齋藤吉正

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齋藤 吉正(さいとう よしまさ、1971年 - )は、宝塚歌劇団所属の演出家。

来歴・人物[編集]

横浜市生まれ。東京農業大学農学部で化学を専攻中に劇団の演劇助手の募集に応募し、卒業後の1994年4月宝塚歌劇団に入職したという異色派。学生時代は舞台に関する経験は一切なかったため、入職と同時に自己の演出家像を生み出して行った。

作品づくりに初めて関わったのは、演出家谷正純の助手として参加した1994年月組公演『エールの残照』で、以後数多くの演出家の助手を経験。

その後、1999年に宙組バウホール公演『TEMPEST』で演出家としてデビューし、2000年月組公演『BLUE・MOON・BLUE』にて宝塚大劇場での作・演出デビューを果たしている。

また、2002年12月には『Subjective Holies』で外部での初の作・演出を経験。

その後も2003年宙組公演『満天星大夜總会』や2009年雪組公演『RIO DE BRAVO!!』などレビューを手がけると共に、2007年2008年星組公演『エル・アルコン-鷹-』や2008年〜2009年雪組公演『カラマーゾフの兄弟』などのミュージカルも手がけ、いずれか一方に偏ることなく幅の広いジャンルに挑戦している。

型に捕らわれない奇抜な演出は「サイトーの犯行」と言われる。

宝塚歌劇団での作品[編集]

大劇場作品[編集]

ショー・レビュー作品

*予定

ミュージカル作品

バウ作品ほか[編集]

  • バウ・ポエジー『TEMPEST - 吹き抜ける九龍 -』(1999年 宙組・宝塚バウホール 主演:湖月わたる
  • バウ・ライブエンターテイメント『花吹雪 恋吹雪』(2000年 星組・宝塚バウホール、日本青年館 主演:安蘭けい
  • バウ・ライブアパシオナード『血と砂』(2001年 月組・宝塚バウホール、日本青年館 主演:汐美真帆大空祐飛
  • バウ・アクトレビュー『ヴィンターガルテン - 春を待ち侘ぶ冬の庭園 -』(2002年 星組・宝塚バウホール、日本青年館 主演:朝澄けい真飛聖
  • 『Lica-Rika/L.R.[el-a:r]』(2003年 月組 紫吹淳コンサート)
  • バウ・グランデ『巌流 - 散りゆきし花の舞 -』(2003年 星組・宝塚バウホール、日本青年館 主演:安蘭けい
  • バウ・ロマンス『愛しき人よ - イトシキヒトヨ -』(2004年 月組・宝塚バウホール、日本青年館 主演:霧矢大夢
  • 『W-ing』(2005年 宙組 和央ようかライヴショー)
  • バウ・ワークショップ『Young Bloods!! - 青春花模様 -』(2006年 花組・宝塚バウホール 主演:桐生園加
  • バウ・ワークショップ『Young Bloods!! - 魔夏の吹雪 -』(2006年 雪組・宝塚バウホール 主演:凰稀かなめ
  • la comédie musicale『A/L(アール)- 怪盗ルパンの青春 -』(2007年 宙組梅田芸術劇場シアタードラマシティ、日本青年館、中日劇場 主演:大和悠河
  • ミュージカル『カラマーゾフの兄弟』(2008-2009年 雪組梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、赤坂ACTシアター 主演:水夏希
  • ミュージカル『STUDIO 54(スタジオ フィフティフォー)』(2010-2011年 月組・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、日本青年館 主演:霧矢大夢
  • グランステージ『JIN-仁-』(2013年 月組・全国ツアー公演、主演:龍真咲
  • Oh! Edo Night Show『風の次郎吉 - 大江戸夜飛翔 -』(2015年 花組・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、日本青年館 主演:北翔海莉
  • ミュージカル『TOP HAT』(2015年 宙組・梅田芸術劇場メインホール、赤坂ACTシアター 主演:朝夏まなと
  • 北翔海莉 Dramatic Revue『LOVE & DREAM - I. Sings Disney/II. Sings TAKARAZUKA -』(2016年 星組・東京国際フォーラムホールC、梅田芸術劇場メインホール 主演:北翔海莉) 
  • アクションステージ『MY HERO』(2017年 花組・赤坂ACTシアター、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ 主演:芹香斗亜
  • 朝夏まなとアメイジングステージ『A Motion』(2017年 宙組・梅田芸術劇場メインホール、文京シビックホール 主演:朝夏まなと
  • ミュージカル『神家の七人』 、(2017年 専科・宝塚バウホール 主演:轟悠
  • キューティーステージ『愛聖女(サントダムール)-Sainte♡d’Amour-』、(2018年 月組・宝塚バウホール 主演:愛希れいか

