新世紀勇者大戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
新世紀勇者大戦
ジャンル シミュレーションRPG
対応機種 PlayStation 2(PS2)
開発元 ウィンキーソフト
発売元 アトラス
メディア DVD-ROM
発売日 2005年2月17日
テンプレートを表示

新世紀勇者大戦』(しんせいきゆうしゃたいせん)は、2005年2月17日に発売された、PlayStation 2シミュレーションRPG。発売はアトラス、販売はタカラ(現・タカラトミー)。

概要[編集]

新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』(1998年、タカラ)と同じく、「勇者シリーズ」を中心とした、サンライズロボットアニメ作品のキャラクターたちが競演する、『スーパーロボット大戦』シリーズ(バンプレスト)と同コンセプトのゲームである。

『ブレイブサーガ』の『勇者聖戦バーンガーン』と同様に、本作でも勇者シリーズの一作品として、架空のロボットアニメ『量子跳躍レイゼルバー』が設定されている。

2001年春の東京ゲームショーにて、コナミコンピュータエンタテインメントジャパン(現・小島プロダクション)とタカラのコラボレーション作品として発表が行われた[1]。しかし『電撃PlayStation D』44の付録CD-ROMにタカラがライセンサーの許可無くムービーを発表した[2]のを契機に、しばらくの間情報が途絶えた。2004年1月31日アトラスとタカラの家庭用ゲーム事業が一本化された後、改めて2005年にアトラスが本作を発売した。

スーパーロボット大戦シリーズの開発をしていたウィンキーソフトが開発しているため、システムはほとんどスーパーロボット大戦と同じになっている。

著作権の問題[編集]

2001年にタカラがライセンサーの許可無くムービーを発表した『電撃PlayStation D』44には本誌のどのページにも付録CD-ROMに『新世紀勇者大戦』のムービーが収録されているとはなく、付録のCD-ROM製作協力メーカーの欄内にもTAKARAとはない。他の体験版やムービーを収録された作品の協力会社は全て明記されておりコピーライトもある。つまり、収録されたムービーは違法なデータであるということになる。付録のCD-ROMの注意書きに『付録CD-ROMは著作権上の保護を受けています。』とあるが前述のように版元の許可と表記が一切なく違法なデータであるため、このムービーに関してだけは著作権保護されないことになってしまう。ユーザーによる二次配布や改ざん、流用などが可能となる。仮に、もしこれが著作権保護されてしまえば、個人がサンライズ作品の映像を使った作品を創作し商業販売しても、お詫びを添えるだけで法的な問題が発生しないことになってしまう。

タカラの対応[編集]

『電撃PlayStation D』44に収録されたムービーデータは権利者の許可なく収録されたものであることを認めたうえで同誌上で謝罪した。しかし、謝罪はサンライズに対してのみ行われ、その他(開発協力のコナミなど)は明記されなかった。それに加えて企業広告欄であったこともあり1ページの半分が謝罪文、もう半分は自社製品の『機甲兵団 J-PHOENIX』の広告となっていた。これは当時のタカラが如何に版権というものを軽んじてみているかよくわかる内容となっている。なお、許可を得ていないため各社のコピーライトは表記できなかった。CD-ROM収録ムービーには各社のコピーライトが明記されているがサンライズの許可を得ていない以上は本来ならばしてはいけないことである。CD-ROM内に使用許諾を得ていないなどのお詫びはない。

概要と舞台設定[編集]

勇者シリーズのキャラクターたちが競演する最初の作品である『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』では、勇者シリーズの各作品を同一次元軸でおきた出来事として設定した為(『勇者特急マイトガイン』のみ独立)、設定年代などで生じる矛盾を解決するためにやや強引な解釈をしていたり、ストーリー構成に無理が出るなどの問題があった。これに対し本作では競演する各作品を、それぞれパラレルワールドであるという前提で設定しているため、『ブレイブサーガ』と比較して各作品の原作ストーリーを損なわずにゲームのストーリーを組み立てている。

登場作品は『ブレイブサーガ』より少なく、テレビシリーズでは『勇者エクスカイザー』『太陽の勇者ファイバード』『伝説の勇者ダ・ガーン[3]黄金勇者ゴルドラン』が登場しない。勇者シリーズであるものの、開発プロットが違う[4]『新世代ロボット戦記』の『勇者聖戦バーンガーン』は新世紀勇者大戦に登場しないが、本作中に『バーンガーン』との関係が伺えるセリフ[5]がある。

登場作品[編集]

主題歌[編集]

「Burning!! Brave Heart!~勇者の魂~」

攻略本[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 電撃PlayStation』Vol.174 pp.10 - 11
  2. ^ 『電撃PlayStation D』44 p.4 のタカラからのお詫びメッセージより。なお本誌の目次には『新世紀勇者大戦』は記載されていない。
  3. ^ この三代について、設定上は3・1・2の順で同一世界の話である事が公式で明言されている。
  4. ^ 新世紀勇者大戦が各歴代が異なる次元の存在であるのに対し、新世代ロボット戦記は『マイトガイン』を除く歴代が、全て同一次元の作品であるという設定の為、ストーリーの土台が違う。
  5. ^ 『ジェイデッカー』冴島長官のセリフ中に『ジェイデッカー』では一度も出た事の無いC-Na という名の組織または企業の存在が示唆されている。冴島の台詞から、スコットランドヤード・ブレイブポリスと同等の組織力を持つ事が明らかにされており、超AIロボット作成において関係がもたれている。なお、『バーンガーン』に登場するロボット開発企業は「C-Naゼネラルカンパニー」である。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]