勇者エクスカイザー
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勇者シリーズ | ||
通番 | 題名 | 放映期間 |
第1作 | 勇者 エクスカイザー |
1990年2月 - 1991年1月 |
第2作 | 太陽の勇者 ファイバード |
1991年2月 - 1992年2月 |
第3作 | 伝説の勇者 ダ・ガーン |
1992年2月 - 1993年1月 |
勇者エクスカイザー | |
---|---|
ジャンル | ヒーローロボット |
アニメ | |
原作 | 矢立肇 |
監督 | 谷田部勝義 |
シリーズ構成 | 平野靖士 |
キャラクターデザイン | 平岡正幸 |
メカニックデザイン | 大河原邦男 |
音楽 | 田中公平 |
アニメーション制作 | サンライズ |
製作 | 名古屋テレビ、サンライズ 東急エージェンシー |
放送局 | テレビ朝日系列 |
放送期間 | 1990年2月3日 - 1991年1月26日 |
話数 | 全48話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『勇者エクスカイザー』(ゆうしゃエクスカイザー、Brave Exkaiser)は、1990年2月3日から1991年1月26日までテレビ朝日系列で全48話が放送された、名古屋テレビ・サンライズ制作のSFロボット アニメ『勇者シリーズ』の第1作。
放送時間は当初、毎週土曜 17:30(JST)からであったが、10月6日放送分より毎週土曜 17:00 (JST)へ放送枠を移動した。
目次
概要
これまで、土曜17時台後半で続いて来た「リアル ロボット路線」から大きく方向転換し、低年齢層をメインターゲットとした「スーパーロボット路線」の作品として企画された。同枠では1981年の『最強ロボ ダイオージャ』以来、9年振りとなる。
純粋な子供向け番組を目指して制作し、リアルロボット作品の影響が未だ残っていた当時としては珍しく、単純明快な展開を基本とした作品作りを一貫して行っている。そのため、地球の宝を奪おうとするガイスターに対し、彼らを追って来たカイザーズがそれを阻止すべく立ち向かう、一話完結の勧善懲悪が大きな特徴である。
提供スポンサーのタカラが手掛けた『トランスフォーマーシリーズ』の「地球の外からやって来た、宇宙人[注 1]が地球の乗り物に姿を変える」要素を受け継ぎつつも、描写はそれまでのサンライズ製作のロボットアニメで培われたノウハウがふんだんに活かされている。その傾向はリアルロボットの機械的フォルムから、トランスフォーマーより受け継がれ、更に洗練されたシンプルなフォルムのメカニックデザインにも現れている。
勇者シリーズの重要なファクターの一つと言える「主人公の少年と勇者ロボが対等の友人関係である」雰囲気を最も色濃く出している[注 2]。
本時間帯で長年続いていた、リアルロボット路線からの方針転換により、特に皆殺しと形容された富野由悠季監督作品とは対照的に、最終回のダイノガイスト以外は死者を出さない作品となった。本作品は幼い子供でも理解しうる、単純明快なテーマ「宝[注 3](物)探し」を扱い、1話完結の基本フォーマットを通じて毎週異なる「宝物」が設定され、失いかけて初めて分かる大切な物の価値を視聴者に再認識させる作りとなっている[2]。
このテーマは最終回のサブタイトルにもなり、エクスカイザーとダイノガイストとの最後の勝負の場において示された。この時に語られた本作品、最後の宝物。それは後の歴代の勇者たちも最重要視する基本的な概念となり、以降のシリーズに受け継がれていった。
元々は単発の作品であり、次回作についての構想は無かったことが『サンライズ アニメ史』に記載しているが、次回作の制作が決定。勇者シリーズの基礎を築いた。
玩具の売り上げは同年のアニメや特撮番組の中でもヒットし、タカラによると「今までで、一番良かった」としている。同年末、スーパーファミコンが発売。タカラもこれを予想して生産数量を絞ったが、年末商戦では大量の在庫が発生するなど、不振に陥った。この結果を受け、タカラは「ドラマ設定が大切になってくる。カッコいい、迫力がある、デザインが良いだけではもう追い付けない」という、『勇者シリーズ』の行く末を見通したかのような発言を残している[3]。しかし、当時タカラに勤務していた漫画家の田中圭一によると、「(関西では)年末に問屋間転送を行って調整をしたため在庫は残らなかった」と述懐している[4]。
あらすじ
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西暦2001年。無数の星々を荒らし回った「宇宙海賊ガイスター」は新たな宝を狙い、地球へ侵入した。彼らを追って地球へやって来たのは「宇宙警察カイザーズ」のリーダー「エクスカイザー」とその仲間たち。
エクスカイザーと仲間たちは地球の乗り物と融合し、巨大ロボへと変化する力を持っている。そんな中、小学3年生の少年・星川コウタは、父のカメラを持ち出して出かけている時に、そのカメラを「宝」と認識したガイスターに襲われてしまう。だが、自宅の車に融合していたエクスカイザーが駆けつけたことでコウタは難を逃れた。この事件を機にコウタとエクスカイザーは2人だけの秘密の友達として友情を深め、ガイスターの野望に立ち向かっていく。
登場人物
- 星川 コウタ(ほしかわ コウタ)
- 声 - 渡辺久美子
- 本編の主人公。朝日台小学校 3年B組在籍。好きな物は、スポーツ全般。将来の夢は、宇宙飛行士と野球選手。4年生になったらサッカー部に入部するつもりらしい。祖父の形見のカメラを大事にしている。嫌いな食べ物は納豆とアスパラガス[5]。
- エクスカイザーの正体を知ったことから、カイザーズの協力者となり、彼らをサポートする。エクスカイザーには地球の文化や文明を教える反面、助言を受けることもある。ガイスターとの戦いを終えて、地球を去るカイザーズを見送った。
- 第15話冒頭の夢の中では唐突にキングエクスカイザーの格好及びその身長[注 4]になってホーンガイストを撃退していた。
- 星川 フーコ(ほしかわ フーコ)
- 声 - 神代知衣
- コウタの姉で、朝日台中学1年生。年齢は13歳。好きな物はあんまん。趣味は買い食い。50m走 7.1秒の記録を持つ。見栄っ張りでミーハーな所があるが、危機的な状況では命懸けでコウタを守ろうとする良き姉である。
- 自分を助けてくれたダッシュマックスのことを、(夜で姿がよく見えなかったこともあり)「素敵な男性が乗った車」と誤解している。
- 星川 ジンイチ(ほしかわ ジンイチ)
- 声 - 西村知道
- コウタの父で、東都新聞社の編集長。41歳。仕事には厳しいが、ジャーナリストとしての高い倫理観を持ち、家族のことも疎かにしない良き父親。ヘビースモーカーであり、禁煙を試みることもあるがいつも長続きしない。趣味はママとデートすること、ゴルフ。
- 毎回の事件現場で、特ダネ写真を撮り忘れることが多い部下の徳田に頭を悩ましている。自分が普段運転する自家用車が、エクスカイザーであることは知らない。
- 星川 ヨーコ(ほしかわ ヨーコ)
- 声 - さとうあい
- コウタの母で、専業主婦。実家は華族の出身。35歳。マイホームを自分で設計する腕を持つ。性格は明るく優しいが、怒らせると怖い。趣味はインテリアデザイン。
- かなりの天然ボケで、星川家の人間だけでなく、徳田も呆れ返るほどである。祈祷で天気を晴れにしようとしたり、競馬で大当たりを出すなど、しばしば浮世離れした一面を見せる(徳田曰く「運が良過ぎる」)。
- マリオ
- 声 - 安西正弘(第1 - 22話)、巻島直樹(第24 - 48話)
- 星川家の愛犬。チャウチャウの雑種。コウタの小学校入学前に、田舎のおばあちゃんから送られた。コウタとは大の仲良しで、エクスカイザーたちの秘密を知る数少ない存在でもある。人懐っこい性格で頭も良く、エクスカイザーが出動しようとした際にガレージの前にお母さんがいて出動出来ない時にはなにかしら騒ぎを起こしてお母さんを移動させたりと隠れたサポートをしてくれたりする。フーコには「ダメ犬」「人面犬」などと厳しい言われ方をされることもあるが、本当は大事に思われている。
- 徳田 オサム(とくだ オサム)
- 声 - 山寺宏一[注 5]
- 東都新聞社の記者で、ジンイチの部下。当初は28歳、本編の途中で29歳に。新聞記者ではあるが間の抜けているところがあり、毎回の事件現場でカメラを壊したり、フィルムを入れ忘れたりして、特ダネの証拠写真を撮り逃すことが多い。その度に編集長のジンイチに怒られているが、最終決戦でグレートエクスカイザーとダイノガイストの戦闘を撮影することに成功した。
- 第14話には、故郷から上京して来た母親が登場。
- アイキャッチAではエクスカイザー、EDではキングローダーに振り落とされそうになっているがどちらでも必死にしがみ付いている。
- 月山 コトミ(つきやま コトミ)
- 声 - 横山智佐
