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「新幹線変形ロボ シンカリオン」の版間の差分

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概要を中心に構成見直し、第1期各話リストの「登場敵」のリンク先はなかなか酷いので解除(記載自体は残す)
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| ウィキポータル = [[Portal:アニメ|アニメ]]
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'''『新幹線変形ロボ シンカリオン』'''(しんかんせんへんけいロボ シンカリオン)は、[[ジェイアール東日本企画]]・[[小学館集英社プロダクション]]・[[タカラトミー]]の3社によって立ち上げられたプロジェクトにより開発され、2015年3月16日から展開<ref name="shikarion01">{{Wayback|url=http://www.takaratomy.co.jp/product_release/pdf/p150316.pdf/|title=「新幹線変形ロボ シンカリオン」デビュー! - タカラトミー|date=20170930211546}}</ref> されている「[[新幹線]]」から変形する[[巨大ロボット]]ならびに[[タカラトミー]]より発売される[[プラレール]]の玩具シリーズ。
'''『新幹線変形ロボ シンカリオン』'''(しんかんせんへんけいロボ シンカリオン)は、[[ジェイアール東日本企画]]・[[小学館集英社プロダクション]]・[[タカラトミー]]の3社によって立ち上げられたプロジェクトにより開発され、2015年3月16日から展開<ref name="shikarion01">{{Wayback|url=http://www.takaratomy.co.jp/product_release/pdf/p150316.pdf/|title=「新幹線変形ロボ シンカリオン」デビュー! - タカラトミー|date=20170930211546}}</ref>されている「[[新幹線]]」から変形する[[巨大ロボット]]ならびに[[タカラトミー]]より発売される[[プラレール]]の玩具シリーズ。


なお、英語表記は'''『SHINKALION』'''<ref>[http://www.shinkalion.com/news/599/ 特製スマホ用壁紙ダウンロード!!] シンカリオンアニメ版公式サイト なお、玩具版のロゴでもこの表記で記載されている。タイトル下の英字表記は、アニメ開始前の玩具版は『SHINKALION』、アニメ版及びアニメ開始後にリニューアルされた玩具等は『THE ANIMATION』表記になっている。</ref>。単に「シンカリオン」とも<ref>[http://www.sanspo.com/geino/news/20180330/geo18033013540025-n1.html TBS「シンカリオン」、30日の放送はゲンブとの直接対決の後編]</ref>。
なお、英語表記は'''『SHINKALION』'''<ref>[http://www.shinkalion.com/news/599/ 特製スマホ用壁紙ダウンロード!!] シンカリオンアニメ版公式サイト なお、玩具版のロゴでもこの表記で記載されている。タイトル下の英字表記は、アニメ開始前の玩具版は『SHINKALION』、アニメ版及びアニメ開始後にリニューアルされた玩具等は『THE ANIMATION』表記になっている。</ref>。単に「シンカリオン」とも<ref>[http://www.sanspo.com/geino/news/20180330/geo18033013540025-n1.html TBS「シンカリオン」、30日の放送はゲンブとの直接対決の後編]</ref>。


== 概要 ==
== 概要 ==
2012年に姿を消し、その後[[トミカハイパーシリーズ]]のプラレール部隊として復活したものの、わず1で姿を消した[[プラレールハイパーシリーズ]]の後継シリーズである。子どもたちに鉄道ロボットという夢のある新しいコンテンツを提供すべく、“正体不明の巨大な敵に立ち向かうため、日本の夢と技術が詰まった新幹線をベースに開発されたロボ”という設定で、[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]監修<ref group="注">テレビアニメ版ではスポンサーも担当。</ref> のもと、実在する新幹線がロボットに変形するキャラクターとして誕生した<ref name="shikarion01" />。タカラトミーの変形ロボットで鉄道車両をモチーフとしたものは、前身のトミーが手がけていた『[[超特急ヒカリアン]]』・『[[電光超特急ヒカリアン]]』以来となる<ref group="注">但しロボットは車両の前頭部が飛び出して変形する2頭身のコミカルなデザインで、作風もギャグタッチのものが多かった。また、玩具は本作と同じくプラレールの線路に対応していたが、車両寸法はプラレールより一回り大きなものであった。</ref>。
プラレールの玩具シリーズとては、[[トミカハイパーシリーズ]]のプラレール部隊として2012年ら2013にかけて展開されてい[[プラレールハイパーシリーズ]]の後継る。子どもたちに鉄道ロボットという夢のある新しいコンテンツを提供すべく、“正体不明の巨大な敵に立ち向かうため、日本の夢と技術が詰まった新幹線をベースに開発されたロボ”という設定で、[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]監修<ref group="注">テレビアニメ版ではスポンサーも担当。</ref>のもと、実在する新幹線がロボットに変形するキャラクターとして誕生した<ref name="shikarion01" />。タカラトミーの変形ロボットで鉄道車両をモチーフとしたものは、前身のトミーが手がけていた『[[超特急ヒカリアン]]』・『[[電光超特急ヒカリアン]]』以来となる<ref group="注">但しロボットは車両の前頭部が飛び出して変形する2頭身のコミカルなデザインで、作風もギャグタッチのものが多かった。また、玩具は本作と同じくプラレールの線路に対応していたが、車両寸法はプラレールより一回り大きなものであった。</ref>。


本作の特徴として、企画時からJR東日本グループのジェイアール東日本企画が関与している。そのため前述のJR東日本のほか、新幹線を運行するJR各社([[東海旅客鉄道|JR東海]]・[[西日本旅客鉄道|JR西日本]]・[[北海道旅客鉄道|JR北海道]]・[[九州旅客鉄道|JR九州]])<ref group="注">[[四国旅客鉄道|JR四国]]は新幹線車両を保有していないが、テレビアニメ第1期35話に[[新幹線0系電車|0系]]をモチーフとした「[[予土線#ホビートレイン|鉄道ホビートレイン]]」が登場した際に制作協力でクレジットされている。</ref>や関連企業が協力しており、テレビアニメ版新幹線車両のほか、実在する鉄道関係施設も登場る。この経緯からテレビアニメで初めてJRマークが正式使用されている作品でもある。
JR東日本グループのジェイアール東日本企画が企画時から関与していることが特徴として挙げられ、新幹線を運行するJR各社([[東海旅客鉄道|JR東海]]・[[西日本旅客鉄道|JR西日本]]・[[北海道旅客鉄道|JR北海道]]・[[九州旅客鉄道|JR九州]])<ref group="注">[[四国旅客鉄道|JR四国]]は新幹線車両を保有していないが、テレビアニメ第1期35話に[[新幹線0系電車|0系]]をモチーフとした「[[予土線#ホビートレイン|鉄道ホビートレイン]]」が登場した際に制作協力でクレジットされている。</ref>や関連企業が協力しており、テレビアニメ版は実在する鉄道関係施設も登場している。この経緯からテレビアニメで初めてJRマークが正式使用されている作品でもある。


本作の企画はジェイアール東日本企画と小学館集英社プロダクションによる『'''Project E5'''』が前身であり、2014年の[[東京おもちゃショー]]での展示が初出である。その後タカラトミーが参画したことでプラレールをベースとした商品化が前提となり、当初からのデザインもタカラトミーと[[小学館ミュージック&デジタル エンタテイメント]]の両社によって何度も検証を重ねたことで大幅に変更させている<ref name="cgworld201803">{{Cite web|url=https://cgworld.jp/regular/201803-c-smde.html |title=どこに行けば、キャラクターをつくれますか?:No.05(前編)>>小学館ミュージック&デジタル エンタテイメント |publisher=CGWORLD.JP |accessdate=2018-08-12}}</ref>。
本作の企画はジェイアール東日本企画と小学館集英社プロダクションによる『'''Project E5'''』が前身となっており、2014年の[[東京おもちゃショー]]での展示が初出である。その後タカラトミーが参画したことでプラレールをベースとした商品化が前提となり、当初からのデザインもタカラトミーと[[小学館ミュージック&デジタル エンタテイメント]]の両社によって何度も検証を重ねたことで大幅に変更させている<ref name="cgworld201803">{{Cite web|url=https://cgworld.jp/regular/201803-c-smde.html |title=どこに行けば、キャラクターをつくれますか?:No.05(前編)>>小学館ミュージック&デジタル エンタテイメント |publisher=CGWORLD.JP |accessdate=2018-08-12}}</ref>。商品展開はプラレールと同じ3両編成を基本としており、通常のプラレールとしての走行も可能となっており<ref group="注">製品には動力が付いておらず手転がしが基本だが、中間車に別売りの動力貨車「超進化電動貨物&ウエポンコンテナセット」の機関車の動力ユニットを組み込むことで電動化することも可能(中間に機関車を組み込むことも可)。</ref>、車両の造形もプラレールと可能な限り同じもの<ref group="注">鉄道車両から変形するリアルロボットの玩具は過去にも[[ダイアクロン#その他のリアル&ロボット|トレインロボ]]→[[トレインボット]]や[[勇者シリーズ]]に登場した各種の列車から変形するロボ等が存在したが、これらはロボット時のプロポーションや変形のしやすさなどを優先し、一部の作品では設定の関係から車体に武器を装備するなど、鉄道車両としては不自然な造形になるものも少なくなかった。</ref>に近づけている


2017年12月28日に「シンカリオン E5 はやぶさ」「シンカリオン E6 こまち」、次いで2018年2月1日に「シンカリオン E7 かがやき」が発売された。テーマソングとして[[山寺宏一]]が歌う『チェンジ!シンカリオン』が制作され、プロモーション映像も制作されそれぞれのシンカリオンのパイロットが設定された。2018年1月6日からはテレビアニメの放送も開始され<ref name="onair" />、主題歌として[[BOYS AND MEN]]の『[[進化理論]]』が制作される<ref group="注">BOYS AND MENはその後、劇場版やテレビアニメ第2期の主題歌も担当</ref>。第1期のテレビアニメは2019年6月29日まで放送され<ref name="onair" />、2019年12月27日には劇場版も公開される。2021年4月9日からは第2期のテレビアニメが放送されている{{R|onair2}}。
先述のように商品展開はプラレールを基本としていることから、基本的に車両製品はプラレールの編成車両と同じ3両で構成されており、プラレールでの走行も可能となっている<ref group="注">製品には動力が付いておらず手転がしが基本だが、中間車に別売りの動力貨車「超進化電動貨物&ウエポンコンテナセット」の機関車の動力ユニットを組み込むことで電動化することも可能(中間に機関車を組み込むことも可)。なお、超進化電動貨物とウエポンコンテナは、アニメでは第27話で初登場している。</ref>。また、前述のプラレール規格に合わせるため、車両の造形もプラレールと可能な限り同じもの<ref group="注">鉄道車両から変形するリアルロボットの玩具は過去にも[[ダイアクロン#その他のリアル&ロボット|トレインロボ]]→[[トレインボット]]や[[勇者シリーズ]]に登場した各種の列車から変形するロボ等が存在したが、これらはロボット時のプロポーションや変形のしやすさなどを優先し、一部の作品では設定の関係から車体に武器を装備するなど、鉄道車両としては不自然な造形になるものも少なくなかった。</ref>に近づけている。

2018年1月6日から2019年6月29日までテレビアニメ第1期が放送され<ref name="onair" />、2019年12月にはテレビアニメ版をベースとした映画が公開された。2021年4月9日からはテレビアニメ第2期が放送されている{{R|onair2}}。


== ストーリー ==
== ストーリー ==
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== 登場人物 ==
== 登場人物 ==
=== テレビアニメ第1期・玩具版の人物 ===
=== 玩具版 ===
; 速杉 ハヤト(はやすぎ はやと)
: 居住地は架空の「新さいたま市」で、地元愛が強く地元の少年サッカーチームに所属している。超進化研究所へ迷い込んだ際、ホクトに運動神経を認められパイロットに抜擢されたというキャラクター設定がなされている。

; 優 あきた(すぐ あきた)<ref>てれびくん2016年2月号p73、小学館</ref>
: アニメ男鹿アキタのベースとなったキャラクターで、基本的なキャラクター設定はアニメ版とほぼ同じだが、パイロットになる前は射撃の腕前を発揮できる場面が少なかった。バチガミに山を焼かれたために動物がいなくなり、自身と祖父を除く周りがマタギをやめてしまったことから孤独を抱えていたが、ハヤトとつらぬきという「シンカリオン仲間」を得て素晴らしいコンビネーションを発揮していくという設定がなされている。

; 前田 つらぬき(まえだ つらぬき)<ref>てれびくん2016年2月号p72、小学館</ref>
: アニメ大門山ツラヌキのベースとなったキャラクターで、基本的なキャラクター設定はアニメ版とほぼ同じだが、タブレットを使いこなすデジタルおたくという一面を持つ。前田利家の子孫で、並外れた力を持ち、空手大会で優勝する実力を持つ。着物モチーフの古風な自作衣装を身に着けている。家業が建設会社であるもののあまり裕福ではなく、自宅兼事務所は城の天守閣風の張りぼてで体裁を保っている。父親は存命で語尾が「〜ヨ」となる独特な口調で喋っており、つらぬき対しては着物を買い与えた以降「何も買ってあげられない」と溢しているという設定がなされている。

=== テレビアニメ第1期の人物 ===
==== パイロット / 運転士(第1期) ====
==== パイロット / 運転士(第1期) ====
玩具版では'''パイロット'''、アニメ版では'''運転士'''と表記されている。
玩具版では'''パイロット'''、アニメ版では'''運転士'''と表記されている。
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: アーケード版「シンカリオン・シム」で高得点を出し注目されていたが個人は特定されておらず、その人物を探すため秋田市まで向かったハヤトと偶然出会う。その後、競技ビームライフル大会参加のために乗車した東京行きのこまちの車内でハヤトと隣席になり、(巨大怪物体に対応するために)自分のスマートフォンを持ったまま[[仙台駅]]で下車したハヤトを追いかけ、E5はやぶさに乗り込んでしまいシンカリオンの存在を知る。戦闘中にハヤトへの的確にサポートや適合率の高さから運転士就任を要請され一時は固辞するものの、ハヤトの言葉に感化され運転士となることを承諾する。運転士となった後は大宮支部の寮に入り、ハヤトが通う大宮小学校に転校。ツラヌキが入寮した後は同室で共同生活を送っている。なお、通常は標準語で話すが、同じ[[東北地方]]出身のシノブとの会話では言葉に訛りが出る。
: アーケード版「シンカリオン・シム」で高得点を出し注目されていたが個人は特定されておらず、その人物を探すため秋田市まで向かったハヤトと偶然出会う。その後、競技ビームライフル大会参加のために乗車した東京行きのこまちの車内でハヤトと隣席になり、(巨大怪物体に対応するために)自分のスマートフォンを持ったまま[[仙台駅]]で下車したハヤトを追いかけ、E5はやぶさに乗り込んでしまいシンカリオンの存在を知る。戦闘中にハヤトへの的確にサポートや適合率の高さから運転士就任を要請され一時は固辞するものの、ハヤトの言葉に感化され運転士となることを承諾する。運転士となった後は大宮支部の寮に入り、ハヤトが通う大宮小学校に転校。ツラヌキが入寮した後は同室で共同生活を送っている。なお、通常は標準語で話すが、同じ[[東北地方]]出身のシノブとの会話では言葉に訛りが出る。
: デザインに関して池添から「『初期メンバーの中ではイケメンだけど、清洲リュウジが登場するまで凄いクールではありません』と説明があった<ref name="aono"/>」とあおのは語っている。
: デザインに関して池添から「『初期メンバーの中ではイケメンだけど、清洲リュウジが登場するまで凄いクールではありません』と説明があった<ref name="aono"/>」とあおのは語っている。
: 玩具では名前が'''優 あきた'''('''すぐ あきた''')」となっている<ref>てれびくん2016年2月号p73小学館</ref>。基本的なキャラクター設定はアニメ版とほぼ同じだが、パイロットになる前は射撃の腕前を発揮できる場面が少なかった。 バチガミに山を焼かれたために動物がいなくなり、自身と祖父を除く周りがマタギをやめてしまったことから孤独を抱えていたが、ハヤトとつらぬきという「シンカリオン仲間」を得て素晴らしいコンビネーションを発揮していくという設定がなされている。


; 大門山 ツラヌキ(だいもんやま つらぬき)
; 大門山 ツラヌキ(だいもんやま つらぬき)
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: 「シンカリオン・シム」で高得点を出していたことから出水が直接スカウトに出向くが、母親を助けて家業を支えたい思いから当初は運転士になることを頑なに拒んでいた。しかし、巨大怪物体に対応するために出撃したハヤトたちが苦戦する姿を見て一時的に運転士となり、その後ハヤトと一緒に戦いたいという本心を知ったミスズに叱咤され正式に運転士となった。運転士となった後はアキタと同様に入寮してアキタと相部屋となり<ref>第7話</ref>、ハヤトが通う大宮小学校に転校した。
: 「シンカリオン・シム」で高得点を出していたことから出水が直接スカウトに出向くが、母親を助けて家業を支えたい思いから当初は運転士になることを頑なに拒んでいた。しかし、巨大怪物体に対応するために出撃したハヤトたちが苦戦する姿を見て一時的に運転士となり、その後ハヤトと一緒に戦いたいという本心を知ったミスズに叱咤され正式に運転士となった。運転士となった後はアキタと同様に入寮してアキタと相部屋となり<ref>第7話</ref>、ハヤトが通う大宮小学校に転校した。
: デザインに関して池添からは「主人公に成れそうな感じ」と説明があり、「自分が視聴した1990年代の王道ロボットアニメでは、主人公とイケメンに続く3人目はガタイのいい奴であるため、最初に書いたデザインはがっしりした体格だが、主人公ぽくなかったと思い、書き直したものが決定稿になった<ref name="aono"/>」とあおのは語っている。
: デザインに関して池添からは「主人公に成れそうな感じ」と説明があり、「自分が視聴した1990年代の王道ロボットアニメでは、主人公とイケメンに続く3人目はガタイのいい奴であるため、最初に書いたデザインはがっしりした体格だが、主人公ぽくなかったと思い、書き直したものが決定稿になった<ref name="aono"/>」とあおのは語っている。
: 玩具では名前が'''前田 つらぬき'''('''まえだ つらぬき''')」となっている<ref>てれびくん2016年2月号p72小学館</ref>。基本的なキャラクター設定はアニメ版とほぼ同じだが、タブレットを使いこなすデジタルおたくという一面を持つ。前田利家の子孫で、並外れた力を持ち、空手大会で優勝する実力を持つ。着物モチーフの古風な自作衣装を身に着けている。家業が建設会社であるもののあまり裕福ではなく、自宅兼事務所は城の天守閣風の張りぼてで体裁を保っている。父親は存命で語尾が「〜ヨ」となる独特な口調で喋っており、つらぬき対しては着物を買い与えた以降「何も買ってあげられない」と溢しているという設定がなされている。


; 月山 シノブ(つきやま しのぶ)
; 月山 シノブ(つきやま しのぶ)
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: 声 - [[美波わかな]]
: 声 - [[美波わかな]]
: ハヤトの妹。小学2年生 → 3年生(第65話より)の少女。8歳<ref name="第65話">第65話の「ハルカが生まれて苦節8年」のハヤトの台詞による。</ref>。常に[[ヘッドフォン]]を身に付けており、語尾に「〜と思われ」「〜(て)なわけで」とつける説明口調の小声で会話する。
: ハヤトの妹。小学2年生 → 3年生(第65話より)の少女。8歳<ref name="第65話">第65話の「ハルカが生まれて苦節8年」のハヤトの台詞による。</ref>。常に[[ヘッドフォン]]を身に付けており、語尾に「〜と思われ」「〜(て)なわけで」とつける説明口調の小声で会話する。
: ハヤト趣味に付いていけず呆れてはいるが、その趣味や嗜好は完全に把握済みで、何度も聞かされているために話の内容や長さも完璧に覚えている。母・サクラの雷落下レベルのお小言は恐れている。利き手は左利き<ref name="第17話" />。物語中盤まで父や兄、シンカリオンに関することは一切知らされておらず、単身赴任する父については一時は浮気すら疑った。
: ハヤト趣味に付いていけず呆れてはいるが、その趣味や嗜好は完全に把握済みで、何度も聞かされているために話の内容や長さも完璧に覚えている。母・サクラの雷落下レベルのお小言は恐れている。利き手は左利き<ref name="第17話">第17話</ref>。物語中盤まで父や兄、シンカリオンに関することは一切知らされておらず、単身赴任する父については一時は浮気すら疑った。
: デザインに関してあおのは、「(池添からの)オーダーがなかったので自由にデザインしました。ヘッドフォンは考え事をするときは一人でこもりたい私自身を投影させました<ref name="aono"/>」と語っている。
: デザインに関してあおのは、「(池添からの)オーダーがなかったので自由にデザインしました。ヘッドフォンは考え事をするときは一人でこもりたい私自身を投影させました<ref name="aono"/>」と語っている。


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: 第2期でシンたちと遭遇。時刻表に「[[東京駅]]」が存在することから異世界に来たことを察し、巨大怪物体「鬼エヴァ」に対応すべく西日本指令室京都支部を訪れる。京都支部指令長代理の本庄から指令席を譲られ、Z合体の超進化ブレーカー起動も担当した。
: 第2期でシンたちと遭遇。時刻表に「[[東京駅]]」が存在することから異世界に来たことを察し、巨大怪物体「鬼エヴァ」に対応すべく西日本指令室京都支部を訪れる。京都支部指令長代理の本庄から指令席を譲られ、Z合体の超進化ブレーカー起動も担当した。


== 登場機体 ==
== 登場機体・玩具 ==
「シンカリオン」および「シンカリオンZ」シリーズの玩具は、前述のとおり多くのシンカリオンはプラレール同様に3両編成を基本としている。先頭車両が上半身と腕に、後部車両は下半身と両足に変形し、中間車両は武器を収めるための箱になっている。玩具安全基準の[[日本玩具協会|STマーク]]を取得している。商品はベトナム製。

=== シンカリオン ===
=== シンカリオン ===
新幹線超進化研究所によって開発された、新幹線車両から変形する対巨大怪物体用の人型ロボット。運用するためには各車両ごとに適合する運転士が必要となる。超進化速度(1225km/h=[[音速]]) まで加速することで、ロボット形態である『'''モードシンカリオン'''』(玩具版では「シンカリオンモード」)へと変形する。通常は新幹線形態である『'''モードシンカンセン'''』(玩具版では「シンカンセンモード」)で格納庫に待機しており、出動の際には捕縛フィールドの最寄りの場所(超進化研究所の各指令室・支所)まで特別ダイヤを組んで各新幹線の路線を使い移動する。また、戦闘の際にも各新幹線の路線を経由し捕縛フィールド付近に向かい、そこから分岐した光のレールを通って捕縛フィールドに突入する。
新幹線超進化研究所によって開発された、新幹線車両から変形する対巨大怪物体用の人型ロボット。運用するためには各車両ごとに適合する運転士が必要となる。超進化速度(1225km/h=[[音速]]) まで加速することで、ロボット形態である『'''モードシンカリオン'''』(玩具版では「シンカリオンモード」)へと変形する。通常は新幹線形態である『'''モードシンカンセン'''』(玩具版では「シンカンセンモード」)で格納庫に待機しており、出動の際には捕縛フィールドの最寄りの場所(超進化研究所の各指令室・支所)まで特別ダイヤを組んで各新幹線の路線を使い移動する。また、戦闘の際にも各新幹線の路線を経由し捕縛フィールド付近に向かい、そこから分岐した光のレールを通って捕縛フィールドに突入する。
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: [[東日本旅客鉄道|JR東日本]][[新幹線E5系・H5系電車|E5系]]をベースに開発されたシンカリオン。脚部のスラスターにより高速機動を可能としているほか、空中の浮遊物へ飛び移ることも可能。玩具では背部にウイングを装備することで性能を強化することもできる。
: [[東日本旅客鉄道|JR東日本]][[新幹線E5系・H5系電車|E5系]]をベースに開発されたシンカリオン。脚部のスラスターにより高速機動を可能としているほか、空中の浮遊物へ飛び移ることも可能。玩具では背部にウイングを装備することで性能を強化することもできる。
: 使用武器は「[[自動改札機|カイサツ]]ソード」。使用の際は敵の周辺に自動改札機型のエネルギーを発生させ、フラップドアを閉じて敵の動きを封じる。適合率が上昇すると「超カイサツソード」へと強化される(玩具では前述のウイングを装備すると強化される)。また、必殺技は胸部のE5系先頭部の連結器カバーを開いて粒子ビームを発射する「グランクロス」。
: 使用武器は「[[自動改札機|カイサツ]]ソード」。使用の際は敵の周辺に自動改札機型のエネルギーを発生させ、フラップドアを閉じて敵の動きを封じる。適合率が上昇すると「超カイサツソード」へと強化される(玩具では前述のウイングを装備すると強化される)。また、必殺技は胸部のE5系先頭部の連結器カバーを開いて粒子ビームを発射する「グランクロス」。

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{{機動兵器
{{機動兵器
|名称=シンカリオン E5 はやぶさ MkII
|名称=シンカリオン E5 はやぶさ MkII
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: シンカリオン E5はやぶさをベースにしており、5両編成で構成。先頭車と後尾車の2両で合体する機動性重視のアルファモードと、5両全てが合体するパワー重視のエックスモードの2形態に変形できる。必殺技はエックスグランクロス。
: シンカリオン E5はやぶさをベースにしており、5両編成で構成。先頭車と後尾車の2両で合体する機動性重視のアルファモードと、5両全てが合体するパワー重視のエックスモードの2形態に変形できる。必殺技はエックスグランクロス。
:{{-}}
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==== リンク合体 ====
==== リンク合体 ====
2機のシンカリオンを合体させるシステム。上半身となるシンカリオンをベースに、下半身となるシンカリオンに準じた性能が強化または追加される。具体例を挙げるとE5にE7が合体するとパワーが強化され、E5に800が合体すると飛行能力が追加される。合体時には上半身となるシンカリオンの頭部に、下半身となったシンカリオンの車体カラーに対応したヘッドギアが装着される。
2機のシンカリオンを合体させるシステム。上半身となるシンカリオンをベースに、下半身となるシンカリオンに準じた性能が強化または追加される。具体例を挙げるとE5にE7が合体するとパワーが強化され、E5に800が合体すると飛行能力が追加される。合体時には上半身となるシンカリオンの頭部に、下半身となったシンカリオンの車体カラーに対応したヘッドギアが装着される。
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: ザイライナーを運用し、シンカリオンZとZ合体させるために必要となる、QRコードに似たコード。その在りかはアブトの夢に予知夢という形で示される。Zコードの近くにはほとんどの場合テオティが狙う結晶体が隠されているが、関係は不明。
: ザイライナーを運用し、シンカリオンZとZ合体させるために必要となる、QRコードに似たコード。その在りかはアブトの夢に予知夢という形で示される。Zコードの近くにはほとんどの場合テオティが狙う結晶体が隠されているが、関係は不明。


== テレビアニメの概要 ==
== コミカライズ ==
『[[てれびくん]]』2015年11月号から2018年1月号までコミカライズ連載した。当初は玩具版をベースにする形であったが、アニメ版の放送開始を受けて、2017年12月号よりアニメ版をベースにする形にリニューアルした。その後、劇場版の制作を受けて、2019年8月号より劇場版のストーリーをベースにする形でコミカライズ連載をで再開した(全5話の予定)<ref>{{Cite web|title=劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン まんが - 小学館「てれびくん」|url=http://televi-kun.net/shinkarion/|website=小学館「てれびくん」オフィシャルサイト|accessdate=2019-10-10|language=jp|last=てれびくん編集部}}</ref>。また、『[[別冊コロコロコミック|別冊コロコロコミックSpecial]]』2018年4月号 より『'''新幹線変形ロボ シンカリオン 超変形ギャグ外伝'''』のタイトルで同年8月号まで連載された<ref group="注">前者はストーリー形式、後者はギャグ形式である。</ref>。

