夢奈瑠音
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夢奈 瑠音(ゆめな るね、2月25日[1] - )は、宝塚歌劇団月組に所属する男役スター。
東京都世田谷区[2]、桐朋女子中学校出身[2]。身長168cm[1]。愛称は「るね」[3]。
来歴
[編集]2008年、宝塚音楽学校入学。
2010年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に96期生として入団[4][5]。入団時の成績は7番[4]。月組公演「THE SCARLET PIMPERNEL」で初舞台[4]。その後、月組に配属[4]。
2017年、珠城りょう・愛希れいかトップコンビ大劇場お披露目となる「グランドホテル」で、新人公演初主演[5][6][3]。新人公演最終学年となる入団7年目のラストチャンスでの抜擢となった[6][3]。
主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2010年4 - 5月、月組『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』(宝塚大劇場)
月組時代
[編集]- 2010年6 - 7月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』(東京宝塚劇場)
- 2010年9 - 11月、『ジプシー男爵-Der Zigeuner Baron-』『Rhapsodic Moon(ラプソディック・ムーン)』
- 2010年12 - 2011年1月、『STUDIO 54(スタジオ フィフティフォー)』(ドラマシティ・日本青年館) - ホーリー(少年)
- 2011年3 - 5月、『バラの国の王子』 - 新人公演:ヒレンジャク(本役:輝城みつる)『ONE』
- 2011年7 - 10月、『アルジェの男』 - 新人公演:ルネ(本役:煌月爽矢)『Dance Romanesque(ダンス ロマネスク)』
- 2011年11 - 12月、『アリスの恋人』(バウホール・日本青年館)
- 2012年2 - 4月、『エドワード8世』 - 新人公演:ケント公ジョージ(本役:煌月爽矢)『Misty Station』
- 2012年6 - 9月、『ロミオとジュリエット』 - 新人公演:ジョン(本役:有瀬そう)
- 2012年10 - 11月、『春の雪』(バウホール・日本青年館)
- 2013年1 - 3月、『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』 - 新人公演:幼少時代のアンドレ(本役:海乃美月)
- 2013年5月、『月雲(つきぐも)の皇子(みこ)』(バウホール) - 星比古
- 2013年7 - 10月、『ルパン-ARSÈNE LUPIN-』 - 新人公演:ジョゼファン(本役:珠城りょう)『Fantastic Energy!』
- 2013年11 - 12月、『THE MERRY WIDOW』(ドラマシティ・日本青年館) - トニー
- 2013年12月、『月雲(つきぐも)の皇子(みこ)』(天王洲 銀河劇場) - 星比古
- 2014年1月、『New Wave!-月-』(バウホール)
- 2014年3 - 6月、『宝塚をどり』『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-』 - 新人公演:カール六等航海士(本役:珠城りょう)『TAKARAZUKA 花詩集100!!』 - 新人公演:花の紳士A・白の王子(本役:凪七瑠海)/月下美人A(本役:珠城りょう)
- 2014年7 - 8月、『THE KINGDOM』(日本青年館・ドラマシティ) - ユアン
- 2014年9 - 12月、『PUCK(パック)』 - 新人公演:スナウト(本役:紫門ゆりや)『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』
- 2015年1 - 2月、『Bandito(バンディート)-義賊 サルヴァトーレ・ジュリアーノ-』(バウホール・日本青年館) - ジュゼッペ・マンチーノ
- 2015年4 - 7月、『1789-バスティーユの恋人たち-』 - 新人公演:カミーユ・デムーラン(本役:凪七瑠海)[5]
- 2015年8 - 9月、『A-EN(エイエン) ARTHUR VERSION』(バウホール) - ルーベルト・ヒルティ[5]
- 2015年11 - 2016年2月、『舞音-MANON-』 - バオ、新人公演:カオ(本役:朝美絢)『GOLDEN JAZZ』
- 2016年3 - 4月、『激情』 - ナザーロ『Apasionado(アパショナード)!!III』(全国ツアー)
- 2016年6 - 9月、『NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢-』 - 加藤弥三郎、新人公演:明智光秀(本役:凪七瑠海)『Forever LOVE!!』[5][3]
- 2016年10月、『FALSTAFF』(バウホール) - バルサザー/仮面の男
- 2017年1 - 3月、『グランドホテル』 - ジミーB、新人公演:フェリックス・フォン・ガイゲルン男爵(本役:珠城りょう)『カルーセル輪舞曲(ロンド)』 新人公演初主演[5][6]
- 2017年4 - 5月、『瑠璃色の刻(とき)』(ドラマシティ・TBS赤坂ACTシアター) - フィリッポ
