凰稀かなめ

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おうき かなめ
凰稀 かなめ
生年月日 9月4日
出身地 日本の旗 日本 神奈川県川崎市
身長 173cm
職業 女優
ジャンル 舞台ドラマ映画
活動期間 2000年 -
活動内容 2000年:宝塚歌劇団入団、雪組配属
2009年:星組へ異動
2011年:宙組へ異動
2012年:宙組トップスター就任
2015年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開
事務所 ケイローズ
公式サイト 凰稀かなめオフィシャルサイト
主な作品
宝塚歌劇
銀河英雄伝説@TAKARAZUKA
風と共に去りぬ
ベルサイユのばら
舞台
1789-バスティーユの恋人たち-
屋根の上のバイオリン弾き
『さよなら、チャーリー』
ドラマ
ノーサイド・ゲーム
映画
マスカレード・ナイト
 
受賞
第73回『文化庁芸術祭賞』演劇部門新人賞(2018年)
備考
宝塚歌劇団卒業生
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凰稀 かなめ(おうき かなめ、9月4日[1] - )は、日本女優。元宝塚歌劇団宙組トップスター[2]

神奈川県川崎市[3]私立順心女子学園中学校出身[1]。身長173cm[2]。愛称は「かなめ」、「りか」、「てる」[3]

来歴[編集]

1998年、宝塚音楽学校入学。

2000年、宝塚歌劇団に86期生として入団[4]。入団時の成績は20番[4]花組公演「源氏物語 あさきゆめみしザ・ビューティーズ!」で初舞台[4]。組まわりを経て雪組に配属[4]

初舞台の新人公演で早くも役が付くなど、抜群のスタイルと甘いマスクで注目を集め、2005年の「霧のミラノ」で新人公演初主演[5][6][7]

2006年のバウ・ワークショップ「Young Bloods!!」でバウホール公演初主演[7][1]。続く朝海ひかる舞風りらトップコンビ退団公演となる「堕天使の涙」で、2度目の新人公演主演[5][6][7]

2007年、世界陸上大阪大会にあわせて結成されたユニット・AQUA5のメンバーに選出される[7][8]

2008年の「凍てついた明日」で2度目のバウホール公演主演[6][7]

2009年4月14日付で星組へと組替え[7][1]。新トップスター・柚希礼音に次ぐ2番手となる[6][1]

2010年の「リラの壁の囚人たち」(バウホール・日本青年館公演)で、東上公演初主演[8][9]

2011年2月25日付で宙組へと組替え[10]。宙組トップ・大空祐飛に次ぐ2番手となる[6][11]

2012年の「ロバート・キャパ」(バウホール・日本青年館公演)で、2度目の東上公演主演[6][9]。同年7月2日付で宙組6代目トップスターに就任[9][2]。相手役に花組から実咲凜音を迎え、「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」でトップコンビ大劇場お披露目[6][2]

トップ就任後は「風と共に去りぬ」のレット・バトラー、「ベルサイユのばら」のオスカルなど名作で主演を務め、2015年2月15日、「白夜の誓いPHOENIX 宝塚!!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[11][2][9]

退団後は舞台・ドラマ・映画と幅広く活動している。

2018年、舞台「さよなら、チャーリー」での演技が評価され、文化庁芸術祭賞の演劇部門新人賞を受賞[12]

宝塚歌劇団時代の主な舞台[編集]

初舞台[編集]

組まわり[編集]

雪組時代[編集]

星組時代[編集]

宙組時代[編集]

  • 2011年5 - 8月、『美しき生涯』 - 疾風『ルナロッサ』
  • 2011年10 - 12月、『クラシコ・イタリアーノ』 - レナード・デルーカ(レニー)『NICE GUY!!』
  • 2012年1 - 2月、『ロバート・キャパ 魂の記録』(バウホール・日本青年館) - アンドレ・フリードマン(ロバート・キャパ) 東上主演[9]
  • 2012年4 - 7月、『華やかなりし日々』 - アーサー・シェルドン『クライマックス』

宙組トップスター時代[編集]

出演イベント[編集]

  • 2002年6月、TCAスペシャル2002『LOVE』
  • 2003年10月、樹里咲穂コンサート『JUBIEE-S』
  • 2004年7月、TCAスペシャル2004『タカラヅカ90』
  • 2005年4月、TCAスペシャル2005『Beautiful Melody Beautiful Romance』
  • 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』
  • 2006年9月、TCAスペシャル2006『ワンダフル・ドリーマーズ』
  • 2007年9月、TCAスペシャル2007『アロー!レビュー!』
  • 2008年12月、タカラヅカスペシャル2008『La Festa!』
  • 2009年12月、タカラヅカスペシャル2009『WAY TO GLORY』
  • 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』
  • 2014年4月、宝塚歌劇100周年 夢の祭典『時を奏でるスミレの花たち』
  • 2014年8 - 9月、凰稀かなめディナーショー『Metamorphose-メタモルフォーゼ-』 主演[13]
  • 2014年10月、『宝塚歌劇100周年記念 大運動会』
  • 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』

