詩ちづる
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詩 ちづる(うた ちづる、3月9日[1] - )は、宝塚歌劇団星組に所属する娘役。
北海道札幌市[2]、藤女子高等学校出身[2]。身長160cm[1]。愛称は「うたち」、「はるな」、「つちこ」[1]。
来歴
[編集]2017年、宝塚音楽学校入学。
2019年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に105期生として入団[3][2]。入団時の成績は3番[3]。宙組公演「オーシャンズ11」で初舞台[1]。その後、月組に配属[3]。
2021年11月4日付で星組へと組替え[4]。
2022年の「めぐり会いは再び next generation」で新人公演初ヒロイン[注釈 1][2]。
2023年の「Le Rouge et le Noir」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、有沙瞳と東上公演ダブルヒロイン[5][6]。トップスター・礼真琴の相手役を演じる[5]。続く「1789」で2度目の新人公演ヒロインを務め、初のエトワールに抜擢[注釈 1][7][6]。続く「My Last Joke」でバウホール公演初ヒロイン[6][8]。
2024年の「BIG FISH」(東急シアターオーブ公演)で、小桜ほのかと東上公演ダブルヒロイン[9]。再びトップ・礼真琴の相手役を務める[9]。
主な舞台
[編集]初舞台
[編集]月組時代
[編集]- 2019年10 - 12月、『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』 - 新人公演:シュティーグル(本役:きよら羽龍)
- 2020年2月、『出島小宇宙戦争』(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL) - セレネ
- 2020年9 - 2021年1月、『WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』 - ヴィヴィアーヌ[注釈 2]
- 2021年2 - 3月、『ダル・レークの恋』(TBS赤坂ACTシアター・ドラマシティ) - ビーナ
- 2021年5 - 8月、『桜嵐記(おうらんき)』 - 楠木正時(少年)、新人公演:祝子(本役:蘭世惠翔)『Dream Chaser』
- 2021年10 - 11月、『川霧の橋』 - お秋/芸妓『Dream Chaser-新たな夢へ-』(博多座)
星組時代
[編集]- 2022年2月、『ザ・ジェントル・ライアー〜英国的、紳士と淑女のゲーム〜』(KAAT神奈川芸術劇場) - メイベル・チルターン
- 2022年4 - 5月、『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』 - ポルックス『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』(宝塚大劇場)[注釈 1]
- 2022年6 - 7月、『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』 - ポルックス、新人公演:アンジェリーク(本役:舞空瞳)『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』(東京宝塚劇場) 新人公演初ヒロイン[2]
- 2022年9月、『モンテ・クリスト伯』 - エデ姫『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』(全国ツアー)[2]
- 2022年11 - 2023年2月、『ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜』 - シブルズネ、新人公演:カティア(本役:水乃ゆり)『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』 - カゲソロ
- 2023年3 - 4月、『Le Rouge et le Noir〜赤と黒〜』(ドラマシティ・日本青年館) - マチルド・ド・ラ・モール[5][6]
- 2023年6 - 7月、『1789-バスティーユの恋人たち-』(宝塚大劇場) - リュシル 初エトワール[注釈 1][7]
- 2023年7 - 8月、『1789-バスティーユの恋人たち-』(東京宝塚劇場) - リュシル、新人公演:オランプ・デュ・ピュジェ(本役:舞空瞳) 新人公演ヒロイン[7]
- 2023年10月、『My Last Joke-虚構に生きる-』(バウホール) - ヴァージニア・クレム バウ初ヒロイン[6][8]
- 2024年1 - 2月、『RRR×TAKA"R"AZUKA〜√Bheem〜(アールアールアール バイ タカラヅカ〜ルートビーム〜)』 - シータ『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』(宝塚大劇場)
- 2024年2 - 4月、『RRR×TAKA"R"AZUKA〜√Bheem〜(アールアールアール バイ タカラヅカ〜ルートビーム〜)』 - シータ、新人公演:SINGERRR女(本役:都優奈)『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』(東京宝塚劇場)
- 2024年5 - 6月、『BIG FISH(ビッグ・フィッシュ)』(東急シアターオーブ) - サンドラ(若かりし頃)[9]
- 2024年8 - 12月、『記憶にございません!』 - 番場のぞみ、新人公演:寿賀さん(本役:白妙なつ)『Tiara Azul-Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』[10]
- 2025年1 - 2月、『にぎたつの海に月出づ』(バウホール) - 寶皇女 ヒロイン
出演イベント
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[編集]- 2023年 - 、『ヒガシマル醤油』
受賞歴
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、119頁。ISBN 978-4-86649-258-2。
- ^ a b c d e f <華宝塚>「品のある娘役」へ精進 星組・詩ちづる 東京新聞。
- ^ a b c 『2019年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2020年、89頁。ISBN 978-4-86649-126-4。
- ^ 宝塚歌劇宙組一筋のスター・和希そらが12月10日付で雪組に組み替え スポーツ報知。
- ^ a b c 宝塚 星組トップ礼真琴 フレンチミュージカル「赤と黒」日本初演 見事な歌とダンスで魅了 デイリースポーツ。
- ^ a b c d e 宝塚歌劇星組8年目スター・天飛華音のバウホール初主演作開幕 詩人の葛藤を繊細に表現 スポーツ報知。
- ^ a b c 宝塚歌劇で8年ぶり再演「1789」開幕 星組トップ・礼真琴「もがいて悩みながら…」 スポーツ報知。
- ^ a b 【宝塚】星組スター天飛華音が米作家エドガー・アラン・ポー熱演 バウ初主演作開幕 日刊スポーツ。
- ^ a b c 宝塚 星組トップ礼真琴主演「BIG FISH」異例のチャーミングなイケオジ姿も デイリースポーツ。
- ^ 宝塚 星組「記憶にございません!」礼真琴主演で三谷幸喜作品を舞台化「星組らしい作品」 デイリースポーツ。
- ^ 宝塚巴里祭2019('19年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 『宝塚GRAPH 2024年9月号/宝塚通信』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、94頁。