宝塚歌劇団58期生
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宝塚歌劇団58期生(たからづかかげきだん58きせい)とは、1970年(昭和45年)に宝塚音楽学校に入学し、1972年(昭和47年)に卒業。同年、宝塚歌劇団に入団し、『かぐら』『ザ・フラワー』で初舞台を踏んだ48人を指す。
概要
[編集]この期には、元花組トップスターの高汐巴、元星組トップスターの峰さを理、元月組トップ娘役五條愛川、元花組・雪組2番手スターの寿ひずる、元専科男役で元花組組長の星原美沙緒、元専科女役で元月組組長の邦なつきが入団。
一覧
[編集]芸名 | 読み仮名 | 誕生日 | 出身地 | 出身校 | 芸名の由来 | 愛称 | 役柄 | 退団年 | 備考 |
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暁留美 | あかつき るみ | 2月2日 | 大阪府 | PL学園 | リラちゃん | 男役 | 1973年 | ||
茜真弓 | あかね まゆみ | 11月1日[1] | 東京都[1]世田谷区 | 昭和女子大学附属中学校 | 恩師が命名 | マサコ[1] | 娘役 | 1981年 | |
新みき | あらた みき | 3月23日 | 香川県高松市 | 明の星女子高等学校 | ブチ | 男役 | 1972年 | ||
亜蘭美香 | あらん みか | 9月2日 | 大阪府吹田市 | 芦屋女子中学校 | 草笛美子が命名 | ミッチ みか |
男役 | 1979年 | |
海しらほ | うみ しらほ | 7月25日 | 神奈川県横浜市 | 湘南白百合学園 | 郷ちぐさが命名 | ジュンチ | 男役 | 1977年 | |
梅里ちえり | うめざと ちえり | 12月17日 | 福岡県福岡市 | 杉並区立西宮中学校 | 東宝社長が命名 | チエリ | 娘役 | 1973年 | |
江真千晶 | えま ちあき | 3月6日 | 大阪府豊中市 | 芦屋学園 | ウッコ | 男役 | 1981年 | 宝塚歌劇団振付家・伊賀裕子 | |
風かおる | かぜ かおる | 3月15日 | 熊本県上益城郡 | 神戸市立生田中学校 | 姉の芸名 | ヒロコ カゼ |
男役 | 1978年 | 姉は風さやか 後に娘役に転向 |
桂美紀 | かつら みき | 4月22日 | 群馬県前橋市 | PL学園 | 尊師が命名 | ココ | 娘役 | 1980年 | 日本舞踊・西川美紀[2] |
邦なつき | くに なつき | 8月14日 | 大阪府大阪市 | 大阪市立扇町高等学校 | まり プーちゃん |
男役 | 2011年 | 後に娘役に転向 日本舞踊・花柳萩真理 | |
久美まり | くみ まり | 5月24日 | 東京都墨田区 | 両国中学校 | 姉の芸名 | マリッペ マリちゃん |
娘役 | 1983年 | 姉は久美かおる |
湖々まりも | ここ まりも | 7月26日 | 神奈川県横浜市中区 | 横浜女子中学校 | ヨシエ まりも |
娘役 | 1973年 | ||
御所まゆか | ごしょ まゆか | 8月27日 | 兵庫県神戸市須磨区 | 武庫川学院 | リッコ | 娘役 | 1972年 | ||
五條愛川 | ごじょう あいせん | 7月26日[1] | 兵庫県神戸市[1] | 愛徳学園 | 母が命名 | エコ[1] | 男役 | 1982年 | 後に娘役に転向 箏曲家・菊月美穂[2] |
寿ひづる | ことぶき ひづる | 3月17日[3] | 三重県津市[3] | 帝塚山学院 | 尊師が命名 | イーちゃん[3] | 男役 | 1982年 | 改名後・寿ひずる(ことぶき ひずる)[4] 俳優 息子は二代目坂東巳之助 娘は守田菜生 |
早織光世 | さおり みつよ | 12月20日 | 大阪府大阪市 | 大谷高等学校 | 尊師が命名 | みつよ | 男役 | 1980年 | 日本舞踊・西川菊世[2] |
純川暁美 | すみかわ あけみ | 4月3日 | 福岡県 | PL学園 | 尊師が命名 | ジュンちゃん | 娘役 | 1979年 | 日本舞踊・西川暁美[2] |
園みはる | その みはる | 1月3日 | 京都府京都市左京区 | 西山高等学校 | ホシ | 男役 | 2011年 | 改名後・星原美沙緒(ほしはら みさお)[4] | |
孝まりお | たか まりお | 11月8日 | 兵庫県神戸市生田区 | 園田学園 | 自分で考案 | タヅ | 男役 | 1983年 | 叔母は故里明美 |
高汐巴 | たかしお ともえ | 12月2日[1] | 京都府京都市[1]中京区 | 成蹊学園 | 父が命名 | サンペイ ペイ[1] |
男役 | 1987年 | 俳優 |
高帆里奈 | たかほ りな | 5月10日 | 埼玉県川口市 | 十文字学園高等学校 | 好きな字を 並べる |
タマちゃん | 娘役 | 1976年 | |
千城恵 | ちしろ けい | 7月11日[1] | 兵庫県姫路市[1] | 白鷺中学校 | 千代に 栄える城 |
ケイちゃん[1] チョイ |
男役 | 1986年 | 日本舞踊・花柳芳恵[2] 夫は俳優・演出家の加藤幸男 |
千奈ゆみの | ちな ゆみの | 3月7日 | 東京都世田谷区 | 昭和女子大学附属高等学校 | エミちゃん | 娘役 | 1973年 | ||
