機動戦士ガンダム サンダーボルト

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機動戦士ガンダム サンダーボルト
ジャンル SF、ロボット、ガンダムシリーズ
漫画
原作・原案など 矢立肇富野由悠季(原案)
作画 太田垣康男
出版社 小学館
掲載誌 ビッグコミックスペリオール
レーベル ビッグコミックススペシャル
発表号 2012年No.8 -
巻数 既刊10巻(2017年8月現在)
OVA
原作 矢立肇、富野由悠季、太田垣康男
監督 松尾衡
脚本 松尾衡
キャラクターデザイン 高谷浩利
メカニックデザイン 仲盛文、中谷誠一カトキハジメ
音楽 菊地成孔
アニメーション制作 サンライズ
製作 サンライズ
発売日 2015年 - 2016年(第1シーズン)
2017年(第2シーズン)
話数 全4話(第1シーズン)
全4話(第2シーズン)
映画:機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY
監督 松尾衡
音楽 菊地成孔
制作 サンライズ
配給 松竹
封切日 2016年6月25日
上映時間 70分
映画:機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER
監督 松尾衡
音楽 菊地成孔
制作 サンライズ
配給 松竹
封切日 2017年11月18日
上映時間
テンプレート - ノート

機動戦士ガンダム サンダーボルト』(きどうせんしガンダム サンダーボルト)は、太田垣康男による「ガンダムシリーズ」の漫画作品、及びそれを原作とするアニメ作品。

当項目では外伝作品『砂鼠ショーン』、『機動戦士ガンダム サンダーボルト 外伝』についても述べる。

概要[編集]

小学館の青年漫画雑誌「ビッグコミックスペリオール」2012年No.8(4月13日号、3月23日発売)より連載を開始。

テレビアニメ機動戦士ガンダム』などと同じく「宇宙世紀」を舞台とする作品で、物語は「一年戦争」から始まる[1]。本作にも人型機動兵器モビルスーツ(以下「MS」)が登場する。だが、作中に登場するMSや艦艇などのメカニックは、独自の設定やデザインを盛り込んで大幅にアレンジされている。これらのデザインに対し、作者は「(自身の手法を)あえて変えようと思わず、自分がメカをデザインする上でこだわる部分やラインを、MSに入れ込んだらどうなるか?を考えながらデザインした」「人型でこだわった時に、どこまで合理的にできるか」「(同じく作者が手掛ける)漫画『MOONLIGHT MILE』で現実に近い宇宙開発メカを描いた経験を、『サンダーボルト』の登場MSに反映させている」とコメントしている[2]

月刊ホビージャパン』(以下「HJ」)2012年5月号から連載中のコラボレーション企画「サンダーボルトメカニクス」にて、アレンジされたMSのデザイン画と模型作例が掲載されており、それをまとめたムック本も2013年05月30日に発売された。また、バンダイから市販されている「ガンプラ(ガンダムのプラモデル)」でも、本作専用のカテゴリ「HIGH GRADE GUNDAM THUNDERBOLT(HGTB)」シリーズが展開されている。 なお、このシリーズは他シリーズよりも突起やエッジ部分が鋭く造形されており、ST基準に適合しない対象年齢15歳以上向けの商品となっている。商品のパッケージアートは、作者が描き下ろしている。

本作のアニメ化以前の2014年に放送されたテレビアニメ『ガンダムビルドファイターズトライ』の作中では、ガンダムシリーズ作品の1つとして、登場人物が本作のガンプラについて言及している。

外伝『砂鼠ショーン』は、「ビッグコミック」2013年第11号・第12号に前後編で掲載された。その後、『天才たちの競演』第2巻(小学館ビッグコミックススペシャル、2014年3月28日発売、ISBN 9784091861634)へ収録され、単行本へは2015年2月27日発売の第5集に収録された。

2016年6月24日発売の『ビッグコミックスペリオール』14号にはゆうきまさみによる本作のパロディ漫画「ざ・ライバル サンダーボルト」が掲載された[3]

連載に至るまでの経緯[編集]

本作の連載は、神保町[2]の寿司屋で『スペリオール』編集長から持ちかけられ、二つ返事で承諾したとのことである[4]。太田垣は、本作を連載する以前の作品でのコメントで「『ガンダム』はSF作品をやる者にとっては最大の敵。SF作品をやるなら『ガンダム』でやらなかったことをやろうと、『ガンダム』的な要素を排除していた時期がある」と発言していた[2]こともあり、自身が以前は『ガンダム』のいわゆる“アンチ”だと思われていた様だが、Twitter上でガンダムのイラストなどを公開するようになってからはガンダム好きと知られるようになった、と回想している[2][4]。また「黒澤明の映画作品が好きだがオリジナル作品を作れなくなるので封印している。それと同様に、好きだけどモノマネになるのは嫌なので『ファーストガンダム』映画3部作も10年以上は観ていない。『サンダーボルト』連載のために観返そうとも思ったが、我慢した」とも語っている[2]

サンダーボルト 外伝[編集]

一年戦争や本編の裏側で人知れず展開された、連邦軍やジオン軍のさまざまな戦いをオムニバス形式で描いた漫画。ホビージャパン誌「サンダーボルトメカニクス」との連動企画で、太田垣の「誌面に登場した素晴らしい模型作例の数々をもっと世に知らしめたい」という意志が発端となった。そのため、MSなどのメカニックのコマは作例を撮影した写真を取り込んでいる。また、全編フルカラーで描かれている。

ウェブサイト「eBigComic4(イービッグコミックフォー)」で連載され、単行本化もされている。

あらすじ[編集]

第1部 宇宙編(第1話 - 第32話)
宇宙世紀0079年12月、一年戦争末期。ジオン公国軍の拠点はア・バオア・クーを残すのみとなっていた[5]地球連邦軍はジオンにとって重要な補給路である「サンダーボルト宙域」の制宙権を奪還すべく幾度もMS部隊を派遣するが、スナイパーMS部隊「リビング・デッド師団」によってことごとく退けられていた。一方、連邦内の旧サイド4「ムーア」の再興を悲願とする一団「ムーア同胞団」[5]も、連邦への貢献度を示すことを目的に艦隊を派遣する。
強力無比な武装や装甲を追加した最新鋭MS「フルアーマーガンダム」と、リユース・P・デバイス(以下「RPD」)を装備した実験MS「サイコ・ザク」の戦いなど、さまざまな激戦の末に双方の艦隊は壊滅する。ムーア同胞団の生存者たちは、ジオン軍の艦艇「ドライドフィッシュ」の占拠に成功するが、リビング・デッド師団の救援に駆け付けたジオン軍の「セイレーン機動艦隊」の捕虜となる。ムーア同胞団の生存者たちは、ア・バオア・クー戦の混乱に乗じて脱出に成功し、終戦を迎える。
砂鼠ショーン
一年戦争終結から3か月が経過した宇宙世紀0080年前半。第1部で死亡したと思われたショーンは地球に流れ着き、アフリカ大陸の砂漠でジャンク屋集団「砂鼠」の用心棒として生きていた。やがて、連邦軍崩れの強盗団「砂漠の鷹旅団」との激戦を勝利したショーンらは、「砂漠の鷹旅団」から助けた後に自分たちを助けてくれた連邦軍女性パイロットのモニカを、「砂鼠」へ迎え入れる。
第2部 地球編(第33話 - )
一年戦争終結から7か月が経過した宇宙世紀0080年7月。戦争による連邦の支配力低下をきっかけとして、インド洋周辺地域「南洋同盟」は連邦からの独立を目論み、極秘にRPDの開発を継続していた。単機で艦隊を潰滅させたRPDを脅威と見做し、これを奪取・破壊する「サンダーボルト作戦」が発令され、ホワイトベース級強襲揚陸艦「スパルタン」は作戦に参加するために地球へ降下する。一方、セイレーン機動艦隊のクライバー大佐らジオン軍残党もジオン再興のため、RPDの開発データ奪取を目論み、部隊を派遣する。そこにはイオとダリル、そして連邦軍の新型MS「アトラスガンダム」の姿があった。

