『最後の贈る言葉』では、桜中学校の卒業生が金八の卒業式を企画し、松ヶ崎中学校が舞台となった第3シリーズ以外の各シリーズで生徒役を演じた150名と、金八の最後の生徒となったファイナル生徒役25名の合わせて175名が出席した[27]
金八の職歴
世田谷区立世田谷第一中学校( - 1979年(昭和54年)9月)[28]
足立区立桜中学校(1979年(昭和54年)10月 - 1988年(昭和63年)3月)
足立区立松ヶ崎中学校(1988年(昭和63年)4月 - 1994年(平成6年)3月)
文部省教材研究課(研修)(1994年(平成6年)4月 - 1995年(平成7年)10月)
足立区立桜中学校(1995年(平成7年)10月 - 2002年(平成14年)3月)
足立区教育委員会事務局改革推進課(2002年(平成14年)4月 - 2004年(平成16年)3月)
足立区立桜中学校(2004年(平成16年)3月 - 2011年(平成23年)3月)
天路 里美(あまじ さとみ) / 坂本 里美(さかもと さとみ)
演 - 倍賞美津子(第1 - 3シリーズ、スペシャル1 - 8、第4シリーズ第1回(声のみ)、スペシャル10(声のみ))
金八の妻。養護教諭であり、保健室の先生。豪放磊落な性格で、独身時代から苗字をもじって「アマゾネス」と生徒から恐れられるほど男勝りだった。その反面、人一倍涙もろく(金八赴任以前の)卒業式で感極まって号泣、その事が原因で式の進行を妨げてしまい翌年以降は卒業式には臨席せず、職員室や保健室で待機していた。第2シリーズとスペシャル1の間に金八と結婚し、楓中学校へ転任。スペシャル1の時には乙女を、スペシャル2のときには幸作を身ごもっていた。スペシャル8と第4シリーズ第1回の間に乳癌[29]のため病死する。結婚、死去ともに設定のみでストーリー中は描かれていないが、第7シリーズ『命とは何だろう…?金八先生、涙の授業』で里美を看取った様子を金八が涙ながらに生徒に話すシーンがある。
坂本 乙女(さかもと おとめ)
演 - 大路明日香(スペシャル2、3)→江口美穂(スペシャル4 - 6、8、第3シリーズ)→星野真里(第4シリーズ以降[30]
金八の長女。東京都足立区出身で、1982年生まれ。桜中学校→東京都立晴海総合高等学校千葉大学教育学部を卒業し、樫の木養護学校教諭になる。幼少期から明るくしっかり者。第4シリーズ以降は金八の生徒である杉山修一・坂田拓也、金八の同僚の遠藤達也などに一目惚れされており、この3人が乙女のことで喧嘩したこともある[31]。その他、第4シリーズの他の男子生徒からももてはやされていた。赤ん坊の頃、腸重積を患い病院に運ばれたことがあり、Rh-AB型という稀少な血液型のために輸血が困難になり、危篤状態になるが金八の教え子である岩沼幸一郎からの輸血で一命を取り留めた[32]。ファイナルでは、3年B組OGの青沼美保のプランの元で、樫の木養護学校の同僚である湯山朋弘と結婚・挙式した。
名前は坂本龍馬の姉・坂本乙女から。
坂本 幸作(さかもと こうさく)
演 - 江口雄大(スペシャル4 - 6、8、第3シリーズ)→佐野泰臣(第4シリーズ以降)
金八の長男。東京都足立区出身で、1984年生まれ。桜中学校→東京都立青嵐高等学校→埼玉大学教育学部を卒業。第5シリーズでは当初3年B組に在籍していたが、当時の担任・中野の入院に伴い、父の担任就任で3年C組に組替えされる。同シリーズ主要キャラクターである兼末健次郎や安井ちはるとは幼馴染。第5シリーズでは父の担任就任まで3年B組に在籍していたため当時のクラスメイトからは親しまれており、後輩となる第6シリーズの3年B組生徒たちからも慕われていた。第6シリーズでは悪性リンパ腫を発症し、一時は生死の境を彷徨ったが克服する。第7シリーズでは大学受験に失敗し浪人していたが、その後埼玉大学教育学部に合格。第8シリーズ第7回から第11回まで教育実習生として教育実習を受けていた[33]。ファイナルでは、群馬県の教員採用試験を受けて教員となっている姿がある[34]
名前(幸作)の由来は、乙女の恩人である岩沼幸一郎から一文字をとったもの。「幸せを作る人」という意味で名付けられている。

地域[編集]

大森 巡(おおもり めぐる/大森巡査)
演 - 鈴木正幸
金八同様、スペシャルも含めた全作に出演(新八 仙八 貫八等、姉妹編にも登場)北千住派出所勤務[35]巡査で、津軽弁で口うるさくおせっかいである。金八の「ケンカ友達」であり、よく荒川土手などで口論を繰り広げているが、「喧嘩する程仲が良い」という証拠で、お互いに「友人」と公言している。正義感が強く根は悪くないが単純で、すぐ地域の人々の問題に首を突っ込む。第4シリーズでは生い立ちと警官になった理由が語られ(出身地は東北。高校卒業と同時に警視庁に採用となり上京)これに感化された3年B組生徒の北郷哲也が警察官を目指すきっかけとなった[36]。出世は望んでおらず、地域勤務であることを誇りに思っている。津軽弁で話し、自転車「ホワイトアロー号」を愛用。ただ、愛用している自転車にも拘わらず、なかなか上手く乗りこなすことができない。不審者を発見した時など大事なシーンに限って、運転を誤りよく転倒する。また金八らを追いかけようとした直後に三輪車に乗った幼児と衝突し、その幼児を泣かせてしまったこともある。第5シリーズでは、兼末健次郎の兄・雄一郎を追いかけている最中に、道政利行の運転する車にはねられる。ファイナルでは、定年する金八と時を同じくして大森自身も定年となり、交番相談員として今後も地域のために活躍することが語られた。
巡の名は、本来作中では設定されておらず、第5シリーズ当時公式ウェブサイトのインタビューで鈴木本人が答えたものである[37]
道政 利行(みちまさ としゆき)
演 - 山木正義
明子の夫でスーパーマーケット「スーパーさくら」の経営者。第4シリーズから登場。
道政 明子(みちまさ あきこ)
演 - 大川明子(村野仁美)[38]
スーパーさくらを夫の利行とともに経営。第2シリーズの3年B組生徒で、元看護師。第4シリーズで1児の母となる。
道政 太郎(みちまさ たろう)
演 - 田中雄土(第5 - 7シリーズ)
道政夫妻の長男。
安井(やすい)
演 - 柴俊夫(第5 - 7シリーズ、ファイナル)
安井病院→安井総合病院の院長。娘のちはるは第5シリーズの3年B組生徒で、現在は当病院の看護師。兼末健次郎の母の兄とは高校の同級生であり、兼末家とは家族ぐるみの付き合いをしている。健次郎たちのことも幼いころから知っており、兼末家の家庭事情を知る数少ない人物でもある。第6シリーズでは、悪性リンパ腫を発症した幸作の事で金八の相談に乗ったりもしたほか、第7シリーズでは覚醒剤問題の事で金八に協力し、ファイナルでは狭心症となった金八の検査をした。
池内 シカ(いけうち シカ)
演 - 都家かつ江(第1シリーズ、スペシャル1)、千石規子(第2シリーズ)、大路三千緒(スペシャル2)
池内友子の母で雑貨店を経営していた。第1シリーズでは妊娠が発覚した浅井雪乃の強い信念に感銘し、彼女に親身に接した。スペシャル3で故人の設定になっている。
池内 一郎(いけうち いちろう)
演 - 木村雄(第1 - 2、4シリーズ、スペシャル3)
池内友子の息子。昭和44年度生まれ。中学時代は問題児であったが、正義感は強い。第4シリーズでは桜小学校の教師となっている。
上野(うえの)
演 - 高城淳一(第2シリーズ)
加藤優が就職した墨東工業(自動車修理工場、第4シリーズで「上野製作所」に社名変更)の社長。保護司等、多数の資格を所持している。金八と同様に、間違ったことをすれば自ら頭を下げ謝罪するほか、残業無しで定時制高校に通う事も認めているなど、神津清一ら不良からの信頼も厚い。
マイカーはジープである[39]
岸森 敏雄(きしもり としお)
演 - 古尾谷雅人[40](第2シリーズ)
荒谷二中のOBで暴走族「魑魅怒呂」の元メンバー。現在はチームを卒業しているが、神津や他のメンバーからも信望がある。上林の教え子で、スナック「Z」のオーナー。その後は、レストラン経営の勉強のため、店を清一に頼み、自身は海外に留学する。
神津 清一(こうづ せいいち)
演 - 田浦智之(第2シリーズ)
暴走族「魑魅怒呂」のリーダー。荒谷二中の元番長で、加藤優の先輩。当初は金八の事を他の教師同様に毛嫌いしていたが、徐々に慕うようになる。その後海外に留学した岸森からスナック「Z」を預かる。自殺を考えていた青木繁好を助けたこともある。
浜島(はまじま)
演 - 柳葉敏郎(第2シリーズ)
暴走族「魑魅怒呂」のメンバー。荒谷二中で優や悟が放送室に籠城しているニュースをガソリンスタンドで聞き、荒谷二中へと向かった[41]
兼末 雄一郎(かねすえ ゆういちろう)
演 - 須藤公一(第5、6シリーズ、スペシャル10)
第5シリーズの3年B組生徒・兼末健次郎の兄。東京大学に一発で合格できる程の秀才であるが、元々人付き合いが苦手なだったこともあり、入学後人間関係に悩み始める。アメリカ留学を勧める母とそれに反対する姉の板挟みに耐えかね、部屋にひきこもり家庭内暴力を振るうようになる。その後は深夜になると度々家を抜け出して町を徘徊しており、大森からは「怪物」と呼ばれて追われていた[42]。また2年以上も自室に閉じこもって偏った食生活をしていたため、過食症になっていた。周囲にはアメリカに留学したことになっていたが、大森から逃げる際に彼と共にスーパーさくらの車にはねられたことで嘘がばれてしまう。それからは家を出て一人暮らしを始めようとするも、息子を手放したくない母と揉みあいになり、止めに入った健次郎が母を刺してしまう結果となってしまう。その後家族と和解し、新聞配達のアルバイトをしながら、服部のフリースクール「風」を手伝うことになる(大学を中退したのかどうかは明言されていない)引きこもっていた頃は暴力的な性格だったが、根は弟思いの優しい性格であり、友人との確執で悩む健次郎を励ましたりした他、フリースクールの子供たちからも慕われていた。第6シリーズにも登場。「風」の手伝いは続けており、同シリーズの成迫政則が悪質な出版社を相手に訴訟を起こす際に、自身の体験を政則に話し、服部たちと共に彼を応援する。
稲葉 浩志(いなば ひろし)
演 - 光石研(第7シリーズ)
第7シリーズの3B生徒・稲葉舞子の父親。弁護士で桜中学校のPTA副会長を務める。しゅうの父の事業が失敗した際に色々と相談に乗っており、しゅうの家の事情も知っている。しゅうが逮捕された際には彼の弁護士となる。
河合(かわい)、下部(しもべ)
演 - 甲本雅裕(河合)、畠中正文(下部)(第7シリーズ、スペシャル11)
第7シリーズの3B生徒・丸山しゅうや彼の父に覚醒剤を売りつけていたヤクザ。事務所から薬を持ち出したしゅうの父のことをしつこく追い回しており、彼の居場所を探るためにしゅうに暴行を加えたり、3年B組の生徒にしゅうの情報を教えるように恫喝するなどしていた。第7シリーズ第11回「鶴本直・決断の旅立ち」でしゅうの家に押し入ったが、舞子と崇史の通報により駆け付けた警察に逮捕される。スペシャル11ではゲームセンターを徘徊していたしゅうを見つける描写がある。
関口(せきぐち)
演 - 島崎俊郎(第8シリーズ)
鹿島田が桜中の弱小だったサッカー部を強くするために招いた元Jリーガー。普段は地元の小学生のクラブチームでコーチをしている。傲慢かつ陰険な性格で実力主義者でもあり、桜中のサッカー部を「小学生以下」と酷評し、自身の指導するクラブチームとの練習試合で小学生相手に惨敗した部員たちに「ゴミ」、「試合には出さない。」と宣言したため、激怒した部長の3年B組生徒・大西悠司に殴られてしまう。その後金八から生徒を傷つけた事に対して謝罪するように迫られる。

桜中学校教職員[編集]

