りつこ
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りつこ(7月19日[1][2] - )は、元宝塚歌劇団専科の男役スター[2][3][4]。
神奈川県横浜市[2][3]、アメリカンスクール出身[2][3]。身長173cm[1][3]。愛称は「マギー」、「りっちゃん」[2]。宝塚歌劇団時代の芸名は星条海斗(せいじょう・かいと)[3][4]。
来歴[編集]
1998年、宝塚音楽学校入学。
2000年、宝塚歌劇団に86期生として入団[1][2]。入団時の成績は17番[5]。花組公演「源氏物語 あさきゆめみし/ザ・ビューティーズ!」で星条海斗として初舞台[1]。その後、月組に配属[1][2]。
2016年、月組「FALSTAFF」でバウホール公演初主演[6][7][1][2]。入団17年目での抜擢となった[6]。
2018年6月17日、真風涼帆・星風まどかトップコンビ大劇場お披露目となる宙組「天は赤い河のほとり/シトラスの風」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[1][2][1]。
退団後はりつこと改名し、ヤムナメソッドのセルフケアを追求し、ヤムナクラスを開講[1]。また退団翌月の自身の誕生日に結婚し、翌年6月に第一子となる男児を出産している[4]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台[編集]
初舞台[編集]
- 2000年4〜5月、花組『源氏物語 あさきゆめみし』『ザ・ビューティーズ!』(宝塚大劇場のみ)
組まわり[編集]
- 2000年5〜6月、星組『黄金のファラオ』『美麗猫(ミラキャット)』(宝塚大劇場のみ)
月組時代[編集]
- 2002年1月、「ガイズ&ドールズ」新人公演:ジェリー/クバーナの歌手(本役:楠恵華)
- 2003年4月、「花の宝塚風土記/シニョール・ドン・ファン」新人公演:フロア係(本役:北嶋麻実)
- 2003年10月、「紫吹淳コンサート Lica-Rika/L-R」(シアタードラマシティ)
- 2003年11月、「薔薇の封印 -ヴァンパイア・レクイエム-」新人公演:クラウス(本役:越乃リュウ)
- 2004年4月、「愛しき人よ」(バウホール・東京特別)ミカエル
- 2004年6月、「飛鳥夕映え/タカラヅカ絢爛II -灼熱のカリビアン・ナイト-」新人公演:蘇我蝦夷(本役:箙かおる)
- 2004年12月、「熱帯夜話 -眠れない夜に…-」マギー(劇団員)(バウホール・東京特別)
- 2005年2月、「エリザベート -愛と死の輪舞(ロンド)-」黒天使、新人公演:エルマー(本役:月船さらら)
- 2005年9月、「JAZZYな妖精たち/REVUE OF DREAMS」警官、新人公演:マクガバン(本役:立ともみ)
- 2006年2月、「あかねさす紫の花/REVUE OF DREAMS」(中日劇場)綱田
- 2006年3月、「エンカレッジコンサート」
- 2006年5月、「暁のローマ/レ・ビジュー・ブリアン」ガイウス・カスカ、新人公演:カエサル(本役:轟悠) 新人公演初主演[1][2]
- 2006年10月、「あかねさす紫の花/レ・ビジュー・ブリアン」(全国ツアー)子麻呂
- 2007年1月、「パリの空よりも高く/ファンシー・ダンス」レイモンド、新人公演:ギスターブ・エッフェル(本役:霧矢大夢)
- 2007年5月、「大坂侍 -けったいな人々-」(バウホール・東京特別)天野玄蕃
- 2008年1月、「ホフマン物語」(バウホール)シュレーミル他
- 2008年8月、「ME AND MY GIRL」(博多座)パーチェスター
- 2008年11月、「夢の浮橋/Apasionado!!(アパショナード)」宰相中将
- 2009年5月、「エリザベート -愛と死の輪舞(ロンド)-」シュヴァルツェンベルク
- 2009年10月、「ラスト プレイ -祈りのように-/Heat on Beat!」アロイス、ローレンス(青樹泉の休演に伴う代役)
- 2010年2月、「紫子/Heat on Beat!」(中日)天野外記
- 2010年4月、「THE SCARLET PIMPERNEL」アンドリュー・フォークス
- 2010年9月、「ジプシー男爵/Rhapsodic Moon」イシュトバン
- 2010年12月、「STUDIO 54」(ドラマシティ・東京特別)ラングレー・マイヤー
- 2011年3月、「バラの国の王子/ONE -私が愛したものは…-」長女
- 2011年7月、「アルジェの男/Dance Romanesque」ミシュリュー内相
- 2011年11月、「アリスの恋人」(バウホール・東京特別)ナイトメア
- 2012年2月、「エドワード8世-王冠を賭けた恋-/Misty Station-霧の終着駅-」アーネスト・シンプソン
- 2012年6〜9月、『ロミオとジュリエット』 - ベンヴォーリオ