登場人物[編集]

地球連邦軍の人物[編集]

ムーア同胞団の人物[編集]

イオ・フレミング
- 中村悠一
地球連邦軍側の主人公。男性。階級は少尉。一人称は「俺」。ムーア首長の息子だが、自身の経歴や肩書きを気にするような素振りは見せず、権威や上官に対しては反抗的な態度を取る。
軍の検閲を抜けた海賊放送を任務中でも聴取することが趣味で、戦闘中もMSのコクピット内に小型のラジオとドラムスティックを持ち込んでいる。好きな音楽のジャンルはフリー・ジャズ[6]。コクピット内でもポケットティッシュで鼻をかむなど、鼻炎持ちであることがうかがえる。MSと戦争を自身が「自由」になれる場所として愛している。
連邦への貢献の象徴として首長の息子が戦死することを望まれていたことと、その時点でイオより上位階級であったベテランパイロットが全員戦死したため、最新鋭機のフルアーマー・ガンダムを与えられると共にモビルスーツ隊の指揮官相当の地位となる。
そうした思惑に反してリビング・デッド師団のモビルスーツを次々と撃破。師団もほぼ壊滅に追い込むが、ダリルとの決戦に僅差で敗れ、ジオン軍セイレーン機動艦隊に機体ごと捕獲される。師団壊滅の恨みから南極条約違反の暴行を受けるが、ア・バオア・クー戦の最中に同じく捕虜となった仲間を救出して帰還する。なお、暴行で受けた顔の傷のなかには第2部でも残っているものがある。
ガンダムを鹵獲されたこととタレントとして利用したい姉キャシーの意向から、後方基地への異動が確定していたが、ダリルとの決着を付けるためキャシーを恫喝し前線に復帰。モニカの参集に応じスパルタンに属する形でサイコ・ザクとダリルを追う。
多種多様な武装と高機動なフルアーマーガンダム、試験装備品ばかりのアトラスガンダムを使いこなすなど、操縦センスは高く、ベテランパイロットのビアンカすら超一流と評する。また生身の格闘戦も非常に優れ、拷問直後に訪れたチャンスを見逃さない精神的なタフさもある。仲間を思う気持ちもあまり表さないが、人並み以上にある。しかし、少年兵らを盾にしたとの誤解や傲岸不遜な言動もあり、ダリルとは対照的に周囲の評価はあまり高くない。自身を戦争ジャンキーと評する一方で、クローディアには普通の母親になってほしいと願っている。
アニメ版では中破したショーンの機体を盾にしながらダリルに接近するなど、残忍さが強調されている。
クローディア・ペール
声 - 行成とあ
空母ビーハイヴ艦長代理。女性。階級は中佐。ムーア上流階級の出身で、イオやコーネリアスとは幼馴染。コーネリアスからは「クロちゃん」と呼ばれている。
前任者の戦死を受けて部隊指揮官を引き継ぐが、実家が名家であるからなったようなもので、指揮官としての才能も覚悟も足りなかったため、部下たちからは「リーゼントのお飾り艦長」と揶揄されている。自分の命令で部下たちが戦死していくことに耐えられず薬物注射を行っていたが、イオに叱責され立ち直る。
しかし艦隊はサイコ・ザクによって壊滅。損傷した空母ビーハイヴからの退艦指示を出した際、重傷を負ったグラハム副長を抱えて脱出しようとしたところで彼に腹部を銃撃され、MIA(行方不明兵)となるが、当時連邦軍に参戦していた南洋同盟の宇宙艇に収容される。その後回復して南洋同盟の信徒となり、クローディアにより稚拙だった南洋同盟の戦術が劇的に向上、レヴァン・フウの懐刀となっている。
南洋同盟の前線指揮官としてスパルタンに攻撃を仕掛け、イオと再会するも離脱する。リグにて疾病軍人をサイコ・ザクのパイロットに勧誘して回る中で、潜伏していたダリルの元を訪れる。その最中でレヴァンの「端末」であることが明らかとなるが、ビリーの介入により捕えられる。しかしダリル小隊の基地でもあったゾックがアトラスガンタムと遭遇して逃走したため、カウフマンのマッドアングラーに拾われる。
コーネリアス・カカ[7]
声 - 平川大輔
ビーハイヴのメカニック。男性。楽天的な性格であるが、人物や状況をよく観察しており、イオやクローディアの相談を受けることも多い。
第2部では、スパルタン所属メカニックとして登場。チバに請われてアトラスガンダムのメカニックチームに引き抜かれる。
いつからかは不明であるが、南洋宗の信徒となり、スパルタン内のスパイとなっていた。
グラハム
声 - 咲野俊介
ビーハイヴ副長。男性。妻と娘をムーアとともに亡くしており、ムーアの支配者層であったフレミング親子やクローディアらを「国を滅ぼした無能」として憎悪している。
空母ビーハイヴが損傷した際には自身も重傷を負い、救助と退艦指示を出したクローディアを拒否して銃撃、艦内に引っかかって宇宙空間には吸い出されずにMIAとなる。
チバ
ビーハイヴのメカニック。男性。階級は大尉。
第1部ではムーア同胞団艦隊から脱出した兵の指揮を執り、ドライドフィッシュを制圧した。
第2部では、アトラスガンダムのメカニックとしてイオと共にスパルタンに合流する。

スパルタン関係者[編集]

モニカ・ハンフリー
声 - 定岡小百合
連邦軍総合参謀本部第三局次長。初老の女性。階級は大佐。温和で小柄な老貴婦人といった風体だが、大局的な視点と戦力を動かせる権限を持っている。
ア・バオア・クー戦の最中、戦後を見据えてサイコミュおよびフラナガン研究所研究員の接収を目的とする特務部隊を編成してこれを達成する。
第2部では、南洋同盟がRPDの開発データを入手したことの危険性を看破し、「サンダーボルト作戦」の最高司令官として自らもスパルタンに作戦参謀として搭乗する。
戦前は連邦のNT研究所で研究員を務めており、レヴァンの素質を見出だしてさまざまな実験を行っていた。イオには期待を寄せている反面、なかなか結果を出せないことにいらだちを見せる。
ビンセント・パイク
声 - 杉田智和
スパルタン艦長。男性。階級は大佐。
ア・バオア・クー戦時は、フラナガン研究所接収のためにモニカが編成した特務部隊の艦隊指揮官だった。ヘビースモーカーで大の肉好き。大学時代はアマチュア・ボクシングの全米大会で銀メダルを獲得しており、現在でも暴れたイオを一撃で失神させるパンチ力をもつ。
ビアンカ・カーライル
声 - 古川由利奈
MSパイロット。女性。階級は少尉。スパルタンではガンキャノン・アクアに搭乗する。
若くしてオデッサ作戦、チェンバロ作戦(ソロモン攻略戦)、星一号作戦(ア・バオア・クー攻略戦)などに参加し生き延びてきた歴戦のパイロット。万一自らが戦死した時の識別と亡くした戦友を忘れないため、また現所属部隊の一体感を高めるために、胴部には元からの刺青に加えてこれまで所属した部隊章の刺青が隙間なく彫られている。
連邦軍入隊以前は「少しは名の売れたミュージシャン」であり、ボーカルとキーボード(ピアノ)担当。スパルタンの艦内でジャムセッションも開催している。ジャズ好きということもあり、イオとは気が合う様子。アニメ版では地球への降下は初めてという設定。

