自由の岸辺

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自由の岸辺
佐野元春 & The Hobo King Bandカバーアルバム
リリース
ジャンル ロック
レーベル Daisy Music
プロデュース Moto 'Lion' Sano
チャート最高順位
佐野元春 & The Hobo King Band アルバム 年表
THE BARN DELUXE EDITION
(2018年)
自由の岸辺
(2018年)
或る秋の日(2019年)
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自由の岸辺』(じゆうのきしべ)は、

2018年5月23日に、Daisy Musicユニバーサルミュージック)から発売された佐野元春の2枚目のセルフカバーアルバム

概要[編集]

2011年発売『月と専制君主』に続く2作目のセルフカバーアルバム。演奏は佐野のバックバンドを務める「The HOBO KING BAND」。

フォークブルースジャズレゲエなど、全編を通して多彩なビートを奏でている。

マスタリンググラミー賞受賞アルバムを多数手がけるギャビン・ラーセン、アナログ盤のカッティング・エンジニアはブルーノート・レーベルの全復刻盤を監修したベテラン・エンジニア、ロン・マクマスターが担当。

初回限定盤[2]・通常盤[3]・アナログ盤[4]ダウンロード配信の4形態での販売。初回限定盤は2枚組仕様で、「ミュージック・ビデオ「ハッピー・エンド」「夜に揺れて」と、ビルボードライブでの映像3曲を収録したDVDとCDを透明スリーブケースに収納。

アナログ盤は180g重量盤。音質との兼合いから「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」がカット、更に曲順も変更された。

なお、本作に収録された「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」は2003年発売のシングル「君の魂 大事な魂」カップリング曲として発売された作品から1分短く編集したテイクである(このテイクが本作発売時期である2018年現在まで、レーベルゲートCDでしか発売されていない為、CD-DAで発売したい佐野の意志からである)。

収録曲[編集]

CD[編集]

  1. ハッピー・エンド[3:58]
  2. 僕にできることは[3:15]
  3. 夜に揺れて[4:29]
  4. メッセージ[3:51]
  5. ブルーの見解[3:39]
  6. エンジェル・フライ[5:18]
  7. ナポレオンフィッシュと泳ぐ日[7:30]
  8. 自由の岸辺[4:32]
  9. 最新マシンを手にした子供達[4:35]
  10. ふたりの理由、その後[3:37]
  11. グッドタイムス & バッドタイムス[4:03]

初回限定盤DVD[編集]

     <ミュージック・ビデオ>   

  1. 夜に揺れて
  2. ハッピーエンド
    <ライブ収録:ビルボード東京 2017年11月29日第2公演>
  3. ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
  4. ブルーの見解
  5. 僕にできることは

アナログ盤[編集]

A面[編集]

  1. ハッピーエンド
  2. 僕にできることは
  3. 夜に揺れて
  4. ブルーの見解
  5. エンジェル・フライ

B面[編集]

  1. メッセージ
  2. 自由の岸辺
  3. 最新マシンを手にした子供達
  4. ふたりの理由、その後
  5. グッドタイムス & バッドタイムス

スタッフ・クレジット[編集]

THE HOBO KING BAND
  • Produced by: Moto 'Lion' Sano
  • Co-produced by: 大井 'スパム' 洋輔
  • Recorded & Mixed by: 渡辺省二郎
  • CD Mastering Engineer: GAVIN LURSSEN
  • Analog Cutting Engineer: RON McMASTER

脚注[編集]

  1. ^ 自由の岸辺(初回限定盤)”. ORICON. 2018年10月19日閲覧。
  2. ^ 自由の岸辺 [初回限定盤[CD][+DVD] - 佐野元春 & ザ・ホーボー・キング・バンド - UNIVERSAL MUSIC JAPAN]”. 佐野元春. 2021年5月30日閲覧。
  3. ^ 自由の岸辺 [通常盤[CD] - 佐野元春 & ザ・ホーボー・キング・バンド - UNIVERSAL MUSIC JAPAN]”. 佐野元春. 2021年5月30日閲覧。
  4. ^ 自由の岸辺 [アナログ盤[アナログ] - 佐野元春 & ザ・ホーボー・キング・バンド - UNIVERSAL MUSIC JAPAN]”. 佐野元春. 2021年5月30日閲覧。