- コウタの同級生。趣味は昼メロ鑑賞とエアロビクス。特技はピアノの演奏。コウタとタクミのアイドル的存在で、2人から様々な誘いを受けるが、基本的に断ることはない。フーコほどではないが、若干ミーハーな一面もある。従兄の俊太郎はカーレーサー。
- 金有 タクミ(かねあり タクミ)
- 声 - 森田千秋
- コウタの同級生。気障な金持ちのお坊ちゃんで、それを良いことに、好意を寄せるコトミに何かとモーションを掛けているが大抵空回りに終わっている。我がままな性格でプライドが高いように見せているが、実は寂しがり屋で臆病でもある。運動オンチだが、調子に乗った際はかなりの力を発揮し、運動会では裸足だったにも関わらず、100m走で3位になった。
- 彼には両親がいるが、本編には未登場。金を掛けて建てさせた建造物の多くがガイスターロボに変えられたりと、何かとトラブルに巻き込まれる。
- 武者小路(むしゃのこうじ)先生
- 声 - 竹口安芸子
- コウタたちの担任で、初老の女性教師。著名な陸上選手のジェイナーの元・担任でもある。なお「武者小路」という名前が明らかになったのは第34話から。
- 勝木(かちき)レポーター
- 声 - 岡田ルミ
- 関東テレビの女性リポーター。毎回の取材現場でガイスターに遭遇することが多い。取材と中継リポートに熱心で、同じ事件現場で取材中の徳田が、偶発的とはいえ邪魔をするため、彼を足で踏み付けたり、ドロップ キックをすることがある。本編では最後まで「勝木」という名前は明かされなった。「宝」と言う表現を頻繁に用いるため、彼女のリポートがガイスターの襲撃の切っ掛けになることが多い。
- 逸毛野 宏(いつもの ひろし)
- 声 - 小杉十郎太
- 関東テレビのアナウンサー。主に、ニュース キャスターを務めるが、視聴者参加型のアイドル オーディション番組『君こそ金の卵だ!』の司会でもある。ヨーコは彼のファン。彼も「宝」と言う表現を多用する。
宇宙警察カイザーズ
惑星カイザースター出身の宇宙エネルギー生命体。全員の平均年齢は、12,000歳[注 6][注 7]。逮捕率はほぼ100%だが、ガイスターの逮捕に唯一てこずっている。
彼等は宇宙警察に所属するため、幾つかの後続作品のように、自分たちを「勇者」という表現はしていない。
全員が肉体を持たないエネルギー生命体であり[6]、肉体を持つ種族とエクスカイザーたちエネルギー生命体は異質な存在であることから、地球での様々なギャップが物語の重要な鍵になることが多かった。また「書物」や「コンピュータ」はエクスカイザーの故郷には存在せず、通貨制度も地球のそれとは異なることがコウタとの会話やガイスターの言動で明らかとなっている。
壊れた物体を元の姿に修復するフォーミングビーム、自然災害を食い止めるバリアー光線、対象のエネルギーを奪う反エネルギー光線、胸部・指先からの放水、天候の操作、異空間からの支援メカや武器の召還など、人智を超えた特殊能力を持つ。
単体で変形する際は「チェンジ ○○(自分の名)!」。合体する際は「フォームアップ!」が掛け声となる。ウルトラレイカーを除く[7]全員が、ブレストチェンジギミックで戦闘モードとなり、胸部にはそれぞれ動物の顔、または武器が出現する。前者の場合は人型に変形した直後にブレストチェンジすることが多いが、後者の場合は武器を使う際にだけ行われる。
彼らが宿った乗り物は変形の際に別次元に保存し、変形中や変形後は外見のみ、各部にその姿を留めているが、実質的には全くの別物である。これらは変形解除と同時に、彼らが元にある状態へと戻すため、戦闘に伴う質量増減は必要最小限に抑えられているが、必要に応じて元の乗り物に搭載されている物質を利用する場合もあり、場合によっては元に戻した際にエネルギー切れになる場面もある。
地球人側には当初は謎のロボットとして認識されていた。徐々に名前が認知されるにつれ、カイザーズを讃える音楽会が開催されたり、ハロウィンではタクミがエクスカイザーのコスプレをしたりと、正義のヒーローとして認識されるようになっていった。
- エクスカイザー
- 声 - 速水奨
- 宇宙警察カイザーズのリーダー。生真面目な性格で、正義感と警察官としての使命感も強く、相手が悪人であろうと命を奪うのを良しとしない。指揮能力・統率力・情報収集に長ける。マックスチームとレイカーブラザーズをスカウトしてカイザーズを設立した。戦闘の際は胸部を反転させ、獅子の顔を出現させる。
- 地球では、星川家の自家用車のスポーツカーに融合している。彼の正体はコウタと、愛犬のマリオしか知らない。コウタとマリオとは強い友情で結ばれ、地球の情報はほぼ持たない為、普段はラジオを受信して情報収集を行うと共にコウタから地球の文化や文明について教わっている。ただ、地球の感性や習慣のような感覚的な部分が時にはわからない(いたずらっ子のことをガイスターよりタチが悪いという意味をガイスターより悪質な犯罪者と誤解する)為、異星人の視点からコウタの悩みに対して、助言を送ることもある。地球のルールがあまりわからないこともあり、警察官でありながら地球で駐車違反の切符を切られたことがあった(第10話)。
- 敵と対峙したときは多くの場合「ガイスターの悪党共!」と叫んだ上で敵の悪事を指摘し「このエクスカイザーが許さん!」と口上を述べる。
- ガイスターとの戦いを終え、地球を去る際、コウタから「また会える?」と尋ねられた時は「それは約束できない」と返答するとともに、コウタとの心の繋がりを伝えた。「ブレイブサーガ」登場の際には再び連絡が取れるようになる。
- マイカーモード時はセンターピラーのガルウイングドア仕様。オリジナルモードへ変化する際は透明だった窓に青色のシールドが被さり、インストルメントパネルが転回してオリジナルのコンソールへと変化。また外見上はボンネットに獅子の紋章が出現し、マイカーモードとは全く異なる、後部ブースターノズルの付いた形状となり、前後ともナンバープレートがなくなる。
- 性格のモデルは加山雄三[8]。
- 装備
-
- ジェットブーメラン
- 腕から放つ、小型ジェットミサイル。
- スパイクカッター
- 腕から放つ、三方手裏剣。
- インパクトフラッシュ
- 胸の獅子の眉間から放つ、三角形の光線。
- フレーミングノヴァ
- 獅子の口から放つ火球。
- ショルダーボム
- 肩後部のタイヤを相手にぶつける。
- フォトンリング
- 腕から放つ、非実体型の拘束用リング。
- キングローダー
- エクスカイザーが異次元から召喚する、トレーラー型の支援メカ。ビークル形態のエクスカイザーが牽引することも可能[注 8]。一旦はガイスター四将の攻撃によって破壊され、戦線離脱を余儀なくされた。
- キングエクスカイザー
- 声 - 速水奨
- エクスカイザーがキングローダーに収納される形で、巨大合体した姿。劇中の人物からは合体ではなく「巨大化」と表現されていた。
- 翼が付いているが長時間の飛行能力はなく、短時間の浮遊あるいはホバーリングが可能。
- 装備
-
- カイザーソード
- 右脚に収納されている剣。
- なお、この形状での単独玩具化はされなかった。
- カイザーショット
- 両腕から放つ、四方手裏剣。
- カイザーフレイム
- カイザーソードから放つ、拘束用の巨大火球。
- カイザービーム
- 胸部の獅子の眼から放つビーム。
- カイザーブラスター
- 獅子の口から放つ火炎。
- カイザーミサイル
- 両膝にそれぞれ2発装填されているミサイル。
- カイザーウイングブレイク
- 両肩のマークから発生したエネルギーを光の斧にして投げつける。
- キングバリヤー
- 全身からエネルギーを波状照射することにより、向かってくるエネルギーを面で防御するバリアー。効果を持続させるためには照射し続ける必要がある。
- 反重力ビーム
- 獅子の口から放つ青白い光線。落下中の建物に照射し、地面との衝突から救った。
- 技
-
- サンダーフラッシュ
- カイザーソードに蓄積した雷のエネルギーを解放。天高く光の刃を伸ばし、その場から敵へ振り落として一刀両断にする必殺技。ハイジャンプしてから繰り出すことも可能。勝利後はカイザーソードを収納し、胸のライオンが雄叫びを上げる。
- 真空桜吹雪
- カイザーソードを回転させ、桜を絡めた竜巻を放つホールド技の一種。
- ドラゴンジェット
- エクスカイザーが異次元から召喚する、巨大ジェット戦闘機。エクスカイザーやキングエクスカイザーを上部に乗せ、飛行することもできる。
- 作中で登場の遅れた理由について、エクスカイザーから、「調整に手間取っていた」旨明かされていた。
- ドラゴン
- ドラゴンジェットが変形した、エクスカイザーの支援ロボット。自我を持たず、エクスカイザーの指令で動く。
- 装備
-
- ドラゴンキャノン
- 両腕に装備された、2連装のキャノン砲。
- ドラゴンカイザー
- 声 - 速水奨
- エクスカイザーがドラゴンジェットに収納される形で、巨大合体した姿。ドラゴンとの外見の違いとして、胸部の竜の角が上に上がり頭部と胸部の目に光が点灯する。戦闘スタイルはカンフーで、掛け声もカンフー調となる。エクスカイザーを収納したままでジェット形態への変形も可能。
- 装備
-
- ドラゴンビーム
- 額から放つ光線。
