屋市

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あしやし
芦屋市
Ashiya montage.JPG
1段目:芦屋川
2段目左:芦屋市谷崎潤一郎記念館
2段目右:芦屋市立美術博物館
3段目左:ベルボート芦屋
3段目右:旧山邑家住宅
4段目左:芦屋市民センター
4段目右:エンバ中国近代美術館
Flag of Ashiya, Hyogo.svg
屋市市旗
Emblem of Ashiya, Hyogo.svg
市章
市旗:1964年11月3日制定
市章:1922年3月31日制定
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
団体コード 28206-5
面積 18.47km²
(境界未定部分あり)
総人口 94,447
推計人口、2014年2月1日)
人口密度 5,110人/km²
隣接自治体 神戸市西宮市
市の木 クロマツ
市の花 コバノミツバツツジ
他のシンボル -
芦屋市役所
所在地 659-8501
兵庫県屋市精道町7番6号
北緯34度43分37.2秒東経135度18分14.8秒
芦屋市役所
外部リンク 屋市公式ホームページ

芦屋市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町

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屋市中心部周辺の空中写真。1985年撮影の6枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

屋市(あしやし)は、兵庫県南東部にある屋の「」は、正確には「戸」の部分が旧字(「」)。

国際観光文化都市に指定されている。兵庫県内において、阪神間の神戸市寄りに位置し、固有の阪神間モダニズム文化に育まれた瀟洒な街並を擁する。市内北部は高級住宅地として名高く、市内南部は谷崎潤一郎の小説『細雪』の舞台になったことでも知られる。北に六甲山地、南に大阪湾を臨んだ豊かな自然と、南に緩やかに傾斜する地形は、美しい景観と温暖な気候を形成する。

地理[編集]

兵庫県で二番目に面積が小さな自治体である。

歴史[編集]

人口[編集]

平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、2.92%増の93,238人であり、増減率は県下41市町中3位、49行政区域中5位。

Demography28206.svg
芦屋市と全国の年齢別人口分布(2005年) 芦屋市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 芦屋市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
芦屋市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 70,938人
1975年 76,211人
1980年 81,745人
1985年 87,127人
1990年 87,524人
1995年 75,032人
2000年 83,834人
2005年 90,590人
2010年 93,238人
総務省統計局 国勢調査より

高級住宅地としての[編集]

阪急屋川駅から徒歩圏内にある東山町、山手町、三条町といった大正期に開発された山の手地区は、いずれも屋川や六甲山に近く、大阪湾を見渡すことのできる好立地にある。南傾斜地に建つ家々は成熟した文化を感じさせ、屋を代表する風光明媚な街並みが広がる。

昭和初期、市東北部に開発された六麓荘町は、駅から遠い立地を逆手に、運転手を有する富裕層向けの豪邸用地として造成された。地形に配慮した広い舗装道路や電線類を地中化した街には、広大な庭やテニスコート、プールなどが配された豪邸が次々と建築され、高級住宅地としての屋の名を一気に全国区に押し上げた。六麓荘町では現在も厳しい建築協定のもと、街の景観が守られている。屋川沿いにあり、海に近く、松林が点在する平田町なども歴史のある高級住宅地として名高い。

戦後になると、上記の町に隣接する岩園町や阪急線以南などで次々と宅地開発が行われ、住宅地としての屋の地位はさらに確立された。有料道路沿いにある六甲山中の奥池町や奥池南町は、通勤圏内にある別荘地として開発され、関西の著名人たちが邸宅を建設。昭和40年代には、朝日ヶ丘町周辺でマンション建設ラッシュが、昭和50年代には屋浜の埋め立て地に高層マンションが次々に建設され、若い世代の流入が促進された。

昭和後期の国鉄〜JR屋駅前の再開発に伴い、駅周辺の商業施設が以前よりも充実すると、屋のイメージも一新され、大原町を中心にJR線沿いに利便性の高い住宅が供給され始めた。JR以南の地域でも宅地化、マンション建設が進んだ。

1995年の阪神・淡路大震災で市内の多くの家屋が倒壊、街の風景が一変するが、倒壊により空き地が目立った一帯に徐々に新しい家々が建築されるようになり、震災の10年後には、ほぼ、街も以前の落ち着きを取り戻した。また、平成15年に入ると、埋立地「潮屋」地区の開発が進み、ヨットハーバーや人工砂浜のほか、日本初の係留施設付き住宅が分譲され、屋に新しい表情が生まれた。

住宅地で相続の際に広大な屋敷が集合住宅に立て替えられたり、敷地が細分化される傾向により、かつての高級住宅地としての屋の景観が徐々に変わりつつことが懸念される中、住宅地の景観保全に向けて、2006年、市議会で「建築物の制限に関する条例改正案」が審議され、六麓荘町における400平方メートル未満の土地売買の禁止、高さ10メートル以上の建物新築の禁止、さらに敷地面積400平方メートル以上の土地にのみ戸建住宅の新築が許可されるといった、全国に先駆けたいわゆる「豪邸条例」が可決された。この条例は2007年2月から施行されている。

