ソードガイ 装刀凱

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ソードガイ 装刀凱
ジャンル ダーク・ファンタジー
漫画:ソードガイ 装刀凱(第1章)
ソードガイ ヱヴォルヴ(第2章)
原作・原案など 雨宮慶太(キャラクターデザイン)
井上敏樹(原作)
作画 木根ヲサム
出版社 ヒーローズ
掲載誌 月刊ヒーローズ
レーベル ヒーローズコミックス
発表号 第1章:2012年12月号 - 2015年11月号
第2章:2015年12月号 -
巻数 全6巻(第1章)
既刊3巻(第2章)
アニメ:ソードガイ The Animation
原作 雨宮慶太、井上敏樹、木根ヲサム
シリーズ構成 井上敏樹
脚本 井上敏樹
配信サイト Netflix
配信期間 2018年春 -
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

ソードガイ 装刀凱』(ソードガイ)は、キャラクターデザイン・雨宮慶太、原作・井上敏樹、作画・木根ヲサムによる日本漫画作品。

概要[編集]

様々な特撮作品を生み出した井上敏樹と雨宮慶太のコンビによるダークヒーロー作品。『月刊ヒーローズ』(ヒーローズ)の1周年記念大型新連載として2012年12月号より連載開始。2015年12月号からは第2章『ソードガイ ヱヴォルヴ』と改題して連載中。武氣を宿す武器によって「武装魔」と呼ばれる怪物となった者たちと戦う主人公が、自身の呪われた力に苦悩しながらも過酷な運命に立ち向かっていく物語。

あらすじ[編集]

産まれて間もない赤子が山奥で捨てられていた。通りかかった刀匠の亜門は赤子を凱と名付け、養子として育てる。時は流れ成長した凱は亜門の弟子となっていたが、作刀中の事故により右腕を失ってしまう。

凱が右腕を失う理由となった刀は“死龍”と呼ばれる魔を宿した刀であり、凱はその呪いにより生命の危機におちいることに。亜門は凱を救うべく魔刀をあえて凱の義手に作り変えることで凱を苦しみの淵から救い出す。しかし、時を同じくして凱の兄弟子の辰巳は知人から預かった槍の魔力に囚われ、殺戮を繰り返す怪物「武装魔」になってしまう。理性を失い亜門の娘・さやか、そして凱へ襲いかかる辰巳。その時凱の咆哮と共に右腕の義手が刀へと変化し辰巳を両断した。

登場人物[編集]

飛騨山中[編集]