宝塚歌劇団退団後の主な活動[編集]

舞台[編集]

ドラマ[編集]

映画[編集]

連載[編集]

受賞歴[編集]

脚注[編集]

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出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i “「何か」を打ち破った優等生/凰稀かなめ - プレシャス! 宝塚”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2009年10月26日). オリジナルの2009年10月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20091028005524/http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/entry/20091026_87351.html 2022年9月14日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m “【ヒューマン】凰稀かなめ「嘘のないお芝居を」 宝塚卒業から5年…『青の生徒会 参る!~』で映画初主演”. サンスポ (産経デジタル). (2020年3月28日). https://www.sanspo.com/article/20200328-D3TEEQL75JP6THOZARY35QQFPY/3/ 2022年9月14日閲覧。 
  3. ^ a b 『宝塚おとめ 2014年度版』 阪急コミュニケーションズ、2014年、133頁。ISBN 978-4-484-14522-8
  4. ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 112.
  5. ^ a b c d 100年史(舞台) 2014, p. 315.
  6. ^ a b c d e f g 100年史(人物) 2014, p. 157.
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o フェアリーインタビュー/雪組 凰稀かなめ ウィズたからづか 2009年4月号 。
  8. ^ a b c “名作復活・凰稀かなめの魅力光る 宝塚バウ公演開幕”. asahi.com (朝日新聞社). (2010年5月7日). http://www.asahi.com/showbiz/stage/spotlight/OSK201005070079.html 2022年9月14日閲覧。 
  9. ^ a b c d e f g h i j k l m n “凰稀かなめさんインタビュー 自身初となるコンサート『The Beginning』で宝塚退団後初登場”. エンタメターミナル (株式会社ERIZUN). (2015年3月30日). https://enterminal.jp/2015/03/oukikaname-the-beginning/ 2022年9月14日閲覧。 
  10. ^ 『2011年宝塚 Stage Album』 阪急コミュニケーションズ、2012年、85頁。ISBN 978-4-484-12505-3
  11. ^ a b c d e f g h i j 凰稀かなめ「皆、ぽかーんと…びっくりするんじゃないかな」”. スターファイル. 朝日新聞社 (2015年4月9日). 2022年9月14日閲覧。
  12. ^ a b c “第73回文化庁芸術祭、演劇部門大賞は「おもろい女」の藤山直美”. ステージナタリー (ナターシャ). (2018年12月27日). https://natalie.mu/stage/news/314115 2022年9月14日閲覧。 
  13. ^ 凰稀かなめディナーショー「Metamorphose-メタモルフォーゼ-」('14年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  14. ^ “元宝塚・凰稀かなめが女優デビュー 「1789-バスティーユの恋人たち-」 「自分のマリー」で心をつかむ”. 産経ニュース (産経デジタル). (2016年4月16日). https://www.sankei.com/article/20160416-NPZ7CHCT5VOS7IAV2QFWJIF2OA/ 2022年9月14日閲覧。 
  15. ^ “「エリザベート」ガラコン、小池修一郎「より円熟した新発見のあるものに」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2016年11月5日). https://natalie.mu/stage/news/207975 2022年9月14日閲覧。 
  16. ^ “凰稀かなめ主演ミュージカル「花・虞美人」ユナクと清水良太郎が劉邦と項羽に”. ステージナタリー (ナターシャ). (2016年8月25日). https://natalie.mu/stage/news/199191 2022年9月14日閲覧。 
  17. ^ “凰稀かなめが朗読劇に初挑戦、共演に伶美うらら、ラサール石井”. ステージナタリー (ナターシャ). (2017年12月6日). https://natalie.mu/stage/news/259838 2022年9月14日閲覧。 
  18. ^ “「1789」“進化&深化”して最高の革命へ、小池徹平・加藤和樹ら意気込む”. ステージナタリー (ナターシャ). (2018年2月7日). https://natalie.mu/stage/news/268584 2022年9月14日閲覧。 
  19. ^ “「銀河鉄道999」明治座で開幕、中川晃教が松本零士にサプライズ”. ステージナタリー (ナターシャ). (2018年6月23日). https://natalie.mu/stage/news/288099 2022年9月14日閲覧。 
  20. ^ 凰稀かなめ主演で新訳脚本の『さよなら、チャーリー』上演中!稽古場フォトとコメント”. 宝塚ジャーナル (2018年11月1日). 2022年9月14日閲覧。
  21. ^ “加藤和樹&凰稀かなめ「暗くなるまで待って」暗闇で息をのむ“体感型サスペンス””. ステージナタリー (ナターシャ). (2019年1月25日). https://natalie.mu/stage/news/317208 2022年9月14日閲覧。 
  22. ^ “「銀河鉄道999」新作開幕、中川晃教「キスの向こうにあるものを見せたい」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2019年4月21日). https://natalie.mu/stage/news/328810 2022年9月14日閲覧。 