== テレビアニメ ==
=== 第1期の概要 ===
=== 第1期の概要 ===
『'''新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION'''』(しんかんせんへんけいロボ シンカリオン ジ・アニメーション)のタイトルで2018年1月6日から2019年6月29日まで[[TBSテレビ|TBS]][[ジャパン・ニュース・ネットワーク|系列]]『[[アニメサタデー630]]』第2部で全76話が放送された<ref name="onair">{{Cite web|url=http://www.shinkalion.com/news/97/|title=テレビアニメ放送開始日時・放送枠情報解禁!|work=新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION|accessdate=2017-11-25}}</ref>。なお、実在する会社や地名などが登場するということもあり、次回予告後のラストで必ず「'''この番組はフィクションです'''」というテロップが流れている<ref name="新幹線変形ロボ シンカリオン】第1話">[https://www.youtube.com/watch?v=uLNc2D-0QZY&t=8s 【新幹線変形ロボ シンカリオン】第1話 出発!!シンカリオン E5はやぶさ] シンカリオン公式YouTube</ref>。
『'''新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION'''』(しんかんせんへんけいロボ シンカリオン ジ・アニメーション)のタイトルで2018年1月6日から2019年6月29日まで[[TBSテレビ|TBS]][[ジャパン・ニュース・ネットワーク|系列]]『[[アニメサタデー630]]』第2部で全76話が放送された<ref name="onair">{{Cite web|url=http://www.shinkalion.com/news/97/|title=テレビアニメ放送開始日時・放送枠情報解禁!|work=新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION|accessdate=2017-11-25}}</ref>。なお、実在する会社や地名などが登場するということもあり、次回予告後のラストで必ず「'''この番組はフィクションです'''」というテロップが流れている<ref name="新幹線変形ロボ シンカリオン】第1話">[https://www.youtube.com/watch?v=uLNc2D-0QZY&t=8s 【新幹線変形ロボ シンカリオン】第1話 出発!!シンカリオン E5はやぶさ] シンカリオン公式YouTube</ref>。
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| Aux3 = 演出
| Aux3 = 演出
| Aux4 = 作画監督<br />(総作画監督)
| Aux4 = 作画監督<br />(総作画監督)
| Aux5 = 登場敵
| Aux5 = 登場する
| Aux6 = 放送日
| Aux6 = 放送日
| TableStyle = font-size:small
| TableStyle = font-size:small
1,664行目: 1,670行目:
| Aux3 = 根岸宏樹
| Aux3 = 根岸宏樹
| Aux4 = 永作友克、西岡夕樹、<br />ジャカルタカルカッタ軽田
| Aux4 = 永作友克、西岡夕樹、<br />ジャカルタカルカッタ軽田
| Aux5 = [[踏切|レイルローダー]]
| Aux5 = レイルローダー
| Aux6 = '''2018年'''<br />1月6日
| Aux6 = '''2018年'''<br />1月6日
}}
}}
1,673行目: 1,679行目:
| Aux3 = 峯友則
| Aux3 = 峯友則
| Aux4 = 海谷敏久
| Aux4 = 海谷敏久
| Aux5 = レイルローダー<br/>[[郡山カルチャーパーク|マッドフェリス]]
| Aux5 = レイルローダー<br/>マッドフェリス
| Aux6 = 1月13日
| Aux6 = 1月13日
}}
}}
1,682行目: 1,688行目:
| Aux3 = [[湖山禎崇]]
| Aux3 = [[湖山禎崇]]
| Aux4 = 山科和佳菜、徳田拓也
| Aux4 = 山科和佳菜、徳田拓也
| Aux5 = [[樹氷|フロストツリー]]
| Aux5 = フロストツリー
| Aux6 = 1月20日
| Aux6 = 1月20日
}}
}}
1,700行目: 1,706行目:
| Aux3 = すずきたくま
| Aux3 = すずきたくま
| Aux4 = 青木昭仁、菅野智之
| Aux4 = 青木昭仁、菅野智之
| Aux5 = [[蒸気機関車|アイアンスチーマー]]|Aux5RowSpan = 2
| Aux5 = アイアンスチーマー|Aux5RowSpan = 2
| Aux6 = 2月3日
| Aux6 = 2月3日
}}
}}
1,718行目: 1,724行目:
| Aux3 = 曽根利幸
| Aux3 = 曽根利幸
| Aux4 = 海谷敏久<br />(西岡夕樹)
| Aux4 = 海谷敏久<br />(西岡夕樹)
| Aux5 = [[ヒトデ|スターストリーム]]
| Aux5 = スターストリーム
| Aux6 = 2月17日
| Aux6 = 2月17日
}}
}}
1,728行目: 1,734行目:
| Aux3 = 湖山禎崇
| Aux3 = 湖山禎崇
| Aux4 = 山科和佳菜、新岡浩美、<br />大久保修、原田峰文<br />(西岡夕樹)
| Aux4 = 山科和佳菜、新岡浩美、<br />大久保修、原田峰文<br />(西岡夕樹)
| Aux5 = [[炎|フュリアスフレイム]]
| Aux5 = フュリアスフレイム
| Aux6 = 2月24日
| Aux6 = 2月24日
}}
}}
1,737行目: 1,743行目:
| Aux3 = 曽根利幸
| Aux3 = 曽根利幸
| Aux4 = 市来剛
| Aux4 = 市来剛
| Aux5 = [[蟹|マイティクラブ]]
| Aux5 = マイティクラブ
| Aux6 = 3月3日
| Aux6 = 3月3日
}}
}}
1,747行目: 1,753行目:
| Aux3 = 秦義人
| Aux3 = 秦義人
| Aux4 = 加藤壮
| Aux4 = 加藤壮
| Aux5 = [[イノシシ|ワイルドボア]]
| Aux5 = ワイルドボア
| Aux6 = 3月10日
| Aux6 = 3月10日
}}
}}
1,756行目: 1,762行目:
| Aux2 = 緒方隆秀 | Aux2ColSpan = 2
| Aux2 = 緒方隆秀 | Aux2ColSpan = 2
| Aux4 = 加藤愛、竹永拡功<br />(西岡夕樹)
| Aux4 = 加藤愛、竹永拡功<br />(西岡夕樹)
| Aux5 = [[サイクロン掃除機|プログレスクリーナー]]
| Aux5 = プログレスクリーナー
| Aux6 = 3月17日
| Aux6 = 3月17日
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}}
1,765行目: 1,771行目:
| Aux3 = すずきたくま
| Aux3 = すずきたくま
| Aux4 = 菅野智之<br />(市来剛)
| Aux4 = 菅野智之<br />(市来剛)
| Aux5 = [[武者|ゲンブ]]|Aux5RowSpan = 2
| Aux5 = ゲンブ|Aux5RowSpan = 2
| Aux6 = 3月24日
| Aux6 = 3月24日
}}
}}
1,782行目: 1,788行目:
| Aux2 = 緒方隆秀 | Aux2ColSpan = 2
| Aux2 = 緒方隆秀 | Aux2ColSpan = 2
| Aux4 = 加藤愛、竹永拡功
| Aux4 = 加藤愛、竹永拡功
| Aux5 = [[舞台美術|PSYディーバ]]
| Aux5 = PSYディーバ
| Aux6 = 4月14日
| Aux6 = 4月14日
}}
}}
1,792行目: 1,798行目:
| Aux3 = 湖山禎崇
| Aux3 = 湖山禎崇
| Aux4 = をがわいちろを、[[野口征恒]]<br />(市来剛)
| Aux4 = をがわいちろを、[[野口征恒]]<br />(市来剛)
| Aux5 = [[ロープウェイ|ロープ]][[クモ|スパイダー]]<br/>[[吸収式冷凍機|ロープスパイダーII]]
| Aux5 = ロープスパイダー<br/>ロープスパイダーII
| Aux6 = 4月21日
| Aux6 = 4月21日
}}
}}
1,811行目: 1,817行目:
| Aux3 = 中村近世
| Aux3 = 中村近世
| Aux4 = 鈴木伸一<br />(市来剛)
| Aux4 = 鈴木伸一<br />(市来剛)
| Aux5 = [[たこ焼き|ビック]][[レンズ|アイ]]
| Aux5 = ビックアイ
| Aux6 = 5月5日
| Aux6 = 5月5日
}}
}}
1,820行目: 1,826行目:
| Aux2 = 緒方隆秀 | Aux2ColSpan = 2
| Aux2 = 緒方隆秀 | Aux2ColSpan = 2
| Aux4 = 加藤愛、竹永拡功<br />(市来剛)
| Aux4 = 加藤愛、竹永拡功<br />(市来剛)
| Aux5 = [[新幹線車両|ブラックシンカリオン]]| Aux5RowSpan = 2 
| Aux5 = ブラックシンカリオン| Aux5RowSpan = 2 
| Aux6 = 5月12日
| Aux6 = 5月12日
}}
}}
1,838行目: 1,844行目:
| Aux3 = 加藤顕
| Aux3 = 加藤顕
| Aux4 = をがわいちろを<br />(市来剛)
| Aux4 = をがわいちろを<br />(市来剛)
| Aux5 = レイルローダー2 
| Aux5 = レイルローダー2
| Aux6 = 5月26日
| Aux6 = 5月26日
}}
}}
1,847行目: 1,853行目:
| Aux2 = 緒方隆秀 | Aux2ColSpan = 2
| Aux2 = 緒方隆秀 | Aux2ColSpan = 2
| Aux4 = 加藤愛、竹永拡功<br />(市来剛、あおのゆか)
| Aux4 = 加藤愛、竹永拡功<br />(市来剛、あおのゆか)
| Aux5 = [[スペースワールド|スカイハイ]][[H2Aロケット|・ギガ・ブースター]]<br/>[[溶岩|マントルイーター]]
| Aux5 = スカイハイ・ギガ・ブースター<br/>マントルイーター
| Aux6 = 6月2日
| Aux6 = 6月2日
}}
}}
1,866行目: 1,872行目:
| Aux3 = 中村近世
| Aux3 = 中村近世
| Aux4 = 鈴木伸一<br />(市来剛)
| Aux4 = 鈴木伸一<br />(市来剛)
| Aux5 = [[鉄甲船|ノブナガスイグン]] 
| Aux5 = ノブナガスイグン
| Aux6 = 6月16日
| Aux6 = 6月16日
}}
}}
1,875行目: 1,881行目:
| Aux2 = 緒方隆秀 | Aux2ColSpan = 2
| Aux2 = 緒方隆秀 | Aux2ColSpan = 2
| Aux4 = 加藤愛、竹永拡功<br />(市来剛)
| Aux4 = 加藤愛、竹永拡功<br />(市来剛)
| Aux5 = [[スマートフォン|デヴィリッシュ・セルラー]]<br/>[[竜騎兵|ブラックシンカリオン・ドラグーンモード]]
| Aux5 = デヴィリッシュ・セルラー<br/>ブラックシンカリオン・ドラグーンモード
| Aux6 = 6月23日
| Aux6 = 6月23日
}}
}}
1,885行目: 1,891行目:
| Aux3 = 曽根利幸
| Aux3 = 曽根利幸
| Aux4 = 永作友克
| Aux4 = 永作友克
| Aux5 = ブラックシンカリオン・ドラグーンモード<br/>[[バーサーカー|ブラックシンカリオン・バーサーカーモード]]
| Aux5 = ブラックシンカリオン・ドラグーンモード<br/>ブラックシンカリオン・バーサーカーモード
| Aux6 = 6月30日
| Aux6 = 6月30日
}}
}}
1,911行目: 1,917行目:
| Aux3 = 町谷俊輔
| Aux3 = 町谷俊輔
| Aux4 = 鈴木幸江(市来剛)
| Aux4 = 鈴木幸江(市来剛)
| Aux5 = [[工業地帯|インベイジョンプラント]]
| Aux5 = インベイジョンプラント
| Aux6 = 7月21日
| Aux6 = 7月21日
}}
}}
1,921行目: 1,927行目:
| Aux3 = [[貞光紳也]]
| Aux3 = [[貞光紳也]]
| Aux4 = 前田義宏、吉田徹<br />吉田夫美子、[[加瀬政広]]<br />寺田浩之、檜垣彰子<br />根岸宏行
| Aux4 = 前田義宏、吉田徹<br />吉田夫美子、[[加瀬政広]]<br />寺田浩之、檜垣彰子<br />根岸宏行
| Aux5 = [[シャチ|マリーンハンター]]
| Aux5 = マリーンハンター
| Aux6 = 7月28日
| Aux6 = 7月28日
}}
}}
1,930行目: 1,936行目:
| Aux2 = 緒方隆秀 | Aux2ColSpan = 2
| Aux2 = 緒方隆秀 | Aux2ColSpan = 2
| Aux4 = 加藤茂、生野裕子<br />(市来剛)
| Aux4 = 加藤茂、生野裕子<br />(市来剛)
| Aux5 = [[織田信長|マオウ・ノブナガ]]
| Aux5 = マオウ・ノブナガ
| Aux6 = 8月4日
| Aux6 = 8月4日
}}
}}
1,939行目: 1,945行目:
| Aux3 = 曽根利幸
| Aux3 = 曽根利幸
| Aux4 = 永作友克 | Aux4RowSpan = 2
| Aux4 = 永作友克 | Aux4RowSpan = 2
| Aux5 = [[使徒 (新世紀エヴァンゲリオン)|キングシトエル]]
| Aux5 = キングシトエル
| Aux6 = 8月11日
| Aux6 = 8月11日
}}
}}
1,948行目: 1,954行目:
| Aux2 = 田所修<br />大畑晃一
| Aux2 = 田所修<br />大畑晃一
| Aux3 = 中村近世
| Aux3 = 中村近世
| Aux5 =[[ステルス|ガイスト]][[多砲塔戦車|・パンツァー]]
| Aux5 = ガイスト・パンツァー
| Aux6 = 8月18日
| Aux6 = 8月18日
}}
}}
1,957行目: 1,963行目:
| Aux2 = 緒方隆秀 | Aux2ColSpan = 2
| Aux2 = 緒方隆秀 | Aux2ColSpan = 2
| Aux4 = 加藤愛、竹永拡功
| Aux4 = 加藤愛、竹永拡功
| Aux5 = [[遮光器土偶|ファースト・エネミー]]
| Aux5 = ファースト・エネミー
| Aux6 = 8月25日
| Aux6 = 8月25日
}}
}}
1,967行目: 1,973行目:
| Aux3 = 榎本守
| Aux3 = 榎本守
| Aux4 = 板倉和弘<br />(市来剛)
| Aux4 = 板倉和弘<br />(市来剛)
| Aux5 = [[大鳴門橋|ギガントブリッジ]]
| Aux5 = ギガントブリッジ
| Aux6 = 9月1日
| Aux6 = 9月1日
}}
}}
1,984行目: 1,990行目:
| Aux2 = 緒方隆秀 | Aux2ColSpan = 2
| Aux2 = 緒方隆秀 | Aux2ColSpan = 2
| Aux4 = 加藤茂
| Aux4 = 加藤茂
| Aux5 = [[サラマンダー|サラマンダー・ゾラ]]
| Aux5 = サラマンダー・ゾラ
| Aux6 = 9月15日
| Aux6 = 9月15日
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1,994行目: 2,000行目:
| Aux3 = 曽根利幸
| Aux3 = 曽根利幸
| Aux4 = 永作友克
| Aux4 = 永作友克
| Aux5 = [[当世具足|マオウ・ノブナガ]] 
| Aux5 = マオウ・ノブナガ
| Aux6 = 9月22日
| Aux6 = 9月22日
| TableStyle = font-size:small
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2,004行目: 2,010行目:
| Aux3 = 新井宣圭
| Aux3 = 新井宣圭
| Aux4 = 池上慎也、徳川恵梨<br />桝井一平、安斉住恵<br />鈴木伸一<br />(市来剛)
| Aux4 = 池上慎也、徳川恵梨<br />桝井一平、安斉住恵<br />鈴木伸一<br />(市来剛)
| Aux5 = [[騎士|ビャッコ]]<br/>サラマンダー・ゾラ|Aux5RowSpan = 2
| Aux5 = ビャッコ<br/>サラマンダー・ゾラ|Aux5RowSpan = 2
| Aux6 = 9月29日
| Aux6 = 9月29日
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2,051行目: 2,057行目:
| Aux3 = 曽根利幸
| Aux3 = 曽根利幸
| Aux4 = 永作友克
| Aux4 = 永作友克
| Aux5 = [[アーケロン|ヒュージタートル]]
| Aux5 = ヒュージタートル
| Aux6 = 11月3日
| Aux6 = 11月3日
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2,061行目: 2,067行目:
| Aux3 = 山岸大悟
| Aux3 = 山岸大悟
| Aux4 = 野上慎也、安斎佳恵<br />(市来剛)
| Aux4 = 野上慎也、安斎佳恵<br />(市来剛)
| Aux5 = ゲンブ 
| Aux5 = ゲンブ
| Aux6 = 11月10日
| Aux6 = 11月10日
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2,098行目: 2,104行目:
| Aux2 = 緒方隆秀 | Aux2ColSpan = 2
| Aux2 = 緒方隆秀 | Aux2ColSpan = 2
| Aux4 = 加藤愛、竹永拡功<br />岸智恵美
| Aux4 = 加藤愛、竹永拡功<br />岸智恵美
| Aux5 = [[被子植物|ホリッドブロッサム]]
| Aux5 = ホリッドブロッサム
| Aux6 = 12月8日
| Aux6 = 12月8日
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2,108行目: 2,114行目:
| Aux3 = 曽根利幸
| Aux3 = 曽根利幸
| Aux4 = 榎本勝紀
| Aux4 = 榎本勝紀
| Aux5 = [[スティラコサウルス|トラメ]]|Aux5RowSpan = 2 
| Aux5 = トラメ|Aux5RowSpan = 2
| Aux6 = {{nobr|12月15日}}
| Aux6 = {{nobr|12月15日}}
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2,138行目: 2,144行目:
| Aux3 = 山岸大悟
| Aux3 = 山岸大悟
| Aux4 = 永作友克
| Aux4 = 永作友克
| Aux5 = [[翼竜|ディノウイング]] 
| Aux5 = ディノウイング
| Aux6 = '''2019年'''<br />1月5日
| Aux6 = '''2019年'''<br />1月5日
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2,149行目: 2,155行目:
| Aux3 = ながはまのりひこ
| Aux3 = ながはまのりひこ
| Aux4 = 大川美穂子、角谷知美
| Aux4 = 大川美穂子、角谷知美
| Aux5 = [[鮫|トラキュレントシャーク]] 
| Aux5 = トラキュレントシャーク
| Aux6 = 1月12日
| Aux6 = 1月12日
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2,158行目: 2,164行目:
| Aux2 = [[大庭秀昭]] | Aux2ColSpan = 2
| Aux2 = [[大庭秀昭]] | Aux2ColSpan = 2
| Aux4 = 山村俊了、臼田美夫
| Aux4 = 山村俊了、臼田美夫
| Aux5 = [[三葉虫|マスタートリロバイト]] 
| Aux5 = マスタートリロバイト
| Aux6 = 1月19日
| Aux6 = 1月19日
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2,168行目: 2,174行目:
| Aux3 = まつもとよしひさ
| Aux3 = まつもとよしひさ
| Aux4 = 鰐淵和彦、古徳真美<br />浦島美紀、寿夢龍
| Aux4 = 鰐淵和彦、古徳真美<br />浦島美紀、寿夢龍
| Aux5 = [[竜脚下目|マキシマムドラゴン]]
| Aux5 = マキシマムドラゴン
| Aux6 = 1月26日
| Aux6 = 1月26日
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2,178行目: 2,184行目:
| Aux3 = 加藤大貴
| Aux3 = 加藤大貴
| Aux4 = 渡辺まゆみ、松本淑恵<br />佐久間康子、大川美穂子<br />永作友克
| Aux4 = 渡辺まゆみ、松本淑恵<br />佐久間康子、大川美穂子<br />永作友克
| Aux5 = [[ヴェロキラプトル|サウザンドファング]] 
| Aux5 = サウザンドファング
| Aux6 = 2月2日
| Aux6 = 2月2日
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2,189行目: 2,195行目:
| Aux3 = 峰友則<br />すずきたくま<br />湖山禎崇<br />曽根利幸<br />ながはまのりひこ<br />町谷俊輔<br />他
| Aux3 = 峰友則<br />すずきたくま<br />湖山禎崇<br />曽根利幸<br />ながはまのりひこ<br />町谷俊輔<br />他
| Aux4 = 永作友克、山科和佳菜<br />他
| Aux4 = 永作友克、山科和佳菜<br />他
| Aux5 = (なし)<ref group="注" name="kakoep" /> 
| Aux5 = (なし)<ref group="注" name="kakoep" />
| Aux6 = 2月9日
| Aux6 = 2月9日
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2,200行目: 2,206行目:
| Aux3 = 関大<br />[[渡辺正彦]]
| Aux3 = 関大<br />[[渡辺正彦]]
| Aux4 = 寿門堂<br />(嶋崎知美、永作友克)
| Aux4 = 寿門堂<br />(嶋崎知美、永作友克)
| Aux5 = ゲンブ<br />ビャッコ<br />トラメ<ref group="注">3体とも、ドクター・イザがハヤト達を呼び出すために召喚したフェイク(幻影)である。</ref> 
| Aux5 = ゲンブ<br />ビャッコ<br />トラメ<ref group="注">3体とも、ドクター・イザがハヤト達を呼び出すために召喚したフェイク(幻影)である。</ref>
| Aux6 = 2月16日
| Aux6 = 2月16日
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2,210行目: 2,216行目:
| Aux3 = ながはまのりひこ
| Aux3 = ながはまのりひこ
| Aux4 = 大川美穂子、角谷知美
| Aux4 = 大川美穂子、角谷知美
| Aux5 = [[人魚|スザク]] 
| Aux5 = スザク
| Aux6 = 2月23日
| Aux6 = 2月23日
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2,220行目: 2,226行目:
| Aux3 = 大庭秀昭
| Aux3 = 大庭秀昭
| Aux4 = 山村俊了、栗井重紀<br />臼田美夫、津熊健徳<br />小野加奈子
| Aux4 = 山村俊了、栗井重紀<br />臼田美夫、津熊健徳<br />小野加奈子
| Aux5 = [[魔王|カイレン]] | Aux5RowSpan = 2
| Aux5 = カイレン | Aux5RowSpan = 2
| Aux6 = 3月2日
| Aux6 = 3月2日
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2,239行目: 2,245行目:
| Aux3 = まつもとよしひさ
| Aux3 = まつもとよしひさ
| Aux4 = 鰐渕和彦、古徳真美<br />浦島美紀、寿夢龍<br />(小野可奈子)
| Aux4 = 鰐渕和彦、古徳真美<br />浦島美紀、寿夢龍<br />(小野可奈子)
| Aux5 = [[槍騎兵|ソウギョク]]<br />トラメ 
| Aux5 = ソウギョク<br />トラメ
| Aux6 = 3月16日
| Aux6 = 3月16日
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2,249行目: 2,255行目:
| Aux3 = 山口美浩
| Aux3 = 山口美浩
| Aux4 = 寿門堂、服部益実<br />(嶋崎知美、永作友克<br />あおのゆか、大川美穂子)
| Aux4 = 寿門堂、服部益実<br />(嶋崎知美、永作友克<br />あおのゆか、大川美穂子)
| Aux5 = [[マリオネット|カイレン]]<br />ソウギョク<br />トラメ  
| Aux5 = カイレン<br />ソウギョク<br />トラメ
| Aux6 = 3月23日
| Aux6 = 3月23日
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2,309行目: 2,315行目:
| Aux3 = ながはまのりひこ
| Aux3 = ながはまのりひこ
| Aux4 = 大川美穂子、角谷知美
| Aux4 = 大川美穂子、角谷知美
| Aux5 = ブラックナンバーズ<br />(I・II・III・IV・V)<br />ソウギョク 
| Aux5 = ブラックナンバーズ<br />(I・II・III・IV・V)<br />ソウギョク
| Aux6 = 5月11日
| Aux6 = 5月11日
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2,319行目: 2,325行目:
| Aux3 = 栗井重紀
| Aux3 = 栗井重紀
| Aux4 = 吉田翔太、高橋渚<br />永田敬善<br />(小野可奈子)
| Aux4 = 吉田翔太、高橋渚<br />永田敬善<br />(小野可奈子)
| Aux5 = ブラックナンバーズ<br />(VI・VII・VIII) 
| Aux5 = ブラックナンバーズ<br />(VI・VII・VIII)
| Aux6 = 5月18日
| Aux6 = 5月18日
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2,329行目: 2,335行目:
| Aux3 = 佐土原武之
| Aux3 = 佐土原武之
| Aux4 = 津熊健徳、Park Ji-Seung<br />(永作友克、島崎知美<br />大川美穂子)
| Aux4 = 津熊健徳、Park Ji-Seung<br />(永作友克、島崎知美<br />大川美穂子)
| Aux5 = ブラックシンカリオン オーガ 
| Aux5 = ブラックシンカリオン オーガ
| Aux6 = 5月25日
| Aux6 = 5月25日
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2,339行目: 2,345行目:
| Aux3 = 山口美浩
| Aux3 = 山口美浩
| Aux4 = See Seoung Hye、Lee juhyeon<br />寿門堂<br />(永作友克、島崎知美<br />大川美穂子、小野可奈子)
| Aux4 = See Seoung Hye、Lee juhyeon<br />寿門堂<br />(永作友克、島崎知美<br />大川美穂子、小野可奈子)
| Aux5 = ブラックナンバーズ<br />(IX・XI・XII) 
| Aux5 = ブラックナンバーズ<br />(IX・XI・XII)
| Aux6 = 6月1日
| Aux6 = 6月1日
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2,359行目: 2,365行目:
| Aux3 = まつもとよしひさ
| Aux3 = まつもとよしひさ
| Aux4 = 浦島美紀、寿夢龍<br />古徳真美<br />(永作友克、島崎知美<br />大川美穂子、小野可奈子)
| Aux4 = 浦島美紀、寿夢龍<br />古徳真美<br />(永作友克、島崎知美<br />大川美穂子、小野可奈子)
| Aux5 = ブラックシンカリオン オーガ ライジングモード | Aux5RowSpan = 3
| Aux5 = ブラックシンカリオン オーガ ライジングモード| Aux5RowSpan = 3
| Aux6 = 6月15日
| Aux6 = 6月15日
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2,976行目: 2,982行目:
: 作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - Coffee Creamers / 編曲 - Soma Genda / 歌 - BOYS AND MEN
: 作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - Coffee Creamers / 編曲 - Soma Genda / 歌 - BOYS AND MEN


== 玩具展開 ==
== 漫画 ==
『[[てれびくん]]』2015年11月号から2018年1月号までコミカライズ連載した。当初は玩具版をベースにする形であったが、アニメ版の放送開始を受けて、2017年12月号よりアニメ版をベースにする形にリニューアルした。その後、劇場版の制作を受けて、2019年8月号より劇場版のストーリーをベースにする形でコミカライズ連載をで再開した(全5話の予定)<ref>{{Cite web|title=劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン まんが - 小学館「てれびくん」|url=http://televi-kun.net/shinkarion/|website=小学館「てれびくん」オフィシャルサイト|accessdate=2019-10-10|language=jp|last=てれびくん編集部}}</ref>。また、『[[別冊コロコロコミック|別冊コロコロコミックSpecial]]』2018年4月号 より『'''新幹線変形ロボ シンカリオン 超変形ギャグ外伝'''』のタイトルで同年8月号まで連載された<ref group="注">前者はストーリー形式、後者はギャグ形式である。</ref>。
; シンカリオン
: 主力商品であるシンカリオンは頭・肩・肘・拳・脚部・膝・足首が可動。変形の過程がアニメとは異なる。これは単純なロボット玩具ではなく、[[プラレール]]に変形するためである。先頭車両が上半身と腕に、後部車両は下半身と両足に変形する。ただし、中間車両(客車)だけは武器を収めるための箱である。同じシリーズの腕・足・武器を組み替えて遊べるクロス合体・Z合体できるのが特徴。子供向けながら、膝には二重関節を採用していたりE5の胸が開き、グランクロスを再現できたり再現度は比較的高い。『Z』に無印と同じ車輛が多く登場するのは金型流用しやすいからという大人の事情ゆえである。玩具安全基準の[[STマーク]]を取得している。商品はベトナム製。


== アーケードゲーム ==
== アーケードゲーム ==

2021年10月7日 (木) 00:27時点における版

新幹線変形ロボ シンカリオン
ジャンル ロボット
アニメ:新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION
原案 プロジェクトシンカリオン
監督 池添隆博
シリーズ構成 下山健人
キャラクターデザイン あおのゆか
メカニックデザイン 服部恵大
音楽 渡辺俊幸
アニメーション制作 OLM
製作 超進化研究所、TBS
放送局 TBS系列
放送期間 2018年1月6日 - 2019年6月29日
話数 全76話
アニメ:新幹線変形ロボ シンカリオンZ
原案 ジェイアール東日本企画
小学館集英社プロダクション
タカラトミー
総監督 池添隆博
監督 山口健太郎
シリーズ構成 赤星政尚、池添隆博
キャラクターデザイン あおのゆか
メカニックデザイン 服部恵大
音楽 住友紀人
アニメーション制作 OLM Team Abe
製作 テレビ東京、超進化研究所Z
放送局 テレビ東京系列ほか
放送期間 2021年4月9日 -
映画:劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン
未来からきた神速のALFA-X
原作 プロジェクトシンカリオン(原案)
監督 池添隆博
脚本 下山健人
キャラクターデザイン あおのゆか
音楽 渡辺俊幸
制作 OLM
製作 超進化研究所
配給 東宝映像事業部
封切日 2019年12月27日
上映時間 79分
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

『新幹線変形ロボ シンカリオン』(しんかんせんへんけいロボ シンカリオン)は、ジェイアール東日本企画小学館集英社プロダクションタカラトミーの3社によって立ち上げられたプロジェクトにより開発され、2015年3月16日から展開[1]されている「新幹線」から変形する巨大ロボットならびにタカラトミーより発売されるプラレールの玩具シリーズ。

なお、英語表記は『SHINKALION』[2]。単に「シンカリオン」とも[3]

概要

プラレールの玩具シリーズとしては、トミカハイパーシリーズのプラレール部隊として2012年から2013年にかけて展開されていた『プラレールハイパーシリーズ』の後継にあたる。子どもたちに鉄道ロボットという夢のある新しいコンテンツを提供すべく、“正体不明の巨大な敵に立ち向かうため、日本の夢と技術が詰まった新幹線をベースに開発されたロボ”という設定で、JR東日本監修[注 1]のもと、実在する新幹線がロボットに変形するキャラクターとして誕生した[1]。タカラトミーの変形ロボットで鉄道車両をモチーフとしたものは、前身のトミーが手がけていた『超特急ヒカリアン』・『電光超特急ヒカリアン』以来となる[注 2]

JR東日本グループのジェイアール東日本企画が企画時から関与していることが本作の特徴として挙げられ、新幹線を運行するJR各社(JR東海JR西日本JR北海道JR九州[注 3]や関連企業が協力しており、テレビアニメ版には実在する鉄道関係施設も登場している。この経緯からテレビアニメで初めてJRマークが正式使用されている作品でもある。

本作の企画はジェイアール東日本企画と小学館集英社プロダクションによる『Project E5』が前身となっており、2014年の東京おもちゃショーでの展示が初出である。その後タカラトミーが参画したことでプラレールをベースとした商品化が前提となり、当初からのデザインもタカラトミーと小学館ミュージック&デジタル エンタテイメントの両社によって何度も検証を重ねたことで大幅に変更させている[4]。商品展開はプラレールと同じ3両編成を基本としており、通常のプラレールとしての走行も可能となっており[注 4]、車両の造形もプラレールと可能な限り同じもの[注 5]に近づけている。

2017年12月28日に「シンカリオン E5 はやぶさ」「シンカリオン E6 こまち」、次いで2018年2月1日に「シンカリオン E7 かがやき」が発売された。テーマソングとして山寺宏一が歌う『チェンジ!シンカリオン』が制作され、プロモーション映像も制作されそれぞれのシンカリオンのパイロットが設定された。2018年1月6日からはテレビアニメの放送も開始され[5]、主題歌としてBOYS AND MENの『進化理論』が制作される[注 6]。第1期のテレビアニメは2019年6月29日まで放送され[5]、2019年12月27日には劇場版も公開される。2021年4月9日からは第2期のテレビアニメが放送されている[6]

ストーリー

玩具版とアニメ版(第1期)では、一部の内容(敵の名称やハヤトがシンカリオンに乗るきっかけなど)が変更されている。

玩具版のストーリー

さいたま市に住んでいる速杉ハヤトは鉄道博物館に勤める父・ホクトの影響で、新幹線や電車が大好きな少年である。ある朝ハヤトは、ホクトが置き忘れた『Shinca』というカードで鉄道博物館の地下に存在する特務機関「新幹線超進化研究所」へ迷い込んでしまう。

最深部の格納庫で新幹線E5系を発見したハヤト。すると、なぜか乗車扉が開いたので乗り込んでみたその時、突然、警報とアナウンスが響き渡った。新幹線E5系はハヤトの持つ『Shinca』に反応し、ハヤトを乗せたまま、自動操縦により目的地に向かって発車してしまう。

異次元からやってくる巨大な物体『バチガミ』が街へ近づき暴れているのが見えたとき、ハヤトがホクトの指示で運転席に『Shinca』をタッチすると、車両は『新幹線超進化研究所』が秘密裏に開発した人型ロボット『シンカリオン E5はやぶさ』へと変形する。日本の安心と安全を守るため、ハヤトはE5はやぶさと共にバチガミへ立ち向かう。

テレビアニメ第1期のストーリー

鉄道ファンの小学生・速杉ハヤトは、鉄道博物館の職員である父・速杉ホクトと一緒に東京駅から新幹線に乗る。東北新幹線「E5系はやぶさ」に乗るという約束で出発した旅は、ホクトが指定席券を忘れたため「E2系やまびこ」での旅となったが、ハヤトは普段忙しいホクトとの旅を楽しみにしていた。しかし、突然の鉄道博物館からの電話でホクトは大宮駅で下車することになり、旅は半ばで打ち切りとなってしまう。帰宅しようとするハヤトは、ホクトから預かっていたタブレットにIDカードを忘れているのを発見し、届けるために鉄道博物館へと向かう。鉄道博物館にたどり着いたハヤトはバックヤードへと続くドアを発見し、IDカードをタッチしてドアの奥へと進んでいった。迷い込んだ先でハヤトが覗き見たのは、普段とは違う様子で何かに対応するホクトの姿であった。

ハヤトが迷いこんだ先は特務機関『新幹線超進化研究所 東日本指令室大宮支部』。「巨大怪物体」と呼ばれる存在への対応を目的とした組織で、ホクトは指令長・出水シンペイとともに今まさに巨大怪物体への対処を迫られていた。以前捕獲し調査のために格納庫に保管されていた巨大怪物体が再起動して暴走しており、巨大怪物体に対抗するために秘密裏に開発された人型変形ロボット「シンカリオン」は運転士不在で起動できないE5はやぶさを除いてこの巨大怪物体捕獲の際に損傷して出動できない状態で、このままでは格納庫はあと10分で破壊される事態となっていた。

ハヤトはこういった様子をずっと覗き見ていたが、車掌型ロボット・シャショットに見つかり不審者と勘違いされる。その騒動でハヤトは超進化研究所の職員に発見されるが、シャショットの計測によりハヤトがシンカリオン運転士の適合者であると判明する。新人指令員・三原フタバはハヤトをシンカリオンに乗せることに反対するが、ハヤト自身は「お父さんの役に立てるなら」と志願。専用の「Shinca」受け取ってシンカリオン E5はやぶさへと乗り込み、シャショットのサポートを受けながら巨大怪物体の撃退に成功する。

ハヤトは同じ東日本指令室所属の男鹿アキタのE6こまち、大門山ツラヌキのE7かがやき、月山シノブのE3つばさと協力し、リンク合体も活用しながら巨大怪物体を撃退していく。その後、会話・意思疎通が可能な巨大怪物体が襲来し、これまでの巨大怪物体とは数段異なる強さに劣勢を強いられるが、東海指令室から清洲リュウジのN700Aのぞみが急遽派遣され撃退に成功する。このときの巨大怪物体は後に、人類以前の種族であるキトラルザスのエージェントの1人・ゲンブであると判明し、これ以降ビャッコスザクセイリュウら他のエージェントや、それらを束ねるイザの存在も表面化するようになる。また、巨大怪物体が出現する際には「黒い粒子」(後に「ナノマシン」「ルクスヴェテ」などと呼称)が確認される。

北海道には発音ミクのH5はやぶさ、九州には大空レイの800つばめと各地にシンカリオンの配備が進むが、セイリュウが搭乗する敵対する黒いシンカリオン(ブラックシンカリオン)も出現する。激化する戦いを見据え、西日本指令室の立ち上げのために京都支部に転属されていたホクトは、大人が搭乗可能なシンカリオンの開発に着手する。こうして試作された500こだまは従来のシンカリオンを強化するクロス合体の機構を備えていたが、消費電力の問題など未完成な部分があった。クロス合体したE5×500の超グランクロスでブラックシンカリオンの撃退に成功するが、この戦いを通じてハヤトはセイリュウらとの対話の可能性を考えるようになる。一方セイリュウもハヤトの言葉に戸惑いつつも興味を持ち、スザクの手助けを受けて人類を知るべく人間界を訪れ、ハヤトや上田アズサと遭遇する。

五ツ橋ギン五ツ橋ジョウ霧島タカトラのトリニティを加え戦力はさらに充実していった。ハヤトはキトラルザスとの対話を目指すが、キトラルザスでは「人類とは戦い以外の道はない」と考える旧世代のエージェントが帰還しつつあった。現代のエージェントは人類との対話の道を模索しつつあったが、中でもビャッコは旧世代のエージェントの帰還により自分たちの作戦が無に帰すことを危惧して焦り、自ら決着をつけるべくハヤトや新たにドクターイエローに搭乗したリュウジを地下世界へと誘い込むが敗北。その後、帰還した旧世代のエージェント・カイレンにより胸の赤い石を抜かれ、ビャッコは石化する。

ビャッコの石化を知ったゲンブは、ビャッコの意思をカイレンに伝えるためソウギョクに対話の時間を取るよう願い出る。ソウギョクの承諾を得ると、ゲンブは自らシンカリオンを知るために人間界へ赴き、シンカリオンの強さをソウギョクに見せるために戦い、一方的に攻撃を受けて敗北する。ゲンブは地底世界に戻ることができず現場付近で倒れていたところを超進化研究所に保護され、当初はセイリュウやスザクのことを考えて心を閉ざしていたが、ハヤトやツラヌキとの対話を通じて態度を軟化する。対話のために一旦地底世界へ戻ろうとするがソウギョクの計略により巨大怪物体化し、対峙したハヤトに胸の赤い石を破壊されることを望む。E5はやぶさのグランクロスを受けて赤い石が破壊されたゲンブは石化するが、ハヤトは自分たちを守るためにゲンブが自ら石化を選んだことを知り号泣する。

ソウギョクからゲンブの石化を知らされたセイリュウは、ソウギョクの「ゲンブを殺したのはシンカリオン」という言葉の真偽を確かめるべく再び人間界へと赴く。ハヤトに真実であることを確かめるが、その真意を問う間もなくソウギョクの計略でスザクによって呼び戻される。結果、怒りをハヤトに向けたままブラックシンカリオンでハヤトと戦うことになるが、E5×ドクターイエローとの戦いの最中に精神世界でハヤトと対話する。セイリュウの問いにハヤトは「ゲンブは仲間だ」と回答し、対してハヤトからは「好きなものは何か」と問われるがセイリュウは答えることができなかった。戦いは両機のグランクロスのぶつかり合いとなり、敗れたセイリュウがハヤトに「ハヤトたちを信じた自分の気持ちを信じる」「俺もシンカリオンが好きだ」と答え去っていった。

ハヤトとの決着の後、セイリュウは地底世界には戻らず人間界を放浪していた。再会したアズサから懇願される形で、迷いながらもクレアツルスのと戦いに苦戦するハヤトたちを救援する。これにより旧世代のエージェント・トラメからは反逆者として断定されるが、セイリュウ自身はしばらくハヤトたちとは一定の距離を保っていた。後にキトラルザスとの決別を決意しハヤトたちと共闘、適合率上昇に伴い進化したブラックシンカリオン 紅とともに大宮支部所属のシンカリオン運転士として認められる。同時にこの頃、空席となっていたN700Aの運転士にリュウジの弟・清洲タツミが就いていた。

その後はセイリュウを仲介役としてイザとの対話が試みられるが、カイレンらの妨害によって失敗に終わる。カイレン(後に本体ではなく影武者と判明する)との戦いにおいてE5×500はリミッターを解除した超グランクロスの使用を余儀なくされ、その結果リミッターの役割を担っていたシャショットが機能停止してしまう。影武者と入れ替わり脱出したカイレンは地上への宣戦を布告し、黒い貨物列車で東京駅へ向かう。それ以前に東日本ではソウギョク、西日本ではトラメが同時に出現したことでシンカリオン各機が対応に追われており、無防備となっていた東京駅には最終防衛手段の「中央迎撃システム」が展開される。ソウギョク・トラメも退け、未だ地底世界にいたE5はやぶさと500こだまを除く全てのシンカリオンが東京駅に集結するが、真の姿となったカイレンの前に圧倒されていった。

一方で地底世界のハヤトたちはイザの下にたどり着く。かつて八代イサブロウの名でプロジェクトシンカリオンに参加したイザは、かつての部下であるホクト・出水との再会を果たす。イザは人類とキトラルザスの双方にシンカリオンを与えて、その結果創造される未来が見たかったという思いを語る。しかし、カイレンは自らが審判者だとして人類は不要と考えイザと思想が対立しており、イザはカイレンを止める願いをこめてハヤトに「E5はやぶさ MkII」を託し、スザクにハヤトとホクトを東京駅に送ることを命じる。イザは1人残された出水に地底世界が維持できないことを語り、意味深な言葉を投げかけて避難を促した後、自らは崩れてきた岩の下敷きとなった。地上へと戻ったハヤトはカイレンと対峙。E5はやぶさ MkIIの参戦で互角ながらもカイレンの防御を崩せずに攻め手を欠くが、突如復活したシャショットの励ましにより形勢優位へと傾く。最後はE5はやぶさ MkIIとブラックシンカリオン 紅のダブルグランクロスを受けてカイレンは倒される。

キトラルザスとの戦いは終わり、セイリュウ・スザクの2人は人間界で生活を送っていた。各地に以前倒した巨大怪物体が再出現する事象も散見されたが、E5はやぶさ MkIIを主機体とするオーバークロス合体の効果もあり撃破していく。カイレンとの戦いの後行方不明になっていたソウギョクは、カイレンよりも古い時代に人間との共存を模索して人間界に潜入したエージェント・キリンと接触していた。ソウギョクはブラックシンカリオンを複製した「ブラックシンカリオン ナンバーズ」を駆使し、セイリュウからオリジナルのブラックシンカリオン 紅を強奪する。これによりセイリュウはハヤトたちと和解した後の記憶を失ってしまうが、シノブから(一時代替機として運用され、現在は予備機として保管されていた)E3つばさ アイアンウイングを借り受けて再来したナンバーズとの戦いに臨み、戦いの中で記憶を取り戻していった。

キリンとソウギョクは表向きは協力体制をとっていたが、その思惑は異なっていた。キリンは他者の運転士適合率をある程度推測できるアズサの得意な能力に目をつけ、協力関係に合った科学産業省に勤める倉敷ヤクモが超進化研究所司令員のフタバの幼馴染であることを利用して接触。ハヤトら運転士に「シンカリオンで世界を導く」ために試練を与えていたと明かし、協力を要求するが拒否されると豹変し、超進化研究所各支部にナンバーズを差し向けるとともに、自身はブラックシンカリオン オーガに乗り込んで東京都庁へと移動し日本政府との交渉を要求した。この件により今まで一般には秘匿されていたシンカリオンの存在が露見する。一方ソウギョクはこの時アズサを手中に収めようと誘拐を画策するが、アズサたちを「客人」として扱うキリンにより一撃を加えられ姿を消す。

ハヤトとE5はやぶさ MkIIは、新たにホクトが搭乗した923 ドクターイエローとのオーバークロス合体(E5 MkII×923ドクターイエロー)によりキリンとの決戦に挑むが互角の形勢であった。ヤクモからブラックシンカリオンを返還されセイリュウは、キトラルザス同士で決着をつける決意でキリンを無理やり地底世界へと押し込み、出入口を破壊して外界との接続を絶った。相討ち覚悟の決戦に挑むセイリュウであったが、同じくキリンに協力していたヤクモの父・倉敷イズモCEOを勤めるクラシキ重工が敷設していた地下線路を利用して駆けつけたハヤトらの説得に翻意、協力してキリンを討つ決意を固める。スザクからルクスヴェテを提供されたハヤトとセイリュウは、ブラックシンカリオン オーガを名古屋支部へと転送。シンカリオン全機が集結して最終決戦へと突入する。

ライジングモードを展開したブラックシンカリオン オーガの力は圧倒的で、シンカリオンは一時全機撤退を余儀なくされる。ブラックシンカリオン オーガは名古屋支部を脱出し国会議事堂を目指すが、高速で飛行するブラックシンカリオン オーガに追いつく手段がなく、頼りのルクスヴェテは名古屋支部への転送で使い果たしていた。しかし、研究所内にごく僅かに保管されていることが思い出され、また人々が「協力」することで増殖することが判明。人々は今までシンカリオンの一切が秘匿されていたことで不安や疑念を抱いていたが、アズサがこれまでに撮影・編集しながらも公開されることがなかった動画を公開すると払拭され、世間の支持と協力を得ることに成功し大量のルクスヴェテが確保される。スザクは名古屋支部との間に直通線路を作ることを試みるものの強大すぎる力を制御できなかったが、ルクスヴェテの増殖により復活したゲンブやビャッコの協力を得て成し遂げる。ブラックシンカリオン オーガに追いついたシンカリオン各機は一斉攻撃を開始し、最後はE5 MkII×ブラックシンカリオン 紅の攻撃によりブラックシンカリオン オーガは倒される。

劇場版のストーリー

テレビアニメ第2期のストーリー

キトラルザスとの戦いから数年後。オカルト好きの小学生・新多シンは、ジャーナリストを志望する姉・新多アユともに碓氷峠鉄道文化むらを訪れていた。旅の目的は旧丸山変電所に現れた宇宙人と見られる謎の影の正体を探ることであったが成果は得られず、荻野屋で昼食をとっていた。姉弟で「夢」について意見をぶつけているとそれを聞いていた走り屋に絡まれるが、居合わせた少年・碓氷アブトやカメラマン・明星アケノに助けられる。アブトは何かの呼び出しに応じて急いで場を後にするが、アブトの持つ小型ロボットに興味を持ったシンはアブトを追跡し、再び碓氷峠鉄道文化むらへと辿り着く。

一般には秘匿されていたが、碓氷峠鉄道文化むらの地下には『新幹線超進化研究所 東日本指令室横川支部』が存在しており、今まさに巨大怪物体の対応に追われていた。アブトは自ら強化・改造を担当したシンカリオンZ E5はやぶさで巨大怪物体と戦うために駆けつけるが、適合率の低さからE5はやぶさは起動できなかった。一方アブトを追って格納庫に潜入したシンは、目の前のシンカリオンが数年前に謎の怪獣と戦ったと噂される正体不明の新幹線型のロボット「テツドウダー」の正体だと確信する。現場近くの一般人(アケノ)に巨大怪物体が迫るがシンカリオンは出動せず、業を煮やしたシンはアブトに「シンカリオンは世界を救うんじゃないのか」と詰め寄る。その時、アブトが持つ小型ロボット・スマットの計測器がシンの高い適合率を表示する。迷いながらもシンに望みを託したアブトは、起動に必要なZギアを手渡す。E5はやぶさで出動したシンは、アブトやスマットの助けも受けつつ巨大怪物体の撃退に成功する。

正式にE5はやぶさの運転士となったシンは、ザイライナー E235ヤマノテとのZ合体にも成功して強化されて再来した巨大怪物体をも退ける。その後は同じ横川支部所属の大曲ハナビのE6こまち、戸隠タイジュのE7かがやきとも協力して巨大怪物体を撃退していく。テオティの目的が地下空間に存在する謎の結晶体であることが発覚し、戦いは次第に激化の様相を示すようになる。そんな折、テオティのワダツミが横川支部に侵入したことにより、アブトを除いた主要メンバーが大宮支部へ転属されることが決定される。

さらに中州ヤマカサと800つばめ、安城ナガラのN700SのぞみとシンカリオンZやそれぞれに対応したザイライナーの配備は進むが、ザイライナー HC85ヒダの整備を最後にアブトが姿を消す。再度現れたアブトはテオティのダークシンカリオンに搭乗して敵対し、シンたちを圧倒するのであった。一方、ヴァルハランとの戦い(劇場版)を最後に姿を消していたキトラルザスのソウギョクは、テオティのカンナギの誘いを受けてテオティに組するようになる。

嵐山ギンガの500こだまを加えて戦力を増強されるが、一方でシンのE5はやぶさは適合率不足を理由にZ合体ができない状態に陥る。その原因はスマットにあり、アブトが敵対したことに困惑し記憶を封じようとしていたため、適合率不足になっていたと考えられた。スマットはシンとともにアブトの家を訪れて記憶を取り戻していき、シンとともにアブトを取り戻す決意を固めた。安城シマカゼが搭乗したドクターイエローは地下空間を調査する機構を備えており、テオティが狙う謎の結晶体が存在すると目される新幹線路線沿いの巨大地下空間の探索が行われた。大宮支部周辺では上野と横川に地下空間が確認され、シマカゼが上野、シンが横川の現地調査を担当することになる。

登場人物

玩具版

速杉 ハヤト(はやすぎ はやと)
居住地は架空の「新さいたま市」で、地元愛が強く地元の少年サッカーチームに所属している。超進化研究所へ迷い込んだ際、ホクトに運動神経を認められパイロットに抜擢されたというキャラクター設定がなされている。
優 あきた(すぐ あきた)[7]
アニメ版の「男鹿アキタ」のベースとなったキャラクターで、基本的なキャラクター設定はアニメ版とほぼ同じだが、パイロットになる前は射撃の腕前を発揮できる場面が少なかった。バチガミに山を焼かれたために動物がいなくなり、自身と祖父を除く周りがマタギをやめてしまったことから孤独を抱えていたが、ハヤトとつらぬきという「シンカリオン仲間」を得て素晴らしいコンビネーションを発揮していくという設定がなされている。
前田 つらぬき(まえだ つらぬき)[8]
アニメ版の「大門山ツラヌキ」のベースとなったキャラクターで、基本的なキャラクター設定はアニメ版とほぼ同じだが、タブレットを使いこなすデジタルおたくという一面を持つ。前田利家の子孫で、並外れた力を持ち、空手大会で優勝する実力を持つ。着物モチーフの古風な自作衣装を身に着けている。家業が建設会社であるもののあまり裕福ではなく、自宅兼事務所は城の天守閣風の張りぼてで体裁を保っている。父親は存命で語尾が「〜ヨ」となる独特な口調で喋っており、つらぬき対しては着物を買い与えた以降「何も買ってあげられない」と溢しているという設定がなされている。

テレビアニメ第1期の人物

パイロット / 運転士(第1期)

