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宝塚歌劇団1期生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宝塚歌劇団1期生(たからづかかげきだん1きせい)は、1913年7月に宝塚音楽歌劇学校に入学し、1914年に宝塚少女歌劇団の初舞台を踏んだ16名を指す[注釈 1][1][2]。 なお講師の高木和夫が同年11月に赴任した時点では12人しかいなかったという[3]

概要

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初舞台の演目は、「ドンブラコ/浮れ達磨/胡蝶」[4][5]

主な生徒

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OG

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一覧

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芸名[4] 読み仮名[4] 誕生日 出身地 出身校 身長 愛称 役柄 配属[注釈 2][4] 退団年[4] 備考
高峰妙子 たかみね たえこ 花組→雪組→花組→雪組 1927年
雄嶋艶子 おじま つやこ ――
外山咲子 とやま さきこ ――
由良道子 ゆら みちこ ―― 1918年死去[7]
八十島楫子 やそじま かじこ ―― 1917年 妹は雲井浪子と緒島なほ子[8]
雲井浪子 くもい なみこ ―― 1919年 夫は坪内士行[6]。姉は八十島揖子、妹は緒島なほ子[8]
秋田衣子 あきた きぬこ ――
関守須磨子 せきもり すまこ ――
三室錦子 みむろ きんこ ―― 1917年
小倉みゆき おぐら みゆき ―― 1919年
大江文子 おおえ ふみこ ―― 1921年
松浦もしほ まつうら もしほ ――
三好小夜子 みよし さよこ ―― 1920年
筑波峯子 つくば みねこ ―― 1927年
若菜君子 わかな きみこ ――
逢阪関子 おおさか せきこ ―― 1929年

脚注

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注釈

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  1. ^ 当時の音楽学校と歌劇団は一体であり、入学イコール入団であった。
  2. ^ 組分け後。

出典

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  1. ^ 100年史(人物) 2014, pp. 5–6.
  2. ^ 80年史 1994, p. 178.
  3. ^ 歌劇1934年12月号20~21頁
  4. ^ a b c d e 100年史(人物) 2014, p. 6.
  5. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 38.
  6. ^ a b c d e 100年史(人物) 2014, pp. 130–131.
  7. ^ 100年史(人物) 2014, p. 76.
  8. ^ a b 100年史(人物) 2014, pp. 28–29.

参考文献

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  • 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3