坂本 金八
演 - 武田鉄矢
国語担当。坂本家を参照。
天路 里美
演 - 倍賞美津子
養護教諭。坂本家を参照。
乾 友彦(いぬい ともひこ)[43]
演 - 森田順平(第1 - 2、4 - 8シリーズ、スペシャル1 - 6、9 - 11、ファイナル)
金八の盟友で一番の理解者。数学担当。
第4シリーズでは学年主任、第5シリーズから第7シリーズまで3年A組担任で、第8シリーズでは担任を外れ、再び学年主任を担当する。松ヶ崎中学校が舞台になった第3シリーズ以外には全作出演しており、全編を通じて金八の次に登場回数が多い。何度か桜中学校を離れている金八に対し、彼は第1シリーズから一貫して桜中学校に在籍している。基本的にクールな性格だが、その生真面目さが災いしてトラブルに発展することも少なくなかった。
あだ名は「カンカン」。初期シリーズではこれは陰口の類で「パンダじゃあるまいし」[44]と怒っていたが、金八は第2シリーズで「愛嬌があっていいニックネーム」と言っており[45]、第4シリーズで第1・2シリーズの同僚・田沢からの電話で自ら「数学のカンカンです」と言い[46]、第6シリーズでは「結構気に入っている」と千田に対して語ってもいる。しかし、第7シリーズ以降は、あだ名で呼ばれてはいない。
車で通勤しており、同僚や生徒の送り迎えをすることもしばしばある。
初期のシリーズではことあるごとに金八と対立し、時には殴り合いにまで発展することもあった。数学の苦手な生徒を「ピーマン10」呼ばわりしたり[47]、わざと落とし穴的問題を試験に出題したり[48]、残業を嫌って早々に帰宅するなど、傲慢な言動が目立ち、金八に教師になった理由を「安定株だから」などと答えていた。また、第1シリーズでは生徒に殴られる[49]などトラブルも絶えず、スペシャル6までは体罰教師に賛同するなどしていた。
金八が桜中学に復帰した第4シリーズ当初は皮肉を交えながら金八を批判することもあったが、その後は徐々に丸くなっていった。また、「ツッパリ山田麗子や番長コンビの加藤優・松浦悟らとやりあってた頃が懐かしい」と発言したり[50]、授業にギャンブル要素を取り入れたりもしている[51][52]。第6シリーズの主要生徒・成迫政則の服役中の父親のことも知っており、彼のことを「とても立派な教師だった」と評価している。今では金八の一番の理解者で、彼と共に生涯一担任として過ごす決意をする。第7シリーズの丸山しゅうの覚せい剤問題では、第1・2シリーズの同僚でフリースクール園長の服部の所に相談に行ったりしながら、辞表を提出する金八を必死に説得した[53]。第5シリーズ終了後、デイサービスセンター主任の小椋英子と結婚。英子が自宅で長男を出産したあとの3年B組の授業では、生徒からクラッカーで一斉に祝福され感動している姿があった[54]。また、第8シリーズでは新しく娘がおり[55]、現在は3人の子[56]を持つ父でもある。
苗字の『乾』は板垣退助の旧姓であり、坂本と同じく幕末の土佐藩士の姓に因んでいる。
国井 美代子(くにい みよこ)
演 - 茅島成美(第1 - 2、4 - 7シリーズ、スペシャル1 - 6、9 - 11、ファイナル)
理科担当(後に教頭)。初期のシリーズでは、生真面目すぎる性格とヒステリックな言動で、乾と同様に生徒とのトラブルも多かった。一方で、他の生徒に内職のことを注意している最中、加藤優に「漫画読んでたわけじゃないんだから、あんましケツの穴の小さいこといいなさんな、オバハン」と言われた時だけは、何も言い返せずに職員室に引っ込んでいる[45]。この5年前には、金髪の生徒を叱り付けすぎた為、暴走族に乗り込まれるという事件に巻き込まれている。
第4シリーズでは3年A組の担任。さらに加藤優を「卒業生全員は覚えてないけど、加藤君は特別な生徒だから覚えている」と言っている[57]。スペシャル9より教頭に就任。教頭就任後は管理職という立場から口うるさく言うことも多いが、以前よりは容姿も含めて多少丸くなり、長い付き合いの金八の手腕を高く買っていて信頼を寄せている。千田が校長だった時期は、校長と教職員との対立の板挟みに遭い悩む姿が多かった。定年間近になっても校長昇進の夢が諦めきれなかったが、ついに叶わなかった。また桜中学への愛校心も強く、荒谷二中との統廃合の話が持ち上がった際には大西の遺影の前で「桜中がなくなったら歴代の校長先生方に申し訳ない。」と涙を流したこともある[58]。乾と同様、第1シリーズより一貫して桜中学勤務だったが、第7シリーズ(正確にはスペシャル11)を最後に勇退。 ファイナルでは乙女の結婚披露宴に参加。
服部 肇(はっとり はじめ)
演 - 上條恒彦(第1 - 2、4 - 7シリーズ、スペシャル1 - 2、9 - 10、ファイナル)
社会科担当。第1シリーズでは3年A組担任で学年主任、第2シリーズは2年担当。野球部顧問。第5シリーズ以降は公立フリースクール「風」園長になっている。フリースクールの生徒からは「肇さん」と呼ばれている。初期のシリーズから、問題に体当たりでぶつかる金八の教育への情熱を認め、先輩教師として暖かく見守り、今でも金八の良き相談相手。髭がトレードマーク。ファイナルでは乙女の結婚披露宴に出席。
田沢 悦子(たざわ えつこ)
演 - 名取裕子(第1 - 2、4シリーズ、スペシャル1 - 3、9、ファイナル)
美術担当。生徒たちのマドンナ的存在で、天路と結婚するまで金八も想いを寄せていた。池内友子の従妹で、第1・2シリーズでは金八と共に池内商店に住む。その後退職し画家として活動。個展を開くなどし、後に金八とも再会する。ファイナルではスケジュールの都合で結婚式には出られなかったが、後に金八と会い、絵をプレゼントした。
池内 友子(いけうち ともこ)
演 - 吉行和子(第1 - 2、4 - 7シリーズ、スペシャル1 - 3、6、9 - 10、ファイナル)
家庭科担当。自宅はタバコや菓子や日用品を販売する「池内商店」[59]で、独身時代の金八を下宿させた[60]。穏やかな性格で服部らと金八を暖かく見守る。基本的に穏やかな性格だが、時には3年B組の生徒を殴る厳しさもある。第2シリーズでは3年D組担任。第4シリーズでは宮沢歩(第1シリーズで浅井雪乃と宮沢保の間に生まれた子)を一晩宿泊させ、また、第6シリーズでは、事情があって桜中学に転校してきた成迫政則を自宅に下宿させ、暖かく世話をする。成迫正則の父とはかつては職場の同僚だった。第7シリーズでは子供からの電話相談を受ける「あだちチャイルドライン」勤務、丸山しゅうと対話している。ファイナルでは乙女の結婚披露宴に出席。
北 尚明(きた なおあき)
演 - 金田明夫(第4 - 8シリーズ、スペシャル9 - 11、ファイナル)
社会科担当(後に副校長)。職員室のムードメーカー。生徒の間では「北風小僧」「カン太郎」と呼ばれている。現実主義者であるため、金八の大胆なやり方に苦言を呈し、普段は金八を信頼する他の教師とは一歩引いた立場にいる。しかし、影ではその教育手腕を認めていて、時には熱い言動で金八を擁護することもある。
第6シリーズでは、義母の病気などの家庭問題を抱えていたため、千田喜朗が敵視する金八に賛同し他校に異動させられるのを恐れ、千田に同調することもたびたびあった。しかし内心は葛藤を抱えていて、他の教師の金八追放反対運動に同調できないことを涙ながらに金八に詫びた。さらにその後の卒業式で金八異動が発覚、式を中断して行った緊急会議では「人間を作る、坂本先生に賛成です」と千田を前に発言し、彼を裏切った。 第7シリーズでは、生徒が覚せい剤で逮捕された責任を感じ辞表を出した金八に、目を潤ませながら辞表撤回を訴えた[61]
学生時代は陸上部に所属[62]。2人の子供がおり、第5シリーズでは優秀な兄に引け目を感じコギャルになってしまった娘が心配で、授業がおろそかになったこともある。娘を探すために渋谷でギャルに片っ端から声をかける場面を生徒に目撃され淫行ではないかと疑われるが、金八の提案で生徒たちの前で涙ながらに真相を語ったことで生徒たちの誤解を解くことができた。第5シリーズで金八が中野の代理で3年B組担任になったことで自身のクラスに回ってきた幸作のことは数か月しか担任をしていなかったが、彼が高校入試で合格した際には抱き合って喜んだり、第8シリーズで桜中に教育実習にやってきた際にも喜んでいるなど自分の教え子として誇りに思っている模様。第5シリーズ後から管理職試験を受け教頭を目指し、第6シリーズや第7シリーズで千田が校長だった頃は少しでも良い印象を与えるために彼にゴマをすったりして腰巾着的な立ち位置だった。第7シリーズの校長不在時には自称「教頭代理」として口うるさい言動が多くなった。第4シリーズから第7シリーズまで3年C組担任であった。第8シリーズより副校長(旧役職名は教頭)に就任。鹿島田浩二にゴマをすったり、学校の評判を気にするなど管理職として言動が多くなったが、今でも金八の手腕は認めている。
ファイナルでは乙女の結婚式で幸作と再会し喜び合う場面があった。
本田 知美(ほんだ ともみ)
演 - 高畑淳子(第4 - 8シリーズ、スペシャル9 - 11、ファイナル)
天路の後任として勤務してきた養護教諭。優しくサバサバした性格で生徒からの信頼も厚い。金八の良き理解者で相談に乗ることも多く、様々な問題に金八と二人三脚で立ち向かう。保健に関する特別授業(時に「過激な性教育」)を行うこともある。前任の養護教諭・天路とも面識があり、第1シリーズの「愛の授業」の事も知っている。復活した「愛の授業」では、自身の初体験の話を生徒に聞かせた[63]。第8シリーズでは、生徒数減少による桜中学の存続の危機をどうするかの教員会議で、金八が生徒を大事にしなければ教育ではないといった持論を展開していったことに対し、「あたしも坂本先生の言っていることは理解できます。しかし、このまま生徒数が減少するのであれば、あなたの大事な3年B組がなくなってしまうのも事実です」といって桜中学存続のため何でもやると宣言した。その後、第8シリーズ後半で生徒数が増加したことで「これであなたの大事な3年B組がなくならなくてよかったですね、坂本先生」とコメントしている。また、立花かおりが生徒から「カオリン」と呼ばれているのを聞いて、「若いっていいわねぇ、あたしもトモリンって呼ばれたいわー」という発言をしていた。これを聞いた金八は「先生の場合はトモリンではなく、ホンちゃんって感じですけどね」と突っ込まれていた[64]
遠藤 達也(えんどう たつや)
演 - 山崎銀之丞(第5 - 8シリーズ、スペシャル10 - 11、ファイナル)
理科担当。登場当初は無気力教師だったが、文化祭のソーラン節指導をきっかけに暴走気味の熱血教師に変貌。単純かつ喧嘩っ早い性格。今では本屋への出向や「夜回り隊」など校外で活動的に動く。空手部顧問であり、「エンちゃん」・「ブルース・リー」とよばれることもある。第8シリーズを除く卒業式ではトラブル(マイクの音が出ない、マイクスタンドが落下する、パイプ椅子に足を引っ掛ける、など)に見舞われる「お約束」が存在する。普段は単純な性格だが第6シリーズの3年B組生徒・今井儀の部屋に押し掛けてきたチンピラを空手で撃退し、彼の部屋に強引に家宅捜索に入った刑事のやり方を非難するなど男気を見せることもある。卒業式で金八の異動が発覚した際には兼末健次郎ら卒業生の先頭に立って千田に抗議をした。3Bがソーラン節を踊る際には毎回指導しているが、第5シリーズでは無茶な指導が原因で心臓に持病のある山田邦平が倒れてしまったり、第7シリーズでは半纏を下駄箱に突っ込んだ生徒を注意しに来た田中センター長の「どアホ」発言にキレて取っ組み合いの喧嘩に発展するなど熱くなりすぎるあまりトラブルになることが多い。
乙女に惚れており、坂本家によく入り浸っているうえ、金八のことを勝手に「お義父さん」と呼んで突っ込まれている。第8シリーズから3年A組担任とともに生徒指導主任にもなるが、校則のあり方で金八とよく衝突を起こしたり、権力をかさに高圧的な態度もとることが多く、これまでのシリーズにおけるコミカルさは徐々に少なくなっている。しかし、3年B組の生徒が自分のクラスの生徒の自殺を阻止した際には話を詳しく聞かずにヒーロー扱いしたこともある。校長や北と同様金八の手腕は認めており、有名高校の合格者が自分のクラスからは1人しか出なかった際には教師としての自信を無くし、金八の元に相談に訪れた他、自身の軽率な発言が原因で金八が3年B組の担任を外されてしまった際には責任を感じて髪を切って坊主頭したこともある。ファイナルでは荒谷二中へ異動しているが、金八のために桜中学へ駆け付け、影浦の補習を担当した。
左右田(そうだ)
演 - 財津一郎(第1シリーズ、スペシャル9、ファイナル)
英語担当。第1シリーズでは3年C組の担任を務める。何事にも大袈裟で奇声を発するなど桜中学教員のボケ役。金八のことを英訳して「ゴールドエイト」と呼ぶことがあった。息子を亡くした上に妻と別れて長らく独り身だったが、ファイナルでは乙女の結婚式に出席しフィンランド人と再婚を果たしたことを発表した。
遠藤 伊知子(えんどう いちこ)
演 - 宇田川智子(第1シリーズ)
保健体育担当。
伊東(いとう)
演 - 福田勝洋(第1 - 2シリーズ、スペシャル1 - 3、5 - 6、9)
保健体育担当。3年B組女子のディスコ事件で、華麗なステップを披露する[65]。スペシャル5、6では別の中学校へ転勤するが、川村とともに金八を援護する。スペシャル9で桜中学へ復帰。
川村(かわむら)
演 - 三木弘子(第1 - 2シリーズ、スペシャル1 - 3、5 - 6)
学校用務員(用務主任)。第1シリーズでは、3年B組の中で最後まで進路が決まらなかった中尾友行のために、都立2次試験まで毎日お百度参りした[66]
上林(かんばやし)
演 - 川津祐介(第2シリーズ、スペシャル2)
英語担当。第2シリーズの3年A組担任で学年主任。物静かで筋の通った人物。かつて荒谷二中で教鞭をとっていた経験があり、当時受け持っていた不良たちからも信望があり、荒谷二中の教師の音羽や君塚の元教え子である刑事の滝田とも面識がある。加藤優の問題には卒業生とのパイプ役となるなど金八と共に奔走する。あだ名は「宇宙人」。
河島(かわしま)
演 - 河原崎長一郎(第2シリーズ)
国語担当。
平野(ひらの)
演 - 佐藤オリエ(第2シリーズ)
数学担当。
石津(いしづ)
演 - 平沢公太郎(第2シリーズ)
事務職員(主任)。
森村(もりむら)
演 - 南果歩(スペシャル4 - 6)
理科担当。スペシャル4では辞職覚悟で臨んだ金八最後の特別授業を見て感動する。
河田(かわだ)
演 - 加藤善博(スペシャル4 - 6)
保健体育担当。すぐに生徒の頭を竹刀でたたく暴力教師だが、自分なりに生徒のことを考えており、スペシャル5では生徒の前で金八と教育論を闘わせた。
佐々木(ささき)
演 - 大方斐紗子(スペシャル4)
英語担当。
広瀬(ひろせ)
演 - 室井滋(スペシャル6)
養護担当。
八木 宏美(やぎ ひろみ)
演 - 城之内ミサ(第4 - 7シリーズ、スペシャル11)
音楽担当。文化祭と卒業式(最終回)のみの出演。第4シリーズ『涙の大合唱』では、熱血の生徒指導を展開。
阿部 一智(あべ かずとも)
演 - 前田淳(第4シリーズ)
数学TT。3年B組生徒・菅久美子に好意を持たれ、それが原因で騒動が起きる。
岩崎 恵(いわさき めぐみ)
演 - 児島未散(第4シリーズ、スペシャル9)
英語担当。スペシャル9では中学2年生になった幸作の担任教師[67]となった。
三宅 範正(みやけ のりまさ)
演 - 平山陽佑(第4、6シリーズ)
保健体育担当。後に安井病院の院内学級の講師となる。
中野 明(なかの あきら)
演 - ラサール石井[68](第5シリーズ)
国語担当。生徒に対する締め付けが強く、言うことを聞かない生徒には暴力を振るうことも辞さないため、一部の生徒からは良く思われていない。そのことが原因で兼末健次郎らに暴行を受け、さらに静養中に健次郎(の差し金による市村篤)から造花の菊の花を贈られたことにショックを受け睡眠薬を大量に服用して自殺未遂を起こす。しかし、金八の勧めで服部のフリースクール「風」の手伝いをすることで心を癒し、さらに反省した篤が、後には健次郎自身が謝罪に出向いたことで復帰を決意し、3年B組の生徒達の前でこれまでの事を謝罪し、生徒達と和解する。卒業式では3年B組担任として生徒の名前を読み上げる金八の隣で生徒を見守っていた。学生時代は柔道の学生チャンピオンであったらしい。
小田切 誠(おだぎり まこと)
演 - 深江卓次(第5 - 7シリーズ、スペシャル10 - 11)
英語担当。バイクで登校する熱血教師。通称「GTO」「ギリ様」。女子生徒に人気。第7シリーズでは遠藤・シルビアと「夜回り隊」の一員になる。
渡辺 花子(わたなべ はなこ) / 小林 花子(こばやし はなこ)
演 - 小西美帆(第5 - 7シリーズ、スペシャル10 - 11)
家庭科担当。バレー部の顧問をしている。生徒に人気の新任教師として、第5シリーズから登場。好きな色は白で、毎日白い服を着ている。第6シリーズでは2年A組担任、終了後に非常勤講師・小林昌義と結婚。第7シリーズでは、2年B組(後の3年B組)を受け持ち、生徒からは慕われていたものの、学級崩壊に近い状態で産休・育児休暇に入ってしまう。復帰直前に育児ノイローゼになり、休暇延長となった為、復帰はシリーズ後半となった。第5シリーズでは新任であるため失敗することが多かったが、第6シリーズでは千田に堂々と意見を言うといった面も見られるようになる。
小林 昌義(こばやし まさよし)
演 - 黒川恭佑(第6 - 7シリーズ)
第6シリーズでは非常勤の数学教師として登場。その際に3年B組生徒・笠井美由紀に好意を持たれ、付きまとわれたことから騒動に発展した際には、千田に掴みかかるほど感情的になったこともある。放送終了後、桜中学校家庭科教師の渡辺花子と結婚する。第7シリーズでは楓中学校に常勤教諭として赴任。その後も楓中や妻の花子の愚痴を言いに金八のもとを度々訪れている。
ジュリア・ローソン
演 - サリマタ・ビビ・バ(第6シリーズ)
英語実習助手(Assistant English Teacher)。歌を唄うことが得意[69]
シルビア・マンデラ
演 - マリエム・マサリ(第7シリーズ、スペシャル11)
英語実習助手(Assistant English Teacher)。セネガル出身[70]。走りが早く、第7シリーズで地域におきていたある事件を解決するきっかけを作る[71]
矢沢 亮(やざわ りょう)
演 - 山田純大(第8シリーズ、ファイナル)
英語担当。現実主義者ではあるが、授業に対する姿勢においてはプロ意識を持っており、桜中学の英語レベルを上げてきた功績(模試レベルの成績上位)は鹿島田浩二からも評価されている。思っていることはすぐに口走る上、会話をしていてもすぐに英語で話をする癖がある。そのため金八から「あなた、ここは日本の学校なんですから、日本語で話しかけてくださいよ」と言われている。後に金八に多少は協力するようになる。琉球大学出身で、柔術の心得もある。父親を想う茅ヶ崎紋土のスピーチに涙したり、北山大将の母親が息子や夫と別れ、別の男性と暮らすようになった話を聞いた際には必要以上に感情的になるなど、自身も両親と複雑な親子関係があったことを暗に匂わせている[72]。茅ヶ崎紋土のスピーチを聞いてからは、彼に父親への手紙を書く時には相談に来るように告げたり、入試前にはエールを送るなど彼のことを気にかけている。
川口 董子(かわぐち すみれこ)
演 - 明星真由美(第8シリーズ、ファイナル)
社会科担当。髪型はおかっぱ(ファイナルではシニヨンにしている)。保育園に通う子供を持つ母親でもあるため、子供が体調を崩したときは仕事を休んだり早退したりしている(額を触っただけで体温がわかる)。このことから教育熱心とは言えない一面も。なお、彼女が不在の際の代役は元社会科担当である北が行っている。
授業のときには竹刀を持ち、質問に答えられないとペナルティを課している(「覚えるまでその項目をノートに書く」「校庭を3周走る」など[73])。子育ても忙しいが、熱心に頑張ろうとする生徒の熱意に負け、補習を行うなど協力的な面もうかがえる。
立花 かおり(たちばな かおり)
演 - 藤澤恵麻(第8シリーズ、ファイナル)
美術担当で、教師になったばかりの新人。一部の生徒からは「カオリン」と呼ばれて親しまれている。東京都教育委員会主催の教育美術展への風景画の出展をめぐって生徒の保護者から理不尽なクレームをつけられ悪い評判を広められるが[74]、金八の助言もあり教師としての自信を取り戻す。目標は「教師だけど生徒目線」。
木村 正(きむら ただし)
演 - 瀬川亮(第8シリーズ、ファイナル)
保健体育担当で、サッカー部顧問。鹿島田が招いた元Jリーガーの関口(島崎俊郎)による理不尽な指導の影響でサッカー部の1・2年生が退部するという事態に追い込まれる[75]。表立って反対もしないタイプであるが、北が強引に持ち物検査を実施した際には矢沢、川口と共に彼を非難していた。
香坂 保(こうさか たもつ)
演 - 加藤虎ノ介(ファイナル)
理科担当。生徒を見下す態度を取り、たとえテストで高得点を取っても自身のやり方に従わない生徒には良い成績をつけないため、多くの生徒から嫌われている。黒板に自身を中傷する落書きが書かれた際に真っ先に景浦裕也を犯人扱いし、真犯人の生徒が名乗り出ても景浦に謝罪しなかった挙句、真犯人の生徒を理科の授業で電流実験の実験台にしようとするなど非常に陰険な性格。そのことで景浦に殴られてしまい、金八が景浦を桜中に復帰させたいと言い出した時には他の教師が賛成する中最後まで反対した。しかし結局は景浦の受験勉強の頑張りに、景浦のために作った入試用の問題集を金八に手渡した。

桜中学歴代管理職員(教頭または副校長以上)[編集]