- 2012年10〜11月、『愛するには短すぎる』 - マーシャル・ウェンズワース『Heat on Beat!(ヒート オン ビート)』(全国ツアー)
- 2013年1〜3月、『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』 - アラン
- 2013年5月、『ME AND MY GIRL』(梅田芸術劇場) - セドリック・パーチェスター/チャールズ・ヘザーセット(沙央くらまと役替わり)
- 2013年7〜10月、『ルパン-ARSÈNE LUPIN-』 - ジュスタン・ガニマール『Fantastic Energy!』
- 2013年11〜12月、『THE MERRY WIDOW』(シアタードラマシティ・日本青年館) - ミルコ・ツェータ男爵
- 2014年1月、『風と共に去りぬ』(梅田芸術劇場) - ミード博士
- 2014年3〜6月、『宝塚をどり』『明日への指針-センチュリー号の航海日誌-』 - セルゲイ監督『TAKARAZUKA 花詩集100!!』 - 花の紳士A、赤いケシS、蘭の男A
- 2014年7〜8月、『宝塚をどり』『明日への指針-センチュリー号の航海日誌-』 - セルゲイ監督『TAKARAZUKA 花詩集100!!』(博多座)
- 2014年9〜12月、『PUCK(パック)』 - オベロン『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』
- 2015年2〜3月、『風と共に去りぬ』(中日劇場) - ミード博士
- 2015年4〜7月、『1789-バスティーユの恋人たち-』 - ラザール・ド・ペイロール伯爵
専科時代[編集]
- 2015年11〜2016年2月、月組『舞音-MANON-』 - ギョーム・ベロン『GOLDEN JAZZ』 初エトワール[1][6]
- 2016年3〜6月、星組『こうもり…こうもり博士の愉快な復讐劇…』 - オルロフスキー公爵『THE ENTERTAINER!』[6]
- 2016年10月、月組『FALSTAFF〜ロミオとジュリエットの物語に飛び込んだフォルスタッフ〜』(バウホール) - サー・ジョン・フォルスタッフ バウ初主演[1][7][2][6]
- 2017年6〜8月、花組『邪馬台国の風』 - 狗奴王ヒミコク『Santé!!〜最高級ワインをあなたに〜』[2]
- 2018年3〜6月、宙組『天(そら)は赤い河のほとり』 - ウルヒ・シャルマ『シトラスの風-Sunrise-』 退団公演[1][2]
出演イベント[編集]
- 2015年8月、星条海斗ディナーショー『Flügel』 主演
- 2017年4月、星条海斗ディナーショー『MASQUERADE』 主演
宝塚歌劇団退団後の主な活動[編集]
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受賞歴[編集]
- 2012年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 助演賞[1]
- 2014年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2013年度努力賞[1]
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q りつこプロフィールritsuko.yamuna
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “宙組初出演「一番好きなショー」で卒業/星条海斗”. 日刊スポーツ. (2018年4月12日) 2020年6月11日閲覧。
- ^ a b c d e タレントプロフィールページりつこドットビット株式会社
- ^ a b c “元男役「星条海斗」第1子長男を出産「類稀なる超安産」”. デイリースポーツ. (2019年5月2日) 2020年6月11日閲覧。
- ^ 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』、阪急コミュニケーションズ、112頁。ISBN-9784484146010
- ^ a b c d e f “17年目初主演は異色キャラ大酒飲みで好色/星条海斗”. 日刊スポーツ. (2016年10月20日) 2020年6月11日閲覧。
- ^ a b “宝塚歌劇団月組が10月バウホールで「FALSTAFF」、主演は星条海斗”. ステージナタリー. (2016年3月22日) 2016年3月23日閲覧。
外部リンク[編集]
- りつこオフィシャルサイト
- りつこオフィシャルブログ - Ameba Blog
- りつこ (@ritsuko_yamuna) - Twitter
- りつこ (@ritsuko_official_m) - Instagram
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