- ドラゴンアーチェリー
- 胸部の龍の角が変形した弓。格闘武器としても使える。
- ドラゴンブーメラン
- 取り外した龍の角を投擲武器として使用する。
- ドラゴンアンカー
- 肩部の龍の爪状の部分を飛ばして攻撃する。
- ドラゴンキャノン
- 両腕に装備された2連装のキャノン砲。ウイング部分は斬撃武器としても使用可能。
- ドラゴントンファー
- ドラゴンキャノンを変形させ、トンファーとして使用する。
- ドラゴンブラスター
- 第45話に登場した武装。ドラゴンキャノンを左右合体させて、合計4門の収束(クラスター)型キャノン砲として使用する。登場時は投擲飛行状態で、上空から発砲した。
- ドラゴンショット
- エクスカイザーのジェットブーメランによく似た武装。腕から発射される。
- ドラゴンウェーブ
- 掌に生成した光球から、雷を放射する技。
- ドラゴンサンダー
- ドラゴンウェーブと似た様な技だが、見た目はビームに近くなっている。任意で温度調整が可能。
- ロケットクラスター
- 両腕のキャノン砲を合体させた武器。自立稼動して、敵を砲撃する。
- 技
-
- サンダーアロー
- 背部から抜き出した矢をドラゴンアーチェリーにつがえるとともに、サンダーエネルギーを収束させて放つ必殺技。命中率は百発百中。勝利後はサンダーアローを元の位置に戻し、胸のドラゴンの目が点灯する。
- グレートエクスカイザー
- 声 - 速水奨
- ドラゴンジェットが全身各部のパーツに分離し、キングエクスカイザーを包み込む形で超巨大合体した姿。絶大なパワーを誇り、基本的に両手で振るう巨大カイザーソードを片手で扱う腕力も持つ。必要に応じて分離や再合体も可能。
- 装備
-
- グレートアックス
- 両肩から出現する光の斧。
- グレートブラスター
- 獅子の口から放たれる竜巻状の火炎。
- グレートフレイム
- 獅子の口から放たれる炎。サンダーフラッシュを放つ際、巨大カイザーソードの加熱にも使われる。
- グレートボンバー
- 獅子の口から放たれた炎を両手で丸め、投げつける。敵に命中すると、エネルギーフィールドとなってその動きを止めるなど、能力的にはカイザーフレイムに近い。
- グレートキャノン
- 肩に装備された2連装のキャノン砲。
- グレートビーム
- 額から放つビーム。
- グレートフラッシャー
- 胸の獅子の鬣(たてがみ)から放つ光線。
- カイザーソード
- エクスカイザー時の武器をそのまま使用。ドラゴンアーチェリーと二刀流にできる。
- ドラゴンアーチェリー
- ドラゴンカイザー時の武器をそのまま使用。カイザーソードと二刀流にできる。
- 巨大カイザーソード
- エネルギーを天に向けて発射してカイザーソードを召喚し、ドラゴンアーチェリーを左手から召喚して合体・変化させることで出現する巨大な剣。「巨大……」の名称は便宜上の物で、劇中での呼称は、カイザーソードのままである。他にも「グレートカイザーソード」や「新カイザーソード」と表記することで、従来のカイザーソードと区別される場合がある。初めて使用したのはドラゴンカイザーで、その際はコウタから「おっきいカイザーソード」と呼ばれた。ダイノガイストのダイノブレードを粉砕する力を誇る。
- なお後述の通り単独玩具化されていたカイザーソードは当初からこの形状であった。
- 技
-
- サンダーフラッシュ(グレート版)
- 合体させた巨大カイザーソードを胸のライオンから炎を放出して強化。カイザーソードから放たれた光と共に全身を金色の光に包み、巨大なエネルギーのドラゴンと共に突撃して、敵を一刀両断する。勝利後は胸のライオンが雄叫びを上げる。勇者シリーズで複数回使われた必殺技の中で、破られたことのない唯一の技であるが、ガイスター基地でのダイノガイストとの戦闘の際、両者が繰り出した必殺技の威力が相殺され、両者ともにほとんど無傷であった例外もある。
マックスチーム
カイザーズが結成される以前から活動していたチーム。他の惑星で活動していたところをエクスカイザーにスカウトされ、現在に至る。
- スカイマックス
- 声 - 中村大樹
- ジェット戦闘機から変形。マックスチームのリーダーで、冷静沈着な性格。
- 性格のモデルは渡哲也[9]。
- 装備
-
- 剣
- 玩具に付属した剣。名称不明で劇中には未登場。
- ミサイル
- ジェットモードで発射するミサイル。
- バルカン
- ジェットモードで使用される機関砲。
- ハイパーフォノン
- 胸の鳥の口から超音波を発射して、相手を粉砕する。
- ダッシュマックス
- 声 - 星野充昭
- レーシングカーから変形。白兵戦に長ける。兄貴肌の性格で、本星では多くの女の子に好かれていた。フーコに「素敵な男性が乗った車」と誤解されたこと(第22話)がある。その話で婦警から駐車禁止の切符を切られそうになった[注 9]為、この後、地球人の誤解を恐れ、公道走行時にはダミーのドライバーを投影している。
- 性格のモデルは柴田恭兵[10]。
- 装備
-
- 剣
- 玩具に付属した剣。名称不明で、劇中には未登場。
- スクリューカッター
- 掌より放つ、光線状の回転カッター。
- ターボトルネード
- ブレストチェンジ後の胸の「ターボローター」から、猛吹雪を発射する。
- ブリージングトルネード
- ブレストチェンジ後の胸の「ターボローター」から発射する強風で、敵を氷結する。
- ドリルマックス
- 声 - 塩屋浩三
- ドリル戦車から変形。カイザーズの中で一番の怪力を誇る。生真面目で優しい性格。本星に弟2人、妹1人がいる。カイザーズのメンバー中、最年長である。また、カイザーズの中で唯一のゴーグル装備。
- 性格のモデルは『巨人の星』の左門豊作であり、当初は九州弁を話す予定だった[11]。
- 装備
-
- 斧
- 玩具に付属した斧。名称不明で、劇中には未登場。
- ドリルキャノン
- 背中の連装キャノン砲。
- ガトリングスマッシャー
- ブレストチェンジ後の胸のガトリング砲から、エネルギー弾を発射する。
- ゴッドマックス
- 声 - 中村大樹
- スカイマックス、ダッシュマックス、ドリルマックスが3体合体した姿。人格はスカイマックスが中心となる。高い火力と跳躍力を誇り、空中戦に対応。胸部の鷲の口から光線を放つことも可能(名称は不明)。
- 装備
-
- 合体剣
- スカイマックス、ダッシュマックスの剣と、ドリルマックスの斧を合体した物。名称不明で、劇中には未登場。
- ドリルキャノン
- ドリルマックスの背部のキャノン砲を手持ち銃とする。劇中では未使用。
- ゴッドスライサー
- スカイマックスの翼をブーメランとして投げつける。
- ゴッドスラッガー
- 額から現れる、光のブーメラン。
- 技
-
- ゴッドソニックバスター
- 最も多用した必殺技。胸の鳥の口が吐き出す光波をリング状にして、敵に投げ付けて縛る。基本的には敵の動きを止める技だが、戦力の低いガイスターロボなら、絞め千切って倒すことが可能である。
- ゴッドコズミックボンバー[注 10]
- 鳥の口から放たれる光波を球状にして、投げ付ける。敵に命中するとフィールドが形成され、相手を拘束する。ガイスターロボなら、そのまま爆発させることも可能である。
- ゴッドバードアタック
- 天高く舞い上がり、光の鳥のオーラを纏って突撃。敵を一刀両断する。
レイカーブラザーズ
新幹線に融合した、双子のエネルギー生命体。普段は通常の運行を行っているが、事件の際は駅を抜け出し、現場へと駆け付ける。ローラースケートでステージに立つ当時の人気アイドルグループがモデルで[12]。、足裏のローラーで高速移動できる。幾度か乗客を輸送中だったために出動できなかったことがある。
宇宙警察学校を卒業後にカイザーズに配属されたため、年齢はカイザーズの中で最年少である。
電車系では本来機関車の中間に連結されている客車は、変形時は切り離される為に脚部に相当する部分客車は1輌しかないが、OPでは両者、EDではブルーレイカーが後部の同型機関車と共に更に2輌の客車を挟んでいる為に総数5輌構成で登場している場面がある。
- ブルーレイカー
- 声 - 菊池正美
- 100系新幹線から変形。グリーンレイカーの兄で、弟のことをフルネーム、または「弟よ」と呼ぶ。
- 別名「努力のロボット」。冷静沈着な性格だが、グリーンレイカーが危機に陥ると冷静さを失う。
- 装備
-
- ブースタービームガン
- トレインモード右側面のビーム砲。
- ビームシールドキャノン
- トレインモード左側面のビーム砲。
- バインドクラッシュ
- 胸から、ワイヤーの付いた連結器を発射する。
- グリーンレイカー
- 声 - 草尾毅
- 200系新幹線(2000番台)から変形。ブルーレイカーの弟で、冷静沈着な性格の兄とは対照的にややせっかちで血気盛んな性格。
- 別名「根性のロボット」。兄のことを「兄さん」と呼ぶが、第14話では呼び捨てにした事もあった。
- 装備
-
- ミサイルブラスター
- トレインモード右側面のミサイルランチャー。
- ビームシールドキャノン
- トレインモード左側面のビーム砲。
- バインドクラッシュ