玩具版ではパイロット、アニメ版では運転士と表記されている。

速杉 ハヤト(はやすぎ はやと)
- 佐倉綾音
本作の主人公。東日本指令室大宮支部に所属する、シンカリオン E5はやぶさ・E5はやぶさ MkIIの運転士。埼玉県さいたま市大宮区在住で、大宮小学校に通う小学5年生(第65話より小学6年生)の少年[9]2007年10月17日生まれ[10][11]の10歳 → 11歳(第41話以降)[9][12]
鉄道ファンで特に新幹線が大好き。「新幹線を好きな奴に悪い奴はいない」と断言するほど新幹線をこよなく愛しており、物事を何かと新幹線や鉄道に例える癖がある。各地の新幹線に乗ることも大好きで、初めて乗る路線・車両の場合は「○○新幹線・○○系デビューだぁ!」などと叫ぶ癖もある。高所恐怖症飛行機には乗ったことがなかったが[13]作中においてこれを克服している[14]。父・ホクトのような新幹線の運転士になることが夢。責任感が強く「俺は時間と言ったことは守る男、だからね」が口癖。父・ホクトのタブレットに入っていたゲームアプリに偽装したシミュレータ「シンカリオン・シム」で高得点を出していた。
キャラクターデザインに関して、監督の池添隆博(以下「池添」)から「ハヤトは『キャプテン翼』の大空翼のように素直でまっすぐ、新幹線を追いかける鉄オタです」との指示があり、「ハヤトは爽やかなのかどうか混乱したが、実際は新幹線好きのよい子に落ち着いた[15]」とデザインを担当したあおのゆか(以下「あおの」)が述べている。
玩具版では居住地は架空の「新さいたま市」になっており、地元愛が強く地元の少年サッカーチームに所属しているほか、シンカリオンに搭乗する経緯などが異なる。
男鹿 アキタ(おが あきた)
声 - 沼倉愛美
東日本指令室大宮支部に所属する、シンカリオン E6こまちの運転士。秋田県北秋田市阿仁地区出身の小学5年生(第65話より小学6年生)の少年[9]。2007年7月8日生まれ[10]の10歳 → 11歳(第27話以降)[9]
先祖代々マタギの家系。全国レベルの腕を持つ競技ビームライフルの選手で、競技ビームライフルの世界選手権で世界一となるのが夢。冷静沈着な性格で物事の理解が早く、「話は読めた」が口癖。ただ、自分の気持ちを素直に言葉にすることはあまりない。甘い食べ物が好き。
アーケード版「シンカリオン・シム」で高得点を出し注目されていたが個人は特定されておらず、その人物を探すため秋田市まで向かったハヤトと偶然出会う。その後、競技ビームライフル大会参加のために乗車した東京行きのこまちの車内でハヤトと隣席になり、(巨大怪物体に対応するために)自分のスマートフォンを持ったまま仙台駅で下車したハヤトを追いかけ、E5はやぶさに乗り込んでしまいシンカリオンの存在を知る。戦闘中にハヤトへの的確にサポートや適合率の高さから運転士就任を要請され一時は固辞するものの、ハヤトの言葉に感化され運転士となることを承諾する。運転士となった後は大宮支部の寮に入り、ハヤトが通う大宮小学校に転校。ツラヌキが入寮した後は同室で共同生活を送っている。なお、通常は標準語で話すが、同じ東北地方出身のシノブとの会話では言葉に訛りが出る。
デザインに関して池添から「『初期メンバーの中ではイケメンだけど、清洲リュウジが登場するまで凄いクールではありません』と説明があった[15]」とあおのは語っている。
大門山 ツラヌキ(だいもんやま つらぬき)
声 - 村川梨衣
東日本指令室大宮支部に所属する、シンカリオン E7かがやきの運転士。石川県金沢市出身の小学5年生(第65話より小学6年生)の少年[9]。2007年11月27日生まれ[10]の10歳 → 11歳(第47話以降)[9]
建設会社「大門山建設」の跡取り息子。「金沢の土木王」を自称し、実家である大門山建設を日本屈指のゼネコンとするのが夢。大門山建設の社長を務める母・ミスズ、妹・カガリ、弟・ケンロクの4人家族で、先代社長であった死去した父親の跡を継いだ母は手厳しい性格で頭が上がらない。ツラヌキ自身は大門山建設の従業員たちからは「若」と呼ばれている[16]
トンネルや掘割のような建築物が好きな土木・地形マニア。義理堅い性格の熱血漢で、「全くもって○○だ!」や戦闘中には「俺の好きな四文字熟語[注 7]は、『○○○○』だぁ!」が口癖。出水を「旦那」、フタバを「姉ちゃん」[17]、本庄を「兄(あん)ちゃん」[18]、三島を「姐御」と呼ぶなど目上の人物に対しても親しげな呼称を用いる。
「シンカリオン・シム」で高得点を出していたことから出水が直接スカウトに出向くが、母親を助けて家業を支えたい思いから当初は運転士になることを頑なに拒んでいた。しかし、巨大怪物体に対応するために出撃したハヤトたちが苦戦する姿を見て一時的に運転士となり、その後ハヤトと一緒に戦いたいという本心を知ったミスズに叱咤され正式に運転士となった。運転士となった後はアキタと同様に入寮してアキタと相部屋となり[19]、ハヤトが通う大宮小学校に転校した。
デザインに関して池添からは「主人公に成れそうな感じ」と説明があり、「自分が視聴した1990年代の王道ロボットアニメでは、主人公とイケメンに続く3人目はガタイのいい奴であるため、最初に書いたデザインはがっしりした体格だが、主人公ぽくなかったと思い、書き直したものが決定稿になった[15]」とあおのは語っている。
月山 シノブ(つきやま しのぶ)
声 - 吉村那奈美[9]
東日本指令室山形分室に所属する、シンカリオン E3つばさ・E3つばさ アイアンウイングの運転士。山形県米沢市出身の小学4年生(第65話より小学5年生)の少年。2008年12月20日生まれ[10]の9歳 → 10歳(第50話以降)[9]
代々続く忍者の家系。本人も手裏剣に重きを置いている月山流忍術の伝承者で、探偵でもあった祖父の下で忍者として修行中。山形訛りが混じった言葉遣いで話す。
所属は東日本指令室で大宮支部に定期的に滞在しているが、超進化研究所の寮は11歳以上でないと入寮出来ないため大宮支部には転属せず、山形分室に籍を置いている。米沢市に出現した巨大怪物体にE6こまちが出動した際に救援として駆けつけた経緯もあり、出身地の近いアキタとは信頼関係を築いている[20]
デザインに関して池添からは「忍者」と説明があり、「当初のデザインはギャグ路線であったが、可愛い系にしたいと思い、現在のデザインに決まった。ホクトとの繋がりを感じて髪型と表情の一部を寄せた[15]」とあおのは語っている。
清洲 リュウジ(きよす りゅうじ)
声 - 逢坂良太[9] / 内藤有海(小学生期)
東海指令室名古屋支部に所属する、シンカリオン N700Aのぞみ・ドクターイエローの運転士。愛知県名古屋市在住の中学2年生(第65話より中学3年生)の少年。2005年2月8日生まれの13歳 → 14歳(第58話以降)[9]
3人きょうだいの長男で、弟のタツミと妹のミユがいる[21]。父・チクマはシンカリオンの開発に関わった主任研究員で、「第1回超進化速度到達実験」の爆発事故で亡くなっている。 幼い頃から格闘技(空手)をやっていたが、母・カエデが長期入院しているために夢を諦めなければならなかった過去がある。「抜かるなよ!」が口癖。
自らシンカリオンの運転士を志願し、ホクトが直接指導を行って運転士となる。静岡県内でN700Aのぞみの試運転中に東京駅にゲンブが襲来し、急遽派遣されハヤトたちと共闘するが、自分よりも年下のハヤトたちの戦闘経験を認めながらも信頼しておらず、当初は一緒に戦うことを拒否していた。これは小学生期にカエデから「年長者として年下の者を守らなければいけない」と教育されており、ハヤトたちのことを信頼しきれていなかったためであった。しかし、入院中のカエデと看護師の会話やハヤトから「お互いを信じてないと何もできない」と言われたことでお互いを信じ合うことの大切さに気付かされ、以降は積極的に戦闘指揮を執り共闘するようになる。バーサーカーモードを展開したブラックシンカリオンとの戦いで左肩を負傷して以降はしばらく戦列から離れ、その間は臨時にハヤトが名古屋支部に派遣されるなどしていたが無事回復して復帰し、新たに開発されたドクターイエローで搭乗するようになる。
その後、将来の進路として超進化研究所指導員の道を模索していたが、アニメ第2期では適合率が下がってしまったために名古屋支部の臨時指導員代理となり、N700Sのぞみの運転士候補として安城兄弟を指導している。
清洲 タツミ(きよす たつみ)
声 - 日野佑美
東海指令室名古屋支部に所属する、シンカリオン N700Aのぞみの運転士。愛知県名古屋市在住の小学6年生(第65話より中学1年生)の少年。「どんと来いやー!」が口癖。
リュウジに影響されて空手を習い始め、兄に引けを取らない位に頭角を現し、地区大会で優勝する程の腕前を持つ実力者。常にリュウジの背中を追い掛けており、強くなろうという想いを持つ。兄と違いやんちゃで明るく社交的な性格。食欲が非常に旺盛で調子に乗りやすく、そのことでよくリュウジに叱られる。
リュウジがドクターイエローに乗り換えたために空席となっていたN700Aのぞみの運転士を志願するが、当初はリュウジから反対されていた。
デザインに関してあおのは、勇翔(BOYS AND MEN)がキャラクターの初期のモデルだと語っている。
発音 ミク(はつね みく)
声 - 藤田咲
北海道指令室北海道支部に所属する、シンカリオン H5はやぶさの運転士。北海道札幌市出身の小学5年生(第65話より小学6年生)の少女[22][23]。シンカリオンの運転士で唯一の女子である。
性格はストイックで、運動はもちろん勉強も得意な委員長タイプ。特技は剣道で洞察力にも優れる。かつて青函連絡船として運航された摩周丸が大好き。鉄道・新幹線には全く興味がなくE5系とH5系の違いを知らなかった。
運転士としての資質はずば抜けているが、乗り物酔いしやすいという弱点を持つ[24]。体調管理を怠り風邪が悪化して倒れたハヤトを「運転士失格」と評する[24]など当初は辛辣な態度で接するが、乗り物酔いを理由にH5はやぶさの運転をハヤトに譲ろうとした際に逆に「運転士失格」と返され、さらに体調不良でも出動しようとしたハヤトに謝罪した[25]。その後乗り物酔いを克服[26]し、ハヤトたちとも打ち解けている。
その名の通りVOCALOID初音ミク」をモチーフとしたキャラクターで、作中で使用される音声は初音ミクの音声データ提供者の藤田がアフレコした音声を、「初音ミク」の発売元であるクリプトン・フューチャー・メディアが音声合成して音声化するという試みが行われている[27][28]初音ミクのメディア展開も参照)。運転する時に装着されるパイロットスーツも「初音ミク」の基本コスチュームをモチーフにしており、劇場版の3Dライブシーンは初音ミク発売元のクリプトン・フューチャー・メディア自らが制作を手掛けている。また、作中に初登場した第15話では、函館駅前のモブキャラクターとして初音ミク以外のボーカロイドたち(鏡音リン・レン巡音ルカMEIKOKAITO)も登場している。なお、声を担当する藤田は、初音ミクと発音ミクは別人という認識を示している[23]。)。
「シンカリオン キャラクター人気投票」では1位になっている[29]。また、ぬいぐるみ[30]やフィギュア、ねんどろいどなどが販売されている。
大空 レイ(おおぞら れい)
声 - 松井恵理子[31]
九州指令室門司支部に所属する、シンカリオン 800つばめの運転士。福岡県北九州市出身の小学3年生(第65話より小学4年生)の少年。2009年8月30日生まれの8歳 → 9歳(第34話以降)[32]
父親がJAXA種子島宇宙センターに勤務しており、レイ本人も宇宙飛行士になるのが夢。両耳にカフスピアス、首から認識票状の首飾りを付けている。怖いもの知らずで一人で突っ込むことが多いため、かえって身を危険に晒すことがある。
ロボット工学の超天才児で、800つばめの設計・開発にも携わっている。真面目で素直な性格で「○○っす!」が口癖。合同訓練後にはハヤトに弟子入りを志願して「師匠」と呼んでいる。
速杉 ホクト(はやすぎ ほくと)
声 - 杉田智和
#新幹線超進化研究所関係者(第1期)を参照。
霧島 タカトラ(きりしま たかとら)
声 - 市来光弘[33]
九州指令室門司支部に所属する、シンカリオン N700みずほの運転士。鹿児島県鹿児島市出身の小学6年生(第65話より中学1年生)の少年。2007年3月12日生まれの11歳 → 12歳(第62話以降)。
実家が料亭を営んでいるために料理が得意で、将来の夢も料理人。しかし、料理の腕前が伸び悩んでいたため、師匠である父・ニチリンに一旦料理から離れることを勧められ京都を訪れた。
古き伝統に拘り意固地になることがあり、それが原因で当初は五ツ橋ギン・五ツ橋ジョウとは意見が対立し、一時は運転士を辞退する目前まで至っていた。和解後は700シリーズ3機によるトリニティー合体を成功させる。3機はシンカリオン トリニティーとして運用される都合上、タカトラ自身の所属は九州指令室門司支部であるが、実質的には西日本指令室京都支部に派遣される形となっている。
五ツ橋 ギン(いつつばし ぎん)
声 - 合田絵利[34]
西日本指令室京都支部に所属する、シンカリオン 700ひかりレールスターの運転士。山口県出身の小学5年生(第65話より小学6年生)の少年で、五ツ橋兄弟の双子の兄。2008年3月13日生まれの10歳 → 11歳(第62話以降)。「ぶち○○」が口癖。
実家は瀬戸内海で漁業を営んでおり、同業者との競争に勝ち抜くためチャレンジ精神が非常に高い。魚料理には拘りがあり特に天然物を好み、シンカリオン運転士になる動機も「うまい魚」が理由であったが、寮で出された魚料理は養殖物ばかりで不満を蓄積し、料理人の心意気を重要視するタカトラとは当初反りが合わなかった。
五ツ橋 ジョウ(いつつばし じょう)
声 - 合田絵利[34]
西日本指令室京都支部に所属する、シンカリオン 700のぞみの運転士。山口県出身の小学5年生(第65話より小学6年生)の少年で、五ツ橋兄弟の双子の弟。2008年3月13日生まれの10歳 → 11歳(第62話以降)。語尾の「○○っちゃ」が口癖。
アニメにおいては、ジョウが搭乗する700のぞみが中心機体となってシンカリオン トリニティーが合体する。

新幹線超進化研究所関係者(第1期)

東日本指令室大宮支部(第1期)
速杉 ホクト(はやすぎ ほくと)
声 - 杉田智和
ハヤトの父。表向きは鉄道博物館の職員だが、実際は超進化研究所で運転士の指導を行っている。かつてはJR東日本東京支社上野新幹線第二運転所で運転士として勤務していたが、大学院の修士論文で執筆した「超進化速度」に着目した八代により超進化研究所の初期メンバーとしてスカウトされた。東日本指令室大宮支部では指導長としてシンカリオン配備に尽力し、東日本指令室に3機のシンカリオンと運転士が配備され巨大怪物体に対する備えが整うと、京都支部へと単身赴任し、支部改組して新設された西日本指令室の立ち上げに携わる。その一方で大人が搭乗可能なシンカリオンの開発にも着手し、自ら試作された500こだまの運転士にも就き、終盤には923ドクターイエローに乗り換えている。
ハヤトがE5はやぶさに搭乗したことについて、当初は息子を危険な目に遭わせることに強く苦悩するが、フタバから「『大人が子供を守る時代』から『子供と大人が共に守る時代』に代わった」と言われて認識を改めバックアップするようになる。盟友の清洲チクマの死後は遺された清洲家の家族を支援し、チクマの妻・カエデが入院する病院の手配も行った。リュウジが運転士を志願するとこれを支援し運転士として育て上げる頼りになる面がある一方で、私生活ではだらしないため妻のサクラには頭が上がらない。
劇場版ではハヤトとともに雪のゴジラを迎撃するが、雪のゴジラが口から吐くビーム状の光の粒子からハヤトを助けようとして行方不明になってしまう。
デザインに関してあおのは、「家族の存在を大事にするキャラを表現したくて、結婚指輪は嵌めさせたいなと思った。そして"かっこいいお父さん"というデザインが浮かばず苦労した[15]」と語っている。
出水 シンペイ(いずみ しんぺい)
声 - 緑川光
超進化研究所東日本指令室の指令長で、大宮支部の最高責任者。かつてはJR東日本東京支社丸の内車掌区に所属する車掌で、大学時代の先輩であったホクトが運転士として乗務する列車に乗務することが多かった。超進化研究所にはホクトより一足早く参加し[35]、ホクトや八代とともにシンカリオンを開発した。シンカリオンの指令や出動に関する最高権限を持つが、人使いが荒く、時折冗談とも本気ともつかない言動をとることもある。大学時代はホクトとともに歴史研究サークルに所属しており、戦闘時には戦国時代の合戦を参考に戦術を練ることもある。また醤油の東西の違いを語れるなど、日本の食文化にも造詣が深い[36]
巨大怪物体の陰で糸を引くエージェントの存在をモニター越しで初めて確認し、同じくその存在を確認したヒビキに極秘事項として調査することを命じる。表向きは思いつきで行われた温泉郷への所員旅行も実は調査のための外出であり、エージェントと接触して身体に漂う謎の「黒い粒子」を1粒サンプルとして入手する。この粒子は研究チームにより人工培養され、エージェントのゲンブに付着させることで[37]桜島付近にエージェントらのアジトがあることが判明する[38]
デザインに関して池添からは「『機動警察パトレイバー』の後藤喜一のような飄々としたキャラクター」であったが、「二転三転して今の"カッチリ系"になりました。イメージは『踊る大捜査線』の室井慎次。でも、彼ほど表情はきつくないですね。仕事終わりにホクトとお酒を飲みに行きそうな感じがあります[15]」とあおのは語っている。
三原 フタバ(みはら ふたば)
声 - 雨宮天
大宮支部の新人司令員。指令室とシンカリオン運転士との相互通信・初心者へのマニュアル説明・シンカギアの起動確認・超進化速度ゲージの視認を担当する。
巨大怪物体の出現が活発化により、指令員研修を済ませた上で配属の辞令を早める形で総合指令部から東日本指令室へと着任した。ホクトと出水の出身大学の後輩。ホクトが京都支部へ異動すると指導長代理に指名され、後に正式に指導長に着任する。
ハヤトをE5はやぶさに乗せることについて当初はと強く反対していたが、ハヤトの強い意志に「大人と子供が一緒に未来を守っていかなくちゃいけない」と考え方を変え、ハヤトたちのサポートに全力を尽くすようになる。東日本指令室の中で一番若いため、シンカリオン運転士のケアも担当する。仕事に対してとても真面目な性格で、シンカリオン運転士(特にハヤトとツラヌキ)や上司の出水らの予想外な言動に振り回されることもある。
特撮マニア(特に「シンカライザー」のファン)という一面があり、各地のローカルヒーロー巡りが趣味であるが、その趣味をハヤト達に知られた際は動揺していた[39]。美人でスタイルが良いが、アズサが言うには私服のセンスはあまりない。
本庄 アカギ(ほんじょう あかぎ)
声 - 古島清孝
大宮支部の男性指令員。フタバが着任する以前はシンカリオン運転士と指令室との相互通信を担当していた。巨大怪物体のコードネーム呼称の命名を担当。
運転士の特性や行動パターン解析、体調管理、民生版シンカリオン・シムでハイスコアラー(適合者)が現れた地方の特定も務める。冷静沈着に業務を熟し、ハヤトら運転士たちには優しく接する頼れる兄のような存在である一方、プライベートにではどこか頼りない一面もある。フタバに好意を寄せ当初は意識しすぎてあたふたしていたが、フタバの頑張りとアキタたちの成長を目の当たりにして指令長代理としての自覚に目覚めつつ、フタバへ好意を強めていく。しかし、この件でアズサとツラヌキには弱味を握られており、その事を口にすると異様に動揺してしまう。
第2期では京都支部の指令長代理を担っていたが、巌流島でのE5と500の戦闘をうっかり認めたことから始末書を書かされ、退任することとなる。
久留米 ミドリ(くるめ みどり)
声 - 遠藤沙季
大宮支部の女性医師。シンカリオン運転士のメディカルチェックを担当する。左目の下に泣きぼくろがあり、ウェーブした豊かなロングヘアやグラマラスなボディも相まって、セクシーな外見を持つ。ハヤトもシンカリオン運転士になったために、そのメディカルチェックを初めて受けた際には頰を赤らめていた。「心のアルコール消毒」と称する程の酒豪。
横川支部メンバーの異動に伴い、第2部にも引き続き登場する。
山口 ナガト(やまぐち ながと)
声 - 伊原正明
大宮支部の整備長。整備士の中では最も大柄で、筋骨隆々の逞しい身体を持つ。シンカリオン各機体のメンテナンスを担当する。ハヤトら運転士たちとも気さくに接する一方、戦いにより機体への損傷が酷いと「何と言う運転をしているんだ!」と声を荒げることもある。任務に実直な熱血漢。
三島 ヒビキ(みしま ひびき)
声 - 長谷川暖
大宮支部の女性研究員。技術者としてシンカリオンの強化や巨大怪物体の解析も担当する。物理学・化学・生物学・脳科学・地学と理科と付く学問と、人類学・心理学と関連した学問は許容範囲としてあらゆる分野に精通。超進化研究所発足からの初期メンバーの一人で、出水とは出会って約1週間で「ひびやん」「いずっぺ」と愛称で呼び合う仲である。シンカリオン運転士の搭乗前の脈拍、心拍数の波形パターンに共通性があることを突き止め、最初の適合者であるハヤトの鉄道好きにあやかって、これを「鉄分」と命名している。
BL小説らしきモノを愛読しており、同人誌即売会でBL系同人誌の新刊を大量に購入する程である。
横川支部メンバーの異動に伴い、第2部にも引き続き登場する。
小田原 キントキ(おだわら きんとき)
声 - 北沢洋
大宮支部の男性整備士(元整備長)。東日本指令室の中では最年長。新幹線車両の整備と路盤の保守に関する知識と経験の腕を八代に買われて超進化研究所に招かれた。ホクトが愛読する「鉄道ジャーナル」の特集記事で「伝説の整備士」と紹介されるほどその筋では知られた有名人で、ホクトも超進化研究所に移った直後に直接会えた事に感激している。
非常に小柄で、身長はハヤトの腰あたりまでしかない。また、頭髪はサイドとバックに白髪があるだけで、頭頂部は完全な禿頭。口髭、眉毛も完全に白髪。ぶっきらぼうで口は悪く職人気質の頑固者だが、熟練の技でシンカリオンを整備するその腕は確かである。ナガトの師匠で、整備長時代には若かりし頃のホクトや出水に機械の知識を指導している。
戦闘で破損したパーツの傷を見ただけでハヤトらの操縦の癖を見抜き、アキタはフミキリガンに頼りすぎて銃身を駄目にする、ツラヌキは操縦が雑でパワーばかりに頼り駆動系を駄目にする、ハヤトは毎回の戦闘でボディをボロ雑巾にすると指摘している。
自分の仕事部屋にスクラップを大量に溜め込んでいる。
小山 ダイヤ(おやま だいや)
声 - 天﨑滉平 (第8話)/ 観世智顕(第26話以降)
大宮支部の男性指令員。通称は「メガネ」。主に本庄のオペレーションの補佐を担当する。出水が指令室の指令員の養成を始めた頃に、その1期生として超進化研究所に入ったベテランの指令員でもある[40]。論理的に状況を把握・分析する能力に長けており、基本的には冷静沈着であるが、使命感に燃え感情を露わにすることもある。また、古生生物にも詳しく、クレアツルスが中生代に生息していた生物に酷似していることを指摘している。さらに将棋を嗜んでおり、駒の動きに例えて敵の戦術を分析している。
本庄とは大宮支部への着任が同期。極度の近視のために厚みのあるレンズのメガネを着用しているが、どんなに動いてもぶれずに落ちない。メガネの奥には、少女マンガのような瞳がある。
第1部終了後に他支部に異動していたが、横川支部メンバーの異動と同時に大宮支部に復帰、第2部にも引き続き登場する。
三条 ミノリ(さんじょう みのり)
声 - 金魚わかな
大宮支部の女性指令員。フタバの立場上の先輩で、主にそのオペレーションの補佐を担当する。ダイヤと同様にメガネを着用している。ツラヌキたちがトンネル復旧作業を手伝おうとする際、「素人には無理」と否定的な発言をしてしまうが、小山に窘められその事を詫びる。500こだまの通過予定時刻までに復旧作業が完了したことに感動し、小山とお互い無意識に抱き合う[41]。その後はシステム復旧作業に困惑している小山を積極的に手伝うなど、彼に思いを寄せ始めている[42]
横川支部メンバーの異動に伴い、第2部にも引き続き登場する。
シャショット
声 - うえだゆうじ
ハヤトの戦闘をサポートする、E5はやぶさ、後にE5はやぶさ MkⅡ専用の車掌型マスコットロボット。八代が遺した設計図を基に開発された。他のシンカリオンは、運転士とのインターロック(同調)による起伏の激しさからインターフェース機能を省略されているために同種のロボットは存在しない。一人称は「わたくし」(通常時)、「わたし」(戦闘時)、「俺」(敵対モード時)。
自己学習プログラムを内蔵した高性能AIを搭載する直径30cm程度の小型ロボットで、丸っこい身体に手足がついている。顔に見える部分は曲面ディスプレイで平常時は目や口を表示しているが、適合率計測時には適合率の数値を、研究所内での侵入者発見や漆黒の新幹線出現などの緊急時には赤いアラートを表示する。腹部には「Shinca」専用のICカードスロットがあり、リンク合体(クロス合体およびオーバークロス合体)の際には合体相手の『Shinca』が排出される。様々な機能を備えるがナビゲーション機能は付いていないため迷子になることもある。
長らくE5はやぶさの適合者が現れず超進化研究所の警備に従事していたため、E5はやぶさの運転士となったハヤトを相棒として慕っている。ハヤトたちと行動する際はハヤト愛用のリュックに収納されており、リュックの黒い部分から目の部分だけを出している。ハヤトとの親睦を深めるために速杉家での同居を提案するも、母・サクラの手厳しい性格を懸念したハヤトに断られている。通常は「○○でございまーす」「○○でありまーす」という車内アナウンス口調だが、戦闘時(シンカリオン内)では厳格で勇敢な口調に変わる。饒舌かつ一言多いことがしばしばあり、「黙れ!」「うるさい!」と怒られたり、自分の意見が周囲からまったく認められなかったりすると「ドア、閉まりまーす」と言った後にディスプレイがブラックアウトして、一時的に機能を停止することもある。
カイレンとの戦いの終盤には、ハヤトの適合率100%超えを達成させるために自らプログラムを初期化。バックアップなどは不可能だったためレイヤヒビキでも復旧は不可能だったが、カイレンとの最終決戦でハヤトが苦戦していた際に突如復活、ハヤトを勝利へと導いた。これについて出水は「以前、ブラックシンカリオン 紅にシャショットが同化した際にデータが残っており、活性化したルクスヴェテと反応して復活した」との仮説を示した。
デザインに関してあおのは「当初は玩具のキャラクターデザインが決まったため、アニメ用に手を加えて作画しやすいように調整したり、表情を追加した。ハヤトのリュックは『商品化を念願に置いてデザインして』と依頼を受けてオリジナル商品にするために、シャショットを入れると目が出る設定をデザインした[15]」と語っている。
その他の研究所職員(第1期)
東 スバル(あずま すばる)
声 - 山寺宏一 / 金魚わかな(ボイスチェンジャーの声[43]
総合指令部の総指令長で、超進化研究所の最高責任者。若くして要領の良さと才覚で異例の速さで昇進し、総指令長に就任したエリート。
周囲からは寡黙で厳格な貫禄があり、近寄りがたい雰囲気の威厳ある人物であると認識されており、クールを装い時折無意味な威厳を発動するが、素は誰に対しても軽く話し掛けるなどフラットな性格。長時間の会議は苦手。生粋の鉄道マニアで、出張・視察に際しては部下や秘書の付添や車での移動を好まず、現地まで各路線で向かう拘りを持つ。「電車が好きだから鉄道会社に入社した」と豪語し、鉄道に関する知識と造詣の深さはハヤトに全く引けを取らない。
ブラックシンカリオンの現状査察のために大宮支部を訪れようとするが、途中東京駅へ寄道しようとした所でハヤトたちに出会い意気投合。その後大宮支部に到着すると、戦闘でのブラックシンカリオンを作戦に組み込むことを許可している。なお、ハヤトたちに対しては意気投合した経緯から、「総指令長と運転士という関係にはなりたくない」という理由で正体を明かさずにいる。そのため、ハヤトから普段はどんな仕事をしているのかと聞かれた際には、「主に動物(ペットのペンギンのこと)の飼育」と言って誤魔化しており、やむなく総司令長として顔を出さなければならない場合はペットのペンギンを代役に立てボイスチェンジャー機能付きのトランシーバーでその意志を伝えている。
高崎 ハルナ(たかさき はるな)
声 - ふじたまみ
総合指令部の秘書室長。フタバが総合指令部に在籍していた時の上司。
スバルへのスケジュール管理と調整などを円滑に纏められる才媛。 しかし、スバルのフラット過ぎる態度に度々あしらわれている。
ペンギン[44]
声 - なし
スバルが飼っているペット。外見はSuicaペンギンに似ている。総指令長室のロッカーの中でこっそり飼われており、部屋に誰もいない時はスバルの本音の聞き役となっている。無表情と思われがちだが、嘴の動きで感情を表しており、機嫌が悪い時は口元がへの字に曲がり、嬉しい時は口角が微妙に上がる。
大沼 ソウヤ(おおぬま そうや)
声 - 土師孝也
北海道指令室北海道支部の指令長だが、表向きは青函連絡船記念館摩周丸の館長となっている。かつては青函連絡船の船長をしていた。ミクを孫のような目で見ており、日課としている竹刀の素振りをするために摩周丸の甲板を貸し出している。
明石 カイセイ(あかし かいせい)
声 - 武蔵真之介
西日本指令室京都支部の指導員でもある男性指令員。フタバと同じ立ち位置にあり、ジョウ・ギン・タカトラの3人のシンカリオン運転士の指導とケアも担当している。
羽島 リンドウ(はしま りんどう)
声 - 星野貴紀
東海指令室名古屋支部の指令長。第2期でも引き続き指令長を務めている。
浜松 スルガ(はままつ するが)
声 - 岩崎諒太
東海指令室名古屋支部の指導員でもある男性指令員。フタバと同じ立ち位置にあり、シンカリオン運転士(主にタツミ)の指導とケアも担当している。
小倉 アカツキ (おぐら あかつき)
声 - 矢崎文也
九州指令室門司支部の指令長。福岡弁で話し、西郷隆盛を思わせる典型的な九州男児の風貌からツラヌキには「暑苦しいおっさん」と称される。
第2期でも引き続き指令長を務めている。
川内 ナギサ(せんだい なぎさ)
声 - 金魚わかな
九州指令室門司支部の指導員でもある女性指令員。フタバと同じ立ち位置にあり、シンカリオン運転士(主にレイ)の指導・ケアも担当する。
その他の研究所関係者(第1期)
八代 イサブロウ(やつしろ イサブロウ)
声 - うえだゆうじ
#その他のキトラルザスを参照。
清洲 チクマ(きよす ちくま)
声 - 逢坂良太[45]
リュウジとタツミの父。故人。生前は超進化研究所の主任研究員としてシンカリオンの開発、特に超進化速度を到達させる小型モーターに携わっていたが、「第1回超進化速度到達実験」で発生した爆発事故に巻き込まれて亡くなった。
超進化研究所の入所はホクトより早く、八代がホクトを超進化研究所へ招いた際に遣いとして出向いた。「目先の事よりも大局を見ろ」を口癖とする現実主義者で、リュウジの冷徹さは父譲りでもある。その言葉は、ホクトや遺された息子・娘達にも言い続け受け継がれている。
上田 アズサ(うえだ アズサ)
声 - 竹達彩奈
ハヤトのクラスメイトの小学5年生 → 6年生(第65話より)の少女。ハヤトのマンションの隣室に住む幼馴染で、教室の席も隣同士。髪型は主に第64話まではツインテール、第65話以降はシニヨン付のロングヘアで、目の横にピンク色の大きな丸いつけまつげを付けている[46]
人気のユーチューバーであり、「JSが初めて○○してみた」というタイトルのシリーズ動画を投稿している。幼少期に自分が好きだったものが他の子と重なっていたことで生き辛さを感じていた時に、ハヤトが趣味に熱中する行動を見た事で「何となく皆と違うことをしたい」と考えてユーチューバーになった経緯がある[39]。投稿した動画の再生回数を増やしてYouTubeで世界制覇することが夢。好奇心は旺盛で、動画のネタになると思えば何でも興味を示す。また、動画のためなら休日を全て使い、単独で遠方まで行く行動力があり、他者まで巻き込む実行力はハヤトたちからは警戒されている。
スザクに利用された際にシンカリオンの存在を知り動画を投稿するが、事件解決後に超進化研究所により動画を修正を求められ、ハヤトらに秘密の厳守を約束させられる。ただし、この一件で超進化研究所へ出入りするようになり、(いつかシンカリオンが公になるときのために)動画を撮り溜めるようになる。また、「JCユーチューバーがシンカリオンを躍らせてみた」というシンカリオンを踊らせる動画を撮影するためにシンカリオンに乗りたがってはいるが、シンカリオン運転士になるつもりはひとかけらもない。個性の強いシンカリオンチームのまとめ役を自負しておりLINEのグループを作るなどの面倒見は良く[47]、セイリュウがキトラルザスと決別した後は度々お節介を焼いて自宅に居候として招き、後に地底世界が崩壊して帰る場所がなくなったスザクも招き入れている。
終盤には他者の運転士適合率をおおよそ推測できる能力を発揮し、これに目をつけたキリンとハヤトら運転士の対面のきっかけを作る。対話が決裂しキリンとの戦いに突入すると、今までシンカリオンや戦いの全てが秘匿されていたことを知り動揺する人々を鎮めるべく撮り溜めた動画を公開し、同時に反撃のおける重要な役割を担う。
速杉 ハルカ(はやすぎ はるか)
声 - 美波わかな
ハヤトの妹。小学2年生 → 3年生(第65話より)の少女。8歳[48]。常にヘッドフォンを身に付けており、語尾に「〜と思われ」「〜(て)なわけで」とつける説明口調の小声で会話する。
ハヤト趣味に付いていけず呆れてはいるが、その趣味や嗜好は完全に把握済みで、何度も聞かされているために話の内容や長さも完璧に覚えている。母・サクラの雷落下レベルのお小言は恐れている。利き手は左利き[49]。物語中盤まで父や兄、シンカリオンに関することは一切知らされておらず、単身赴任する父については一時は浮気すら疑った。
デザインに関してあおのは、「(池添からの)オーダーがなかったので自由にデザインしました。ヘッドフォンは考え事をするときは一人でこもりたい私自身を投影させました[15]」と語っている。
速杉 サクラ(はやすぎ さくら)
声 - 清水理沙
ハヤトの母。普段は優しいが、怒らせると恐い。夫のホクトに対しては恐妻のようだが、夫の仕事は認めており自身が納得したことは受け入れる。筋金入りの歴女(城・幕末マニア)。
物語序盤にホクトから、本当の勤務先やハヤトが運転士になったことを打ち明けられる。全て受け入れた上で「聞かなかったことにする」とハヤトに普通の母親として接することを決めるが、ハヤトが精神的に追い詰められ悩んだ際にはシンカリオンについて知っていることをほのめかし、励まし笑顔と自信を取り戻させた。
デザインに関してあおのは、「胸が大きい理由は、この時点で控えめな女性しかいなかったから[15]」と語っている。
男鹿 モミジ(おが もみじ)
声 - 真坂美帆
アキタの母。アキタを溺愛している親バカかつ心配性であり、アキタ同様に無類のスイーツ好き。アキタの成育は猟師の夫とマタギの義父の意向が強く反映されており、モミジ自身はシンカリオンのことはあまり聞かされていない。それを不安に思っていたが、サクラから「親にできることはただ見守ることだけ」と諭され、シンカリオン運転士を子に持つミスズとチアキにも励まされている。
大門山 ミスズ(だいもんやま みすず)
声 - 高橋里枝
ツラヌキの母で大門山建設の社長。先代社長の夫を亡くし、女手一つで切り盛りしている。豪快な性格や口調は母譲りであるが、ツラヌキが素直でなかったり調子乗ったりした際には腰に張り手を入れて喝を入れる。
ツラヌキが自分のことを気遣って会社を手伝っていることを知っているが、ツラヌキには彼自身が本当にやりたいことをやらせたいと思っている。そのためツラヌキの本心を聞いた後は、「『安全第一』だけは守る」と約束させ彼を送り出している。
大門山 カガリ(だいもんやま かがり)、大門山 ケンロク(だいもんやま けんろく)
声 - 小堀幸(カガリ)、社本悠(ケンロク)
ツラヌキの妹と弟。カガリは金沢美人に例えられる程の容姿であるため、ミスズが「月日と云うのは時には残酷」と言うほどである。ケンロクは顔立ちがツラヌキとそっくりで、「だーっ」としか喋れない。
月山 チアキ(つきやま ちあき)
声 - 足立由夏
シノブの母で、月山流忍術のくノ一である。シノブからは「母上」と呼ばれている。
清洲 カエデ(きよす かえで)
声 - 広瀬有香
リュウジとタツミの母。名古屋市ある超進化研究所付属病院に長期入院している。リュウジの作る卵焼きが好物。亡き夫・チクマの友人であるホクトと面識がある。
清洲 ミユ(きよす みゆ)
声 - 真堂圭
リュウジとタツミの妹。小学3年生 → 4年生の少女。
霧島 ニチリン(きりしま にちりん)
声 - 深川和征
タカトラの父で「料亭霧島」の主人。タカトラと同じ髪型をしている。

キトラルザス

巨大怪物体を裏で操る謎の存在。当初は「地の底より這い出し種族」「滅び行く種族」などと名乗ったが、後に「キトラルザス」という種族であることが判明した。人類以前に地底で高度な文明を発達させていたが、環境の変化に対応できず進化の道が途絶え衰退していった。キトラルザスを束ねるドクター・イザは、キトラルザスが生き残る道は人類と戦って住処を得る「戦いの道」、住処となる異なる星を探す「移住の道」、環境に対応して生き延びる「変革の道」のいずれかだと考えているが、現代のキトラルザスは「戦いの道」を選ぶ者も多い。

胸に赤い宝石のようなコアが溶け込んでおり、コアの輝きが弱まると石化が始まり、輝きが消えてしまうか何らかの要因でコアが胸部から抜かれた場合は完全に石化してしまう。また、古き掟により敗北や裏切りは厳格に許されない[50]