緒方 凱(おがた がい)
本作の主人公。森で自殺した母親から生まれた少年。刀匠・亜門にひろわれ、弟子として育つ。年齢は不明。特徴は頭に付けている珠の髪飾り。自分を捨てた母親を恨んでおり、普段から無口で無愛想である。その理由は複雑なものだが、その一つとして「胸の奥から聞こえる“殺意”の声」を挙げており、特にさやかを傷つけてしまうことを恐れていた模様。そのため、常に「ここではないどこか」を求め、その感情を解き放てる場所を探していた。右腕を失い魔刀“死龍”を義手としてからは、その力を制御できず度々暴走を繰り返し幼児退行を起こすこともあった。だが、後にさやかの想いを受け止め、逃げ続けていた「自分の生」と向き合い、克服したことで、死龍を受け入れ制御することに成功する。また、一条の武装魔化を負い目に感じてもおり、彼の望みを叶えるため戦う決意をする。
義手となった“死龍”は戦闘に応じて形態変化する。制御出来ていないころは剣を生やした龍のような有機的形状をしていたが、彼が受け入れたことで殺意を訴えず、より刀剣に近い無機的な形態に変化した。
武装魔形態は細身の黒い双角の魔人。その姿には“死龍”誕生の際に語られる「鬼」と「飛び去った龍」の衣裳を見せている。また、暴走状態では額に紋様が浮かび、右腕だけでなくほかの部位も異形化し、右肩からは龍の尾のような部位が生まれる。暴走が進むとそれらすべてが黒化し、前述の武装魔形態に近いものとなる。これらとは別に、一度だけさやかが幻視した獣じみた異形の鬼の姿も存在するが、関連は不明。また、一条が感じ取った範囲では、凱と相対することで身体の中の武氣が高まるようで、実際全力で立ち向かった際の一条は額に日輪の模様を浮かべていた。
「武装魔」にとっての神である「武装神」の器と目されており、「武装魔」・処史代の双方から狙われている。
緒方 さやか(おがた さやか)
本作のヒロイン。亜門の娘。溌剌とした明るい少女で、凱のことを弟のように思っており(実際は同い年)、何かと世話を焼きたがる。刀作の際は巫女としての役割も担う女子高生。凱からはうっとうしがられることも多いが、彼が自分の内なる声を恐れる理由となるほど、深く食い込んでいる。彼女もまた凱を失うことを恐れており、ある種の相思相愛の関係にある。凱に己の気持ちを告げ、彼に“死龍”制御のきっかけを与える。
本編では一途で優しい少女として描かれているが、第四巻のおまけ漫画では執着心が強い少女としてパロディにされている。
緒方 亜門(おがた あもん)
凱の義父であり、刀匠。飛騨山中に鍛冶場を持ち、多くの弟子を持つ名匠。作刀中の事故で失った凱の右腕に代々伝わる魔刀“死龍”を潰し、義手として与える。1人の息子として将来を案ずるなど優しい父親としての面を持ちながらも、人並みならぬ武器への執着心を持つ凱への不安も抱えている。
辰巳(たつみ)
亜門の下で修行を積む刀匠で凱の兄弟子にあたる男。さやかに気があり、彼女が優しく接する凱を良く思っていない。亜門の知人の研ぎ師から渡された槍の魔力に囚われ「武装魔」となってさやかを付け狙う。幼児退行した凱とさやかを襲うが、その場に現れた一条によって武器ごと溶かされ消滅してしまう。
飢月(きげつ)
飛騨山中にある葉隠神社の神主。口癖は「喝!」。おちゃらけつつも神主としての自覚を持つが、血なまぐさい闘争を好み、あまつさえ武装魔に敗れた惣印を笑うなど、神主らしからぬ黒い面を持つ。武装魔や、それに対抗する“処史代”や“我眉衆”の実態を知っているなど、謎の多い人物。

処史代[編集]