ジオン公国軍の人物[編集]

リビング・デッド師団の人物[編集]

ダリル・ローレンツ
声 - 木村良平
ジオン公国軍側の主人公。男性。物語開始時の階級は曹長だったが、のちに軍の命令で右手を切断され、二階級特進して少尉となる。リビング・デッド師団の中でも突出した射撃能力を有するエーススナイパー。乗機は狙撃任務のザクIIやザクI、サイコ・ザク、ゲルググ、アッガイ。
サイド3出身だが、商人だった父の仕事の関係で幼少時には地球に居住していた。反ジオン世論の高まりからサイド3に疎開するが、難民としか見なされず、父の病気を治療するためと母・妹の生活を良くするため、家族が市民権を得られるようにジオン軍に入隊する。開戦初期の歩兵戦で両膝より下を失い、以降は義足を付けている。イオと同じく、コクピット内に小型ラジオを持ち込んでいる。好きな音楽ジャンルはポップスのラブソング。幼少期に過ごした地球の自然環境を、今なお深く愛している。
サンダーボルト宙域での戦闘で、艦内待機中に砲撃に巻き込まれて左腕を失い、健常な右腕もRPD実験と艦隊を守るために軍の命令で切断されるが、絶望することなくカーラや同僚たちを励ます。その他にもフィッシャーの苦労を労うなど、穏やかで非常に仲間思いな性格。
ムーア同胞団を奇襲殲滅したのち、イオの乗るフルアーマー・ガンダムと激戦を繰り広げる。結果、僅差でガンダムを大破させるも、自身もサイコ・ザクを失った。
第2部ではオーストラリアのジオン影響圏に降りる。リビング・デッド師団の生き残りから「艦隊を守るため自ら腕を切り落とした精神と、ガンダムを倒した凄腕を持つ」と厚く慕われている。やがて、RPD奪還部隊の小隊長となってアッガイ部隊を率いることになった際、メカニックたちから、ブレードアンテナを生やし側頭部に「DL(Daryl LorenzとDead Livingのダブルミーニング)」と書かれた頭蓋骨のパーソナルマークと、その上部に「SURVIVOR DL」の文字が入ったエンブレムを贈られる。
アニメ版では左腕を失う経緯が異なっており、イオとの交戦時にコクピットにビーム・サーベルを突き立てられ、その際に左腕切断の重傷を負う。
フーバー
声 - 伊東健人
ダリルの上官。階級は少尉[注 1]。おもな乗機はリック・ドム。「ジオン十字勲章受賞間近」と豪語する手練れのパイロットだったが、ダリルが「プレイボーイ気取りで嫌い」と評する通りかなりの女たらしだったらしく、婚約者がいながら同僚であるカーラと付き合っていた。
ダリルが休息で仮眠中だったことも重なり、優勢な状況に油断した結果、ノーマルスーツで接近してきたイオに射殺され、リック・ドムを鹵獲されてしまう。遺体が艦へ収容される時には、霊安室に運ぶより義手からのデバイスデータ回収を優先され、実験動物のようにあつかわれていた。
アニメ版では「実は明確な婚約者はおらず、あくまで付き合いたい女性が本国にいることを示唆する」という程度に変更された。また、イオに射殺される場面は「通信機器の不具合をダリルに指摘され、その修正を試みた隙に射殺されたのをダリルが目撃する」という描写に変更されている。
ショーン・ミタデラ
声 - 浜添伸也
ダリルの仲間。階級は曹長。目を覆い隠すほどの長い前髪が特徴的。肩から下の両腕を失っているため、リユース・P・デバイスの開発においては、ダリルが腕を失うまでは上半身の動作試験を担当していた。おもな乗機はザクII→グフ・カスタム(『砂鼠ショーン』)。
イオのフルアーマー・ガンダムとの戦いで死亡したかに見えたが、その後は脱出ポッドで地球へ降下しており、一年戦争終結後の『砂鼠ショーン』では、一年戦争での使用兵器などを回収・転売するジャンク屋集団「砂鼠」の用心棒として生計を立てていることが明らかとなる。
フィッシャー・ネス
声 - 森田了介
ダリルの仲間。階級は曹長。おもな乗機はリック・ドム。両脚の膝上から先を失っている。
ムーア同胞団のガンキャノン・ジムキャノン部隊との激戦を繰り広げた結果、機体を中破させながらも自機のみで敵部隊をほぼ全滅させ、後方のセイレーン機動艦隊に合流してリビング・デッド師団の苦境を伝える。
第2部でも、ダリルの相棒として随伴し、RPD奪還部隊に加わる。
レイトン
声 - 岩瀬周平
ダリルの仲間。階級は伍長。ガトルのパイロットであり、リビング・デッド師団旗艦「ドライドフィッシュ」からビッグガン配置場所へのMSパイロットの送迎を担当している。この仕事をする最中はバスの運転手のような言い回しをしており、ダリルはその度に「子供一枚」「料金は学割で頼む」などとジョークを飛ばしていた。
ムーア同胞団との決戦の際には、ダリルの代わりにビッグガンを有線操作してムーア同胞団艦隊を砲撃するが、その直後に同胞団艦隊から反撃の集中砲火を浴びて死亡する。
カーラ・ミッチャム
声 - 大原さやか
女性技官。肩書きは教授。RPDの開発者で、将兵からは「怪物の母」と呼ばれる。父親はジオン大学の教授だったが、現在は反戦運動の思想家として投獄中。父親を思想も含めて敬愛しているが、義肢の研究でジオンに貢献すれば父の死刑回避と恩赦がされると軍に告げられ、不本意ながらも協力している。ギレン・ザビ総帥から直接勲章を授けられるほどの優秀な技術者であるが、戦争に対するささやかな抵抗として勲章を身に付けていない。
軍の命令とはいえ、ダリルの健常な右手を切断したことに罪悪感を抱いている。
ドライドフィッシュを自爆させようとした際にはコーネリアスらの説得を受けて投降に傾くが、他の仲間が目の前でビーハイヴ残存兵のビームサーベルに焼かれたことを受け、カーラ自身も精神的ショックから幼児レベルへの精神退行を起こす。
第2部では治療を兼ねた軟禁状態にある。退行の状況に幾分の改善がみられ、小学生レベルまで回復している旨の所見が医務官より述べられている。これはダリルを父親と思い込むことで得られる精神的安定により、もたらされたものである。
J・J・セクストン
声 - 土田大
男性技官。カーラの助手としてリビング・デッド師団に同行している。出世欲にまみれた自己中心的な男で、RPDの有効性を軍上層部に知らしめることと、研究データを持ち帰ることを理由に挙げ、ダリルの健常な右腕を切断するよう進言する。助手となったことも、アカデミーからカーラの監視に当てられていたためだったが、それを見抜いていたうえで成果は渡して自らは残ろうとした彼女に脱出を促すなど、情はあった模様。
艦が損傷した際にも他兵士を押しのけ、RPDの開発データと共にいち早く脱出した。脱出ポッドで漂流していたところを南洋同盟の掃海艇に回収され、同同盟にてひそかにRPDの復活を行っている。
バロウズ
声 - 佐々木睦
リビング・デッド師団旗艦「ドライドフィッシュ」艦長。男性。右手は海賊を思わせるフック状の義手となっている。サイコ・ザクの命名者。
キース・マイヤーズ
声 - 村田太志
ダリルの仲間。階級は曹長。隻眼で左目に眼帯をしている。連邦軍のMS部隊と交戦して数機を撃墜するが、集中砲火を浴びて撃破される。
デンバー・ローチ
声 - 河本啓佑
ダリルの仲間。階級は軍曹。アニメ版での階級は曹長。黒いマスクをしている。

