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'''和央 ようか'''('''わお ようか'''、本名 大川貴子、[[1968年]][[2月15日]] - )は元[[宝塚歌劇団]][[宙組 (宝塚歌劇)|宙組]]の2代目男役トップスター。[[大阪市]][[天王寺]]出身。 |
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愛称は「たかちゃん」「たかこ」。 |
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初舞台は「[[キス・ミー・ケイト]](離婚後の男女関係をテーマにしたブロードウェイミュージカル) |
初舞台は「[[キス・ミー・ケイト]]」(離婚後の男女関係をテーマにしたブロードウェイミュージカル)。同期に女優の[[麻乃佳世]]・[[森奈みはる]]・[[初風緑]]・[[汐風幸]]や[[白城あやか]]([[中山秀征]]夫人)・現宙組組長の[[美郷真也]]らがいる。 |
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同年5月10日、[[雪組 (宝塚歌劇)|雪組]]に配属。恵まれた容姿で早くからスター性に注目され、新人公演主演など期待の新進男役スターとして成長し、1997年雪組準トップとなる。 |
同年5月10日、[[雪組 (宝塚歌劇)|雪組]]に配属。恵まれた容姿で早くからスター性に注目され、新人公演主演など期待の新進男役スターとして成長し、1997年雪組準トップとなる。 |
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1998年、[[宙組 (宝塚歌劇)|宙組]]の立ち上げメンバーに選ばれ、準トップとして異動。 |
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2000年「[[うたかたの恋]]」(全国ツアー公演)でトップスターに就任。本拠地お披露目は「望郷は海を越えて(嵐で難破し、ロシアにたどり着いた漂流民が[[エカチェリーナ2世|エカテリーナ]]に謁見し、帰国を許されるまでを描いた) |
2000年「[[うたかたの恋]]」(全国ツアー公演)でトップスターに就任。本拠地お披露目は「望郷は海を越えて」(嵐で難破し、ロシアにたどり着いた漂流民が[[エカチェリーナ2世|エカテリーナ]]に謁見し、帰国を許されるまでを描いた)。 |
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2001年、新人公演で抜擢された『ベルサイユのばら』に再び出会い、主役フェルゼンを華麗に演じた。 |
2001年、新人公演で抜擢された『ベルサイユのばら』に再び出会い、主役フェルゼンを華麗に演じた。 |
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高い人気で名実共に宙組をリードしてきたが、翌年10月に退団を発表。 |
高い人気で名実共に宙組をリードしてきたが、翌年10月に退団を発表。 |
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その年の12月の『W−WING』ドラマシティ公演でフライング中に転落。全治 |
その年の12月の『W−WING』ドラマシティ公演でフライング中に転落。全治1ヶ月の重傷を負い、同公演が中止になる。 |
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第92期生初舞台公演『[[Never Say Goodbye|NEVER SAY GOODBYE―ある愛の軌跡―]]』への出演が心配されたが、幸い無事に回復。同公演の東京公演千秋楽(2006年7月2日)をもって退団した。 |
第92期生初舞台公演『[[Never Say Goodbye|NEVER SAY GOODBYE―ある愛の軌跡―]]』への出演が心配されたが、幸い無事に回復。同公演の東京公演千秋楽(2006年7月2日)をもって退団した。 |
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そのスマートで洗練された舞台姿と共に、オフでの気さくな人柄やファンを大切にする姿勢など爽やかな自然体の魅力も併せ持っていた。 |
そのスマートで洗練された舞台姿と共に、オフでの気さくな人柄やファンを大切にする姿勢など爽やかな自然体の魅力も併せ持っていた。 |
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==雪組時代 |
== 雪組時代(1988~1996) == |
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(研2でオスカル役に抜擢。本役は一路真輝。相手役のアンドレは[[轟悠]]が演じた。) |
(研2でオスカル役に抜擢。本役は一路真輝。相手役のアンドレは[[轟悠]]が演じた。) |
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*『[[天国と地獄 (映画)|天国と地獄]]』(新人公演初主演/本役は一路真輝) |
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*『[[二人だけの戦場]]』 |
*『[[二人だけの戦場]]』(当時の衝撃作でもあった) |
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※ロンドン公演参加 |
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*『[[雪之丞変化]]』(最後の新人公演主演/難役・雪之丞を見事に演じた/本役は一路真輝) |
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*『[[嵐が丘]]』(バウホール主演/孤独なヒースクリフを熱く好演) |