君塚 美弥子(きみづか みやこ)
演 - 赤木春恵(第1 - 2シリーズ、第4シリーズ、第7シリーズ、スペシャル1 - 6、9、ファイナル)
当時としては珍しい女性校長。時折事件に巻き込まれる金八の理解者であり、第2シリーズでは「卒業式前の暴力」で金八や自治会の面々と共に警察との折衝に当たり、警察側にいたかつての教え子である滝田刑事(鈴木慎)の万引きに目をつぶった、という過去を持ち出しての文字通りの「捨て身の説得」によって、逮捕された加藤優や松浦悟らを注意のみで即日放免させている。かつて出征し特攻隊員として戦死した兄がおり、同シリーズの学習発表会では劇「雪の夜ばなし」を成功させた後、特攻隊に扮した一部3B生徒に対し、壇上から涙ながらに苦言を呈したこともある(この際に昭和19年生まれと判明する)専門教科は数学だったようで、第2シリーズで転校してきた加藤優の学力を計る特別授業の際、これを拒否した乾に代わり数学を担当した。第7シリーズで再登場し、和田から民間校長候補の板橋のアテンドを頼まれたことで桜中学にやってくる。退職後の今でも金八の良き理解者である。ファイナルでは乙女の結婚式で祝辞を述べた。
野村 孝一郎(のむら こういちろう)
演 - 早崎文司(第1 - 2シリーズ、第4シリーズ、スペシャル1 - 6)
教頭(後に校長)。桜中学校15年勤務。大阪出身であるため関西弁も話すこともあった。
初期のシリーズでは、何より世間体を気にする小心者であり、金八の大胆な行動と、彼を容認する君塚にハラハラさせられていた。主な校長の決定として出席簿は男女混合にした。また、第1シリーズでは息子が受験生で横浜国立大学に合格する。第4シリーズでは校長に昇進し、金八を桜中学校に呼び戻す。病気がちという設定で影は薄かったが、教頭時代とは違って金八に全幅の信頼を寄せ、穏やかに教員生活の最後を迎える。
第4シリーズ劇中で昭和10年度生まれという設定がつけられ、生徒達に専門教科が保健体育であると語る[76]
本田(ほんだ)
演 - 織本順吉(スペシャル4 - 6)
君塚の後任。徹底的な管理体制・河田らのおこなう暴力的指導などに賛同するが、いじめなどには事なかれ主義がみられる。金八と対立を続けていたが、部活動の強化に取り組む面もみられる。
石川 千春(いしかわ ちはる)
演 - 李麗仙(第4シリーズ)
後の千田喜朗に連なるカタブツ系の教頭。病気がちの野村に代わり桜中学校を厳しく取り仕切り、生徒からも教師からも恐れられていたが、最後には金八や3年B組に多少理解を示す場面もあった。影では野村を尊敬しており、野村の体調を心配するあまり涙を流すことすらあった。かつて一流企業に入ったものの、退社してセネガル井戸掘りをしている息子がいる。息子と現地の女性との結婚問題に悩んでおり、その事でいつも以上に感情的になった事もある。野村は自身の教頭時代とは異なり、彼女をなだめる立場となった。カタブツな人物とは裏腹に、編み物が趣味で、生徒がお守りを作るときに不足していた毛糸を与えることもあった[77]
山屋(やまや)
演 - 石田太郎(スペシャル9)
野村の後任。しかし歴代校長の中で彼の写真のみ校長室に飾られていない。
和田 政伸(わだ まさのぶ)
演 - 長谷川哲夫(第5 - 7シリーズ、スペシャル10)
山屋の後任。第5シリーズでは校長としてデイサービスセンターを開設させた。同シリーズでは教頭の国井に押されることが多かったが、不登校となった3年B組生徒・市村篤がレポートを提出することで出席と認めたり、生徒に対する体罰の責任を取って辞表を提出した金八の処遇を謹慎1週間と減俸1ヵ月とするなどした。温厚な性格だが、大西が負傷したことで動揺する3年B組には毅然とした態度で接した。第6シリーズ第1回で松村区教育長が亡くなったことに伴い、後任の区教育長として転出。水と油な千田喜朗と金八とを公平に評価し、金八の教育委員会への転出を勧め、金八異動が発覚した卒業式では「坂本先生には地域全体の金八先生になってもらいたい」と説明し、混乱を鎮めた。その後も金八と共に民間出身の板橋香奈の校長就任に尽力するなど、ことあるたびに登場している。
全シリーズの校長の中でも特に金八の手腕を高く評価しており、彼に全幅な信頼を寄せていた。
大西 豊(おおにし ゆたか)
演 - 織本順吉(第5シリーズ)
君塚美弥子の前任の校長(国井が新卒だった頃に在籍していた)第5シリーズに桜中学校に併設された老人デイサービスセンターの利用者として登場。同シリーズの3年B組生徒・小野寺良輔からは「じっちゃん」と呼ばれ親しまれている。足が悪く車椅子を使用していた。妻と息子に先立たれており、孫は息子の嫁の再婚先の北海道に住んでいる。多少気難しい面もあるが、話好きかつ世話好きで、3年B組の生徒たちとも親しくなり、金八も自宅に招き入れたこともある。しかし、3学期始業式当日に兼末健次郎が仕組んだことで3年B組生徒との間で揉め事が発生し、塩沢好太に「死ね」と言われ激怒。好太に詰め寄り、突き飛ばされ、頭と肋骨を強く打って入院。後に好太とは和解するが、直後に病死(死因は肺炎)デイサービスセンターで行われた葬儀では、金八や桜中学の職員・全校生徒をはじめ、息子の嫁や孫、服部や池内、デイサービスセンターの職員・利用者など大勢の人々が集まり、桜中学の校歌で送り出されたあと、富士見斎場で荼毘にふされた[78]。なお、彼の遺骨は同シリーズの3年B組生徒・比留間和憲の実家の寺院に埋葬されることになる。スペシャル10内で一周忌の法要があった。
千田 喜朗(せんだ よしろう)
演 - 木場勝己(第6 - 7シリーズ)
和田の区教育長就任に伴い、松ヶ崎中学校より着任した校長(松ヶ崎中学校時代は教頭だった)。短気で頑固な性格であり、傲慢で尊大な言動が目立つ。系統主義的な教育観から学力低下を危惧し、携帯電話やゲームの持込禁止をはじめ、それまでの桜中学校の伝統を覆す学力第一主義、学校行事の削減[79]、デイサービスセンター・地域交流の軽視などの方針をとった。養護の本田が預かっていた過激な性教育用人形を問題視したり、男女別名簿の復活などを唱えたりと、行き過ぎた「ジェンダーフリー」に歯止めをかけようとしたりする保守派の校長でもある。また、自分の意向に従わない教諭を大胆に更迭するなど、校長として豪腕ぶりを他の教師や生徒に見せ付けた。その一方で教員同士がファーストネームで呼び合うことを禁止した割には家庭科教師の渡辺花子(後に小林)のことを「花子先生」と呼んだり、ゴミ箱を蹴飛ばして足をぶつける、北と一緒に帰宅する際に暴走族に驚いて北に抱き着いてしまうこともあった。また、第7シリーズでは給食費を入学時から未納の3年B組生徒・狩野伸太郎の給食費を3年間立て替えるといった面も見られた。第6シリーズ終盤、衝突を繰り返す金八を区教育委員会へ異動させることに成功するが、卒業式で鶴本直をはじめとする卒業生・在校生、全教師・全保護者、来賓者など全員に集中非難され、ついには味方につけていた北にも裏切られる。第7シリーズでも桜中学に復帰した金八やデイサービスセンターと対立するが、民間校長の件でストレスを抱えており、安定剤などの薬を常用し、薬物依存状態だった。そのため同シリーズ第6回にて狭心症の発作で倒れ休養を取る。入院直後は学校に早く復帰するために自己流のリハビリを行うもそれが原因で体調が悪化し、退院が延びてしまう。結局は民間校長の板橋が後任の校長に就任することになったため、最後まで桜中に復帰することはなかった[80][81]
板橋 香奈(いたばし かな)
演 - 木野花(第7シリーズ、スペシャル11)
桜中学を日本で初めての「理事会制度」の学校とするため、金八と教育長の和田に懇願され、休養を取ることになった千田の事実上の後任として出版社勤務より民間校長に就任。「学校は子供が主役であるべき」を理由に、丸山しゅうの問題に立ち向かう金八を後押しする。本来は第7シリーズの翌年から校長となる予定であったが、千田の急な入院により研修として桜中に赴任する事になる。その後スペシャル11で正式に校長に就任する。
鹿島田 浩二(かしまだ こうじ)
演 - 浅野和之(第8シリーズ、ファイナル)
シリーズ初となる金八より年下の校長。学校選択制導入により、生徒のことより先に学校の評価をとても気にする。少しでも学校の評判を上げるため、弱小だったサッカー部に元Jリーガーをコーチとして招いたり、生徒の個別補修を認めたりしている。第8シリーズ中盤では北山大将の面接の練習の際に彼の気に障る質問をして彼から「クソ校長」「バカ」呼ばわりされたことがある。その際に「バカじゃない」とムキになったり、そのことを職員から咎められ森月美香から抗議を受けた際には怒って校長室に引っ込んでしまうこともあった。その一方で森月の父親が国会議員と聞いてビビるなどやや短気かつ小心者な一面も見せるようになる。終盤では悪質な週刊誌[82]の報道から金八や生徒たちを守るため、やむを得ず森月の父親の圧力に屈し金八を3年B組の担任から外し、卒業式の出席を辞退させるが金八が森月の父親を説得し、さらに3年B組生徒や教職員の説得で金八の担任復帰を認める。ファイナルでは、香坂を殴って警察に捕まった景浦裕也の桜中学校復帰を当初は渋っていたが、金八が保護者への説明会で父兄を説得したため、景浦の復帰を認める。教育熱心な金八とは意見があわず、衝突も多いが、北と同様に金八の手腕は認めている。

老人デイサービスセンター[編集]

第5 - 第7シリーズに登場。

田中センター長(たなか)
演 - 堀内正美
センター長。地区協議会にも参加している。温厚な性格だが、第7シリーズではソーラン節の衣装を下駄箱につっこんだ生徒に厳しく注意し、そのことで遠藤と取っ組み合いの喧嘩をしたこともある。千田がデイサービスセンター・地域交流を軽視した態度をとり、「老人ホーム」呼ばわりしたため、意見が対立していた。
小椋 英子(おぐら えいこ) / 乾 英子(いぬい えいこ)
演 - 原日出子
主任。後に乾友彦の妻となる。第5シリーズでは金八との結婚も予感させたが、後に乾と結婚した。第6シリーズでは乾との長男を自宅で出産した。センター長と同様センターを桜中の居候扱いする千田とは対立していた。第7シリーズでは産休中の家庭科教師の小林(旧姓:渡辺)花子と互いの夫に対する愚痴を言い合ったりするなど彼女と親しくなっている他、桜中を訪れた君塚をデイサービスセンターの利用者と勘違いしたこともあった。
高橋 良雄(たかはし よしお)
演 - 山田アキラ
介護福祉士。モットーは「気は優しくて力持ち」。第5シリーズの文化祭では、お年寄りが製作した紙の鶴の寸法を間違えるというミスをした。
木村 トキ江(きむら ときえ)
演 - 幸田直子
栄養士・給食担当。第6シリーズでは自転車に乗っているとき、今井儀にバッグをひったくられたが、その後和解した。
沢野 洋造(さわの ようぞう)
演 - 守田比呂也
製造業。第5シリーズ『金八涙の体罰…3B騒然辞表提出』で学校とセンターとの合同餅つき大会でを喉に詰まらせ危険な状態に陥るも、金八や職員の応急処置で一命を取り留める。『特別授業は大混乱』では、戦争中の話を交えながら紙すきの演示を行った。
松崎 キヨ(まつざき きよ)
演 - 町田博子
センターの利用者の一人。第5シリーズの3年B組生徒・小野寺良輔からは「ばっちゃん」と呼ばれている。当初は飼犬のタローを一人ぼっちにはできないとセンターに連れてきて一騒動起こるが、桜中の2年生が犬小屋を製作したことでセンターにタローを連れてくることができた。第5シリーズ『ギャルの父は先生』では風邪をひいたタローを徹夜で看病をしていたが、逆に自分が倒れ、入院してしまう。
三木 サヨ(みき さよ)
演 - 戸川暁子
第5シリーズのセンターの利用者。他人から「おばあちゃん」呼ばわりされることを嫌っている。息子が大西が校長をしていた頃の桜中の卒業生であり、当時から気難しい性格の大西を良く思っていなかった。
小野寺 エイ(おのでら えい)
演 - 宮内順子
第5シリーズの3年B組生徒・小野寺良輔の祖母。

清浦養護学校教員[編集]

第7シリーズのみ登場。乙女の研修先。

青木 圭吾(あおき けいご)
演 - 加藤隆之
生まれつき顔にアザを持つ青年。乙女と交際し、プロポーズするが3Bの問題で疲れ果てた金八を放っておけないと断られる。飯島弥生の就職先となるケーキ屋を紹介した。
宮島 通泰(みやじま みちやす)
演 - 福田賢二

樫の木養護学校教員[編集]

第8シリーズから登場。乙女の勤務先。

湯山 朋弘(ゆやま ともひろ)
演 - 蟹江一平
乙女の先輩教師であり交際相手。一度離婚経験があり、娘との約束を果たすために乙女との結婚を拒んでいたが、金八の後押しもありファイナルで結婚した。

松ヶ崎中学校教職員[編集]

杉山 泰三(すぎやま たいぞう)
演 - 内藤武敏(第3シリーズ、スペシャル7)
校長。優柔不断な性格。
山津 茂(やまづ しげる)
演 - 橋爪功(第3シリーズ、スペシャル7 - 8)
教頭。典型的な学力重視の教育方針。
田原 麻知(たわら まち)
演 - 室井滋(第3シリーズ、スペシャル7)
数学担当で、3年C組の担任。性格はサバサバしており、無駄なものを排除する傾向がある。授業に不要なものをもってくると没収されたりするため、生徒からの評判は芳しくない。また保健室においてわかりやすく算数(リンゴによる分数の考え方)を教えていた養護教員に嫉妬するシーンもあった[83]。その反面、寺尾の授業放棄事件では慰め役となっていた。
真野 明(まの あきら)
演 - 石黒賢(第3シリーズ、スペシャル7 - 8)
英語担当で、3年B組の副担任。情熱を持った熱血教師ではあるが時に空回りもし、食べ残しゼロを目指すあまり苦手な生徒へ給食を強制し一気食いをさせた事で、生徒を泣かせたり[84]、生徒の成績を通信簿を渡す前に教えてしまうこともたびたびある。
石田 久志(いしだ ひさし)
演 - 岩下浩(第3シリーズ、スペシャル7)
理科担当で3年A組の担任。年代のせいもあるが「そんなにがんばらなくてもいいのに…」といった現代の教育事情に対する嘆きを語ることもある。水虫を患っており、職員室内でその治療をしたりする。教育論についてベテランらしいアドバイスを送る場面も。
寺尾 純子(てらお じゅんこ)
演 - 岡本舞(第3シリーズ、スペシャル7 - 8)
社会科担当で3年D組の担任。落ち着いた穏やかな雰囲気をもっており、職員室の中でもアイドル的な存在であるが、授業中生徒の私語がひどく、静かにならないときに怒鳴ってしまい、泣き出しながら職員室に帰ってしまう事件があった[85]
村井 剛(むらい つよし)
演 - 白石貴網(第3シリーズ、スペシャル7 - 8)
保健体育担当。スペシャル8では、朝のひと声運動に率先して参加。
三上 良子(みかみ りょうこ)
演 - 樫山文枝(第3シリーズ、スペシャル7 - 8)
養護教諭。第6シリーズにもひかり高校定時制・養護教諭として登場。
青山(あおやま)
演 - 鷲尾真知子(スペシャル8)
数学担当。
屋敷(やしき)
演 - 沼田爆(スペシャル8)
理科担当。

荒谷二中関係者[編集]

あらくれ3人衆以外の人物は第2シリーズに出演。作中では荒谷二中と楓中学校は相当な不良校とされている。第8シリーズでは前年に校舎が新築され、冷暖房完備となり、保護者からの人気が高くなっているらしい。ファイナルでは遠藤も荒谷二中の教師という設定になっている。

飯田(いいだ)
演 - 増田順司
校長。加藤たちが卒業式に乗り込んできた際には冷静に対処しようとしていた。彼らが放送室で討論している時でも終始冷静な態度だったが最後には彼らに謝罪する。ヤンキーたちからは清水や音羽と共に恨まれているが、実際は校内暴力の嵐に心身ともに疲れ果て、やむを得ず強引な措置を取っていた事が判明した。
清水(しみず)
演 - 上田忠好
体育教師。竹刀を振り回し、生徒に暴力を振るう暴力教師。
音羽(おとわ)
演 - 稲垣昭三
暴力的な清水と違い、こちらは陰険な教師。加藤を荒谷二中から放り出した張本人でもある。「ヤクザの○○」が口癖。
米倉(よねくら)
演 - 浜村純
加藤優の2年の時の担任。ヤンキーから信頼があり、加藤の家庭環境を理解する誠実な性格だった。激化する校内暴力に己の力の限界を感じ、加藤を放り出してしまったことに責任を感じていた。第2シリーズ終盤で過労で倒れ、最終回で死去。
大山(おおやま)
演 - 久米明
物分かりの良い教師。清一らも信頼を寄せている。清一が切り盛りしている「スナックZ」の常連客の一人。第2シリーズ最終回で定年退職する。
鈴木(すずき)
演 - 深谷みさお
物分かりの良い女性教師。
沢井 純(さわい じゅん)
演 - 堀広道
優の友人。少年院送致の瀬戸際。第2シリーズ終盤で清水達の横暴な措置にたまりかねて教師を殴ってしまい卒業式まで家庭学習となる。
久保 進(くぼ すすむ)、近藤 正夫(こんどう まさお)
演 - 金城純一(久保)、見城貴信(近藤)
優の友人。優が桜中学へ転校した後は荒谷二中の番長となる。物語終盤で沢井を警察に引き渡した教師に復讐することを神津に伝えるためにスナックZを訪れ、居合わせた優に協力を求める。校長から謝罪を勝ち取った直後に優、松浦と共に警察に連行されるが、彼らと共に注意のみで即日放免された。
あらくれ3人衆(金子一也、河原二郎、若山三郎)[86]
演 - 秋元三佳(金子)、大竹博之(河原)、斉藤勝俊(若山)
第5シリーズに出演。3年B組生徒の太田アスミから誘惑されるが小田切や大森の邪魔が入る。スーパーさくらの前を散らかしたことで道政明子にも説教され、威圧負けしている。他の先生らの前では非常にガラ悪く言葉使いも乱暴だが、金八や服部の前では敬語を使う。金八を慕って桜中学に転校を希望するが断られ、服部のフリースクール「風」に通うことになるが、子供の面倒見が良く子供たちと荒っぽく沢山遊んでくれることから、フリースクールの不登校児が減るきっかけになる。フリースクールを気に入っており、「あんなとこ(荒谷二中)には戻りたくない」とまで発言している。