現代のエージェント

物語開始時点では以下の4人が活動している。当初はそれぞれが人間を観察しながら個々に挑んでいたが敗北を重ね、スザクの提案により協力して戦うようになる。

ビャッコ
声 - 細谷佳正[9]
青年男性のような姿をしているが、背中の中央から水晶のような柱状の物体が6本放射状に生えている。冷静で知略に長け、相手の弱点を突いたり、苦手な状況下を作り出す作戦を得意とする。
当初はエージェントの中で特に強硬で対立的な立場をとっていた。ゲンブやスザクと協力して作戦立案する中で徐々に見方を変化させていったが、より対立的な思想のカイレンらの帰還を察知し、自分たちの作戦が無に帰すことを危惧するようになる。その結果焦りから敗北を喫し、帰還したカイレンにより胸の赤い石を抜かれて石化する。物語終盤に増殖したルクスヴェテの効果で復活し、ゲンブとともにスザクに協力してブラックシンカリオン オーガ追撃作戦を成功させる。その後、カイレンを蘇生してもに移住する星を探す決意をする。
劇場版ではカイレン蘇生のために地下世界に戻っていたが、ブラックシンカリオン オーガで出撃したソウギョクを迎撃し、奪ったブラックシンカリオン オーガでシンカリオンの援護のために東京駅に向かう。
ゲンブ
声 - マックスウェル・パワーズ[9]
大柄な男性エージェント。早い段階から人間と鉄道、そしてシンカリオンに強い興味を持ち、さまざまな敵を送り込んでシンカリオンの力を試そうとする。
エージェントの中では最も早く自らが巨大怪物体となって直接シンカリオンと戦い、一時は優位に立つも、初戦は初参戦したN700Aのぞみの力もあり敗北。しばらくは戦いで負った傷を癒すため地下世界で治療に専念しつつ、自分たちと人間の違いについて考える。また、緑のシンカリオン(E5はやぶさ)と戦ったことで心を持たないことが自分たちの弱点ではないかと考えるようになり、白いシンカリオン(N700Aのぞみ)に固執するセイリュウに対して「本当にすごいやつは他にいる」ことを忠告する。
ビャッコが石化した後はソウギョクに対しカイレンとの対話を求めて了承されるが、ソウギョクの策略にはまって暴走しシンカリオンと対峙、最後は自ら望んでハヤトの攻撃を受けて胸の石が破壊されて石化した。この間ゲンブは人間界で対話への道筋を整えつつあったが、この結果によりセイリュウには「ハヤトがゲンブを殺した」という事実のみが伝わり、ソウギョクの狙い通りこの時点の対話の道は潰えた。亡骸は超進化研究所で保存されていたが、物語終盤に増殖したルクスヴェテの効果で復活し、ビャッコとともにスザクに協力してブラックシンカリオン オーガ追撃作戦を成功させる。決戦後は大宮支部に残り、訓練用シミュレーターでのE5はやぶさ操縦や、スイーツの提供を受けている。
劇場版では正式に大宮支部所属となり、ハヤトの危機にはE5はやぶさにで駆けつけた。
第2期では、鉄道博物館でSLおじさんとして働いている。ダークシンカリオンの攻撃を受けたE5はやぶさらの体制を立て直すために自ら巨大怪物体化し時間をかせぎ、ダメージを受けながらもシンカリオン3機を守りきった。
セイリュウ
声 - 真堂圭[9]
少年のような見た目をしているエージェント。シンカリオンに対しては非常に強い興味を持っている。ブラックシンカリオン → ブラックシンカリオン 紅の運転士。
ゲンブを深手を負わせた白いシンカリオン(N700Aのぞみ)の力を見極めるために、イザから使用を禁じたブラックシンカリオンを勝手に持ち出して出撃する。緒戦からE5・E6・E7・E3・H5のシンカリオン5機を同時に、さらに援軍として参戦したN700Aのぞみをも一騎討ちで圧倒するが、仲間を信頼することの大切さに気付いたリュウジが指揮を執るようになると連携攻撃で追い込まれる。窮地はイザによる強制転送で難を逃れるが、ゲンブの忠告の真意が緑のシンカリオン(E5はやぶさ)とその運転士のハヤトのことだと気付き、以降はハヤトに対して興味の矛先を向ける。ブラックシンカリオンはイザに出撃許可が得られない状態が続くが、ビャッコ・ゲンブ・スザクの助力によって「人と協力しあう」が進化の可能性だと気付き、イザに認められ出撃許可とバーサーカーモードの使用許可を受けた。バーサーカーモードを展開して超進化研究所を急襲し、E6・E7・E3・N700A・H5・800の6機を相手にしながらも圧倒的な強さを見せるが、新造された500こだまとクロス合体したE5の前に敗北を喫する。この戦いでのハヤトと会話により、セイリュウの気持ちに揺らぎが生じるようになる。
E5×500に敗れた後は傷を癒すために眠りについていたが、旧世代のエージェント・トラメの帰還にあわせて目覚め、現在の人類を知らないトラメに「以前の人類とは違う」ことを忠告する。完全に回復するとセイリュウはスザクの手助けを得て人間界に潜入し、耳にした「新幹線」という言葉を頼りに上野駅を訪れ、ハヤト・アズサと知り合う。旧世代のエージェントの帰還により焦ったビャッコが作戦を開始した際には、助力を頼まれるもハヤトたちとの接触で戦うことに迷いが生じていたためためらい、ビャッコは単独で行動して失敗しカイレンによって石化される結果を招いてしまう。次いでゲンブが石化については「ゲンブを殺したのはシンカリオン」という部分しかソウギョクから伝えられず、ソウギョクに操られるままハヤトたちと敵対することになるが、E5×ドクターイエローの戦闘の最中に精神世界でハヤトと対話。ハヤトが信じた自分の気持ちを信じる決意を固め、その場を去った。
その後は地底世界には戻らず上野駅近辺を放浪していたが、再会したアズサの影響もあり迷いながらもハヤトたちを助けるようになる。キトラルザスとの決別後は徐々にハヤト以外の運転士とも打ち解け、後に正式に大宮支部所属のシンカリオン運転士として扱われるようになった。なお、偶然シャショットをブラックシンカリオンに乗せたまま変形した際に通常の変形時の3倍近い速度まで達し、ブラックシンカリオンはこの時「ブラックシンカリオン 紅」へと進化した。以降はセイリュウの適合率が高まるとブラックシンカリオン 紅に変形するようになり、これを機にハヤトの強さの秘訣を理解する。
カイレン撃破後も変わらず大宮支部所属として活動したが、再び姿を現したソウギョクの策略によりブラックシンカリオンを奪われ、ハヤトたちと和解した後の記憶を失ってしまう。シノブからE3つばさ アイアンウイングを借り受けて戦うことで記憶を取り戻していき、キリンとの最終決戦前にはヤクモからブラックシンカリオンの返還を受ける。相打ち覚悟でキリンとのキトラルザス同士の一騎討ちに持ち込むが、ハヤトらの説得で翻意し、ともにキリンとの決戦に臨んだ。
スザク
声 - 渡辺明乃
女性エージェント。直接的な戦闘は避け、搦め手を用いた作戦を得意としている。姿を変化させる能力や、テレポーテーションを使うことができる。
アズサを利用してシンカリオンの存在を一般人に暴露しようとしたり、シャショットに接近してブラックShincaを挿入して操ったりと、他の3人とは雰囲気の異なる手段で超進化研究所へと迫った。さらにアズサを利用してシンカリオンのデータを盗もうと画策するが、それを逆手に取った出水の作戦に利用される形となる。「心がある」ことが人間の弱点だと考えていたが、ゲンブからは逆に持たないことが自分たちの欠点だと反論されている。
ソウギョクの「ゲンブを殺したのはシンカリオン」という言葉には違和感を感じており、ソウギョクに対して強い不信感を抱くようになる。セイリュウが離反した後はイザのサポートに回るが、ソウギョクとカイレンの存在に追い込まれ巨大怪物体と化してシンカリオンの前に現れるが、セイリュウの説得により協力を決意する。
ハヤトたちとイザの対面し、ハヤトたちを東京駅に転送した後は地上に残り、セイリュウとともにアズサの自宅で居候することになる。キリンとの最終決戦ではルクスヴェテを増殖させ、シンカリオン各機がブラックシンカリオン オーガを追撃する手助けを、復活したゲンブ・ビャッコの協力を得て担った。
最終決戦後も地上にとどまることを決め、劇場版までに一人暮らしをしている。
旧世代のエージェント

本編の10年前に人類に攻撃を仕掛けた下記の3人を指す。カイレンが指揮を執って人類に攻撃を仕掛けるが失敗に終わり、5年後に地球を離れて移住可能な星を探索するため宇宙に旅立ったが結局見つけられず、作中においてまずカイレンが帰還し、追って他の2人も帰還した。3人とも好戦的な性格であり、滅びから逃れるためには人類に対し武力行使による道しかないという思想のため、ビャッコたち現在のエージェントとは反りが合わない。

カイレン
声 - 増田俊樹[51]
人間に近い容姿をしており、白髪で黒いコートのような衣を羽織っており、顔にひび割れがある。旧世代のエージェントのリーダー的立ち位置にあり、特に「人類とは戦うこと以外道はない」という思想の持ち主で、地球を太古の状態にリセットすることを目指している。
帰還するとまず、先に帰還していたトラメを裏切ったうえシンカリオンに敗れたビャッコを、古い掟に従い処刑した。イザに対面した後に多数の手勢を率いてシンカリオンに戦いを挑み、シンカリオンが優位になると自ら姿を現し、シンカリオンを高く評価するとともに自らの名を伝え姿を消した。セイリュウが人間側に協力し、イザとの対話を試みるとこれを阻止するために動き、影武者を用いて自らは地上へと脱出し、超進化研究所総合指令室がある東京駅を目指す。E5はやぶさ、500こだま以外のシンカリオン全機が待ち受ける圧倒中央迎撃システムに誘導されるが、真の姿を現してそれら全てを圧倒するが、最後はハヤトのE5はやぶさ MkII、セイリュウのブラックシンカリオン 紅により倒される。
ソウギョク
声 - 山内健嗣
得体のしれない容姿で、背中に薄紫の骨格翼のようなものが生えており、白と黒の仮面のようなものを被っている。紳士的な口調が特徴だが、何を考えているかわからない策略家であり、平然と仲間を手駒として利用するなど狡猾な作戦を用いる。時々に応じて立ち位置を変える謎多き人物だが、ビャッコは「自分が生き残ること」だけを考えている「分かりやすいやつ」だと分析している。
第1期ではカイレンとともに帰還する。ゲンブからカイレンとの対話の時間を設けることを求められると、条件としてシンカリオンの強さを見せることを約束させゲンブが人間界へ行くよう仕向けるが、これはゲンブを犠牲にすることでブラックシンカリオンとセイリュウを手駒に引き入れるソウギョクの計略であった。ゲンブを暴走させシンカリオンに倒させ、怒りの支配されたセイリュウとシンカリオンを対立させることに成功するが、セイリュウはハヤトとの接触を経て結局離反する。その後、カイレンとの最終決戦前には郡山駅付近で巨大怪物体となり、E6・E7・E3・ブラックシンカリオンの4機を引きつけ、カイレンが東京駅へと迫る時間を稼ぐ。
カイレンが敗れた後は行方知れずとなるが、自分らよりも古い時代に人間界に潜入していたキリンと接触する。互いの思惑が異なりながらも表向きは協力し、ブラックシンカリオンをコピーしたブラックシンカリオン ナンバーズ5機を活用して、オリジナルのブラックシンカリオンを強奪する。その後はキリンが目をつけたアズサの誘拐を画策するが、それを良しとしないキリンにより妨害され再び姿を消した。
劇場版では宇宙に散らばったキトラルザスに対して地球の豊かな現状を通信で送り、応答したヴァルハランと接触して彼らが欲する技術が搭載されたシンカリオン ALFA-Xの情報を提供し、ヴァルハランの地球侵攻を手引きした。自らもかく乱のためにブラックシンカリオンオーガに搭乗して出撃するが、ビャッコにより迎撃され行方は知れない。
第2期では、宇宙のキトラルザスに協力を求めても返事がなく、悩みながら1年ほど盛岡市の居酒屋に通っていたが、店主の提案により地底世界へ戻ることを決意。在来線や新幹線を乗り継ぎながら西を目指すが、その間に自分の求めるものは宇宙からの返事ではなく、シンカリオンであることに気付く。それによりカンナギの勧誘を受け、テオティに組することになる。
トラメ
声 - 髙階俊嗣
獣人のような容姿の大柄なキトラルザス。戦闘能力ならキトラルザスで随一だが、頭の出来はいまひとつで、細かいことや難解な作戦は苦手。
旧世代のエージェントではいち早く帰還し、ビャッコと戦った直後のシンカリオンに交戦を挑むが、ビャッコの妨害により撤退した。その後ブラックシンカリオンに興味を持ち、セイリュウから奪おうとするが適合率不足で運転できず、これが悔しかったのか後にブラックシンカリオン破壊すら計画した。セイリュウがブラックシンカリオンとともに行方をくらますと、クレアツルスを用いて反逆したと断定した。ハヤトやセイリュウに対して宣戦布告し、緒戦はバーサーカーモードを展開したブラックシンカリオンを圧倒するが、E6・E7・E3・H5・ドクターイエローの怒涛の攻撃で追い込まれ、最後はE5×ドクターイエローとブラックシンカリオンの攻撃を受けて倒される。
その後、ソウギョクによって石化が解かれ戦線復帰。カイレンとの最終決戦前には相生駅付近で再び巨大怪物体となり、ドクターイエロー・N700A・トリニティーの3機を引きつけるが、早々にトリニティーが分離した700シリーズ3機の波状攻撃とかく乱により倒れこみ、N700Aのぞみとドクターイエローの同時攻撃を受けて再び倒される。
その他のキトラルザス
ドクター・イザ / 八代 イサブロウ(やつしろ イサブロウ)
声 - うえだゆうじ
エージェント達を陰で束ねる首領的な存在。姿は白髪の老人であり、背中には緑の結晶体のようなものが生えている。後に新幹線超進化研究所を設立し、「第1回超進化速度到達実験」の事故で行方不明になっていた八代イサブロウであることが判明する。
カイレンとの決戦直前にハヤトたちと面会した際には、ヒトとキトラルザスの双方にシンカリオンという武力を与え、それによりどのような未来を創造するのかという答えを見たかったと語った。ヒトとキトラルザスの行く末を見守ることを願っていたが、カイレンは自らが審判者として地球のリセットを考えており、イザの考えとは相反するものであった。そのためカイレンを止める手段として、ハヤトに新たなシンカリオン「E5はやぶさ MkII」を託す。
石化の侵食で衰弱が進んでおり、地底世界の崩壊に際しては自ら望んでその場に残り、そのまま消息不明となる。
キリン
声 - 浪川大輔
カイレンらより古い時代に、地上への移住を目的に人間界に潜入したエージェント。長年にわたって人間界に馴染んでおり、人間に近い容姿をしている。具体的に何年前かは語られていないが、自ら「地上への移住である」と提唱して先遣として1人で地上に上がり、人間界の情報を地底世界に与え続けていた。しかし、10年前にカイレンらの侵攻が始まると、現在まで連絡は途絶えていた。
「シンカリオンで世界を導く」という思想に至っており、利害の一致したクラシキ重工の倉敷イズモとは協力関係にあった。イズモの息子・ヤクモから、アズサの持つ得意な能力の情報を得て、自らの野望のために役立つと考えアズサに接触する。アズサやシンカリオン運転士たちに拒絶されると本性を現し、ブラックシンカリオン オーガに乗り込み日本政府に交渉を要求する。
最後はシンカリオン全機による一斉攻撃を受け、E5 MkII×ブラックシンカリオン 紅の攻撃により倒される。身柄は拘束され、超進化研究所ににおいて対話が試みられる。

その他の登場人物(第1期)

倉敷 ヤクモ(くらしき やくも)
声 - 辻井健吾
将来を嘱望される科学産業省の若手キャリア官僚で、クラシキ重工の御曹司。超進化研究所総合指令部からの依頼でシンカリオンの調査を行っている。超進化研究所だけでは解明できない様々な謎を解明するために、超進化研究所と海外の研究機関、科学産業省および政府との協力を依頼するための橋渡しをする役目を担う。
フタバとは4つ年上の幼馴染であり、親が勝手に決めた婚約者の間柄。子どもの頃はフタバにとってのヒーローのような存在だったが、中学校は別の町の進学校に通うために引越して疎遠になり、以後は年に一度クリスマスの時期に会う程度の付き合いになっていた。フタバの大宮支部赴任後に会った際には数年間フランスに赴任することが決まったことを伝えプロポーズするが、フタバからは「大宮支部で支えたいものがある」ことを理由に断られている。
物語終盤にフランスから一時帰国した際にフタバからアズサの能力のことを聞き、これをクラシキ重工と協力関係にあったキリンに伝える。キリンや父・イズモに協力はしていたがその目的までは知らされておらず、2人の真の目的を知ると、ソウギョクが奪ったブラックシンカリオンをセイリュウに返還する手筈を整えた。
倉敷 イズモ(くらしき いずも)
声 - 小形満
超進化研究所とも取引がある有名な大企業「クラシキ重工」のCEO。ヤクモの父で、フタバとの縁談を勝手に進める張本人。
日本全国に新幹線を整備し地域格差をなくすべきという思想を抱いており、そのためにキトラルザスの技術を利用するため、利害の一致したキリンとは協力関係にあった。しかし、結局はキリンの野望の片棒を担がされていただけだと知り、キリンとの最終決戦後に全てを詳らかにする決意をする。
スーパー・スパイス(イナホ・ミヤコ・ナスノ)
声 - 洲崎綾(イナホ)、金魚わかな(ミヤコ)、井上遥乃(ナスノ)
3人組の人気女性アイドルユニットで、イナホが桃色、ミヤコが黄色、ナスノが青色の衣装を着用している。
辻本 達規(つじもと たつのり)
声 - 辻本達規(本人)
王子駅近くの北とぴあで行われた超進化研究所大宮支部の忘年会に、出水がサプライズゲストとして招いた「BOYS AND MEN」のメンバー。
なお、本人役で出演できるのは1人だけと決まっていたため、メンバー全員によるオーディションを実施し、池添の審査により辻本に決定した[52]

テレビアニメ第2期の人物

運転士(第2期)

新多 シン(あらた しん)
声 - 津田美波
主人公。東京都北区田端に住む小学校5年生で、シンカリオンZ E5はやぶさの運転士。10月1日生まれの10歳。一人称は「俺」。自らを『世界の謎と不可能に挑戦する男』と称し、宇宙人やUFOUMA妖怪などのミステリーに興味を持っており、夢は宇宙人と友達になること。『可能性はゼロじゃない』が口ぐせ。時たま妖怪や神話・伝説や伝承に関する蘊蓄を所かまわず披露することがある。鉄道にはあまり興味がなかったが、シンカリオンZに乗るようになってからは興味を示すようになる。
宇宙人の痕跡を探るために訪れた碓氷峠鉄道文化むらでアブトを追いかけているうちに新幹線超進化研究所横川支部(以下、横川支部)に迷い込み、適合率の高さを見込まれてシンカリオンZ E5はやぶさの運転士に抜擢される。
大曲 ハナビ(おおまがり はなび)
声 - 寺崎裕香
秋田県大曲市に住む小学校5年生で、シンカリオンZ E6こまちの運転士。12月21日生まれの10歳。一人称は「俺」。自らを『大曲の歴史にその名を刻む男』と称する。実家は大曲でも有数の老舗花火師。自らも花火師になることを志望しており、花火と音楽を融合させた究極の花火を打ち上げることが夢。その一環として花火師の父を手伝う傍ら、ロックミュージックに取り組んでいる。魂が燃え上がるものを『ロックだぜ!』と表現する。横川支部主要メンバーの大宮支部への異動と同時に大宮支部所属となり、大宮支部の寮に入る。
戸隠 タイジュ(とがくし たいじゅ)
声 - 鷄冠井美智子
長野県木曽の山奥に住む小学校5年生で、シンカリオンZ E7かがやきの運転士。8月10日生まれの10歳→11歳(第16話以降)。一人称は「自分」または「俺」。気弱でもの静かな部分があるが、全力疾走するイノシシを正面から止めて投げ飛ばしてしまうほどの怪力の持ち主。森や山が大好きでその知識が豊富。もともとは街中に住んでいたが、現在は親元を離れて林業を営む祖父と暮らしている。
虫が苦手で、虫よけスプレーが手放せない。
かつて学校で友達を助けようとして逆にけがをさせてしまい、それを悪く言われてしまったことがトラウマとなり、人と距離を置いて友達になることを避けようとしている。シンカリオンの運転士になることも断っていたが、友達になりたいと自分の元に何度も通うシンに触れて考え方を改め、共に戦うことを選ぶ。ハナビと同じく横川支部主要メンバーの大宮支部への異動と同時に大宮支部所属となり、大宮支部の寮に入る。
中州 ヤマカサ(なかす やまかさ)
声 - 島袋美由利
福岡市在住の小学校6年生で、シンカリオンZ 800つばめの運転士。7月15日生まれの11歳→12歳(第13話以降)。一人称は「僕」。
成績優秀でスポーツ万能、実家のおきゅうと製造会社を継いで九州一にするために家業を手伝っている。鷹匠でもあり、相棒のオオタカのアルバートとの訓練も欠かさない。九州の鉄道に誇りを持っており、アブトに負けずとも劣らない鉄道知識の持ち主。
効率的、科学的な考え方を好むリアリストで、シンの考え方やオカルト好きを「非科学的だ」と一蹴するが、戦いの中で互いの考え方を尊重することを学び、シンとも和解する。
安城 ナガラ(あんじょう ながら)
声 - 東山奈央
名古屋市在住の小学4年生。シンカリオンZ N700Sのぞみの運転士。
シマカゼの弟。リュウジの空手道場に通っており、兄のシマカゼと共に運転士候補として訓練を受ける。兄を超えたいという思いから、兄とは異なるフルコンタクト空手を習っている。シマカゼよりも適合率が少しだけ高いことを理由にN700Sの運転士に選ばれる。
何物にも恐れずに立ち向かうが、熱くなると目の前の事象に囚われて大局を見失う欠点がある。
安城 シマカゼ(あんじょう しまかぜ)
声 - 内田雄馬
名古屋市在住の小学6年生。シンカリオンZ N700Sのぞみのサブ運転士であり、ドクターイエローの運転士。
ナガラの兄。2名搭乗可能なN700Sのぞみの運転士候補としてナガラとともに訓練を受け、ナガラからは運転士としてシマカゼを推されたが、戦闘を経験してシマカゼ本人がナガラに運転士の座を譲った。その後はサポート役に回るが、補助性能の高いドクターイエローの運転士に任命される。
嵐山 ギンガ(あらしやま ぎんが)
声 - 蒼井翔太
京都市在住の小学5年生。シンカリオンZ 500こだまの運転士。9月11日生まれの10歳→11歳(第21話以降)。
芸能事務所に研究生として所属するアイドルの卵でもある。自分のきらめきをたくさんの人に届けたいと思っていて、駅の発車メロディが好き。

新幹線超進化研究所関係者(第2期)

東日本指令室横川支部 / 大宮支部(第2期)

横川支部は碓氷峠鉄道文化むらの地下に存在する超進化研究所の支部のひとつ。テオティとの戦いの激化と結晶体の分析のため、後に主要メンバーは大宮支部に異動した。

碓氷 アブト(うすい あぶと)
声 - 鬼頭明里
もうひとりの主人公。群馬県横川に住む小学校5年生。横川支部の整備員。4月1日生まれの10歳。一人称は「俺」。年端も行かぬ少年ながらもシンカリオンZやザイライナー、Zギア、スマットの開発を指揮した天才技術者で、シンカリオンZの整備や後方支援を担当する。時折予知夢にも似た夢を見るが、Zコードの探索は彼の夢の情報を頼りにして行われる。鉄道好き。
父は幼いころに失踪して行方不明となっており、現在は母と二人暮らしをしている。だが、アブト自身は父が夢という形で自分にさまざまな情報を送ってきていると信じている。大宮支部への異動の際は母をひとりにできないと当初は異動を拒否していたが、母に説得され、大宮支部へ異動することを決めた。
大宮支部移動後もシンカリオンZ・ザイライナーの開発を担当するが、N700Sのぞみとヒダを担当した後に行方知れずとなり、敵対するダークシンカリオンの運転士として再登場した。
吾孫子 カスミ(あびこ かすみ)
声 - 千本木彩花
横川支部 → 大宮支部の指導員。眼鏡をかけ、理知的な雰囲気を漂わせる真面目な女性だが、シンやアブトに振り回されがち。礼儀正しい言葉を遣う。
大石 ミサキ(おおいし みさき)
声 - 森谷里美
横川支部 → 大宮支部の司令員(オペレーター)を務める恰幅の良い女性。アブトが横河支部に不在の際は、超進化ブレーカーのセーフティ解除と起動も担当する。平時は碓氷峠鉄道文化むらの入園ゲートを担当している。
十河 サイジョウ(そごう さいじょう)
声 - 後藤光祐
超進化研究所東日本指令室横川支部の支部長。恰幅の良い初老の男性で、気が弱く有事の際にはよく狼狽している。平時は碓氷峠鉄道文化むらで園内を周遊するミニ列車の運転士をしている。
島 ゴイチ(しま ごいち)
声 - 藤原貴弘
横川支部 → 大宮支部の整備長。アブトとともにシンカリオンZやザイライナーの開発にも携わる。部下からは『おやっさん』と呼ばれている。
細川 アツタ(ほそかわ あつた)
声 - 岡林史泰
横川支部 → 大宮支部の整備員。
スマット
声 - 福山潤
アブトが作ったスマートフォン「超進化モバイル・Zギア」が変形したロボット。非常に饒舌であり、口癖は車掌のように「ございます」と語尾付ける。QRコードを読み込む(スマットは『食べる』と表現する)ことが大好き。Zコードのある程度の位置の特定ができる。シンカリオンモードに変形後はE5はやぶさと一体化し、シンのサポートを担当。シンカリオンモード時はシャショットと同様に口調が勇ましい口調に変わり、語尾に『ゼット!』と付ける。Zギアはアブトや他の運転士などの分も含め複数あるが、スマットに変形することができるのはシンが持つものだけである(残りは汎用型)。
久留米 ミドリ(くるめ みどり)
大宮支部の女性医師。
#東日本指令室大宮支部(第1期)を参照。
三島 ヒビキ(みしま ひびき)
大宮支部の女性研究員。
#東日本指令室大宮支部(第1期)を参照。
小山 ダイヤ(おやま だいや)
大宮支部の男性指令員。
#東日本指令室大宮支部(第1期)を参照。
三条 ミノリ(さんじょう みのり)
大宮支部の女性指令員。
#東日本指令室大宮支部(第1期)を参照。
ゲンブ
声 - マックスウェル・パワーズ
鉄道博物館で「SLおじさん」として働くかたわら、作戦立案にも協力している。
#現代のエージェントを参照。
その他の研究所職員(第2期)
碓氷 トコナミ(うすい とこなみ)
声 - 田邊幸輔
アブトの父。シンカリオンZやザイライナーを担当した技術者であったが突如失踪。アブトにザイライナーの設計図やZコードの在り処のヒントを夢で教えている。
テオティの「ザガン」であり、ダークシンカリオンの開発も担当した。
羽島 リンドウ(はしま りんどう)
東海指令室名古屋支部の指令長。
#その他の研究所職員(第1期)を参照。
清洲 リュウジ(きよす りゅうじ)
東海指令室名古屋支部の臨時指導員代理。
#パイロット / 運転士(第1期)を参照。
本庄 アカギ(ほんじょう あかぎ)
西日本司令室京都支部の指令長代理。
#東日本指令室大宮支部(第1期)を参照。
その他の研究所関係者(第2期)
新多 アユ(あらた あゆ)
声 - 高尾奏音
シンの姉。将来の夢はジャーナリスト。
新多 キボウ(あらた きぼう)
声 - 花輪英司
シンの父。

テオティとその協力者

第2期における敵対勢力。『地球をあるべき姿に帰す』ために巨大怪物体を従えて楔石(結晶体)を破壊しようとしている。

ワダツミ
声 - 櫻井トオル
テオティのひとり。褐色の肌と後ろで束ねた長髪を持つ。戦いを好むが姑息な手は使わず、シンがシンカリオンの運転士と分かると束縛を解くなど、正面からシンカリオンと戦って勝とうとする律義さを持つ。
ヴァルトム
声 - 松風雅也
テオティのひとり。赤い肌に赤く逆立った髪を持つ。寡黙なワダツミとは正反対に饒舌で、女性的なしゃべり方をする。
カンナギ
声 - 阿座上洋平
テオティの「継承者」と呼ばれる謎の青年。ダークシンカリオンに乗ったアブトに指示を出している人物。
アストレア
声 -井上麻里奈
テオティのひとりで、カンナギの双子の姉。
ザガン
声 - 田邊幸輔
#その他の研究所職員(第2期)を参照。
セツラ
声 - 久保ユリカ
テオティの子ども。宇宙にあるテオティの本拠地「ユゴスピア」で暮らしている。人見知りだが、根は素直。地球のことに興味津々。
ソウギョク
人類とキトラルザスの戦いの後放浪していたが、カンナギによりテオティへの協力を要請される。
#旧世代のエージェントを参照。
碓氷 アブト(うすい あぶと)
声 - 鬼頭明里
#東日本指令室横川支部 / 大宮支部(第2期)を参照。

その他の登場人物(第2期)

明星 アケノ(みょうじょう あけの)
声 - 井上麻里奈
カメラマン。行く先々でたびたびシンに助言を与えている。

ゲストキャラクター

第1期第31話・劇場版・第2期第21話には特別編成の500系をベースとしたシンカリオン・シンカリオンZが登場し、それに伴ってテレビアニメ新世紀エヴァンゲリオン』とのコラボレーションが行われた。ストーリーは主人公の夢の中という位置づけの番外編的なエピソードとなっており、物語本編には直接的に影響はしない。原作での設定などは新世紀エヴァンゲリオンの登場人物を参照。

碇 シンジ(いかり しんじ)
声 - 緒方恵美
中学2年生の少年。14歳。西日本指令室京都支部所属の運転士で、シンカリオン 500 TYPE EVAの運転士。パイロットスーツは原作のプラグスーツがモチーフ。
第2期ではシンカリオンZ 500 TYPE EVAの運転士として登場。東映太秦映画村に展示された初号機が暴走した巨大怪物体「鬼エヴァ」を、ザイライナー ミュースカイ TYPE EVAとのZ合体により撃退した。
洞木 ヒカリ(ほらき ひかり)、洞木 コダマ(ほらき こだま)、洞木 ノゾミ(ほらき のぞみ)[53]
声 - 3人とも岩男潤子[54][55]
ヒカリはシンジのクラスメイト。コダマは姉で工科大学に通う20歳、ノゾミは妹でサッカーが得意なやんちゃでおませな小学生。名前は3人とも新幹線にちなむ。コダマ・ノゾミは原作には名前以外登場せず、「新幹線:エヴァンゲリオンプロジェクト」での「500 TYPE EVA」運行を記念してオリジナルキャラクターとして容姿が設定、アニメーション作品への登場は本作が初であった。
姉妹の乗った車の前にハヤトが飛び出したことで出会い、熱海駅からE5はやぶさの待機する箱根湯本駅まで送り届ける。その際のハヤトとの会話で、ヒカリやコダマはハヤトが別世界から来たことを察する。
綾波 レイ(あやなみ れい)、惣流・アスカ・ラングレー(そうりゅう・あすか・らんぐれー)
声 - 林原めぐみ(レイ)、宮村優子(アスカ)
シンジやヒカリと同じ学校に通う少女たち。「箱根湯本えゔぁ屋」(実在する公式ショップ)前を通るハヤトを目撃し、シンカリオンの運転士であることを知っているような会話を交わす。
第2期ではザイライナー ミュースカイ TYPE EVAのZコードを探索して名古屋駅を訪れる。
葛城 ミサト(かつらぎ みさと)
声 - 三石琴乃
新幹線超進化研究所西日本指令室の指令員として、シンジが運転する500 TYPE EVAのオペレーションを行う。音声のみの登場で、第1期第31話の予告は原作の予告をイメージしたナレーションで行われた[56]
碇 ゲンドウ(いかり げんどう)
声 - 立木文彦
第2期でシンたちと遭遇。時刻表に「東京駅」が存在することから異世界に来たことを察し、巨大怪物体「鬼エヴァ」に対応すべく西日本指令室京都支部を訪れる。京都支部指令長代理の本庄から指令席を譲られ、Z合体の超進化ブレーカー起動も担当した。

登場機体・玩具

「シンカリオン」および「シンカリオンZ」シリーズの玩具は、前述のとおり多くのシンカリオンはプラレール同様に3両編成を基本としている。先頭車両が上半身と腕に、後部車両は下半身と両足に変形し、中間車両は武器を収めるための箱になっている。玩具安全基準のSTマークを取得している。商品はベトナム製。

シンカリオン

新幹線超進化研究所によって開発された、新幹線車両から変形する対巨大怪物体用の人型ロボット。運用するためには各車両ごとに適合する運転士が必要となる。超進化速度(1225km/h=音速) まで加速することで、ロボット形態である『モードシンカリオン』(玩具版では「シンカリオンモード」)へと変形する。通常は新幹線形態である『モードシンカンセン』(玩具版では「シンカンセンモード」)で格納庫に待機しており、出動の際には捕縛フィールドの最寄りの場所(超進化研究所の各指令室・支所)まで特別ダイヤを組んで各新幹線の路線を使い移動する。また、戦闘の際にも各新幹線の路線を経由し捕縛フィールド付近に向かい、そこから分岐した光のレールを通って捕縛フィールドに突入する。

運転士が運転室に入ると、インカムつきのパイロットスーツが自動的に装着される。このスーツを装着した運転士は、身体の動きがシンカリオンに連動する。インカムは指令室や他の運転士との相互通信用。運転室から出るとスーツ装着は自動解除となり、元の姿に戻る。発進時は、適合する運転士が『シンカギア』のカードリーダ部に専用の『Shinca』をタッチ、「シンカリオン○○(機体名)、出発進行!」と喚呼し、シンカギアのレバーを下げることで発進する。変形時には各車両のロゴマークが光り(ドクターイエローと923ドクターイエローは除く)、700シリーズの3機と500こだま(500 TYPE EVAも含む)・ドクターイエロー・E5はやぶさ MkIIを除く各シンカリオンは先頭車と後尾車の先端同士を連結し、先頭車が上半身、後尾車が下半身を構成する。稼働限界は、長期戦の場合は予備電源を使えば約2時間とされ、補給・再起動には最低20時間ほど要する(いずれも推定)。玩具のシンカリオンはディフォルメされた車両からシンカリオンモードへ変形するが、アニメでは実車と同等の長さの車両から玩具と同様の形状に変形するため、変形する際に各部が収縮し格納される描写がある。

開発は当初E2系をベースに試作機「シンカリオン E2」が作られるが、「第1回超進化速度到達実験」の爆発事故で失われ、残された機体の後尾車が大宮支部に留置されている。また、シリーズ構成の下山健人からは、試作にはE3系も使用されていた可能性が示唆されている[57]

