真那春人
表示
真那 春人(まな はると、2月3日 - )は、宝塚歌劇団・雪組に所属する男役。
千葉県白井市、千葉県立柏陵高等学校出身。公称身長169cm。愛称は「みっくん」、「まなはる」、「はる」。
略歴
[編集]2006年、第92期生として宝塚歌劇団入団。入団時の成績は宝塚入団時の成績は48人中28番[1]。同期に真風涼帆(現宙組トップスター)、天咲千華、月野姫花、蘭乃はな(元花組トップ娘役)、すみれ乃麗など。
宙組『NEVER SAY GOODBYE』で初舞台。同年5月10日[1]、雪組に配属。
2010年、『ソルフェリーノの夜明け』で、物語のキーパーソンであるポポリーノ役に抜擢される[2]。
2013年7月より2015年6月まで、同期生の桃花ひなとともに『TAKARAZUKA SKY STAGE』にて第2期スカイ・ナビゲーターズ[3]、2017年7月から2021年6月まで第7期・第8期スカイ・レポーターズを務めた[4][5]。
2016年、『るろうに剣心』で彩凪翔の休演に伴い、武田観柳役を代役で務める[6]。
主な舞台出演
[編集]初舞台
[編集]- 2006年3 - 5月、宙組『NEVER SAY GOODBYE』(宝塚大劇場のみ)
雪組時代
[編集]- 2006年9 - 12月、『堕天使の涙』『タランテラ!』
- 2007年2月、『ハロー!ダンシング』(宝塚バウホール)
- 2007年5 - 8月、『エリザベート』
- 2007年10月、『シルバー・ローズ・クロニクル』(ドラマシティ・日本青年館) - ジム
- 2008年5 - 6月、『凍てついた明日 -ボニー&クライドとの邂逅-』(宝塚バウホール) - ジェレミー・メスヴィン
- 2008年8 - 11月、『ソロモンの指輪』『マリポーサの花』 - 新人公演:ラファエル(本役:彩那音)
- 2008年12 - 2009年1月、『カラマーゾフの兄弟』(ドラマシティ・赤坂ACTシアター) - アレイニコフ(警察官)
- 2009年3 - 5月、『風の錦絵』『ZORRO 仮面のメサイア』 - 新人公演:ガルシア軍曹(本役:緒月遠麻)
- 2009年7 - 10月、『ロシアン・ブルー -魔女への鉄槌-』 - アルカディ・スロニムスキー、新人公演:グレゴリー・アレクサンドロフ(本役:音月桂)『RIO DE BRAVO!!』
- 2009年11 - 12月、『雪景色』(宝塚バウホール・日本青年館) - 藤太
- 2010年2 - 4月、『ソルフェリーノの夜明け』 - ポポリーノ、新人公演:マニヤーニ(本役:蓮城まこと)『Carnevale 睡夢』
- 2010年6 - 9月、『ロジェ』 - 新人公演:ゲルハルト(本役:奏乃はると)『ロック・オン!』
- 2010年10 - 11月、『オネーギンEvgeny Onegin -あるダンディの肖像-』(日本青年館・宝塚バウホール) - ミーシャ、エドウィン・コルフ
- 2011年1 - 3月、『ロミオとジュリエット』 - 新人公演:パリス(本役:彩那音)
- 2011年4 - 5月、『ニジンスキー〜奇跡の舞神〜』(宝塚バウホール・日本青年館) - レオニード・マシーン
- 2011年7月、『『灼熱の彼方 〜「オデュセウス編」と「コモドゥス編」〜』(宝塚バウホール) - アスペル
- 2011年9 - 11月、『仮面の男』 - 仮面の男、新人公演:ダルタニアン(本役:早霧せいな)『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』
- 2012年1月、『インフィニティ』(宝塚バウホール)
- 2012年3 - 5月、『ドン・カルロス』 - アルフォンソ、新人公演:ルイ・ゴメス・デ・シルバ(本役:香綾しずる)『Shining Rhythm!』
- 2012年7 - 8月、『フットルース』(梅田芸術劇場・博多座)-トラビス
- 2012年10 - 12月、『JIN-仁-』 - 山本清十郎/蓑田玄沢(2役)、新人公演:勝麟太郎(本役:北翔海莉)『GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』
- 2013年2月、『ブラック・ジャック』(ドラマシティ・日本青年館) - 山野
- 2013年4 - 7月、『ベルサイユのばら -フェルゼン編-』 - ルネ/ピエール(2役)
- 2013年8 - 9月、『春雷』(宝塚バウホール) - ロルフ
- 2013年11 - 2014年2月、『Shall we ダンス?』 - ダンサー(男)『CONGRATULATIONS 宝塚!!』
- 2014年3月、『ベルサイユのばら -オスカルとアンドレ編-』(全国ツアー) - ダグー大佐
- 2014年6 - 8月、『一夢庵風流記 前田慶次』 - 笹丸『My Dream TAKARAZUKA』
- 2014年10月、『伯爵令嬢 -ジュテーム、君を愛さずにはいられない-』(日生劇場) - 執事
- 2015年1 - 3月、『ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!-』 - ジョルジュ『ファンシー・ガイ!』
- 2015年5 - 6月、『アル・カポネ —スカーフェイスに秘められた真実—』(ドラマシティ・赤坂ACTシアター) - ジャック・マクガーン
- 2015年7 - 10月、『星逢一夜』 - 雨吉『La Esmeralda』
- 2015年11 - 12月、『哀しみのコルドバ』 - バシリオ『La Esmeralda』(全国ツアー)
- 2016年2 - 5月、『るろうに剣心』 - 瓦版売り/式尉、代役:武田観柳(本役:彩凪翔、2月11日 - 2月15日)[6]
- 2016年6 - 8月、『ローマの休日』(中日劇場・赤坂ACTシアター・梅田芸術劇場) - プロヴノ将軍
- 2016年10 - 12月、『私立探偵ケイレブ・ハント』 - ダドリー『Greatest HITS!』