- 胸からワイヤーの付いた連結器を発射する。
- 連携技
-
- ツインパワー
- 2人で手を繋ぐことで、一時的にパワーアップする。
- ツインビーム
- 2人で額からビームを放つ。
- ツインバリヤー
- 2人で掌からエネルギー波を放つ。決壊したダムの洪水を食い止めた。
- ダブルバインドクラッシュ
- 2人がバインドクラッシュを発射して相手を掴み、振り回して叩き付ける技。ただし、ダイノガイストの様な強大な相手である場合、逆に振り回されることがある。
- レイカーハリケーン
- 2人が体を回転して、二重螺旋を描きながら飛行する技。第19話ではその勢いを利用して、水を巻き上げている。
- ウルトラレイカー
- 声 - 菊池正美
- ブルーレイカーが左半身、グリーンレイカーが右半身となり、左右合体した姿。人格は、ブルーレイカーが中心となる。飛行能力はない。
- カイザーズの中で唯一、ブレストチェンジを装備していない。
- 装備
-
- コンバートイレイザー
- 個人武器(トレインモード右側面の武器)を合体させた銃。劇中では未使用。
- 技
-
- ウルトラブレストレーザー
- 胸部から発射する光線。
- ウルトラスパイダーネット
- 両手を突き出して光の網を生み出し、相手を捕らえる。
- ウルトラダブルチェーンクラッシャー
- 両肩の新幹線から、ワイヤーの付いた連結器を発射する。
- ウルトラショルダークラッシュ
- 両肩の新幹線のヘッドを、ワイヤー付きで発射する。
- ウルトラキャノンビーム
- 額から発射する光線。
- 胸部ミサイル(正式名称不明)
- 胸部から発射する多数のミサイル。
- 合体技
-
- ギャザウェイビーム
- キングエクスカイザー、ゴッドマックス、ウルトラレイカーの3機がダイノガイストに対して発射した光線。OPでもガイスター四将に対して発射しているが、第31話までは合体前のエクスカイザーが発射に加わっており、第32話以降ではキングエクスカイザー、ウルトラレイカー、ゴッドマックスがガイスター四将とダイノガイストに向けて発射している。
宇宙海賊ガイスター
300年間で、286もの惑星を荒らし回った宇宙海賊。カイザーズと同等のエネルギー生命体[注 11]で、カイザーズと異なり、機械ではない無機物(地球では、恐竜の実物大模型)に融合。地球上の全ての宝を奪い取るのを目的として活動を開始する。毎回のターゲットは金銀財宝から文化財、最先端科学、食糧や資源など多岐にわたる。
地球の自然や文化に疎いため、誤解や宝の価値を理解しないままの作戦行動も多い。指名手配はされているものの前科は無い。四将はケンカすることも多いが、仲間意識はある。
最終決戦でダイノガイストは戦死。部下たちはカイザーズに逮捕された。本作の「敵」ではあるが、後の勇者シリーズの「悪」と違い、世界征服や宇宙支配の思想を持っていないので[注 12]、完全な「悪」の立場ではない。
四将全員の変形ギミックはトランスフォーマーシリーズのダイノボットを踏襲しているが、玩具として発売されたのはダイノガイストのみに留まっている。
- ダイノガイスト
- 声 - 飯塚昭三
- ガイスターの首領で、部下からは「ダイノガイスト様」「ボス」と呼ばれている。地球ではティラノサウルス(恐竜形態)、巨大ジェット戦闘機(飛行形態)、ロボット(人型形態)に3段変形する。宇宙最強と謳われた強者で、カイザース全員を相手にしても優位に立つ実力の持ち主。厳格ながらもカリスマ性を兼ね備えており、部下全員から慕われている。
- 当初はガイスター基地の中で、部下たちに指令を下すのみで、毎回の作戦の陣頭指揮を執ることは無かったが、度重なる敗北に業を煮やし、自らが前線に立つ。毎回の作戦で失敗を繰り返す部下たちに苛立つことが多いが、期待もしているのか、一部の作戦を除き、自ら行動することは少ない。
- 最終決戦では、グレートエクスカイザーと月面で一騎討ちを展開し、技同士の激突の末に競り負けて敗北。「この宇宙に生きるすべての生命が宝だ」と論じ、あくまで彼を生かしたまま“逮捕”しようとするエクスカイザーに対し満身創痍の状態で飛行形態に変形して離脱、追跡を振り切り太陽の引力圏に突入してロボット形態に戻り、「命が宝だと、ならばこの俺様の命、貴様の手に渡してなるものか」と高笑いしながら太陽に飛び込んで自決した[注 13]。残ったガイスターはエネルギー生命体捕獲装置に入れられたままで連行された。
- 全高:32.2m
- 重量:128.8t
- 走速度:182.4km/h
- 跳躍力:874.9m
- ダイノモード
- 体高:28.5m
- 体長:36.3m
- ビークルモード
- 全長:32.2m
- 全幅:20.3m
- 全高:14.8m
- 武装
-
- ダイノブレード
- 背中に背負った2本の刀。
- ダイノ ツインブレード
- ダイノブレードを連結させた両刀。
- ダイノキャノン
- 両脛に備えたキャノン砲。ダイノモードでは背中から発射する。
- ダイノバスタード
- 胸のパネル(ダイノモードの頭のパネル状の角)から発射する熱光線。
- ダイノシューター
- 敵の動きを抑えることのできる光弾。
- ダイノホーンブレイカー
- 頭部の角から、600万ボルトの電撃光線を発射する。
- ダイノクラッシャー
- 両腕に有るダイノモードの足の部分を発射して、敵を砕く。発射する際はダイノモードの足爪を出して、威力を増す。
- ダイノシールド
- 自ら開発した、ドラゴンカイザーのサンダーアローを防ぐ防御力を備えた盾。表面から拡散ビームを発射することも可能。
- 必殺技
-
- ダークサンダーストーム
- 交差した、2本のダイノブレードから黒い雷を放つ。サンダーストームと呼称したことがある。
- ダークサンダーインフェルノ
- ダイノツインブレードにエネルギーを集中させ突撃する技で、グレートエクスカイザーのサンダーフラッシュに匹敵する威力を持つ。
- プテラガイスト
- 声 - 小杉十郎太
- 空将。地球ではプテラノドンに変形する。四将で唯一の飛行能力持ちであり、エネルギーボックスの開発者でもある。
- 四将の中では最年少ながらもリーダー格を自認。智謀に長けていることをダイノガイストに認められてもいる。陰険で狡賢い性格。相手を見下した態度を取ることが多く、ホーンガイストたちを小馬鹿にしているところもある為、リーダーとは認められていない。一方で気が小さい部分もあり、生け捕りにしたヨーコの一喝で戦意喪失したことも。
- 全高:12.8m
- 重量:33.6t
- 走速度:82.6km/h
- 跳躍力:184.6m
- ダイノモード
- 体高:7.6m
- 翼長:16.7m
- 最大飛行速度:5624.8km/h(マッハ4.7)
- 武装
-
- プテラウイング
- 高速で空を飛び、羽ばたくと強風を起こす。
- スラッシュクロウ
- プテラウイングの鍵爪で敵を引き裂く。
- サンダーガイスト
- 声 - 安西正弘(第1 - 23話)、巻島直樹(第24 - 48話)
- 海将。地球ではブロントサウルスに変形する。四将の中で、一番の怪力の持ち主。
- 普段は大人しいほうだが、酒癖が悪く、酔っ払うと暴れ出す。さらに仲間から「ボケ」と言われると怒り出し[注 14]、その瞬間的な戦闘能力はダイノガイストに匹敵する。口癖は「俺はボケじゃねぇ!!」。野菜好き。
-
- 全高:11.2m
- 重量:41.6t
- 走速度:64.2km/h
- 跳躍力:140.6m
- ダイノモード
- 体長:18.4m
- 体高:11.1m
- 地中最大走速度:287.3km/h
- 武装
-
- サンダーホーン
- 両肩の角から、300万ボルトの電撃光線を発射する。長時間に渡って発射することは出来ない。
- ショルダースパイク
- トリプルブラスター
- 両肩に有るランチャーで、光弾・ビーム・ミサイルを発射。
- ホーンガイスト
- 声 - 郷里大輔
- 陸将。地球ではトリケラトプスに変形する。格闘戦が得意。四将の中では、地球でエクスカイザーと最初に交戦した。
- 血の気が多く、格闘戦を得意とする。プライドが高く「俺に盗めない物があるなんて許せねぇ」と、どんな盗みにも果敢に挑むが、大抵は失敗することが多い。
- プテラガイストとはお互いの主義主張が異なるため、反りが合わず、喧嘩をすることが多い[注 15]。口癖は、プテラの嫌味な言動に対する「何だと!?」。
- 第15話冒頭のコウタの夢のやられ役として登場し、コトミを追い掛けたり、キングエクスカイザースタイルのコウタにジャイアントスイングで投げ飛ばされたりしている。
- 全高:12.6m
- 重量:37.5t
- 走速度:76.8km/h
- 跳躍力:124.2m
- ダイノモード
- 体長:15.2m
- 体高:6.8m
- 地中最大走速度:292.5km/h
- 武装
-
- ホーンビームガン
- 後頭部の角から、熱戦を発射する。
- ショルダーブレイカー
- 両肩から衝撃波を発射する。
- アーマーガイスト
- 声 - 西村知道
- 地将。地球ではステゴサウルスに変形する。火炎攻撃が得意で、やや離れた距離から攻撃する。巨大な体の割に、動きも素早い。