第1シリーズ(1979年 - 1980年)[編集]

  • 1979年10月26日 - 1980年3月28日の金曜日20:00 - 20:55に放送。全23回。
  • 主題歌:海援隊贈る言葉
  • キャッチコピー:「みんな一緒だ、とことんやろう。みんな一緒に大きくなろう。
  • 受賞歴:第17回ギャラクシー賞、昭和55年日本民間放送連盟賞・テレビ娯楽部門優秀賞(『十五歳の母 その3』)

概要[編集]

第1シリーズは、高度経済成長を終えて、オイルショックの影響時の日本の教育を舞台とする作品である。世田谷第一中学校から桜中学校に転勤になった金八が非行・不登校・いじめ・親子の絶縁など、学校が抱える様々な問題を真正面から受け止め、生徒と一緒に涙を流しながら奮闘する。6話にわたった「十五歳の母」では生徒の妊娠出産を描いたほか、東京大学を目指す高校生の自殺を取り上げ、命の大切さを訴えた。

テーマ[編集]

  • 15歳の妊娠 『愛の授業』 『十五歳の母』 『十五歳の母出産』
  • 受験戦争
  • 非行少年(家出)
  • 家庭不和
  • 命の大切さ(青少年の自殺) 『受験戦争に消えた命』

主要生徒[編集]

  • 浅井雪乃 - 杉田かおる
    成績優秀で学級委員を務めるほどの優等生。しかし両親の関心は、もっぱら高校生の兄の大学受験にのみ向いているため、ずっと寂しい思いを続けている。唯一の安らぎは宮沢保と一緒に過ごす時間で、二人は将来結婚して牧場で暮らす約束をするが、そんななか雪乃は学校や町内が騒然となる事態を引き起こしてしまう。第4シリーズではPTA役員として金八と息子・歩が在籍する3Bを支え、ファイナルでは景浦裕也を桜中学へ受け入れるためのPTA集会に夫婦で出席し、金八を擁護した。
  • 宮沢保 - 鶴見辰吾
    真面目でおとなしく成績も優秀な生徒。部活動をきっかけに交際を始めた浅井雪乃と愛を深めていくうちに、彼女の辛い家庭事情に心を痛め、将来の結婚の約束をする。雪乃の問題がクラス中に広まった時、ただ一人不自然な素振りを見せた。スペシャル6で雪乃と正式に結婚。第4シリーズでは神戸の建設会社で単身赴任しながら活躍する姿が見られた。
  • 山田麗子 - 三原じゅん子
    ツッパリ系の不良少女。雪乃&保が騒動を起こし、彼らが窮地に立たされた際には「雪乃と保をいじめる奴は許さない」と擁護する優しい面もある。
  • 沢村正治 - 田原俊彦
  • 安恵美智子 - 小林聡美
  • 星野清 - 近藤真彦
  • 阿部トシエ - 土屋かおり
  • 梶浦裕二 - 野村義男
  • 越智はるみ - 藤島ジュリー景子
  • 田中康一 - 新井つねひろ

ゲスト[編集]

放送日程[編集]

各回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 1979年10月26日 3年B組金八先生 小山内美江子 竹之下寛次 16.6%
第2回 11月02日 内申書 佐藤虔一 16.3%
第3回 11月09日 君は裸のビーナス 高畠豊 16.9%
第4回 11月16日 十五歳の母 その1 竹之下寛次 19.6%
第5回 11月23日 十五歳の母 その2 17.9%
第6回 11月30日 十五歳の母 その3 佐藤虔一 18.4%
第7回 12月07日 学ラン長ラン大混ラン 生野慈朗 19.9%
第8回 12月14日 子供の喧嘩に親が 高畠豊 16.0%
第9回 12月21日 数学が好きになる法 竹之下寛次 21.2%
第10回 12月28日 女生徒軍団朝帰り 佐藤虔一 19.7%
第11回 1980年01月04日 母に捧げるバラード 生野慈朗 17.2%
第12回 1月11日 入学決定第一号! 高畠豊 23.4%
第13回 1月18日 入試一ヶ月前心得 竹之下寛次 24.6%
第14回 1月25日 十五歳の母 その4 岡本克己 佐藤虔一 25.9%
第15回 2月01日 受験勉強一万時間 重森孝子 高畠豊 22.5%
第16回 2月08日 入試十日前心得 小山内美江子 生野慈朗 24.9%
第17回 2月15日 十五歳の母出産 その1 竹之下寛次 31.2%
第18回 2月22日 十五歳の母出産 その2 29.7%
第19回 2月29日 合格発表の長い日 重森孝子 佐藤虔一 32.7%
第20回 3月07日 卒業十日前の初恋 小山内美江子 生野慈朗 33.1%
第21回 3月14日 受験戦争に消えた命 高畠豊 34.9%
第22回 3月21日 卒業・贈る言葉 竹之下寛次 38.0%
最終回 3月28日 さよなら金八先生 39.9%
平均視聴率 24.4%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

補足[編集]

  • 当時、同時間帯で放送されていた日本テレビの人気刑事ドラマ「太陽にほえろ!」と熾烈な視聴率争いを行った。第1シリーズのメインとなる生徒の妊娠・出産を描いた「十五歳の母」のエピソードは大きな反響を巻き起こし、1980年初頭には「太陽にほえろ!」を逆転する視聴率を記録。「太陽にほえろ!」も対抗し、第1シリーズの最終回に合わせ、400回記念として制作したが[87]、「太陽にほえろ!」の視聴率(18.5%)は当番組の視聴率(39.9%)の半分以下であった。
  • 昭和55年日本民間放送連盟賞・テレビ娯楽部門優秀賞を受賞した第6回『十五歳の母 その3』は、横浜市放送ライブラリーに保存されている。

第2シリーズ(1980年 - 1981年)[編集]

概要[編集]

第2シリーズは、荒れる中学生や暴力によるいじめなどに焦点をあてた作品である。このシリーズでは、放送当時に教育現場で問題となった、生徒ストレスなどを原因とする非行や校内暴力を初めとする問題に視点をあて、当時のシビアな世相が描かれるとともに、「腐ったミカンの方程式」、中学生が手錠をかけられるシーンは、社会に大きな衝撃を与えた。

テーマ[編集]

主要生徒[編集]

  • 加藤優 - 直江喜一[88]
    荒谷二中から桜中学校の金八が担任する3年B組に転入してきた生徒。元番長で、転校早々松浦悟と殴り合いの喧嘩をし、クラスを騒然とさせる。事業に失敗した父がサラ金からの莫大な借金を残したまま蒸発してから、母・正枝と共に暴力団からの過酷な取立てに痛め付けられながら、アルバイトをして辛うじて家計を支える日々を過ごしている。前記のような事情から前の中学ではほとんど学校に通っていなかった。紆余曲折の末に墨東工業に就職が決まり、第4シリーズでは同社の技術主任として登場、同級生だった渡辺(迫田)八重子の支えとなる。ファイナルでは盲腸の手術のため安井総合病院に入院し、金八と再会する。この時は既婚で、新潟の建設会社の社長となっていた。
  • 松浦悟 - 沖田浩之
    3Bのボス的存在。裕福な家庭に育つが、父の浮気や母の家出などの家庭環境が原因で、反抗的になりグレていた。加藤優が転校してきたその日も敵対心から喧嘩騒動を起こすが、後に優と親しくなってゆく。第4シリーズではスウェーデン在住であることが金八から語られている。
  • 迫田八重子 - 川上麻衣子
  • 椎野一 - ひかる一平
  • 赤上近子 - 伊藤つかさ
  • 平尾久之 - 藤田秀世
  • 山本まどか - 福家美峰
  • 青木繁好 - 大仁田寛
  • 大川明子 - 村野仁美
  • 高橋健 - 鳥海勝美

ゲスト[編集]

放送日程[編集]

各回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 1980年10月03日 心を病む子供達・その1 小山内美江子 竹之下寛次 27.2%
第2回 10月10日 心を病む子供達・その2 23.3%
第3回 10月17日 まんじゅう騒動 生野慈朗 22.4%
第4回 10月24日 人助けカンパ事件 和田旭 23.2%
第5回 10月31日 腐ったミカンの方程式・その1 竹之下寛次 23.7%
第6回 11月07日 腐ったミカンの方程式・その2 25.9%
第7回 11月14日 3B学習発表会・その1 大岡進 25.1%
第8回 11月21日 3B学習発表会・その2 和田旭 24.0%
第9回 11月28日 受験と恋と勘違い 生野慈朗 23.4%
第10回 12月05日 白紙答案の波紋 竹之下寛次 24.8%
第11回 12月12日 クソまみれの英雄達 大岡進 25.0%
第12回 12月19日 三者面談始まる 柳井満 24.1%
第13回 12月26日 同窓会・贈る言葉 竹之下寛次 28.7%
第14回 1981年01月09日 東京は理社に弱い 大岡進 25.8%
第15回 1月16日 生きることは学ぶこと 生野慈朗 24.6%
第16回 1月23日 親と子・進路で対決 竹之下寛次 25.3%
第17回 1月30日 母と子の受験戦争 和田旭 24.6%
第18回 2月06日 入試直前面接心得 大岡進 26.1%
第19回 2月13日 入試前夜 生野慈朗 25.9%
第20回 2月20日 頑張れ! 敗者復活戦 竹之下寛次 28.6%
第21回 2月27日 不正を憎む心を持て! 大岡進 30.3%
第22回 3月06日 父の死と高校進学 生野慈朗 31.0%
第23回 3月13日 卒業式前の暴力① 大岡進 29.1%
第24回 3月20日 卒業式前の暴力② 生野慈朗 31.5%
最終回 3月27日 サヨナラ金八先生 竹之下寛次 34.8%
平均視聴率 26.3%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

補足[編集]

  • 大反響を呼んだ第1シリーズの放送終了半年後に制作されたこのシリーズは、『腐ったミカンの方程式』『クソまみれの英雄達』『卒業式前の暴力』などの名エピソードが数多くあり、平均視聴率26.3%というシリーズ歴代最高の数字を記録した。
  • 第24回『卒業式前の暴力②』で加藤優が友人数名と転校前の中学校に殴りこみ、過去の非を校長に詫びさせたあと、学校側の通報で駆けつけた刑事に取り押さえられて連行されるシーンでは、スローモーションの映像でセリフを一切用いずに、代わりに中島みゆきの「世情」をフルコーラスで流すという演出が行われ、金八が優たちの潜伏している放送室のドア越しに「加藤! 松浦!」と絶叫したり、優たちが逮捕されるシーンでの「俺の生徒になんばすっとか! きさん![89]」、優たちが連行された警察署での緊急会議の際に金八が「我々はミカンや機械を作ってるんじゃないんです。我々は毎日、人間を作ってるんです! 人間の触れ合いの中で我々は生きてるんです!」と語るシーン等は、シリーズのみならずドラマ史に残る名場面となった。

第3シリーズ(1988年)[編集]

  • 1988年10月10日 - 12月26日の月曜日21:00 - 21:54に放送。全12回。
  • 主題歌:武田鉄矢「声援」
  • キャッチコピー:「昭和六十三年度 三年B組 担任 坂本金八先生

概要[編集]

第3シリーズは、昭和末期のバブル景気の最中に製作された作品である。このシリーズでは、物語の舞台を桜中学校から松ヶ崎中学校に移し、生徒の無気力に焦点を当て、心身ともに健康であることの大切さが説かれた。中間管理職の立場となった金八が新任の教師を指導しながら、保健室登校を続ける生徒との心のふれあいや、酒乱の父親と二人で暮らす生徒との関わりなど現代社会の影の部分についての問いを投げかけるとともに心温まる話が多かった。

テーマ[編集]

主要生徒[編集]

  • 山田裕子 - 浦明子
    言葉づかいが乱暴で生意気な生徒。家庭では、地道に働いていた工場でリストラ(3年前の円高不況時)に遭って、競馬と酒に溺れた父に愛想を尽かした母が家出をし、父と二人暮し。父が酒浸りで真面目に働かないために、生活費を得るべく年齢を偽って居酒屋でアルバイトをしている。
  • 水野君恵 - 岸雅
    松ヶ崎中学校の金八が担任するクラスに転校してきた女子生徒。前の学校でいじめを受け、クラスに馴染めず保健室登校を続ける。
  • 田中一義 - 萩原聖人
  • 辻村美奈 - 宮島依里
  • 成瀬浩二 - 長野博
  • 阿部智香子 - 市丸和代
  • 柿野啓太郎 - 菊池健一郎
  • 谷口健治 - 森且行
  • 東正広 - 佐藤忠信

ゲスト[編集]

放送日程[編集]

  • 最終回の放送時間は21:00 - 22:24。
各回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 1988年10月10日 ウンコの旅 小山内美江子 生野慈朗 27.3%
第2回 10月17日 新人先生は一年生 竹之下寛次 25.2%
第3回 10月24日 穴があったら入りたい 生野慈朗 23.8%
第4回 10月31日 金八の掃除戦争 22.8%
第5回 11月07日 男は心だ!! 加藤浩丈 22.9%
第6回 11月14日 先公なんか信じない! 生野慈朗 23.3%
第7回 11月21日 プッツン・ママ 加藤浩丈 22.3%
第8回 11月28日 三年二学期・期末テスト 生野慈朗 21.0%
第9回 12月05日 俺の仕事 加藤浩丈 22.3%
第10回 12月12日 進路決定・三者面談① 生野慈朗 22.6%
第11回 12月19日 進路決定・三者面談② 加藤浩丈 22.8%
最終回 12月26日 最終回スペシャル
思いっきり3年B組
生野慈朗 20.2%
平均視聴率 23.2%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

補足[編集]

  • 第2シリーズ以降、年一回のペースでスペシャル版は放送されていたが、シリーズとしては7年ぶりに製作された。放送回数は、武田などキャストの都合で、2学期の途中から学期末までのストーリーとなる本編と「卒業スペシャル」を合わせて12回(本編)+1回(スペシャル)であり、ほかのシリーズに比べて少なかった。舞台が松ヶ崎中学である、1クール(3ヶ月)の放送である、桜中学を舞台にしたファイナル(SP12)ではこのシリーズだけ別の学校が舞台であるため紹介されず、生徒や先生など一切出演がなかったなど、他のシリーズに比べて異彩を放っている。また、シリーズで唯一番組タイトルに「3年B組金八先生③」とシリーズを示す数字がついているほか、CM前にアイキャッチが挿入されている。
  • 第1回『ウンコの旅』は横浜市の放送ライブラリーに保存されている。

第4シリーズ(1995年 - 1996年)[編集]

  • 1995年10月12日 - 1996年3月28日の木曜日21:00 - 21:54に放送。全23回。
  • 主題歌:海援隊「スタートライン」
  • キャッチコピー:「また会えたね。

概要[編集]

第4シリーズは、前のシリーズから7年ぶり(スペシャル版からは約5年ぶり)に制作された、ポストバブル時代初の作品である。このシリーズでは、一見平和に見える学校生活に潜むいじめ・不登校の問題や、現在は廃止となっている偏差値と受験の問題を、金八が生徒たちと対話し、高く数多いハードルを乗り越えていく。金八は生徒をいじめる子、いじめられる子に割り振り、いじめのロールプレイを行い、いじめがいかに無意識に行われるのかを問いかける。また、第1シリーズで放送された「十五歳の母」について再考も兼ねて、「十五歳の母と父」(第10・11回の前後編エピソード)が放送され話題となった。

テーマ[編集]

主要生徒[編集]

  • 広島美香 - 小嶺麗奈
    意地悪な優等生。取り巻きを引き連れて、クラスメイトに嫌がらせをする。女生徒ながらクラスのボス的存在で、男子も逆らえない雰囲気を持つが、教師の前では猫をかぶっている。常に自分がクラスの中心で1番でないと気が済まない性格。紀美や歩などクラスメイトに嫌がらせをするだけでなく、担任の娘である下級生の乙女にも恫喝を行うなどの行動をとっている。両親とも会社経営者であるが、父は職場の女と浮気、母はバブル景気の煽りで失敗した事業に翻弄、社会人の兄・勇は家の金を勝手に持ち出して毎日遊ぶといった家庭内の問題を抱えており、それを誰にも相談できずに自分で思いつめている。第6シリーズでは賢治とミチルの婚約を報告しに金八宅へ訪れ、第7シリーズでは高鳥よし江とともに本田のもとへ訪れるなど、卒業後も度々登場している。
  • 宮沢歩[90] - 橋本光成
    第1シリーズで浅井雪乃がクラスメート宮沢保との間に産んだ子供。誕生のいきさつが校内や地元で有名なため、そのことで揶揄されることも多い。そのため両親や金八を嫌い、暗くふさぎこんだ性格をしている。美香たちによって幼馴染の紀美との仲も同じように冷やかされるため、いっそう孤立している。第5シリーズでは母親の雪乃とともに金八宅の新年会に参加。ファイナルには直接登場しなかったが、アメリカに留学し、現地で学生結婚して子供がいるようである[91]
  • 伊丸岡ルミ - 松下恵
  • 桜木伸也 - 小池直樹
  • 蓑田紀美 - 藤田瞳子
  • 佐藤賢治 - 反田孝幸
  • 石田智樹 - 古屋暢一
  • 杉山修一 - 佐々木卓馬
  • 坂田拓也 - 渡辺卓

ゲスト[編集]

放送日程[編集]

  • 第22回と最終回の放送時間は21:00 - 22:54。
各回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 1995年10月12日 3年B組金八先生 小山内美江子 生野慈朗 21.3%
第2回 10月19日 3Bにもイジメ? 竹之下寛次 21.3%
第3回 10月26日 イジメの輪 生野慈朗 19.5%
第4回 11月02日 イジメ問題大討論 22.4%
第5回 11月09日 先生! またクビ? 柳井満 23.4%
第6回 11月16日 涙の大合唱 鈴木早苗 19.5%
第7回 11月23日 正常と異常の間 生野慈朗 22.3%
第8回 11月30日 恋の花二つ咲いた 鈴木早苗 20.0%
第9回 12月07日 3B文部省へ行く 竹之下寛次 21.5%
第10回 12月14日 十五歳の母と父① 生野慈朗 18.9%
第11回 12月21日 十五歳の母と父② 23.5%
第12回 1996年01月11日 口紅をした受験生 鈴木早苗 16.2%
第13回 1月18日 ボク何になるの? 生野慈朗 19.2%
第14回 1月25日 オ受験母子の対決 竹之下寛次 18.1%
第15回 2月01日 タコヤキお守り 鈴木早苗 15.8%
第16回 2月08日 入試前日親が離婚 福澤克雄 18.3%
第17回 2月15日 合格直後の悲劇 鈴木早苗 18.8%
第18回 2月22日 ラップで合格祈願 福澤克雄 18.1%
第19回 2月29日 ふくらみ過ぎた夢 鈴木早苗 19.0%
第20回 3月07日 男が得? 女が得? 生野慈朗 17.3%
第21回 3月14日 印度カレーの神秘 福澤克雄 15.8%
第22回 3月21日 卒業直前スペシャル 竹之下寛次 15.0%
最終回 3月28日 卒業スペシャル 生野慈朗 19.6%
平均視聴率 19.2%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