行政[編集]

歴代市長

  1. 大利市右衛門(1941年1月31日 - 1945年1月30日
  2. 長岡喜十郎(1945年2月5日 - 1946年12月4日
  3. 杉岡藤右衛門(1947年4月5日 - 1948年8月15日
  4. 猿丸吉左衛門(1948年10月10日 - 1952年9月6日
  5. 内海清(1952年9月16日 - 1956年9月15日
  6. 内海清(1956年9月16日 - 1960年9月15日)
  7. 内海清(1960年9月16日 - 1964年9月15日)
  8. 渡辺万太郎(1964年9月16日 - 1968年9月15日)
  9. 渡辺万太郎(1968年9月16日 - 1972年9月15日)
  10. 渡辺万太郎(1972年9月16日 - 1975年3月31日
  11. 松永精一郎(1975年4月27日 - 1979年4月26日
  12. 松永精一郎(1979年4月27日 - 1983年4月26日)
  13. 松永精一郎(1983年4月27日 - 1987年4月26日)
  14. 山村康六(1987年4月27日 - 1991年4月26日)
  15. 北村春江(1991年4月27日 - 1995年6月10日
  16. 北村春江(1995年6月11日 - 1999年6月10日)
  17. 北村春江(1999年6月11日 - 2003年6月10日)
  18. 山中健(2003年6月11日 - 2007年6月10日)
  19. 山中健(2007年6月11日 - 2011年6月10日)
  20. 山中健(2011年6月11日 - )

立法[編集]

市議会[編集]

  • 定数:22名
  • 任期:2011年(平成23年)6月11日~2015年(平成27年)6月10日
  • 議長:徳田直彦(公明党
  • 副議長:中島かおり(イーブンあしや)
会派名 議席数 議員名(◎は幹事長)
イーブンあしや 7 ◎青山暁、福井美奈子、畑中俊彦、中島健一、重村啓二郎、松木義昭、中島かおり
あしや新風会 4 ◎長谷基弘、寺前尊文、いとうまい、徳重光彦
創政クラブ 3 ◎長野良三、都筑省三、山村悦三
日本共産党芦屋市議会議員団 3 ◎木野下章、平野貞雄、森しずか
公明党 3 ◎田原俊彦、徳田直彦、帰山和也
新社会党 2 ◎前田辰一、山口みさえ

※ 2014年(平成26年)3月11日現在。

兵庫県議会(芦屋市選挙区)[編集]

  • 定数:1名
  • 任期:2011年(平成23年)6月11日~2015年(平成27年)6月10日
氏名 会派名 当選回数
幣原みや 自由民主党 1

※ 2014年(平成26年)3月11日現在。

姉妹都市・提携都市[編集]

海外

地域[編集]

教育[編集]

放送[編集]

隣接している自治体・行政区[編集]

大阪市への通勤率は26.8%、神戸市への通勤率は21.6%である(いずれも平成22年国勢調査)。

交通[編集]

市内には、鉄道網・道路網が多数整備されているほか、港湾設備も有している。近隣には空港も立地する。

鉄道[編集]

Hanshin-logo-black.png阪神電気鉄道

道路[編集]

路線バス[編集]

  • 阪神バス - 阪神国道(国道2号)上を走る。神戸税関前〜阪神西宮駅間と阪神屋駅阪神尼崎駅間を結ぶ。以前は第二阪神国道(国道43号)上の他、阪急屋川駅から屋浜までの路線も運行していたが、不採算のため前者は昭和40年代半ばに、後者は昭和30年代後半にいずれも撤退した。
  • 阪急バス - 全市域を運行。山手の住宅街や屋浜の団地群と阪急屋川駅・JR屋駅・阪神屋駅そして西宮市の阪急夙川駅の各駅を結ぶ屋市内線と、阪神屋駅と有馬温泉を結ぶ有線がある。後者は有ドライブウェイを運行する。いずれも事実上、屋市民の足として機能している。担当営業所は屋浜営業所
  • みなと観光バス (神戸市) - 12系統・屋夙川線が運行。

海の駅[編集]

空港[編集]

近隣の伊丹市には大阪国際空港が設置されている。芦屋市は空港地元自治体の連合である大阪国際空港周辺都市対策協議会(10市協)の一員である。

文化財・文化施設[編集]

旧 山邑太佐衛門邸 (現・ヨドコウ迎賓館)
屋市谷崎潤一郎記念館
屋市立美術博物館
屋市立図書館

主な屋市出身者[編集]

※50音順

著名な居住者[編集]

屋市が登場する作品[編集]

屋市は明治期から昭和期にかけての阪神間モダニズムの影響を受けている関係で、多くの作品で舞台となった。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 図典 日本の市町村章 p158
  2. ^ 芦屋市/芦屋市の市勢

外部リンク[編集]