- 宝が手に入らないと近くの物を手当たり次第に破壊する荒くれ者だが、エクスカイザーたちに形勢逆転され、追い詰められると悪事を白状したり、許しを請うなど気が弱い一面を持つ。
- プテラガイストとホーンガイストの喧嘩の最中、どちらの立場に付くかを意思表示することができない優柔不断なところがある。レイカーブラザーズに捕まった際は、結果的に後から攻撃したホーンガイストが助けた形となり、その頃から行動を共にすることが多くなった[13]。
- 全高:11.4m
- 重量:14.9t
- 走速度:72.4km/h
- 跳躍力:142.8m
- ダイノモード
- 体長:14.9m
- 体高:8.2m
- 地中最大走速度:296.2km/h
- 武装
-
- リラスターショットカノン
- 両脛の脇からエネルギー弾を発射する。ダイノモードの時は正面の脇から発射する。
- ヒートスパイク
- 背中の背鰭を発射して敵に突き刺し、高熱で溶かす。
- フラッシュブラスター
- 両肩にあるバルカン砲。
- マッドガイスター
- ガイスター四将が、エネルギーボックスを体に取り付かせて合体した姿。四将の意思が統一されていないため、皆が勝手に行動し、能力を思うように発揮できなかった。各々の担当は、頭部及び胸部はプテラガイスト。右腕はホーンガイスト。左腕はアーマーガイスト。脚部はサンダーガイストである。
- 劇中、脚部のサンダーガイストが、エクスカイザーたちに対し勝手に突進。成り行きに任せ、ホーンガイストとアーマーガイストが銃器を乱射したため、指揮を担当する腹積りだったプテラガイストは全く役に立っていなかった。
- 全高:30.0m
- プテダー
- 四将の意思が統一されなかったために、能力を思うように発揮できなかったマッドガイスターの教訓を生かし、プテラガイストとサンダーガイストが合体した姿。ケンタウロスに似た容姿を持つ。武器は右腕に取り付けられたスピアである。最終回でウルトラレイカーに敗れた。
- ホーマー
- プテダーと同様に、ホーンガイストとアーマーガイストが合体した姿。武器は両腕に備え付けられた、2門のミサイルランチャーである。最終回でゴッドマックスに敗れる。
- コウモリ
- 声 - 二又一成
- ダイノガイストの指令を四将に伝える、コウモリ型ロボット。首領の威光を笠に着て言いたいことを言うが、設定上は自我は無い[14]。口答えをする者には超音波を浴びせ、苦しめる[注 16]。ガイスターのメンバーの中で、唯一変形機能を有していない。
- 口癖は「……と、ダイノガイスト様が仰っている」。普段はダイノガイストの体内(胴体)に収納されている[注 17]。
- トレーダー
- 声 - 山寺宏一
- ガイスターから盗品を買い取る宇宙商人。地球に来訪する度に、カメラやドラム缶など、その場にある物に乗り移り、小型ロボに変形。関西弁で喋る。盗品の取引は「宇宙ドル」という単位を使うが、紙幣では無いらしい[注 18]。
ガイスターロボ
プテラガイストが開発したエネルギーボックスを、地球上のあらゆる物に取り付けることで誕生する破壊ロボット。基本的に、毎回の事件で狙う「お宝」を略奪する目的で使用するが、エクスカイザーたちを破壊するために生み出されることも多い。本来はエネルギーボックスを破壊すると復元されるはずらしい。倒されたロボット達の顛末は各種存在するが、通常はフォーミングビームで元の姿に復元されている事が第19話で判明する。
- ケンタウロス型ガイスターロボ[注 19]
- 本作前半のオープニングフィルム(第1 - 31話)に登場。キングエクスカイザーのサンダーフラッシュで倒される。
- ハシダー
- 鉄橋をロボット化。リニアモーターカーをワイヤーで固定し、略奪しようとする。キングエクスカイザーが初めて戦ったガイスターロボ。
- テットン
- 送電線をロボット化。
- グレートテットン
- 数体のテットンが合体及び、巨大化したロボット。
- テットラー
- 原子炉の基礎部分をロボット化。
- ハッシャー
- ロケットの発射台をロボット化。
- イカタンク
- 製薬工場の薬品タンクをロボット化。
- トーダイン
- 灯台をロボット化。沈没船をサルベージするために使用される。
- オクトパーロボ、ジェット コースターロボ、観覧車ロボ、ミラーハウスロボ、コーヒーカップロボ
- 閉園することになった遊園地「スターランド」の乗り物やアトラクションを、ガイスター四将が訓練のためにロボット化した。観覧車は星川夫婦が結婚する前にデートで乗るも、彼らが乗ったゴンドラが最上部に来たところで故障して止まってしまい、ジンイチはその中でヨーコにプロポーズしたという、思い出の場所である。
- スターランダー
- オクトパーロボ、ジェットコースターロボなど、5体のガイスターロボが合体した姿。エネルギーボックスを破壊しても元に戻らなかったが、そのままの姿で、遊園地の施設として有効活用された。
- エアポートロン
- 空港の滑走路をロボット化。
- リフケン
- 金有家が所有していたリフトをロボット化。狼のような姿をしている。
- 仁王ロボ
- 仁王像をロボット化。
- 狛犬ロボ
- 狛犬をロボット化。
- 狛犬仁王ロボ
- 仁王ロボと狛犬ロボが合体した姿。
- コマオウ
- リフケンと狛犬仁王ロボが合体したロボット。
- ナンマンダー
- 大仏をロボット化。破壊まではされなかったが、倒れながらエネルギーボックスを壊されたため涅槃仏のように横たわった姿になってしまった。
- トチョーン1号、トチョーン2号
- 東京都庁舎 第一庁舎ビルをロボット化。
- ドグーン
- 古代遺跡の周辺の土をロボット化。
- カモツーン1号、カモツーン2号
- 貨物船をロボット化。
- メカバッタン
- 富士山頂レーダー(測候所)をロボット化。
- ヘヴィーダ
- 富士スバルラインをロボット化。失敗続きのガイスター四将が腹癒せとばかりに、ヘヴィーダとメカバッタンを使い、富士山を噴火させようとした。
- イバラカーン
- 万博パビリオンのイバラ館をロボット化。種を蒔き、植物に似た触手を発生させ、宝と睨んだ万博を訪れていた母親たちを拉致。ヨーコや徳田の母親も捕まった。建物の中はフレンチレストランであるが、タクミの母のセンスでイバラ館にデザインされている(フーコ曰く「趣味悪い」)。
- サウンドウォーカー
- 公園の噴水をロボット化。ホーンガイストが「夢」を宝と睨むも、夢は盗めないことを知って怒り、腹癒せにこれから超音波を発射させて人々を寝させないと計画。ところが「夜眠れないなら昼寝よう」とばかりに昼寝するのが増えたため、怒って四六時中寝させまいとした。
- キャリゲーター
- タクミの家のキャリアカーをロボット化。
- ガニーン
- 跳ね橋をロボット化。
- タイムガンナー
- 時計博物館をロボット化。
- ゴンダム
- ダムをロボット化。サンダーフラッシュで破壊した後、フレーミングビームで、元通りのダムに再生された[注 20]。
- ウシラ
- 教会をロボット化。
- シロダー
- 映画村の城のセットをロボット化。
- ゴンドラー
- 映画撮影用のゴンドラをロボット化。
- ヤドゴン
- 超高層天文台ビルをロボット化。
- タワザー
- 東京タワーをロボット化。
- デンシャウルス
- 車両基地の無数の山手線201系をロボット化。だが、これはカイザーズを引き付けるための囮だった。
- ガンセッキ
- 火山の火口付近の溶岩をロボット化。
- ライゴーン
- ダイノガイストが無から作り出した、黒豹型ロボット。
- マーツリー
- 花火の打ち上げ設備をロボット化。ドラゴンカイザーが初めて戦ったガイスターロボ。撃破後はカイザーズが代わりに花火を打ち上げた。
- カーンモス
- 駐車場の自動車数台が融合して、ロボット化。
- ウーニン
- 煙草工場をロボット化。
- ナスカの地上絵ロボ
- ナスカの地上絵をロボット化。
- ビルドン
- 建設中のビルをロボット化。プテラガイストが盗んだタイフーンバスターを額に取り付けて、台風を起こさせた。グレートエクスカイザーが初めて戦ったガイスターロボ。
- カブキング
- 歌舞伎座をロボット化。
- タイックカーン
- オリンピック会場をロボット化。ホーン・アーマー・サンダーが聖火を盗もうとする間に、プテラガイストが会場を盗もうとするも、会場はあまりにも巨大であるため、会場を3つに分けてロボット化させて運ぼうとした。だがプテラの魂胆を知った3将によって奪い合いとなる。
- ヴィートル
- 市民会館の音楽ホールをロボット化。ピアノに連動するある仕掛けが施されており、それがガイスターロボになっても健在であったため、重要な役割を果たすことになった。
- デスカボチャン1号、デスカボチャン2号
- ハロウィンのカボチャをモチーフとしたガイスターロボ。
- トッショガン
- 2つの図書館をロボット化。図書館そのものがロボット化したと言うよりは、ロボットが図書館と接合したような姿である。合体してパワーアップする。本を守ろうとしたエクスカイザーの配慮により、図書館の建物部分は分離させられロボット部分だけを破壊された。
- ゲートロン
- 高速道路の料金所をロボット化。