補足[編集]

  • 1990年のスペシャル8以来、5年ぶりの放送となったこのシリーズは、再び桜中学校が舞台となり、女子生徒の制服と男女の体操着がモデルチェンジされた。
  • 実際に第1シリーズが放映された年に生まれた子供は、第4シリーズ当時、16歳になっている。しかし、実際の時間経過とは誤差が出ることを承知の上で、宮沢歩には15歳という年齢設定が与えられた。また、金八の長男幸作も本来ならば小学6年生なのだが、1学年ずれて小学5年生の設定になっている。
  • 第1回『3年B組金八先生』は横浜市の放送ライブラリーに保存されている。

第5シリーズ(1999年 - 2000年)[編集]

  • 1999年10月14日 - 2000年3月30日の木曜日21:00 - 21:54に放送。全23回。
  • 主題歌:海援隊「新しい人へ」
  • キャッチコピー:「かけがえのない授業が、木曜の夜9時にはじまる。

概要[編集]

シリーズ20周年となった第5シリーズでは、学級崩壊や校内暴力を大きなテーマとして描く一方、優等生の仮面をかぶりつつも卑劣な行いを繰り返す生徒について激動的な物語が展開された。かつては“非行”と“校内暴力”が大きな問題だったが、時代とともに「不登校」や「いじめ」が学校を席巻し、その後「学級崩壊」と「突然キレる子ども」が新たな火種も生まれた。第5シリーズでは少子化の波を受け、桜中学校の校内に老人介護施設が併設され、“死”と向かい合って生きる高齢者と、時おり死に憧れる中学生が同じ屋根の下で毎日過ごすことになる。このシリーズから第7シリーズまで、文化祭等でソーラン節を披露し、クラスの団結の和として描かれた。

テーマ[編集]

主要生徒[編集]

  • 兼末健次郎 - 風間俊介
    意地悪で狡賢い生徒。成績優秀で優等生の仮面をかぶりつつ、裏では卑劣な行いを繰り返す。仕事にかこつけて家庭を顧みない父、過保護で過干渉の母、さらには家庭内暴力を振るう引きこもりの大学生の兄がいること(当初周囲には「兄は海外に留学している」と説明していた)や、事故で姉を失った喪失感など、前述の二面性や問題行動は、こうした家庭内の問題が原因で深刻に心を病んでいることからくる。金八の息子・幸作や安井ちはるとは幼馴染。物語後半でクラスを煽ってケアセンターの大西を負傷させたことで金八から名指しで非難され、取り巻きからも見放されてしまう。さらに難関高である開栄高校に合格するも、入学金未納[92]により合格取り消しになった結果、幸作と同じ青嵐高校に通うことになる。第6シリーズでは病気になった幸作を支えたほか、卒業式に金八が他校に異動させられるのを聞き、3年B組卒業生代表として緊急会議で発言している。第7シリーズで東京大学に現役で進学。ファイナルでは小学校教諭になっている[93]
  • 安井ちはる - 岡あゆみ
  • 深川明彦 - 亀梨和也
  • 桜田友子 - 小高早紀
  • 山田邦平 - 五十畑迅人
  • 鈴木サオリ - 佐々木恵理
  • 塩沢好太 - 森雄介
  • 佐伯蘭子 - 金田美香
  • 日野敬太 - 片山雅彦

ゲスト[編集]

放送日程[編集]

  • 第1回と第11回と第22回の放送時間は21:00 - 22:54。
  • 第3回の放送時間は22:00 - 22:54。
  • 最終回の放送時間は21:00 - 23:09。
各回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 1999年10月14日 スタートスペシャル
3B学級崩壊寸前
小山内美江子 福澤克雄 18.7%
第2回 10月21日 問題続出大混乱!! 山崎恆成 17.7%
第3回 10月28日 不登校第一号! 鈴木早苗 15.5%
第4回 11月04日 僕のエッチな過去 福澤克雄 15.3%
第5回 11月11日 歌! 踊り! 大分裂 山崎恆成 14.6%
第6回 11月18日 踊る! 大文化祭 鈴木早苗 15.7%
第7回 11月25日 迷える子羊たち 福澤克雄 17.3%
第8回 12月02日 アノ事件の主役… 柳井満 16.9%
第9回 12月09日 ギャルの父は先生 森一弘 12.7%
第10回 12月16日 3B短歌発表会 鈴木早苗 15.1%
第11回 2000年01月06日 正月スペシャル
金八涙の体罰…3B騒然辞表提出
福澤克雄 17.2%
第12回 1月13日 辞表提出その後… 17.6%
第13回 1月20日 私立推薦入試開始 鈴木早苗 17.2%
第14回 1月27日 入試前は恋の季節 今井夏木 17.9%
第15回 2月03日 金八も受験生の父 森一弘 20.4%
第16回 2月10日 ガラスの少年・① 福澤克雄 19.8%
第17回 2月17日 ガラスの少年・② 21.1%
第18回 2月24日 自分を探す旅 今井夏木 18.7%
第19回 3月02日 生きる事・死ぬ事 森一弘 20.9%
第20回 3月09日 ガラスの少年・③ 福澤克雄 21.2%
第21回 3月16日 ガラスの少年・④ 20.2%
第22回 3月23日 卒業直前スペシャル
特別授業は大混乱
鈴木早苗 22.2%
最終回 3月30日 卒業スペシャル
さよなら金八先生
福澤克雄 23.6%
平均視聴率 18.6%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

補足[編集]

  • 第5シリーズからスタッフが世代交代し、第1、2シリーズの視聴者層がスタッフになった。また、同時期(1 - 3月)に放映された「ビューティフルライフ」のディレクター兼プロデューサーに就任したために本作から離れた生野慈朗に代わり、福澤克雄がチーフディレクターに就任。平均視聴率は第4シリーズに及ばなかった。
  • 民放連続ドラマ初のハイビジョンテレビカメラ撮影という試みが行われた[94]
  • このシリーズからTBSのホームページにて公式サイトが立ち上がり、ドラマの舞台裏や出演者のオフショットなどが紹介されている。
  • 第1回『3B学級崩壊寸前』・第11回『金八涙の体罰…3B騒然辞表提出』は横浜市の放送ライブラリーに保存されている。

第6シリーズ(2001年 - 2002年)[編集]

  • 2001年10月11日 - 2002年3月28日の木曜日21:00 - 21:54に放送。全23回。
  • 主題歌:海援隊「まっすぐの唄」
  • キャッチコピー:「こんども、悪戦苦闘。

概要[編集]

第6シリーズでは、性同一性障害報道人権などが扱われた作品である。このシリーズでは、について、子どもの自分自身に対する葛藤を通じて、それまでのシリーズとは異なる視点で描かれた。桜中学でも急死した教育長に代わり和田校長が後任の教育長となり、新校長には金八とは全く正反対の教育理念を持つ千田が赴任してくる。また、幸作の病気入院がテーマに入っており、それに伴い前作となる第5シリーズの卒業生達の出演が多いのも特徴である。

テーマ[編集]

主要生徒[編集]

  • 鶴本直 - 上戸彩
    戸籍上は女性だが、性自認は男性という性同一性障害を抱えた女子生徒。海外から帰国した父に男装で会いに行くが、おまえは女の子だと言われたショックで自分の喉をフォークで突いてしまう。さらに、直はある事件がきっかけで、3年B組の中でも自分は男だとカミングアウトした。その後、同じ障害を抱える生徒が学ぶ定時制高校への進学を決意。卒業式にはスーツ姿で出席し、千田校長から制服で出席しなかった事で叱責を受けるが、3年B組全員の後押しもあり政則の制服を借りて卒業生答辞を読んだ。第7シリーズ『鶴本直・決断の旅立ち』に再登場し、金八に男性ホルモンの投与治療を始めることを報告し、男性としての新たな旅立ちを卒業生有志が見送った。モデルは作家虎井まさ衛
  • 成迫政則 - 東新良和
    高校教師である父の政之、姉・登美子、祖母の菊乃に囲まれ、幸せに過ごしていたが、高校生の姉が強姦殺人事件に巻き込まれて、高校教師である父が、事件の原因である教え子の友田勉を刺殺してしまい、それによる父の服役、毎日のように続くマスコミのバッシング、事件のショックによる祖母の痴呆の発症などで、とんでもない程の深いショックを受けていた。3度目の転校で鶴本直と同じ日に静岡県から桜中学に転校してきた。かつての父の職場仲間の一人であり、桜中学の元家庭科教師である池内友子の家に預けられることになり、池内家に住むようになる。小学生時代に一度金八と会ったことがある。赤嶺繭子に亡くなった姉の面影を感じているが…。物語の後半で、姉が亡くなった事件を起こしたグループの主犯・安岡(三戸部貴彦)と接触、壮絶な揉み合いの末、ナイフを手にした安岡に「自らを殺害させる」ことで復讐を果たそうとするが[95]、駆けつけた金八に「バカヤロウ!」と殴られ、「生きてあいつを許すな!」と一喝された。その後、クラスメート全員の前で父の事件のことやそこに至るいきさつを話した。ファイナルでは弁護士になっている。
  • 青沼美保 - 本仮屋ユイカ
  • 山越崇行 - 中尾明慶
  • 赤嶺繭子 - 佐藤めぐみ
  • 長谷川賢 - 加藤成亮
  • 今井儀 - 斉藤祥太
  • 信太宏文 - 辻本祐樹
  • 木村美紀 - 森田このみ
  • 北村充宏 - 川嶋義一

ゲスト[編集]

放送日程[編集]

  • 第1回と第11回と第22回の放送時間は21:00 - 22:54。
  • 最終回の放送時間は21:00 - 23:24。
各回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 2001年10月11日 スタートスペシャル
不気味な転校生が二人
小山内美江子 福澤克雄 19.5%
第2回 10月18日 ボクの心の闇は深い 生野慈朗 17.4%
第3回 10月25日 ガン告知の時… 福澤克雄 16.4%
第4回 11月01日 ヨキ父とヨキ教師 三城真一 17.7%
第5回 11月08日 踊れ! ソーラン節 加藤新 18.2%
第6回 11月15日 父さんアンタが憎い 福澤克雄 18.5%
第7回 11月22日 同性愛と異性愛 三城真一 16.5%
第8回 11月29日 見捨てられた子供達 福澤克雄 16.4%
第9回 12月06日 子に捨てられた親 加藤新 13.6%
第10回 12月13日 皆、悩んで生きている 福澤克雄 15.3%
第11回 12月20日 年末スペシャル
ワタシは男? それとも女?
18.4%
第12回 2002年01月10日 友情の証し 18.9%
第13回 1月17日 3年B組立志式 三城真一 17.5%
第14回 1月24日 希望が萌える春 加藤新 17.1%
第15回 1月31日 お腹の子供が動く 福澤克雄 15.3%
第16回 2月07日 人生で一番輝く日 三城真一 16.5%
第17回 2月14日 出会いサイトの罠 加藤新 15.9%
第18回 2月21日 直と政則① 福澤克雄 16.6%
第19回 2月28日 直と政則② 18.4%
第20回 3月07日 直と政則③ 加藤新 17.1%
第21回 3月14日 鶴本直 福澤克雄 16.5%
第22回 3月21日 卒業直前スペシャル
アタシは直を許さない!
三城真一 17.1%
最終回 3月28日 卒業スペシャル
サヨナラ3Bサヨナラ桜中学
福澤克雄 20.1%
平均視聴率 17.2%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

補足[編集]

  • このシリーズについて、小山内は、「性同一性障害」というテーマについてドラマで取り上げる題材としては非常に難しく、この障害に悩む「鶴本直」という役柄を演じられる資質を持った役者がいなければこのテーマを断念せざるを得ないと思っていた。しかし当事者である虎井まさ衛の協力が得られたことと、役を演じた上戸と出会えたことは大きかったと語っている[96]。また、第11回『ワタシは男?それとも女?』で、直が女性の声が嫌で喉にフォークを刺すというシーンがあるが、これは、モデルとなった虎井の友人がほぼ実際にやったことで、焼鳥用の金串で声帯を擦り、血を吐きながら声を潰して声を男のようにしたものだった[97][98]
  • この作品の撮影時、武田は鶴本直を演じる上戸彩に性同一性障害を題材にした映画『ボーイズ・ドント・クライ』を観るよう薦めた。左記作は上戸の演じる役柄の参考になり、かつ上戸にとって忘れられない映画となったというエピソードがある。
  • このシリーズには、小山内の長男である利重剛が性同一性障害の相談に乗る医師役で出演している。
  • 第1回『不気味な転校生が二人』は横浜市の放送ライブラリーに保存されている。

第7シリーズ(2004年 - 2005年)[編集]

  • 2004年10月15日 - 2005年3月25日の金曜日22:00 - 22:54 金曜ドラマ枠に放送。全22回。
  • 主題歌:海援隊「初恋のいた場所」
  • 挿入歌:熊木杏里「私をたどる物語」、平原綾香Jupiter
  • キャッチコピー:「生徒に教える 生徒に学ぶ
  • 受賞歴:第46回毎日芸術賞・特別賞、平成17年日本民間放送連盟賞・テレビドラマ番組部門優秀賞(『しゅうに迫る悪魔の影』『しゅう最後の日、最後の授業』)

概要[編集]

シリーズ25周年、第2シリーズから23年ぶりに金曜日の放送となった第7シリーズは、都内の麻薬蔓延を大きなテーマとして描かれた作品である。第6シリーズで教育理念をめぐり校長と対立した結果、異動を命じられて学校を去った金八が、2年の月日を経て桜中学校に帰ってくるところから始まる。犯罪の低年齢化が進むなど、中学生や地域社会を取り巻く環境が急速に変化していく現代。中学生のドラッグ使用という衝撃的な事件が起こる。このシリーズは物語が中学2年の3月からスタートしたため、第1回『史上最低の3B!!』において、入学式夏服での登校や授業風景、体育での水泳[99]や夏休みなど、年度上半期のシーンが挿入されている。また、一般の視聴者を対象に、公式ホームページにおいてエキストラ募集を行った唯一のシリーズでもある[100]。なお、このシリーズから、金八の受け持つ生徒が平成生まれとなる[101]

テーマ[編集]

主要生徒[編集]

  • 丸山しゅう - 八乙女光
    おとなしく、真面目な生徒。クラスでは無口で孤立している。会社経営者の父・栄輔と2番目の母親・光代と一緒に幸せに暮らしていたが、父が知人の借金の保証人となったことが原因の会社倒産後、借金返済のため新しく運送業の仕事を見つけるも過労と睡眠不足に付け込んだヤクザから唆されて覚醒剤に手を染め、代金後払いの約束で組事務所から覚醒剤を持ち出した後交通事故を起こし、下半身不随になり寝たきりの状態になってしまった。しゅうは引越し後、家計が苦しく父の介護に疲れた母から虐待を受けており、父親の行方を探しているヤクザに追いかけられているという苦しい毎日を過ごしていた。幼馴染の稲葉舞子や小塚崇史にいつも心配されている。その後、覚醒剤所持による両親の逮捕や親友・崇史の事件をきっかけに、シリーズでは前代未聞の大問題・大事件を起こしてしまう。スペシャル11では新聞配達に奮闘しながら崇史とともに高校受験に挑戦するため努力する姿が見られた。ファイナルでは地方で農業に挑戦しており、野菜と共に同封された手紙によれば、近々子供たちに向けて薬物に関する講演を行うつもりだという。
  • 飯島弥生 - 岩田さゆり
    10月に3年B組にやってきた転校生。あだ名は「ヤヨ」。軽度の発達障害をもっており興奮するとパニックを起こしてしまうが、当初金八は他の生徒にこのことを隠していた。「みんなといっしょ」が口癖。知的障害者のスポーツの祭典「スペシャルオリンピックス長野大会」の聖火ランナーに選ばれ、クラスメートや金八も並走し完走した。乙女の腕を上回るほど菓子作りが上手く、その実力を認められ当時乙女の恋人だった青木の紹介で洋菓子店に就職した。
  • 小塚崇史 - 鮎川太陽
  • 稲葉舞子 - 黒川智花
  • 狩野伸太郎 - 濱田岳
  • 麻田玲子 - 福田沙紀
  • 小野孝太郎 - 竹内友哉
  • 清水信子 - 寺島咲
  • 鈴木康二郎 - 薮宏太
  • 田中奈穂佳 - 石田未来

ゲスト[編集]

放送日程[編集]