その他の人物(ジオン公国軍)[編集]

クライバー
「セイレーン機動艦隊」の司令。男性。階級は大佐。リビング・デッド師団の苦境を知り、その報忠の精神を称賛し艦隊を率いてサンダーボルト宙域に急行する。サイコ・ザクとの交戦で半壊状態のFAガンダムを鹵獲し、イオ以下ムーア同胞団の生き残りを捕虜とするも、ア・バオア・クー攻防戦において乗艦が撃沈され、自身は部下や鹵獲したFAガンダムと共に脱出する。
第2部では将軍を名乗り、ダリルたちリビング・デッド師団の生き残りも統括して反連邦活動に従事している。RPDとガンダムのデータをもって連邦への反攻作戦を企てており、南洋同盟に囲われているセクストン技師とRPDのデータを奪還すべくダリルたちを地球に降下させる。大戦中に多量の宇宙放射線被曝を受けて余命が長くない事を悟っており、サイコ・ザクの奪還に執念を燃やしている。
ビリー・ヒッカム
声 - 逢坂良太
ア・バオア・クー攻防戦でサイコミュ高機動試験用ザクに搭乗していたパイロット。男性。階級は少尉。
第2部ではダリルの同僚として登場。部下であるセバスチャンからはNTとして慕われているが、ア・バオア・クー攻防戦でサイコミュ兵器を扱えておらず、自身は「FAガンダムを倒したダリルこそが真のエースパイロットでありNTである」と言及している。それを見極めるために敢えて苦境のダリルに手を貸さないなどの行動を取る。
好き嫌いが多く、オニオンが苦手。
セバスチャン・モース
声 - 上田燿司
ビリーの部下。男性。
大戦前は大学で教鞭をとっていた。
ビリーへは部下というよりは従者に近い態度で接しており、ビリーこそがニュータイプであると見ている。
ペトロ・ガルシア
声 - 青山穣
ジオン軍諜報部に所属。階級は軍曹。南洋同盟のサイコ・ザク製造工場を発見するためダリル達に協力する。

南洋同盟の人物[編集]

レヴァン・フウ
ア・バオア・クー戦前後に連邦軍の依頼を受けて南洋同盟の掃海艇を率い、ジオン、連邦両軍の残骸、遺体の回収と遺体の供養を行っていたが、J・J・セクストンの乗る脱出ポッドを回収。セクストンが持っていたデータから、リユース・P・デバイスに興味を抱く。
僧兵達からは「僧正」と呼ばれ、僧兵が戦死する際には名を叫ぶなど、南洋同盟内でのカリスマ性は高い。
連邦の実験施設にて12歳の頃より15年間に渡り、さまざまな実験の被験体となり特殊な感応能力を引き出された強化人間であり、その際、実験の指揮をとっていたのはモニカであった。実験中に脳にダメージを受けており、余命1年と宣告されている。
チャウ・ミン
声 - 高橋李依
南洋同盟のMSパイロットである少年。搭乗機はグフ。スパルタンへ突入した僧兵達からは「チャウ・ミン律師」と呼ばれている。
クローディアを「比丘尼様」と呼び、慕っている。
フィリップ・カウフマン
ジオン公国軍残党の体をしているが、南洋同盟シンパでもある。
階級は少佐。マッド・アングラー級を母艦とするシーホース部隊の隊長。MSパイロットでもありゴッグに搭乗し出撃することもある。
戦時中に連邦軍の空襲で妻と産まれたばかりの我が子を失っており、連邦に強い憎悪を持っている。

民間人[編集]

DJナオミ
連邦、ジオン、どちらの陣営にも属さない海賊放送局・サンダーボルト放送局(ステーション)のDJ。受信機から流れる声のみで登場。Web外伝にも同様に声のみ登場する。
キャシー・フレミング
イオの姉で、フレミングインダストリーの社長。
ゼネコンであるフレミング社がコロニー復興景気に乗っていることもあり、やり手の社長という評価を得ている。自殺した父を祭り上げるなど、政治手腕と野心が豊富。イオに家族としての愛情はなく、「ムーアの英雄」として政治的に利用しようとするが、イオの恫喝込みの前線配備願いに「戦死時にはイオが保有するフレミング社の株式を譲る」という遺言を条件として提示する。
ランディ・ペール
クローディアの兄。仮病で兵役逃れをしており、イオやキャシーには「玉なし野郎」と呼ばれている。クローディアを悼む様子もない軽薄な性格。
イオが所有していたフレミング社の株式の一部を譲渡され、筆頭株主のキャシーに次ぐ大株主になった。キャシーの項の「イオの恫喝」とは、この株式譲渡に加えて更に残りの保有株を譲られるとランディが筆頭株主となり、フレミング社が乗っ取られる事である。

砂鼠ショーンの登場人物[編集]

モニカ・エル・ビアンキ
「砂漠の鷹旅団」に撃墜されたGアーマー内のガンダムに搭乗していた、地球連邦軍の女性パイロット。左足は、リビング・デッド師団の面々よりも旧式とうかがえる義足になっている。当初は撃墜された衝撃から気絶していたが、「砂鼠」と「砂漠の鷹旅団」の激戦中に目を覚まし、ガンダムでビッグトレーを狙撃して「砂鼠」を助ける。その後は駆け寄ってきたショーンたちに怯えて自決を考えるが、説得に応じて彼らと行動を共にする。
親分、ボウゴ、ミント
「砂鼠」のメンバー。ショーンの雇い主である親分をはじめ豪快かつ金や女に目ざとい荒くれ者たちであるが、助けられた恩義を重んじて味方を見捨てない義理堅さも持ち合わせていたため、モニカが説得に応じる理由となった。なお、親分は8人の妻と32人の子供、ボウゴは3人の妻と7人の子供、ミントは6人の妻と15人の子供をそれぞれ持っており、戦後の地球人口の少なさと男女比の極端な偏りが彼らの台詞からうかがえるようになっている。
団長
「砂漠の鷹旅団」の団長。連邦軍に所属していながらモニカのGアーマーすら強奪対象と見なして撃墜するほどの卑劣漢であるが、指揮官としての能力は高く、ビッグトレーで「砂鼠」を苦しめる。最後はモニカによってビッグトレーのブリッジごと撃たれ、死亡する。なお、ビッグトレー内でペットとして飼っていたタカは攻撃時に脱出し、「砂鼠」に拾われる。