- シャトランダー
- スペースランドのスペースシャトルをロボット化。
- ゲスイドン
- 空き地にあった、無数の土管をロボット化。
- ケルベーザ
- 建設重機をロボット化。
- フライングケルベーザ
- ケルベーザに翼が生えた姿。
- ショーガッコン
- 朝日ヶ丘小学校をロボット化。元がコウタ達の学校であるため、エクスカイザーは破壊しないようには務めたが、落下の衝撃で全壊してしまった。
- マッスルクロース
- サンタクロースの大型人形をロボット化。
- ケンタクロース
- マッスルクロースと、巨大トナカイ人形が合体した姿。
- ファラオーン
- スフィンクスをロボット化。ダイノガイストがエメラルドストーンを探す間、エクスカイザーを引き付けるために誕生。最後は破壊された後、エクスカイザーによって元のスフィンクスとして復元された。
- グレンダー
- 海底油田採掘基地のクレーンをロボット化。
- アイスマンモス
- スキー場のマンモスの雪像をロボット化。
- ビッグアイスト
- アイスマンモスたちが合体。ダイノガイスト(ロボット モード)の姿をした、最後のガイスターロボ。
メカニック
- カイザーブレス
- エクスカイザーがコウタに与えた、ブレスレット型の通信機。エクスカイザーとの通信だけでなく、自動操縦機能やマーカー用のビームを発射する機能も備えている。カイザーズが地球を去った後もコウタの元に残されたが、通信することはできなかった。
- ガイスター基地
- 第2話から登場。日本のとある火山内に造り上げた基地で、内部には「ダイノガイストの広間」・「四将の広間」・「盗品の格納庫」などで構成されている。
- 第40話で、前回にカイザーズにダメージを喰わされたプテラガイストとサンダーガイストを修理させるべく、ロボット科学者・所田博士を拉致するも、徳田と共にコウタまで拉致したため、コウタからの連絡でカイザーズに発見、そしてダイノガイストとグレートエクスカイザーの大激戦によって、基地内のマグマが活性化してしまったために、基地は大爆発、ガイスターは命からがら逃げ出すも拠点を失ってしまう。
- エネルギーボックス
- プテラガイストが作り上げた兵器で、ガイスターロボを生み出す機械。普段はラグビーボール状で、これを狙った物体に取り付けると、足が生えて、昆虫状となる。後述のエネルギー生命体捕獲装置にカイザーズ隊員が捕まった際にも、複数のエネルギーボックスが脱出防止用に装置へ取り付けられていた。なお、これを破壊されると素体化された物体は復元可能らしい(とされていた)。
- 拷問装置
- プテラガイストが作った装置。時計を盗んだサンダーガイストを追ったダッシュマックスを閉じ込め、内部から電撃で苦しめる一方、売り飛ばそうとした。
- エネルギー生命体捕獲装置
- 新カイザーソード同様、太古の昔に地球に来訪したカイザーズの先祖が、子孫に残した兵器。エネルギー生命体を内部に閉じ込めることが出来る。本体とは別に、作動キーとも言うべき「エメラルドストーン」を別に残している。
- ガイスターは現状打破のために、この装置を発掘。ゴッドマックス、ウルトラレイカーを閉じ込め、カイザーズを危機に追い込むが、コウタに救出された。
- グレートエクスカイザーとダイノガイストが月面で死闘を繰り広げている間、四将、コウモリ、トレーダーは内部に閉じ込められ、逮捕された。
スタッフ
- 企画:サンライズ
- 原作:矢立肇(連載誌 : 『テレビマガジン』、『テレビランド』)
- シリーズ構成:平野靖士
- キャラクターデザイン:平岡正幸
- メカニック デザイン:大河原邦男
- 美術監督:岡田有章
- 音響監督:千葉耕市
- 撮影監督:杉山幸夫(第1 - 26話)、鳥越一志(第27 - 48話)
- 音楽:田中公平
- 音楽制作:キングレコード
- 演出チーフ:福田満夫
- 作画チーフ:服部憲知
- デザイン協力:デザイン メイト
- プロデューサー:今井慎(名古屋テレビ)、本名洋一(東急エージェンシー)、吉井孝幸(サンライズ)
- 監督:谷田部勝義
- 制作:名古屋テレビ、東急エージェンシー、サンライズ
主題歌
- オープニング テーマ「Gatherway[注 21]」
- 作詞:Azusa / 作曲:井上ヨシマサ / 編曲:山本健司 / 歌:三浦秀美
- フルサイズとTVサイズでは前奏が異なっている。また、第24話では挿入歌としても使用された。
- エンディング テーマ「これからのあなたへ」
- 作詞:Azusa / 作曲:井上ヨシマサ / 編曲:山本健司 / 歌:三浦秀美
- 勇者シリーズでは本作品のみ、音楽制作及び主題歌の発売元がキングレコードとなっている(以降の作品は、ビクターエンタテインメント[注 22])。そのため、1997年発売のCDアルバム『勇者シリーズ テーマソングコレクション BRAVEST』には、当時放送中の『勇者王ガオガイガー』を除き、本作のみが未収録となっている。
- 2009年、スターチャイルドより発売した『サンライズ ロボットアニメ大鑑』。2011年、フライングドッグより発売した『勇者シリーズ20周年記念 More BRAVEST』には、どちらも収録している。
- この他、シングルCDは年月の経過のため入手困難な状況となっている事情もあり、中古市場にて5000円以上の高値で取引されている。2008年に開催された『スーパーロボット魂』では、OP&EDの両方が唄われた。ライブで唄われたのはこれが初めてであり、三浦は唄い終わった後「私って、もしかして“あの人は今”みたいになっている?」と述べていた。
各話リスト
話数 | サブ タイトル | 脚本 | ストーリーボード | 演出 | 作画監督 | ガイスターロボ | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ボクんちの車は宇宙人(エイリアン)!? | 平野靖士 | ふくだみつお | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) |
1990年 2月3日 | ||
2 | リニア・モーターカーを助けて! | 川瀬敏文 | 佐々門信芳 | ハシダー | 2月10日 | ||
3 | 大停電で大こんらん | 石踊宏 | 寺田浩之 | テットン (グレート テットン) テットラー |
2月17日 | ||
4 | 火星行きロケットしゅっぱーつ! | 園田英樹 | 大雷太 | 直井正博 | ハッシャー | 2月24日 | |
5 | 薬屋さんがカラッポ!? | 渡辺麻実 | 高松信司 | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) |
イカタンク | 3月3日 | |
6 | ボクら沈没船たんけん隊 | まるおけいこ | ふくだみつお | 大雷太 | 直井正博 | トーダイン | 3月10日 |
7 | 遊園地でキケンがぐるぐる! | 川瀬敏文 | 佐々門信芳 | オクトパーロボ ジェット コースターロボ 観覧車ロボ ミラーハウス ロボ コーヒーカップ ロボ (スターランダー) |
3月17日 | ||
8 | ボクはジェットパイロット | 園田英樹 | 石踊宏 | 山本佐和子 | エアポートロン | 3月24日 | |
9 | お花見山は大仏さわぎ | 渡辺麻実 | 大雷太 | 直井正博 | リフケン 仁王ロボ 狛犬ロボ (狛犬仁王ロボ/コマオウ) ナンマンダー |
3月31日 | |
10 | 大ゆれ! ドーム球場 | 平野靖士 | 高松信司 | 中村旭良 | トチョーン1号 トチョーン2号 |
4月7日 | |
11 | 古代遺跡で大はっけん | 園田英樹 | ふくだみつお | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) |
ドグーン | 4月14日 | |
12 | ケーキのもとがない! | まるおけいこ | 川瀬敏文 | 佐々門信芳 | カモツーン1号 カモツーン2号 |
4月21日 | |
13 | 富士山大バクハツ!? | 伊藤康隆 | 大雷太 | 直井正博 | ヘヴィーダ メカバッタン |
4月28日 | |
14 | たいへんだ! ママが! | 渡辺麻実 | 高松信司 | 中村旭良 | イバラカーン | 5月5日 | |
15 | 夢ドロボーにご用心 | 平野靖士 岩崎しゅういち |
石踊宏 | 山本佐和子 | サウンド ウォーカー | 5月19日 | |
16 | 走れ! スーパーカー | 園田英樹 | ふくだみつお | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) |
キャリゲーター | 5月26日 | |
17 | コンピュータを守れ | 平野靖士 伊藤康隆 |
川瀬敏文 | 佐々門信芳 | ガニーン | 6月2日 | |
18 | 時間がめちゃくちゃ | まるおけいこ | 大雷太 | 直井正博 | タイム ガンナー | 6月9日 | |
19 | 虹の滝は大洪水 | 大庭圭司 | 高松信司 | 中村旭良 | ゴンダム | 6月16日 | |