  • 第1回と第11回の放送時間は21:00 - 22:54。
  • 第2回の放送時間は23:10 - 24:04。
  • 第4回の放送時間は22:30 - 23:24。
  • 最終回の放送時間は20:00 - 22:48。
各回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 2004年10月15日 スタートスペシャル
史上最低の3B!!
小山内美江子 福澤克雄 17.9%
第2回 10月22日 3BVSヤヨの微笑 三城真一 13.3%
第3回 10月29日 悪魔のささやき 加藤新 14.1%
第4回 11月05日 金八遂に大激怒! 福澤克雄 14.1%
第5回 11月12日 踊れ魂のソーラン 10.9%
第6回 11月19日 からだという本 三城真一 10.3%
第7回 11月26日 友情が芽生える時 加藤新 12.0%
第8回 12月03日 しゅうの愛する父 福澤克雄 12.3%
第9回 12月10日 しゅうの母の秘密 三城真一 10.9%
第10回 12月17日 中3の父小6の母 加藤新 12.9%
第11回 2005年01月07日 新年スペシャル
鶴本直・決断の旅立ち!
清水有生 福澤克雄 13.0%
第12回 1月14日 事件続発3B混乱 三城真一 14.5%
第13回 1月21日 命とは何だろう…? 金八先生、涙の授業 加藤新 14.6%
第14回 1月28日 車掌がトラメガを捨てたワケ 福澤克雄 13.0%
第15回 2月04日 給食費未払い3年の両親 三城真一 14.2%
第16回 2月11日 中3は巣立ちの時だぞ!! 加藤新 14.4%
第17回 2月18日 人命救助で入試に遅刻! 三城真一 13.5%
第18回 2月25日 しゅうに迫る悪魔の影 福澤克雄 14.0%
第19回 3月04日 しゅう最後の日、最後の授業 15.7%
第20回 3月11日 裏切られても生徒を信じる 三城真一 15.9%
第21回 3月18日 揺れる金八、大揺れの3B 加藤新 16.1%
最終回 3月25日 卒業スペシャル・25年目の贈る言葉
〜さよなら桜中…涙のソーラン節!
福澤克雄 19.2%
平均視聴率 14.5%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

補足[編集]

  • このシリーズの途中、2005年1月に小山内が病気で降板し、代役を清水有生が務めた。このことについて、週刊誌では「スタッフとの確執」が伝えられるとともに、小山内自身も第7シリーズ後半部分での過剰演出について「これ以上過剰な脚本や演出をするのなら金八はもうやめたほうがいい」と週刊誌談で苦言を呈し、従来から小山内による綿密な情報収集でストーリーの輪郭を描いていた本作品が、制作するTBS側によって小山内の考えている作品とは違うものに仕上がっていることに不快感を示すなど、TBSと小山内との確執が表面化し、関係も次第に悪化した[102][103]。それに関連して、小山内は自身の『金八先生』への思いをつづった『さようなら私の金八先生 25年目の卒業』を出版している。武田自身も「僕も、やめてもいいと思います。マスコミ的には『第8シリーズも頑張ります』というような言葉が欲しいのでしょうが、そんな気分ではありません」という内容を週刊誌でコメントし、スタッフへの不快感を表した[104]。その結果、シリーズが窮地に立たされ、打ち切りの危機に陥った。
  • 2005年1月7日に新年スペシャルとして放送された第11回『鶴本直・決断の旅立ち』は事実上、第6シリーズのスペシャルであった[105]。別シリーズの生徒が登場するというケースは過去にも見られたが[106]、別シリーズの登場人物・エピソードを主体としたストーリーが放送されたケースはほかに例がない。
  • 第7シリーズは編集等の都合上、次回予告を割愛している回がある。但し第10回終了後、第11回の予告はなかったが、第10回のエンドロール終了後に「次回は2時間スペシャル」というテロップが入り、スポンサーテロップの後に「よいお年をお迎えください」という視聴者向けのメッセージテロップが入っている。
  • 2005年3月25日に放送された最終回『25年目の贈る言葉 3年B組金八先生・涙の卒業スペシャル〜30人揃って卒業する!!3Bの熱き想いは奇跡を呼ぶか?しゅうの審判…金八の覚悟!さよなら桜中…涙のソーラン節!』は、18:55 - 22:48の時間帯で、番組初となる4時間スペシャルで放送された。最初の1時間は第7シリーズの総集編と過去の出演者や金八先生ファンへのインタビューで構成され、その後3時間はドラマを放送した。これにより、第2シリーズ最終回以来24年ぶりに「金曜八時」にタイトルコールが流れた。
  • 金曜ドラマ枠に移行した第7シリーズは、報道ステーションなど裏番組の影響もあり、11・12月放送分は視聴率10%前半と苦戦したが、2005年に入って若干回復した。4時間スペシャルで放送された最終回は、第7シリーズ内での最高視聴率19.2%を記録している。
  • 覚せい剤中毒に陥った生徒と、彼を救おうとする金八と生徒たちの奮闘を描いたことで、ドラッグという難しい問題に正面から挑み、それを視聴者に馴染みのある舞台設定の中で物語として成立させ、ドラマを通じて社会的メッセージを発信することの重要性を再認識させたことが評価され、第18回『しゅうに迫る悪魔の影』、第19回『しゅう最後の日、最後の授業』の2作品において、平成17年日本民間放送連盟賞・テレビドラマ番組部門で優秀賞を受賞した。

第8シリーズ(2007年 - 2008年)[編集]

概要[編集]

レギュラー放送ではラストパートとなった第8シリーズは、「親」を大きなテーマとして描かれた作品である。このシリーズでは中学生が抱える問題と悩みを取り上げており、25人の生徒全員が主役となる。インターネットの普及から「学校裏サイト」という存在を知った金八は、生徒一人ひとりをクローズアップするため、第1回『ぎらりと光るダイヤのような日!』で金八が生徒一人ずつに渡した「私」というタイトルのノートを生徒たちに提出するよう求めるが、このノートが生徒たちの気持ちを引き出す重要なアイテムとなる。生徒と喜怒哀楽を共にし、親には堂々と説教をする金八が「学校とは何のためにあるのか」を問う。また、大学の教育学部に進学した金八の息子・幸作が、母校である桜中学で教育実習を行う姿が描かれるとともに、第1シリーズ卒業生の宮澤保と浅井雪乃の息子・宮澤歩と同様に、第1シリーズ卒業生である阿部トシエの息子・大西悠司が登場する[109]

テーマ[編集]

  • 現代の中学校の変化
  • 情報社会(インターネット、携帯の利用)
  • 学校の規則、ルールのあり方
    • 私服登校 『赤い私服の転校生』 『広がる私服登校』
    • 部活動と受験の両立(反発する教師、コーチ) 『広がる私服登校』 『親の希望子供の夢』 『横綱の品格』
  • 教育実習
  • 個人ノート
  • 生徒を通しての金八先生の授業(響く言葉)
  • 周りに合わせる生徒 
  • 謝ることの大切さ 『父に謝れ!金八涙の叱責』 『謝る事・許す事のむずかしさ』
  • 恋愛と性 『教室一杯の恋の歌』
  • 自殺と命 『自己主張は金髪で』
  • 人種と差別 『子守歌に託した夢』 『父親は大きくて暖かかった…』
  • お金の使い方
  • 生徒の居場所

主要生徒[編集]

  • 北山大将 - 亀井拓
    3年B組の中心人物。植木職人だった父親が怪我で仕事が出来なくなって以来、酒びたりになり家庭内暴力を振るうようになり、母や弟達と共にそれに耐える毎日を過ごしていた。中盤で母が弟達を連れて家出し、別の男性と暮らすようになってしまっていた。それからは母親から一緒に暮らそうと誘われていたが、父親を放っておけないという理由からすぐに返事が出来ずにいた。一方で父親からは暴力を振るわれており、小学校からの友人である廣野智春から心配されていた。高校生の不良グループともつるんでいたが、金八からの教えを受けて物事から逃げない覚悟を固め決別する。面倒見が良く仲間思いな一面があり、慕っていた美術教師・立花かおりが理不尽な理由で異動させられそうになった際には異動反対の署名運動を行おうとしたり、クラスメートの茅ヶ崎紋土がアメリカにいる父親に会いに行く際に必要な旅費をクラスで出し合おうと提案したこともある。
  • 森月美香 - 草刈麻有
    第2回『赤い私服の転校生』で転校してきた生徒。元々は私立の女子中に通っていたが、教師に反抗し続けた末に退学処分になり桜中に転校してくる。転校した当初は制服着用の校則を無視して私服で登校し、私服登校が全校に広まる原因となる。その為生徒達からは敬遠されていたが、徐々にクラスに打ち解けていく。国会議員の父と雑誌の編集者を母に持ち、裕福な家庭に育つが両親とも仕事漬けでほとんど家にいないため普段から一人でいることが多い。卒業後は父の意向に従ってアメリカに留学するつもりだったが、終盤で自分で進路を決めることを決意し、そのことを金八に伝えるがそれが原因で騒動になってしまう。
  • 里中憲太郎 - 廣瀬真平
    3年B組の生徒の1人。野球が好きで将来はプロ野球選手を夢見て練習に励んでいる。名門高校受験を望む父親から野球道具を没収されたことで対立し、心を閉ざして一時引きこもる。責任を感じた父が自殺してしまってもそれを受け入れられずにいたが、金八に心の甘えを叱咤されたことで涙ながらに父に感謝を伝え、復学した。
  • 田口彩華 - 高畑充希
    3年B組の生徒の1人。勉強もでき友人も多い、クラスの中ではマドンナ的な人物。名門高校への合格も狙える位置にいたが、A組の松井宏樹と恋仲になる中、レベルを下げて彼と同じ高校に進学すると言い出したことで母親と対立。この騒動の中で父親に怪我をさせてしまった宏樹と駆け落ち同然に別荘へ逃げ込むが、後に父親の無事を知った宏樹が帰宅し1人逃げ続けるも、最終的には金八によってフェリーターミナルで保護される。その後、宏樹のついた嘘によって一時は転校の噂も流れるが、最終的には金八の授業に影響を受け桜中学に残る決意をするとともに、当初の志望校にも無事合格する。
  • 漆田駿 - 坂井太陽
  • 金井亮子 - 忽那汐里
  • 大西悠司 - 布川隼汰
  • 諏訪部裕美 - 山田麗

ゲスト[編集]

放送日程[編集]

  • 第1回と第12回の放送時間は21:00 - 22:54。
各回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 2007年10月11日 スタートスペシャル
ぎらりと光るダイヤのような日!
清水有生 今井夏木 13.9%
第2回 10月18日 赤い私服の転校生 生野慈朗 12.5%
第3回 10月25日 広がる私服登校 大岡進 11.6%
第4回 11月01日 父親はウザイか? 加藤新 11.4%
第5回 11月08日 親の希望子供の夢 今井夏木 09.3%
第6回 11月15日 自己主張は金髪で 生野慈朗 08.2%
第7回 11月22日 金八生徒女形競艷 大岡進 08.7%
第8回 11月29日 子守歌に託した夢 加藤新 09.3%
第9回 12月06日 父親は大きくて暖かかった… 今井夏木 07.9%
第10回 12月13日 高利貸しの女の子 大岡進 08.3%
第11回 12月20日 父に謝れ! 金八涙の叱責 加藤新 09.3%
第12回 2008年01月10日 新春スペシャル
恋と志望校・親の反対から家出したフタリ…
家庭崩壊・同じ境遇から急接近するフタリ
生野慈朗 08.8%
第13回 1月17日 年上の女性のワナ 今井夏木 07.8%
第14回 1月24日 あの頃の父は大好きだった! 大岡進 08.9%
第15回 1月31日 謝る事・許す事のむずかしさ 加藤新 07.7%
第16回 2月07日 3B生徒に霊能力者がいた!! 生野慈朗 08.6%
第17回 2月14日 横綱の品格 今井夏木 08.7%
第18回 2月21日 教室一杯の恋の歌 加藤新 08.3%
第19回 2月28日 やっと見つけた私の居場所 大岡進 07.1%
第20回 3月06日 裏サイトの暴力金八を窮地に 生野慈朗 07.1%
第21回 3月13日 卒業式前夜3B全員体育館に立てこもり 加藤新 07.5%
最終回 3月20日 サヨナラ金八先生 今井夏木 11.1%
平均視聴率 9.3%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

補足[編集]

  • 第7シリーズ終了後に過剰な脚本・演出の問題で確執説が一部報じられていたTBSと小山内だが、2006年秋からの交渉の結果、TBSと小山内の両者が新作を放送することを承諾・和解し、本シリーズが制作された[110]。ただし、小山内は原作のみにとどまり、脚本は第7シリーズ後半部分とスペシャル11を執筆した清水有生が続投することとなった[111]
  • このシリーズでは、第4シリーズから続いていた文化祭や第5シリーズからのデイサービスセンターは登場していない。また、シリーズ恒例となっていた3年B組卒業生の登場も第2シリーズの赤上近子(伊藤つかさ)、第4シリーズの杉山修一(佐々木卓馬)以外出演していない[112]
  • 第5シリーズから第7シリーズまでチーフディレクターであった福澤克雄がTBS制作の映画「私は貝になりたい」の撮影のため担当を離れ、今井夏木がチーフディレクター兼プロデューサーとなり、過去のシリーズでディレクターを務めていた生野慈朗は6年ぶり、大岡進は26年ぶりに再び担当することになった。第5シリーズ - 第7シリーズと比べて過剰な脚本や演出はほとんどなくなったものの、平均視聴率は10%を下回るシリーズ中最低の結果となった。
  • 第7シリーズと同様に、次回予告を割愛している回がある。但し第11回終了後、第12回の予告はなかったが、金八が「次回は2時間スペシャル」という予告と「よいお年をお迎えください」という視聴者向けのメッセージがスポンサーテロップ前に入っている。
  • 全国で地上デジタル放送ハイビジョン放送)が受信できるようになってから放送された唯一のシリーズとなった。

スペシャル・特番[編集]

スペシャル(1982年)[編集]

  • 1982年10月8日の金曜日19:00 - 20:54に放送。
  • 昭和54年度卒業生(第1シリーズでの生徒)がメイン。
  • 主題歌:海援隊「贈る言葉」
  • 挿入歌:オフコース「生まれ来る子供たちのために」
主要生徒
ゲスト
  • 倉本先生 - 泉竜
  • 吉澤健
放送日程
放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
1982年10月8日 贈る言葉 小山内美江子 生野慈朗 33.0%

スペシャルⅡ(1983年)[編集]

  • 1983年10月7日の金曜日19:00 - 20:54に放送。
  • 昭和55年度卒業生(第2シリーズでの生徒)がメイン。
  • 主題歌:海援隊「人として」
  • 挿入歌:海援隊「贈る言葉」
主要生徒
  • 岩沼幸一郎 - 片桐貴代司
  • 松江次郎 - 大山大介
ゲスト
放送日程
放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
1983年10月7日 イレ墨をした教え子 小山内美江子
横田与志
大岡進 24.6%

スペシャルⅢ(1984年)[編集]

  • 1984年10月5日の金曜日19:00 - 20:54に放送。
  • 昭和54年度卒業生(第1シリーズでの生徒)がメイン。
  • 主題歌:海援隊「贈る言葉」
主要生徒
ゲスト
放送日程
放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
1984年10月5日 小さな嘘 小山内美江子
横田与志
生野慈朗 21.6%

スペシャルⅣ(1985年)[編集]

  • 1985年12月27日の金曜日19:00 - 20:54に放送。
  • 主題歌:海援隊「贈る言葉」
主要生徒
ゲスト
放送日程
放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
1985年12月27日 イジメられっ子金八先生 小山内美江子
横田与志
大岡進 24.4%

スペシャルV(1986年)[編集]

  • 1986年12月26日の金曜日19:00 - 20:54に放送。
  • 主題歌:海援隊「贈る言葉」
主要生徒
ゲスト
放送日程
放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
1986年12月26日 先生の暴力・生徒の暴力 小山内美江子
横田与志
大岡進 19.7%

スペシャルVI(1987年)[編集]

  • 1987年12月25日の金曜日20:00 - 21:48に放送。
  • 主題歌:海援隊「贈る言葉」
主要生徒
ゲスト
放送日程
放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
1987年12月25日 新・十五歳の母 小山内美江子 大岡進 23.8%

スペシャルVII(1989年)[編集]

  • 1989年3月29日の水曜日19:00 - 20:54に放送。
  • 松ヶ崎中学校 昭和63年度卒業生(第3シリーズでの生徒)がメイン。
  • 主題歌:武田鉄矢「声援」
主要生徒
  • 三浦泰久 - 宝田慎一
  • 織田真紀 - 長瀬潮美
ゲスト
  • 家庭教師 - 冨士原恭平
放送日程
放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
1989年3月29日 第3シリーズ卒業スペシャル 小山内美江子 生野慈朗 19.5%

スペシャルVIII(1990年)[編集]

  • 1990年12月28日の金曜日19:00 - 20:54に放送。
  • 主題歌:武田鉄矢「贈る言葉」
主要生徒
ゲスト
放送日程
放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
1990年12月28日 卒業アルバム 横田与志 生野慈朗 13.7%

スペシャルIX(1998年)[編集]

  • 1998年4月2日の木曜日21:00 - 22:54に放送。
  • 平成7年度卒業生(第4シリーズでの生徒)がメイン。
  • 主題歌:海援隊「贈る言葉」
  • スペシャルIXは横浜市の放送ライブラリーに保存されている。
主要生徒
  • 佐藤賢治 - 反田孝幸
  • 佐藤良美(賢治の妹) - 鈴木瑛子
ゲスト
放送日程
放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
1998年4月2日 道は遠くとも〜子供を救え!大人達よ立ち上がれ 小山内美江子 柳井満 17.5%

スペシャルX(2001年)[編集]

  • 2001年4月5日の木曜日21:00 - 22:54に放送。
  • 平成11年度卒業生(第5シリーズでの生徒)がメイン。
  • 主題歌:海援隊「新しい人へ」
  • 挿入歌:海援隊「贈る言葉」
主要生徒
ゲスト
放送日程
放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
2001年4月5日 友を信じる心〜お前死んだらオレ泣くぞ・3B一年ぶり大集合 小山内美江子 福澤克雄 14.7%

スペシャルXI(2005年)[編集]

  • 2005年12月30日の金曜日21:00 - 23:24に放送。
  • 平成16年度卒業生(第7シリーズでの生徒)がメイン。
  • 主題歌:海援隊「初恋のいた場所」
  • 挿入歌:熊木杏里「私をたどる物語」
主要生徒
ゲスト
放送日程
放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
2005年12月30日 未来へつなげ 3B友情のタスキ〜たった一人の卒業式…
3Bの絆は再び迫る薬物依存の魔の手から仲間を救い出せるのか?
清水有生 三城真一 12.6%

ファイナル(2011年)[編集]

  • 2011年3月27日[113]の日曜日19:00 - 23:09に放送。
  • 主題歌:海援隊「贈る言葉」
  • キャッチコピー:「日本中があなたの生徒でした
主要生徒
ゲスト
放送日程
放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
2011年3月27日 最後の贈る言葉 清水有生 生野慈朗 19.7%

