瀬央ゆりあ
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瀬央 ゆりあ(せお ゆりあ、6月15日[1] - )は、宝塚歌劇団星組に所属する男役スター[2][3]。
広島県広島市[1][4][5]、広島女学院高等学校出身[1][4][5]。身長172cm[1]。愛称は「せおっち」、「なおみ」[1][4][5]。
来歴[編集]
2007年、宝塚音楽学校入学。
2009年、宝塚歌劇団に95期生として入団[6][5]。宙組公演「薔薇に降る雨/Amour それは…」で初舞台[1]。その後、星組に配属[7]。
2015年、北翔海莉・妃海風トップコンビ大劇場お披露目となる「ガイズ&ドールズ」で、新人公演初主演[6][8][9]。新人公演最終学年となる入団7年目のラストチャンスでの抜擢となった[8][6][9]。
2018年の「New Wave!-星-」で、紫藤りゅうとバウホール公演ダブル主演[6][10]。続く「デビュタント」でバウホール公演単独初主演[10][6][9]。
2019年の「龍の宮物語」で、2度目のバウホール公演単独主演[7][4][9]。
2022年の「ザ・ジェントル・ライアー」(KAAT神奈川芸術劇場公演)で、東上公演初主演[5][3]。当初はバウホールでも上演が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響により全日程休止となった[3]。
人物[編集]
中学時代、幼稚園まで教わっていたピアノ教師と街で偶然再会し、その教師が宝塚好きだったことから宝塚の存在を知り、音楽学校を受験した[6]。
自分がこの道に進みたいのかどうかは分からなかったが、単純に落ちたことが悔しくて受験を続け、3度目の受験で合格を果たした[6]。
主な舞台[編集]
初舞台[編集]
- 2009年4 - 5月、宙組『薔薇に降る雨』『Amour それは…』(宝塚大劇場のみ)
星組時代[編集]
- 2009年6 - 9月、『太王四神記 Ver.II』
- 2010年1 - 3月、『ハプスブルクの宝剣』『BOLERO』
- 2010年8月、『摩天楼狂詩曲(ニューヨークラプソディー)〜君に歌う愛〜』(バウホール)
- 2010年10 - 12月、『宝塚花の踊り絵巻』『愛と青春の旅だち』
- 2011年1 - 2月、『メイちゃんの執事』(バウホール・日本青年館)
- 2011年4 - 7月、『ノバ・ボサ・ノバ』『めぐり会いは再び』
- 2011年8 - 9月、『ランスロット』(バウホール) - ガレス
- 2011年11 - 2012年2月、『オーシャンズ11』 - ボーイ、新人公演:ディック(本役:麻央侑希)
- 2012年5 - 8月、『ダンサ セレナータ』 - 新人公演:ジルベルト(本役:碧海りま)『Celebrity』
- 2012年9月、『ジャン・ルイ・ファージョン-王妃の調香師-』(バウホール・日本青年館) - ジュリアン
- 2012年11 - 2013年2月、『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『めぐり会いは再び 2nd〜Star Bride〜』 - 新人公演:ルーチェ(本役:礼真琴)『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』 - 新人公演:ヴァルゴオムA(歌手)(本役:壱城あずさ)/プティタミ(本役:十碧れいや)
- 2013年3 - 4月、『南太平洋』(ドラマシティ・日本青年館) - トム・オブライエン
- 2013年5 - 8月、『ロミオとジュリエット』
- 2013年9 - 10月、柚希礼音スペシャル・ライブ『REON!!II』(東京国際フォーラム・博多座)
- 2014年1 - 3月、『眠らない男・ナポレオン-愛と栄光の涯(はて)に-』 - 新人公演:マルモン(本役:紅ゆずる)[9]
- 2014年5 - 6月、『かもめ』(バウホール) - メドヴェージェンコ
- 2014年7 - 10月、『The Lost Glory -美しき幻影-』 - エリオット、新人公演:ロナルド・マーティン(本役:紅ゆずる)『パッショネイト宝塚!』
- 2014年11月、柚希礼音スーパー・リサイタル『REON in BUDOKAN〜LEGEND〜』(日本武道館)
- 2014年12月、『アルカサル〜王城〜』(バウホール) - ロドリゲス
- 2015年2 - 5月、『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』 - エンリケ、新人公演:マリオ・フェルネスト(本役:壱城あずさ)『Dear DIAMOND!!』
- 2015年6 - 7月、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(赤坂ACTシアター・ドラマシティ) - ジョニー・ドラー
- 2015年8 - 11月、『ガイズ&ドールズ』 - 新聞売り、新人公演:スカイ・マスターソン(本役:北翔海莉) 新人公演初主演[6][8][7][9]
- 2016年1月、『鈴蘭(ル・ミュゲ)-思い出の淵から見えるものは-』(バウホール) - ヴィクトル
- 2016年3 - 6月、『こうもり』 - アルゴン『THE ENTERTAINER!』
- 2016年7月、『One Voice』(バウホール)
- 2016年8 - 11月、『桜華に舞え』 - 別府晋介『ロマンス!! (Romance)』
- 2017年1月、『オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-』(東京国際フォーラム) - パップー
- 2017年3 - 6月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - アルマン・サン・ジュスト
- 2017年7 - 8月、『阿弖流為-ATERUI-』(ドラマシティ・日本青年館) - 坂上田村麻呂
