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永久輝せあ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
とわき せあ
永久輝 せあ
生年月日 8月8日
出身地 日本の旗 日本 東京都世田谷区
身長 170cm
職業 舞台俳優
ジャンル 舞台
活動期間 2011年 -
活動内容 2011年:宝塚歌劇団入団
2012年:雪組配属
2019年:花組へ異動
2024年:花組トップスター就任
所属劇団 宝塚歌劇団
公式サイト 永久輝せあ 公式プロフィール
主な作品
宝塚歌劇
『冬霞の巴里』
激情
ドン・ジュアン
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永久輝 せあ(とわき せあ、8月8日[1] - )は、宝塚歌劇団花組に所属する男役。花組トップスター[2]

東京都世田谷区[3]白百合学園高等学校出身[3]。身長170cm[3]。愛称は「ひとこ」[3]

来歴

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2009年、宝塚音楽学校に首席入学[4]

2011年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に97期生として入団[5][2]。入団時の成績は6番[5]星組公演「ノバ・ボサ・ノバめぐり会いは再び」で初舞台[5][2]

2012年、組まわりを経て雪組に配属[5][2]

2015年、早霧せいな咲妃みゆトップコンビ大劇場お披露目となる「ルパン三世」で、新人公演初主演[6]。入団4年目、97期から初の新人公演主演者誕生となった[4]。その後も4度に渡って新人公演主演を務める[6][7]

2017年の「New Wave!-雪-」で、月城かなとバウホール公演ダブル主演[8][9]

2019年の「PR×PRince」でバウホール公演単独初主演[9][6]。同年11月11日付で花組へと組替え[10]

2022年の「冬霞の巴里」(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL公演)で、東上公演初主演[11][7]。続く「巡礼の年/Fashionable Empire」より花組新3番手に昇格[12]

2023年の「鴛鴦歌合戦/GRAND MIRAGE!」より花組新2番手となる[13]。続く「激情/GRAND MIRAGE!」で全国ツアー公演初主演[14]

2024年5月27日付で花組トップスターに就任[1][2]。97期から初のトップスター誕生となった[1]。相手役に星空美咲を迎え、同年の「ドン・ジュアン」(御園座公演)でトップコンビお披露目[15]

人物

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4歳からバレエを習い、中学3年の時に級友から「ベルサイユのばら」のDVDを借り、宝塚を知った[4]。しばらくは趣味として楽しんでいたが、高校2年の時、宝塚の舞台を初めて観て「ここに立ちたい」と思い、音楽学校受験を決意した[4]

誕生日が天海祐希と同じで、宝塚初観劇は朝海ひかるの舞台だった[4]。そのため「海に縁がある」と、芸名を「SEA=せあ」に決めた[4]

新人公演では計5回、早霧せいなの役を演じた[6]

主な舞台

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初舞台

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組まわり

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雪組時代

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花組時代

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花組トップスター時代

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  • 2024年7 - 8月、『ドン・ジュアン』(御園座) - ドン・ジュアン トップお披露目公演[15]
  • 2024年9 - 2025年1月、『エンジェリックライ』 - アザゼル『Jubilee(ジュビリー)』 大劇場トップお披露目公演[20]
  • 2025年3月、『マジシャンの憂鬱』『Jubilee(ジュビリー)』(博多座)[21]
  • 2025年6 - 9月、『悪魔城ドラキュラ』『愛, Love Revue!』[22]

出演イベント

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  • 2013年9月、早霧せいなディナーショー『SS』[23]
  • 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
  • 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
  • 2018年5月、『凱旋門』前夜祭
  • 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』
  • 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』

TV出演

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広告・CM出演

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受賞歴

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  • 2017年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2016年度新人賞[25]
  • 2021年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2020年度努力賞[26]
  • 2024年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2023年度努力賞[27]

脚注

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注釈

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  1. ^ 彩風咲奈の休演により4/21〜24は代役で出演。倉蔵息子清七役は縣千が務めた。