20 | ねらわれた花嫁 | 渡辺麻実 | 石踊宏 | 山本佐和子 | ウシラ | 6月23日 | |
21 | 燃える映画村 | たかばたけし | ふくだみつお | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) |
シロダー ゴンドラー |
6月30日 | |
22 | フーコの七夕物語 | まるおけいこ | 川瀬敏文 | 佐々門信芳 | ヤドゴン | 7月7日 | |
23 | アイドルを探せ! | 鹿島典夫 | 大雷太 | 直井正博 | タワザー | 7月14日 | |
24 | Go! Go! 豪華客船 | 平野靖士 伊藤康隆 |
高松信司 | 中村旭良 | デンシャウルス | 7月21日 | |
25 | 海に消えた病原菌(ウイルス) | 平野靖士 大庭圭司 |
石踊宏 | 山本佐和子 | ガンセッキ | 7月28日 | |
26 | 子パンダ争奪戦 | 渡辺麻実 | 森田風太 | ふくだみつお | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) |
ライゴーン | 8月4日 |
27 | 流星群をぶっとばせ! | 平野靖士 伊藤康隆 |
川瀬敏文 | 佐々門信芳 | 8月11日 | ||
28 | 夏を取り戻せ! | 平野靖士 | 杉島邦久 | 大庭秀昭 | 直井正博 | マーツリー | 8月18日 |
29 | 空に散った貯金箱 | まるおけいこ | 石踊宏 | 山本佐和子 | カーンモス | 8月25日 | |
30 | パパは禁煙中 | 志茂文彦 | 高松信司 | 中村旭良 | ウーニン | 9月1日 | |
31 | 地上絵のひみつ | 園田英樹 | ふくだみつお | 佐々門信芳 | ナスカの地上絵ロボ | 9月8日 | |
32 | 出た! 超巨大合体 | 平野靖士 伊藤康隆 |
川瀬敏文 | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) |
ビルドン | 9月22日 | |
33 | 友だちはカブキ小僧 | 渡辺麻実 | 大庭秀昭 | 直井正博 | カブキング | 9月29日 | |
34 | ぼくらのオリンピック | まるおけいこ | 石踊宏 | 山本佐和子 | タイックカーン | 10月6日 | |
35 | 勇者に贈る音楽会 | 志茂文彦 | 高松信司 | 中村旭良 | ヴィートル | 10月13日 | |
36 | ハロウィンの怪物 | まるおけいこ | 川瀬敏文 | 佐々門信芳 | デス カボチャン1号 デス カボチャン2号 |
10月20日 | |
37 | かいぶつ図書館 | 志茂文彦 | ふくだみつお | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) |
トッショガン | 11月3日 | |
38 | 風になれ 白い馬 | 平野靖士 伊藤康隆 |
大庭秀昭 | 直井正博 | ゲートロン | 11月10日 | |
39 | めざせ宇宙パイロット | 平野靖士 | 石踊宏 | 山本佐和子 | シャトランダー | 11月17日 | |
40 | 壊滅! ガイスター基地 | 渡辺麻実 | 高松信司 | 中村旭良 | 11月24日 | ||
41 | マリオとジュリエット | 志茂文彦 | 森田風太 | 大畑清隆 | 佐々門信芳 | ゲスイドン | 12月1日 |
42 | 消防車 出動せよ! | まるおけいこ | 大庭秀昭 | 直井正博 | ケルベーザ (フライング ケルベーザ) |
12月8日 | |
43 | タクミは学校が好き?! | 平野靖士 岩崎しゅういち |
杉島邦久 | 石踊宏 | 山本佐和子 | ショーガッコン | 12月15日 |
44 | サンタさんがいっぱい | 渡辺麻実 | 高松信司 | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) |
マッスルクロース (ケンタクロース) |
12月22日 | |
45 | ピラミッドで大冒険 | 園田英樹 | 石踊宏 | 平井久司 (中村プロ) |
ファラオーン | 12月29日 | |
46 | 海底油田の罠 | 平野靖士 伊藤康隆 |
杉島邦久 | 大畑清隆 | 佐々門信芳 | グレンダー | 1991年 1月12日 |
47 | 雪国の決戦 | 平野靖士 富岡淳広 |
大庭秀昭 | 直井正博 | アイス マンモス (ビッグ アイスト) |
1月19日 | |
48 | 本当の宝物 | 平野靖士 | ふくだみつお | 石踊宏 | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) |
1月26日 |
放送局
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | ネット形態 | 備考 |
---|---|---|---|---|
中京広域圏 | 名古屋テレビ | テレビ朝日系列 | 制作局 | |
関東広域圏 | テレビ朝日 | 同時ネット | ||
北海道 | 北海道テレビ | 同時ネット →先行放送 |
[注 23] | |
青森県 | 青森テレビ | TBS系列 | 遅れネット | |
岩手県 | 岩手放送 | [注 24] | ||
宮城県 | 東日本放送 | テレビ朝日系列 | 同時ネット | |
秋田県 | 秋田放送 | 日本テレビ系列 | 遅れネット | |
山形県 | テレビユー山形 | TBS系列 | ||
福島県 | 福島放送 | テレビ朝日系列 | 同時ネット | |
新潟県 | 新潟テレビ21 | |||
長野県 | テレビ信州 | 日本テレビ系列 | ||
山梨県 | 山梨放送 | 遅れネット | ||
静岡県 | 静岡けんみんテレビ | テレビ朝日系列 | 同時ネット | [注 25] |
富山県 | 富山テレビ | フジテレビ系列 | 遅れネット | |
石川県 | 石川テレビ | |||
福井県 | 福井放送 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
||
近畿広域圏 | 朝日放送 | テレビ朝日系列 | 先行放送 | [注 26] |
広島県 | 広島ホームテレビ | 同時ネット | ||
山口県 | テレビ山口 | TBS系列 | 遅れネット | |
香川県 岡山県 |
瀬戸内海放送 | テレビ朝日系列 | 同時ネット | |
愛媛県 | テレビ愛媛 | フジテレビ系列 | 遅れネット | |
高知県 | テレビ高知 | TBS系列 | ||
徳島県 | 四国放送 | 日本テレビ系列 | ||
福岡県 | 九州朝日放送 | テレビ朝日系列 | 同時ネット | |
長崎県 | 長崎文化放送 | 1990年4月開局から[注 27] | ||
熊本県 | 熊本朝日放送 | |||
大分県 | 大分放送 | TBS系列 | 遅れネット | |
宮崎県 | テレビ宮崎 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
||
鹿児島県 | 鹿児島放送 | テレビ朝日系列 | 同時ネット | |
沖縄県 | 琉球放送 | TBS系列 | 遅れネット |
関連商品
玩具・食玩・その他立体物
- 玩具
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- タカラ
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- 巨大合体 キングエクスカイザー
- 巨大変形 ドラゴンカイザー
- 超巨大合体 グレートエクスカイザー(キングエクスカイザー・ドラゴンカイザーのセット)
- カイザーソード(電池で刀身が光る、攻撃音が鳴るギミック付。なお形状は販売当初から前述の通り、作中後期の強化版の形状であった)
- カイザーブレス(劇中アクション同様の機能に加え、追加釦で音と光の付加機能付。デザインは劇中登場のものと大幅に異なる)
- スカイマックス
- ダッシュマックス
- ドリルマックス
- 3体合体 ゴッドマックス(スカイマックス・ダッシュマックス・ドリルマックスのセット)
- ブルーレイカー
- グリーンレイカー
- 左右合体 ウルトラレイカー(ブルーレイカー・グリーンレイカーのセット)
- 3段変形 ダイノガイスト
- STD(スタンダード) キングエクスカイザー 完全巨大合体セット(廉価版エクスカイザー・同キングエクスカイザーのセット。変形は省略されているが、両者の合体は可能)
- STD グレートエクスカイザー 超巨大合体セット(新規造形の廉価版キングエクスカイザー・同ドラゴンカイザーのセット。両者の合体に加え、ドラゴンカイザーのみ変形可)
- 新世紀勇者復活計画 巨大合体 キングエクスカイザー(2001年発売の復刻版。放送当時にはなかったPL法により、対象年齢15歳以上とされている)
