南風舞
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南風 舞(みなかぜ まい、10月8日 - )は、元宝塚歌劇団星組トップ娘役。
大阪市東住吉区出身、出身校・鷗友学園、公称身長160センチ。別名及び宝塚歌劇団時代の芸名は南風 まい(みなかぜ -)、愛称マイマイ。血液型A型。
来歴
[編集]1979年、宝塚音楽学校を首席で卒業。65期生として宝塚歌劇団に入団。『花影記/紅はこべ』で初舞台。翌年、星組に配属。
1981年、『小さな花がひらいた』の新人公演で初ヒロインに抜擢。同年、バウホール公演『暁のロンバルディア』では秋篠美帆とダブルヒロインを務める。
1983年、峰さを理の相手役として『祝いまんだら/プラスワン』より星組トップ娘役に就任。
1984年6月の『我が愛は山の彼方に/ラブ・エキスプレス』から1986年7月の『レビュー交響楽』までは湖条れいかとのダブルトップ娘役体制になったが、湖条の退団後は再び単独トップ娘役体制に戻って、引き続き峰の相手役をつとめた。
峰の退団後は、後任トップスター日向薫の相手役となり、1988年、『戦争と平和』の東京公演千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団。
退団後はダンスや歌唱などのスタジオや雑貨店など起業、後年にはアマチュア劇団を立ち上げ現在に至る。雑貨店・劇団・スタジオの運営に支障が出ない範囲に限定し宝塚OGイベントに参加している。
2007年には、宝塚OG公演・『心中・恋の大和路』にてヒロインの梅川役を務めた。
2016年には、星組公演『こうもり』の歌唱指導を担当した。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]星組時代
[編集]- 1980年8月、『輝け!わが歌』少女、新人公演:朝霧(本役:桐生のぼる)/『ファンシー・ゲーム』
- 1981年2月、『小さな花がひらいた』梅、新人公演:おりつ(本役:東千晃)/『ラ・ビ・アン・ローズ -恋は花模様-』 *新人公演初ヒロイン
- 1981年4月、瀬戸内美八リサイタル『Sing, Sing, Sing!』(バウ)
- 1981年6月、『暁のロンバルディア』ソフィア(バウ) *バウホール初ヒロイン
- 1981年8月、『海鳴りにもののふの詩が』ロージ、新人公演:ユリーヌ(本役:東千晃)/『クレッシェンド!』- 歌うピアノの娘 *新人公演ヒロイン
- 1982年1月、『ミル星人パピーの冒険』エリーズ/『魅惑』
- 1982年6月、『エーゲ海のブルース』ナタリー/『ザ・ストーム』
- 1982年9月、『海鳴りにもののふの詩が』ロージ/『魅惑』(全国ツアー)
- 1982年12月、『ザ・タカラヅカ』(第二回東南アジア公演)
- 1983年4月、『オルフェウスの窓 -イザーク編-』ゲルトールト、新人公演:ロベルタ(本役:姿晴香・宝塚のみ) *新人公演ヒロイン
- 1983年8月、『ロンリーハート』 マジョリー(バウ) *バウホール公演ヒロイン
- 1983年11月、『アルジェの男』エリザベート/『ザ・ストーム』(東宝)
星組トップ娘役時代
[編集]- 1984年1月、『祝いまんだら』[2]万歳の女/『プラスワン (宝塚歌劇)』プリンセス・マイリン
- 1984年6月、『我が愛は山の彼方に』ジェリメ王女/『ラブ・エキスプレス』
- 1984年9月、『アルジェの男』サビーヌ/『ザ・ストーム』ミス・ポリス(全国ツアー)
- 1985年2月、『哀しみのコルドバ』アンフェリータ/『ルミエール』シコメーヌ
- 1985年4月、『オール・フォー・ラブ』ジョージナ(バウ)
- 1985年8月、『西海に花散れど』左近/『ザ・レビューIII』
- 1986年3月、『レビュー交響楽』ビリー・バーグ
- 1986年9月、『華麗なるファンタジア』クネゴンド姫/『ブギ・ウギ・フォーリーズ』赤い靴の娘
- 1987年1月、『紫子』舞鶴姫/『ジュビリー・タイム!』
- 1987年6月、『別離の肖像』エルビラ
- 1988年1月、『ハッピー・ドリーミング』少女(バウ)
- 1988年2月、『炎のボレロ』カテリーナ/『Too Hot!』
- 1988年5月、『華麗なるファンタジア』クネゴンド姫/『タカラヅカ・フォーリーズ』(福岡特別、全国ツアー)
- 1988年8月、『戦争と平和』ナターシャ *退団公演
脚注
[編集]- ^ 演出家を語る#15 『谷正純・安蘭けい・琴まりえ』より
- ^ 1984年4月の東京公演では、『春の踊り』に変更。