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==宙組2番手時代 |
== 宙組2番手時代(1998~2000) == |
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※香港公演参加 |
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*『[[エクスカリバー]]/シトラスの風』(黒髪・長髪の黒い騎士クリストファーを快演) |
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*『砂漠の黒薔薇/GLORIOUS!!』(放浪の王子ヤワン役) |
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*『W−WING』 |
*『W−WING』(2005・2006年) ※フライング中に転落。以降の公演は全て中止。 |
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*『[[Never Say Goodbye|NEVER SAY GOODBYE―ある愛の軌跡―]]』(2006年) |
*『[[Never Say Goodbye|NEVER SAY GOODBYE―ある愛の軌跡―]]』(2006年) |
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2006年8月6日 (日) 06:40時点における版
和央 ようか(わお ようか、本名 大川貴子、1968年2月15日 - )は元宝塚歌劇団宙組の2代目男役トップスター。大阪市天王寺出身。 愛称は「たかちゃん」「たかこ」。
幼少のころからクラシックバレエやピアノ等を習う。 中学時代は走り高跳びの選手だった。 女子高時代はミュージカル部で活躍。バレンタインデーに集ったチョコレートの量は母校の伝説となっているとのうわさも。友人に誘われて宝塚歌劇に出会い受験を決意。
略歴
初舞台は「キス・ミー・ケイト」(離婚後の男女関係をテーマにしたブロードウェイミュージカル)。同期に女優の麻乃佳世・森奈みはる・初風緑・汐風幸や白城あやか(中山秀征夫人)・現宙組組長の美郷真也らがいる。
同年5月10日、雪組に配属。恵まれた容姿で早くからスター性に注目され、新人公演主演など期待の新進男役スターとして成長し、1997年雪組準トップとなる。
1998年、宙組の立ち上げメンバーに選ばれ、準トップとして異動。
2000年「うたかたの恋」(全国ツアー公演)でトップスターに就任。本拠地お披露目は「望郷は海を越えて」(嵐で難破し、ロシアにたどり着いた漂流民がエカテリーナに謁見し、帰国を許されるまでを描いた)。
2001年、新人公演で抜擢された『ベルサイユのばら』に再び出会い、主役フェルゼンを華麗に演じた。
2004年、第29回菊田一夫演劇賞で『BOXMAN』の演技に対し相手役の花總まりとともに演劇賞を受賞。
同年、『ファントム』では、宝塚初という異色の仮面の主人公ファントム(エリック)を魅力的に演じ、自身の当たり役とした。
『風と共に去りぬ』ではレット・バトラーを豪快に演じた。
高い人気で名実共に宙組をリードしてきたが、翌年10月に退団を発表。
その年の12月の『W−WING』ドラマシティ公演でフライング中に転落。全治1ヶ月の重傷を負い、同公演が中止になる。
第92期生初舞台公演『NEVER SAY GOODBYE―ある愛の軌跡―』への出演が心配されたが、幸い無事に回復。同公演の東京公演千秋楽(2006年7月2日)をもって退団した。
スター像
持ち前の長身(172cm)と美貌を生かした迫力ある舞台姿とダイナミックなダンス、声量豊かな歌唱力で約6年間にわたってスター性をいかんなく発揮、相手役である花總まりとはゴールデンコンビと呼ばれ絶大な人気と宝塚屈指の観客動員力を誇っていた。
そのスマートで洗練された舞台姿と共に、オフでの気さくな人柄やファンを大切にする姿勢など爽やかな自然体の魅力も併せ持っていた。
雪組時代(1988~1996)
- 『ベルサイユのばら』(新人公演)
(研2でオスカル役に抜擢。本役は一路真輝。相手役のアンドレは轟悠が演じた。)
※ロンドン公演参加
- 『雪之丞変化』(最後の新人公演主演/難役・雪之丞を見事に演じた/本役は一路真輝)
- 『大上海』(バウホール公演初主演)
- 『あかねさす紫の花』(白雉の歌手で研8とは思えない堂々としたソロぶりを発揮)
- 『エリザベート』(革命家・エルマー役…和央のために新たに作られた役/東京公演はルドルフ役)
- 『嵐が丘』(バウホール主演/孤独なヒースクリフを熱く好演)
宙組2番手時代(1998~2000)
※香港公演参加
- 『エクスカリバー/シトラスの風』(黒髪・長髪の黒い騎士クリストファーを快演)
- 『嵐が丘』(バウホール・東京青年館公演主演)
- 『エリザベート』(皇帝フランツ・ヨーゼフを好演)
- 『激情−ホセとカルメン/ザ・レビュー'99』(メリメ、ガルシアの2役を演じる)
- 『砂漠の黒薔薇/GLORIOUS!!』(放浪の王子ヤワン役)
トップスター時代(2000~2006)
- 「ミレニアム・チャレンジャー」の「辰の刻」の場面はtrfのSAMが振り付けを担当した。
- 『 ベルサイユのばら2001』(2001年)
- 『カステル・ミラージュ/ダンシング・スピリット』(2001年)
- カステル・ミラージュの舞台はラスベガス。レオナード(ベンジャミン・シーゲルがモデル)役。エヴァ・マリーとの恋が原因ですべてを失い自滅する役どころ。
- 『鳳凰伝/ザ・ショー・ストッパー』(2002年)
- 『聖なる星の奇蹟』(2002年)
- 『傭兵ピエール/満天星大夜總会』(2003年)
- 『白昼の稲妻/テンプテーション!』(2003年)
- 『BOXMAN』(2004年)
- 『ファントム』(2004年)
- 『風と共に去りぬ』(全国ツアー)(2004年)
- 『ホテル ステラマリス/レヴュー伝説』(2005年)
- 『炎にくちづけを/ネオ・ヴォヤージュ』(2005年)
- 『W−WING』(2005・2006年) ※フライング中に転落。以降の公演は全て中止。
- 『NEVER SAY GOODBYE―ある愛の軌跡―』(2006年)