実際のE5系
諸元
シンカリオン E5 はやぶさ
全長 40m
26.5m(アニメ版)
重量 100t
武装 カイサツソード
グランクロス
搭乗者 速杉 ハヤト、ゲンブ(劇場版)
シンカリオン E5 はやぶさ
JR東日本E5系をベースに開発されたシンカリオン。脚部のスラスターにより高速機動を可能としているほか、空中の浮遊物へ飛び移ることも可能。玩具では背部にウイングを装備することで性能を強化することもできる。
使用武器は「カイサツソード」。使用の際は敵の周辺に自動改札機型のエネルギーを発生させ、フラップドアを閉じて敵の動きを封じる。適合率が上昇すると「超カイサツソード」へと強化される(玩具では前述のウイングを装備すると強化される)。また、必殺技は胸部のE5系先頭部の連結器カバーを開いて粒子ビームを発射する「グランクロス」。
諸元
シンカリオン E5 はやぶさ MkII
全長 27.5m
重量 125t
武装 カイサツブレード
デュアルグランクロス
搭乗者 速杉 ハヤト(第64話以降)
シンカリオン E5 はやぶさ MkII
E5はやぶさ同様JR東日本E5系をベースとするシンカリオンで、E5はやぶさの後継機。中間車の一部が鳥型サポートメカ「上空探査機ハヤブサ」に変形して、偵察や支援機として援護する。
使用武器は刀身が線路を模した「カイサツブレード」で、通常は自動改札機型の鞘「ブレードケース」に収めている。必殺技のグランクロスは砲口が2門に増強された「デュアルグランクロス」となっている。
また、他のシンカリオンとのオーバークロス合体の機構を備えている。オーバークロス合体の際には上空探査機ハヤブサの翼をバックパックとして装備され、飛行能力が付与される。
実際のE6系
諸元
シンカリオン E6 こまち
全長 38.5m
25m(アニメ版)
重量 95t
武装 フミキリガン
フミキリライフル
フミキリキャノン
搭乗者 男鹿 アキタ
シンカリオン E6 こまち
JR東日本E6系をベースに開発されたシンカリオン。脚部のホイールにより障害物の多い場所や狭い場所でも高速移動が可能。高い敏捷性と射撃系の主武装により、ある程度の距離を置いた敵との戦闘を得意で、接近戦や格闘戦に持ち込まれると苦戦する[58]
使用武器は2丁の「フミキリガン」。正確性を重視した2丁拳銃としての運用のほか、長距離狙撃に適したライフルモードの「フミキリライフル」、火力重視のキャノンモードの「フミキリキャノン」など多彩な運用が可能。また、放水銃や火炎放射銃として使うことも可能。頭部には射撃用スコープ「ナマハゲゴーグル」が装備されており、これを下ろすことで正確な射撃および敵の弱点解析が行える。
後述のE3 つばさと同様に、E5やE7といったフル規格新幹線が入線できない秋田山形新幹線に入線することが可能。
実際のE7系
諸元
シンカリオン E7 かがやき
全長 40m
26m(アニメ版)
重量 110t
武装 シャリンドリル
シャリンドリル・パワードモード
搭乗者 大門山 ツラヌキ
シンカリオン E7 かがやき
JR東日本E7系をベースに開発されたシンカリオン。脚部はクローラーとなっており、荒地でも最大の力を発揮することが可能。E5・E6に比べて装甲が厚く拳部分も強化されており、接近しての格闘戦が得意とする。一方でスピードは他の2体に劣るため遠距離攻撃が得意な敵や、一撃離脱戦法を用いる素早い敵からとの戦いでは苦戦を強いられる。
使用武器はE7系の台車をベースに開発された「シャリンドリル」。どんな相手も貫くほどの凄まじい威力を誇るが、非常に重量があるため本機のパワーがないと扱いが難しい武器となっている。後に2倍以上のサイズの強化形態の「シャリンドリル・パワードモード」へと強化される。
実際のE3系1000番台
諸元
シンカリオン E3 つばさ
全長 38.5m
25m(アニメ版)
重量 95t
武装 フミキリシュリケン
搭乗者 月山 シノブ
シンカリオン E3 つばさ
JR東日本E3系1000番台(新塗装)をベースに開発されたシンカリオン。塗色は2014年から施工された新塗装となっている。E5やE7などのフル規格新幹線をベースにしたシンカリオンが入線できない山形新幹線区間をカバーするため、山形局地戦専用シンカリオン[59]として開発される。
使用武器は遠近両用の赤い「フミキリシュリケン」。2分割させ両手に持つ「クナイモード」、合体させて大きな手裏剣として使用する「シュリケンモード」の2つの運用がある。また、スピードを活かして分身の術を使い、戦線を離脱する際には掌から煙幕を放つなど、忍者を意識した武装が特徴。アニメ作中ではクレアツルス・ホリッドブロッサムの攻撃を受けて機体を損傷し、一時代替機としてアイアンウイングが使用される。
玩具ではE3つばさ フレアウイングの名称となっており、後述のアイアンウイングとは兄弟機として扱われる。連結して出動することも多く、E3両機のリンク合体は「連結モード」と呼ばれる。連結モードでは2機のフミキリシュリケンが合体し「シュリケンソレイユ」となる。
実際のE3系1000番台(旧塗装)
諸元
シンカリオン E3 つばさ アイアンウイング
全長 38.5m
25m(アニメ版)
重量 95t
武装 真・フミキリシュリケン(アニメ版)
搭乗者 月山 シノブ
セイリュウ
シンカリオン E3 つばさ アイアンウイング
JR東日本E3系1000番台(旧塗装)をベースに開発されたシンカリオン。塗色は実車就役時の明るい銀色と灰色の2色の塗り分けに緑色の帯を配した旧塗装となっている。
性能や武装などはE3 つばさとほぼ同様。
実際のN700系1000番台(N700A)(画像はN700系2000番台)
諸元
シンカリオン N700A のぞみ
全長 ノーマルモード:40m/26.5m(アニメ版)
アドバンスドモード:45m/27.5m(アニメ版)
重量 100t(ノーマルモード)
140t(アドバンスドモード)
武装 アドバンスドアーム、クルマドメシールド(アドバンスドモード)
マクラギヌンチャク(タツミ搭乗時)
搭乗者 清州 リュウジ→清州 タツミ
シンカリオン N700A のぞみ
JR東海N700系1000番台(N700A)をベースに開発されたシンカリオン。N700Aの高性能はそのままにハイレベルな活躍が可能で、特に格闘戦能力に重きが置かれている。通常時の「ノーマルモード」に加え「デュエルモード」「アドバンスドアーム」の2形態を備える。
デュエルモードは一対一での戦闘に特化した形態で、発動すると周囲に特殊バリアを展開して外部からの干渉を受けない。アドバンスドモードは中間車1両が追加で合体する性能強化形態で、右腕に「アドバンスドアーム」と呼ばれる巨大な腕に変形し、左腕に「クルマドメシールド」を備え、頭部がヘッドギア状に変形する。
必殺技はノーマルモードの「エアロダブルスマッシュ」、アドバンスドモードの「ドラゴンナックル」が使用可能。
また、運転士がタツミに交代すると、武装として「マクラギヌンチャク」を2つ追加される。
また、第2期の16話のソウギョクの妄想の中で登場した。
実際のH5系
諸元
シンカリオン H5 はやぶさ
全長 40m
26.5m(アニメ版)
重量 100t
武装 カイサツソード
搭乗者 発音 ミク[22]
シンカリオン H5 はやぶさ
JR北海道H5系をベースに開発されたシンカリオン。スピードや機動性、武装はE5と同様だが、ユーバリ・ヒート・システム(YHS)と呼ばれる発熱システムがボディやカイサツソードに内蔵されている。また、頭部がH5系のロゴマークをベースにした白いデザインとなっていることと、腰回りのパーツ構成に若干の相違がある。
実際の800系1000番台(新800系)
諸元
シンカリオン 800 つばめ
全長 26.5m(アニメ版)
重量 95t(アニメ版)
武装 パンタグラフアロー
搭乗者 大空 レイ
シンカリオン 800 つばめ
JR九州800系1000番台・2000番台(新800系)をベースに開発されたシンカリオン。空中の敵への対処能力を高めるためにダブルウイングシステムを搭載し、これにより飛行が可能になっている。
使用武器は「パンタグラフアロー」。
実際の500系7000番台
諸元
シンカリオン 500 こだま
全長 45m
27m(アニメ版)
重量 120t
武装 シンゴウスピア
ミサイルポッド、ミサイルシールド
搭乗者 速杉 ホクト
シンカリオン 500 こだま
JR西日本500系7000番台をベースに開発されたシンカリオン。4両で変形するシンカリオンで、8両編成の1・2・7号車の3両でボディを構成し、8号車は脚部ミサイルポッドとミサイルシールドに変形する。
500系の性能をフルに活用した攻撃型のシンカリオンで、全車電動車の高出力を活かして全身から大量のミサイルを発射することが可能である。また、その大量のミサイルを活かし、敵の攻撃を撃ち落としながら攻撃に転じることが可能である。
使用武器としてシンゴウスピアを装備しており、スピア(槍)として使用することができる他、ライフルモード・メイスモードへ変形させることが可能である。
第23話より、不測の事態に備えて大人でも操縦できるシンカリオンとして試験的に開発が進められていたこと、運転士をホクトが務めること、500こだまでの出撃に備えてホクトが厳しい訓練を受けていたことが明かされ、以降本格的に登場している。大人でも操縦できるものの、適合率が他のシンカリオンに比べて低いなど、未だ改良の余地は多い。
実際の500 TYPE EVA
諸元
シンカリオン 500 TYPE EVA
全長 28.5m
重量 123t
武装 シンゴウスピア
カイサツトライデント
搭乗者 碇 シンジ
シンカリオン 500 TYPE EVA
使徒型バチガミの持つA.T.フィールドに対抗するために、2015年11月7日より2018年5月13日まで山陽新幹線で運行された500系7000番台V2編成(500 TYPE EVA)をベースに、『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する特務機関NERVと共同で緊急極秘開発されたシンカリオン。
500こだまが持つ本来の性能に加え、対使徒型バチガミ用の性能の引き上げが各部に実施されており、ミサイルシールドは使徒型バチガミ同様にA.T.フィールドを発生させることが可能となっている。また、500こだま同様に近接戦闘用の装備としてシンゴウスピアを所持するが、色が赤に変更されている。
第2形態が存在し、この形態においてはヘッドパーツにエヴァンゲリオン初号機を模したパーツが形成され、さらにリミッターの解除によって全機能の性能が向上するなど、より闘争に特化した形態となる。
アニメ版では第17話に新幹線車両として登場。第31話で、熱中症で意識を失ったハヤトの夢の中にシンカリオンとして登場し、地上波放送版では変形BGMに『残酷な天使のテーゼ』が使用された[60]。ただし、原型となる500こだまとは武器を持つ手が左右逆になっている。また、アニメ版では変形中に前述のエヴァ初号機を模したヘッドパーツが形成され、玩具版での第2形態に直接変形した他、玩具版では赤に設定されていたシンゴウスピアの色は通常の500こだまと同色で、カイサツトライデントへの変形後に赤に変化している。劇中ではE5はやぶさからカイサツソードを借り、シンゴウスピアをカイサツトライデントに変形させてキングシトエルのA.T.フィールドを破壊する。
実際のハローキティ新幹線
諸元
シンカリオン ハローキティ
全長 リンゴ積載トラック5台分[61]
重量 リンゴ積載トラック3台分[61]
武装 シンゴウスピア
リボンステッキ
ミサイルシールド
(リンゴミサイル内蔵)[61]
シンカリオン ハローキティ
コラボPVで登場。2018年6月30日から山陽新幹線で運行されている500系 ハローキティ新幹線が変形する、周りの人々を幸せにすることのできる力を持った大型ロボット。モードチェンジでハローキティのリボンを模したヘッドパーツを装着したハローキティモードに変形する。シンゴウスピアから変形したリボンステッキはどんな相手のハートも鷲掴みにする。
また、第2期の16話のソウギョクの妄想の中で登場した。
諸元
シンカリオン トリニティー
全長 55m
28m(アニメ版)
重量 140t(アニメ版)
武装 トリニティーハルバード
トリニティーストライク
シンカリオン トリニティー
700のぞみ・700ひかりレールスター・N700みずほの3機がトリニティー合体により合体したシンカリオン。性能は謎に包まれているが、トップクラスの性能を持つとされている。使用武器は、700シリーズそれぞれの武器を合体させたトリニティーハルバード。必殺技はE5はやぶさのグランクロス同様、各車両先頭部の連結器カバーを開いて粒子ビームを同時に発射するトリニティーストライク。威力はグランクロスを大きく上回る。
3体のいずれが中心になるかによって、以下の3つの形態をとる。
  • トリニティー N(ネオ) - 700のぞみが中心、右腕右脚が700ひかりレールスター、左腕左脚がN700みずほで構成される基本形態。
  • トリニティー H(ハイパー) - 700ひかりレールスターが中心、右腕右脚がN700みずほ、左腕左脚が700のぞみで構成される狙撃重視形態。
  • トリニティー M(メガ) - N700みずほが中心、右腕右脚が700のぞみ、左腕左脚が700ひかりレールスターで構成される格闘重視形態。
なお、アニメでは700のぞみが中心になる形態のみが登場する。
実際の700系3000番台
諸元
シンカリオン 700 のぞみ
全長 30m
19m(アニメ版)
重量 45t
武装 シンカブレード
搭乗者 五ツ橋 ジョウ
シンカリオン 700 のぞみ
JR西日本700系3000番台をベースに開発されたシンカリオン。1両だけで変形するシンカリオンであり、車両の中央付近で分割され前部が上半身、後部が下半身となる。後述する700ひかりレールスター・N700みずほと合わせて、シンカリオン 700シリーズと呼ばれる。玩具版では700シリーズは、下半身と武器台座がギガブースターに変形することが可能であり、2両で変形するシンカリオンの背中に合体することが可能とされている。
バランスタイプとして性能が調整されており、車両の総合性能の高さを活かしてどんな場面でも活躍できるようになっている。
使用武器は専用ICカード『Shinca』をモチーフにしたシンカブレード。また、玩具ではギガブースターに変形してE5はやぶさの背中に合体すると、シンカブレードが超カイサツソードと合体してシンカイサツソードへと強化される。
実際の700系7000番台(Rail Star)
諸元
シンカリオン 700 ひかりレールスター
全長 30m
19m(アニメ版)
重量 45t
武装 カンカンガン
搭乗者 五ツ橋 ギン
シンカリオン 700 ひかりレールスター
JR西日本700系7000番台をベースに開発されたシンカリオン。700のぞみと同様に1両だけで変形するシンカリオンであり、シンカリオン 700シリーズの1機。
使用武器は踏切をモチーフにしたカンカンガン。遠距離からの狙撃に優れており、正確な狙撃で仲間をサポートする。通常時は大きな警報音を響かせるが、音を発さないサイレントモードにすることも可能である。また、玩具ではギガブースターに変形してE6こまちの背中に合体すると、カンカンガンがフミキリガンと合体してトリプルフミキリガンへと強化される。
実際のN700系7000番台
諸元
シンカリオン N700 みずほ
全長 30m
19m(アニメ版)
重量 45t
武装 ドウリンハンマー
搭乗者 霧島 タカトラ
シンカリオン N700 みずほ
新幹線モード:N700系7000・8000番台みずほ
全長:30m(アニメ版では19.0m)
重量:45t
運転士:霧島 タカトラ
JR西日本・JR九州N700系7000・8000番台をベースに開発されたシンカリオン。700のぞみと同様に1両だけで変形するシンカリオンであり、シンカリオン 700シリーズの1機。
使用武器は動輪をモチーフにしたドウリンハンマー。パワーに優れており、そのパワーを活かした攻撃を得意としている。また、玩具ではギガブースターに変形してE7かがやきの背中に合体すると、ドウリンハンマーがシャリンドリルと合体してダイシャリンドリルへと強化される。
アニメ版では第34話から本格的に登場。700シリーズでは唯一、超進化研究所門司支部の所属だが、後述のシンカリオン トリニティーとして運用される都合上、超進化研究所京都支部に委託する形で配属されている。
実際の新幹線923形ドクターイエローT4編成
諸元
シンカリオン ドクターイエロー
全長 35m
重量 255t
武装 レーザーウェポン
搭乗者 清州 リュウジ
シンカリオン ドクターイエロー
アニメ版で登場。JR東海923形新幹線電気軌道総合試験車(ドクターイエロー)T4編成をベースに開発されたシンカリオン。
5両で変形するシンカリオンであり、アニメ版のシンカリオン中で全長と重量の数値が最も大きい。
使用武器は状況に応じて変形可能なレーザーウェポンを装備。接近戦では剣状のレーザーソード、ガン形状のレーザーブラスターに変化させ、あらゆる敵に対応が可能。また、周囲に小型のバリアを張るケンソクレーザーシールドを展開可能。このシールドは、N700Aのぞみのデュエルモードをベースにして開発された。頭部には相手の弱点などを探るレーザースキャンを搭載しており、一撃で相手を撃退する攻守共に圧倒的な力を持ったシンカリオンである。
諸元
シンカリオン 923 ドクターイエロー
全長 26.5m
重量 100t
武装 レールガン
搭乗者 速杉 ホクト→清洲 リュウジ
シンカリオン 923 ドクターイエロー
アニメ版で登場。ドクターイエローと同じJR東海923形新幹線電気軌道総合試験車(ドクターイエロー)T4編成をベースに開発されたシンカリオン。
前述のドクターイエローと異なり、これまで登場した多くのシンカリオン同様に2両で変形し、500こだまと同じく大人でも運転できるように開発されている。ドクターイエローの後継機としてではなく、E5はやぶさ MkIIとのオーバークロス合体に対応するために開発された。
使用武器は変形可能なレールガン。長距離戦では銃形態のレールガンに、接近戦では剣形態のトロリブレードに変形させることで、あらゆる敵に対応が可能。。頭部にはドクターイエロー同様、相手の弱点などを探るスキャンアイカメラが搭載されており、移動する相手を追尾することもできる。
諸元
ブラックシンカリオン
全長 26.5m(ノーマルモード)
19.5m(ドラグーンモード)
34m(バーサーカーモード)
重量 100t(ノーマルモード)
150t(ドラグーンモード)
120t(バーサーカーモード)
武装 ダークカイサツソードなど全7種(ノーマルモード及びバーサーカーモード)
デスグランクロス(ノーマルモード)
ドラゴンレールアタック(ドラグーンモード)
ヘルグランクロス(バーサーカーモード)
搭乗者 セイリュウ
ブラックシンカリオン
アニメ版で初登場した、シンカリオンと対を成す黒いシンカリオン。シンカリオンと同じく『ブラックシンカギア』と『ブラックShinca』により、新幹線形態からシンカリオンへと変形する。また、中間車は武器などの全装備と合体して金色のドラゴンとなり、ブラックシンカリオンを乗せて飛行することができる。
当初は新幹線網に突如として現れる神出鬼没の謎の列車「漆黒の新幹線」として、高速で走行しながら車体から放出する黒い粒子で周りの建造物などに作用し、巨大怪物体を誕生させている。漆黒の新幹線とは新幹線超進化研究所が名付けたコードネームで、その名の通り車体は黒色で赤い帯が入る。また、先頭車と後尾車の形状は異なっている。後述の巨大怪物体と同様に動力源は不明で、架線の電力は使用していない。また、第34話で大鳴門橋の下層部(新幹線用スペース)、第35話で鹿児島市中心部の上空に光のレールを現出させることで、レールが敷設されていない場所でも走行できる事が明らかとなった。
スザクによればブラックシンカリオンはイザから戦闘で使うことを禁じられていたが、セイリュウが乗り込み、有楽町駅付近で停車後に捕縛フィールド内で超進化速度まで加速して変形し、シンカリオンと初交戦する。武器はダークカイサツソード・ダークフミキリガン・ダークシャリンドリル・ダークフミキリシュリケン・ダークドラゴンナックル・ダークスワローウイング・ダークミサイルポッドといったシンカリオンに準じた武器を7種類装備。必殺技はグランクロス同様に胸部から粒子ビームを繰り出すデスグランクロス。戦闘能力は非常に高く、N700Aのぞみをも圧倒するが、リュウジのアドバイスにより連帯感を増した6機のシンカリオンの連係攻撃の前に撤退を余儀なくされる[21]
第25話では超進化研究所を破壊すべく上越新幹線を高速で南下。速過ぎて捕縛できなかったため、必ず減速するであろうと出水が推察した東北新幹線との合流点付近で捕縛フィールドを射出されてフィールド内に封じられる。
第47話におけるE5 × ドクターイエローとの戦い以降、仲間としてクレアツルスやトラメとの戦いに苦戦するハヤトたちに助太刀するようになる。超進化研究所のシンカリオンたちと比べ、酸やアルカリなどの毒に対する耐性が高い。第69話でソウギョクの手により強奪されてしまうが、第73話でヤクモにより返却される。
アニメに続き玩具でも登場し、シンカンセンモード、シンカリオンモード(ノーマルモード)の他、全装備と中間車が合体したドラゴンと合体し、竜騎士の姿であらゆる角度から攻撃を仕掛けられるドラグーンモード、全装備を鎧として身に纏う最終形態のバーサーカーモードの4形態にモードチェンジできることが明らかとなった[62]
タカラトミー公式Twitterによると、品切れになるほどの人気作になっている[63]
ブラックシンカリオン ドラグーンモード
第25話で登場。N700Aのぞみのアドバンスドモード同様に、モードチェンジカードをブラックシンカギアの上部スロットに挿入し「チェンジ、ドラグーンモード!」と叫ぶことで、ブラックシンカリオンの上半身と下半身が分離した後にドラゴンが現れ、そのドラゴンの尾と後脚が分離した後部に下半身が変形した後部車両が合体し、さらに後部車両に後脚だったパーツが合体。ドラゴンの背面にブラックシンカリオンの上半身が合体し、ドラゴンの尾となっていたダークシャリンドリルを装備することで竜騎士の姿となる。
E6こまち・E7かがやき・E3つばさと対峙し、ジェットコースターのように曲折したビームレールを出現させ、その上を火球を連続で放ちながら走行し、突進するドラゴンレールアタックで3機を窮地へと追い込む。「捕縛フィールドの中では敵に分がある」というリュウジの進言で、E6こまち・E7かがやき・E3つばさの3機に押さえ込まれる形で超進化研究所の地下試験場へ転送される。
ブラックシンカリオン バーサーカーモード
第25話で、イザから授かった新たなモードチェンジカードをブラックシンカギアに挿入し、変形した姿。ドラグーンモードからノーマルモードに再変形後、ドラゴンを構成していた全装備(中間車を除く)を鎧として装着する。必殺技は胸部から粒子ビームを放つヘルグランクロスで、威力はデスグランクロスを上回る。N700Aのぞみ、応援に駆け付けたH5はやぶさ、800つばめの3機を圧倒し、N700Aのぞみを起動停止に追い込む。さらにE5 × 500と対峙し超グランクロスを凌ぎきって善戦するも、充電を完了したE5 × 500による2度目の超グランクロスを受けて敗北、撤退した。
第46話でE5はやぶさおよびドクターイエローと捕縛フィールドで対峙、E5 × ドクターイエローと激しい戦いを繰り広げる。その際双方エネルギーが急激に高まり、運転士のハヤトとセイリュウの二人が精神世界へ飛ばされたため、一旦は両者機能停止してしまうが、決着をつけるため再起動し、最後はへルグランクロスとウルトラグランクロスとのぶつかり合いで敗れ、完全に敗北する。
ブラックシンカリオン 紅(くれない)
シャショットを乗せたまま出撃した状態で超進化速度に加速した瞬間、超進化速度を超えてその3倍となる3675km/hに達し、シャショットとインターロックして変形した際に機体全体が赤くなり、本来の性能が覚醒した姿。運転士のセイリュウのマスクが割れ、パイロットスーツ姿も一新された。武器のダークカイサツソードも、パワーアップした超ダークカイサツソードになり、さらにE6こまちやE3つばさアイアンウィングも超えるスピードを誇る。必殺技は胸部から粒子ビームを繰り出すデスグランクロス。名称はノーマルモードと同じだが、威力はバーサーカーモードのへルグランクロスより増している。第56話以降、セイリュウの適合率が上昇するとシャショットなしで紅に変形している。
諸元
ブラックシンカリオン オーガ
全長 28m
重量 135t
武装 フリーゲージカナボウ
搭乗者 キリン、ソウギョク、ビャッコ
ブラックシンカリオン オーガ
アニメ版で初登場した、ブラックシンカリオンに代わる敵方の新たな黒いシンカリオン。第65話から謎の新幹線として初登場。第71話でモードシンカリオンの形態を初めて披露する。E5はやぶさ MkIIと対をなす機体のため、3両でE5はやぶさ MkIIと同様の変形をする。
武器は2本の「フリーゲージカナボウ」。
謎の新幹線としての姿は、ブラックシンカリオンのモードシンカンセン(漆黒の新幹線)に酷似しているが、シンカリオンやブラックシンカリオンが走行する事ができない在来線(狭軌の軌道)を走行することが出来るフリーゲージ機能を持つ。また、漆黒の新幹線や黒い貨物列車同様、ルクスヴェテ(黒い粒子)を発しており、その粒子により過去にハヤトたちが戦った巨大怪物体を以前より強化した状態で再生させる力もある。
その力はブラックシンカリオン 紅と互角以上とも目されているが性能は未知数で、第71話で「デモンストレーション」と言いながらもE6こまち・E7かがやき・E3つばさ・E3つばさ アイアンウイングの4機を圧倒し、E5はやぶさ MkIIに対しても終始優位を保っている。
キリンが言うには、「自身の案を元にドクター・イザが建造したモノ」だとされる。
ブラックシンカリオン オーガ ライジングモード
第73話から登場した、ブラックシンカリオン オーガとブラックハヤブサ(E5はやぶさ MkIIの上空探査機ハヤブサにあたるもの)が合体した形態。外観には雷神の意匠が盛り込まれている。
武器はフリーゲージカナボウ2本を一体化させたヒライシンブレードで、必殺技はヒライシンブレードに大気中の電気を集めて放つカイセイサンダー。
ブラックシンカリオン バーサーカーモードにより地底世界へ連れ戻され、対峙したブラックシンカリオン バーサーカーモードとE5 MkII × 923ドクターイエローを圧倒するが、ブラックシンカリオン バーサーカーモードから分離したドラゴンとブラックシンカリオンおよびE5 MkII × 923ドクターイエローに押さえ込まれ超進化研究所・名古屋支部へ転送される。最終決戦で全シンカリオンを圧倒して退却にまで追い込むと、名古屋支部を脱出し東京へ向かう。しかし、諦めずに追撃してきたE5 MkII × ブラックシンカリオン 紅により倒される。
劇場版ではソウギョクが搭乗し、チーム・シンカリオンを別の時代に送ることに成功するが、ビャッコによってソウギョクは撃退され、その後はビャッコが搭乗して東京駅でのヴァルドルとの最終決戦に臨む。
実際のALFA-X
諸元
シンカリオン ALFA-X
全長 アルファモード:25.5m
エックスモード:31.5m
重量 100t(アルファモード)
220t(エックスモード)
武装 シャリョウブレード(アルファモード)
レンケツシャリョウブレード、エックスグランクロス(エックスモード)
搭乗者 少年ホクト
シンカリオン ALFA-X
劇場版に登場する、JR東日本高速運転試験車両E956形(ALFA-X)をベースに開発されたシンカリオン。ブラックシンカリオンオーガとの決戦から3か月後に確認された宇宙からの未確認人工物体(ヴァルハラン)との戦闘を想定して、超進化研究所で極秘裏に開発が進められていた最新鋭のシンカリオンで、現在と未来を繋ぐ機体と呼ばれる。
シンカリオン E5はやぶさをベースにしており、5両編成で構成。先頭車と後尾車の2両で合体する機動性重視のアルファモードと、5両全てが合体するパワー重視のエックスモードの2形態に変形できる。必殺技はエックスグランクロス。

リンク合体

2機のシンカリオンを合体させるシステム。上半身となるシンカリオンをベースに、下半身となるシンカリオンに準じた性能が強化または追加される。具体例を挙げるとE5にE7が合体するとパワーが強化され、E5に800が合体すると飛行能力が追加される。合体時には上半身となるシンカリオンの頭部に、下半身となったシンカリオンの車体カラーに対応したヘッドギアが装着される。

アニメにおいては合体のためにはそれぞれの運転士たちが呼吸を合わせることが必要で、合体時に上半身となったシンカリオンの下半身、および下半身となったシンカリオンの上半身と運転士は別の場所に転送される。以下は、アニメに登場したリンク合体形態。

シンカリオン E5 + E7
E5はやぶさの上半身にE7かがやきの下半身がリンク合体した形態。
カイサツソードとシャリンドリルを装備している。なお、E7かがやき単体ではシャリンドリルを右腕に装着しているが、リンク合体時は右腕にカイサツソードを装備しているため、シャリンドリルは左腕に装着される。第43話では、シャリンドリル・パワードモードを必殺武器の超シャリンドリルとして使用している。
シンカリオン E5 + E6
E5はやぶさの上半身にE6こまちの下半身がリンク合体した形態。
カイサツソードとフミキリキャノンを装備している。第9話では超カイサツソードを使用している。
シンカリオン E5 + 800
E5はやぶさの上半身に800つばめの下半身がリンク合体した形態。
カイサツソードとパンタグラフアローを装備。また背面に800つばめのスワローウイングが装備されるため、空中戦にも対応できる。
シンカリオン E6 + E3
E6こまちの上半身にE3つばさの下半身がリンク合体した形態。
フミキリキャノンとフミキリシュリケンを装備している。機動力に優れたE6と敏捷性に優れたE3両機の合体により、超高速による攻撃回避が可能となる。必殺技も超フミキリシュリケンと超フミキリキャノンにパワーアップしている。

クロス合体

4両以上で変形するシンカリオンを、2両で変形するシンカリオン(以下「対象機体」)と合体させるシステム。具体的には500こだま・ドクターイエローとE5などとの合体を指すが、それぞれ合体の形態が異なる。頭部には500こだまの場合は金色で大型のヘッドギア、ドクターイエローの場合は通常のドクターイエロー頭部のヘッドギアが装着される。

アニメにおいては運転士の適合率を上昇させるためのシステムとされ、ドクターイエローの場合は合体実現には双方の運転士の適合率が0.2%以内の誤差でないと合体できないという制約もあった。以下は、アニメに登場したクロス合体形態。

諸元
シンカリオン E5×500
全長 31m
重量 180t
武装 カイサツトライデント
超グランクロス
シンカリオン E5×500
E5はやぶさと500こだまがクロス合体した形態。E5はやぶさのカイサツソードが500こだまのシンゴウスピアと合体し、カイサツトライデントに進化している。
アニメでの必殺技は、「グランクロス」を上回る大出力の粒子ビームを発射する超グランクロス。しかし、電力の消費が激しく一発しか撃てないという欠点がある。このため第27話では、地下試験場を除く研究所の全電力を充電することで2発目の超グランクロスを発射している。その後バージョンアップを行なった結果、第61回では複数回の超グランクロスを発射している。
なお、玩具においてはE5はやぶさのほかにE6こまち・E7かがやき・H5はやぶさ・E3つばさ/E3つばさアイアンウイング(旧製品版のE3つばさフレアウイング/アイアンウイングも含む)・800つばめ・N700Aのぞみが500こだまとクロス合体可能となっている。
諸元
シンカリオン E5×ドクターイエロー
全長 38m
重量 275t
武装 ウルトラグランクロス
シンカリオン E5×ドクターイエロー
E5はやぶさとドクターイエローがクロス合体した形態。ブラックシンカリオン バーサーカーモードを圧倒する力を持つ。
合体するには、両運転士の適合率の差を0.2%以内に合わせなければならない。
必殺技は、超グランクロスをさらに上回る大出力の粒子ビームを発射するウルトラグランクロス。E5 × 500の弱点であった電力の大量消費を解消するために、背中のウイング上の翼に大気中のエネルギーを収束して発射する。
500こだま同様玩具においてはE5はやぶさのほかにE6こまち・E7かがやき・H5はやぶさ・E3つばさ/E3つばさアイアンウイング(ただし、旧製品版とは構造が異なるため合体は不可能である)・800つばめ・N700Aのぞみ・ブラックシンカリオンがドクターイエローとクロス合体可能となっている。
シンカリオン E5 × 500 TYPE EVA
玩具版のみに登場。E5はやぶさと500 TYPE EVA(第2形態)がクロス合体した形態。双方の機体の本来の限界以上の性能を引き出すことが可能となり、「神に近い存在」と形容されるほどの破壊力を持った状態となる。また、カイサツトライデントにA.T.フィールドを無効化する「アンチA.T.フィールド」が備わり、使徒型バチガミを殲滅することが可能となる。
なお、玩具においてはE5はやぶさのほかにE6こまち・E7かがやき・H5はやぶさ・E3つばさ/E3つばさ アイアンウイング(旧製品版のE3つばさ フレアウイング/アイアンウイングも含む)・800つばめ・N700Aのぞみが500 TYPE EVAとクロス合体可能となっている。

オーバークロス合体

E5はやぶさ MkIIと別の2両編成のシンカリオン(以下「対象機体」)を合体させるシステム。上半身は対象機体を挟み込む形でE5はやぶさ MkIIが合体し、下半身は対象機体の下半身にE5はやぶさ MkIIの下半身が分離・変形したパーツが装着される。鳥型サポートメカ「上空探査機ハヤブサ」は分離して腕先と翼および腰部と太腿のアーマーを構成し、頭部はE5はやぶさ MkIIに対象機体に対応したヘッドギアが装着される。合体相手が800つばめ以外の対象機体との合体でも飛行が可能。必殺技のオーバーグランクロスは、それぞれ対象機体に応じてパワーアップされ名称も変化する。

劇場版ではブラックシンカリオン オーガを主機体としたオーバークロス合体も登場した。

以下は、アニメ・劇場版で登場したオーバークロス合体形態。

諸元
シンカリオン E5 MkII × ブラックシンカリオン 紅
全長 30.5m
重量 245t
武装 オーバークロス紅グラインダー
オーバーグランクロス
シンカリオン E5 MkII × ブラックシンカリオン 紅
E5はやぶさ MkIIとブラックシンカリオン 紅がオーバークロス合体した形態。
ブラックシンカリオン 紅の加速力で空中を早く移動できる。また双方のスペックが非常に高いため、攻撃力も凄まじいものになっている。武器はブレードケースの先端に二振りのダークカイサツソード紅を装着して、これを回転させながら斬りつけるオーバークロス紅グラインダー。必殺技は2機の砲口計3門から放たれるオーバーグランクロス。
諸元
シンカリオン E5 MkII × E6
全長 30.5m
重量 245t
武装 カイサツライフル
オオマガリグランクロス
シンカリオン E5 MkII × E6
E5はやぶさ MkIIとE6こまちがオーバークロス合体した形態。
E6こまちの機動力で敵の攻撃を華麗に回避する。武器はブレードケースに2挺のフミキリライフルを装着して、射撃性を向上させたカイサツライフル。必殺技はオオマガリグランクロス。
諸元
シンカリオン E5 MkII × E7
全長 30.5m
重量 245t
武装 シャリンドリル MkII
イイヤマグランクロス
シンカリオン E5 MkII × E7
E5はやぶさ MkIIとE7かがやきがオーバークロス合体した形態。
E7かがやきのパワーが加わり、攻撃力が増強。E7かがやきのシャリンドリルはシャリンドリル MkIIへとバージョンアップし、増強された回転力で敵を解体するドライバーモードなどの新たなモードが追加されたことで、臨機応変の戦い方が可能になる。必殺技はイイヤマグランクロス。
E5 + E7と同様に、オーバークロス合体時は右腕にカイサツブレードを装備しているため、シャリンドリル MkIIは左腕に装着される。
諸元
シンカリオン E5 MkII × N700A
全長 30.5m
重量 245t
武装 クルマドメシールド MkII
ドラゴンナックル MkII
ミカワアンジョウグランクロス
シンカリオン E5 MkII × N700A
E5はやぶさ MkIIとN700Aのぞみがオーバークロス合体した形態。
N700Aのぞみの格闘能力が加わり、攻撃力が増強。武器はN700Aのぞみ アドバンスドモードで使用するクルマドメシールドがクルマドメシールド MkIIに、ドラゴンナックルがドラゴンナックル MkIIへとバージョンアップする。必殺技はミカワアンジョウグランクロス。
N700Aのぞみ アドバンスドモードとは異なり、オーバークロス合体時は右腕にカイサツブレードを装備しているため、クルマドメシールド MkIIは右前腕部に直接装着され、ドラゴンナックル MkIIは通常の腕先を分離した左腕に装着される。
諸元
シンカリオン E5 MkII × 923ドクターイエロー
全長 30.5m
重量 245t
武装 トリプルグランクロス
シンカリオン E5 MkII × 923ドクターイエロー
E5はやぶさ MkIIと923ドクターイエローがオーバークロス合体した形態。通常の変形に加え、左右に分割した923ドクターイエローの中間車がバックパックとして背面に装着される。
必殺技は2機の砲口計3門から放たれるトリプルグランクロス。
シンカリオン E5 MkII × ALFA-X
劇場版に登場する、E5はやぶさ MkIIとALFA-Xがオーバークロス合体した形態。初の8両合体となるシンカリオン。
武器はクウリキテイコウミサイル、カイサツブレードとシャリョウブレードが合体したカイサツセイバー、必殺技はアルティメットグランクロス。
ブラックシンカリオン オーガ × ブラックシンカリオン 紅
劇場版に登場する、ブラックシンカリオン 紅とブラックシンカリオン オーガがオーバークロス合体した形態。武器は超ダークカイサツソードとフリーゲージカナボウが合体したダークフリーゲージソード。強力な攻撃で、ヴァルドルに取り込まれたALFA-Xを救出する。

シンカリオンZ

新たに来たる脅威に対抗するために強化され、シンカリオンZという呼称に変わる。シンカリオンの強化改造によるものか、あらたに設計・製造されたものかは明言されていない。同じ名称の機体でも旧「シンカリオン」とは各部の意匠が異なり、また玩具としても旧「シンカリオン」と互換性はない。

諸元
シンカリオンZ E5 はやぶさ
全長 26.5m
重量 110t
武装 エキスカリバー
搭乗者 新多 シン
シンカリオンZ E5 はやぶさ
新幹線超進化研究所が初めて開発したシンカリオンZ。JR東日本E5系をベースとしている。スピードが持ち味。使用武器はエキスカリバー。
諸元
シンカリオンZ E6 こまち
全長 26.5m
重量 105t
武装 VVVFブラスター
搭乗者 大曲 ハナビ
シンカリオンZ E6 こまち
2機目のシンカリオンZ。JR東日本E6系をベースとしている。正確な射撃が持ち味。使用武器は「VVVFブラスター」。
諸元
シンカリオンZ E7 かがやき
全長 26.5m
重量 120t
武装 コウデンアツアックス
搭乗者 戸隠 タイジュ
シンカリオンZ E7 かがやき
3機目のシンカリオンZ。JR東日本E7系をベースとしている。ベースが勾配線区用車両のため、パワーに優れる。使用武器は「コウデンアツアックス」。
諸元
シンカリオンZ 800 つばめ
全長 26.5m
重量 105t
武装 パンタグラフクナイ
搭乗者 中洲 ヤマカサ
シンカリオンZ 800 つばめ
4機目のシンカリオンZ。JR九州800系 をベースとしている。使用武器は「パンタグラフクナイ」。
実際のN700S系
諸元
シンカリオンZ N700S のぞみ
全長 26.5m
重量 110t
武装 イヌクギクロー
搭乗者 安城 ナガラ (安城 シマカゼ)
シンカリオンZ N700S のぞみ
5機目のシンカリオンZ。JR東海N700S系をベースとしている。使用武器は「イヌクギクロー」と「スプリームキック」。格闘性能に優れる。
デュアル・グランパス・システムを搭載し、シンカリオンとしては初めて運転士が2名搭乗して操縦することができる。
諸元
シンカリオンZ 500 こだま
全長 26.5m
重量 110t
武装 シンゴウトウ
搭乗者 嵐山 ギンガ
シンカリオンZ 500 こだま
6機目のシンカリオンZ。JR西日本500系をベースとしている。瞬発力に優れた機体で素早い動きの攻撃を得意としている。
武器は可変式ブレード「シンゴウトウ」。
諸元
シンカリオンZ 500 TYPE EVA
全長 26.5m
重量 110t
武装 プログレッシブシンゴウトウ
搭乗者 碇 シンジ
シンカリオンZ 500 TYPE EVA
7機目のシンカリオンZ。2015年11月7日より2018年5月13日まで山陽新幹線で運行されたJR西日本のラッピング車両、500 TYPE EVAをベースとしている。『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する特務機関NERVと共同で緊急極秘開発されたシンカリオンZ。A.T.フィールドを無効化する「アンチA.T.フィールド」の能力を備えた唯一のシンカリオンZ。
武器は「プログレッシブシンゴウトウ」。
諸元
シンカリオンZ ドクターイエロー
全長 ノーマルモード:26.5m
Z ホセンモード:28.5m
重量 110t(ノーマルモード)
225t(Z ホセンモード)
武装 トングレールソード、イヌクギショットガン(ノーマルモード)
ケンソクミサイル(Z ホセンモード)
搭乗者 安城 シマカゼ
シンカリオンZ ドクターイエロー
8機目のシンカリオンZ。JR東海923形ドクターイエローをベースとしている。飛行ユニットを装備、「イエローウイング」を展開し上空を滑走することができる。
武器は近距離用の「トングレールソード」と遠距離用の「イヌクギショットガン」。
Z ホセンモード
ドクターイエローが4両合体した姿。額のスキャナーで取り込んだ情報を高速で分析し、「ケンオウミサイル」を使い全方位へ攻撃を繰り出すことができる。

Z合体

シンカリオンを強化する目的で在来線をベースに開発された特殊武装車両ザイライナーとの合体システム。腕強化型・脚強化型に分けられる。腕強化型と脚強化型は互いに干渉せず、それぞれ1つずつを合体させることが可能。Z合体形態の名称は、ベースとなるシンカリオンZの型式番号に腕強化型ザイライナーの名称、脚強化型ザイライナーの名称が付される。具体的に例示すると、E5にヤマノテとネックスがZ合体すると「E5 ヤマノテ ネックス」となる。

アニメでは合体には「Zコード」が必要である。Z合体の際は司令部からZギアにZコードを転送し、ザイライナーを捕縛フィールド内に送った後に、支部員が超進化ブレーカーを起動させてザイライナーに超進化電力を通電させた上で、Zギア上のZキーをタップする必要がある。また、適合率が一定の数値を超えていないとZ合体することができない。

以下はザイライナーの一覧と、アニメに登場した各ザイライナーのZ合体形態。

実際のE235系
諸元
シンカリオンZ E5 ヤマノテ
全長 26.5m
重量 116t
武装 ヤマノテエキスカリバー
Zグランクロス
搭乗者 新多 シン
ザイライナー E235 ヤマノテ
JR東日本E235系をベースとした、腕強化型ザイライナー。高速機動剣「ヤマノテソード」と安全向上壁「ホームドアシールド」を装備する。
シンカリオンZ E5 ヤマノテ
シンカリオンZ E5はやぶさとのZ合体形態。武装は「ヤマノテソード」がE5はやぶさの「エキスカリバー」と合体した「ヤマノテエキスカリバー」で、適合率が上昇すると覚醒し、刀身が赤くなる。また、必殺技のZグランクロスが使用できる。
実際のE259系
諸元
シンカリオンZ E6 ネックス
全長 27.5m
重量 118t
武装 ネックスVVVFブラスター
搭乗者 大曲 ハナビ
ザイライナー E259 ネックス
JR東日本E259系をベースとした、脚強化型ザイライナー。大型キャノン砲「ネックスキャノン」を装備する。
シンカリオンZ E6 ネックス
シンカリオンZ E6こまちとのZ合体形態。武装は「ネックスキャノン」がE6こまちの「VVVFブラスター」と合体した「ネックスVVVFブラスター」。
実際のE353系
諸元
シンカリオンZ E7 アズサ
全長 26.5m
重量 129t
武装 アズサコウデンアツアックス
搭乗者 戸隠 タイジュ
ザイライナー E353 アズサ
JR東日本E353系をベースとした、腕強化型ザイライナー。高速回転動力鋸「アズサチェーンソー」、大切断斧「アズサアックス」を装備する。
シンカリオンZ E7 アズサ
シンカリオンZ E7かがやきとのZ合体形態。武装は「アズサアックス」がE7かがやきの「コウデンアツアックス」と合体した「アズサコウデンアツアックス」。
実際の883系
諸元
シンカリオンZ 800 ソニック
全長 27.5m
重量 118t
武装 ソニックパンタグラフボウガン
搭乗者 中洲 ヤマカサ
ザイライナー 883 ソニック
JR九州883系をベースとした、脚強化型ザイライナー。超速弓銃「ソニックボウガン」と超加速装置「ソニックジェット」を装備する。
シンカリオンZ E5 ソニック
シンカリオンZ E5はやぶさとのZ合体形態。ソニックジェットの巨大な推力で、飛行能力を持たないE5でも飛行が可能となる。
シンカリオンZ 800 ソニック
シンカリオンZ 800つばめとのZ合体形態。武装は「ソニックボウガン」が800つばめの「パンタグラフクナイ」と合体した「ソニックパンタグラフボウガン」。
実際のHC85系
諸元
シンカリオンZ N700S ヒダ
全長 27.5m
重量 131.4t
武装 ヒダブラスター
ヒダハイブリットナギナタ
搭乗者 安城 ナガラ
ザイライナー HC85 ヒダ
JR東海HC85系をベースとする、腕・脚を同時に強化するザイライナー。唯一2両編成のザイライナーで、それぞれが右腕と右脚・左腕と左脚に合体する。脚部の高出力スラスターにより機動力、腕部の大型アーマーにより防御力が強化され、近距離での格闘攻撃に適している。武器は近距離戦用「ヒダハイブリッドソード」と遠距離戦用「ブラスター」を使い分ける。
シンカリオンZ N700S ヒダ
シンカリオンZ N700SのぞみとのZ合体形態。武装は「ヒダハイブリッドソード」を柄側で合体させた「ヒダハイブリッドナギナタ」。
実際の323系
諸元
シンカリオンZ 500 オオサカカンジョウ
全長 26.5m
重量 122t
武装 オオサカカンジョウシンゴウトウ
搭乗者 嵐山 ギンガ
ザイライナー 323 オオサカカンジョウ
JR西日本323系をベースとした、腕強化型ザイライナー。大型ブレード「オオサカカンジョウブレード」、超硬化シールド「オオサカカンジョウシールド」を装備する。
シンカリオンZ 500 オオサカカンジョウ
シンカリオンZ 500こだまとのZ合体形態。武装は「オオサカカンジョウブレード」が500こだまの「シンゴウトウ」と合体した「オオサカカンジョウシンゴウトウ」。
実際の名鉄2000系ラッピング車両
諸元
シンカリオンZ 500 ミュースカイ TYPE EVA
全長 26.5m
重量 122t
武装 ミュースカイプログレッシブシンゴウトウ
ブンキヌスの槍
搭乗者 碇 シンジ
ザイライナー ミュースカイ TYPE EVA
2020年1月14日より3月9日まで名鉄犬山線で運行された、ラッピングされている名鉄2000系をベースとした腕強化型ザイライナー。「ミュースカイ」は名鉄2000系の車両愛称であり、私鉄車両としては初のザイライナーである。大型ブレード「ミュースカイブレード」、超硬化シールド「ミュースカイシールド」を装備するほか、「アンチA.T.フィールド」を使った攻撃も可能。
シンカリオンZ 500 ミュースカイ TYPE EVA
シンカリオンZ 500 TYPE EVAとのZ合体形態。武装は「ミュースカイブレード」が500 TYPE EVAの「プログレッシブシンゴウトウ」と合体した「ミュースカイプログレッシブシンゴウトウ」と、「ブンキヌスの槍」。

