舞羽美海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
まいはね みみ
舞羽 美海
生年月日 8月22日
出身地 日本の旗 日本 兵庫県西宮市
身長 160cm
職業 女優声優
ジャンル 舞台ドラマ映画
活動期間 2007年 -
活動内容 2007年:宝塚歌劇団入団、雪組配属
2011年:雪組トップ娘役就任
2012年:宝塚歌劇団退団
2013年:芸能活動再開
事務所 松竹エンタテインメント
公式サイト 舞羽美海 公式プロフィール
主な作品
宝塚歌劇
オネーギン
ロミオとジュリエット
JIN-仁-
舞台
ドリアン・グレイの肖像
ダンス・オブ・ヴァンパイア
ピーターパン
鬼滅の刃
ドラマ
早子先生、結婚するって本当ですか?
プリンセスメゾン
映画
マザー
備考
宝塚歌劇団卒業生
テンプレートを表示

舞羽 美海(まいはね みみ、8月22日[1] - )は、日本女優。元宝塚歌劇団雪組トップ娘役[2][1]

兵庫県西宮市[3]百合学院高等学校出身[3]。身長160cm[1]。愛称は「みみ」[3]

所属事務所は松竹エンタテインメント[1]

来歴[編集]

2005年、宝塚音楽学校入学。

2007年、宝塚歌劇団に93期生として入団[4]。入団時の成績は14番[4]星組公演「さくら/シークレット・ハンター」で初舞台[4][2]。その後、雪組に配属[4]

可憐な容姿で早くから注目を集め[5]、2008年の「マリポーサの花」で新人公演初ヒロイン[6][2]。入団2年目での抜擢となった[7]

2009年の「忘れ雪」(バウホール日本青年館公演)で、バウホール・東上公演初ヒロイン[8][2]。後にコンビを組むことととなる音月桂の相手役を務める[7]

2010年の「オネーギン」(日本青年館・バウホール公演)で、専科理事の轟悠の相手役を務め、3度目の東上公演ヒロイン[8][9]

2011年、音月桂トップ大劇場お披露目となる「ロミオとジュリエット」で、ヒロインのジュリエット役に夢華あみとダブルキャストで抜擢[10][11]。同年、雪組トップ娘役に就任し、「仮面の男/ROYAL STRAIGHT FLUSH!!」で、音月とのトップコンビ大劇場お披露目[12][13]

いつも笑顔を絶やさない可憐でキュートな娘役として活躍したが、2012年12月24日、「JIN-仁-/GOLD SPARK!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を音月と同時退団[14][15][2][9]

退団後は松竹エンタテインメント所属となり、舞台や映像を中心に活動している[1][5]

宝塚歌劇団時代の主な舞台[編集]

初舞台[編集]

雪組時代[編集]

雪組トップ娘役時代[編集]

出演イベント[編集]

  • 2008年12月、タカラヅカスペシャル2008『La Festa!』
  • 2009年12月、タカラヅカスペシャル2009『WAY TO GLORY』
  • 2010年12月、タカラヅカスペシャル2010『FOREVER TAKARAZUKA』

宝塚歌劇団退団後の主な活動[編集]

舞台[編集]

ドラマ[編集]

映画[編集]

テレビアニメ[編集]