サンダーボルト 外伝の登場人物[編集]

「サンダーボルト放送局」
リチャード・シムズ少尉
連邦軍ジムパイロット。ザクの撃墜に成功したものの乗機の損傷で生命の危機に遭い、瀕死の相手の酸素ボンベを使って生き残るべきかの選択を迫られる。
バーンズ大尉
ジオン軍ザクパイロット。リチャードに撃墜されて瀕死の重傷を負うが、結果的に彼に助けられる。
ハロ
ジムに搭載されている探査ドローン
「ラストダンスは君と」
トーマス
ルナツー配属のボール小隊のパイロット。マーガレットという恋人がいる。サンダーボルト放送局の受信状態を良くしようと持ち場を離れるが、そこで偶然ザクを発見して撃破に成功する。
ピーターソン、パーカー
トーマスと同じボール小隊のパイロットたち。
「Rescue me」
ロバート・ヨウ軍曹
戦時協定に基づき両軍の救助を行っている、ジオン公国軍特別救助隊・救助船ブレーメン号(ガトル)の船長。開戦前は警察官だった。
ライカ・ホプキンス
ブレーメン号の女性クルー。18歳。出征前は電気配線職。
アビシニアン・ルディー中尉
ブレーメン号に救助された連邦軍女性通信士官。出征前は理髪師だった。
「落ち武者狩りのジムキャノン」パイロット
戦時協定を無視してジオン軍救助船ばかりを狙う、ジムキャノンのパイロット。自分の行為が被害の拡大阻止に役立つ旨をうそぶき、自己正当化に固執する殺人狂と化している。ブレーメン号についても追い詰めるが、一丸となった面々の奇策によって撃墜された後、狙った救助船に救われて連邦軍MPに連行される。「(ジオンに救助なんてされたら)誇りある連邦軍人ならば自決しているはず」と言っていたが、それが自分になると実行しなかった。
「レナードの帰還」
レナード・カミンガム上等兵
ジオン軍兵士。幼い頃に父親を亡くして母親の女手一つで育てられ、ジオン大学ではフィギュアスケート学生チャンピオンにまで上り詰めた。戦闘中に宇宙空間に放り出され、ジオン艦に気付かれずに放置されかかったが、漂流していたザク・マシンガンのトリガーを身体を使って操作して発砲。空になったマガジンによって飛び出し、ジオン艦がそれに気付いたため無事に救出される。
「盾」
アリシア
声 - 石原夏織
カールの彼女でムーア同胞団学徒兵[注 2]で、ジムキャノンパイロット。イオ・フレミングのフルアーマーガンダムの文字通り消耗品の盾として、同胞と共に出撃する。激戦の中で被弾するも生還し、第2部ではスパルタンのガンダムヘッド部隊に編入される。
カール
アリシアの彼氏でムーア同胞団学徒兵で、ジムパイロット。激戦の中で被弾してアリシアの目の前で乗機ごと爆散する。
「サバイバー」
ドミトリー・ウスチノフ軍曹
声 - 伊原正明
陥落したソロモンから撤退中のムサイ艦所属の旧ザク搭乗パイロット。当時はまだ新人のデッキ作業員だったダリル伍長と共に救助者たちを収容するため、修理中のMSや補給用のパーツを廃棄していたところを、ジムの部隊に強襲される。味方と敵に挟まれる宙域へ流されるという不運も重なり、ダリル搭乗の旧ザクの傍らで当人は何もできなかったが、ダリルが廃棄途中の残弾3発のMS用ライフルでジム4機を撃墜したことにより、難を逃れる。戦後はオーストラリアのダリル小隊で、撃墜王になったダリル少尉の当時の出来事をたびたび自慢げに語っている。
「死ぬにはいい日だ」
ジャニス・ハラウェイ
声 - Lynn
セイレーン艦隊の斥候部隊チームβ所属、強行偵察型ザクの女性パイロット。イオのフルアーマーガンダムとダリルのサイコ・ザクの決戦に遭遇する。デブリの多いサンダーボルト宙域でのレーザー通信を成功させて連邦軍MS群の追撃を受けるも、サイコ・ザクが投棄したブースター付きプロペラントタンクを使用し、ケイトと共に戦線離脱に成功する。
第2部ではジオン軍残党に所属しており、南洋同盟の洋上の都市・リグに先行で潜入し、ダリル一行を手引きする。
ケイト・ヨン曹長
声 - 木村珠莉
セイレーン艦隊の斥候部隊チームβ所属、ザク・フリッパーの女性パイロット。フルアーマーガンダムと渡り合うサイコ・ザクの戦いに感動し、ジャニスに艦隊に戦闘の記録を伝えるためのレーザー通信を強行させる。
「さよなら月曜日」
テッド
ウィリーの父親。レーダー研究者だったが、ミノフスキー粒子全盛のため研究は半ば中断。現在はモビルスーツを運搬する作業員。召集令状によって、ジオン軍宇宙軍に配属される。
ウィリー
テッドの息子。キャサリンに預けられる。
アーノルド
ウィリーのペットの犬。ナンシーに預けられる。
キャサリン
1年前に離婚したテッドの元妻。浮気性ですでに次の彼がいる。
ナンシー
テッドの同僚。
「戦闘糧食」
ウェンディ
サラミス級の調理スタッフ。出撃中の死と隣り合わせの兵たちに1日3回の食事を通して生きる意欲を与えようと作る手作りレーションは艦隊でも人気が高い。本作ではいなり寿司弁当を作成、配布した。
ファレル艦長
サラミス級の艦長。
「The color of memories」
ザクIIパイロット
スナイパー部隊リビングデッド師団所属の左目眼帯のビッグ・ガン装備ザクIIパイロット。防衛エリア814での当直中、同任務に就いていた同僚のマーザとエミリオをジム・スナイパーカスタムによる狙撃でMSごと失なうが、サンダーボルト宙域の放電と自分の眼帯のおかげで難を逃れて狙撃に成功し、ジム・スナイパーカスタムを撃破する。
劇中はザクIIパイロットの一人称で進むことから名前は明らかではないが、外見は本編のキース・マイヤーズに似ている。
「砂漠の掟」
ファルコン・モニカ
トトと呼ぶ鷹を連れている左足が義足の女用心棒。ガンダムタイプのMSを所有している。
「ロレンツォ・ファミーリア」に襲撃されて壊滅した「ドレイク・ハンターズ」のもとへ現れ、全壊したデザート・ドムのそばで死の間際のパイロットから依頼を受ける。

用語[編集]