特番[編集]

  • 桜中学大音楽会 金八新八仙八貫八と138名の卒業生達
    1983年4月1日放送。金八先生から貫八先生までの桜中学歴代卒業生が集まり、歌手活動をしている卒業生たちが持ち歌を歌う特番を放送。
  • 夏休み特別企画 3年B組金八先生 十五歳の母・総集編
    1984年7月20日放送。第1シリーズ『十五歳の母』の再編集版を放送。
  • 3年B組金八先生・生徒30人それぞれのスタートライン
    1996年4月26日「金曜テレビの星!」として、第4シリーズ出演者のその後を追ったドキュメントが放送された。
  • 3年B組金八先生25周年記念同窓会スペシャル
    2004年9月19日放送。第7シリーズ開始直前に25周年を記念し、東京都内のホテルで開催された同窓パーティーの模様が放送された。
  • 3年B組金八先生ファイナル直前同窓会スペシャル
    2011年3月24日「スパモク!!」枠にて放送。ファイナル放送直前に各シリーズの名場面集(第3・8シリーズ除く)を基に、歴代生徒役出演者らがトークを展開した。

スタッフ[編集]

  • 原作 - 小山内美江子
  • 脚本 - 小山内美江子、清水有生、岡本克己、重森孝子横田与志
  • 音楽 - 瀬尾一三(第1シリーズ - スペシャル6)、城之内ミサ(第3シリーズ - ファイナル)
  • プロデューサー - 柳井満
  • 演出 - 生野慈朗竹之下寛次福澤克雄今井夏木大岡進、佐藤虔一、高畠豊、和田旭、加藤浩丈、鈴木早苗、山崎恆成
  • プロデュース補 - 森一弘、三城真一、千野友嗣、小沢俊夫、松本喜隆
  • 製作担当 - 加藤新、斉藤英一、露崎裕之、十二竜也
  • 記録 - 大下内惠子、原田靖子、大蔵堯子
  • 題字 - 篠原栄太
  • 技術 - 中村元、名佐原昭雄、永田俊昭、松本修昌、宮崎義毅、原田幸治、浅野太郎
  • 撮影 - 小林純一、佐々木常夫、丹野至之、森哲郎
  • 映像 - 浅利俊夫、荒木健一、井下雅美、竹若章、笹井唯史
  • 照明 - 林明仁、大野治利、塚田剛太郎、野村修司
  • 音声 - 八木沢正、白川善隆、吉田克弥、佐久間優、柳沢任広、米倉敦、坂井健志
  • CG - 越智忍、田中浩征
  • 選曲 - 辻田昇司、下城義行
  • 音響効果 - 田久保貴昭、藍原貞幸、西村喜雄
  • 編集 - 松尾茂樹、佐藤敦成、山下雅史、佐藤淳一
  • 美術 - 白井浩二、丸山俊史
  • 美術デザイナー - 清水袈裟寿
  • 装置 - 秋山雷太
  • 制作協力 - ドリマックス
  • 制作 - TBSエンタテインメント、TBSテレビ
  • 製作著作 - TBS

放送局[編集]

  • TBSテレビ(新作)および(再放送)
  • TBS系列 各局(新作)および(再放送)
    • 第1 - 第2シリーズについては、当時人気だった『太陽にほえろ!』の方を同時ネットした北陸放送信越放送長崎放送熊本放送宮崎放送南日本放送琉球放送などが多く、これらの地域では第1 - 第2シリーズをリアルタイムで放送していなかったが、時差放送されていた。第3シリーズからは同時ネットとなった。
    • また、テレビ山口でも、第1シリーズについてはフジテレビの番組を同時ネットしていたためリアルタイムで放送していなかったが、後に時差放送され、第2シリーズからは同時ネットとなった。
  • CSTBSチャンネル (再放送[114]
  • TBS系列外
    • 秋田テレビ - 第8シリーズは未放送。
    • 福井放送〈第1 - 第2シリーズ〉、福井テレビジョン放送〈第3シリーズ以降〉。
    • KIKU-TVハワイ州)- "Kinpachi Sensei"のタイトルで、第4 - 第6シリーズ、および同期間に放送されたスペシャルなどが日本での放送からおよそ1年 - 1年半遅れ(木曜21時枠ドラマがおよそその程度遅れで定期放送されている関係)で、英語字幕付きで放送された。金曜ドラマ枠の第7シリーズは放送終了から2年以上たっても放送されなかったが、本放送から約3年遅れとなる2007年10月15日(現地時間)からようやく放送された。なお、第8シリーズについては約2年遅れで2009年10月18日より毎週日曜21:00(現地時間)から放送された[115]

過去のネット局[編集]

  • 福島テレビ
    • 第2シリーズまではリアルタイムで放送できなかった。その後第1シリーズ・第2シリーズはうすい土曜劇場枠(当時土曜21時 - )で1981年10月 - 1982年9月に放送。第3シリーズ以降はテレビユー福島にて同時ネットで放送。

下記3県ではいずれも、第4シリーズから系列局にて同時ネットで放送。

小説版・漫画版[編集]

高校生文化研究会高文研より、小山内美江子による小説版が発売されている。同小説の一部は現在、角川書店角川文庫にて文庫化出版されている。小説の内容は、テレビシリーズにおける主要ストーリー(15歳の母編・腐ったミカンの方程式編など)の物語である。ほとんどの作品において著者は小山内だが、病気降板した後のストーリーとなる第25集のみ清水有生が執筆している。また、第1シリーズ放映当時、漫画版も発売されていた。基本的には第1シリーズの内容に沿っている。作画は関野ひかるである。漫画版はワニブックスからも出版されていた。作画は成瀬由宇である。

高校生文化研究会発行の小説版[編集]

  • 小山内美江子 『十五歳の愛』 高校生文化研究会〈3年B組金八先生〉、1980年1月。
  • 小山内美江子 『いのちの春』 高校生文化研究会〈3年B組金八先生〉、1980年4月。
  • 小山内美江子 『飛べよ、鳩』 高校生文化研究会〈3年B組金八先生〉、1980年12月。
  • 小山内美江子 『風の吹く道』 高校生文化研究会〈3年B組金八先生〉、1981年2月。
  • 小山内美江子 『青春の坂道』 高校生文化研究会〈3年B組金八先生〉、1982年11月。
  • 小山内美江子 『水色の明日』 高校生文化研究会〈3年B組金八先生〉、1983年10月。

高文研発行の小説版[編集]

第1シリーズ

第2シリーズ

第3シリーズ

第4シリーズ

第5シリーズ

第6シリーズ

第7シリーズ

  • 小山内美江子 『光と影の祭り』第23集、高文研〈3年B組金八先生〉、2005年1月。ISBN 4-87498-336-7
  • 小山内美江子 『友達のきずな』第24集、高文研〈3年B組金八先生〉、2005年3月。ISBN 4-87498-337-5
  • 清水有生 『15歳の別れ道』第25集、高文研〈3年B組金八先生〉、2005年3月。ISBN 4-87498-340-5

スペシャル

角川書店発行の小説版[編集]

二見書房発行のマンガ版[編集]

  • 小山内美江子原作 『3年B組金八先生』1、関野ひかる画・構成、二見書房、1980年4月。ASIN B000J89G0I
  • 小山内美江子原作 『3年B組金八先生』2、関野ひかる画・構成、二見書房、1980年5月。ASIN B000J883AW
  • 小山内美江子原作 『3年B組金八先生』3、関野ひかる画・構成、二見書房、1980年8月。ASIN B000J864GM
  • 小山内美江子原作 『3年B組金八先生』4、関野ひかる画・構成、二見書房、1980年10月。ASIN B000J83CQ2
  • 小山内美江子原作 『3年B組金八先生part2 まんじゅうグラフィティ』1、関野ひかる画・構成、二見書房、1981年1月。ASIN B000J809Q8
  • 小山内美江子原作 『3年B組金八先生part2 はみだしブルース』2、関野ひかる画・構成、二見書房、1981年3月。ASIN B000J7YXAW

ワニブックス発行のマンガ版[編集]

  • 成瀬由宇画、小山内美江子原作 『3年B組金八先生』3 上巻、ワニブックス〈TVコミックス〉、1988年12月。ISBN 4-8470-1065-5
  • 成瀬由宇画、小山内美江子原作 『3年B組金八先生』3 下巻、ワニブックス〈TVコミックス〉、1989年1月。ISBN 4-8470-1075-2

舞台版[編集]

『3年B組金八先生 -夏休みの宿題-』[編集]

2003年と2005年の夏にそれぞれ上演。桜中学と金八・国井・乾先生、大森巡査の設定はテレビドラマ版と同様だが、その他の設定は全て舞台版オリジナルである。3幕構成で、第1・2幕(約180分)が舞台となり、第3幕(約60分)は「桜中学文化祭トーク&ライブ」と称して、海援隊のライブ等が行われた。いずれも原作は小山内美江子、脚本は吉本哲雄・片山蒼、演出は金子良次。

2003年版
2005年版
  • 7月31日〜8月25日に御園座で公演。
  • 主な出演:武田鉄矢、赤木春恵、石倉三郎、茅島成美、細川ふみえ、森田順平、小宮健吾、鈴木正幸、近衛れい子、中塚康介、渡辺卓、五十畑迅人、倉沢桃子、高松いく、上脇結友平慶翔

チャリティーイベント『舞台版 3年B組金八先生』[編集]

小山内美江子が主宰している「NPO法人 JHP・学校をつくる会(現在、特定非営利活動法人 JHP・学校をつくる会)」主催のチャリティーイベントで上演。舞台としては2回制作され、JHPの活動内容を生徒達に話して聞かせる形で紹介する作品(2001年11月15日上演)、第7シリーズ『からだという本』での教室シーンを再現する作品(2004年11月24日上演)があり、歴代の卒業生代表や放送中の現役生が「制服姿」で登場した。上演時間は30分程度であったが、ほぼ即興の舞台だったため、金八先生が出席簿に書かれた台本を読みながら物語を進行している。チャリティーイベントとしては、舞台のほかに出演者のチャリティーオークションや海援隊のライブも行われ、フィナーレでは卒業生有志30名による「金八ソーラン節[116]の披露と「桜中学校校歌」の斉唱があった[117]。なお、桜中学校3年B組同窓会らを絡めたチャリティーイベントは、2000年頃から毎年開催されたが、小山内のドラマ降板を折に2004年で終了した。

ゲーム版[編集]

3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!
チュンソフトが製作した、PlayStation 2向けのゲーム。プレーヤーは、入院した金八先生に代わって3年B組を1年間受け持つ。金八先生と大森巡査もゲーム内に登場し、声も本人が担当している。ドラマで乾先生を演じている森田順平も高峰先生(数学教師)として声で出演。
ドラマでは実現が難しい教師側からの視点や内容が中心になっている。教師同士の複雑な人間関係やエゴ、教師と生徒の間での恋心、教師と民間業者との癒着、裏口入学など、教育現場でのタブーを扱った内容が多く盛り込まれる。その中でサスペンス的な内容も盛り込まれている。
オープニングの主題歌は上戸彩が「贈る言葉」をカバーしており、作風や1話分のプレイ時間などドラマに近い形となっている。
後にシナリオを2本追加し、ゲームシステムにも追加要素を加えた『完全版』もリリースされた[118]

CD[編集]

VIDEO・DVD[編集]

製作された185話全てがDVD化されている。発売元はTBSビデオ、販売元はビクターエンタテインメント。

第1シリーズ

  • 【3年B組金八先生 第1シリーズ昭和54年版VIDEO】(第1回〜第21回:1998年11月27日発売、第22回、最終回:1998年12月18日発売)
  • 【3年B組金八先生 第1シリーズ昭和54年版DVD】(2002年4月26日発売)
  • 【3年B組金八先生 第1シリーズ昭和54年版DVD-BOX】(2002年4月26日発売)
    DVD-BOXでは、初回限定版のみの特典として、ブックレットが封入された。

第2シリーズ

  • 【3年B組金八先生 第2シリーズ昭和55年版VIDEO】(1999年3月26日発売)
  • 【3年B組金八先生 第2シリーズ昭和55年版DVD】(2003年3月28日発売)
  • 【3年B組金八先生 第2シリーズ昭和55年版DVD-BOX】(2003年3月28日発売)
    DVD-BOXでは、初回限定版のみの特典として、桜中学校特製レトロジャージ、ブックレット「B組学級日誌」、全巻収納BOXが封入された。

第3シリーズ

  • 【3年B組金八先生 第3シリーズ昭和63年版DVD-BOX1】(第1回〜第7回:2007年10月26日発売)
  • 【3年B組金八先生 第3シリーズ昭和63年版DVD-BOX2】(第8回〜最終回、スペシャル7:2007年11月23日発売)

第4シリーズ

  • 【3年B組金八先生 第4シリーズ平成7年版VIDEO】(1996年4月26日発売)
    傑作選として編集されており、第2、8、12〜15、17、18、20、22回は未収録である。
  • 【3年B組金八先生 第4シリーズ平成7年版DVD-BOX1】(第1回〜第11回:2008年2月8日発売)
  • 【3年B組金八先生 第4シリーズ平成7年版DVD-BOX2】(第12回〜最終回:2008年3月7日発売)

第5シリーズ

  • 【3年B組金八先生 第5シリーズVIDEO】(第1回〜第12回:2000年6月23日発売、第13回〜最終回:2000年8月16日発売)
  • 【3年B組金八先生 第5シリーズDVD】(2001年12月21日発売)
  • 【3年B組金八先生 第5シリーズDVD-BOX】(2011年3月25日発売)
    DVD・DVD-BOXに、映像特典として、製作発表やリハーサル、撮影風景や出演者へのインタビューなどが収録されている。

第6シリーズ

  • 【3年B組金八先生 第6シリーズVIDEO】(第1回〜第10回:2002年1月25日発売、第11回〜第18回:2002年3月22日発売、第19回〜最終回:2002年4月26日発売)
  • 【3年B組金八先生 第6シリーズDVD】(2004年6月25日発売)
  • 【3年B組金八先生 第6シリーズDVD-BOX】(2004年6月25日発売)
    映像特典として、スタッフへのインタビュー(「金八を支える人たち」)が収録されている。

第7シリーズ

  • 【3年B組金八先生 第7シリーズDVD】(第1回〜第10回:2005年3月25日発売、第11回〜最終回:2005年5月27日発売)
  • 【3年B組金八先生 第7シリーズDVD-BOX1】(第1回〜第10回:2005年3月25日発売)
  • 【3年B組金八先生 第7シリーズDVD-BOX2】(第11回〜最終回:2005年5月27日発売)
    DVD第1巻・DVD-BOX1に、映像特典として、リハーサルや生徒紹介、撮影風景や出演者へのインタビューなどが収録されている。
    DVD-BOX2では、初回限定版のみの特典として、金八が登下校時に使用している「金八バッグ」が封入された。

第8シリーズ

  • 【3年B組金八先生 第8シリーズDVD-BOX I】(第1回〜第11回:2008年3月28日発売)
  • 【3年B組金八先生 第8シリーズDVD-BOX II】(第12回〜最終回:2008年6月27日発売)
    映像特典として、生徒紹介、撮影風景や出演者へのインタビュー、クランクアップの様子、NG映像などが収録されている。

スペシャル

  • 【3年B組金八先生スペシャルPart1「贈る言葉」VIDEO】(1987年12月4日発売)
  • 【3年B組金八先生スペシャルPart2「イレ墨をした教え子」VIDEO】(1987年12月11日発売)
  • 【3年B組金八先生スペシャルPart3「小さな嘘」VIDEO】(1987年12月18日発売)
  • 【3年B組金八先生スペシャルPart4「イジメられっ子金八先生」VIDEO】(1987年12月25日発売)
  • 【3年B組金八先生スペシャルPart5「先生の暴力 生徒の暴力」VIDEO】(1988年1月1日発売)
  • 【3年B組金八先生スペシャルPart6「新・十五歳の母」VIDEO】(1988年4月22日発売)
  • 【3年B組金八先生スペシャルPart7「卒業スペシャル」VIDEO】(1989年8月16日発売)
    第3シリーズDVD-BOXに収録。
  • 【3年B組金八先生スペシャルPart9「道は遠くても」VIDEO】(1998年7月24日発売)
  • 【3年B組金八先生スペシャルPart10「友を信じる心」VIDEO】(2001年6月22日発売)
    第5シリーズDVD第9巻に収録。特典映像として「武田鉄矢インタビュー『金八シリーズを振り返って』」が収録されている。
  • 【3年B組金八先生スペシャルPart11「未来へつなげ 3B友情のタスキ」DVD】(2006年3月24日発売)
    第7シリーズDVDの続編(第10巻)として発売。特典映像としてメイキングの様子とインタビューが収録されている。

コンプリートBOX

  • 【3年B組金八先生 DVDコンプリートBOX】(2011年11月25日発売)
    過去に放送されたシリーズ173本、スペシャル12本を収録。このうちスペシャルⅠ〜Ⅵ、Ⅷ、Ⅸ、ファイナルは初のDVD化。DVD・VIDEOともに未収録であったスペシャルⅧ、ファイナルがパッケージ化されたことにより、製作された全作品がDVD化された。ファイナル『最後の贈る言葉』は、放送でカットされたシーンも含めたディレクターズカット版。85枚組のセットとなっており、総収録時間は10,344分である。先行予約でしか手に入らない完全予約生産とされ、特典として登場人物の歩みやインタビューなどを収録したブックレットと特製の懐中時計が同梱されている。