鏡 京香(かがみ きょうか)
武装魔を駆逐・管理する組織“処史代”に所属する眼鏡をかけた美人指揮官。冷静でクリサリスの運用に情を挟まない。しかし、情を失っているわけでもなく、一条や凛からもそれなりに慕われている。幼いころに一条に命を救われており、それ故に特別な想いを抱いており、彼が絡むと日々の冷静さを無自覚に欠いてしまう。凱に一条の最後の望みを伝え、かつての戦装束を渡し一条討伐を依頼する。だが、その直後作戦の失敗続きを理由に百鬼によって地位をはく奪・拘束され、実験台にされてしまう。
百鬼(なきり)
処史代の長官。一雲と瓜二つの顔を持つが、その右半分はそぎ落とされたかのようになっている。常に不敵な笑みを浮かべており、様々な策謀を張り巡らせている謎多き男。一条「武装魔」化を皮切りに、京香の降格及び拘束、凱の下へ吾嵐を派遣するなど活動を活発化する。処史代の暗部の象徴的な人物。
一条晴也(いちじょう せいや)
冷凍睡眠していた処史代の戦闘員。氣で作り出したチャクラムを操り、放つ光熱で「武装魔」の武器ごと殲滅出来る圧倒的な攻撃力を持ち、処史代でも伝説と呼ばれるほどの戦闘力を持っている。京香は彼を「全てのものの上に立つ“日輪の男”」と称する。凱が「武装魔」になるかを見極めに飛騨へ訪れ対峙するが、その後彼を“処史代”に誘い、勝手に自らの弟子とする。この通り面倒見のいいところや“死龍”誕生の経緯で涙する情け深いところもあるが、女好きで車を気にしない荒い運転など、ワイルドな性格の持ち主。また、武氣を培うものゆえの影も持ち合わせ、死を名乗る通り武装魔には容赦がない。
凱にクリサリスの生き方を教えていく。だが、暴走した凱との交戦での左腕を失ってしまう。さらに直後のグリムス襲撃で疲労も相まい、グリムスの一撃で武氣を増大化され武装魔へと変貌する。その際、凱を「自らの人生を終わらせてくれる存在」として考えていたことが分かる。また、彼のチャクラムは愛する女性を殺した仇のようなものでもあるらしく、彼自身はある種の憎悪も抱いていた。
すず
処史代に属する謎多き女性。見た目はうら若い着物風のコスプレをした女性だが、実は明治生まれ。クリサリスの血を吸うことでその武氣を調べられるが、彼女自身も吸血嗜好を持つ模様。初対面でも親しげに振る舞い、語尾に「にゃ」「にゃん」とつける気の抜ける口調で話す。だが冷徹な面を色濃く備え、百鬼の計画にも協力している。
月影 凛(つきかげ りん)
処史代の戦闘員。青龍刀のクリサリス。ドリル風ツインテールの美少女で、身の丈を超える青龍刀二刀流で闘う。基本的に勝気な性格だが、一条・京香を慕う歳相応の顔を見せることもある。不慣れな凱を圧倒するものも、暴走状態に陥った彼に敗北してしまう。その後武装魔化した一条によって瀕死の重傷を負い、集中治療室に送られるが、百鬼の独断で急激な治癒と肉体成長の処理を施される。一条の遺言を聞いてしまい、ただでさえ印象の悪かった凱を一条の仇とつけ狙うようになる。武氣を制御出来ているためか、武器の青龍刀を変形させ、刀の怪人として操作することも出来る。元々は京香の部下であったが、彼女の降格に伴い百鬼の指揮下に入ることになる。
鎖々銀吾嵐(ささがね アラン)
処史代の戦闘員。糸を操るクリサリスで、無数の蜘蛛を従える。飄々として人を食った性格の銀髪の美青年。肉弾戦を不得手とするが、同時に糸を使った罠を得意とする策士でもあり、姿を見せた時点で策は完了していると豪語する。百鬼の指揮下にあり、彼の名で一条討伐の任を凱に伝えに来る。百鬼の思惑についても知っている様子。割と常識的に振る舞うせいか、おまけ漫画ではツッコミ・制止役として描かれている。

我眉衆[編集]

一雲(かずも)
“我眉衆”の1人。惣印の死後、飛騨に現れる。冷静沈着な美男だが、正義のためにはクリサリスの命を断つことに迷いのない、冷徹な男。彼自身の因果から、痣以外は自身と同じ顔の男=百鬼を探す旅を続けている。惣印の死の責任を取らせようと凱に襲いかかるが、彼の状態を知り興味を持ち、忠告を述べた後見逃す。体術のみならず武器の扱いにも優れ、備前の業物で凱を狙った際は引けを取らぬ腕前を見せた。
惣印(そういん)
“我眉衆”の1人。拳に気を込め戦う僧兵。正義感が強く厳格で、クリサリス・武装魔共に脅威として排除にかかる。一条との勝負の最中、幼児退行した凱に水を差されたことで怒る。凱を見定めると称し一方的に拳を振るうが、己の影に潜んでいた「武装魔」に背中から串刺しにされ死亡する。その末期を見た飢月には「未熟」と笑われる。

武装魔[編集]