- 2017年9 - 12月、『ベルリン、わが愛』 - ロルフ・シェレンベルク『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』
- 2018年2月、『ドクトル・ジバゴ』(ドラマシティ・TBS赤坂ACTシアター) - パーヴェル・パーヴロヴィチ・アンチーポフ(パーシャ)
- 2018年4 - 7月、『ANOTHER WORLD』 - 赤鬼赤太郎『Killer Rouge(キラー ルージュ)』
- 2018年8 - 9月、『New Wave!-星-』(バウホール) バウW主演[6][10]
- 2018年10月、『デビュタント』(バウホール) - イヴ バウ主演[10][6][9]
- 2019年1 - 3月、『霧深きエルベのほとり』 - マルチン『ESTRELLAS(エストレ―ジャス)〜星たち〜』
- 2019年5月、『鎌足-夢のまほろば、大和(やまと)し美(うるわ)し-』(ドラマシティ・日本青年館) - 中大兄皇子
- 2019年7 - 10月、『GOD OF STARS -食聖-』 - ニコラス『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』[4]
- 2019年11 - 12月、『龍の宮(たつのみや)物語』(バウホール) - 伊予部清彦 バウ主演[4][7][9]
- 2020年2 - 3月、『眩耀(げんよう)の谷〜舞い降りた新星〜』 - 謎の男『Ray-星の光線-』(宝塚大劇場)[2]
- 2020年7 - 9月、『眩耀(げんよう)の谷〜舞い降りた新星〜』 - 謎の男『Ray-星の光線-』(東京宝塚劇場)
- 2020年12月、『シラノ・ド・ベルジュラック』(ドラマシティ) - クリスチャン・ド・ヌーヴィレット男爵[11]
- 2021年2 - 5月、『ロミオとジュリエット』 - ベンヴォーリオ(綺城ひか理と役替わり)/ティボルト(愛月ひかると役替わり)[5]
- 2021年7月、『VERDAD(ヴェルダッド)!!』(舞浜アンフィシアター)
- 2021年9 - 12月、『柳生忍法帖』 - 漆戸虹七郎『モアー・ダンディズム!』[5]
- 2022年2月、『ザ・ジェントル・ライアー〜英国的、紳士と淑女のゲーム〜』(KAAT神奈川芸術劇場) - アーサー(ゴーリング卿) 東上初主演[5][3]
- 2022年4 - 7月、『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』 - レグルス・バートル『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』
出演イベント[編集]
- 2015年3月、夢咲ねねミュージック・サロン『N-style』
- 2016年10月、妃海風ミュージック・サロン『Princesa!!』
- 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
- 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』
- 2019年8月、綺咲愛里ミュージック・サロン『My Melody』
- 2019年10月、第55回『宝塚舞踊会〜祝舞御代煌(いわいまうみよのきらめき)〜』
- 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』
CM出演[編集]
受賞歴[編集]
- 2019年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2018年度努力賞
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ a b c d e f 『宝塚おとめ 2021年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2021年、107頁。ISBN 978-4-86649-158-5。
- ^ a b “星組新トップコンビ・礼真琴&舞空瞳が本拠地でお披露目!芝居でショーで“ONE TEAM”アピール”. スポーツ報知. 2020年2月7日閲覧。
- ^ a b c d 星組スター瀬央ゆりあ主演作、13日までのバウ公演全日程中止 公演関係者に陽性者 日刊スポーツ。
- ^ a b c d e f “<華宝塚>日々新鮮 一瞬一瞬を吸収 瀬央ゆりあ(星組)”. 東京新聞. 2019年9月12日閲覧。
- ^ a b c d e f g h <華宝塚>存在感のある男役に 瀬央ゆりあ(せお・ゆりあ)(星組) 東京新聞。
- ^ a b c d e f g h i j “【華麗なる宝塚】星組男役スター、瀬央ゆりあ 初単独主演 遅咲きの大輪”. 産経ニュース. 2019年5月28日閲覧。
- ^ a b c d “星組・瀬央ゆりあ 1年ぶり単独主演「喜びより責任感」”. スポニチAnnex. 2019年11月23日閲覧。
- ^ a b c “星組新人、瀬央ゆりあ初主演「萌え場面は100点」”. 日刊スポーツ. 2019年5月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “トップに学んだ最後まであきらめない心/瀬央ゆりあ”. 日刊スポーツ. 2019年11月28日閲覧。
- ^ a b c d “瀬央ゆりあ初主演公演が開幕!2幕で女役挑戦 宝塚”. 日刊スポーツ. 2019年5月28日閲覧。
- ^ 宝塚専科・轟悠の主演作「シラノ―」大阪で開幕「応援してくださる方々から逆にエネルギーをいただく形」 スポーツ報知。
- ^ “タカラジェンヌ7名がCMに一挙出演! 美しい“歩き”を颯爽と披露”. ORICON STYLE. 2019年5月28日閲覧。
参考文献[編集]
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。