出典

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  1. ^ a b c 永久輝せあ&星空美咲が宝塚歌劇花組・次期トップコンビに 歌劇団110周年イヤーでは初の新体制決定 スポーツ報知。
  2. ^ a b c d e 宝塚花組次期トップに永久輝せあ、5月退団柚香光の後任 相手娘役は星空美咲 日刊スポーツ。
  3. ^ a b c d e f <華宝塚>日々「人生は旅である」 永久輝せあ(花組) 東京新聞。
  4. ^ a b c d e f g h 勝負の赤ルパン/永久輝せあ”. 日刊スポーツ. 2015年1月29日閲覧。
  5. ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 123.
  6. ^ a b c d e f g h “魅せ方”も意識 キラキラ王子様熱演/永久輝せあ”. 日刊スポーツ. 2019年3月28日閲覧。
  7. ^ a b c 宝塚花組 永久輝せあ主演「冬霞の巴里」開幕「力を合わせて頑張りたい」 デイリースポーツ。
  8. ^ a b c d e f 村上久美子 (2017年2月16日). “若手主体公演でダブル主演/月城かなと 永久輝せあ”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/entertainment/column/takarazuka/news/1779789.html 2019年9月29日閲覧。 
  9. ^ a b c d 宝塚雪組・永久輝せあ バウホール単独初主演でイケメン王子”. デイリースポーツ. 2019年6月3日閲覧。
  10. ^ “宝塚、各組主力の若手スター”大型トレード”組替え”. 日刊スポーツ. (2019年8月2日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201908020001192.html 2019年10月10日閲覧。 
  11. ^ a b 宝塚花組・永久輝せあ、外部劇場初主演作開幕「みんなで力を合わせて元気に」ヒロイン星空美咲は誕生日 スポーツ報知。
  12. ^ a b 宝塚花組開幕 “ピアノの魔術師”役にトップ・柚香光「同じく芸に携わる者としてズシンと共感」 スポーツ報知。
  13. ^ a b 【宝塚】花組トップ柚香光が粋な着流し浪人姿披露 芝居は和装喜劇、ショーは王道レビュー 日刊スポーツ。
  14. ^ a b 宝塚歌劇花組全国ツアー開幕に永久輝せあが涙目「皆さんに早くお届けしたい一心で過ごしてまいりました」 スポーツ報知。
  15. ^ a b 【宝塚】花組新トップ永久輝せあ 就任初作品は希代のプレーボーイ「ドン・ジュアン」御園座公演開幕 日刊スポーツ。
  16. ^ 宝塚雪組トップコンビ早霧&咲妃サヨナラ公演開幕 3番手・彩風は病気休演 デイリースポーツ。
  17. ^ a b 新イメージキャラクターに、宝塚歌劇団「永久輝せあ」さんを起用!”. 三井住友カードニューリリース. 2019年11月5日閲覧。
  18. ^ 宝塚歌劇花組「二人だけの戦場」開幕 29年ぶり再演にトップスター・柚香光「大切に務めてまいりたい」 スポーツ報知。
  19. ^ 宝塚歌劇花組トップコンビ退団公演「アルカンシェル」開幕 柚香光「大切に大切に日々を過ごしてまいりたい」 スポーツ報知。
  20. ^ 宝塚歌劇花組、永久輝せあ・星空美咲が「エンジェリックライ」で大劇場お披露目 ステージナタリー。
  21. ^ 永久輝せあ・星空美咲が率いる宝塚歌劇花組「マジシャンの憂鬱」博多座公演、希波らいとはバウ公演”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年9月21日閲覧。
  22. ^ 宝塚歌劇団花組、ゴシックホラーアクションゲーム「悪魔城ドラキュラ」をミュージカル化”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年10月29日閲覧。
  23. ^ 早霧せいなディナーショー「SS」('13年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  24. ^ 〜最高の舞台はいい眠りから〜 株式会社エアウィーヴホールディングス。
  25. ^ 『2017年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、87頁。ISBN 978-4-86649-050-2
  26. ^ 『2021年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2022年、85頁。ISBN 978-4-86649-190-5
  27. ^ 『宝塚GRAPH 2024年9月号/宝塚通信』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、94頁。

参考文献

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  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0 

外部リンク

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