ムーア同胞団
一年戦争最初期に壊滅したサイド4「ムーア」の戦災難民で組織された一団、および「ムーア」難民からの志願兵によって構成される部隊。「ムーア」再建を悲願とし、連邦軍への貢献度を誇示するため、過酷な「サンダーボルト宙域」奪還作戦に艦隊を派遣する[5]。部隊の作戦立案と物資、兵員の調達は、同胞団上層部によって行われている。
ガンダムを調達できるほどの資金力を持ち、ムーア政権首長の息子であるイオが華々しく戦死して連邦への貢献の象徴となることを期待し、彼をガンダムのパイロットに指名した。
戦力は空母ビーハイヴを中心にマゼラン級が2隻、サラミス級が4隻から5隻。MSはジムやボールを多数有するが、戦果を焦る上層部に答えた稚拙で拙速な戦術を取るため損耗率が高く、パイロットではイオが最高階級となる。終盤の戦力補充でガンキャノンやジムキャノンも多数加わるが、そのパイロットは学徒動員同然であったり、リビングデット師団に艦隊で奇襲しても大した戦果を挙げられないなど、練度はかなり問題がある。
リビング・デッド師団を壊滅寸前まで追い込むも、サイコ・ザク1機に艦隊は全滅させられる。脱出したランチも空母ドライド・フィッシュに乗り込むしかない状況となり、それも大破して結局はジオン軍のセイレーン師団に回収され、ほとんどが捕虜となる。その後、ア・バオア・クー戦の混乱に乗じた形でイオを筆頭として脱出に成功し、終戦を迎える。
第2部ではフレミング財団が中心となってサイド4のコロニー再建が進められるなか、RPDを奪取するための「サンダーボルト作戦」を敢行し、かつての同胞団の実戦部隊に所属していた隊員がスパルタン隊として引き続き参加している。また、フレミング財団はイオがスパルタン隊に参加するための専用MS「アトラスガンダム」開発の資金援助を行っている。
リビング・デッド師団
ジオン軍のMS部隊。過去の戦闘によって身体の一部が欠損し、義手や義足などによってサイボーグ化された隊員で構成されている。
戦力はドライド・フィッシュを中心にムサイ級が数隻だが、MSは数機程度と少ない。しかし、サンダーボルト宙域の残骸の多さを利用した、ビッグ・ガンによる待ち伏せ狙撃戦術で連邦軍の侵攻部隊を撃退し続けていた。それもFAガンダムにより崩され、サイコ・ザクによる乾坤一擲の作戦もムーア同胞団と刺し違える格好となり、ほぼ全滅する。セイレーン師団に回収された残存兵力は、兵員のみで5パーセント程度である。
第2部では、ガンダムを倒した部隊としてジオン残党軍からはダリルと共に英雄視されている。
リユース・P・デバイス(リユース・サイコ・デバイス、RPD)
義手や義足などを通して脳の思考によるMSの操作を可能にした技術。脳が本来の手足を動かそうとする信号を、そのままMSの動作に変換できる。装着している義手や義足もある程度の動作が可能で、データバックアップの機能も有する。リビング・デッド師団は、この技術の実験部隊としての側面を持つ。
本来、MSの操縦には熟練が必要であるが、この技術ならば文字どおり自分の手足のように、新兵や不慣れな機動でも熟練兵以上に動かせる。ただし、その手足が義手や義足でないと有効にならないため、有効性が立証された暁には多数の兵士の健全な手足が切断されることになると、フィッシャーは危惧していた。
研究施設のあったドライド・フィッシュとデバイスを搭載したサイコ・ザクは破壊され、開発者のカーラは精神に重大なダメージを負い、主な開発データと能力は失われる。残っているのは、ダリルの義肢に残されたデータとセクストンが持ち出した開発データだけとなる。
第2部ではセクストンが南洋同盟で復活させるべく開発した強力な戦術兵器として、南洋同盟・連邦軍・ジオン残党軍から重要視されている。
サンダーボルト宙域
一週間戦争で破壊されたサイド4「ムーア」が存在した宙域。コロニー残骸が密集し、帯電した残骸から頻繁に雷のような放電現象が発生することから、この通称が付いた。
ア・バオア・クーへの補給路であり、連邦軍による攻略が迫る状況下のため、双方の軍にとって重要度が増している。
サンダーボルト放送局(サンダーボルト ステーション)
戦争による検閲を逃れ、検閲外の音楽を流す海賊ラジオ局。サンダーボルト宙域の放電現象を利用して放送している[8]。リクエストにも応え、ジャンルを問わず放送している。軍(連邦・ジオンどちらかは不明)に爆破されても放送を続けていることから、放送拠点は複数存在する模様。
砂漠の鷹旅団
一年戦争終結後、腐敗のあまり地球の砂漠で強盗にまで落ちぶれた連邦軍の一団。ビッグトレーにガンタンク2機という武装の充実ぶりと、友軍兵器すら獲物としか見ていない残虐さのため、砂鼠から恐れられている。親分の台詞によると、腐敗した連邦軍上層部とつながりがあり、強盗行為はもみ消され、表沙汰になっていないとのこと。
南洋同盟
公的には自治権を持った連邦の一員であるが、一年戦争終結後、疲弊した連邦からの分離独立を掲げて仏教を国教とした宗教国家の建設を掲げる。中央アジアを中心に極東から中東およびインド洋に至る広範な地域を傘下に収め、MSの独自開発を行えたり、連邦の最新型量産MSを配備できるほどの豊富な資金力を有する。
一年戦争中は連邦の一員としてジオン公国軍と戦闘していたが、一年戦争終結でジオン公国が降伏してジオン共和国に移行すると、今度は連邦からの独立を阻む地球連邦軍と戦うことになる。また、一年戦争中は南洋宗としてア・バオア・クー周辺宙域で連邦軍から命じられた戦死者の遺体回収と火葬追悼を行う一方、連邦・ジオン双方の廃棄MSの回収や生存者からの技術供与によって戦力を拡充していた。
広範な国土・制海域に加えて豊富な資金を有するうえ、国民の9割が信者、死を恐れない僧兵という強固な体制を誇る。また、一年戦争によって生じた難民を多数受け入れており、その中には疾病軍人も含まれている。
ザニーなどの旧式MSが多く戦術も稚拙だが、ジム改陸戦型フロート装備といった独自開発の新型MSもある。また、MSを配備しているにもかかわらずミノフスキー粒子を散布しないので、電波によるレーダー索敵や誘導ミサイル攻撃や長距離攻撃が主たる戦法である。MS配備前の一年戦争初期における地球連邦軍の旧式戦法を踏襲し、ミノフスキー粒子を散布しない環境でのMS運用という宇宙世紀世界の常識を覆す(ミノフスキー粒子を散布して電波を攪乱し、長距離ミサイルや長距離艦砲などを無効化して接近戦に持ち込まなければ、MS本来の接近戦の性能を発揮できないため)戦法を行っている。
ジャイアント・ステップス
作中でイオが聴いていたジャズ曲の1つ(またはアルバム名)。また、第2部単行本第6巻でビアンカがイオに一緒に演奏を約束した楽曲。
複雑に変化するコード進行と、♩=240を超えるハイテンポでの音数の多いサックス・プレイが特徴である。

登場メカニック[編集]

登場するモビルスーツ (MS) に共通する主な特徴として、機体の関節部分や連邦軍機のバックパック、ジオン軍機の動力パイプなどが防塵カバーで覆われていること(シーリング)が挙げられる。これは、スペースシャトルなどに使われているカナダアームの関節部分をイメージしてデザインされたものである[2]とのこと。また、バックパックなどに弾倉交換用や武装保持用のサブアームが付随していることが多いが、これはもはや人型である必要性を否定する存在であり[9]、本来はミノフスキー粒子散布下での目視による白兵戦用の人型機動兵器であるMSの根幹を揺るがす設定となっている。アニメ版ではこれらのMSは、放電現象が常に発生し、デブリが異常に多いサンダーボルト宙域に対応した仕様となっている。 また、水陸両用MSは原典で四肢の蛇腹状だった部分が、本作では球体関節を組み合わされたものにアレンジされており、外見が原典機と大きく異なっているなど、既存の宇宙世紀ガンダムシリーズと異なる独自設定が多岐にわたる。