- 巨大合体 キングエクスカイザー 本当の宝物バージョン(『ブレイブサーガ 新章 アスタリア』販売等に因むキャンペーンの懸賞品。同玩具の金メッキ版)
- マスターピース キングエクスカイザー
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- マスターピース グレートエクスカイザー(MP版キングエクスカイザー・同ドラゴンカイザーのセット)
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- 勇者エクスカイザーガム(軟質プラスチック製の組み立てモデル入りガム)
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- 第3弾 グレートエクスカイザー、ドラゴンカイザー、スーパーゴッドマックス、スーパーウルトラレイカー
- 勇者伝説ブレイブガム
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映像・音楽ソフト
- 本作品は他のアニメのようにメディア展開に恵まれた作品とは言えず、[注 28]サウンドトラックCDは本編で使用された多くのBGMが未収録となり、ビデオ販売も途中で終了する。
- その後、本作品の放映から15年後の2004年7月に、DVD-BOXと同時に現存する音源を収録したサウンドトラックCDがリリースされた。
- 2008年1月からは、DVDレンタルを開始する。
- ビデオ
-
- 勇者エクスカイザー 全6巻 キングレコード
- DVD
-
- 勇者エクスカイザー DVD-BOX(2004年7月23日、ジェネオンエンタテインメント) 全48話収録、8枚組。
- CD
-
- ミュージック フロム エクスカイザーvol1
- ミュージック フロム エクスカイザーvol2
- 勇者エクスカイザー 総音楽集(2004年7月22日、キングレコード) 2枚組。
関連書籍
- ケイブンシャ
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- ケイブンシャの大百科415 勇者エクスカイザー大百科
- 講談社
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- 講談社ポケット百科シリーズ68 勇者エクスカイザー大事典
- 新紀元社
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- 勇者シリーズ グレートメモリアルブック 勇者エクスカイザー
ゲーム
- ブレイブサーガシリーズ
- 『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』(1998年12月17日、PlayStation)
- 『ブレイブサーガ2』(2000年5月2日、PlayStation)
- 『ブレイブサーガ 新章 アスタリア』(2001年1月26日、ゲームボーイカラー)
- 『スーパーロボット大戦X-Ω(2018年12月9日、iOS / Android)
脚注
注釈
- ^ 本作は、エネルギー生命体
- ^ エクスカイザー役の速水奨は、本作品のDVDボックス解説書に寄せたコメントで、コウタを「年の離れた友人」と評している。
- ^ これはスポンサーの名前が「タカラ」であったことにも由来する。[1]
- ^ 夢の中とはいえ、当初は普通の身長だったはずが、キングエクスカイザーの外装をまとってからはその大きさにいつの間にか巨大化している。
- ^ 山寺は他に、各話冒頭のオープニング ナレーションを担当。ナレーションは第1、2、3、4 - 47話の計4回に渡って、それぞれ変更した。同時に毎回挿入する、ハイライト シーンは第2、3、4 - 13、14 - 25、26 - 36、37 - 47話の計6回に渡って、それぞれ変更している。
- ^ 地球の年齢で、約20歳である。
- ^ 年齢は公式設定によると、ドリルマックス → エクスカイザー、スカイマックス、ダッシュマックス → ブルーレイカー・グリーンレイカーの順で若い
- ^ キングローダーは召喚されると直ちに変形を開始するのが常だったため、劇中で牽引形態を確認できるのは第24話の1回のみ。ガイスターの陽動作戦による戦闘を終えたのち、ガイスター本隊を探す際にこの姿で路上を走っていた。
- ^ それより以前にもエクスカイザーが駐車禁止の切符を切られた事態があった。今回の場合はフーコの横槍の為に切符を切られずに済んでいる。
- ^ ブレイブサーガではこの技とゴッドソニックバスターが混同され、「ゴッドコズミックバスター」と誤った名称が付けられ、続編でも変更されなかった。なお攻撃シーンのカットイン動画ではこの技名で新録されている。
- ^ ただし、人間の食料を食べて味を批評するという行為を行っており、生態、生活的にはエクスカイザーよりも後続作に近い。
- ^ ブレイブサーガにおける「邪悪」な存在との協力を望まないことと活動理念が他の勇者シリーズの敵組織と異なることから
- ^ なお、放送当時に発売されたテレビ絵本では、エクスカイザーによって袈裟懸けに両断された揚句、太陽に落とされている。
- ^ 第32話ではプテラの「ちっぽけ」の一言に対しても怒る。ただし、プテラがホーンを罵倒する時の「アホ」には反応しない。
- ^ アーマーガイストがカイザーズに捕まりかけた際は、プテラとの完璧な連携技で救出に成功していることから、本心から互いに嫌っている訳ではない。
- ^ 任務に失敗した際の制裁にも使うが、中盤以降は使用しなくなる。
- ^ ただし格納部の詳細は不明。なお玩具でも再現はされていない。
- ^ せっかく盗んだ大量の紙幣を、四将は「価値が無い」と基地のマグマに捨ててしまい、後でお金だと知り、大慌てになったことがあった。第29話参照
- ^ サンライズのオリジナルアニメのOPに登場する敵メカには伝統的に「オーピー(OP)」の仮称が付けられている。
- ^ この事から、戦闘後にエクスカイザーはサンダーフラッシュで倒した相手のロボットを元の素体化された物体に復元している事がわかる。
- ^ OPテロップでは「ギャザウェイ」と表記。
- ^ 2007年より、アニメ音楽・映像事業はフライングドッグに移管されている。
- ^ 第34話から第48話までは、金曜17:00に先行放送(第45話のみ、1991年1月5日に放送)された。
- ^ 現社名は『IBC岩手放送』。
- ^ 1993年9月までの社名は『静岡県民放送』(通称:静岡けんみんテレビ)で、同年10月に現社名に変更された。
- ^ 当時、関西ローカルのドラマ『部長刑事』シリーズを土曜19時30分枠にて放送していた関係で、同時刻のテレビ朝日系列全国ネット番組を本番組の放送時間帯で放送していたことから、金曜17:00からの先行放送だった。
- ^ 同局の開局は1990年4月1日だが、当日は日曜日だった。その後開局当日から本放送直前までに、既に放送した分を1日2回放送するなどして消化した。その後同年4月7日放送分より、通常放送を開始している。
- ^ 当時は『勇者シリーズ』の概念が無く、ビデオソフトがリリースされた際は「ガンダムと同系列のシリーズの最新作」の触れ込みで宣伝していた。
出典
- ^ TARKUS編「PART 5 [勇者たちの足跡] アニメーション監督インタビュー 谷田部勝義」『大勇者伝説 サンライズ・ロボットトイコレクション[勇者・エルドラン編] 』メディアワークス、2007年5月15日、ISBN 978-4-8402-3824-3、82頁。
- ^ 大百科 1990, pp. 145
- ^ トイ ジャーナル1991年2月号
- ^ 田中圭一Twitter 2018年5月22日付
- ^ 大全 2003, pp. 110
- ^ 放映当時のアニメディアより
- ^ メカニックデザインを担当した、大河原邦男の「一体くらい、ギミックを変えたい」との提案に則ったものである。マスターピース キングエクスカイザー 正しい遊び方説明書 19P 「勇者シリーズの誕生」
- ^ 大百科 1990, pp. 43
- ^ 大百科 1990, pp. 83
- ^ 大百科 1990, pp. 89
- ^ 大百科 1990, pp. 95、97
- ^ 大百科 1990, pp. 63、71
- ^ 大百科 1990, pp. 180
- ^ 大百科 1990, pp. 199
参考文献
外部リンク
- 勇者エクスカイザー - 勇者シリーズ 公式サイト内のページ
名古屋テレビ制作・テレビ朝日系列 土曜17:30枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
名古屋テレビ制作・テレビ朝日系列 土曜17:00枠 | ||
勇者エクスカイザー
(1990.10.6 - 1991.1.26) ※ここから勇者シリーズ |
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