超Z合体

玩具版の敵

バチガミ
玩具版での町を襲う未知の敵。異次元からゲートを通りやってくる謎の存在で、人間にバチを当てるために人を襲う。 古来から日本各地で目撃されており、遺物、伝承、信仰、民話などで伝わっている。土偶タイプが多く確認されているが、使徒型など他にも存在する。動画では射出可能なドリルを装備していたり、目と目の間からビームを放ったり、ロケットパンチで攻撃をしている。
アニメ版では、第1話にて10年前に出現した最初の巨大怪物体として説明され、「シンカリオン・シム」のプレイ画面にも登場している。その後第33話にて、この巨大怪物体が「ファースト・エネミー」という名称であり、これに対抗するために開発された機動兵器がシンカリオンであることが判明している。

テレビアニメ第1期の敵

敵側のメカニック(第1期)

ブラックシンカリオン
#シンカリオン
黒い貨物列車
第43話から登場した漆黒の新幹線に続くキトラルザスの新たな戦力。漆黒の新幹線同様黒い粒子を振り撒く。超進化研究所の「ウェポントレイン」と同様の編成。地底生物クレアツルスを積載したコンテナを牽引し、その運搬を目的に使用している他、古代のエージェント3人の移動手段としても使用されている。第49話ではトラメ自身がコンテナに乗り込み、第50話では先手を打って現れたセイリュウが乗る漆黒の新幹線(ブラックシンカリオン)を追走した。第60話ではソウギョクと、彼に復活させられたトラメが乗る2編成、第62話では先述の2編成と、中央迎撃システムを発動した東京駅に向かうカイレンが乗る編成の計3編成が登場した。
ブラックシンカリオン オーガ
#シンカリオン
ブラックシンカリオン ナンバーズ
第68話から登場。謎の新幹線が捕縛フィールド内で放ったルクスヴェテ(黒い粒子)から発生したクローンシンカリオン部隊。顔がブラックシンカリオン オーガ同様に銀の鬼のような仮面で覆われており、セイリュウのブラックシンカリオンとは細部が異なっている。第69話からオリジナルと差別化するためにブラック ナンバーズというコードネームが与えられる。また、左肩には各機体ごとに異なるローマ数字が刻まれている。ルクスヴェテから発生したシンカリオンのために運転士は存在せず、シャショットに似たブラックシャショットがコントロールしている。銀色のダークシャリンドリルなどブラックシンカリオンと同様に複数の武器を所持している。かつてソウギョクが利用した分散作戦や、ブラックシンカリオンだけを集中して攻撃する戦法を得意としている。
初登場時には1機(X)のみが登場したが、第69話にて5機(I〜V)が登場。ソウギョクの企てでブラックシンカリオン 紅の強奪に成功するが、その後登場した機体はチーム・シンカリオンにことごとく倒されている。

巨大怪物体(第1期)

10年前に突如現れた正体不明のモンスターの総称。漆黒の新幹線が放出する『黒い粒子』の作用により周りの建造物などが巨大ロボに変化する場合が多いが、漆黒の新幹線を介さずエージェントが直接巨大怪物体を出現させることもある。

動力源などは一切不明で、形態も出現する度に毎回変化している[注 8]。出現の度、超進化研究所によってその形態からコードネームが付与される。

レイルローダー
第1・2話に登場。栃木県矢板市片岡駅付近にあった踏切警報機などの鉄道資材が怪物体化した。怪力を使った力任せな戦闘をする。E6こまちとE7かがやきの2体がかりで動作停止させられた後、超進化研究所の格納庫に送られた。
分解して調査を始めかけたところで再起動、分解されていたパーツが集合して元の姿に戻り、格納庫の中で暴走を始める。格納庫に接する指令室を認識して攻撃し、強化ガラスにヒビを入れて指令室員をパニックに陥れる[注 9] が、それがハヤトのE5はやぶさ搭乗につながった。
最期は、E5はやぶさのカイサツソードで斬られ撃破された。
第18話でのシンカリオン運転士合同演習の際には、シミュレーター上での対戦する敵として登場した。
マッドフェリス
第2話に登場。福島県郡山市にある廃遊園地[注 10]観覧車メリーゴーランドなどのアトラクションが怪物体化した。観覧車からビームを放って攻撃する。最期はE5はやぶさのグランクロスで撃破された。
フロストツリー
第3話に登場。宮城県名取市の雪原が怪物体化した。吹雪を起こして相手を翻弄する戦法が得意。胸部が弱点であり、最期はそこにE5はやぶさのグランクロスを撃たれ撃破された。
フロストツリーII
第4話に登場。前述のフロストツリーが強化されたもの。フロストツリー時より強力な冷凍攻撃でE5はやぶさを凍りつかせることで戦闘不能に陥らせた。また、弱点は胸から頭に変わっているが、E6こまちのナマハゲゴーグルによりそれを見抜かれ、最期は再起動したE5はやぶさに動きを封じられたところをE6こまちのフミキリキャノンで撃破された。
アイアンスチーマー
第5話、第6話に登場。石川県金沢市の博物館にあったD51形蒸気機関車9999号機[注 11] が怪物体化した[注 12]。ボディは頑丈で、剣や銃による攻撃は一切効かなかった。突進攻撃や大砲による攻撃を得意としている。最期はE7かがやきのシャリンドリルで貫かれ撃破された。
第65話で再登場。謎の新幹線から発せられた黒い粒子から突然姿を現して、E5はやぶさ MkIIとブラックシンカリオン 紅の2機と交戦し、カイサツブレードと超ダークカイサツソードの同時攻撃で倒されるが、すぐにスカイハイ・ギガ・ブースターに変化した。
スターストリーム
第7話に登場。東京都品川区大井車両基地付近の東京港に出現した。何が怪物体化したかは謎だが、ホクトは海洋生物と人工物が融合したものだと語っている[注 13]。体を手裏剣のように回転させて体当たりしたり、腕からビームを発射したり金属製の刃を高速振動させて攻撃するほか、体を切断されてもある程度の大きさがあれば分裂再生する能力を持つ。最初に現れた個体は2体に分裂後それぞれE6こまちとE7かがやきに撃破されたが、後に3体のシンカリオンそれぞれに対応した緑・赤・青の三色の別個体が出現。この3体は最初の個体同様の攻撃のほかに体の中央からビームを放って攻撃する。最期は3体まとめてE5はやぶさのグランクロスで撃破された。
フュリアスフレイム
第8話に登場。新潟県長岡市火祭りの火が怪物体化した。全身が火に包まれた般若の面を付けた能楽師のような姿をしており、炎を放って攻撃する。『黒い粒子』を燃料にして燃えている炎だったため水による消火が効かず、ハヤトたちは苦戦を強いられる。しかしハヤトが思いついた「酸素を遮断して弱体化させる[注 14]」という作戦により火炎攻撃が使えなくなり、体を包む火も消滅してしまう。最期はそのスキを突かれてリンク合体したE5 + E7にグランクロスを撃たれて撃破された。
マイティクラブ
第9話に登場。岩手県花巻市花巻温泉郷方面に出現した。の姿をしているが、何が怪物体化したのか詳細は不明(ただし、ゲンブが蟹らしきものを手にしていたシーンがあったため、蟹が怪物体になった可能性は高い)。剣や銃による攻撃はおろか、ドリル攻撃も効かないという、アイアンスチーマー以上の防御力を見せた。一度はE6こまちの火炎攻撃で焼きガニにされたかに見えたが、脱皮して復活する。2度目の戦闘でも硬いボディをなかなか攻略できず、またハサミを剣や盾に変えての攻撃や人の手の形に変えてE5はやぶさを握り潰そうとしてハヤトとアキタを苦戦させたが、フタバが思いついた「関節を攻撃する[注 15]」という作戦を受けてリンク合体したE5 + E6の超カイサツソードでハサミ2本と脚4本を切断されてしまい、すかさずグランクロスを撃たれて撃破された。
ワイルドボア
第10話に登場。山形県米沢市の大沢駅付近の山中にいた野生のイノシシ[注 16] が怪物体化した。大型でパワーとスピードを兼ね備えており、一時はE6こまちを戦闘不能にまで追い込んでいる。E3つばさの救援により離脱する。その後はしばらく活動を停止していたがその間にガトリング砲を装備し、捕縛フィールドを破壊すると米沢市街方面へと向かう。しかし、E6こまちとE3つばさの連携によりダム [注 17] 付近に誘い込まれ、E6こまちに挑発されて飛び出した所をE3つばさの罠で足を縛られて身動きできなくなり、最期はE3つばさのフミキリシュリケンで撃破された。
自力で捕縛フィールドを破壊・突破した怪物体としては、初めてかつ唯一。
プログレスクリーナー
第11話に登場。廃棄されていたサイクロン式掃除機が怪物体化した。通常はスリープモードのままじっとしているが、攻撃を受けるとその攻撃をゴミと認識して起動し、吸引ホース状の腕から吸い込む。これによりE6こまちの光弾とE7かがやきのシャリンドリルを吸い込み攻撃を無効化し、撤退に追いやった。その後、キントキのアドバイスを受けたE5はやぶさのグランクロス[注 18] を吸い込み攻撃を受け流すも、E3つばさのフミキリシュリケンで回転を与えられてグランクロスの威力が上がったことにより内部から破壊され撃破された。
ゲンブ[注 19]
第12話、第13話に登場。「シンカリオンと直接戦いたい」と強く願っていたエージェントのゲンブが自ら巨大怪物体化、東京駅丸の内口に出現しシンカリオンに戦いを挑んだ。
それまでの巨大怪物体とは違い自我を持ち、人間と会話が可能[注 20]
頑丈な装甲を持つ鎧武者のような姿で、その装甲と強力な怪力による格闘戦を得意とする。E6こまち・E7かがやき・E3つばさの3体を相手に圧倒的な強さを誇り、グランクロスをも跳ね返しE5はやぶさを機能停止に追い込んだ。しかし、突如現れたN700Aのぞみの格闘戦の前に圧倒され、一時退却する。その後再び巨大怪物体となりE5はやぶさ・E6こまち・E7かがやき・E3つばさの4機を圧倒するも、援護に来たN700Aのぞみにより胸部の装甲を割られ、最期はその傷に対してE3つばさ(フミキリシュリケン)・E7かがやき(シャリンドリル)・E6こまち(フミキリキャノン)・N700Aのぞみ アドバンスドモード(ドラゴンナックル)・E5はやぶさ(グランクロス)と、各機の必殺技を連続して撃ち込まれ、「シンカリオン……良いものだ」・「I'll be back」の言葉を残し、爆発四散した。
第42話では、ハヤトたちに対話を求めつつソウギョクにシンカリオンの強さを見せるべく再び巨大怪物体となりハヤトらと直接対峙したため、ハヤトたちを倒す気は無くE5 + E7とE6 + E3の連携攻撃を一方的に受け、E5 + E7のグランクロスにより撃破され、「シンカリオン……まこと、良いものだ」の言葉を残し、敗北した。
第44話では、ソウギョクにより無理矢理巨大怪物体にさせられ、シンカリオンと対峙する。その際に自分の意思で動けないことと、自身を倒すために「(自身の)胸の石を狙え」とハヤトに訴える。ハヤトには一度躊躇されるが、最終的にはシャショットとゲンブ自身に説得されたハヤトによりグランクロスで撃破される。
第58話では、岐阜県関ケ原付近にビャッコ・トラメと共にドクター・イザにより生み出されたフェイク(幻影)として登場。ドクターイエローのレーザーソードとN700Aのマクラギヌンチャクを受けて消滅した。
PSYディーバ(サイ・ディーバ)
第14話に登場。アイドルユニット「スーパー・スパイス」のお台場ライブ会場のステージに設置された女神型モニュメントが怪物体化した。魔法少女をそのままロボットにしたような外観で、手に持った魔法のステッキのような武器であたかもライブの演出のような攻撃をする。スザクによって捕縛フィールドへと連れ込まれたアズサを利用しシンカリオンを翻弄するが、援護に来たN700Aのぞみ アドバンスドモードのドラゴンナックルにより撃破された。
ロープスパイダー
第15話に登場。セイリュウが持っていたクモ函館市郊外にある函館山ロープウェイのゴンドラが融合し怪物体化した。クモの下半身と人型の上半身を合わせたロボットのような外観で全高25m。ワイヤーをあたかも蜘蛛の巣のように展開して足場を作り、東日本指令室からE5はやぶさ・E6こまち・E7かがやきが到着するまでに捕縛フィールドを破壊しようとしていたが、北海道支部から出動したH5はやぶさにより食い止められる。その後到着したE5はやぶさ・E6こまち・E7かがやきを不安定な足場で翻弄するも、YHS(ユーバリ・ヒート・システム)を搭載するH5はやぶさのカイサツソードにより撃破された。
ロープスパイダーII
第15・16話に登場。上記ロープスパイダーと同型の怪物体だが、全高45mと大型化しているほか、両脇部に保冷車から取り込んだ冷凍用コンプレッサーを搭載する。素早い動きでE7かがやきとE6こまちを拘束し強力な冷凍攻撃で凍りつかせ戦闘不能に陥らせ、乗り物酔いで動けなくなったH5はやぶさを撤退に追い込んだ。その後、乗り物酔いを克服したH5はやぶさによってE7かがやきとE6こまちは救出され、最期はE5はやぶさとH5はやぶさによるダブルカイサツソードで撃破された。
ビッグアイ
第17話に登場。大阪道頓堀川上空に出現した怪物体で大阪の町工場で作られた高性能レンズが取り込まれている。外観は岩石の様な球体で、本体内部には眼球状のレンズがあり、対象の弱点を常時観測し脆弱な部分を集中的に突いてくる戦術を執る。周辺には棒状のビットが6機随伴し、本体のビーム砲とビットのビーム砲と堅牢な装甲による体当たりを駆使したオールレンジ攻撃を繰り出す。またビット自体もミサイルとなる。本体は堅牢な装甲に覆われているが内部はゲル状の粘性のある物質で構成されている。この形状を明石がタコ焼きに例えたことで、ハヤトは対抗策を思いついている。
E6こまちとE7かがやきの膝関節をピンポイントで攻撃し動きを止め、カイサツソードとそれを抜こうとした拳をゲル部分に取り込み身動きできなくなったE5はやぶさを背後から攻撃しようとするも、至近距離からのグランクロスによりゲル部分を硬化させられ脱出を許す。その攻撃によりエネルギーを使い果たしたE5はやぶさを起動停止に追い込むも硬化して物理的攻撃を無効化できなくなり、応援に駆け付けたN700Aのぞみのエアロダブルスマッシュを受け撃破された。
第66話で再登場。川越線内に現れた謎の新幹線から発せられた黒い粒子から突然姿を現す。捕縛され、オーバークロス合体して突入してきたE5 MkII × E6に対して以前と変わらずオールレンジな攻撃と体当たりを駆使して闘うも、カイサツライフルが本体のレンズにヒットし怯んだところをオオマガリグランクロスで倒された。
レイルローダー2
第20話に登場。前述のレイルローダーの強化版で、栃木県那須塩原市黒磯付近に出現した。E5はやぶさに迎撃されるが、シャショットがスザクに操られハヤトとのインターロックを拒絶したためE5はやぶさが戦闘不能となる。その後、整備中で出動できないE6こまち・E7かがやき・E3つばさに代わってE5はやぶさを助けに来たN700Aのぞみを連結器型の手で拘束し、操られたシャショットが操縦するE5はやぶさとともに捕縛フィールドを破壊しようとした(ただし、スザクの目的がE5はやぶさの奪取[注 21] にあったため、レイルローダーに比べるとそれほど暴れてはいない)。最終的にはシャショットが正気を取り戻し、N700AのぞみのエアロダブルスマッシュとE5はやぶさのグランクロスを受け撃破された。
スカイハイ・ギガ・ブースター
第21話に登場。福岡県北九州市八幡東区にある遊園地[注 22] にあるロケットのモニュメントが怪物体化した。外観はロケットから変形した人型ロボットで、脚部がそのままロケットとなっている。空中を超音速で飛び回るため、空中での捕縛フィールドによる捕捉が出来ず、到達予想地点に張った捕縛フィールド内でシンカリオンに迎え撃たれるも、捕縛フィールド外から一方的にシンカリオンを攻撃している。この時点で唯一飛行能力を持つ800つばめと、それに強引に抱え上げられたE5はやぶさにより迎撃されるが、E5はやぶさは早々に脱落し墜落[注 23]。結局800つばめのパンタグラフアローにより撃破される。なお、これ以前に捕縛フィールド外で撃破された巨大怪物体としてはレイルローダーやワイルドボアがいるが、発生から撃破まで一貫して通常空間で活動した怪物体となるとこれが初の怪物体である。
第65話で再登場。爆発したアイアンスチーマーから変化する形で出現。飛行能力は健在ですぐに捕縛フィールドの外に逃げ出すも、オーバークロス合体したE5 MkII × ブラックシンカリオン 紅に追い詰められ、オーバークロス紅グラインダーで左腕を切り落とされて怯んだところをオーバーグランクロスで倒された。
マントルイーター
第21話、第22話に登場。桜島溶岩が怪物体化した。外観は岩石が人型に固まったような姿で、胴体中央部には単眼がある。溶岩と一体化しているため全身が常時高温で、体内の熱エネルギーをレーザーのように周辺に照射することで、本体の周辺を捕縛フィールドの耐熱温度を上回る高温状態にすることができる。両腕部はそれ単体でもシンカリオンに匹敵する大きさを誇り胴体から発射することが可能で、胴体上部には火口の様な噴射坑が存在する。桜島に出現後、捕縛フィールド内を耐熱限界を超える温度まで加熱し迎え撃ったE6こまちとE7かがやきをその熱で戦闘不能に陥らせるも、800つばめがE6こまちとE7かがやきを連れて捕縛フィールドから離脱後、捕縛フィールドが消失し地上に落下。そのままマグマまで戻ると地中を伝って移動し北九州市にある皿倉山に出現した。その後リンク合体したE5 + 800のグランクロスにより撃破された。
第35話でアジトの場所を突き止めた超進化研究所の研究チームを迎撃するため、再び登場した。第34話での大鳴門橋同様、漆黒の新幹線が鹿児島中央駅から桜島へと光のレールを出現させ走行することで無数の個体を出現させ数で押そうとするが、トリニティー合体を成功させたシンカリオン トリニティーのトリニティーストライクによって全て一掃され撃破された。
ノブナガスイグン
第23話で登場。織田信長九鬼水軍に命じて作らせた鉄甲船がモデル。堅固な船体に取り付けられた多数のレーザー砲で攻撃してくる。三重県伊勢志摩に出現しN700Aのぞみと対峙するものの捕縛フィールドが水中に展開できないという弱点を突き海中に逃走する。太平洋から紀伊水道を通り大阪港に再出現、京都支部が保有する現時点で唯一の戦力であるホクトが操縦する500こだまに応戦し適合率を低下させ追い詰めるが、遅れて駆け付けたN700Aのぞみ アドバンスドモードのドラゴンナックルと500こだまのミサイルシールドによる連続攻撃で撃破される。
デヴィリッシュ・セルラー
第24話で登場。体長は約20cm。漆黒の新幹線を撮影しようとしたアズサのスマートフォンに黒い粒子が付着し怪物体化した。その体長から「巨大怪物体」ではなく、「極小(ごくしょう)怪物体」と呼ばれている。極小であることを生かして、超進化研究所の指令室に侵入しシンカリオンのデータを盗もうとしたが、今回の事件もアズサが引き起こしたと思ったハヤトが彼女に電話をかけた瞬間に着信音が指令室内で響き、床下を覗いたアカギによって発見される。発見された後は指令室や研究所内を逃げ回り、所員総出で捕獲に乗り出されるがことごとくすり抜ける。ハヤトのひらめきでアズサ宛の着信を次々送られた結果、着信の処理が追いつかず動作が鈍ったところをハヤトに捕獲された。なお、この事件はシンペイが漆黒の新幹線から放出される黒い粒子を更に採取するために、アズサを囮に使った計画だった。盗まれたシンカリオンのデータも、シンペイに依頼されて用意したダミーだったことがヒビキによって明らかにされている。ただ、シンペイやヒビキはアズサのスマホが怪物体となることまでは予想しておらずその後の対策も立てていなかった。ただし、捕獲後のこの怪物体(およびアズサのスマホ)はそのままの状態で保管されており、最終話ではこれに残ったルクスヴェテを取り出して増殖させることで、最終的にキリンの撃破に貢献した。[注 24]
インベイジョンプラント
第28話に登場。愛知県中京工業地域沿岸部にある工場が怪物体化した。スターストリーム以来の3体同時出現となった。変形と同時にクロス合体を行ったE5 × 500と対峙する。シンペイは「桶狭間の戦いのように親分を倒せば…」という算段だったが、3体の協力攻撃によりカイサツトライデントを破壊する。その後、シンペイの撤退命令により捕縛フィールド内の線路に背中を見せて逃げるE5 × 500を追いかけ、線路上に1列に並んだところを即座に反転し放たれた超グランクロスを受け三体同時に撃破された。
インベイジョンプラントを撃破した作戦は三方ヶ原の戦いの武田軍の戦法だが、戦闘後ホクトからその戦法を最初から使わなかった理由を問われたシンペイは、「東海にゆかりのある徳川軍を壊滅させた戦いのため、あまり使いたくなかった」と語っている。
マリーンハンター
第29話に登場。静岡県熱海の海にいたシャチが怪物体化した。2体出現しており、射撃を主とした連携攻撃を得意としている。シャチやイルカがコミュニケーションで超音波を用いるエコーロケーションを利用し、その音波でシンカリオンの通信を遮断[注 25] することでシンカリオン同士の連携を取れなくし巨大怪物体のみコミュニケーションが取れる状態にし窮地に追い込む。第一陣として出撃したE7かがやきとE3つばさを寄せ付けず撤退に追い込む[注 26]。事前にブリーフィングをして出撃した第二陣のE6こまちとE5 × 500に対しても、海中に逃げこみシンカリオンが自分たちを見失ったところを後ろから攻撃しようとする。だが、モミジが「後ろ! 後ろ!」と叫んでいる姿をモニター越しに見たアキタが読唇術でそれを読み取ったことで攻撃を回避される。その後、武器をE6こまちのフミキリキャノンで破壊され、最終的にE5 × 500の超グランクロスで撃破された。
マオウノブナガ
第30話で登場。本能寺の変で命を落とした織田信長の魂をスザクが信長の遺品と言われる焼け兜に吹き込んだことで巨大怪物体と化した。このため漆黒の新幹線の出現なしに登場している。俊敏な動きでE5 × 500を翻弄するも、指令室に潜入したアズサの真剣白刃取りという言葉で速杉親子が揃って閃き、真剣白刃取りで動きを封じられ、超グランクロスにより撃破された。
2人が真剣白刃取りを閃いたのは、ハヤトは戦闘の直前に二条城で甲冑を着てバランスを崩したアズサの模造刀を、ホクトはサクラと結婚する前のデートでそれぞれ真剣白刃取りをした経験があったからである。ただし、結果はハヤトは成功しホクトは失敗している。
第37話では鶯谷駅付近に再び登場した。今回は、ビャッコが鎧兜を巨大怪物体化させている。武器(弓・刀・三叉槍)と色の異なる3体が出現し、E6こまち・E7かがやき・E3つばさとそれぞれ1対1で応戦するも、うち1体はE7かがやきのシャリンドリル パワードモードの攻撃によって倒され、残りの2体もリンク合体したE6 + E3の超フミキリシュリケンと超フミキリキャノンによってそれぞれ撃破された。
キングシトエル
第31話で登場。熱海駅付近に出現。ハヤトの夢の中であるため、第30話と同様に漆黒の新幹線は出現しておらず、またエージェントも登場していない。外観はヱヴァンゲリヲン新劇場版に登場した使徒達の集合体で、能力も原典に則したものとなっている。A.T.フィールドを展開しE5はやぶさでは全く歯が立たなかったが、500 TYPE EVAのカイサツトライデントによりA.T.フィールドを破壊され、E5はやぶさのグランクロスによりコアを撃破され沈黙した。
ガイスト・パンツァー
第32話に登場。長野県長野市豊野駅付近に出現。表面の装甲は光学迷彩となっており、視認は一切不可能であるばかりか、内部からの赤外線なども遮断するなど高度なステルス機能を有しているためレーダーやE6こまちの「ナマハゲスコープ」による探知も不可能、文字通り「見えない巨大怪物体」である。外観は語源のように戦車であるが、旋回砲塔の主砲と副砲の他に、車体全体にビーム砲をハリネズミの如く配している巨大な多砲塔戦車である。出現当初は指令室によって視認されていたが、捕縛フィールドに捕縛された際に姿を消し、シンカリオンに対して一方的に攻撃を仕掛け、一時撤退に追い込んだ。再戦においては、神経を研ぎ澄ましたE6こまちに位置を特定されてしまい、シンカリオンの新装備・「超進化タイタンパー」により装甲を破壊され視認されると、E5はやぶさ・E6こまち・E7かがやきの超進化タイタンパーによる同時攻撃により撃破される。
ファースト・エネミー
第33話から登場。第1話同様に栃木県矢板市の片岡駅上空に出現。遮光器土偶のような外観で、頭部にビーム砲、左腕部に巨大なドリルを搭載しており、両腕部は有線による脱着が可能となっている。コードネームにもあるように、10年前、初めて出現した巨大怪物体と同型である。これまでの巨大怪物体とは異なり、搭乗型の機動兵器で、新たなエージェント・トラメが搭乗。シンカリオンの性能を見定めるために出撃するが、E5 + E6のグランクロスの直撃を受ける前に撤退する。第40話で再びトラメが搭乗してシンカリオンとの戦いでビャッコが敗北した直後に現れるも、ビャッコの裏切りによりダメージを受け再び撤退した。第41話にて、灰色の量産タイプ(無人操縦型)が大量に登場し、第45話でもブラックシンカリオンを破壊するために量産タイプが大量に登場した。
ギガントブリッジ
第34話に登場。瀬戸内海に出現した怪物体。兵庫県徳島県を結ぶ大鳴門橋が怪物体化した。外観は、トラス橋が人型に変形した巨大ロボットで、腕部には巨大なハンマーを装備している。全長が340メートルもあり、驚異の大きさを誇る。その巨体故に高い防御力をもつが、四肢が吊橋そのままの構造ゆえに、シンカリオン 700シリーズ3機の突入を許しトラス内部から破壊され、最終的にN700みずほのドウリンハンマーによりとどめを刺され撃破される。この巨大怪物体は、付近に鉄道が存在しない地点で出現した初のケースで、漆黒の新幹線は2層構造になっている大鳴門橋の下層部[注 27] 内に光のレールを出現させて走行していた。
第67話で再登場。上越新幹線に出現した謎の新幹線から発する黒い粒子から突然出現した。全長も350メートル[注 28]になっておりシンカリオンをたやすく振り払うほどパワーアップしているが、オーバークロス合体したE5 MkII × E7のシャリンドリル MkIIのドライバーモードでネジを外され両腕が脱落してしまったところを、イイヤマグランクロスを受けて倒された。
ビャッコ
第38話から登場。前述のゲンブと同じく、エージェント・ビャッコの怪物体形態。プレートアーマーを装着した騎士のような外見で、蛇腹剣を装備。初出撃したドクターイエローと対峙し互角に戦うもレーザーソードの攻撃を受けると、ハヤトとリュウジに「我々の世界で決着を付けよう」と言い残し撤退した。前述の言葉通り、第40話でゾラと連携をとって攻撃するも、鍛えられたハヤトに蛇腹剣を折られたことで敗北を認め、乱入してきたトラメの乗るファーストエネミーに楯突き共にE5はやぶさのグランクロスを受け撤退した。
第58話では、岐阜県関ケ原付近にゲンブ・トラメと共にドクター・イザにより生み出されたフェイク(幻影)として登場。ドクターイエローのレーザーソードとN700Aのマクラギヌンチャクを受けて消滅した。
トラメ
第49話から登場。前述のゲンブやビャッコと同じく、エージェント・トラメの怪物体形態。中生代・白亜紀に生息していた角竜類の恐竜スティラコサウルスに酷似した外見をしており、尾は3本あるのが特徴。頭は弱いが、キトラルザス随一の圧倒的パワーと防御力、さらに見た目に似合わない速さを兼ね備えている。シンカリオン3機でも抑えられないほどのパワーを持っているが、ブラックシンカリオンには1機で抑え込まれE3つばさ アイアンウイングの真・フミキリシュリケンにより弱点ののどを狙われ撃破された。しかし倒されたのは影武者であり、7日後の再戦を宣言し撤退した。
再戦時は背中にの頭が5つ生えた状態で姿を現す。5頭の蛇たちは独立して行動しており口からビームを放出するが、それぞれE6こまちのフミキリキャノン・E7かがやきのシャリンドリル パワードモード・E3つばさ アイアンウィングの真フミキリシュリケン・H5はやぶさのカイサツソード・ドクターイエローのレーザーソードの各攻撃により倒され、トラメ自身もE5 × ドクターイエローのウルトラグランクロスとブラックシンカリオン バーサーカーモードのヘルグランクロスを同時に受け倒された。
第58話では、岐阜県関ケ原付近にゲンブ・ビャッコと共にドクター・イザにより生み出されたフェイク(幻影)として登場。ドクターイエローのレーザーソードとN700Aのマクラギヌンチャクを受けて消滅した。
第62話では復活したトラメ自身が再び怪物体形態となって相生駅付近に出現した。
スザク
第59話に登場。前述のゲンブやビャッコと同じく、エージェント・スザクの怪物体形態。京都市左京区の五山送り火の「大文字」で知られる如意ヶ嶽で怪物体化した。鳥のような顔貌で、全身は人魚のような体型をしている。凄まじい炎を操りシンカリオンでも距離を置かざるを得ず、ドクターイエローのレーザーブラスターさえ通じなかったが、これはウルトラグランクロスで倒されることを前提としたものであり、自身をも焼き尽くしてしまうほど強力なものである。地底世界に自分の居場所がなくなり、現世に未練の無くなった彼女が自殺を図るためにシンカリオンに戦いを挑み、セイリュウに別れを告げようとしていたが、最終的には彼女に生きててほしいというセイリュウに説得され、石化を思いとどまった。
カイレン(仮形態)
第60・61話に登場。エージェント・カイレンの仮の怪物体形態。イザとの対話をするために地底世界に訪れたE5はやぶさと500こだまの前に立ちはだかった。腕が4本あり、赤いマントを羽織った魔王のような姿をしている。クロス合体したE5 × 500の超グランクロスを受けるも、途中でE5 × 500が起動停止したため一時的に耐えきる。その後、リミッターを解除したE5 × 500の超グランクロスを受け撃破され撤退するも、E5はやぶさのリミッターの役割を担っていたシャショットの機能を停止させるという目的を達している。
カイレン(真形態)
第63・64話に登場。エージェント・カイレンの真の姿となる怪物体形態。地底世界のルクスヴェテを取り込み、シャショットのディープラーニングシステムを逆手に取ることにより感情を殺すことでこの姿となっている。「マリオネット」のような姿をしており、本体の周囲に楔形の物体を10個浮遊させ、これを自在に操って様々な攻撃や防御を行う。感情を排除しているため、無機物に近い動きを取る。9機のシンカリオンを翻弄するが、駆け付けたE5はやぶさ MkIIにより形勢を逆転され一時的に仮形態に戻った後再び真形態になるも、最終的には適合率が100%を超えたE5はやぶさ MkIIとブラックシンカリオン 紅のダブルグランクロスを受け倒された。
ソウギョク
第62話に登場。エージェント・ソウギョクの怪物体形態。郡山駅付近に出現。中世に存在した槍騎兵のような姿で、薙刀に似た武器を携えている。紅色の刃から赤いエネルギー流を放ち、その一撃で捕縛フィールドに大ダメージを与えるほどのパワーを持っている。その破壊力を見てツラヌキは「あんなの食らったらひとたまりもねぇぞ」、シノブは「食らったら一瞬でお陀仏だ」と戦慄させた。しかし、ゲンブの石化の真相を知った大宮支部の怒涛の攻撃を耐え切れず、最後はブラックシンカリオン紅のデスグランクロスで倒された。
第69話に再登場し、これは彼の怪物体形態ではなく、ファーストエネミーのような機動兵器だということと、本人は倒される寸前で脱出していたことが判明した。

クレアツルス

第36話から登場したキトラルザスと同様地底世界に住まう生物達。第43話でフタバがオペレーションを行う移動指令所(ノートパソコン)のモニターを見たゲンブの発言により、「クレアツルス」という生物であることが判明した。クレアツルスは、先述の黒い貨物列車のコンテナから出現する。攻守ともに絶大な能力を誇るが、そのままでは地上で活動できない。しかし、黒い球体を取り込むことで地上での活動が可能となり、球体が破壊されると元の地底世界へ強制送還される。

サラマンダー・ゾラ
第36話から登場。厳密には巨大怪物体ではなく、キトラルザスと同様地底世界に住まう巨獣型の種族であるが、その詳細は一切不明。後にクレアツルスということが判明。E5はやぶさ1機だけでは全く相手にならないほどの戦闘力を備えている。
第36話では、単身で対話に来たハヤトの乗ったE5はやぶさを迎撃するためにビャッコが解き放ったが、捕縛フィールドに甚大なダメージを与えたのみで撤退している。その後は、アーマーを装着した姿で怪物体形態のビャッコと共に行動している。
テレストリアル・サラマンダー
第46話から登場。サラマンダー・ゾラとは同種の別個体。2体が地上世界に送られ、西日本側は京都・滋賀府県境の音羽山付近、東日本側は第1話・第33話同様に栃木県矢板市の片岡駅付近にほぼ同時に出現した。ただし、この2体は連携して戦うシンカリオンたちを分散させ、ブラックシンカリオンとE5はやぶさ(ハヤト)を一騎打ちさせるためにソウギョクが用意した囮である。
西日本側はドクターイエローと800つばめ・トリニティー、東日本側はE5はやぶさとE6こまち・E7かがやき・E3つばさが対処するが、ブラックシンカリオンが出現した事を受け、そちらに向かうためにE5はやぶさとドクターイエローが離脱する事態になる。その後、第47話で西日本側は800つばめとトリニティー、東日本側はE6こまち・E7かがやき・E3つばさと増援を受けて到着したH5はやぶさの各必殺技を受けそれぞれ倒された。
ヒュージタートル
第43話に登場。ソウギョクにより黒い貨物列車に載せられて地上世界に送られた。中生代に生息していた古代亀「アーケロン」によく似た外観をしている。これまでのように地上世界の生物や現代社会の構造物をベースにしたものではなく、キトラザトスの本拠地である地底世界に生息している「クレアツルス」と呼ばれる生命体の一種。シンカリオンの攻撃を受け付けない防御力を誇るが、ゲンブから「(腹部の)球体を狙え」というアドバイスを受けたE5 + E7の超シャリンドリルで真下から球体を破壊され、元の世界に還された。
ホリッドブロッサム
第48話に登場。トラメにより黒い貨物列車に載せられて地上世界に送られた。全長およそ60m。中生代に存在してした被子植物に似た外観をしているが、ゲームやアニメ・特撮作品に登場する植物系モンスターも連想させる。急所である球体物質を体内に内包しているうえに、シンカリオンの武器や装甲を瞬時に溶かしてしまう強酸性の粘液攻撃を繰り出す。この粘液攻撃によってE3つばさの右腕とフミキリシュリケンの片刃を溶かし、修復が困難なほどダメージを与えた。しかし、突如現れたブラックシンカリオンの特攻で口から体内に侵入され、体内からの攻撃で球体物質を剥き出しにされた後、E5はやぶさのグランクロスにより破壊され、強制送還された。
ディノウイング
第52話に登場。ソウギョクにより黒い貨物列車に2体載せられて地上世界に送られた。全長およそ38m。中生代に生息していた翼竜プテラノドン」によく似た外観をしている。尾にS極とN極を持つ個体が存在し、2体の連携によって地面に超高圧の電流を放電、フィールドそのものを支配することでE6こまち、E7かがやき、E3つばさ アイアンウィングの動きを止める戦いを得意とする。さらにE5 + 800の追撃でも追いつけない音速を誇るが、ドラグーンモードで現れたブラックシンカリオンのダークシャリンドリルによってS極とN極を逆転されたことで、自分たちが電流のダメージを受け、同時に弱点の球体が露出。機能が回復したE6達の攻撃で怯み、一体はブラックシンカリオンのデスグランクロス、もう一体はE5 + 800のパンダグラフアローでカイサツソードを射出する攻撃[注 29] で破壊された。
トラキュレントシャーク
第53話に登場。カイレンにより黒い貨物列車に載せられて地上世界に送られた。中生代のに酷似した姿をしている。頭部や鱗に鋭いワイヤーを武装している。ワイヤーの針にはシンカリオンの駆動部が致命傷になるほど金属を腐食させるアンモニア系の毒が含まれている。水中に身を潜めて攻撃するが、アンモニア毒に耐性のあるブラックシンカリオンによって毒付きワイヤーをつかまれ、そのままE7かがやきのシャリンドリル パワードモードで絡め取られて吊り上げられたところを、E5はやぶさのカイサツソードで額の球体を潰され、強制送還された。
マスタートリロバイト
第54話に登場。ソウギョク・カイレンにより黒い貨物列車に載せられて地上世界に送られた。古生代に生息した三葉虫に似た姿をしている。背部に3つのコアがあり、1つを破壊しても他のコアが残っていればすぐに復活する。このため完全に破壊するには3つのコアを全て同時に破壊しなければならない。最初はドクターイエロー・ブラックシンカリオン・E5はやぶさの3機が同時攻撃を試みるも僅かにタイミングがずれ失敗。後にハヤトの要請を受ける形で増援したタツミが運転するN700Aのぞみとリュウジが運転するドクターイエローの2機が連携したことによってコアを同時に破壊され、強制送還された。
マキシマムドラゴン
第55話に登場。ソウギョク・カイレンにより黒い貨物列車に載せられて地上世界に送られた。ドラゴンのような姿をしているが、中生代に生息した竜脚類にも酷似している。見た目はツラヌキが思わずパワータイプに思えそうな体格をしているが、実際にはE6こまちをもしのぎ、捕縛フィールドを滑走するほどその体格からは想像もつかない機動力を誇り、口から冷気のようなものを吐き出す。圧倒的なスピードを持ってE6こまち達を制圧するが、駆け付けたブラックシンカリオンがシャショットと融合したことで進化したブラックシンカリオン 紅にはスピード勝負で逆に圧倒されてしまう。E6こまち達の攻撃を必死で回避するも、ブラックシンカリオン 紅の超ダークカイサツソードを発動する際の自動改札機型のフラップドアで動きを封じられ、最後は超ダークカイサツソードで球体を破壊され、強制送還された。
サウザンドファング
第56話に登場。カイレン直属のクレアツルスで桜島の河口付近に徘徊している。頭部には角が生えている。知能が高く、常に群れで行動することが多いことから中生代、白亜紀に生息していた獣脚類ヴェロキラプトルに似た習性を持ち、ティラノサウルスのような巨大な顎で800つばめのスワローウィングをかみ砕くほどのパワーを持っていることから、セイリュウ曰くクレアツルスで一番厄介と称するほど非常に強力なクレアツルス。地底世界に潜り込んできたハヤトたちを最初の一匹が威嚇しそのまま逃げだすも、追いかけてきた800つばめを火口付近まで追い込み待ち伏せしていたほかの仲間と共に一斉に襲い掛かり追い込んだ。しかし、助けに入ったブラックシンカリオンが紅に変化し追い込まれる。それでも数で圧倒し、真下に溶岩のある崖までブラックシンカリオン 紅と800つばめを追い込み皆で一斉に飛び掛かったが、2機に交わされて群れごとマグマの海に落ちて自滅した。