受賞歴[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 透水さらさと役替わり。
  2. ^ 夢華あみと役替わり。
  3. ^ 神田沙也加とWキャスト。
  4. ^ a b 声の出演。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 舞羽美海 プロフィール 松竹エンタテインメント。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 舞羽美海サヨナラ特別番組「Snow Flower」 タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  3. ^ a b c 『宝塚おとめ 2012年度版』 阪急コミュニケーションズ、2012年、80頁。ISBN 978-4-484-12506-0
  4. ^ a b c d e 100年史(人物) 2014, p. 119.
  5. ^ a b c d 『ドリアン・グレイの肖像』でヒロインを演じる! 舞羽美海インタビュー メディアスパイス。
  6. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 317.
  7. ^ a b c ナンバーツーがトップを作る 宝塚雪組『忘れ雪』 朝日新聞デジタル。
  8. ^ a b c d 100年史(舞台) 2014, p. 242.
  9. ^ a b c d 宝塚雪組トップ舞羽が退団への胸中語る 日刊スポーツ。
  10. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 199.
  11. ^ a b 音月桂のお披露目公演。雪組『ロミオとジュリエット』 宝塚ジャーナル。
  12. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 200.
  13. ^ a b 宝塚クロニクル2011スペシャル「雪組編」 タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  14. ^ 100年史(人物) 2014, p. 155.
  15. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 202.
  16. ^ a b c d e f g h i j 荻田浩一のコメディプレイに出演!『リビング』 舞羽美海インタビュー 宝塚ジャーナル。
  17. ^ a b c d e f g 【インタビュー】「チョンガンネ」に出演の舞羽美海「がむしゃらに生きている姿を見てほしい」 朝日新聞デジタル。
  18. ^ a b c d e f g D☆Dメンバーに加え、宝塚歌劇団出身の宇月颯、舞羽美海が参戦! すべてのダンサーが“主役”。ダンス愛がたっぷり詰まった舞台が今再び! カンフェティ。
  19. ^ 大阪松竹座『道頓堀パラダイス』ゲネプロ&会見レポート おけぴネット。
  20. ^ 謝珠栄が宇宙を描く「Pukul」開幕、湖月わたる、水夏希が太陽と地球に ステージナタリー。
  21. ^ 「陰陽師」本日開幕、良知真次「舞台界でも金メダルを取れるように」 ステージナタリー。
  22. ^ 森新吾の「ダンスカンタービレ 2018」新キャストに舞羽美海、田野優花ら ステージナタリー。
  23. ^ 片岡愛之助が武将・源為朝に、システィーナ歌舞伎「新説諸国譚 TAMETOMO」 ステージナタリー。
  24. ^ 歌舞伎の演出を駆使して上演、藤間勘十郎「牡丹燈籠」に北翔海莉・北村有起哉 ステージナタリー。
  25. ^ 「大阪環状線」に主演の室龍太「高校生の気分を味わえるのが楽しみ」 ステージナタリー。
  26. ^ 「鬼滅の刃」幕開けに炭治郎役の小林亮太「生々しく力強さのある世界を」 ステージナタリー。
  27. ^ 織田信長の多面性を“2人の信長”に、システィーナ歌舞伎「NOBUNAGA」 ステージナタリー。
  28. ^ 舞台「FGO」最新作「冠位時間神殿ソロモン」開幕、BD/DVD化も決定 ステージナタリー。
  29. ^ クリスマスの曲をたっぷりと!「I'll Be Home For〜」に駒田一・沙央くらま・大和悠河ら ステージナタリー。
  30. ^ 日本初上演!舞台『ル・シッド』全キャスト発表!オールフィメールによる恋愛バトルドラマ シアターテイメントNEWS。
  31. ^ 舞羽美海、錦織一清の舞台に初出演「宝塚OBが出ることが多くて」 念願かなって喜び ENCOUNT。
  32. ^ 岡宮来夢がエレン、松田凌がリヴァイに!「進撃の巨人」植木豪の演出でミュージカル化 ステージナタリー。
  33. ^ トム・プロジェクト企画制作『ソングマン〜翔べ!三ツ矢高校・男子コーラス部〜』キャスト決定! 演劇きっく。
  34. ^ 山本一慶主演コメディ「Run For Your Wife」2023年版に松井勇歩ら ステージナタリー。
  35. ^ 『窯変源氏物語-夕顔-』ビジュアル公開! えんぶ☆TOWN。
  36. ^ 宝塚歌劇 雪組 pre100th Anniversary「Greatest Dream」 ステージナタリー。
  37. ^ 辰巳琢郎が父役、高田翔が息子役で共演 代表曲「四季」にそって親子を描く、バロック音楽劇『ヴィヴァルディ-四季-』を上演 メディア スパイス。
  38. ^ 尾上松也、ドラマ初主演 『大阪環状線ひと駅ごとの愛物語』”. ORICON STYLE (2015年11月7日). 2015年11月9日閲覧。
  39. ^ 元宝塚・舞羽美海、民放連ドラデビュー!大役に「ドキドキしています」”. SANSPO.COM (2016年3月9日). 2016年3月9日閲覧。
  40. ^ 元宝塚の舞羽美海が楳図映画で初ヒロイン(2014年1月31日、日刊スポーツ
  41. ^ ピカチュウでお馴染みの大谷育江『ポケモン』敵幹部役 謎の組織「エクスプローラーズ」新キャラのサンゴ役”. ORICON NEWS (2023年8月4日). 2023年8月4日閲覧。
  42. ^ アニメ「オーイ!とんぼ」追加キャスト発表、特番で原作者がプロとラウンドを回る”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年3月21日). 2024年3月21日閲覧。
  43. ^ 『2011年宝塚 Stage Album』 阪急コミュニケーションズ、2012年、85頁。ISBN 978-4-484-12505-3
  44. ^ 『2012年宝塚 Stage Album』 阪急コミュニケーションズ、2013年、81頁。ISBN 978-4-484-13505-2

参考文献[編集]

  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0 

外部リンク[編集]