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柚香光

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゆずか れい
柚香 光
生年月日 (1992-03-05) 1992年3月5日(32歳)
出身地 日本の旗 東京都杉並区
身長 171cm
血液型 O型
職業 女優
ジャンル 舞台
活動期間 2009年 -
活動内容 2009年:宝塚歌劇団入団、花組配属
2019年:花組トップスター就任
2024年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開
事務所 スターダストプロモーション
公式サイト 柚香光 公式プロフィール
主な作品
宝塚歌劇
はいからさんが通る
花より男子
TOP HAT
うたかたの恋
二人だけの戦場
備考
宝塚歌劇団卒業生
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柚香 光(ゆずか れい、1992年[1]3月5日[2] - )は、元宝塚歌劇団花組トップスター[2]

東京都杉並区[3]、区立和泉中学校出身[4]。身長171cm[1]。血液型O型[5]。愛称は「れい」[3]

所属事務所はスターダストプロモーション[2]

来歴

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2007年、宝塚音楽学校入学。

2009年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に95期生として入団[6][3]。入団時の成績は20番[6]宙組公演「薔薇に降る雨/Amour それは…」で初舞台[6]。その後、花組に配属[6][3]

華やかな容姿と圧倒的なダンス力で早くから注目を集め[7]、2014年、蘭寿とむ退団公演となる「ラスト・タイクーン」で、新人公演初主演[8]。その後も3度に渡って新人公演主演を務める[9]。同年の「ノクターン」でバウホール公演初主演[10]

2015年、明日海りお花乃まりあトップコンビ大劇場お披露目となる「カリスタの海に抱かれて/宝塚幻想曲」より、新生花組の3番手に昇格[11]

2017年の「はいからさんが通る」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、東上公演初主演[12][13]

2018年の「ポーの一族」より花組新2番手となる[14]。同年の「メランコリック・ジゴロEXCITER!!2018」で、全国ツアー公演初主演[15][13]

2019年の「花より男子」(TBS赤坂ACTシアター公演)で、2度目の東上公演主演[16]。同年11月25日付で花組トップスターに就任[12][15]。95期から礼真琴に続いて2人目[15]、花組からは12年ぶりに誕生した生え抜きのトップスターとなった[17]。相手役に前任から引き続いて華優希を迎え[15]、翌年、自身初の東上主演作の再演となる「はいからさんが通る」で、トップコンビ大劇場お披露目[18][17]新型コロナウイルス感染拡大による公演休止期間を経て、約4ヶ月遅れでの大劇場お披露目となった[19]

2021年、華の退団に伴い、星風まどかを2人目の相手役に迎え、「元禄バロックロック/The Fascination!」で、新トップコンビ大劇場お披露目[20]

2024年5月26日、「アルカンシェル」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を星風と同時退団[21]。花組トップコンビの同時退団は、1998年の真矢みき千ほさち以来26年ぶりのこととなった[21]

退団後はスターダストプロモーション所属となり、芸能活動を再開[2]

2024年11月9日、オフィシャルファンクラブ「RAY COMPANY」を開設[22]

宝塚歌劇団時代の主な舞台

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初舞台

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花組時代

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花組トップスター時代

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出演イベント

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  • 2011年11月、第51回『宝塚舞踊会』
  • 2013年6 - 7月、『宝塚巴里祭2013-La Chanson de Paris 99-』[31]
  • 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』[10]
  • 2016年4月、『ME AND MY GIRL』前夜祭
  • 2016年9月、轟悠ディナーショー『Prelude of Yū』[32]
  • 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
  • 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
  • 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say!Hey!Show Up!!』
  • 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』[33]
  • 2024年3 - 4月、柚香光ディナーショー『Expression!』 主演

宝塚歌劇団退団後の主な活動

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舞台

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コンサート

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広告

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受賞歴

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脚注

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注釈

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  1. ^ a b 芹香斗亜と役替わり。
  2. ^ a b 鳳月杏と役替わり。
  3. ^ 鳳真由と役替わり。
  4. ^ 明日海りおと役替わり。
  5. ^ 6/26のみ特別出演。
  6. ^ ゲストアーティストとして出演

