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星空ひかる

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星空 ひかる(ほしぞら ひかる、1933年6月23日-)は、宝塚歌劇団花組主演男役スターの人物である。本名:曲谷和子。兵庫県神戸市出身。宝塚歌劇団時代の公称身長は162cm。宝塚歌劇団時代の愛称はおよし宝塚歌劇団38期生

来歴・人物

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1951年、宝塚歌劇団入団。星組公演『春の踊り[1]』で初舞台。宝塚入団時の成績は34人中8位[1]1952年[1]、花組配属。

1965年8月30日[1]をもって宝塚歌劇団を退団。最終出演公演の演目[1]は花組・東京宝塚劇場公演『笛吹きと豚姫/天使が見ている』である。

2014年、古巣・宝塚歌劇団創立100周年記念で創立された『宝塚歌劇の殿堂』最初の100人のひとりとして殿堂入り。

夫は映画監督の曲谷守平[2]

宝塚歌劇団時代の出演作品

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  • 『巴里のモツアルト』『国姓爺合戦』(花組)(1955年12月2日 - 12月26日、宝塚大劇場
  • 『帰らざる女』(花組)(1956年7月1日 - 7月30日、宝塚大劇場)
  • 『天使と山賊』(花組)(1956年11月1日 - 11月29日、宝塚大劇場)
  • 『春の踊り』第一部 花の歌舞伎、第二部 花のエキスプレス(花組)(1957年5月1日 - 5月30日、宝塚大劇場)
  • 『年忘れ狸御殿』『花姿宝塚踊り』(全組合同)(1957年12月1日 - 12月25日、梅田コマ劇場
  • 『家なき天使』(花組)(1959年6月2日 - 6月29日、宝塚大劇場)
  • 『わらべ唄風土記』(花組)(1960年2月3日 - 2月28日、宝塚大劇場)
  • 『阿波踊り(わらべ唄風土記)』『東京の空の下』(花組)(1960年6月1日 - 6月29日、宝塚大劇場)
  • 『狐と雨と花』『ショウ・イズ・オン』(花組)(1960年11月1日 - 11月30日、宝塚大劇場)
  • 『ポニイ・レディー』(花組)(1961年3月1日 - 3月21日、宝塚大劇場)
  • 『シューベルトの恋』『幸せがいっぱい』(花組)(1961年11月1日 - 11月26日、宝塚大劇場)
  • 『宝塚百花譜(ハナクラベ)』『華麗なる千拍子』(全組合同)(1961年12月1日 - 12月25日、梅田コマスタジアム)
  • 『春の饗宴』『レ・ガールス-魅せられし女性論-』(花組)(1962年2月3日 - 2月27日、宝塚大劇場)
  • 『哀愁の巴里』(花組)(1962年6月2日 - 7月1日、宝塚大劇場)
  • 『皇帝と魔女』(花組)(1962年8月1日 - 9月2日、宝塚大劇場)
  • 『春宵夢』『タカラジェンヌに栄光あれ』(花・星組)(1963年1月1日 - 1月31日、宝塚大劇場)
  • 『虹のオルゴール工場』(花組)(1963年7月2日 - 7月31日、宝塚大劇場)
  • 『いろはにほへと』『ラテン・アメリカ』(花組)(1963年10月1日 - 10月29日、宝塚大劇場)
  • 南の哀愁』『これぞ!タカラヅカ』(花組)(1964年1月1日 - 1月28日、新宿コマ劇場
  • 『レビュー・オブ・レビューズ』(花・雪合同)(1964年5月7日 - 5月31日、宝塚大劇場)
  • 『洛陽に花散れど』『天使が見ている』(花組)(1964年6月30日 - 8月2日、宝塚大劇場)
  • 『世界は一日』(花組)(1964年9月2日 - 9月29日、宝塚大劇場)
  • 『われら花を愛す』『エスカイヤ・ガールス』(花組)(1965年3月3日 - 3月23日、宝塚大劇場)
  • 『笛吹と豚姫』『ぼくらの時代』(花組)(1965年6月2日 - 6月29日、宝塚大劇場)

映画

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  • 夕凪(1957年9月15日、東宝)- クロークの女B 役

脚注

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  1. ^ a b c d e 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』阪急コミュニケーションズ2014年4月1日、48頁。ISBN 9784484146010
  2. ^ 「花と花の対話-曲谷守平さん・星空ひかるさん・郷ちぐさ」『歌劇 Takarazuka revue』No.513 6月号、宝塚クリエイティブアーツ、1968年6月、104-107頁。 

関連項目

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