<驕慢>のアロニス(きょうまんのアロニス)
女性型の「武装魔」。普段は煽情的な格好をした美女の姿をしている。「武装魔」形態は蛇のような体をしており、腹部から槍状の武器を射出し人間を串刺しにする。その際の形態から、武器は弓と目される。ジャドウという苦無の武装魔を従え、「武装神」の生誕を画策する。
<憤怒>のグリムス(ふんぬのグリムス)
男性型の「武装魔」。巨大な鎌を武器とする双角の魔人。本来の顔とは別に額にも顔を持つ。アロニスと同格の存在として目されており、それに違わぬ実力を持つ。好戦的かつ高圧的な性格の持ち主で、アロニスの計画では遅すぎると独断で行動を始める。凱が"死龍"を抑えられなくなるほどの闘気と、手負いであったとはいえ一条ですら圧倒する戦闘力を持つ。時代がかった口調でしゃべる。また、多くの部下を従えることを好むようで、一条を自らの配下とするために武氣を注ぎ込んだ。第四巻ではおまけ漫画で部下の「武装魔」を教育したり、「武装魔」募集のビラ配りをさせるなど、精力的で慕われる上司キャラとして描かれている。
光輪の者(ソル・アヴナス)
前述の一条が「武装魔」として目覚めた姿。白色の鎧に覆われた騎士ないし戦士のような姿をしている。生前同様にチャクラムを武器に戦うが、その戦闘力はさらに高まっている。口数の多かった一条と異なり喋ることはない。反面、おまけ漫画ではビラ貼りに舌打ちするなどその無口さを利用したコミカルな姿で描かれている。
ジャドウ
苦無の「武装魔」。全身から刃を生やすミイラ男のような姿をしている。影に潜む異能を持ち、それらを経由して移動することも可能である模様。アロニスの忠実な部下であり、彼女のために動いている。凱・一条と幾度か交戦しているも、そのたびに逃げのびている猛者。グリムスにアロニスからの忠告を伝えるなど、メッセンジャー的な役割もこなしている。
辰巳「武装魔」形態(たつみ ぶそうまけいたい)
正式名称不明。詳細は飛騨山中の辰巳の項目を参照。武装魔化した姿で、甲虫のような特徴を持つ。主な武器は頭部の矛先。さやかへの想いが暴走しており、彼女を「ちょうちょ」ととらえて追いかけ、手にしようとする。前述の通り一条に敗れる。
毒物の「武装魔」(正式名称不明)
毒物を操る醜い武装魔。肥大化し顔のない頭部と、それに反した小柄な餓鬼のような身体を持つ。体液が猛毒であり、身体から延びた管につく毒針を用いて人体に注入、人体を破裂させる。また、切断された部位は周囲を溶かす溶解性の毒物になるなど、厄介な相手。一度はジャドウの助けもあり凱を倒しかけるものも、駆けつけた一条の援護もあり凱に敗れる。
メイデン
拷問具のように人間を体内に閉じ込め針で串刺しにして殺害する「武装魔」。頭に鈴が付いており、殺害後に「ちりりりりん」と鳴る。通り魔的に人を襲う反面、トモダチと呼ぶ少年がいたがふとしたことでその少年を殺してしまうなど、不安定なところがありどこか子供じみたところも目立つ。トモダチ殺害直後に凱と遭遇し撃破される。
棍棒の「武装魔」(正式名称不明)
凱を狙いグリムスに送り込まれた大柄な「武装魔」。その身に違わず頑強。武器は左腕の棘に覆われた棍棒で、おそらく侵食元の武器も棍棒と思われる。口癖は「滅殺ッ!」「爆壊ッ!」。一条ですら一撃で倒せないほどの頑強さを誇るも、暴走した凱によって倒される。
剣玉の「武装魔」(正式名称不明)
巨大なハンマーを持った、グリムスの配下の「武装魔」。太った猿のような見た目をしており、剛力だが鈍重。剣玉爆弾と称する巨大な球体を投げ飛ばし、圧殺・爆殺することを得意とする。核は肩の水晶体。さやかなど凱の家族を殺すことで憎しみから凱を「武装魔」にする指令を受けるが、最終的に暴走を克服した凱の振るったさやかの守り刀によって、一刀両断される。

用語[編集]