アニメ版では、原典に寄せる形で一部の機体の設定やデザインなどが変更されている。

地球連邦軍のメカニック[編集]

第1部[編集]

FA-78 フルアーマー・ガンダム
イオ・フレミングの乗機。カラーリングは濃い青と白。両腕にシールドを装備し、その裏に2連装ビームライフル(右腕)・ロケットランチャー(左腕)を装備。さらにサブアームには1枚ずつシールドを保持し、計4枚を装備して出撃する。上段左右にミサイルランチャーとビームキャノン、その間に予備のエネルギーパック数基を取り付けた大型バックパックを背負う[10]
増加装甲部は従来のMSV設定と同様着脱が可能であり、小型ミサイルを内蔵している。機動性については高機動型ザクベースのサイコザクと同等程度と、従来設定と違いかなり高い。高速で敵狙撃圏内に突撃し、多数の戦果を挙げる。
RGM-79 ジム
コア・ブロック・システムが採用されているが、デザインはRXシリーズのコア・ファイター方式ではなく、近年のプラモデルの設定に準じた脱出ポッド方式であり、脱出時には機体本体に折りたたまれた4基のスラスターで推進する。バックパックに2基のサブアームが取り付けられており、ガンダムと同タイプの盾を持って出撃するほか、メインアームが届かない部分に取り付けられた予備の武器や弾薬を取り出すために用いられる[11]
RGM-79/GH ガンダム・ヘッド
量産型ガンダム。ア・バオア・クーへの強行突入部隊のMSとして登場。頭部のほかはジムのままで、その頭部もガンダムの特徴であった額のブレードアンテナがない。アニメ版ではジムの発展型であると同時に、ガンダムの名声とジオンへの脅威にあやかったものであるとされる。
RB-79 ボール
左右のアームにマシンガンと着地用のソリが装着されている。また、トップの大砲がクレーンに換装された機体も登場する。作中では、帰艦したMSの収容や破損したジムの組み換えなど、作業用としての運用が目立つ。戦闘にも使用されているが、その用途は従来の遠距離砲撃による支援ではなく、艦隊防護などが多く交戦距離もMSと大差ない。
RGC-80 ジム・キャノン
基本的にはジムと同じだが、右側のサブアームの代わりにキャノン砲を装備しているほか、側頭部や各部に追加装甲が取り付けられているうえ、バックパックのブースターが角型になっている。全体的なイメージやカラーリングは、MSVのジム・キャノンを踏襲したものとなっている[12]が、キャノン砲がバックパックに装備されていたり、右肩の切り欠け部がないなどの差異もある。
RX-77 ガンキャノン
デザインは基本的にオリジナルを踏襲しているが、キャノン砲はジムキャノン同様、機体本体ではなくバックパックに装備されている。サブアームはバックパック背面側に1基。頭部には追加装甲が増設されている[13]。原典機同様にコア・ブロック・システムに対応しているが、コアファイターは上記のジムと同型である。
従来設定よりはるかに量産化され、普及しているようであり、ムーア同胞団では新兵が乗っている機体も少数ながら存在する。
RX-75 ガンタンク
腕部が通常のマニピュレーターである、前後に長く全高を抑えたフォルムなど、『機動戦士ガンダムF91』に登場するガンタンクR-44や、『機動戦士ガンダムUC』に登場するロトの戦車形態に近いデザインとなっている。
兵員輸送能力があり、指揮車としても運用されている点もロトと同様。キャノン砲が従来の胴体側の肩ではなく、腕側の肩に装着されているのが特徴的(アニメでは肩に被さるようなデザインに変更)。
ア・バオア・クー戦では、フラナガン機関接収部隊の指揮機及び工作機として登場。前面に装備したユニットでシャッターを突き破ってこじ開け、完全武装の兵士20名近くを突入させた。
スパルタンにも3機配備されているのが確認されており、砲台としても運用されるのは従来設定と同様。
空母ビーハイヴ
ムーア同胞団の母艦。コロンブス級補給艦を2つ重ねたような形状である[5]
ただの輸送艦というわけではなく、4基装備した大型メガ粒子連装砲を用いて砲撃戦にも参加し、艦隊旗艦としての役割も持つ。
Gファイター
ア・バオア・クー攻防戦で登場。機体下部には、キャタピラ部分の代わりに大型ミサイル2発が装着されている。
コア・ブースター
ア・バオア・クー攻防戦で登場。アニメ版からの変更点はほぼ無し。少なくとも4機が確認されている。
サラミス級巡洋艦
外伝では船体中央部に回転式の人口重力区画を持つことが描写された。

第2部[編集]

RX-78AL アトラスガンダム
第2部におけるイオの乗機。地上戦闘への特化として、胴体や四肢に多重構造の球体関節など、それまでの連邦軍の機体には見られなかった独特の機構を持つ。それゆえ、ジオン軍の技術も導入されていることが、機体を見た連邦軍の軍人たちの台詞から示唆されている。
試作機であるため、武装に関してもデータ収集を兼ねた試作品を用意され、長銃身のレールガンやライフル、シールドを装備する。コクピット内はほぼ完全な全天周囲モニターとなっている。
機体背面には「サブレッグ」と呼ばれるアームで接続された細長いスラスターを装備し、高空への垂直上昇や短時間の大気圏内飛行を可能としている。シールドは耐熱仕様となっており、ビームの集中照射にもかなりの時間を耐えられる。シールドとサブレッグを組み合わせることで、水中巡航形態を取ることもできる。レールガンはMSを一撃で葬れる威力を持つほか、電磁パルスガードを発生させることで、大口径実体弾とメガ粒子砲以外を遮断できる。また、ビームサーベルに偏光モードがあり、ウォータージェットが脚部に内蔵されているなど、水中戦にも適応している。
機体名はギリシア神話の神・アトラスにちなむ。
RX-77AQ ガンキャノン・アクア
ガンキャノン水中型。給排水口を各所に増設した潜水仕様となっている。水中戦用にニードルガンや魚雷を搭載しているなど、武装に違いが見られるほか、任務毎に仕様変更が可能。カラーリングはガンキャノンを踏襲した赤基調である。アニメ版では青基調となっている他、関節の形状や頭部のアンテナの本数など細部が変更されている。
RX-79[G] 陸戦型ガンダム
第2部、および『砂鼠のショーン』に登場。上記のガンダム・ヘッドと同型の額のブレードアンテナがない頭部を持ち、四肢や脚部の若干デザインは異なるが、コックピット収容個所など基本構造はガンダム・ヘッドやジムと同じ。スパルタン隊の主力機として配備されているが、隊員の1人からは「顔だけの偽物が増えた」と皮肉られている。
RX-79[GS] 陸戦型ガンダムS型
アニメ版においては、スパルタンに配備された機体はS型と区分されている。
RGM-79C ジム改陸戦型
スパルタンに予備機として配備されていたジム。カラーリングは原典と同じ白と赤。
RAG-79 アクア・ジム
水中用ジム。胴体部にジャケット状の耐圧コートを装着しているほか、背部と脚部にハイドロジェットを搭載するなど、デザインは原典より大きく異なる。背部に搭載される武装はガンキャノン・アクアと共通。
RGM-79[M] 水中型ジム
アニメ版におけるアクア・ジム。漫画版のアクア・ジムの肩部に、原典と酷似ハイドロジェットを搭載するなど、原典と漫画版の折衷的なデザインに変更されている。ジム改陸戦型をベースにした機体という設定だが、頭部は漫画版のアクア・ジムと同様、通常型のジムと同形状。
RB-79[M] 水中型ボール
宇宙用のボールを水中用に改良した機体。底部にフロートを増設している。
コア・ファイター
従来のガンダムタイプMSの脱出ユニットとしてではなく、ミデア輸送団の護衛戦闘機(パラサイト・ファイター)として登場。普段は折りたたまれた状態でミデアの主翼下に左右1機ずつ格納されており、対空戦が必要になり次第、投下・展開して戦闘を行う。スパルタンには迎撃機として数機が配備されている。
ミデア
コアファイターの搭載機能などの違いはあるが、基本形は従来と同様。
コア・ブースター偵察型
大型のレドームを機体の上下に備えている。
ファンファン
従来と基本形は同様だが、丸で形成されていた面が角ばっており、印象はかなり異なる。ホバリングを活かし、哨戒及び地上・水中へのミサイル攻撃を行う。
スパルタン
ペガサス級強襲揚陸艦。変型機能を持ち、突起部を収納した大気圏突入形態や砲塔を展開したフォートレスモードへの変型機能、いわゆる前腕部の上にMS収納可能な揚陸艇が左右2隻ずつ計4隻の分離機能を持つ。全体的に六角形を意匠した形状になっている。
ホワイトベースと比較すると、大口径実体弾主砲や二連装メガ粒子砲、艦首ミサイル発射口などが無い反面、中・小口径砲はかなり充実しており、カタパルトも4基確認できる。それぞれの揚陸艇も含めればMSが20機以上のほか、水中型ボールを多数搭載していることがうかがえ、さらにコアファイターやガンペリーなど搭載機もかなり多く充実している。
艦内設備は充実しており、トレーニングルームやバーもある。作中のコーネリアスの台詞によれば、教会もあり結婚式もできるとのこと。

