透真かずき
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透真 かずき(とうま かずき、12月17日[1] - )は、宝塚歌劇団雪組に所属する男役。雪組副組長[2][1]。
東京都足立区[1]、東京女学館高等学校出身[1]。身長168cm[1]。愛称は「りーしゃ」[1]。
来歴
[編集]2003年、宝塚音楽学校入学。
2005年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に91期生として入団[3]。入団時の成績は23番[3]。花組公演「マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー」で初舞台[3]。その後、雪組に配属[3]。
2022年12月26日付で雪組副組長に就任[4]。
主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2005年3 - 5月、花組『マラケシュ・紅の墓標』『エンター・ザ・レビュー』(宝塚大劇場のみ)
雪組時代
[編集]- 2005年6 - 10月、『霧のミラノ』『ワンダーランド』
- 2006年2 - 5月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』
- 2006年6月、『やらずの雨』(バウホール) - 留吉/杢兵衛
- 2006年9 - 12月、『堕天使の涙』『タランテラ!』
- 2007年2月、『星影の人』『Joyful!!II』(中日劇場)
- 2007年5 - 8月、『エリザベート』
- 2007年9 - 10月、『星影の人』 - 篠原幸三郎『Joyful!!II』(全国ツアー)
- 2008年1 - 3月、『君を愛してる-Je t'aime-』 - 新人公演:クレアント(本役:緒月遠麻)『ミロワール』
- 2008年5 - 6月、『凍てついた明日』(バウホール)
- 2008年8 - 11月、『ソロモンの指輪』『マリポーサの花』
- 2009年1月、『忘れ雪』(バウホール・日本青年館)
- 2009年3 - 5月、『風の錦絵』『ZORRO 仮面のメサイア』 - 新人公演:フェリペ神父(本役:真波そら)
- 2009年7 - 10月、『ロシアン・ブルー』 - キリル・カバレフスキー、新人公演:マクシム・シューキン(本役:彩夏涼)『RIO DE BRAVO!!(リオ デ ブラボー)』
- 2009年11 - 12月、『雪景色』(バウホール・日本青年館) - 杢兵衛/庄助
- 2010年2 - 4月、『ソルフェリーノの夜明け』 - 新人公演:パルフィ(本役:大凪真生)『Carnevale(カルネヴァーレ)睡夢(すいむ)』
- 2010年6 - 9月、『ロジェ』 - 新人公演:マキシム(本役:沙央くらま)『ロック・オン!』
- 2010年10 - 11月、『オネーギンEvgeny Onegin』(日本青年館・バウホール) - アントン・ルイーエフ
- 2011年1 - 3月、『ロミオとジュリエット』 - 新人公演:ヴェローナ大公(本役:大凪真生)
- 2011年4 - 5月、『ニジンスキー-奇跡の舞神-』(バウホール・日本青年館) - シモン
- 2011年7月、『灼熱の彼方〜「オデュセウス編」と「コモドゥス編」〜』(バウホール) - エクレクトゥス
- 2011年9 - 11月、『仮面の男』 - ルイ13世、新人公演:モリエール(本役:彩風咲奈)『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』
- 2011年12 - 2012年1月、『Samourai』(ドラマシティ・日本青年館) - デュ・ボワ
- 2012年3 - 5月、『ドン・カルロス』 - 幻覚、新人公演:セバスティアン(本役:大湖せしる)『Shining Rhythm!』
- 2012年7 - 8月、『双曲線上のカルテ』(バウホール・日本青年館) - ウーゴ/革命家
- 2012年10 - 12月、『JIN-仁-』 - 謎の急患/新之助『GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』
- 2013年2月、『ブラック・ジャック』(ドラマシティ・日本青年館) - ベンリー・キッチンジャー
- 2013年4 - 7月、『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』 - 近衛兵/国境守備兵
- 2013年8 - 9月、『若き日の唄は忘れじ』 - 藩主『ナルシス・ノアールII』(全国ツアー)
- 2013年11 - 2014年2月、『Shall we ダンス?』 - ダンス教室の生徒/司会者『CONGRATULATIONS 宝塚!!』
- 2014年3 - 4月、『心中・恋の大和路』(ドラマシティ・日本青年館) - 丸十
- 2014年6 - 8月、『一夢庵風流記 前田慶次』 - 安田能元/織田信長『My Dream TAKARAZUKA』
- 2014年10月、『伯爵令嬢』(日生劇場) - ジェイエ博士
- 2015年1 - 3月、『ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!-』 - シャルル・ベーマー『ファンシー・ガイ!』
- 2015年5月、『星影の人』 - 横井良玄『ファンシー・ガイ!』(博多座)
- 2015年7 - 10月、『星逢一夜(ほしあいひとよ)』 - 佐々甚五郎『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』