死龍(しりゅう)
緒方家に代々伝わる「鬼が鍛えた」という魔刀。強力な魔力を持ち、資格の無い者が視ると目を潰されたりするなどの呪いが発動する。そのため、亜門は刀の手入れの際などは弟子に目隠しをさせ運ばせていた。後に右腕を失った凱の義手として潰され加工される。血塗られた刀鍛冶の逸話を持つ。二振り有り、凱の義手となったのが「真打ち」で、もう一振りの「影打ち」の所在は不明。刀鍛冶の無念が宿っているらしく、幾度か凱やさやかなどがその存在を知覚している。
武氣・凶氣(ぶき・きょうき)
共に武装魔を生み出す最大の要因。非常に優れた、あるいは血なまぐさい逸話を持つような武具に宿る、おぞましい氣。これに魅入られた者が武装魔となる。武氣・凶氣と使い分けられることがあるが、明確な差異は不明。武氣に関しては武装魔の核となる部位を指すこともある模様。
武装魔(ブソーマ)
魔力=武氣の宿る武器に魅入られ怪物となった人間。それぞれが多様な形状と能力を持ち、特に己を取り込んだ武器の特性から得た力を利用し、人類に襲い掛かる。胴を真っ二つにされても死なず、斃すには「憑いた武器」=核(コア)と呼ばれる個所を破壊しなければならない。あまり知能の高い個体はいないようで、言語能力に乏しい者が多い。反面、流暢に言語を操る上級個体は強力で、<憤怒>や<驕慢>と言った二つ名を備える。「武装魔」となるのは武氣の高まりが最大の要因だが、堕ちるには自己の意思も介在する(少なくとも、そうなってもよいと思う気持ちがある)とも語られている。集団として行動し、上級個体に従う者も多い。一度武装魔になった者が人間・クリサリスに戻ることはない。
武装神(ブソーシン)
武装魔たちが求める、彼らの絶対者。現状では凱のみが<器>の資格を持った存在とされている。これが誕生することで武装魔の世界を作り出せるとし、上級個体がこぞって凱を狙う理由となっている。具体的な特性は不明だが、凱には「相対した武装魔・羽化の近いクリサリスの武氣を昂ぶらせる」特徴があるため、それらに関連した力を持つとされる。
クリサリス
「蛹」を意味する処史代などで用いられる用語。武器に見入られ、「武氣」を宿すようになってしまった人間の総称。その身に宿した武器を行使して軍人を凌駕する戦闘力を発揮し武装魔とすら交戦出来るが、同時に武氣を培い徐々に飲まれるようになっていくため、常に武装魔へと「羽化」するリスクを抱えている。またその羽化は避けられるものではなく、いずれ武装魔となってしまうため、最終的には永遠に眠るか武装魔へと堕ちるかの二択しかない。一般人ではたとえ武装していても止めることは難しく、またその肉体も変異しているため、事実上同じクリサリスや武装魔に殺される以外、死ぬことも難しい。また、クリサリスとなる者は例外なく力を求める心を持っているとの指摘がなされている。
処史代(しょしだい)
武装魔を倒すために結成されている組織。規模は不明だが街中に戦闘ヘリを出動させているなど、一般的な組織とは一線を画した影響力を持つ。武装魔に対抗するため、一条晴也のような武氣を操る戦闘員(クリサリス)を多数保持している。また、各地に支部を持っているほか、クリサリスから武氣を抽出する研究も行なっている。対武装魔用の組織であるが、我眉衆が危険視するようにその目的は謎が多い。
<門>の守護者(ケルビム)
処史代の支部をつなぐ空間転移装置、兼門番。エジプトのアヌビスをモデルとしたような異形の怪物で、その胴体を通り抜けることで移動する。無明の空間に鎮座する。人目の触れない空間からならどこでも接続出来るが、これを利用することが出来るのは処史代の一因と認識された者だけで、なおかつ<門>を通れるのは武氣を纏う者だけ。
我眉衆(がびしゅう)
処史代と同じく武装魔を倒すべく組織されている僧兵集団。属する者は鍛えた肉体を武器とし、その身に魔除けの入れ墨のような痣が浮かんでいる。人の身体を神の宿る社と考えており、その身に宿す神氣を込めた打撃で戦う。武氣に魅入られた存在のため武装魔ともどもクリサリスを危険視しており、クリサリスを用いる処史代を危険集団とみなしている。

書誌情報[編集]

Webアニメ[編集]

ソードガイ The Animation』のタイトルで、2018年春よりNetflixで世界同時配信予定[1]。原作の井上は、シリーズ構成・脚本で参加する[1]

出典[編集]

  1. ^ a b 『月刊ヒーローズ』2017年9月号、ヒーローズ、 349頁。

外部リンク[編集]