梨花ますみ
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梨花 ますみ(りか ますみ、4月14日 - )は、宝塚歌劇団専科に所属する女役。元雪組組長。
大阪府大阪市、夙川学院出身。身長160cm。愛称は「みと」。
略歴[編集]
1981年、67期生として宝塚歌劇団に入団。入団時の成績は39人中20番[1]。「宝塚春の踊り」で初舞台。同年5月18日[1]、月組に配属される。同期生には真矢みき(元花組トップスター)、涼風真世(元月組トップスター)、黒木瞳(元月組トップ娘役)、毬藻えり(元星組トップ娘役)、北原遥子等がいる。
1996年11月5日付で、月組の副組長に就任する。
1999年、北京・上海公演メンバーに選抜される。
2000年8月22日付で、花組に組替えとなり、副組長に就任する。
2007年12月25日付で、専科へ異動。
2012年5月28日付けで、雪組へ組替え、組長に就任。
2019年2月11日付けで、専科へ異動。
主な舞台[編集]
月組時代[編集]
- 1984年3月、『翔んでアラビアン・ナイト/ハート・ジャック!』(東宝)新人公演:ファティマー(本役:邦なつき)
- 1984年11月、『ガイズ&ドールズ』新人公演:タバサ(本役:翼ひかる)
- 1985年5月、『二都物語/ヒート・ウェーブ』新人公演:テレーズ(本役:有明淳)
- 1985年11月、『ときめきの花の伝説/ザ・スィング』新人公演:ヘレナ・タリーニ夫人(本役:有明淳)
- 1987年5月、『ME AND MY GIRL』新人公演:レディ・バターズピー(本役:京三紗)
- 1989年11月、『天使の微笑・悪魔の涙/レッド・ホット・ラブ』ハンナ
- 1990年8月、『川霧の橋/ル・ポアゾン 愛の媚薬』おりく
- 1990年10月、『天使の微笑・悪魔の涙/レッド・ホット・ラブ』(全国ツアー)アッカーマン夫人
- 1992年1月、『珈琲カルナバル/夢・フラグランス』マリキータ
- 1992年7月、『PUCK/メモリーズ・オブ・ユー -懐かしき時代・美しき人々-』マリア
- 1992年9月、『珈琲カルナバル/夢・フラグランス』(全国ツアー)マリキータ
- 1993年1月、『マンハッタン物語』(バウ・東京特別・名古屋特別)アンナ・マリア・カレラス
- 1993年9月、『グランドホテル/BROADWAY BOYS』マダム・ピーピー
- 1994年1月、『風と共に去りぬ』エルシング夫人
- 1994年2月、『たけくらべ』(バウ)おくに
- 1994年6月、『エールの残照/TAKARAZUKAオーレ!』バーバラ
- 1994年9月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー)エルシング夫人
- 1995年4月、『エールの残照/TAKARAZUKAオーレ!』(全国ツアー)バーバラ
- 1995年6月、『ハードボイルドエッグ/EXOTICA!』ジーン
- 1995年10月、『ある日どこかで』(バウ・東京特別)占い師/フラニー/デビッドの母
- 1996年1月、『訪問者』(バウ・東京特別)ベル・クロワ夫人
- 1996年12月、『バロンの末裔/グランド・ベル・フォリー』ミセス・サーティーズ
- 1997年6月、『EL DORADO』ベルナルダ
- 1997年9月、『チェーザレ・ボルジア -野望の軌跡-/プレスティージュ』(全国ツアー)ヴァノッツ
- 1998年2月、『WEST SIDE STORY』セニョーラ・ロドリゲス
- 1998年7月、『永遠物語』(バウ・東京特別)たね
- 1998年9月、『黒い瞳』レーヴィン夫人
- 1999年3月、『から騒ぎ』(バウ)ペッパー
- 1999年5月、『螺旋のオルフェ/ノバ・ボサ・ノバ』マダム・シャイエ
- 1999年10月、『夢幻花絵巻/ブラボー!タカラヅカ』(北京・上海)
- 1999年11月、『プロヴァンスの碧い空』(シアター・ドラマシティ)シモーヌ・モォヴァル
- 2000年2月、『LUNA/BLUE MOON BLUE』ピアス
- 2000年7月、『更に狂はじ』(東京特別・バウ)後小松上皇
花組時代[編集]
- 2000年9月、『トム・ジョーンズの華麗なる冒険』(バウ・東京特別)ブリジッド
- 2000年11月、『〜夢と孤独の果てに〜 ルートヴィヒII世/Asian Sunrise』マイルハウス嬢
- 2001年4月、『源氏物語 あさきゆめみし/ザ・ビューディーズ!』(全国ツアー)かめ/女房(春)
- 2001年12月、『カナリア』(シアタードラマシティ・東京特別)イムサム
- 2002年3月、『琥珀色の雨にぬれて/Cocktail -カクテル-』ソフィー
- 2002年8月、『あかねさす紫の花/Cocktail -カクテル-』(博多座)舟坂郎女
- 2002年10月、『エリザベート~愛と死の輪舞(ロンド)~』ルドヴィカ公爵夫人
- 2002年3月、『不滅の棘』(シアタードラマシティ・東京特別)タチアナ
- 2003年5月、『野風の笛/レヴュー誕生 -夢を創る仲間たち-』淀君
- 2003年10月、『二都物語』(バウ・東京特別)エブレモンド侯爵夫人
- 2004年1月、『天使の季節/アプローズ・タカラヅカ! -ゴールデン90-』カルボナラ
- 2004年5月、『NAKED CITY』(バウ・東京特別)アレサ
- 2004年8月、『La Esperanza-いつか叶う-/TAKARAZUKA舞夢(マイム)!』アリーネ