千尋栄 | ちひろ さかえ | 12月10日 | 東京都葛飾区 | 国府台女子学院 | キヨちゃん | 男役 | 1974年 | ||
千船友歌 | ちぶね ゆか | 3月29日 | 兵庫県芦屋市 | 神戸山手学園 | 知人が命名 | イノ | 娘役 | 1979年 | |
波切洋 | なぎり よう | 8月9日 | 兵庫県尼崎市 | 園田学園高等学校 | 大海原の荒波を 乗り越えるように |
へり | 男役 | 1980年 | |
成美有紀 | なるみ ゆき | 11月14日 | 大阪府大阪市 | 金蘭会高等学校 | 娘役 | 1983年 | |||
野々ひかり | のの ひかり | 11月26日 | 兵庫県西宮市 | 甲陵中学校 | 野に光が 射す様に |
ノンコ ノノちゃん |
娘役 | 1979年 | |
鳩笛真希 | はとぶえ まき | 2月17日 | 大阪府池田市 | 梅花学園 | キャン | 娘役 | 1987年 | 俳優 日本舞踊・藤間嘉抄[2] | |
花園まり | はなぞの まり | 2月28日 | 兵庫県神戸市東灘区 | 神戸山手女子学園高等部 | 本名 | マコ マリちゃん |
娘役 | 1982年 | 改名後・花園麻里(はなぞの まり)[5] |
花美香 | はなみ かおり | 10月18日 | 兵庫県尼崎市 | 梅花高等学校 | グミ | 男役 | 1973年 | ||
光香王子 | ひかり かおこ | 2月16日 | 大阪府大阪市福島区 | 園田学園 | タミちゃん | 男役 | 1977年 | ||
白道れい奈 | びゃくどう れいな | 7月23日 | 三重県伊勢市 | 高田学苑 | 家名 | ポッケ | 娘役 | 1985年 | |
藤波ゆう | ふじなみ ゆう | 2月11日 | 大阪府八尾市 | 樟蔭高等学校 | チイちゃん | 男役 | 1979年 | ||
牧奈えりか | まきな えりか | 5月17日 | 兵庫県神戸市東灘区 | 宝塚高等学校 | ヤスコ | 娘役 | 1979年 | ||
真汐ちなみ | ましお ちなみ | 9月30日 | 京都府京都市 | 宝塚第一中学校 | オッコ | 男役 | 1988年 | ||
真柴真 | ましば しん | 8月30日 | 福岡県福岡市 | 京都女子高等学校 | マチ マツ |
男役 | 1973年 | ||
松風都巳 | まつかぜ さとみ | 12月14日 | 静岡県浜松市 | 西遠女子学園 | 父が命名 | ヨッタン 良兵衛 |
男役 | 1980年 | |
麻里光 | まり ひかる | 12月11日 | 兵庫県神戸市長田区 | 宝塚中学校 | 本名 | テマリ | 男役 | 1985年 | 後に娘役に転向 |
美門有輝 | みかど ゆき | 8月9日 | 山口県下松市 | 西南女学院高等学校 | 出身地・ 門司 |
ミエコ ゆえん |
娘役 | 1974年 | |
路のぼる | みち のぼる | 2月13日 | 京都府京都市左京区 | 宝塚高等学校 | ウーちゃん | 男役 | 1973年 | ||
峰さを理 | みね さおり | 7月15日[6] | 福井県敦賀市[6] | 敦賀高等学校 | 本名 | ミネちゃん[6] みね |
男役 | 1987年 | 俳優・歌手 日本舞踊家・西崎峰 |
實亜紀 | みのり あき | 11月10日 | 東京都港区 | 常磐学園 | ミーボー | 娘役 | 1972年 | ||
八代東奈 | やしろ はるな | 11月26日[3] | 大阪府吹田市[3] | 鳴尾高等学校 | トンコ トモコ[3] |
男役 | 1977年 | ||
夕鶴まい | ゆうづる まい | 9月7日 | 香川県高松市 | 実践女子学園 | ユウコちゃん | 娘役 | 1978年 | ||
優美あい | ゆうび あい | 3月7日 | 大阪府大阪市北区 | 武庫川高等学校 | チッちゃん | 男役 | 1977年 | ||
有季れいな | ゆき れいな | 8月29日 | アメリカ合衆国 ハワイ州 |
ホノルル・ルーズベルト高等学校 | マーガレット | 男役 | 1978年 | ||
裕あゆむ | ゆたか あゆむ | 4月18日 | 京都府舞鶴市 | 華頂学園 | ミワちゃん | 男役 | 1987年 |
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l 「舞台を色どる人々」『おお宝塚60年―「ドンブラコ」から「ベルばら」まで』朝日新聞社、1976年11月30日、241頁。
- ^ a b c d e f 「エンサイクロペディア・タカラジカ」『おお宝塚60年―「ドンブラコ」から「ベルばら」まで』朝日新聞社、1976年11月30日、219頁。
- ^ a b c d e f 「舞台を色どる人々」『おお宝塚60年―「ドンブラコ」から「ベルばら」まで』朝日新聞社、1976年11月30日、235頁。
- ^ a b 70年史(別冊) 1984, p. 113.
- ^ 70年史(別冊) 1984, p. 38.
- ^ a b c 「舞台を色どる人々」『おお宝塚60年―「ドンブラコ」から「ベルばら」まで』朝日新聞社、1976年11月30日、245頁。
参考文献
[編集]- 編集兼発行人:橋本雅夫『宝塚歌劇の70年(別冊)―年譜・最近の10年―』宝塚歌劇団、1984年5月18日。