ディナーショー[編集]

  • 大空祐飛ディナーショー『Selfish...』(2001年)
  • 安蘭けいディナーショー 『麗瞳翔 -Late Show-』(2003年)
  • 霧矢大夢ディナーショー『Grand Dreamer(グラン ドリーマー)』(2012年) 
  • 明日海りおディナーショー『Z-LIVE』(2012年)
  • 『宝塚巴里祭2013 -La Chanson de Paris 99 -』(2013年、主演:轟悠
  • 悠未ひろディナーショー『Heroe』(2013年) 
  • 星条海斗ディナーショー『Flügel』(2015年)

新人公演の演出[編集]

演出助手[編集]

  • 1994年 月組『エールの残照』(演出:谷正純)、星組『カサノヴァ・夢のかたみ』(小池修一郎)、花組『ハイパー・ステージ!』(石田昌也)、雪組『サジタリウス』(中村暁
  • 1995年 花組『メガ・ヴィジョン』(三木章雄)、星組『国境のない地図』(植田紳爾)、月組『結末のかなた』(木村信司、バウホール)、月組『ME AND MY GIRL』(小原弘稔・三木章雄)、星組『剣と虹と恋と』(太田哲則)、雪組『あかねさす紫の花』(柴田侑宏
  • 1996年 雪組『エリザベート』(小池修一郎)、月組『マンハッタン不夜城』(草野旦)、雪組『アリスの招待状』(太田哲則、バウホール)、雪組『虹のナターシャ』(植田紳爾・谷正純)、月組『プレスティージュ』(中村一徳)、星組『エリザベート』(小池修一郎)
  • 1997年 雪組『仮面のロマネスク』(柴田侑宏)、花組『ザッツ・レビュー』(植田紳爾・石田昌也)、雪組『レ・シェルバン』(中村一徳)、星組『ダル・レークの恋』(酒井澄夫)
  • 1998年 星組『ヘミングウェイ・レビュー』(草野旦)、雪組『浅茅が宿』(酒井澄夫)
  • 1999年 雪組『再会』(石田昌也)、宙組『激情』(謝珠栄)
  • 2000年 花組『ザ・ビューティーズ!』(中村一徳)
  • 2001年 星組『夢は世界をかけめぐる』(草野旦)、雪組『猛き黄金の国』(石田昌也)
  • 2002年 花組『Cocktail』(藤井大介)、星組『LUCKY STAR!』(中村一徳)、星組『バビロン』(荻田浩一
  • 2003年 雪組『joiful!!』(藤井大介)、星組『王家に捧ぐ歌』(木村信司)
  • 2004年 月組『ジャワの踊り子』(植田紳爾、全国ツアー)、星組『花舞う長安』(酒井澄夫)、花組『TAKARAZUKA舞夢!』(藤井大介)
  • 2005年 星組『王家に捧ぐ歌』(木村信司、中日劇場)、花組『エンター・ザ・レビュー』(酒井澄夫)、月組『Ernest in Love』(木村信司、梅田芸術劇場)、星組『ソウル・オブ・シバ!!』(藤井大介)

宝塚歌劇団以外での舞台作品[編集]

  • Subjective Holies』(2002年12月25日12月27日、ウッディシアター中目黒)(原作・演出)
  • DANCE OPERA ガールズファンタジー『SHINSEKAI―新世界―』(2005年3月25日3月27日、新大阪KOKOPLAZA)(作・演出)
  • 届かなかった手紙』-ADDRESS UNKNOWN-(2009年1月12日1月14日、ベニサン・ピット)(演出)
  • 福島復興チャリティーコンサート『悠未ひろ HEROES -for east friends-』(2014年7月4日・5日、日経ホール)(構成・演出)
  • 『YUMI KATSURA × JIKEI GRAND COLLECTION IN OSAKA』(2017年7月25日、ザ・シンフォニーホール) (演出)

参考文献[編集]

  • 宝塚歌劇団『宝塚歌劇90年史 すみれ花歳月を重ねて』ISBN 4484046016

外部リンク[編集]