テレビアニメ第2期の敵

敵側のメカニック(第2期)

諸元
ダークシンカリオン
全長 26.5m(ノーマルモード)
28m(ケンタウロスモード)
29.5m(デビルモード)
重量 105t(ノーマルモード)
275t(ケンタウロスモード)
275t(デビルモード)
武装 シャダンスピア(ノーマルモード及びケンタウロスモード)
ダークグランクロス(ノーマルモード)
ダークブラスター(ケンタウロスモード)
デビルキャノン、デビルグランクロス(デビルモード)
搭乗者 碓氷 アブト
ダークシンカリオン
シンカリオンZと対を成すシンカリオン。アブトが見る夢に出てきた闇の新幹線で変形したもので、第7話に初登場。第13話でマオウノブナガとの戦いが終わった直後、闇の新幹線がアブトの前を通り、父さんに会いに行くため乗り込むと超進化モバイルZギアの画面がモバイルshincaとなった。それをパイロット席にかざすとダークシンカリオンのモバイルshincaが閉塞解除されアブトを乗せたまま出発した。
5両編成で、先頭車と後尾車で「ダークシンカリオン」になり、残りの中間車3両は「馬型ロボット・ダークホース」に変形する。武器は「シャダンスピア」、必殺技は「ダークグランクロス」。
また、運転士のアブトはカンナギに指示されて行動している。
ダークシンカリオン ケンタウロスモード
「ダークシンカリオン」と「ダークホース」が合体した姿。2体が合体することで機動力、戦闘能力がアップ。戦闘状況に応じて、「シャダンスピア」と「ダークブラスター」を使いこなす。
ダークシンカリオン デビルモード
ダークシンカリオンが5両合体した姿。武器は「デビルキャノン」。必殺技は「デビルグランクロス」。

巨大怪物体(第2期)

ねぎだるま
第1話に登場。軽井沢に出現した怪物体。2期で最初の巨大怪物体。最後はシンが乗ったE5のエキスカリバーによって倒された。
ねぎましだるま
第2話に登場。ねぎだるまと同じく軽井沢に出現した怪物体。外見はねぎだるまの腕にねぎが増えた姿。最後はE5ヤマノテのZグランクロスによって倒された。
ブラックドッグ
第3話に登場。大釜に出現した怪物体。最後はE6ネックスのネックスVVVFブラスターによって倒された。
やっぱりゴルゴン
第4話に登場。ブラックドッグと同じく大釜に出現した怪物体。最後はE6ネックスのネックスVVVFブラスターによって倒された。
オニメタル
第5話に登場。長野に出現した怪物体。最後はE5ヤマノテのヤマノテエキスカリバーによって倒された。
絶対ウンガイキョウ
第6話に登場。オニメタルと同じく長野に出現した怪物体。最後はE7アズサのアズサコウデンアツアックスによって倒された。
ワダツミ
第7話と第20話に登場したテオティの1人であるワダツミの怪物体形態。第7話では横川支部の地下格納庫で戦った。最後はE5ヤマノテのヤマノテエキスカリバーを受けて退いた。第20話では大宮支部の地下格納庫で戦った。最後はE5ヤマノテの覚醒したヤマノテエキスカリバーによって石化した。
オンボノヤスかも
第8話に登場。田端に出現した怪物体。最後はE5のエキスカリバーによって倒された。
名称不明
第8話最後と第9話冒頭で登場。太宰府に出現した怪物体。コードネームはない。最後は800のパンタグラフクナイによって倒された。
名称不明
第9話に登場。太宰府に出現した怪物体。最後は800ソニックのソニックパンタグラフボウガンによって倒された。
名称不明
第10話に登場。太宰府に出現した怪物体。5体登場。
最後は800のパンタグラフクナイとE5ソニックのソニックボウガンが合体したソニックパンタグラフボウガンによって倒された。
サウザンドファング
第11話に登場。金城ふ頭に出現した怪物体。第1期にも登場したクレアツルスの一種。最後はE6ネックスのネックスVVVFブラスターによって倒された。
ヒュージタートル
第12話に登場。犬山に出現した怪物体。第1期にも登場したクレアツルスの一種。最後はE6のVVVFブラスターによって倒された。
マキシマムドラゴン
第12話にヒュージタートルがダメージを受けたときに捕縛フィールド内で登場。第1期にも登場したクレアツルスの一種。最後はN700Sのイヌクギクローによって倒された。
マオウノブナガ
第13話に登場。関ヶ原に出現した怪物体。第1期にも登場した巨大怪物体。最後はN700Sヒダのヒダハイブリッドナギナタで総大将が倒され他は消えていった。
名称不明
第17話最後と第18話冒頭で登場。比叡山に出現した怪物体。コードネームはない。最後は500のシンゴウトウによって倒された。
ソウギョク
第16話と第18話に登場。第1期にも登場したソウギョクの怪物体形態。第16話では、自分の妄想の中で登場。第1期のE5MkⅡとN700Aが捕縛フィールドに入ると自ら黒い物質を放出して、E5MkⅡとN700Aお互いに幻を見せ、戦わせたがハローキティーのりんごミサイルで幻が消える。その後、E5MkⅡとN700Aはソウギョクと戦おうとするが、ハローキティーハローキティーモードのリボンステッキで動きが封じ込められた。その後、シンカリオン3期が消えたあとに我に返る。
第18話では巌流島でのシンとギンガの戦いに乱入。500が攻めてきたときに黒い煙を放出し、500に周りが見えないようにした。しかし、E5のエキスカリバーの光で500がソウギョクの場所に気付いた。最後は500のシンゴウトウによって倒された。
名称不明
第19話に登場。嵯峨嵐山駅に出現した怪物体。コードネームはない。最後は500オオサカカンジョウのオオサカカンジョウシンゴウトウによって倒された。
鬼エヴァ
第21話に登場。太秦映画村に出現した怪物体。最初に怪物体化した際はすぐに消えたが、翌日の昼に出現。第2期の巨大怪物体の中で唯一A.T.フィールドを搭載している。最初は500 TYPE EVAのプログレッシブシンゴウトウによってA.T.フィールドを破壊され倒されたが、その後もう一体登場。最後は500ミュースカイ TYPE EVAのブンキヌスの槍によって完全に沈黙した。

用語

実際の鉄道博物館
新幹線超進化研究所
シンカリオンの開発・運用と、巨大怪物体の研究を行っている特務機関。略称はS.U.E.I.(Shinkansen Ultra Evolution Institute)。東京駅丸の内駅前広場の大深度地下に総合指令部を置き、前線基地となる施設(指令室・分室の指令所およびシンカリオンの整備場)は、JR北海道の新函館北斗駅、JR東日本の鉄道博物館、JR東海のリニア・鉄道館、JR西日本の京都鉄道博物館、JR九州の九州鉄道記念館の大深度地下に存在する。アニメ版では、日本のみならず世界各地にも支部がある設定になっているが、最終的に海外の支部が直接登場したり、具体的な位置が言及されることはなかった。なお、超進化研究所とシンカリオンに関係する情報は一般には秘密にされており、表向きは“国家戦略に基づき、官民合同で新幹線に関する最先端技術(新幹線コア技術)の研究・開発を行う組織”とされている[59]
適合率
シンカリオン運転士がシンカリオンの能力をどれだけ引き出せるかを表した数値。この数値が高い運転士でないとシンカリオンを動かすことすらできない。また、より数値が高い運転士が操縦するほど、それまで使えなかった専用武器や必殺技などが使えるようになる。また、適合率は大人より子どものほうが高い数値を出す傾向があり、戦闘中の運転士の状態によって数値が激しく変化する[注 30] ことがあるなど、未解明の要素が多い。
捕縛フィールド
巨大怪物体が出現した時、怪物体による被害を最小限に抑えるため展開される特殊空間。超進化研究所によって打ち上げられた人工衛星からの光線により起動する。
この中であれば、激しい戦闘をしても現実世界への被害を抑えることができる。フィールド内部は円形のステージと高低差のある外周レールが敷設され、熱源調整機能や熱源調整・空気圧確保・監視カメラなども備えられている。また、外壁には光学迷彩機能が備わっており、一般人が外部からフィールド内の様子を見ることはできない。ただし、エージェント達には光学迷彩は全く通用せず外部からシンカリオンの戦闘を常に観察しており、第48話ではセイリュウがステルス機能に関係なく金属や鉱物を見ることが出来ると語っている。また、外壁に衝撃があれば外部からでもわかることがある。
シンカリオンは、通常の新幹線の軌道から分岐して出現する超硬質金属製の特殊軌道「光のレール」に転線し[注 31]、超進化速度まで加速しつつフィールド内へと突入しモードシンカリオンへと変形する[注 32]。突入後、シンカリオンはこの中で怪物体との戦闘に臨む。
フィールドを維持できる展開時間には限界があり、時間内に怪物体を撃破しなければ付近に甚大な被害を出してしまうことになる[注 33]。また、一度破られたフィールドを再展開するにはフルチャージのためにある程度の時間を要する。
怪物体が一時的に機能停止状態となった場合には、フィールドの出力を下げることで展開時間を延長することができる。
また、捕縛フィールドの出力自体にも限界があるため、捕縛フィールドを複数展開する必要がある場合はそれぞれの捕縛フィールドの出力を絞らなくてはならない。
制限時間数分前にはレッドシグナルが点滅する。
高速で移動する敵に対しては照準が合わせられず捕縛できない場合があり、状況によっては捕縛フィールド外で戦わなければならないこともある[13]。また、水中には展開できないという欠点があり、第23話では巨大怪物体ノブナガスイグンに水中からの逃走を許した。
超進化研究所に敵が侵入した場合には、機密保持のためにシンカリオンを退避させるシェルターの役割も持つ。
フィールド中央の最上部には穴があり、飛行能力がある巨大怪物体やシンカリオンはここを通ってフィールド外へ出ることができる。また逆に、フィールド外からフィールド内へ入ることもできる[注 34]
グランクロス
必殺技である粒子ビーム砲。単機で使用可能なものとして、E5はやぶさの「グランクロス」、E5はやぶさ MkIIの「デュアルグランクロス」、ブラックシンカリオンの「デスグランクロス」などが挙げられる。シンカギアまたはブラックシンカギアのレバーを一番上まで起こすことで粒子エネルギーをチャージし、十分にチャージできた後にレバーを一気に下げることで胸部ユニットから超強力なビーム攻撃を放つ。リンク合体(またはクロス合体・オーバークロス合体)時には合体相手の運転士と呼吸を合わせて放つ必要があり、E5×ドクターイエローのやや青みがかった「ウルトラグランクロス」、E5 MkII×E6の赤で縁取られた黄色の「オオマガリグランクロス」など色や名称も変化する。また、トリニティーが使用する「トリニティーストライク」もこれに類した粒子ビーム砲である。
第2期のシンカリオンZ E5はやぶさにも必殺技として搭載されている。

テレビアニメ第1期の用語

Shinca(シンカ)
超進化研究所メンバーに支給されるIDカード。体裁は一見「Suica」のようなデザイン[注 35] だが、一般のICカード類に比べてかなり厚みがあり、カード本体もプラスチックではなく金属のようで、かつてのPCカードに似ている。
これを持っていれば、鉄道博物館(東日本指令室の場合)の入館と超進化研究所エリアへの出入りが自由。さらに研究所のセキュリティエリアに入るには、エリア入口横のリーダーにタッチする。
シンカリオン運転士には、研究所員と同じカード[注 36] に加え、運転士専用の『Shinca』が支給されている[注 37]。これには、搭乗するシンカリオンの機体名称(「E5はやぶさ」など)が表記されている。リンク合体(およびクロス合体またはオーバークロス合体)する相手の『Shinca』は合体する際にシャショットから排出される[注 38]。また、モードチェンジが可能なN700Aのぞみの運転士には専用のモードチェンジカード[注 39] も併せて支給されている。トリニティー合体が可能な700シリーズの運転士には同じデザインの「トリニティー」と表記されている専用の『Shinca』が支給されている。
なお、エージェント側にも同様の『ブラックShinca』が存在しており、セイリュウは運転士専用の『Shinca』同様に「ブラックシンカリオン」と書かれた運転士専用の『ブラックShinca』とイザから託された2枚の「モードチェンジカード」を、スザクは何も書かれていない『ブラックShinca』を所持している。また、キリンも「ブラックシンカリオン オーガ」と書かれた運転士専用の『ブラックShinca』を所持している。
超進化マスコン シンカギア
声 - じんぼぼんじ
アニメ版で登場。運転士たちがシンカリオンを操縦する際のマスコン型コントローラー[59]。外観はシンカリオンの機体を問わずN700A(N700系1000番台・4000番台)を模した形状をしている。また右側面後部には上下2段のShinca用のスロットが設けられている。通常は運転席にセットされているが、「シンカギア、装着!」と喚呼しながらシンカギアを左腕へ装着し運転席から取り外すことで起動する。超進化速度まで超加速する際には、「超進化速度、突入!」と喚呼すると超加速を開始する。先述の運転士専用の『Shinca』をタッチすることでシンカリオン発進時の認証を行い、超進化速度に到達後に『Shinca』をシンカギアの下部スロットに挿入し、「チェンジ、シンカリオン!」と叫ぶことで「モードシンカンセン」から「モードシンカリオン」への変形指示を出すことができる。また、合体相手の『Shinca』をシンカギアの上部スロットに挿入し、「リンク、シンカリオン!」と叫ぶことでリンク合体することが可能となる(クロス合体を行う場合は、「500こだま」または「ドクターイエロー」の『Shinca』をシンカギアの上部スロットに挿入してから、「クロス、シンカリオン!」と叫ぶことでクロス合体することが可能となる。なお、オーバークロス合体を行う場合はリンク合体と同じ手順を踏んでから、「オーバークロス、シンカリオン!」と叫ぶことでオーバークロス合体することが可能となる)。N700Aのぞみのアドバンスドモードへの変型時には、専用のモードチェンジカードを上部スロットに挿入し、「チェンジ、アドバンスドモード!」と叫ぶことで変形する。700シリーズがシンカリオン トリニティーへの合体時には、専用の『Shinca』を上部スロットに挿入し、「チェンジ、トリニティー!」と叫ぶことでトリニティー合体することが可能となる。
各動作(発進・加速・変形・合体)をする際には音声によるアナウンスが流れる。
また、漆黒の新幹線(ブラックシンカリオン)や謎の新幹線(ブラックシンカリオン オーガ)にも同等の『ブラックシンカギア』が設置されており、シンカギアと同様に扱うことで運転および変形とモードチェンジを行える。また、ブラックシンカリオンのブラックシンカギアの各動作の音声アナウンスは通常のシンカギアよりも禍々しいものとなっているが、ブラックシンカリオンがブラックシンカリオン 紅に変化すると、通常のシンカギアと同様の音声アナウンスとなる。ただし、ブラックシンカリオン オーガのブラックシンカギアの各動作の音声アナウンスは、最初から通常のシンカギアと同様の音声アナウンスとなっている。
シンカリオン・シム
シンカリオンの運転士適合者の判断材料として用いられるシミュレータ。当初は新幹線超進化研究所の関係者のみで使用されていたが、部外者であったハヤトが好成績を叩き出し、非常に高い適合率を示したため、以降は民生用に転用する形でリズムゲームとしてアーケードゲームでの稼働やスマートフォン・タブレット端末向けのゲームアプリとして配信し、新たなシンカリオンの運転士適合者の発掘に活用されている。
シンカ・アプリ
超進化研究所員や、シンカリオン運転士が持つスマホやタブレット端末にインストールされているアプリ。漆黒の新幹線や巨大怪物体の出現といった緊急時に、駅の発車ブザーに似たアラーム音とともに警報の内容を画面表示して通知する。
超進化研究所からの設定により、個別に通知を止めることができる[注 40]
リンク合体
#リンク合体
クロス合体
#クロス合体
トリニティー合体
シンカリオン700シリーズ(700のぞみ・700ひかりレールスター・N700みずほ)のみが持つ特別な合体システム[注 41] 。3機のうちの1機を核として残りの2機をそれぞれ右か左の腕と脚(膝下)として合体させる。ただし、700シリーズを運転する3人の運転士の適合率が同じで、尚且つ息が合わないと合体できない。なお第35話では、700シリーズを運転する3人の運転士(ギン・ジョウ・タカトラ)の適合率が3人とも83.5%で揃っていたため、成功に至っている。
オーバークロス合体
#オーバークロス合体
ウイング・パンタグラファーDX
シャショットに新装備として追加された翼の付いたバックパック。不要な場合は、シャショットの体内に格納することもできる。動力源はUSBではあるが、普段から浮遊しているシャショットに何の目的で装備されたのかは不明である。背面にE5はやぶさの頭部が描かれている。
超進化電動貨物
シンカリオンの支援車両として超進化研究所が開発・保有しており、牽引機は赤と黒をベースにゴールドのラインと超進化研究所のロゴが入ったシンカリオンオリジナルデザインのF級[注 42]交流電気機関車(双頭連結器を装備)。専用コンテナ「ウェポンコンテナ」を積載する無蓋貨車数両を連結する形で運用され、この編成は「ウェポントレイン」と呼称される。
第27話では地下試験場を除く研究所の全電力を蓄電した電源コンテナを積載して牽引し、地下試験場到着後に有線でE5 × 500に急速充電[注 43] することで、2発目の超グランクロスの発射を可能とした。
ウェポンコンテナ
超進化電動貨物のコンテナ車に積載された緑色のコンテナで、「超進化タイタンパー」に変形する。複数個存在し、戦闘中のシンカリオン全機に装備可能となっている。なお、名古屋支部のウェポンコンテナには、「マクラギヌンチャク」を積載するコンテナが配備されている。
超進化タイタンパー
白兵戦のために開発された武器。各シンカリオンの右腕に装着し、削岩機のように敵の装甲などを破壊する。
東京駅・中央迎撃システム
緊急時における東京駅でのシンカリオン稼働のために用意されたシステム。捕縛フィールドとは別の方法でフィールドを展開するため、捕縛フィールドの出力の低下を最小限に抑えることができる。ただし、起動するためには東京駅および丸の内エリア一帯を封鎖しなければならないため、超進化研究所・総合指令部の許可が必要となる。
第64話ではカイレンを迎え撃つために東日本指令室からの要請を受けたスバルにより許可が下り、ウェポントレインで到着したナガトやキントキを始めとする大宮支部の整備作業員や東京駅の駅員により乗降客や住民の避難を完了させ、カイレンの到着までに起動させている。その後トラメとソウギョクを倒した11編成のシンカリオンが東京駅の新幹線ホームに集結[注 44]しカイレンを迎え撃った。この際、フタバがスバルに対して東京駅の初電[注 45]までには通常営業に戻すと約束していたため、システムを稼動出来るのは東京駅に初電の入線が間に合う時間までとなっており、それまでに戦闘を終えてシステムを撤収しなければならなかった。
黒い粒子/ルクスヴェテ/ナノマシン
漆黒の新幹線や黒い貨物列車が走行しながら大量に撒き散らす、正体不明の小さな物質。沿線の建造物や生物などを巨大怪物体化させる、水では消せない炎を出す燃料になるなどの効果がある。また、エージェントはこの粒子を纏うことで巨大怪物体化することができる。
外見は先端が針のように尖った十字形で、大きさは差し渡し1cm程度。「黒」と呼ばれてはいるが実際には濃紫色で、十字形の中央部は淡緑色の微光を発する。
エージェントが姿を消す時にも、少量ながら撒き散らす。出水は温泉旅行でエージェントと遭遇した後にこれを1粒持ち帰り、ヒビキら「巨大怪物体進化行動研究チーム」に解析を命じる。第一報は「地球のものとは思えない」というものだったが、さらなる解析を進めたところ、付着した物質を変形させ独自の進化を促す作用を持つことが明らかとなり、それまでは黒い粒子と呼んでいたこの粒子をナノマシンと命名した。第32話では研究チームにより少量ながらも人工培養に成功し、ゲンブに付着させて地底世界の位置の特定に成功している。
第64話で、この粒子をキトラルザス側はルクスヴェテと呼んでいること、地底世界を支えると同時に一度機能停止したキトラルザスのコア(赤い宝石)を再起動させたりする蘇生機能があることがドクター・イザによって明かされている。ソウギョクはこれを用いてトラメを復活させているが、カイレンがこの粒子の力をシャショットのデータ技術を利用して自分の体内に取り込んでしまったため、地底世界を支えきれなくなり地底世界は崩落した。
最終話で、使用する側が互いに協力し合うことによって粒子の量やエネルギーが飛躍的に倍増することが判明。ブラックシンカリオン オーガとの戦いで地底世界に残っていたルクスヴェテはすべて使い果たすが、出水が持ち帰った1粒とデヴィリッシュ・セルラーに残存していた1粒をスザクやアズサ、復活したゲンブとビャッコ、そして超進化研究所や市井の人々の協力を得て短時間で大量に増殖させることに成功、逃亡したブラックシンカリオン オーガを追撃するために名古屋支部から光のレールを13線出現させた。

テレビアニメ第2期の用語

超進化モバイル Zギア
声 - じんぼぼんじ
アブトが開発した、シンカリオンZの起動や変形・合体の際に使用されるスマートフォン型デバイス。内部には第1期のShincaに相当するモバイルShincaがインストールされており、運転席の読み取り部にかざすとシンカリオンが起動する。また、変形やZ合体の際には画面に表示されるZキーをタップすることによって、変形・合体シークエンスがスタートする。
シンが持っているZギアのみ、スマットに変形することができる。
また、アブトの持つものは普段は全員と同じ音声だが、ダークシンカリオンにいる際は禍々しい音声となっている。
Z合体
#Z合体
Zコード
ザイライナーを運用し、シンカリオンZとZ合体させるために必要となる、QRコードに似たコード。その在りかはアブトの夢に予知夢という形で示される。Zコードの近くにはほとんどの場合テオティが狙う結晶体が隠されているが、関係は不明。

テレビアニメの概要

第1期の概要

新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』(しんかんせんへんけいロボ シンカリオン ジ・アニメーション)のタイトルで2018年1月6日から2019年6月29日までTBS系列アニメサタデー630』第2部で全76話が放送された[5]。なお、実在する会社や地名などが登場するということもあり、次回予告後のラストで必ず「この番組はフィクションです」というテロップが流れている[64]

本番組は2020年現在、TBSテレビが最後に手がけた全日帯のアニメ作品であり、TBSは系列局も含め本作を最後に子供向けアニメおよび全年齢層を対象としたファミリー・一般向けアニメから撤退したため、民放の中で唯一、全日帯の30分枠のアニメを放送しない系列にもなった[注 46]

スタッフ(第1期)

  • 原案 - プロジェクトシンカリオン
  • 協力 - 北海道旅客鉄道東日本旅客鉄道東海旅客鉄道西日本旅客鉄道九州旅客鉄道ジェイアール東海エージェンシージェイアール西日本商事Google Inc鉄道博物館
  • 総監督 - 池添隆博[65]
  • 監督 - 池添隆博(第1話 - 第64話) → 板井寛樹(第65話 -)
  • 副監督 - 山岸大悟(第53話 - 第64話)
  • 助監督 - 山岸大悟(第1話 - 第52話) → 板井寛貴(第53話 - 第64話)→ 加藤大貴(第65話 -)
  • シリーズ構成 - 下山健人[65]
  • キャラクターデザイン・プロップデザイン・OP&ED作画監督・ED総作画監督 - あおのゆか[65]
  • プロップデザイン - 永作友克
  • メカニックデザイン・シンカリオンモデリング・モデリングディレクター - 服部恵大[65]
  • 世界観デザイン - コレサワシゲユキ・灯夢
  • CGディレクター - 安田兼盛
  • 色彩設計 - 村田恵理子
  • 美術監督 - 古賀徹
  • 撮影監督 - 村上展之
  • 編集 - 沖田秀樹
  • 音響監督 - 三間雅文[65]
  • 音楽 - 渡辺俊幸[65]
  • シンカリオン変形音アレンジ - 大間々昂[66]
  • 音楽制作 - フェイスミュージック
  • エグゼクティブプロデューサー - 源生哲雄平野隆、弓矢政法、島村優子→江藤寛之、横山拓也、沢辺伸政
  • プロデューサー - 那須田淳[67]、渡辺信也、鈴木寿広、根岸智也→針原剛、新井孝介→小嶋慶也→岡野千恵、岡本順哉
  • アニメーションプロデューサー - 山野井創、太田昌二、山口達也→三浦俊一郎
  • アニメーション制作 - OLM[65]
  • アニメーション制作協力 - 亜細亜堂(第1話 - 第52話・第53話以降はOPアニメ制作協力)[65]SynergySP(第53話 - )
  • CGアニメーション制作・オフライン編集・公式サイトデザイン - SMDE[65]
  • 制作 - 小学館集英社プロダクション[65]
  • 制作著作 - 超進化研究所、TBS

主題歌(第1期)

オープニングテーマ
進化理論」(第2 - 63・65 - 75話)
作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - Coffee Creamers / 編曲 - Soma Genda / 歌 - BOYS AND MENVirgin Music
第1話と第64話ではEDとして、第76話ではEDの後に使用。また、戦闘時や必殺技発動時にも挿入歌として使用される。第57話では短縮版がOPとして使用された。
第28話では映像が一部変更され、EDで先行披露されたジョウ・ギン・タカトラ及び、スザク・イザや超進化研究所各支部の指令長、シンカリオントリニティーが登場している。第66話でも、ハヤト達の進級に合わせて、ハヤト達の衣装が変更されている。これ以外にもレギュラーキャラクターの変更などにより映像の一部が変更されることがある。
第48話では、フタバとハヤトたちが大宮支部の忘年会の余興として歌っており、その後忘年会にBOYS AND MEN本人が登場し歌の続きを披露している。
エンディングテーマ
「Go One Step Ahead」(第2 - 25・76話)
作詞・作曲・歌 - 村上佳佑 / 編曲 - シライシ紗トリEMI Records Japan
第18・22・28・43・45話では挿入歌として使用。映像では第2話からデフォルメされた5両編成の車両がE5はやぶさ・E6こまち・E7かがやき・E3つばさの順で登場していたが、第17話からはN700Aのぞみ・H5はやぶさ・800つばめ・E5はやぶさの順に変更されている。また車両の上に描かれた窓の部分には下を走っている車両や路線にちなんだ場所や物が描かれている。
変更後の第26話以降は挿入歌としての使用されている。
第76話ではEDとしてフルサイズが使用された。
I WANNA BE WITH YOU」(第26 - 38話)
作詞・作曲・歌 - TETSUYA(EMI Records Japan) / 編曲 - Jun Suyama、TETSUYA
第76話では挿入歌として使用。映像ではジョウ・ギン・タカトラが本編に先駆けて登場している。第37話では必殺技発動時の挿入歌として使用された。
Go Way!」(第39 - 51話)
作詞 - すぅ / 作曲 - すぅ・クボナオキ / 編曲 - クボナオキ / 歌 - SILENT SIREN(EMI Records Japan)
第76話では挿入歌として使用。映像にはアズサがメインで登場しており、彼女の動画の映像や過去に劇中で活躍した場面の写真も描かれている。
「STARTRAiN」(第52 - 63話)
作詞・作曲 - Saku・天月-あまつき-/ 編曲 - Saku / 歌 - 天月-あまつき-USM JAPAN
第59・61・64話では挿入歌として使用。映像にはタツミと人間態のセイリュウが初めて登場している。
「スタートライン」(第65 - 75話)
作詞・作曲・歌 - ベリーグッドマンユニバーサルJ) / 編曲 - HiDEX
第69話は遅れネット局、DVD版などではそれぞれ挿入歌として使用。
挿入歌
「チェンジ!シンカリオン」(第13・14・17・23・24・35・53・54・75話)
作詞・作曲・編曲 - 井上裕治 / 歌 - 山寺宏一
元々は玩具版のテーマソングとして制作され、ミュージックビデオも作られている[68]
アニメでは、主にN700Aのぞみやトリニティーが戦闘に参加した際(必殺技発動時など)およびスバルが指揮を執る際に使用される。第17話ではインストゥルメンタルバージョンが使用された。第24話ではBGMが使用された。
残酷な天使のテーゼ」(第17・31話)[69]
作詞 - 及川眠子 / 作曲 - 佐藤英敏 / 編曲 - 大森俊之 / 歌 - 高橋洋子
「DECISIVE BATTLE」(第17・31話)[69]
「Both of You、Dance Like You Want to Win!」(第31話)
「ASUKA STRIKES!」(第31話)
「The Day Tokyo-3 Stood Still」(第31話)
作曲 - 鷺巣詩郎
上記5曲はシンカリオン 500 TYPE EVAが登場する回で使用された『新世紀エヴァンゲリオン』の楽曲群。いずれの楽曲も地上波放送版・Blu-ray版[70]のみ使用され、それ以外では別の曲(通常のBGM等)にそれぞれ差し替えられている。
クリスマス・イブ」(第49・50話)
作詞・作曲・編曲・歌 - 山下達郎
JR東海がかつて制作したCM(「クリスマス・エクスプレス」等)の再現シーンのBGMとして登場。ABSを除く地上波版のみ使用され、それ以外ではインストゥルメンタル版に差し替えられている[71][72]
SOMEDAY」(第58話)
作詞・作曲・編曲 - 佐野元春 / ストリングスアレンジ - 大村雅朗 / 歌 - 佐野元春
JR東海がかつて制作したCM(「ファイト!エクスプレス '89」)の再現シーンのBGMとして登場[73]。ネット配信版では台詞のみでBGMは流れず、本編映像に”Music by 佐野元春”の表記もない[74]
鉄道唱歌/東海道篇」(第62話)
作詞 - 大和田建樹 / 作曲 - 多梅稚・上真行
シャショットを失い落ち込んでいたハヤトを励ますためにアズサが撮った動画[注 47]の中で、アキタたちを含めた大宮支部にいた超進化研究所の所員全員で4番までを歌っている。なお、ネット配信版にもそのまま収録されている[75]
Progress」(第69話)
作詞・作曲:スガシカオ / 編曲:武部聡志小倉博和 / 歌 - kōkua
ABSを除く地上波版で使用。アズサがコンクール用に制作した動画[注 48] のBGMとして登場。先述の通りそれ以外では、ED曲の「スタートライン」にそれぞれ差し替えられている。

各話リスト(第1期)

サブタイトルは『○○!!××』として統一している。(第21話と第65話は例外)

話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督
(総作画監督)
登場する敵放送日
第1話出発!!シンカリオン E5はやぶさ 下山健人池添隆博根岸宏樹永作友克、西岡夕樹、
ジャカルタカルカッタ軽田
レイルローダー2018年
1月6日
第2話対決!!シンカリオンVS巨大怪物体[注 49] 山岸大悟峯友則海谷敏久レイルローダー
マッドフェリス
1月13日
第3話来たれ!!秋田からのスナイパー 池添隆博
山岸大悟
湖山禎崇山科和佳菜、徳田拓也フロストツリー1月20日
第4話撃て!!シンカリオン E6こまち 鈴木恭兵
大畑晃一
鈴木恭兵加藤壮フロストツリーII1月27日
第5話激突!!アイアンスチーマー すずきたくま
大畑晃一
すずきたくま青木昭仁、菅野智之アイアンスチーマー2月3日
第6話貫け!!シンカリオン E7かがやき 田所修
大畑晃一
佐々木純人永作友克2月10日
第7話協力!!ハヤトは孝行息子 山下憲一吉田徹
大畑晃一
曽根利幸海谷敏久
(西岡夕樹)
スターストリーム2月17日
第8話連結!!初めてのリンク合体 下山健人湖山禎崇
大畑晃一
湖山禎崇山科和佳菜、新岡浩美、
大久保修、原田峰文
(西岡夕樹)
フュリアスフレイム2月24日
第9話熱闘!!超進化研究所温泉旅行 山岸大悟
大畑晃一
曽根利幸市来剛マイティクラブ3月3日
第10話忍べ!!シンカリオン E3つばさ 山下憲一鵜飼ゆうき
紅優
秦義人加藤壮ワイルドボア3月10日
第11話磨け!!研究所の老メカニック 下山健人緒方隆秀加藤愛、竹永拡功
(西岡夕樹)
プログレスクリーナー3月17日
第12話衝撃!!シンカリオン N700Aのぞみ 山岸大悟
大畑晃一
すずきたくま菅野智之
(市来剛)
ゲンブ3月24日
第13話決戦!!シンカリオンVSゲンブ 田所修
大畑晃一
曽根利幸永作友克3月31日
第14話登場!!新たなるエージェント スザク 神山修一緒方隆秀加藤愛、竹永拡功PSYディーバ4月14日
第15話北へ!!シンカリオン H5はやぶさ 山下憲一奥澤粗笨
大畑晃一
湖山禎崇をがわいちろを、野口征恒
(市来剛)
ロープスパイダー
ロープスパイダーII
4月21日
第16話炸裂!!ミクとハヤトのダブルカイサツソード 吉田徹
大畑晃一
峯友則こかいゆうじ
(市来剛、永作友克)
ロープスパイダーII4月28日
第17話西へ!!シンカリオンVS大阪名物!? 大知慶一郎紅優
鵜飼ゆうき
中村近世鈴木伸一
(市来剛)
ビックアイ5月5日
第18話漆黒!!ブラックシンカリオン現る 下山健人緒方隆秀加藤愛、竹永拡功
(市来剛)
ブラックシンカリオン5月12日
第19話決闘!!シンカリオンVSブラックシンカリオン 山岸大悟曽根利幸永作友克5月19日
第20話逃亡!!操られたシャショット 神山修一田所修
大畑晃一
加藤顕をがわいちろを
(市来剛)
レイルローダー25月26日
第21話はばたけ!シンカリオン800つばめ[注 50] 山下憲一緒方隆秀加藤愛、竹永拡功
(市来剛、あおのゆか)
スカイハイ・ギガ・ブースター
マントルイーター
6月2日
第22話空へ!!E5はやぶさ+800つばめ[注 51] 柾岡一佑
大畑晃一
秦義人柳田義明、船越英之マントルイーター6月9日
第23話出動!!シンカリオン 500こだま 大知慶一郎紅優
鵜飼ゆうき
中村近世鈴木伸一
(市来剛)
ノブナガスイグン6月16日
第24話侵入!!ミクロの巨大怪物体 下山健人緒方隆秀加藤愛、竹永拡功
(市来剛)
デヴィリッシュ・セルラー
ブラックシンカリオン・ドラグーンモード
6月23日
第25話再戦!!シンカリオンVSブラックシンカリオン 神山修一中原れい
大畑晃一
曽根利幸永作友克ブラックシンカリオン・ドラグーンモード
ブラックシンカリオン・バーサーカーモード
6月30日
第26話脅威!!ブラックシンカリオン・バーサーカーモード 田所修
大畑晃一
峯友則こかいゆうじブラックシンカリオン・バーサーカーモード7月7日
第27話反撃!!E5×500[注 52] 山下憲一緒方隆秀加藤愛、竹永拡功7月14日
第28話名古屋!!出水指令長の過去 山岸大悟町谷俊輔鈴木幸江(市来剛)インベイジョンプラント7月21日
第29話海へ!!敵の電波信号を探れ 下山健人紅優
鵜飼ゆうき
貞光紳也前田義宏、吉田徹
吉田夫美子、加瀬政広
寺田浩之、檜垣彰子
根岸宏行
マリーンハンター7月28日
第30話京都!!ハヤトとアズサの二人旅 大知慶一郎緒方隆秀加藤茂、生野裕子
(市来剛)
マオウ・ノブナガ8月4日
第31話発進!!シンカリオン 500 TYPE EVA 山岸大悟
大畑晃一
曽根利幸永作友克キングシトエル8月11日
第32話キャンプ!!見えない巨大怪物体 神山修一田所修
大畑晃一
中村近世ガイスト・パンツァー8月18日
第33話宿題!!ハヤトの絵日記大作戦 山下憲一緒方隆秀加藤愛、竹永拡功ファースト・エネミー8月25日
第34話対立!!シンカリオン 700シリーズ 下山健人奥澤粗笨
大畑晃一
榎本守板倉和弘
(市来剛)
ギガントブリッジ9月1日
第35話団結!!シンカリオン700 トリニティー 紅優
鵜飼ゆうき
貞光紳也斎藤圭子、中島大智
(市来剛)
マントルイーター9月8日
第36話南へ!!桜島の敵アジトを探せ 緒方隆秀加藤茂サラマンダー・ゾラ9月15日
第37話遭遇!!ハヤトとセイリュウ 山岸大悟
大畑晃一
曽根利幸永作友克マオウ・ノブナガ9月22日
第38話救援!!シンカリオン ドクターイエロ― 田所修
大畑晃一
新井宣圭池上慎也、徳川恵梨
桝井一平、安斉住恵
鈴木伸一
(市来剛)
ビャッコ
サラマンダー・ゾラ
9月29日
第39話対話!!ハヤトとリュウジの空手修行 緒方隆秀竹永拡功、岸智恵美
加藤茂
10月6日
第40話地下へ!!シンカリオンVSビャッコ 山岸大悟
大畑晃一
山岸大悟榎本勝紀
(市来剛)
ビャッコ
サラマンダー・ゾラ
ファースト・エネミー
10月13日
第41話会議!!ハヤトの誕生日を祝え 鵜飼ゆうき
紅優
貞光紳也斎藤圭子、柿原剛
(市来剛)
ファースト・エネミー10月20日
第42話東へ!!初めてのグランクラス 緒方隆秀加藤茂、加藤愛ゲンブ10月27日
第43話交流!!ゲンブとの対話を探れ 奥澤粗笨
大畑晃一
曽根利幸永作友克ヒュージタートル11月3日
第44話家族!!アキタと思い出のケーキ 田所修
大畑晃一
山岸大悟野上慎也、安斎佳恵
(市来剛)
ゲンブ11月10日
第45話山形!!シノブが運転士脱退!? 緒方隆秀竹永拡功、岸智恵美
加藤茂
ファースト・エネミー
ブラックシンカリオン・バーサーカーモード
11月17日
第46話襲来!!怒りのブラックシンカリオン 山岸大悟加藤大貴市来剛、あおのゆかテレストリアル・サラマンダー
ブラックシンカリオン・バーサーカーモード
11月24日
第47話適合!!E5×ドクターイエロー 紅優
鵜飼ゆうき
貞光紳也斎藤佳子、吉田浩之
(市来剛)
12月1日
第48話師走!!超進化研究所大忘年会 緒方隆秀加藤愛、竹永拡功
岸智恵美
ホリッドブロッサム12月8日
第49話疾風!!E3つばさアイアンウイング 奥澤粗笨
大畑晃一
曽根利幸榎本勝紀トラメ12月15日
第50話共闘!!ブラックシンカリオンVSトラメ 田所修
大畑晃一
鈴木卓夫野上慎也12月22日
第51話更新!!フタバの業務日誌[注 53] 下山健人
山下憲一
大知慶一郎
神山修一
(以上、各話脚本)
岡田竜宙西岡夕樹
市来剛
(なし)[注 54]12月29日
第52話集え!!シンカリオン運転士新年会 大知慶一郎奥澤粗笨
大畑晃一
山岸大悟永作友克ディノウイング2019年
1月5日
第53話クイズ!!ブラックシンカリオンとペンギン 下山健人板井寛貴ながはまのりひこ大川美穂子、角谷知美トラキュレントシャーク1月12日
第54話押忍!!N700Aとリュウジのブルース 大庭秀昭山村俊了、臼田美夫マスタートリロバイト1月19日
第55話超・超・超加速!!ブラックシンカリオン紅 緒方隆秀まつもとよしひさ鰐淵和彦、古徳真美
浦島美紀、寿夢龍
マキシマムドラゴン1月26日
第56話豆!!鬼のセイリュウ 紅優
鵜飼ゆうき
加藤大貴渡辺まゆみ、松本淑恵
佐久間康子、大川美穂子
永作友克
サウザンドファング2月2日
第57話密着!!キトラルザス24時[注 55] 下山健人
山下憲一
大知慶一郎
神山修一
(以上、各話脚本)
-峰友則
すずきたくま
湖山禎崇
曽根利幸
ながはまのりひこ
町谷俊輔
永作友克、山科和佳菜
(なし)[注 54]2月9日
第58話ファイト!!エクスプレスと青春のE2系 下山健人奥澤粗笨
池添隆博
関大
渡辺正彦
寿門堂
(嶋崎知美、永作友克)
ゲンブ
ビャッコ
トラメ[注 56]
2月16日
第59話繋げ!!シンカリオンと鍋の力 紅優
鵜飼ゆうき
ながはまのりひこ大川美穂子、角谷知美スザク2月23日
第60話大作戦!!団結チームシンカリオン 山岸大悟大庭秀昭山村俊了、栗井重紀
臼田美夫、津熊健徳
小野加奈子
カイレン3月2日
第61話大激戦!!E5×500VSカイレン 緒方隆秀加藤大貴北條裕之、林怡君
(嶋崎知美、永作友克)
3月9日
第62話さらば!!シャショットよ永遠に… 工藤利春まつもとよしひさ鰐渕和彦、古徳真美
浦島美紀、寿夢龍
(小野可奈子)
ソウギョク
トラメ
3月16日
第63話巨大展開!!東京駅・中央迎撃システム 奥澤粗笨山口美浩寿門堂、服部益実
(嶋崎知美、永作友克
あおのゆか、大川美穂子)
カイレン
ソウギョク
トラメ
3月23日
第64話超絶進化!!E5はやぶさMkII 池添隆博
大畑晃一
ながはまのりひこあおのゆか、永作友克
大川美穂子、角谷知美
カイレン3月30日
第65話新学期 新展開!!!謎の新幹線祭り 板井寛樹奥村よしあき萩原しょう子、島崎和美
小野可奈子、津熊健徳
アイアンスチーマー[注 57]
スカイハイ・ギガ・ブースター
4月6日
第66話大炸裂!!オオマガリグランクロス 紅優関田修松本淑恵、槙田一章
吉田和香子
ビッグアイ4月20日
第67話続け!!シャリンドリルもMkⅡ 上原秀明栗井重紀王敏、周暁華、朱暁林
(永作友克、島崎知美)
ギガントブリッジ4月27日
第68話謎の敵!!ブラックシンカリオン ナンバーズ 奥澤粗笨まつもとよしひさ古徳真美、浦島美紀
寿夢龍
(小野可奈子)
ブラックナンバーズ(X)5月4日
第69話チェンジ!!シンカライザー 工藤利春ながはまのりひこ大川美穂子、角谷知美ブラックナンバーズ
(I・II・III・IV・V)
ソウギョク
5月11日
第70話ショック!!悲しみのセイリュウ 紅優栗井重紀吉田翔太、高橋渚
永田敬善
(小野可奈子)
ブラックナンバーズ
(VI・VII・VIII)
5月18日
第71話最強!!ブラックシンカリオンオーガ 上原秀明佐土原武之津熊健徳、Park Ji-Seung
(永作友克、島崎知美
大川美穂子)
ブラックシンカリオン オーガ5月25日
第72話共存!!ヒトとキトラルザス 羽鳥潤山口美浩See Seoung Hye、Lee juhyeon
寿門堂
(永作友克、島崎知美
大川美穂子、小野可奈子)
ブラックナンバーズ
(IX・XI・XII)
6月1日
第73話究極のオーバークロス!!923ドクターイエロー 加藤大貴
大畑晃一
加藤大貴松本淑恵、反町司
吉田和香子
ブラックシンカリオン オーガ ライジングモード
ブラックナンバーズ
(XIII・XIV・XV 他多数)
6月8日
第74話大爆発!!漆黒の決闘デュエル 工藤利春
大畑晃一
まつもとよしひさ浦島美紀、寿夢龍
古徳真美
(永作友克、島崎知美
大川美穂子、小野可奈子)
ブラックシンカリオン オーガ ライジングモード6月15日
第75話最終決戦!!
チームシンカリオンVSブラックシンカリオンオーガ
奥澤粗笨
大畑晃一
山口美浩松本敏恵、大川美穂子
角谷知美
6月22日
最終話終着!!シンカリオンと新たなる出発 板井寛樹ながはまのりひこ永作友克、大川美穂子
角谷知美、吉田和香子
(小野可奈子)
6月29日

