稲葉太地
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稲葉 太地(いなば だいち、1977年 - )[1]は、宝塚歌劇団所属の演出家。静岡県出身[2]。
略歴
[編集]2000年、宝塚歌劇団入団[2]。
2003年、『おーい春風さん』の演出を手がける。同年、『傭兵ピエール』で新人公演の演出を初担当。
2006年、花組シアター・ドラマシティ公演『Appartement Cinema』で演出家デビュー[2]。
2010年、雪組公演『Carnevale 睡夢』で大劇場演出デビュー[2]。
宝塚歌劇団での舞台作品
[編集]作・演出
[編集]- ショー・グランデ『Carnevale睡夢 - 水面に浮かぶ風景 -』(2010年 雪組 主演:水夏希) *大劇場デビュー作
- レヴュー・ロマン『ルナロッサ - 夜に惑う旅人 -』(2011年 宙組 主演:大空祐飛)
- ショー・グルーヴ『Celebrity -セレブリティ-』(2012年 星組 主演:柚希礼音)[5]
- ショー・オルケスタ『Mr. Swing!』(2013年 花組 主演:蘭寿とむ)
- ラテン・グルーヴ『パッショネイト宝塚!』(2014年 星組 主演:柚希礼音)
- レヴューロマン『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』(2015年 花組 主演:明日海りお)[6]
- グランドカーニバル『GOLDEN JAZZ』(2015年 - 2016年 月組 主演:龍真咲)
- ショーグルーヴ『Greatest HITS!』(2016年 雪組 主演:早霧せいな)[7][8]
- レヴューロマン『カルーセル輪舞曲(ロンド)』(2017年 月組 主演:珠城りょう)[9][10]
- レヴューロマン『クラシカル ビジュー』(2017年 宙組 主演:朝夏まなと)[11]
- レヴューロマン『シャルム!』(2019年 花組 主演:明日海りお)
- ミュージカル『アナスタシア』(2020年 - 2021年 宙組 主演:真風涼帆)*潤色・演出
- ショー オルケスタ『Fire Fever!』(2021年 雪組 主演:彩風咲奈)
- ショー グルーヴ『Fashionable Empire』(2022年 花組 主演:柚香光)[12]
- ラテン グルーヴ『Deep Sea -海神たちのカルナバル-』(2023年 月組 主演:月城かなと)[13]
- レヴュー グロリア『Jubilee(ジュビリー)』(2024 花組 主演:永久輝せあ)[14]
その他の劇場の作品
[編集]- ミュージカルドラマ『Appartement Cinema(アパルトマン シネマ)』(2006年 花組 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、日本青年館、愛知厚生年金会館 主演:春野寿美礼)*演出家デビュー作
- バウ・ミュージカル『Hallelujah(ハレルヤ) GO! GO!』(2007年 星組 宝塚バウホール 主演:柚希礼音)
- 『SAUDADE(サウダージ)-Jにまつわる幾つかの所以-』(2009年 月組 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、昭和女子大学人見記念講堂 主演:瀬奈じゅん)
- バウ・エンターテイメント『インフィニティ -限りなき世界-』(2012年 雪組 宝塚バウホール 主演:未涼亜希)
- MUSICAL『WEST SIDE STORY』(2018年 宙組 東京国際フォーラムホールC・梅田芸術劇場メインホール 主演:真風涼帆)*演出補・訳詞
- バウ・ラテングルーヴ『Senhor CRUZEIRO(セニョール クルゼイロ)!』—南十字に愛された男—(2018年 花組 宝塚バウホール 主演:水美舞斗)
- Grand Festival『DANCE OLYMPIA』-Welcome to 2020-(2020年 花組 東京国際フォーラムホールC 主演:柚香光)
- ミュージカル『Xcalibur エクスカリバー』(2023年 宙組 東京建物 Brillia HALL 主演:芹香斗亜)*潤色・演出
- ミュージカル『BIG FISH(ビッグ・フィッシュ)』(2024年 星組 東急シアターオーブ 主演:礼真琴)*潤色・演出[15]
コンサート
[編集]- スペシャルステージ『Delight Holiday』(2018年 花組 舞浜アンフィシアター 主演:明日海りお)
演出のみ
[編集]- バウ・ワークショップ『おーい春風さん』(2003年 星組 宝塚バウホール 主演:柚希礼音)
- ミュージカル『ロミオとジュリエット』(2021年 星組 宝塚大劇場、東京宝塚劇場 主演:礼真琴)
ディナーショーの構成・演出
[編集]- 陽月華ミュージック・サロン『STAY GOLD』(2009年 宝塚ホテル)
- 桜乃彩音ミュージック・サロン『evergreen -春風のように-』(2010年 宝塚ホテル、第一ホテル東京)
- 轟悠ディナーショー『Fever!』(2012年 パレスホテル東京、宝塚ホテル)
- 凰稀かなめディナーショー『Metamorphose - メタモルフォーゼ -』(2014年 ホテル阪急インターナショナル、パレスホテル東京)
- 鳳月杏ディナーショー『NEXT ONE』(2019年 第一ホテル東京、宝塚ホテル)
イベントの構成・演出
[編集]- 宝塚歌劇100周年フィナーレイベント『タカラヅカスペシャル2014 -Thank you for 100 years-』(2014年 宝塚大劇場)*共同演出
- 『タカラヅカスペシャル2015 -New Century,Next Dream-』(2015年 梅田芸術劇場メインホール)*共同演出
- 『タカラヅカスペシャル2018 Say! Hey! Show Up!!』(2018年 梅田芸術劇場メインホール)*共同演出
新人公演担当
[編集]- 2003年 宙組『傭兵ピエール』[16]
- 2004年 花組『La Esperanza』[17]
