SOMEDAY (佐野元春の曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
SOMEDAY
佐野元春シングル
初出アルバム『SOMEDAY
B面 Bye Bye Handy Love
リリース
規格 EP
8cmシングル(再発盤)
ジャンル ロック
レーベル EPIC・ソニー
作詞・作曲 佐野元春
チャート最高順位
佐野元春 シングル 年表
Night Life
1981年
SOMEDAY
(1981年)
ダウンタウン・ボーイ
(1981年)
テンプレートを表示

SOMEDAY」(サムデイ)は、日本の男性シンガーソングライター佐野元春の楽曲。1981年にシングルとしてEPIC・ソニーからリリースされた。

概要[編集]

当初は1981年発売のシングルとして発売された。発売当時チャートTOP100入りせず、セールス的に振るわなかったが、翌年に発売された同名のアルバムがヒットしたこともあり代表作の一つとなった。

当初は1981年2月発売の2ndアルバム『Heart Beat』に収録予定で、楽曲はほぼ完成していたが、歌詞の一部にしっくりこない部分があって、『Heart Beat』収録に間に合わず、同年の6月にシングルとしてリリースされた[1]

アレンジはフィル・スペクター風のウォール・オブ・サウンドとなっており、後にスペクターの影響を受けた楽曲を集めたコンピレーションアルバム『音壁 JAPAN』に収録されている。

ベストアルバム「No Damage (14のありふれたチャイム達)」にはイントロのバックで聞こえるストリートノイズがないバージョンで収録されている。

1989年JR東海「ファイト!エクスプレス」のコマーシャルソングに採用され、翌年の1990年にジャケットを変更して8cmシングル化。カップリングは1981年当時のシングルと同じ「Bye Bye Handy Love」である。

ヒット後の反響[編集]

1990年代には『CREA』誌の音楽特集で歴代2位にランクされ、21世紀に入ってもCMや映画の挿入歌で使用されるなど息の長い人気曲となっている。

また、佐野のライブの定番曲でもあり、佐野の思うところから一時期封印したこともあったが後に復活。「THE SUN」ツアーの最終公演では、アンコールでこの曲を披露する前に「10代には10代、20代には20代、…50代には50代の『いつかきっと』があるんじゃないかって、最近思い始めている」と目に涙を浮かべながら語り、発表から時間を経て広く愛された曲が、自身と聴き手にとって新たな意味を持つに至った事実を噛みしめた。佐野の父親が初めて『いい曲だな』と褒めた曲でもある。

評論[編集]

佐野は渋谷陽一とのインタビューで「佐野元春には反語がない」と指摘された際これを否定し「たとえば"サムデイ"の一節『信じるこころいつまでも』というのは、その裏側に『疑うこころもいつも持ってるんだぜ』というメッセージが隠れている」と語った[2]

その他[編集]

行列のできる法律相談所』において、「東野幸治石垣島トライアスロンプロジェクト」のイメージソングとなった。元々「東野が勝手に決めた応援ソング」として起用されたが、この放送がきっかけとなり、佐野自身も後日事務所を通じてビデオで出演、最終的に清正公で使用許可を出した。このレース当日、「SOMEDAY」を沿道のBGMに起用され、更に地元のラジオ局のリクエストに最も多く寄せられた。

2019年2月16日に放送されたTBSテレビアニメ新幹線変形ロボ シンカリオン」の挿入歌に使用された[3]。劇中では登場人物の一人が、「ファイト!エクスプレス」のCMについて触れ、「私は89年バージョンが特に好きでね」「20世紀のコマーシャルにおける最大の名作だと確信している」と発言しているシーンが放送され、Twitterなどでその日のうちに話題となった[4]

収録曲[編集]

  • 全作詞・作曲・編曲:佐野元春
  1. SOMEDAY
    Strings編曲:大村雅朗
  2. Bye Bye Handy Love

カバー[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 日々感謝。ヒビカン』(RCCラジオ「日々感謝。ヒビカン」 | Facebook)』、RCCラジオ、2013年5月10日放送での佐野の言及。
  2. ^ ROCKIN'ON JAPAN FILE VOL.2」、p.61、ロッキング・オン、1989年。
  3. ^ 地上波放送版のみ挿入歌として使用される。ネット配信場では別の曲に差し替えられており、使用されない。
  4. ^ 「シンカリオン」に突然の佐野元春、ネット騒然”. ニコニコニュース (2019年2月16日). 2019年2月16日閲覧。