- 2017年7 - 10月、『All for One』 - マチュー/銃士
- 2018年2 - 5月、『カンパニー-努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』 - バーバリアン『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』
- 2018年7月、『愛聖女(サントダムール)-Sainte♡d’Amour-』(バウホール) - シドニー・オンドリィ
- 2018年8 - 11月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - 黒天使[5]
- 2019年1月、『Anna Karenina(アンナ・カレーニナ)』(バウホール) - コンスタンチン・レーヴィン(コスチャ)
- 2019年3 - 6月、『夢現無双』 - 吉岡伝七郎『クルンテープ 天使の都』[5]
- 2019年7 - 8月、『ON THE TOWN(オン・ザ・タウン)』(梅田芸術劇場) - クレア・デ・ルーン[注釈 1]/ヒルディ・エスターハージー[注釈 2][5]
- 2019年10 - 12月、『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』 - ヴァルター
- 2020年2月、『赤と黒』(御園座) - ノルベール伯爵
- 2020年9 - 2021年1月、『WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』 - フィリップ
- 2021年2月、『ダル・レークの恋』(TBS赤坂ACTシアター) - 金の男/パリジャン
- 2021年3月、『ダル・レークの恋』(ドラマシティ) - クリスナ・クマール
- 2021年5 - 8月、『桜嵐記(おうらんき)』 - 北畠顕家『Dream Chaser』
- 2021年10 - 11月、『川霧の橋』 - 巳之吉/嘉兵衛『Dream Chaser-新たな夢へ-』(博多座)
- 2022年1 - 3月、『今夜、ロマンス劇場で』 - 清水大輔『FULL SWING!』[2]
- 2022年5月、『Rain on Neptune』(舞浜アンフィシアター) - ピック♠[2]
- 2022年7 - 10月、『グレート・ギャツビー』 - ラウル
- 2022年11 - 12月、『ブラック・ジャック 危険な賭け』 - レポーター『FULL SWING!』(全国ツアー)
- 2023年2 - 4月、『応天の門』 - 伴善男『Deep Sea-海神たちのカルナバル-』
- 2023年6月、『DEATH TAKES A HOLIDAY』(東急シアターオーブ) - エリック・フェントン少佐
- 2023年8 - 11月、『フリューゲル-君がくれた翼-』 - フランツ・クライン『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』
- 2024年1 - 2月、『Golden Dead Schiele』(バウホール) - グスタフ・クリムト[7]
- 2024年3 - 7月、『Eternal Voice 消え残る想い』 - ザンダー『Grande TAKARAZUKA 110!』
- 2024年8 - 9月、『琥珀色の雨にぬれて』 - シャルル・ドゥ・ノアーユ子爵『Grande TAKARAZUKA 110!』(全国ツアー)
- 2024年11 - 2025年3月、『ゴールデン・リバティ』 - フランク・モートン『PHOENIX RISING(フェニックス・ライジング)』
出演イベント
[編集]- 2016年11月、凪七瑠海ディナーショー『Evolution!』[8]
- 2017年11 - 12月、宇月颯ミュージック・パフォーマンス『MOON SKIP』[9]
- 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
- 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』
広告・CM
[編集]- 2019年7月 - 、エーツーケア株式会社『A2Care除菌消臭スプレー』[5]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、49頁。ISBN 978-4-86649-258-2。
- ^ a b c d <華宝塚>驚いてもらえる役者に 夢奈瑠音(月組) 東京新聞。
- ^ a b c d フェアリーインタビュー 月組 夢奈瑠音 ウィズたからづか。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 122.
- ^ a b c d e f g h i j 宝塚歌劇団月組 夢奈瑠音さんA2Care除菌消臭スプレーの広告プロモーションに起用! エーツーケア株式会社。
- ^ a b c 宝塚新人公演 7年目の夢奈瑠音 最後のチャンスで初主演「大きな財産になった」 スポニチAnnex。
- ^ 宝塚 月組・彩海せら 堂々のバウ初主演 孤高の天才の苦悩描き出す デイリースポーツ。
- ^ 凪七瑠海ディナーショー「Evolution!」('16年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 月組 ミュージック・パフォーマンス「MOON SKIP」('17年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。