  23. ^ “凰稀かなめが演出初挑戦、樫田正剛の短編3部作「かなめのカタチ」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2019年3月14日). https://natalie.mu/stage/news/323856 2022年9月14日閲覧。 
  24. ^ “平野良&安西慎太郎がW主演「明治座の変 麒麟にの・る」全キャスト発表”. ステージナタリー (ナターシャ). (2019年7月26日). https://natalie.mu/stage/news/341237 2022年9月14日閲覧。 
  25. ^ “凰稀かなめ主演「モンテ・クリスト伯」延期公演に渡辺大輔、廣瀬智紀ら”. ステージナタリー (ナターシャ). (2020年6月18日). https://natalie.mu/stage/news/383778 2022年9月14日閲覧。 
  26. ^ “【公演レポート】音楽朗読劇の“歴史的瞬間”、藤沢文翁「VOICARION」帝劇公演「信長の犬」開幕”. ステージナタリー (ナターシャ). (2020年9月5日). https://natalie.mu/stage/news/395170 2020年12月14日閲覧。 
  27. ^ “「グッバイ・チャーリー」凰稀かなめが再びプレイボーイに、共演に佐伯大地ら”. ステージナタリー (ナターシャ). (2020年8月27日). https://natalie.mu/stage/news/393890 2022年9月14日閲覧。 
  28. ^ “市村正親×鳳蘭、ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」2月に上演決定”. ステージナタリー (ナターシャ). (2020年7月22日). https://natalie.mu/stage/news/388767 2022年9月14日閲覧。 
  29. ^ “宝塚版「エリザベート」25周年記念コンサートの出演者発表、歴代出演メンバーがずらり”. ステージナタリー (ナターシャ). (2021年2月16日). https://natalie.mu/stage/news/416572 2022年9月14日閲覧。 
  30. ^ 凰稀かなめ、妃海風ら初参加『CLUB SEVEN ZERO III』開幕!公開ゲネプロレポート”. エンタステージ. 株式会社ナノ・アソシエーション (2021年6月6日). 2022年9月14日閲覧。
  31. ^ 朗読劇『ラストダンスは私に』~岩谷時子生誕105年記念~ に出演! 凰稀かなめインタビュー”. 演劇キック (2021年8月18日). 2022年9月14日閲覧。
  32. ^ “三森すずこ&蒼井翔太ら出演、明治座の舞台「擾乱」に凰稀かなめ・富田麻帆”. ステージナタリー (ナターシャ). (2021年6月16日). https://natalie.mu/stage/news/432688 2022年9月14日閲覧。 
  33. ^ DisGOONie Presents Vol.10 舞台「MOTHERLAND」 > キャスト・スタッフ”. DisGOONie Presents Vol.10 舞台「MOTHERLAND」. 株式会社ディスグーニー. 2021年11月28日閲覧。
  34. ^ “植草克秀がレビュー初演出、凰稀かなめ主演「TARKIE THE STORY」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2021年11月5日). https://natalie.mu/stage/news/452188 2022年9月14日閲覧。 
  35. ^ Inc, Natasha. “鈴木拡樹主演「死神遣いの事件帖 -幽明奇譚-」キー&キャラクタービジュアル解禁” (日本語). ステージナタリー. 2022年9月19日閲覧。
  36. ^ “田尾下哲×宮川彬良で「オズの魔法使い」ミュージカル化、主演は桜井玲香”. ステージナタリー (ナターシャ). (2022年4月11日). https://natalie.mu/stage/news/473339 2022年4月11日閲覧。 
  37. ^ “横浜流星・中村隼人出演の「巌流島」猪野広樹・凰稀かなめら追加キャスト10名発表”. ステージナタリー (ナターシャ). (2022年9月14日). https://natalie.mu/stage/news/493670 2022年9月14日閲覧。 
  38. ^ “「銀河鉄道999」が生放送で初の実写ドラマ化!栗山千明が憧れのメーテルに”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年5月15日). https://natalie.mu/comic/news/282070 2022年9月14日閲覧。 
  39. ^ “凰稀かなめ、11月4日放送「ドクターX」で米倉涼子と初共演「完璧な方」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツNEWS). (2021年10月25日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202110240001439.html 2022年9月14日閲覧。 
  40. ^ 今野敏サスペンス 憐情 警視庁強行犯係 樋口顕 - テレビ東京。
  41. ^ “木村拓哉「マスカレード・ナイト」に中村アン、田中みな実、博多華丸ら新たに参加”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2021年6月14日). https://natalie.mu/eiga/news/432289 2022年9月14日閲覧。 
  42. ^ “凰稀かなめ お届けできる何かがある”. 東京新聞 TOKYO Web. (2021年5月28日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/107094?rct=neppu_ryoufu 2022年9月14日閲覧。 
  43. ^ a b 100年史(人物) 2014, p. 53.
  44. ^ 『2014年 宝塚Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、81頁。ISBN 978-4-908135-34-7

注釈[編集]

  1. ^ 4/23〜30のみ特別出演。
  2. ^ 4/7〜10のみ実咲凜音と特別出演。
  3. ^ 花總まりとWキャスト。
  4. ^ 龍真咲とWキャスト。

参考文献[編集]

  • 監修・著作権者:小林公一 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 
  • 監修・著作権者:小林公一 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0 

外部リンク[編集]