- 2015年11 - 12月、『哀しみのコルドバ』 - マノレッテ『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』(全国ツアー)
- 2016年2 - 5月、『るろうに剣心』 - 癋見/士族
- 2016年6 - 8月、『ローマの休日』(中日劇場・赤坂ACTシアター・梅田芸術劇場) - ダリオ/社員/諜報部員
- 2016年10 - 12月、『私立探偵ケイレブ・ハント』 - 電器屋『Greatest HITS!』
- 2017年2月、『星逢一夜(ほしあいひとよ)』 - 佐々甚五郎/井上重之『Greatest HITS!』(中日劇場)
- 2017年4 - 7月、『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』 - 番頭善八『Dramatic “S”!』
- 2017年8 - 9月、『琥珀色の雨にぬれて』 - ポワレ/接客係『“D”ramatic S!』(全国ツアー)
- 2017年11 - 2018年2月、『ひかりふる路(みち)〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』 - ジャン=マリー・ロラン『SUPER VOYAGER!』
- 2018年3 - 4月、『誠の群像』 - 山崎烝『SUPER VOYAGER!』(全国ツアー)
- 2018年6 - 9月、『凱旋門』 - デュラン/ラヴィックの影『Gato Bonito!!』
- 2018年11 - 2019年2月、『ファントム』 - モンシャルマン
- 2019年3 - 4月、『20世紀号に乗って』(東急シアターオーブ) - グローバー・ロックウッド
- 2019年5 - 9月、『壬生義士伝』 - 佐助『Music Revolution!』
- 2019年10 - 11月、『はばたけ黄金の翼よ』 - パオロ『Music Revolution!』(全国ツアー)
- 2020年1 - 3月、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』 - 社長/執事
- 2020年8 - 9月、『炎のボレロ』 - ウパンゴ/祭りの男MC『Music Revolution!-New Spirit-』(梅田芸術劇場)
- 2021年1 - 4月、『fff-フォルティッシッシモ-』 - 皇帝フランツ一世『シルクロード〜盗賊と宝石〜』
- 2021年5 - 6月、『ほんものの魔法使』(バウホール・KAAT神奈川芸術劇場) - アレキサンダー教授
- 2021年8 - 11月、『CITY HUNTER』 - ペペ『Fire Fever!』
- 2022年3 - 6月、『夢介千両みやげ』 - 大前田源吾『Sensational!』
- 2022年7 - 8月、『ODYSSEY(オデッセイ)-The Age of Discovery-』(梅田芸術劇場)
- 2022年10 - 12月、『蒼穹の昴』 - 李蓮英
- 2023年2 - 3月、『BONNIE & CLYDE』(御園座) - 保安官スムート・シュミッド[2]
- 2023年4 - 7月、『Lilac(ライラック)の夢路』 - バジナ/イザーク『ジュエル・ド・パリ!!』
- 2023年8 - 9月、『愛するには短すぎる』 - ロバート・ストックトン/デイビッド『ジュエル・ド・パリ!!』(全国ツアー)[注釈 1][5]
- 2023年12 - 2024年2月、『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』 - ヘンリー・シジヴィック『FROZEN HOLIDAY(フローズン・ホリデイ)』
- 2024年4 - 5月、『仮面のロマネスク』 - 法院長『Gato Bonito!!』(全国ツアー)
- 2024年7 - 10月、『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』 - ヨルゲン陸軍大将
- 2025年3 - 6月、『ROBIN THE HERO』『オーヴァチュア!』
出演イベント
[編集]- 2012年8月、轟悠ディナーショー『Fever!』
- 2013年10月、第52回『宝塚舞踊会』
- 2017年10月、第54回『宝塚舞踊会』[6]
- 2018年5月、『凱旋門』前夜祭
- 2023年10月、第56回『宝塚舞踊会』
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 初日〜8/28は休演。代役は天月翼が務めた。
出典
[編集]- ^ a b c d e f 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、75頁。ISBN 978-4-86649-258-2。
- ^ a b “雪組トップ彩風咲奈、御園座初日に「うなぎ食べて元気に」完走宣言 夢白あやと新コンビお披露目 - 宝塚 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2023年10月12日閲覧。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 117.
- ^ 『2022年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、75頁。ISBN 978-4-86649-224-7。
- ^ 宝塚 雪組全国ツアー開幕 トップ彩風咲奈「魅力を感じてもらえるよう駆け抜ける」 デイリースポーツ。
- ^ 第54回「宝塚舞踊会」('17年・宝塚) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。