- 2017年2月、『星逢一夜』 - 鈴虫膳右衛門『Greatest HITS!』(中日劇場)
- 2017年4 - 7月、『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』 - 大工長兵衛『Dramatic “S”!』
- 2017年8 - 9月、『琥珀色の雨にぬれて』 - ミッシェル・ドゥ・プレール伯爵『“D”ramatic S!』(全国ツアー)
- 2017年11月、『ひかりふる路〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜/SUPER VOYAGER!-希望の海へ-』ジョゼフ・フーシェ
- 2018年3 - 4月、『義経妖狐夢幻桜』(宝塚バウホール) - ベンケイ
- 2018年6 - 9月、『凱旋門 -エリッヒ・マリア・レマルクの小説による-』 - アーロン・ゴールドベルク『Gato Bonito!!』
- 2018年11 - 2019年2月、『ファントム』 - ルドゥ警部
- 2019年3 - 4月、『20世紀号に乗って』(東急シアターオーブ) - オリバー・ウェッブ
- 2019年5 - 9月、『壬生義士伝』 - 近藤勇『Music Revolution!』
- 2019年10月、『ハリウッド・ゴシップ』(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ) - ロバート・バークリー[7]
- 2020年1 - 3月、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』 - コックアイ[8]
- 2020年8 - 9月、『炎のボレロ』 - タイロン『Music Revolution!-New Spirit-』(梅田芸術劇場)
- 2021年1 - 4月、『fff-フォルティッシッシモ-』 - ヘンデル『シルクロード〜盗賊と宝石〜』
- 2021年6月、『ヴェネチアの紋章』 - アンドレア・グリッティ『ル・ポァゾン 愛の媚薬-Again-』(全国ツアー)
- 2021年8 - 11月、『CITY HUNTER』 - ジェネラル『Fire Fever!』
- 2022年1月、『Sweet Little Rock 'n' Roll』(宝塚バウホール) - フレディ[9]
- 2022年3 - 6月、『夢介千両みやげ』 - 一つ目の御前『Sensational!』
- 2022年7 - 8月、『心中・恋の大和路』(ドラマシティ・日本青年館) - 伊兵衛/忠三郎
- 2022年10 - 12月、『蒼穹の昴』 - 袁世凱[10]
- 2023年2 - 3月、『海辺のストルーエンセ』(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ) - ランツァウ伯爵
- 2023年4 - 7月、『Lilac(ライラック)の夢路』 - ホフマン『ジュエル・ド・パリ!!』
- 2023年8 - 9月、『愛するには短すぎる』 - エドワード・スノードン『ジュエル・ド・パリ!!』(全国ツアー)
- 2023年12 - 2024年2月、『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』 - ジョージ・ニューンズ『FROZEN HOLIDAY(フローズン・ホリデイ)』
- 2024年4 - 5月、『仮面のロマネスク』 - ロベール『Gato Bonito!!』(全国ツアー)
- 2024年7 - 10月、『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』 - プロバンス伯爵
- 2024年11 - 12月、『愛の不時着』(東京建物 Brillia HALL・梅田芸術劇場) - ピョ・チス
- 2025年3 - 6月、『ROBIN THE HERO』 - リトル・ジョン『オーヴァチュア!』
脚注
[編集]- ^ a b 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』、阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、118頁。ISBN 9784484146010
- ^ “Talk Variety オシエテ!? #35「真那春人」”. TAKARAZUKA SKY STAGE. 2025年2月21日閲覧。
- ^ “スカイ・ナビゲーターズ 第2期生”. TAKARAZUKA SKY STAGE. 2013年6月12日閲覧。
- ^ “スカイ・レポーターズ 第7期生”. TAKARAZUKA SKY STAGE. 2025年2月21日閲覧。
- ^ “スカイ・レポーターズ 第8期生”. TAKARAZUKA SKY STAGE. 2025年2月21日閲覧。
- ^ a b “宝塚歌劇雪組、インフル禍で6人休演!代役の活躍で乗り越える”. スポーツ報知 (2016年2月12日). 2016年2月15日閲覧。
- ^ “憧れ重ね、雪組・彩風咲奈主演作が開幕”. Lmaga.jp. 京阪神エルマガジン社 (2019年10月24日). 2025-02-29閲覧。
- ^ “<華宝塚>上を見上げてチャレンジ 真那春人(雪組)”. 東京新聞. (2020年2月27日) 2025年2月21日閲覧。
- ^ “雪組・バウ公演始まる 初主演の縣千、熱く激しいダンス 宝塚歌劇”. 朝日新聞. 朝日新聞社 (2022年1月14日). 2025-02-29閲覧。
- ^ “宝塚歌劇団雪組の真那春人 「負けずに食らいついていきたい」 専科多数出演『蒼穹の昴』での決意”. ラジトピ. ラジオ関西 (2022年10月21日). 2025年2月21日閲覧。