嶋田うれ葉

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嶋田 うれ葉
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 東京都新宿区
血液型 A型[1]
主な作品
テレビドラマ全力失踪
ダイアリー
受賞
第2回JUNON恋愛小説大賞 優秀賞(「愛のシアワセ」)
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嶋田 うれ葉(しまだ うれは、5月11日[1] - )は、日本脚本家小説家

東京都新宿区出身。早稲田大学卒業、アンドリーム(&REAM)所属。2008年、小説「愛のシアワセ」[注 1]でデビュー。

略歴[編集]

東京都新宿区に生まれ[2]、父により「みずみずしさを失わぬ子に」との願いを込めて俳句の一節から「うれ葉」と名付けられた[3]石川県加賀市片山津温泉に父方の祖母の家があったことで中学2年時に同市立片山津中学校に転入し、石川県立加賀高等学校へと進学する。同地の自然豊かな環境や人の温かさが気に入り、同地で過ごした日々について「中学や高校で交わした言葉、思い出が大人になってからも脚本を書く原動力」であり「創作の一番根っことなって、今も生きている」と語る[3][4][5]

高校卒業後は東京の出版社でアルバイトの傍らで勉強を続け、早稲田大学第二文学部へ入学。大学でシナリオ分析の講義を受講したことをきっかけに、父が映画やテレビのカメラマンだったことで家のあちこちにあった台本に興味を抱いた幼少期の記憶が蘇り、脚本を学びたい衝動が湧き起こる。出版社への就職を経て「創作の仕事をしたい」と意を決して31歳で脚本家への道へと進み、「5年で箸にも棒にかからなければ、諦めよう」との覚悟でシナリオ専門学校の「シナリオ・センター」[6]に通ってシナリオを学ぶ。さまざまな仕事を通じて人脈を築いてテレビ局や制作会社へ企画書を送り、5年目には「愛のシアワセ」で2008年の第2回JUNON恋愛小説大賞優秀賞を受賞、2009年12月放送のラジオドラマ『青山二丁目劇場「彼のペット」』(文化放送)で脚本家としてデビューを果たす[2][3][4]

2017年には脚本を手掛けたプレミアムドラマ全力失踪』(NHK BSプレミアム)が第34回ATP賞テレビグランプリのドラマ部門で優秀作品賞を受賞し[7]自身も第6回市川森一脚本賞候補に[8]、翌2018年には加賀市を舞台に執筆したプレミアムドラマ『ダイアリー』(NHK BSプレミアム)[4]で第7回市川森一脚本賞候補になる[9]

2020年には降板した林宏司に代わり、清水友佳子およびチーフ演出の吉田照幸との共同により、同年度前期放送の『エール』で「永遠の憧れの存在」と語るNHK連続テレビ小説の脚本を担当する[3][10]

私生活では一女の母であり、家事育児と執筆活動を両立する[3][6]

作品[編集]

テレビドラマ[編集]

配信ドラマ[編集]

  • ハング(2014年、BeeTV

映画[編集]

  • キタキツネ物語-35周年リニューアル版-(2013年)
  • クジラの島の忘れもの(2018年)
  • 夕陽のあと(2019年)

オリジナルビデオ[編集]

  • お姫様の休日(2009年)
  • 恋愛模様(2009年)
  • やまとなでしこになりたい(2009年)
  • 行列のできる恋愛裁判所 恋人トラブル解決編(2009年)
  • 行列のできる恋愛裁判所 夫婦トラブル解決編(2009年)
  • 行列のできる恋愛裁判所 社内トラブル解決編(2009年)
  • 12歳。(2015年、『ちゃお』12月号付録DVD)

ラジオドラマ[編集]

著作[編集]

小説[編集]

  • 愛のシアワセ[注 1](短編)(2008年)
  • VanityAngel(2008年)

受賞歴[編集]

  • 第2回JUNON恋愛小説大賞 優秀賞(「愛のシアワセ」)
  • 第6回市川森一脚本賞 候補(『全力失踪』)[8]
  • 第7回市川森一脚本賞 候補(『ダイアリー』)[9]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ a b 単行本『屋上の三角形』(2008年4月25日、主婦と生活社ISBN 978-4-391-13612-8)に収録。
  2. ^ 第34回ATP賞テレビグランプリドラマ部門優秀作品賞受賞作[7]
  3. ^ 林宏司から途中交代。清水友佳子、チーフ演出の吉田照幸と共同脚本[10][11]

出典[編集]

  1. ^ a b 嶋田うれ葉(しまだうれは)”. ザテレビジョン. スタ☆スケ. KADOKAWA. 2019年11月19日閲覧。
  2. ^ a b 嶋田うれ葉氏 講演会”. 加賀高校同窓会 (2018年9月8日). 2020年6月8日閲覧。
  3. ^ a b c d e “連続テレビ小説エール 石川とゆかり 脚本・嶋田うれ葉さん(加賀高卒) 加賀の日々「創作の根っこ」”. 北國新聞 (北國新聞社). (2020年5月14日) 
  4. ^ a b c 長屋文太 (2019年10月5日). “夢へ得意なこと続けて 山代中 脚本家・嶋田さん講演会:石川”. 中日新聞(CHUNICHI Web). https://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20191005/CK2019100502000237.html 2019年11月19日閲覧。 
  5. ^ “夢実現へ「努力できるもの見つけて」 加賀高OGの脚本家・嶋田さん講演”. 北國新聞 (北國新聞社). (2019年10月5日). https://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20191005104.htm 2019年11月19日閲覧。 
  6. ^ a b 出身ライター嶋田うれ葉さん/ドラマ『ダイアリー』を書いて”. シナリオ・センター (2018年8月27日). 2019年11月19日閲覧。
  7. ^ a b 第34回 ATP賞テレビグランプリ - 一般社団法人 全日本テレビ番組製作社連盟
  8. ^ a b c 市川森一脚本賞候補”. 市川森一脚本賞財団. 2019年10月30日閲覧。
  9. ^ a b 第7回「市川森一脚本賞」受賞候補者(放送順)”. 市川森一脚本賞. 2019年11月19日閲覧。
  10. ^ a b “窪田正孝主演のNHK朝ドラ「エール」脚本家交代 清水友佳子さん、嶋田うれ葉さん、番組スタッフが執筆へ”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年11月5日). https://hochi.news/articles/20191105-OHT1T50082.html 2019年11月19日閲覧。 
  11. ^ “NHK朝ドラ異例の脚本家交代、健康面以外の問題か”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2019年11月5日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201911050000430.html 2019年11月5日閲覧。 

外部リンク[編集]