- 2005年3月、『マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー』 ナターリャ
- 2005年11月、『落陽のパレルモ/ASIAN WINDS!』エルヴィラ・フェリーチタ・マリア・デイ・カヴァーレ
- 2006年3月、『Appartment Cinema』(シアタードラマシティ・東京特別・名古屋特別)アマンダ
- 2006年6月、『ファントム』ガブリエル(音楽教師)
- 2006年11月、『うたかたの恋/エンター・ザ・レビュー』エリザベート皇后
- 2007年2月、『明智小五郎の事件簿-黒蜥蜴(トカゲ)-/タキシード・ジャズ』お重
- 2007年6月、『舞姫 -MAIHIME-』(バウ・東京特別)太田倫
- 2007年9月、『アデュー・マルセイユ -マルセイユへ愛をこめて-/ラブ・シンフォニー』マドレーヌ
専科時代[編集]
- 2008年9月、『グレート・ギャツビー』(月組・日生劇場)エリザベス・フェイ/セイヤー夫人
- 2008年11月、『夢の浮橋』明石の中宮/『Apasionado!!』(月組)
- 2010年3月、『虞美人』(花組)王媼
- 2011年9月、『仮面の男』アンヌ王太后/『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』(雪組)
- 2012年2月、『仮面のロマネスク』ブランシャール夫人/『Apasionado!! II』(宙組・中日劇場)
雪組時代[編集]
- 2012年7月、『フットルース』(博多座)ベティ・ブラスト
- 2012年10月、『JIN-仁-』橘栄/『GOLD SPARK! -この一瞬を永遠に-』
- 2013年2月、『若き日の唄は忘れじ』登世/『Shining Rhythm! -新たなる誕生-』(中日劇場)
- 2013年4月、『ベルサイユのばら -フェルゼン編-』ジャルジェ夫人
- 2013年8月、『若き日の唄は忘れじ』登世/『ナルシス・ノアールII』(全国ツアー)
- 2013年11月、『Shall we ダンス?』シーラ/『CONGRATULATIONS 宝塚!!』
- 2014年3月、『ベルサイユのばら -オスカルとアンドレ編-』(全国ツアー)マロングラッセ
- 2014年6月、『一夢庵風流記 前田慶次』大政所なか/『My Dream TAKARAZUKA』
- 2014年10月、『伯爵令嬢 -ジュテーム、君を愛さずにはいられない-』(日生劇場)院長先生/クレール夫人/ニーニ(声のみ)[2](3役)
- 2015年1月、『ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!-』ノアイユ伯爵夫人/『ファンシー・ガイ!』
- 2015年5月、『星影の人』喜久/『ファンシー・ガイ!』(博多座)
- 2015年7月、『星逢一夜(ほしあいひとよ)』浩/『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』
- 2015年11月、『哀しみのコルドバ』マリア/『La esmeralda(ラ エスメラルダ)』(全国ツアー)
- 2016年2月、『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』山県友子/銀杏屋の女将
- 2016年6月、『ローマの休日』(中日劇場・赤坂ACTシアター・梅田芸術劇場) ヴィアバーグ伯爵夫人
- 2016年10月、『私立探偵ケイレブ・ハント』ダナ・ソリアーノ/『Greatest HITS!』
- 2017年2月、『星逢一夜(ほしあいひとよ)』浩/『Greatest HITS!』(中日劇場)
- 2017年4月、『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』女房お辰/『Dramatic “S”!』
- 2017年8月、『琥珀色の雨にぬれて』シモーヌ/『“D”ramatic S!』(全国ツアー)
- 2017年11月、『ひかりふる路〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』ルノー夫人/『SUPER VOYAGER!-希望の海へ-』
- 2018年3月、『義経妖狐夢幻桜』(宝塚バウホール)スザク
- 2018年6月、『凱旋門-エリッヒ・マリア・レマルクの小説による-』ウージェニー/『Gato Bonito!!~ガート・ボニート、美しい猫のような男~』
- 2018年11月、『ファントム』ガブリエル
第2次専科時代[編集]
- 2019年5月、『壬生義士伝』ひさ(雪組)
- 2019年10月、『ハリウッド・ゴシップ』(KAAT神奈川芸術劇場・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)アマンダ・マーグレット[往年の大女優](雪組)
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ^ a b 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』P.93 小林公一・監修 阪急コミュニケーションズ 2014年4月1日。ISBN 9784484146010
- ^ ニーニはパンフレット及び主な配役発表には記載は無いが、千秋楽の挨拶にて公表。
外部リンク[編集]
- 宝塚歌劇団
- 梨花ますみ・公式プロフィール - 宝塚歌劇団公式ページ
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