関連項目[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 実際は32学年、放送されていない年を除くと19学年。
  2. ^ 第7シリーズ生徒が高校入試へ向かう際の受験票を確認するシーンには、中学校名に「足立区立桜中学校」と記載されている。
  3. ^ 中学校での修学旅行が1学期(前期)に、体育祭が1学期終盤または2学期序盤に実施されることが多いと考えられるため。ただし第4シリーズ『オ受験母子の対決』では、生徒が修学旅行の写真を見ながら回想するシーンがある。
  4. ^ 『テレビがくれた夢 柳井満編』(TBSチャンネル2013年制作)
  5. ^ 古沢(2000)、124頁。
  6. ^ 古沢(2000)、294頁および第1シリーズ最終回。ただし、劇中において兄弟の存在は一切触れられたことがない。
  7. ^ 第1シリーズのVHSソフトやDVDソフトのジャケットに使用されている(ただし、英語の筆記体が消されたものもある)ほか、以下のウェブサイトでも確認できる。
  8. ^ 古沢(2000)、191頁。
  9. ^ 杉田かおる鶴見辰吾など。
  10. ^ 第1・第2シリーズ内のオープニングで、生徒役の役者が当時所属していた複数の芸能事務所や児童劇団が協力としてクレジットされている。
  11. ^ プロダクションや劇団等に所属していない人はオーディションを受けることができなかったが、一般の視聴者から「自分も生徒役で出演したい」との要望も多く寄せられたという(第7シリーズ公式ホームページより)。
  12. ^ 生徒役オーデションの倍率は男女合計のもので、男女比に差があるため一定していない。
  13. ^ オーディションの様子は各シリーズの公式ホームページ内でも紹介されている。
  14. ^ 古沢(2004)、166頁。
  15. ^ 閉校式を行った2005年3月25日は、第7シリーズの最終回が放送された日である。閉校に先駆け、3月22日には同校において「さよなら二中コンサート」が開かれ、海援隊や3Bの生徒達が駆けつけ、ロケ等でお世話になった学校への名残を惜しんだ。なお、足立二中の廃校舎は改修増設工事後、2007年度より東京未来大学として使用されている。
  16. ^ 足立朝日No.290 2011年3月20日発行。
  17. ^ 金八は昭和25年(1950年)8月8日生まれの設定で、定年の年齢(満60歳)に達したため。
  18. ^ 夏サカス2011〜笑顔の扉〜 開催概要 - 赤坂サカス公式サイト
  19. ^ 第2シリーズ『入試直前面接心得』より。3B生徒達による金八への模擬面接の中で生年月日を質問され、「昭和25年(=1950年)8月8日生まれ」と答えた。
  20. ^ 武田は1949年(昭和24年)4月11日生まれで、実際に福岡教育大学教育学部在学していた経歴を持ち、中退している(実際には除籍。その後、2008年(平成20年)9月12日に同校より名誉学士の称号を受け、事実上の卒業を果たしている)ものの教育実習を行った経験がある。
  21. ^ 第1・2シリーズでは肩に掛かるほど。それ以降では多少は短くなったものの、それでも耳は隠れている。
  22. ^ 実際に頻繁に呼ばれていたのは第1、2シリーズで第5シリーズ以降は普通に「金八先生」か「坂本先生」と呼ばれることがほとんどである。但し第6シリーズや第7シリーズでは、一部の生徒や卒業生から「きんぱっつぁん」と呼ばれていた。
  23. ^ ファイナル『最後の贈る言葉』内での柴崎茜の台詞より。
  24. ^ 第2シリーズ『心を病む子供達』より。
  25. ^ 3年B組以外のドラマの中では「1年B組」(SP3)、「2年B組」(SP4)などB組ばかり担任しており、このことはストーリー中でも言及されている。
  26. ^ 第2シリーズ『父の死と高校進学』より。
  27. ^ 金八の卒業式では、第4シリーズの広島美香(小嶺麗奈)と佐藤賢治(反田孝幸)が司会を担当し、伊丸岡ルミ(松下恵)が『仰げば尊し』をピアノ伴奏した。なお、第3シリーズの生徒・ファイナル以外の単発スペシャルの生徒(スペシャル4〜6・8・9に出演した150名)は出演していない。また、第1シリーズの星野清(近藤真彦)、第5シリーズの深川明彦(亀梨和也)もファイナルには出演していたが、金八の卒業式には出席していない。
  28. ^ 教員生活の開始時期は不明だが、20周年となる第5シリーズにおいて「27年間の教師生活で……」と語る場面がある。
  29. ^ 第7シリーズ『命とは何だろう…?金八先生、涙の授業』より。
  30. ^ 第4シリーズでは本名の「星野真理」名義。
  31. ^ 杉山修一・坂田拓也の2人は殴り合いの喧嘩にまで発展した。第5シリーズでは一度だけ金八の同僚の小田切と噂になったことがあるが、実際は2人が一緒に居るのを目撃した遠藤が勝手に勘違いしただけだった。
  32. ^ スペシャル2『イレ墨をした教え子』より。
  33. ^ 幸作は英語担当として矢沢の授業で実習した。またクラスは遠藤が担任する3年A組を担当したが、金八の補助として3年B組の国語の授業で実習している姿も見られる(第7回『金八生徒女形競艷』内の「便所掃除」の詩朗読の場面)。
  34. ^ 幸作を演じる佐野も大学在学中に教員免許を取得している。
  35. ^ 「桜中学音楽大全集」の特典DVDにて、本人が自己紹介している。
  36. ^ 第4シリーズ『ボク何になるの?』より。
  37. ^ 拝啓大森巡査より Vol.2
  38. ^ 生徒名をそのまま芸名にしている。女優兼武田鉄矢マネージャー補佐。
  39. ^ 第2シリーズ『卒業式前の暴力』より。
  40. ^ 古尾谷は第1シリーズでも第13回で桜中学卒業生・浅岡達也役で出演。
  41. ^ 第2シリーズ『卒業式前の暴力』より。
  42. ^ 金八、明子家族も夜道で遭遇しているが、当初は正体に気付かなかった。
  43. ^ 第2シリーズまでの自宅の表札は「S.INUI」となっていた。
  44. ^ 第1シリーズ当時上野動物園にいたジャイアントパンダのオスが「カンカン」という名前であった。
  45. ^ a b 第2シリーズ『東京は理社に弱い』より。
  46. ^ 第4シリーズ『ふくらみ過ぎた夢』より。
  47. ^ 第1シリーズ『数学が好きになる法』より。
  48. ^ 第2シリーズ『白紙の答案の波紋』より。
  49. ^ 第1シリーズ『数学が好きになる法』と第2シリーズ『白紙の答案の波紋』の松浦悟の台詞より。
  50. ^ 第4シリーズ『3Bにもイジメ?』より。
  51. ^ 第5シリーズ『さよなら金八先生』内の授業冒頭で、出題した問題を最初に正解した者に、留置所に入っていた兼末健次郎(風間俊介)へ差し入れしようとしていたリンゴを与えるという事を行った。なお、この問題は小野寺良輔(香川佑太朗)が正解し、貰ったリンゴを持って授業を抜けデイケアセンターへ持って行った。
  52. ^ 第6シリーズ『ガン告知の時…』内での授業では、確率を教えるにあたり、サイコロを生徒にふらせ、「出た目の数に大差が付いた時はスカートを履いて授業をする」とまで発言している
  53. ^ 第7シリーズ『揺れる金八、大揺れの3B』より。
  54. ^ 第6シリーズ『ワタシは男?それとも女?』より。
  55. ^ 第8シリーズ『父親はウザイか?』より。
  56. ^ うち1人は英子の連れ子で、乾の実子ではない。
  57. ^ 第4シリーズ『オ受験母子の対決』より。
  58. ^ スペシャル10『友を信じる心』より。
  59. ^ 金八が桜中学に赴任して最初にタバコを買っている。
  60. ^ 年末の繁忙期には金八も店を手伝っていた。
  61. ^ 第7シリーズ『25年目の贈る言葉』より。
  62. ^ スペシャル11「麻薬撲滅チャリティーラン」で、本人が発言している。
  63. ^ 第5シリーズ『ガラスの少年・4』より。
  64. ^ 第8シリーズ『赤い私服の転校生』より。
  65. ^ 第1シリーズ『女生徒軍団朝帰り』より。
  66. ^ 第1シリーズ『さよなら金八先生』より。
  67. ^ ドラマ本編では、幸作は兼末健次郎と同じく3年間中野が担任という設定となっている。
  68. ^ 当初は平田満がキャスティングされていたが、撮影直前に自動車事故で大ケガをしてしまい降板。急遽ラサール石井がピンチヒッターとして出演した。なお、平田は第7シリーズ最終回で、丸山しゅうに審判を下す家庭裁判所の裁判長役で出演している。
  69. ^ 第6シリーズ『ガン告知の時…』より。
  70. ^ 第7シリーズ『金八遂に大激怒!』より。
  71. ^ 第7シリーズ『車掌がトラメガを捨てたワケ』より。
  72. ^ 紋土のスピーチを聞いて涙したことを幸作が職員室で話した際にはその場にいた全員に驚かれ、北山大将の母親に対して感情的になった際には遠藤から「珍しくクールじゃないですね。」と言われていた。
  73. ^ 「覚えるまでその項目をノートに書く」は第8シリーズ『親の希望子供の夢』で川瀬光也(高橋伯明)に、「校庭を3周走る」は第8シリーズ『金八生徒女形競艷』で漆田駿(坂井太陽)にそれぞれ課している。なお、光也は実際にノート書き取りのシーンがあるが、駿の校庭走りは映像化されていない。
  74. ^ 第8シリーズ『ぎらりと光るダイヤのような日!』で、長谷川孝志(坂本優太)の母親から言いがかりをつけられる場面がある。
  75. ^ 第8シリーズ『広がる私服登校』より。
  76. ^ 実際に早崎自身、体調に問題があった為、体調不良という設定にした上、補聴器をつけたままの状態で出演していた。シリーズ終了後に早崎は他界し、生徒たちに最後の授業を行った第21回『印度カレーの神秘』が遺作となった。
  77. ^ 第4シリーズ『タコヤキお守り』より。
  78. ^ 第5シリーズ『生きる事・死ぬこと』より。実際は神奈川県秦野市にある秦野斎場でロケが行われ、和田校長、国井教頭をはじめ桜中学の教師一同、3年B組生徒の塩沢好太と小野寺良輔が金八とともに野辺送りをしている。
  79. ^ 卒業証書製作のためのケナフの栽培(第6シリーズ)、文化祭の等級の廃止(第7シリーズ)を独断で通達する。ケナフに関しては和田の尽力で廃止は免れているが、文化祭に関しては第7シリーズ以降の詳細は不明。
  80. ^ 演じた木場は第5シリーズでは、桜田友子の父の鳶職人・勝男役で出演していた。勝男は千田とは逆に金八の支持者であり、友子が再登場した際にも千田との二役での出演はなかった。
  81. ^ 木場の舞台出演のスケジュールに伴い、第7シリーズ開始当初から途中の降板が決まっていて、桜中学に民間校長を登用するストーリーにつながった。
  82. ^ この週刊誌を発行している出版社は、作中では第6シリーズで成迫政則の父親の事件を事実無根の報道をした出版社と同名である。森月美香の母親によれば、業界でも有名なゴロツキ記者が多いらしい。
  83. ^ 第3シリーズ『穴があったら入りたい』より。
  84. ^ 第3シリーズ『新人先生は1年生』より。
  85. ^ 第3シリーズ『三年二学期・期末テスト』より。
  86. ^ 当時TBSで放送されていた『学校へ行こう!』内の「3年B組金八先生 不良生徒役オーディション」に合格し出演した。
  87. ^ 太陽にほえろ!」第400回『スコッチ・イン・沖縄』。山田署に転勤していた滝刑事ことスコッチ(演:沖雅也)を七曲署に復帰させた。
  88. ^ 直江は第1シリーズ第7回でも楓中学の不良中学生・佐々木役で出演。
  89. ^ 博多弁で「俺の生徒に何をするんだ、貴様」の意味。
  90. ^ 宮沢歩役では、ほかに第1シリーズは木内国雄が、スペシャル1〜6は内藤友和がそれぞれ出演。
  91. ^ ファイナルにて歩が現在働いている会社の日本支社に転勤になり、彼の子供が来春に桜中学に入学予定であることを、歩の両親である保と雪乃が発言している。
  92. ^ 直前に引きこもりの兄が大森と共にスーパーさくらの車にはねられて入院したことで、両親が兄にかかりきりになってしまったことが原因。
  93. ^ 風間は番組終了後の2011年4月から2012年3月まで、NHKの「中学生日記」で3年B組担任の神沢俊介役でレギュラー出演した。
  94. ^ 但し本放送時は地上アナログ放送であった為、ワイドクリアビジョンレターボックスで送出された。(地上波デジタル放送BS-TBSTBSチャンネルでの再放送時は16:9で送出)
  95. ^ なお、安岡本人は脅すつもりでナイフを突きつけただけで、政則の制服を切ったとき、「刺してしまった」と思い込み、あわててその場から立ち去っている。このことから見ても、内心は虚勢を張っただけの気の小さい人物であることが伺える。
  96. ^ 小山内美江子著「25年目の卒業 さようなら私の金八先生」(講談社)より。
  97. ^ 劇中では、直はフォンデュフォークを用いたシーンとなっている。
  98. ^ 虎井まさ衛 「一当事者から見た暗い時代の話」『解説性同一性障害者性別取扱特例法』 南野知惠子監修、日本加除出版、2004年(2004年9月16日初版発行)、174頁。
  99. ^ 実際は生徒たちが水着で授業に向かうところのみの設定で、プールでの授業は映像化されていない。同様のシーンは第5シリーズ『僕のエッチな過去』の冒頭のシーンでも挿入されている。
  100. ^ 一般の視聴者から募集されたエキストラが出演している回は、第1回『史上最低の3B!!』の幸作の大学合格発表の場面、第5回『踊れ魂のソーラン』の文化祭でソーラン節を踊る3年B組生徒とともに観客が踊る場面、第8回『しゅうの愛する父』でスペシャルオリンピックス長野大会トーチランのシーン。エキストラ出演の舞台裏は公式ホームページで紹介されている。
  101. ^ 第7シリーズの生徒役を演じた役者で実際に平成生まれなのは、鮎川太陽、五十嵐奈生、岩田さゆり上森寛元加藤みづき上脇結友清浦夏実黒川智花、笹山都築、末広ゆい竹内友哉竹下恭平千代将太寺島咲冨浦智嗣福田沙紀村上雄太八乙女光薮宏太渡辺有菜の20名(第7シリーズ公式ホームページ生徒役出演者一覧より、五十音順)。第8シリーズからは生徒役全員が平成生まれとなる。
  102. ^ 新すぃ日本語」に出演していた武田が金八先生のパロディー版に登場していたことも、小山内がTBSに対する不信感を募らせた一因でもあるとされる。
  103. ^ 小山内美江子「原作者・脚本家が怒りの訣別宣言 「金八先生」をTBSが殺した!」『週刊文春』2416(2007年3月1日)号、文藝春秋、28 - 31頁
  104. ^ 武田は「『週刊文春』の記事に書いてあることは、すべて真実です」として、TBSのスタッフと小山内との「行き違いはもう10年以上前、(1988年)88年の第3シリーズくらいから、ことあるごとにずーっと続いていました」「小山内先生のお気持ちもよーくわかります」と話している。『女性自身』2007年3月13日号
  105. ^ 丸山しゅう(八乙女光)の両親が覚せい剤取締法違反の疑いで警察に連行されたり、小塚崇史(鮎川太陽)が自宅マンションから飛び降りるなど本作ストーリーの動きはあったが、物語の大まかな流れや出演者などから見ると、第6シリーズのスペシャル版となっている。
  106. ^ 第2シリーズ第13回では第1シリーズ卒業生が、第6シリーズ第11回では第5シリーズ卒業生が全員出演したほか、ソーラン節の指導などで卒業生が出演しているケースが多い。
  107. ^ 第2回『赤い私服の転校生』のラストシーンのみ使用。
  108. ^ 第7回『金八生徒女形競艷』のラストシーンのみ使用。
  109. ^ ただし、劇中において母親の存在は一切触れられておらず、最終回『サヨナラ金八先生』で金八が悠司に贈る言葉を述べたシーンの台詞で触れたのみである。
  110. ^ 小山内が新シリーズの企画書を読んだため。http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_08/g2007080314.html
  111. ^ 第8シリーズで脚本を担当した清水有生は「主役はあくまで金八先生と生徒一人ひとりである」として、ごく普通の中学生が抱える問題、悩みを金八が解決していく内容にすると記者会見や本人のブログなどで発言している。
  112. ^ 第2シリーズ卒業生の大川明子は第4シリーズからレギュラー出演している。ドラマ出演以外の卒業生との繋がりとしては、第1シリーズ出演の阿部トシエ(つちやかおり)、山田麗子(三原じゅん子)および第6シリーズに出演した鶴本直(上戸彩)、第7シリーズに出演した大胡あすか(清浦夏実)、金丸博明(府金重哉)、小塚崇史(鮎川太陽)が金八や生徒役の俳優を激励したことが、第8シリーズの公式ホームページ内で紹介されている。
  113. ^ 放送日となった2011年3月27日は第2シリーズの主要生徒だった松浦悟役の沖田浩之の十三回忌にあたる。
  114. ^ レギュラー放送は第7シリーズまで、スペシャルはファイナルまでの全作品で再放送済み。
  115. ^ KIKU Shows - Japanese KIKUTV.com(英語)
  116. ^ TBSには金八先生の劇中で実際に使われるソーラン節の法被や衣装が30着しかないため、選抜メンバーで演じた。
  117. ^ 舞台を含めたチャリティーイベントの様子は第6・第7シリーズ公式ホームページ内で紹介されている。
  118. ^ 『完全版』は追加したシナリオの内容から「15歳以上対象」とされている。
  119. ^ 駅からハイキング「『宿場町』から『学園都市』まで下町情緒あふれる『千住』の魅力再発見」[1]
  120. ^ 武田鉄矢が受験生を激励 ジバニャンと共演熱望 西日本新聞社 2015年1月8日
  121. ^ 「金八先生」がクランクインする前、3年B組生徒役の役者が集まり、親睦を深めチームワークを築くために行われた。第7シリーズのホームページでは神奈川県相模原市の「相模湖ピクニックランド」で行われた様子が紹介されている。

参考文献[編集]

  • 古沢保 『3年B組金八先生 卒業アルバム 桜中学20年の歩み』 同文書院2000年
  • 古沢保&TV LIFE編集部 『3年B組金八先生 PERFECT BOOK [みんなで歩いたまっすぐな道]』 学習研究社2002年
  • 古沢保編著 『ザテレビジョン別冊 「3年B組金八先生」25周年記念メモリアル 〜すべての人に捧げる"贈る言葉"〜』 角川書店〈カドカワムック No.202〉、2004年

外部リンク[編集]

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