- 2005年 宙組『ホテル ステラマリス』[18]
- 2005年 花組『落陽のパレルモ』[19]
- 2007年 星組『シークレット・ハンター』[20]
- 2008年 雪組『マリポーサの花』[21]
- 2009年 星組『太王四神記 ver.II』[22]
- 2009年 月組『ラスト・プレイ』
演出助手
[編集]- 2001年 宙組『ベルサイユのばら2001』(植田紳爾・谷正純)、月組『ESP!』(酒井澄夫・木村信司)、宙組『フィガロ!』(太田哲則)、宙組『ダンシング・スピリット!』(中村一徳)
- 2002年 月組『ガイズ&ドールズ』(三木章雄)、花組『ダイアモンド・アイズ』(藤井大介)(シアター・ドラマシティ)、雪組『ON THE 5th』(草野旦)、月組『SLAPSTICK』(小柳奈穂子、バウホール)、花組『月の燈影』(大野拓史、バウホール)、宙組『聖なる星の奇蹟』(児玉明子、シアター・ドラマシティ)
- 2003年 宙組『傭兵ピエール』(石田昌也)、月組『シニョール ドン・ファン』(植田景子)、雪組『アメリカン・パイ』(小柳菜穂子)、宙組『里見八犬伝』(鈴木圭、バウホール)、宙組『テンプテーション! - 誘惑 -』(岡田敬二)、月組『薔薇の封印』(小池修一郎)
- 2004年 星組『タカラヅカ絢爛』(草野旦)雪組『スサノオ』(木村信司)、月組『タカラヅカ絢爛II』(草野旦)、花組『La Esperanza』(正塚晴彦)、雪組『青い鳥を捜して』(石田昌也)
- 2005年 宙組 『ホテル ステラマリス』(正塚晴彦)、宙組『レヴュー伝説』(草野旦)、雪組『ワンダーランド』(石田昌也)
- 2006年 雪組『タランテラ!』(荻田浩一)
- 2010年 星組『ロミオとジュリエット』(小池修一郎、梅田芸術劇場・博多座)
宝塚歌劇団以外の舞台作品
[編集]コンサート
[編集]脚注
[編集]- ^ “番組詳細|宝塚歌劇 衛星放送チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージ”. www.tca-pictures.net. 2023年2月7日閲覧。
- ^ a b c d “演出家 稲葉太地が語る”. 2020年10月26日閲覧。
- ^ “2014年のカポエイラ・ブラジル文化活動レポート”. Gingue Sempre!!. 2020年12月27日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/engeki/status/869779782078050310”. Twitter. 2022年3月19日閲覧。
- ^ 2012年に全国ツアーで続演
- ^ 2015年に梅田芸術劇場メインホール、台湾公演で続演
- ^ “宝塚歌劇雪組の新作は大人の恋の行方を描く「私立探偵ケイレブ・ハント」”. ステージナタリー (2016年2月15日). 2016年2月15日閲覧。
- ^ 2017年に中日劇場で続演
- ^ “宝塚月組次期トップスター珠城りょう、「グランドホテル」で大劇場お披露目”. ステージナタリー. (2016年4月27日) 2016年12月26日閲覧。
- ^ 2017年に博多座で続演
- ^ “宝塚宙組トップ娘役・実咲凜音の後継は当面置かず…公演に合わせて配役”. スポーツ報知. (2016年12月26日) 2016年12月26日閲覧。
- ^ 2022年に全国ツアーで続演
- ^ Inc, Natasha. “灰原薬「応天の門」が宝塚歌劇団月組により舞台化、主演は月城かなと&海乃美月”. コミックナタリー. 2022年7月9日閲覧。
- ^ “宝塚歌劇花組、永久輝せあ・星空美咲が「エンジェリックライ」で大劇場お披露目”. ぴあニュース. ぴあ (2024年2月21日). 2024年9月11日閲覧。
- ^ “星組トップ・礼真琴主演「BIG FISH」開幕 ティム・バートン監督のファンタジー映画の宝塚版初演を快活に”. スポーツ報知. (2024年5月30日) 2024年10月29日閲覧。
- ^ “番組詳細|宝塚歌劇 衛星放送チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージ”. www.tca-pictures.net. 2021年5月19日閲覧。
- ^ “番組詳細|宝塚歌劇 衛星放送チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージ”. www.tca-pictures.net. 2021年5月19日閲覧。
- ^ “番組詳細|宝塚歌劇 衛星放送チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージ”. www.tca-pictures.net. 2021年5月19日閲覧。
- ^ “番組詳細|宝塚歌劇 衛星放送チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージ”. www.tca-pictures.net. 2021年5月19日閲覧。
- ^ “番組詳細|宝塚歌劇 衛星放送チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージ”. www.tca-pictures.net. 2021年5月19日閲覧。
- ^ “番組詳細|宝塚歌劇 衛星放送チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージ”. www.tca-pictures.net. 2021年5月19日閲覧。
- ^ “番組詳細|宝塚歌劇 衛星放送チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージ”. www.tca-pictures.net. 2021年5月19日閲覧。
- ^ “柚希礼音、来年3月に宝塚退団後初のソロコンサート開催”. スポーツ報知 (2015年11月24日). 2015年12月18日閲覧。