出典

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  1. ^ a b 柚香光 公式プロフィール スターダストプロモーション。
  2. ^ a b c d e f g 柚香光、スターダスト所属で芸能活動本格始動 5月に宝塚退団、元・花組トップスター 第2章へ「新たな意欲」 スポーツ報知。
  3. ^ a b c d e 花組100周年・柚香光がいざなう”時間旅行”「ご恩返しを」 スポーツ報知。
  4. ^ 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、19頁。ISBN 978-4-86649-258-2
  5. ^ 阪急コミュニケーションズ『NEW GENERATION Ⅲ』2013年、5頁。ISBN 978-4-484-13514-4
  6. ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 121.
  7. ^ a b c d e 憧れと夢、かねてからの望み同時にかなう/柚香光 日刊スポーツ。
  8. ^ a b c d 村上久美子 (2014年6月19日). “新星から若手スターへ/柚香光”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/entertainment/column/takarazuka/news/p-cl-tp0-20140619-1320323.html 2019年10月23日閲覧。 
  9. ^ a b “柚香光、光源氏を麗しく 宝塚花組新人公演「新源氏物語」”. 産経WEST. (2015年10月22日). https://www.sankei.com/article/20151022-X42YPJY2EJONBEMSKPCRM73GL4/2/ 2019年10月23日閲覧。 
  10. ^ a b c d e f 花組・柚香光、注目度ナンバーワン 入団6年目で憧れの役”. zakzak by夕刊フジ. 2015年8月23日閲覧。
  11. ^ a b フレッシュさ満点、花組新時代の幕開けを感じる スターファイル。
  12. ^ a b c d e f g “柚香光、次期花組トップスターに 11月24日退団の明日海りお後任”. スポーツ報知. (2019年7月11日). https://hochi.news/articles/20190711-OHT1T50080.html?page=1 2019年10月23日閲覧。 
  13. ^ a b c d e f g h i j 村上久美子 (2018年12月13日). “「くされ縁」水美舞斗と名作コメ再共演/柚香光”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/entertainment/column/takarazuka/news/201812130000334.html 2019年10月23日閲覧。 
  14. ^ a b 明日海りお「ポーの一族」エドガー役でタカラヅカ104周年のスタート飾る スポーツ報知。
  15. ^ a b c d e f g h “柚香光が宝塚花組次期トップスターに 第95期生からは2人目”. スポーツ報知. (2019年7月11日). https://hochi.news/articles/20190711-OHT1T50117.html?page=1 2019年10月23日閲覧。 
  16. ^ a b c d e f g 村上久美子 (2019年6月27日). “女の子の夢、花より男子・道明寺司好演/柚香光”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/entertainment/column/takarazuka/news/201906270000178.html 2019年10月23日閲覧。 
  17. ^ a b c d 花組・柚香光 伝統の〝花男〟の重み「背負っていく」 スポニチAnnex。
  18. ^ a b c d e 筒井政也 (2020年2月24日). “柚香光「はいからさんが通る」で新トップスターとして本拠地でお披露目!異例の再演に「ええっ!?と衝撃」”. スポーツ報知. https://hochi.news/articles/20200224-OHT1T50149.html?page=1 2020年3月21日閲覧。 
  19. ^ a b 柚香光が再開感謝 大羽根を「芯もって背負いたい」 日刊スポーツ。
  20. ^ a b 誕生100周年の宝塚花組、大劇場公演開幕!トップスター柚香光「身の引き締まる思い」 スポーツ報知。
  21. ^ a b c 宝塚歌劇花組トップコンビ、柚香光&星風まどかが来年5月に退団 スポーツ報知。
  22. ^ 元宝塚歌劇団花組のトップスター 柚香光 オフィシャルファンクラブサイトを開設!”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年11月9日). 2024年11月14日閲覧。
  23. ^ 新パートナー・星風まどか迎え宝塚花組トップ・柚香光「全国を旅して親交を深めたい」全国ツアー開幕 スポーツ報知。
  24. ^ 宝塚花組開幕 “ピアノの魔術師”役にトップ・柚香光「同じく芸に携わる者としてズシンと共感」 スポーツ報知。
  25. ^ 「フィレンツェに燃える」47年ぶり初再演作に挑む宝塚花組全国ツアー開幕 トップ柚香光「素晴らしい秋に…」 スポーツ報知。
  26. ^ 宝塚歌劇、名作「うたかたの恋」で2023年開幕 花組トップスター・柚香光「先入観をなくして一から」 スポーツ報知。
  27. ^ 宝塚歌劇花組「二人だけの戦場」開幕 29年ぶり再演にトップスター・柚香光「大切に務めてまいりたい」 スポーツ報知。
  28. ^ 宝塚歌劇花組「鴛鴦歌合戦」開幕 トップスター・柚香光「ふわっと温かく」 スポーツ報知。
  29. ^ 輝き続けた初コンサート 来年5月退団の宝塚花組トップ柚香光「BE SHINING!!」 産経ニュース。
  30. ^ 宝塚歌劇花組トップコンビ退団公演「アルカンシェル」開幕 柚香光「大切に大切に日々を過ごしてまいりたい」 スポーツ報知。
  31. ^ 宝塚巴里祭2013-La Chanson de Paris 99-('13年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  32. ^ 轟悠ディナーショー「Prelude of Yu」('16年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  33. ^ 宝塚オールスター「タカスぺ」で花組新トップ・柚香光お披露目!柴田侑宏氏追悼企画も スポーツ報知。
  34. ^ 宝塚歌劇100周年メンバーが集結するショー「RUNWAY」ビジュアル解禁”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年8月21日). 2024年8月22日閲覧。
  35. ^ 旗揚げ45周年の劇団☆新感線、2025年初夏&秋冬公演に柚香光・早乙女兄弟ら豪華顔ぶれ”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年10月17日). 2024年10月17日閲覧。
  36. ^ 「バーン・ザ・フロア 2025」ゲストに柚香光「私の情熱にどうぞご期待ください!」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年11月25日). 2024年11月26日閲覧。
  37. ^ マチュー・ガニオ スペシャル・ガラ ニューイヤーコンサート 開催決定!”. PRTIMES. キョードーエンタテインメント. 2024年10月26日閲覧。
  38. ^ “宝塚退団から半年、元花組トップスター柚香光の今(前編)〝バレエの貴公子〟と共演へ”. 産経新聞. (2024年11月23日). https://www.sankei.com/article/20241123-OYGKSECEIZM7TJKFWJL4BMCKEQ/ 2024年11月23日閲覧。 
  39. ^ 『2014年 宝塚Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、81頁。ISBN 978-4-908135-34-7
  40. ^ 『2015年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2016年、85頁。ISBN 978-4-908135-68-2
  41. ^ 『2018年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2019年、87頁。ISBN 978-4-86649-090-8
  42. ^ 『2021年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2022年、85頁。ISBN 978-4-86649-190-5
  43. ^ 『2022年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、75頁。ISBN 978-4-86649-224-7

参考文献

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  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0 

外部リンク

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