小桜ほのか

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小桜 ほのか(こざくら ほのか、5月6日[1] - )は、宝塚歌劇団星組に所属する娘役。

東京都豊島区[1][2]日本女子大学附属高等学校出身[1][2]。身長162cm[1]。血液型O型[3]。愛称は「ほのか」、「あいこ」、「のんちゃん」[1][2]

来歴[編集]

2011年、宝塚音楽学校入学。

2013年、宝塚歌劇団に99期生として入団[4]。入団時の成績は5番[4]雪組公演「ベルサイユのばら」で初舞台[4]

2014年、組まわりを経て星組に配属[4]

2016年、北翔海莉妃海風トップコンビ退団公演となる「桜華に舞え」で、新人公演初ヒロイン[5]

2020年の「シラノ・ド・ベルジュラック」(ドラマシティ公演)で、専科顧問・轟悠の相手役を務め、ヒロイン[6][7]。当初は東上公演として上演が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大により、ドラマシティのみでの振替公演となった[8]

2022年の「ベアタ・ベアトリクス」でバウホール公演初ヒロイン[9][10]

人物[編集]

宝塚初観劇は2006年花組公演「ファントム[3]。キラキラしたオペラ座の世界と美しい音楽、ヒロインのクリスティーヌに憧れ、娘役を目指すようになる[3]

学生時代は囲碁部に所属していた[3]。祖父の家にあった碁盤碁石に憧れて入部し、学校の行き帰りの電車の中でも定石の本を読むなど、囲碁の世界に熱中していた[3]

憧れの上級生は桜乃彩音と妃海風[3]

主な舞台[編集]

初舞台[編集]

組まわり[編集]

星組時代[編集]

出演イベント[編集]

  • 2014年10月、『演劇人祭 特別篇』[注釈 1]
  • 2015年11月、第6回『マグノリアコンサート・ドゥ・タカラヅカ』
  • 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』[注釈 2]
  • 2016年7月、『宝塚巴里祭2016』[11]
  • 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』
  • 2021年11月、愛月ひかるディナーショー『All for LOVE』[12]

受賞歴[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 外部出演。
  2. ^ コーラス。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 『宝塚おとめ 2023年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、109頁。ISBN 978-4-86649-223-0
  2. ^ a b c d e <華宝塚>心を磨いて愛情表現 小桜(こざくら)ほのか(星組) 東京新聞。
  3. ^ a b c d e f 『To The Future/宝塚GRAPH 2017年2月号』 宝塚クリエイティブアーツ、2017年、122頁。
  4. ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 125.
  5. ^ a b 星組天華えま「放心状態です」新人公演初主演に感涙”. 日刊スポーツ. 2016年9月13日閲覧。
  6. ^ a b 宝塚20年ラストミュージカル開幕 主演轟悠が好演 日刊スポーツ。
  7. ^ a b 宝塚歌劇専科・轟悠主演「シラノ」開幕「この作品を、このメンバーで心して」 デイリースポーツ。
  8. ^ 宝塚専科・轟悠の主演作「シラノ―」大阪で開幕「応援してくださる方々から逆にエネルギーをいただく形」 スポーツ報知。
  9. ^ a b 宝塚星組・極美慎のバウホール初主演作「ベアタ・ベアトリクス」開幕 スポーツ報知。
  10. ^ a b 宝塚星組・極美慎 初バウ主演「ベアタ・ベアトリクス」初日 「大切な時間を実感」 デイリースポーツ。
  11. ^ 宝塚巴里祭2016('16年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  12. ^ 愛月ひかるディナーショー「All for LOVE」('21年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  13. ^ 『宝塚GRAPH 2023年10月号/宝塚通信』 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、86頁。

参考文献[編集]

  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0 

外部リンク[編集]