この他、第19話までの内容を編集した総集編『団らん!!速杉家とシンカリオン』が配信限定で公開されている。

放送局(第1期)

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[5]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [76] 備考
2018年1月6日 - 2019年6月29日 土曜 7:00 - 7:30 TBSテレビ製作局)をはじめとする
TBS系列全28局
日本国内[注 58] アニメサタデー630』第2部
連動データ放送
2018年4月7日 - 2019年9月21日 土曜 16:00 - 16:30 キッズステーション 日本全域 モノラル放送 / 3月24日に4話先行放送[77]
2018年7月2日 - 2019年12月16日 月曜 1:25 - 1:55(日曜深夜)
月曜 1:50 - 2:20(日曜深夜) [78][注 59]
秋田放送 秋田県 日本テレビ系列[79]
TBS系列・キッズステーションでは字幕放送解説放送を実施。
日本国内 インターネット / 配信期間および配信時間[80]
配信期間 配信時間 配信サイト
2018年1月6日 - 2019年6月29日 土曜 7:30 更新

日曜 8:30 更新

金曜 15:00 更新
[注 60]
  • Tver
  • TBS FREE
  • GYAO!
  • YouTube(シンカリオンTV、タカラトミー公式
    YouTubeチャンネル、コロコロチャンネル)
2018年1月 - 不明
2018年4月 - Paravi
日本国外での放送(第1期)

時間帯は全て現地時間。

香港
2018年11月22日から2019年8月15日まで無綫電視翡翠台にて、『新幹線戰士』のタイトルで毎週木曜、金曜の17時20分-17時50分に放送。広東語 & 日本語二ヶ国語放送、繁体字字幕あり。
台湾
2019年3月31日から2020年9月13日まで東森幼幼台にて、『新幹線變形機器人』のタイトルで毎週日曜日、10時30分に放送[81]

DVD・Blu-ray(第1期)

この作品を収録したDVD版が2018年12月21日以降、Blu-ray版が2019年1月30日以降順次発売。発売元はNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン[82]

DVD
巻数 タイトル 発売日 収録話
1 出発!! ハヤトとシンカリオン編 2018年12月21日 第1話〜第4話
2 協力!! アキタとツラヌキ編 第5話〜第7話
3 連結!! シノブとリンク合体編 第8話〜第10話
4 登場!! リュウジとN700Aのぞみ編 第11話〜第13話
DVD BOX
BOX 発売日 収録話 備考
1 2019年1月30日 第1話〜第16話 「JR東日本シンカリオン スタンプラリー」で速杉ハヤト役のサイン入り版がある[83]
2 2019年3月27日 第17話〜第33話 第17話、第30話次回予告及び第31話は配信版のみ収録
3 2019年5月30日 第34話〜第51話 第49話及び第50話は配信版のみ収録
4 2019年11月27日 第52話〜第76話 第58話及び第69話は配信版のみ収録
Blu-ray BOX
BOX 区分 発売日 収録話 備考
1 通常版 2019年1月30日 第1話〜第16話
初回生産限定版 特典に、プラレール「シンカリオン E5はやぶさ ゴールドバージョン」(先頭車両)が付属。
2 通常版 2019年3月27日 第17話〜第33話 第17話、第30話次回予告及び第31話は地上波放送版と配信版の両方収録(初回版も同様)[70]
初回生産限定版 特典に、プラレール「シンカリオン E5はやぶさ ゴールドバージョン」(中間車両)が付属。
3 通常版 2019年5月30日 第34話〜第51話 第49話及び第50話は配信版のみ収録(初回版も同様)
初回生産限定版 特典に、プラレール「シンカリオン E5はやぶさ ゴールドバージョン」(後尾車両)が付属。
4 通常版 2019年11月27日 第52話〜第76話 第58話及び第69話は配信版のみ収録
Complete 通常版 2021年8月27日 第1話〜第76話 第17話、第30話次回予告及び第31話は地上波放送版と配信版の両方収録、第49話、第50話、第58話、第69話は配信版のみ収録

備考(第1期)

  • 配信サイトによって内容が若干異なる(例えばシンカリオンTVではコメントできない仕様になっている[64]、タカラトミー公式YouTubeチャンネルでは「毎週土曜 あさ7:00から TBS系全国28局ネットで放送中!」[84] というテロップが左上にほぼ常時表示されている(コロコロチャンネル版にもあるがテロップが少し異なる[85])など)。回によっては番組が始まる前に視聴者プレゼント告知シーンがあったり[86]、ラストにアニメサタデー630第1部の番宣(『七つの大罪 戒めの復活』→『ゾイドワイルド』)が流れることもある[87]
  • 番組公式ハッシュタグは「#みんなでシンカリオン見ようぜ」である。
  • 次回予告は原則、ハヤトとシャショットが務めるが、51話のみフタバが務めた。
  • 最後の台詞は「チェンジ!シンカリオン」。ただし、次回予告によっては「チェンジ」の部分が別のセリフになることもある[88]。また、次回予告が存在しないこともある(ネット配信版では次回予告が収録されている[89])[90]
TBS系列 アニメサタデー630 第2部
前番組 番組名 次番組
新幹線変形ロボ シンカリオン
THE ANIMATION
(2018.1.6 - 2019.6.29)
(廃枠)
TBS系列 土曜 7:00 - 7:30 枠
トミカハイパーレスキュー
ドライブヘッド 機動救急警察
(2017.4.15 - 12.23)
新幹線変形ロボ シンカリオン
THE ANIMATION
(2018.1.6 - 2019.6.29)
【本番組まで『アニメサタデー630』第2部】
東京VICTORY
(2019.7.6 - 2021.9.25(予定)[91]
【ここからスポーツ情報番組枠】

第2期の概要

新幹線変形ロボ シンカリオンZ』(しんかんせんへんけいロボ シンカリオンゼット)のタイトルで2021年4月9日よりテレビ東京系列ほかにて放送中[92][6]。第1期から数年後が舞台となり、新たな登場人物たちを中心とする物語が展開される。

本作から制作局がテレビ東京に移動し、テレビ東京系列局ではゴールデンタイムでの放送となっている。

スタッフ(第2期)

  • 原案 - ジェイアール東日本企画、小学館集英社プロダクション、タカラトミー
  • 協力 - 北海道旅客鉄道、東日本旅客鉄道、東海旅客鉄道、西日本旅客鉄道、九州旅客鉄道、ジェイアール東海エージェンシー、ジェイアール西日本商事、JR九州エージェンシー
  • 設定協力 - 碓氷峠鉄道文化むらデンソーウェーブ、鉄道博物館(#7 -)[93]
  • 総監督 - 池添隆博[92]
  • 監督 - 山口健太郎[92]
  • 総監督補佐 - 大畑晃一
  • 副監督 - 牧俊治
  • シリーズ構成 - 池添隆博、赤星政尚(- #12)[92]
  • キャラクターデザイン - あおのゆか[92]
  • メカニックデザイン - 服部恵大[92]
  • プロップデザイン - 長森佳容、五月麻帆、野間千賀子
  • 美術監督 - 古賀徹
  • 色彩設計 - 近藤直登
  • 撮影監督 - 堀野大輔
  • CGディレクター - 安田兼盛
  • CGアニメーションプロデューサー - 城戸由貴子
  • 編集 - 後田良樹
  • 音響監督 - 三間雅文[92]
  • 音楽 - 住友紀人[92]、渡辺俊幸
  • 音楽プロデューサー - 大隈啓良、染谷理沙
  • CGアニメーション制作・3DCG・音楽制作 - SMDE[92]
  • スーパーバイザー - 横山拓也
  • チーフプロデューサー - 鈴木寿広、丸茂礼
  • プロデューサー - 紅谷佳和、伊藤渉太、針原剛
  • 制作プロデューサー - 山野井創
  • アニメーションプロデューサー - 阿部勇
  • アニメーション制作 - OLM Team Abe[92]
  • 制作統括 - 小学館集英社プロダクション[92]
  • 製作 - テレビ東京、超進化研究所Z

主題歌(第2期)

オープニングテーマ

  「ニューチャレンジャー」(第2話-)[94]
 作詞・作曲-Hayato Yamamoto・Kanata Okajima/編曲-Hayato Yamamoto/歌-BOYS AND MENVirgin Music
 第1話ではエンディングとして使用。第13話と第20話では挿入歌としても使用。
エンディングテーマ  
  「キズナ・レール」(第2-12話)[95]
 作詞-児玉雨子/作曲・編曲-ミフメイ(BNSI)/歌-森中花咲 meets ▽▲TRiNITY▲▽
  「駆け上がるボルテージ」(第13-21話)[96]
 作詞・作曲-つんく♂/編曲-大久保薫/歌-浦島坂田船
「ターミナル~僕ら、あるべき場所~」(第22話-)
 歌-Luce Twinkle Wink☆
挿入歌  
  「未来Cool☆Express」(第19話)
 作詞-石橋大助/作曲・編曲-井上裕治/歌-嵐山ギンガ(CV:蒼井翔太
 ギンガが屋外のミニライブで歌った曲。
津軽海峡・雪景色」(第20話)
 作詞-阿久悠/作曲・編曲-三木たかし/歌-石川さゆり
 第20話でEDのあとに使用。
残酷な天使のテーゼ」(第21話)
 作詞 - 及川眠子 / 作曲 - 佐藤英敏 / 編曲 - 大森俊之 / 歌 - 高橋洋子

各話リスト(第2期)

話数[97]サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督総作画監督初放送日[98]
第1話新たなる出発進行! 赤星政尚
  • 山口健太郎
  • 池添隆博
  • 大畑晃一
牧俊治
  • 小島えり
  • 洪範錫
  • 鈴木信一
あおのゆか2021年
4月9日
第2話Z合体!E235ヤマノテ
  • 中川航
  • 大畑晃一
徐惠眞
  • 中島美子
  • 白石悟
  • 佐藤哲也
  • 木下由美子
  • 森悦史
一居一平4月16日
第3話ぶち抜け!VVVFブラスター!!
  • 藤田健太郎
  • 大畑晃一
島崎奈々子
  • 飯田清貴
  • 西田美弥子
空流辺広子4月23日
第4話打ち上げろ!ハナビのロックンロール!!
伊藤史夫
長森佳容4月30日
第5話森を守れ!シンカリオンZ E7かがやき 谷崎あきら
  • 牧俊治
  • 大畑晃一
藤田健太郎中野彰子一居一平5月7日
第6話振り抜け!友情のコウデンアツアックス!!
  • 土屋日
  • 大畑晃一
佐々木澄人五十嵐俊介空流辺広子5月14日
第7話強襲!横川支部防衛戦!! 赤星政尚
  • 中川航
  • 大畑晃一
中川航
  • 洪範錫
  • 鈴木信一
長森佳容5月21日
第8話集結せよ!大宮支部再始動!!
  • 藤田健太郎
  • 大畑晃一
秦義人
  • 渡辺一平太
  • 谷口繁則
  • 高梨友美
  • 矢田起也
  • 早川元基
  • 川本和隆
一居一平5月28日
第9話翔けろ!シンカリオンZ 800ソニック 石橋大助
  • 飯島正勝
  • 大畑晃一
佐々木雄三渡辺奈月空流辺広子6月4日
第10話大空中戦!波乱のZ合体!!
徐惠眞
  • 中島美子
  • 白石悟
  • 木下由美子
  • 森悦史
長森佳容6月11日
第11話初陣!シンカリオンZ N700Sのぞみ 山下憲一
  • 土屋日
  • 大畑晃一
曽根利幸
  • 小島えり
  • 竹内アキラ
  • 洪範錫
空流辺広子6月18日
第12話秘技!デュアル・グランパス・システム
  • 藤田健太郎
  • 大畑晃一
藤田健太郎中野彰子一居一平6月25日
第13話起てよZ合体!関ヶ原総力戦!!
佐々木純人
  • 五十嵐俊介
  • 鈴木信一
  • 空流辺広子
  • あおのゆか
7月16日
第14話斬黒!ダークシンカリオン!! 石橋大助
秦義人
  • 渡辺一平太
  • 矢田起也
  • 高梨友美
  • 早川元基
  • 谷口繁則
  • 藤野陽介
  • 川本和隆
小島えり7月23日
第15話リーダーの資格!怒りのZグランクロス
  • 飯島正勝
  • 大畑晃一
佐々木雄三渡辺奈月一居一平7月30日
第16話可憐に降臨!シンカリオン ハローキティ 佐藤寿昭池添隆博中川航
  • 洪範錫
  • 宍戸久美子
長森佳容8月13日
第17話きらめく☆シンカリオンZ 500こだま 石橋大助土屋日徐惠眞
  • 白石悟
  • 木下由美子
  • 森悦史
  • 中島美子
  • 洪範錫
  • 田中康勝
空流辺広子8月20日
第18話巌流島決戦!シンVSギンガ!?
  • 藤田健太郎
  • 大畑晃一
藤田健太郎
  • 小島えり
  • 竹内アキラ
  • 鈴木信一
  • 小島えり
  • 空流辺広子
  • あおのゆか
8月27日
第19話輝け!オオサカカンジョウシンゴウトウ
  • 飯島正勝
  • 大畑晃一
曽根利幸
  • 中野彰子
  • 永作友克
  • 小野可奈子
  • 竹内アキラ
  • 洪範錫
  • 宍戸久美子
  • 一居一平
  • あおのゆか
9月3日
第20話覚醒せよ!ヤマノテエキスカリバー!! 佐藤寿昭
  • 佐藤真人
  • 大畑晃一
四ノ宮春
  • 渡辺一平太
  • 清水椋大
  • 服部未夢
  • 谷口繁則
  • 藤野陽介
  • 早川元基
  • tofu
  • 洪範錫
  • 永作友克
  • 空流辺広子
  • あおのゆか
9月10日
第21話出撃、シンカリオンZ 500 TYPE EVA
  • 中川航
  • 大畑晃一
中川航
  • 五十嵐俊介
  • 宍戸久美子
  • 長森佳容
  • あおのゆか
  • 永作友克
9月17日
第22話逆襲のシンカリオンZ ドクターイエロー 山下憲一
  • 土屋日
  • 大畑晃一
佐々木雄三渡辺奈月
  • 小島えり
  • 空流辺広子
  • あおのゆか
10月1日

この他、第15話までの内容を編集した総集編『スペシャル総集編!やりすぎ⁉シンカリオンZ都市伝説ファイル』が配信限定で公開されている。

放送局(第2期)

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[6]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [76] 備考
2021年4月9日 - 金曜 19:25 - 19:55 テレビ東京系列全6局 日本国内[注 61] 連動データ放送
奈良テレビ 奈良県
2021年4月22日 - 9月30日[99]
2021年10月14日 -
木曜 7:30 - 8:00
木曜 7:00 - 7:30
テレビ和歌山 和歌山県
2021年4月23日 - 金曜 10:55 - 11:25 秋田放送 秋田県
2021年4月25日 - 日曜 8:30 - 9:00 仙台放送 宮城県
2021年5月1日 - 土曜 5:30 - 6:00 福島テレビ 福島県
2021年5月2日 - 日曜 5:30 - 6:00 熊本放送 熊本県
日曜 5:45 - 6:15 青森テレビ 青森県
2021年5月8日 - 土曜 17:00 - 17:30 キッズステーション 日本全域 CS放送 / 同年5月5日に第1話を先行放送[6]
2021年10月1日 - 金曜 15:50 - 16:46 福井テレビ 福井県 2話連続放送
テレビ東京系列・奈良テレビ・キッズステーションでは字幕放送を実施[100]
日本国内 インターネット / 配信期間および配信時間[6]
配信開始日 配信時間 配信サイト
2021年4月10日 土曜 12:00 更新 dアニメストア(本店・ニコニコ支店・
for Prime Video)
2021年4月13日 火曜 12:00 更新
火曜 19:00 更新 TSUTAYA TV
2021年4月18日 木曜 0:00(金曜深夜) 更新
  • J:COMオンデマンド
  • みるプラス
  • TELASA
日本国外での放送(第2期)

時間帯は全て現地時間。

香港
2021年10月23日より無綫電視翡翠台にて、『新幹線戰士Z』のタイトルで毎週土曜の17時00分-17時30分に放送。広東語 & 日本語二ヶ国語放送、繁体字字幕あり。
テレビ東京系列 金曜 19:25 - 19:55
前番組 番組名 次番組
デカ盛りハンター
(2020年4月3日 - 2021年3月12日)
【ここまでバラエティ番組】
新幹線変形ロボ シンカリオンZ
(2021年4月9日 - )
【ここからアニメ枠
-

DVD・Blu-ray(第2期)

この作品を収録したDVDBlu-ray版が2021年9月29日以降順次発売。発売元はNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

DVD BOX

BOX 発売日 収録話
1 2021年9月19日 第1話〜第10話
2 2021年12月23日
3 2022年2月25日
4 2022年5月27日

Blu-ray BOX

BOX 区分 発売日 収録話 備考
1 通常版 2021年9月29日 第1話〜第13話
公式ショップ限定版 特典に、IDカードケース ネックストラップ型と新多シンのプロフィールカードが付属する。
2 通常版 2021年12月23日
公式ショップ限定版 特典に、IDカードケース ネックストラップ型とキャラクタープロフィールカードが付属する。
3 通常版 2022年5月27日
公式ショップ限定版 特典に、IDカードケース ネックストラップ型とキャラクタープロフィールカードが付属する。

劇場アニメ

テレビアニメ第1期の劇場アニメ『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』(げきじょうばん しんかんせんへんけいロボ シンカリオン みらいからきたしんそくのアルファエックス)が2019年12月27日に全国公開[101]。DVDとBlu-rayが2020年6月26日に発売されている[102]。地上波では2021年1月3日に、TOKYO MXにて初放送された[103][注 62]。興行収入は3億1900万円[104]

登場人物(劇場版)

劇場版で初出のキャラクターのみ、本項に記述する(メカニックも同様)。

少年ホクト
声 - 釘宮理恵[105]
謎の敵との交戦で行方不明になったホクトと入れ替わりに、ハヤトたちの前に現れた少年。父・ホクトの幼児退行ではなく、別の時代からやってきた9歳の速杉ホクト[106]。ハヤトと同じく鉄道、そして新幹線好きだが、中学受験を控えて塾通いをする中、鉄道好きであることに対して負い目を感じている。ハルカと同じく、一人称は「自分」で語尾に「〜と思われ」「〜(て)なわけで」とつける説明口調の小声で会話する。現役のシンカリオン運転士が誰もクリアできなかったシミュレーター(秘密裏にシンカリオン ALFA-Xの運転士の適性を見極めるためのシミュレーター)をクリアしたことで、シンカリオン ALFA-Xの運転士に抜擢される。
ナハネ
声 - 伊藤健太郎[105]
宇宙から襲来した敵・ヴァルハランのリーダー。ソウギョクが発した通信を傍受し、ヴァルドルの力で地球を我が物にしようと企て、ヴァルドルを完全体にするためにシンカリオン ALFA-Xを付け狙う。
オハネフ
声 - 吉田鋼太郎[105]
ヴァルハランの一人で、ナハネの側近。ルクス・ヴェテ(黒い粒子)の対となり、時間と空間を操作する力を持つ光の粒子を操り、チーム・シンカリオンを過去の世界に送る。
渡島カムイ
声 - 辻本達規(BOYS AND MEN)[107]
北海道支部の指令員。超進化速度到達や、東京迎撃システムの中に光の列車が入った確認などを行った。

ゲストメカニック(劇場版)

シンカリオン ALFA-X
#シンカリオン
ヴァルドル
ヴァルハランが建造したロボットで、ヴァルハランでは「光の機械神」と呼ばれている。トレインモードは満鉄パシナ型に似た外観で、変形するとティラノサウルスのような二足歩行の恐竜を思わせる形状になる。ALFA-Xを吸収して完全体へと進化して東京へ侵攻、東京駅中央迎撃システム内で迎え撃ったチーム・シンカリオンを圧倒するが、ブラックシンカリオンオーガ × 紅の攻撃を受けてALFA-Xを奪い返され、最後は雪のゴジラの攻撃とE5 MkII × ALFA-Xが放ったアルティメットグランクロスの前に敗れ去る。

スタッフ(劇場版)

  • 原案 - プロジェクトシンカリオン
  • 監督 - 池添隆博[108]
  • 脚本 - 下山健人[108]
  • キャラクターデザイン - あおのゆか[108]
  • メカニックデザイン - 服部恵大[108]
  • 音楽 - 渡辺俊幸[108]
  • 音響監督 - 三間雅文[108]
  • アニメーション制作 - OLM[108]
  • アニメーション制作協力 - SynergySP[108]
  • CGアニメーション制作 - SMDE[108]
  • 制作 - 小学館集英社プロダクション[108]
  • 製作 - 超進化研究所[108]
  • 配給 - 東宝映像事業部[108]

主題歌(劇場版)

ガッタンゴットンGO![105]
作詞・作曲 - Kanata Okajima、Hayato Yamamoto / 編曲 - Hayato Yamamoto / 歌 - BOYS AND MENVirgin Music

挿入歌(劇場版)

ゴジラのテーマ(ゴジラvsメカゴジラ
作曲 - 伊福部昭
Choo Choo TRAIN
作詞 - 佐藤ありす / 作曲 - 中西圭三 / 編曲 - 岩崎文紀 / 歌 - ZOOフォーライフミュージックエンタテイメント
チェンジ!シンカリオン ミクver
作詞・作曲・編曲 - 井上裕治 / 歌 - 発音ミク / vocal arrange - Mitchie M
残酷な天使のテーゼ
作詞 - 及川眠子 / 作曲 - 佐藤英敏 / 編曲 - 大森俊之 / 歌 - 高橋洋子
チェンジ!シンカリオン
作詞・作曲・編曲 - 井上裕治 / 歌 - 山寺宏一
進化理論
作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - Coffee Creamers / 編曲 - Soma Genda / 歌 - BOYS AND MEN

漫画

てれびくん』2015年11月号から2018年1月号までコミカライズ連載した。当初は玩具版をベースにする形であったが、アニメ版の放送開始を受けて、2017年12月号よりアニメ版をベースにする形にリニューアルした。その後、劇場版の制作を受けて、2019年8月号より劇場版のストーリーをベースにする形でコミカライズ連載をで再開した(全5話の予定)[109]。また、『別冊コロコロコミックSpecial』2018年4月号 より『新幹線変形ロボ シンカリオン 超変形ギャグ外伝』のタイトルで同年8月号まで連載された[注 63]

アーケードゲーム

新幹線変形ロボ シンカリオン
カードがもらえる! 超シンカバトル
対応機種 アーケード
発売元 タカラトミーアーツ
人数 1人
発売日 2018年3月 - 2020年
テンプレートを表示
『新幹線変形ロボ シンカリオン カードがもらえる! 超シンカバトル』
2018年3月下旬より順次稼動開始[110]したトレーディングカードアーケードゲーム。発売元はタカラトミーアーツ
おもちゃがあたる!ロボカバトル
タカラトミーアーツ販売。本作と『トミカ絆合体 アースグランナー 』『トランスフォーマー』の3作品を題材としたアーケードカードゲーム。2020年4月より稼働。コアグランナートミカとの連動遊びも可能[111]

他作品とのコラボレーション

映画 ドライブヘッド〜トミカハイパーレスキュー 機動救急警察〜
2018年8月24日公開。ハヤトとE5はやぶさがゲスト出演した。
『エイリアンのたまご』(パオン・ディーピー
2018年7月27日から2018年8月26日までシンカリオン限定ガチャや限定ミッションを実施。
共闘ことばRPG コトダマン』(セガゲームス
2018年12月6日から2019年1月9日まで[112]。「E5はやぶさ」をはじめとして(各運転士も含む)、敵側エージェント(ゲンブ、ビャッコ、スザク、セイリュウ)も登場する。
劇場版の公開を記念して2019年1月24日から1月31日まで復刻第二弾が開催され、第一弾で登場したE5系 はやぶさをはじめとするコラボキャラ全10体が上方修正された。
スーパーロボット大戦X-Ω』(バンダイナムコエンターテインメント
2019年7月1日から7月8日までの期間限定イベントにて、速杉ハヤトとシンカリオン E5はやぶさMk II、シャショット、セイリュウとブラックシンカリオン 紅が参戦。本作と同じく列車及び新幹線のロボットが登場する『勇者特急マイトガイン』『勇者エクスカイザー』とのコラボレーションが描かれた。

ショップ

テレビアニメと連動した店舗であるシンカリオンストアを期間限定で全国各地に出店している。

店舗名 所在地 営業期間 担当JNN局
シンカリオンストア小矢部 富山県小矢部市 2018年3月17日 - 4月8日、5月1日 - 6日 チューリップテレビ
シンカリオンストア東京ソラマチ 東京都墨田区 2018年5月3日 - 6日 TBSテレビ
シンカリオンストア仙台 宮城県仙台市宮城野区 2018年7月21日 - 8月16日 東北放送

関連項目

脚注

注釈

  1. ^ テレビアニメ版ではスポンサーも担当。
  2. ^ 但しロボットは車両の前頭部が飛び出して変形する2頭身のコミカルなデザインで、作風もギャグタッチのものが多かった。また、玩具は本作と同じくプラレールの線路に対応していたが、車両寸法はプラレールより一回り大きなものであった。
  3. ^ JR四国は新幹線車両を保有していないが、テレビアニメ第1期35話に0系をモチーフとした「鉄道ホビートレイン」が登場した際に制作協力でクレジットされている。
  4. ^ 製品には動力が付いておらず手転がしが基本だが、中間車に別売りの動力貨車「超進化電動貨物&ウエポンコンテナセット」の機関車の動力ユニットを組み込むことで電動化することも可能(中間に機関車を組み込むことも可)。
  5. ^ 鉄道車両から変形するリアルロボットの玩具は過去にもトレインロボトレインボット勇者シリーズに登場した各種の列車から変形するロボ等が存在したが、これらはロボット時のプロポーションや変形のしやすさなどを優先し、一部の作品では設定の関係から車体に武器を装備するなど、鉄道車両としては不自然な造形になるものも少なくなかった。
  6. ^ BOYS AND MENはその後、劇場版やテレビアニメ第2期の主題歌も担当
  7. ^ 第62話でアズサに「正しくは四字熟語だ」と指摘され、以降は四字熟語と言っている。
  8. ^ 出水の回想シーンではバチガミのような形態もあり、彼は「我々を試しているのかもしれない」と語っている。
  9. ^ ふだん冷静なシンペイですら顔を引きつらせて、まだ適合者(運転士)が見つかっていないのに「E5を出すしかありません!」と叫んだほど。
  10. ^ 郡山カルチャーパークがモデル。
  11. ^ 白山市松任駅前緑地に保存されているD51形822号機がモデル。
  12. ^ それ故に鉄道好きなハヤトは闘うことを躊躇しており、アキタは「闘うんじゃない、取り戻すんだ! 今のも昔のも、鉄道が好きなんだろ!」と言ってハヤトの迷いを吹っ切らせている。
  13. ^ 三色の個体は撃破後に3体のヒトデの姿に戻っている。
  14. ^ ツラヌキの「息もできなかった」という言葉を聞いて、理科の授業で習ったことを思い出した。この発想力にはシャショットも「さすが理科が得意なだけのことはある」と感心していた。これを受けて、フタバはフィールド内の気圧を下げながら捕縛フィールドを縮小させる処置をとっている。
  15. ^ 最初の戦闘で右肩を脱臼して出動できなくなったツラヌキの「切るのもダメ、焼くのもダメなら、鍋しかねぇ!」という言葉を聞き、発想のおかしさのあまりにフタバは幾度もツラヌキの肩を触れてしまい、ツラヌキは「関節叩くな!」と悶絶した。その瞬間、フタバはこの作戦を思いつき、ツラヌキもこの作戦に対して、「本物のカニもそこが外しやすい」と言って納得していた。
  16. ^ シノブはこのイノシシを「山の主」と呼び、何度も仕留めようとしたことがある。その為、怪物体化したことに抵抗を感じ、撤退後に再度戦闘することを躊躇った。しかし、アキタの説得や協力もあり、無事に撃破した。撃破後は元の姿に戻り、何かを悟ったかのように山へと帰っていった。
  17. ^ 水窪ダムがモデル。 作中では「水沼ダム」としている。
  18. ^ キントキは、「グランクロスはただのビーム砲ではなく細かい粒子を含んでおり、すでに吸い込まれていたE7かがやきのシャリンドリルの破片と混ざることで内部から破壊できる」と推測している。
  19. ^ 超進化研究所(アカギ)による命名ではなく、第13話でリュウジからの問いかけに答えて自ら名乗った。
  20. ^ インカム経由でしか会話できないはずのシンカリオン運転士の声を聞き取る能力があり、アキタ・シンペイ・アカギ・フタバを驚愕させた。
  21. ^ この際、シンペイが情報漏洩の防止のため、ハヤトを退避させE5はやぶさをN700Aのぞみに破壊させることを考えるまでに追い詰められた。
  22. ^ 2018年1月1日の午前2時に閉園したスペースワールドがモデル。作中では「NEOスペースワールド」としている。
  23. ^ ハヤト自身は無事であったもののE5はやぶさは墜落の衝撃で脚部を損傷している。
  24. ^ 第50話でのアズサのスマホケースがこの時のものと同一であるため、アズサはスマホをこれとは別に契約した可能性がある。
  25. ^ ただし、遮断されたのは音声のみで、映像は遮断されていなかった。
  26. ^ 超音波により音声が伝わらないためにアカギがジェスチャーで撤退を伝えるもツラヌキたちには伝わらず、紙に「いったんてったい」と書いて見せることで無事撤退した。
  27. ^ 橋桁下部空間は鉄道(新幹線)を敷設可能な構造となっている。
  28. ^ 公式サイトでは450メートルと表記されている。
  29. ^ 第26話では、N700Aのぞみが800つばめのパンダグラフアローとH5はやぶさのカイサツソードを借りて、同様の手法でブラックシンカリオン バーサーカーモードを攻撃している。
  30. ^ 第7話では通常80%台のアキタとツラヌキの適合率の数値が連携によって90%台に上昇しており、第8話では通常90%台のハヤトの適合率の数値が、シャショットがインターロックを拒絶してE5はやぶさを起動停止させたために82%まで降下している。
  31. ^ これにより、実際には接続されていない東京駅を通過することが可能となる。
  32. ^ 捕縛フィールドに入るためには、時速200km以上の速度で通過することが必要。また、フィールドの外でモードシンカリオンへ変形した後にフィールド内へ進入することは、飛行能力がない限り不可能。
  33. ^ 時間内でも怪物体の攻撃によりフィールドが破壊されてしまうと同様の事態となる。
  34. ^ 第66話では、フィールド外でオーバークロス合体したE5 MkII × E6が、この穴を通ってフィールド内へ入っている。
  35. ^ 東日本指令室の場合。北海道指令室は「Kitaca」、東海指令室は「TOICA」、九州指令室は「SUGOCA」、西日本指令室は「ICOCA」のようなデザインとなっている。
  36. ^ 第2話でシャショットが「研究所に入れないと思って」とハヤトに渡した『Shinca』は、研究所員と同じものだった。この時ハヤトには、運転士専用の『Shinca』が渡されていた。
  37. ^ ただし、500 TYPE EVAの変形シーンではシンカギアにShincaを挿入する場面がなかったため、碇シンジがShincaを所持していたかどうかは不明。また、玩具でも500 TYPE EVAのShincaは発売されていない。
  38. ^ ただし、第37話でE6こまちとE3つばさがリンク合体した際には、アキタがE3のShincaを扱うシーンが割愛されていたため、シャショットが存在しないシンカリオンでどのようにリンク合体する相手のShincaが排出されたのかは不明。
  39. ^ EX-ICカード」のようなデザインとなっている。
  40. ^ 第12話で、単身赴任中の父・ホクトに会うため家族で京都へ行くことになったハヤトには、通知が止められていた。
  41. ^ シンカギアの音声アナウンスは、「リンク合体」とアナウンスされている。
  42. ^ 動軸数を示し、Fは6軸駆動を表す。
  43. ^ コンテナ上部が展開して有線コードを射出し、E5 × 500のリアアーマー部分にある端子に直接接続している。
  44. ^ この際20番線側からE6こまち(20)・E3つばさアイアンウィング(21)・H5はやぶさ(22)・E7かがやき(23)・ブラックシンカリオン(14)・ドクターイエロー(15)・N700Aのぞみ(16)・700のぞみ(17)・N700みずほ(18)・800つばめ(19)の順で入線していた。ただし、東京駅の新幹線ホームは10線しかないため700ひかりレールスターは描写されていないが、18番線か19番線の奥にいたと思われる。
  45. ^ 2019年3月現在、中央線が午前4時39分に最も早く初電が出る。
  46. ^ ただし、一部の系列局では、休日早朝・夕方帯に他系列局のアニメ・特撮番組の遅れネットおよび番販ネット(再放送も含む)を行っている。
  47. ^ アズサがいつも配信する動画のオープニングで始まっているが、超進化研究所の機密保持の関係で配信を行わない特別版としている。
  48. ^ 「超仕事人 プロの流儀」と題した某ドキュメンタリー番組風の動画に仕上げている。
  49. ^ VSは対(たい)と読む
  50. ^ 関連資料によっては『はばたけ!!シンカリオン800つばめ』(例・アニメディア2018年6月号p88。)
  51. ^ +はリンクと読む
  52. ^ ×はクロスと読む
  53. ^ 第50話までの内容を編集した総集編。
  54. ^ a b 過去のエピソードの映像にていつくか登場しているが、本編内では登場していない。
  55. ^ 第56話までの内容をキトラルザス側を重点に編集した総集編。ナレーターは立木文彦が担当。
  56. ^ 3体とも、ドクター・イザがハヤト達を呼び出すために召喚したフェイク(幻影)である。
  57. ^ 公式サイトではガイスト・パンツァーだったことになっている。
  58. ^ 秋田県福井県徳島県佐賀県を除く
  59. ^ 初回は月曜 2:05 - 2:35。通常編成時であっても、前座番組『NNNドキュメント'1x』が30分版か55分版のいずれを放送するのかによって、当該週の本番組の放送時間が決まる。
  60. ^ 第3話までは地上波放送直後に更新されていたが、第4話からは翌日更新に、第14話からは翌週金曜の配信に変更された。
  61. ^ 北海道関東広域圏愛知県大阪府岡山県香川県福岡県(遠距離受信及びCATVによる区域外再放送は含めず)。
  62. ^ TBS系列での本放送終了直後の2019年7月7日 - 2020年12月20日に、この映画版の宣伝を兼ねて、第1期の全76話がTOKYO MXで毎週日曜10:30 -11:00に放送されていた。
  63. ^ 前者はストーリー形式、後者はギャグ形式である。

出典

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外部リンク