外伝[編集]

RGM-79SC ジム・スナイパーカスタム
上腕部が防塵カバーで覆われるデザインになっている。サンダーボルト宙域を制圧するリビングデッド師団の狙撃部隊撃破に投入される。

ジオン公国軍のメカニック[編集]

第1部(ジオン)[編集]

MS-05 ザクI
小型のバックパックが取り付けられており、1基のサブアームを持つ。足裏には機体固定用の爪が収納されており[14]、戦闘より作業用や脱出艇護衛用として使われている。
MS-06 ザクII
型番はMS-06のみ。装備した大型のバックパックに、2基のサブアームとプロペラントタンクが取り付けられている[15]。第2部では陸戦型も登場しており、バックパックは重力下での運用を考慮して小型のものを装備している。
MS-06R リユース・P・デバイス装備高機動型ザク
ダリル専用機としてリビング・デッド師団に配備された「リユース・P(サイコ)・デバイス」 (RPD) を搭載した実験機。名称が長いため、バロウズの発案により「サイコ・ザク」と呼称される。本来なら高い操縦技術が必要な機体で、狙撃兵だったダリルが操縦するにはある程度の訓練期間が必要だが、RPDにより訓練期間が短期間か皆無で実戦投入される。
多数の姿勢制御用ブースターが機体各所やプロペラントタンクに取り付けられており、バックパックも通常のザクのものより大型である。2本装備したロケットブースターには、多数の武器が取り付けられている[16]
性能を完全に引き出すにはパイロットの四肢の義肢化が必要であるため、ダリルは無事な右腕を命令で切断させられる。機体の性能とRPD、ダリルの力量が相まって鬼神の如き戦闘能力をもって単機でムーア同胞団艦隊を壊滅に追い込んだうえ、イオのフルアーマー・ガンダムとの決戦に挑み、ほぼ相打ちに近い形で大破する。ダリルの脱出後、機体は爆散して失われる。
外伝「死ぬにはいい日だ」では、フルアーマー・ガンダムとの決戦中に軽量化のために残量30%で投棄したプロペラントタンクが、ジャニスとケイトを救うこととなる。
MS-09R リック・ドム
バックパックの形状はザクIIと共通で、肩アーマーはドム・トローペンを髣髴とさせるデザインや配色になっている[17]。また、スラスターが露出しているうえ、首や胸部に動力パイプが追加されたデザインになっている。
MS-14 ゲルググ
物語初期のニュース映像に登場したのち、リビング・デッド師団の救援に駆け付けた「セイレーン機動艦隊」の所属機として再登場する。スラスターがX字状に展開したバックパックを持ち、肘に装着されているサブアームでシールドを保持する。先述のニュース映像で装備していたビームライフルは原典と同デザインだが、セイレーン機動艦隊の機体はバックパックに増設されたビッグガンと同形状のジェネレーターから有線で結ばれた大型ビームライフルを装備する。
MSN-01 サイコミュ高機動試験用ザク
ア・バオア・クー防衛戦のビリーの乗機。従来のMSVからの差異は少ない。
MA-05 ビグロ
ア・バオア・クー防衛戦で登場。クローアームに小型のビーム砲が備わっている。
MA-04X ザクレロ
ビーム砲とブースター部分がやや大型化している以外、差異は少ない。4機確認できる。
ビッグガン
リビング・デッド師団が運用する長距離狙撃ビーム砲。MSサイズの三脚固定銃座の外見をしている。基本的にMSと同時運用されており、乗員は定期的に交代する。使用限界が存在する砲身には独自のジェネレーターが内蔵されているため、ゲルググ以前のビーム兵器非対応MSでも運用が可能となっているほか、ガトルなどMS以外の機体でも有線接続することで発砲が可能である。
ガトル
宇宙戦闘機ではなく、兵員輸送や探知機の散布などを行う多目的宇宙艇として登場。
空母ドライドフィッシュ
リビング・デッド師団の母艦。パプア級補給艦
ムサイ級軽巡洋艦
近接防御用機銃や艦首下面に前と後向きの砲があったりなど、基本形は従来通りだがムサイ後期生産型に近くなり、盲点だった部分が補充されている。
チベ級重巡洋艦
セイレーン機動艦隊旗艦として登場。側面にアーガマのような開放式カタパルトが設置されており、従来よりはるかにMS展開能力が高くなっている。

第2部(ジオン)[編集]

MSM-04 アッガイ
本作では12メートル級の潜入任務用小型MSとして設定されている。
収納式の爪ではなく三本指のマニピュレーターに変更、片腕に2門ずつの機関砲を内蔵、マニピュレーターの間にはビームサーベルを内蔵、頭部にミサイル発射口兼フリージーヤード発射口を内蔵、足裏に膨張式のエア・クッションを内蔵する。エア・クッションを展開し、水上をホバーし、ホバーで水上をホバークラフトのように高速移動することもできる。
操縦は1人だが、コクピット下側にはもう1人が同乗できるスペースが存在する。
ダリル機には、リビング・デッド師団生存整備兵らによりパーソナルエンブレムが描かれている。
MSM-03 ゴッグ
四肢が細く長いデザインとなっている。胴体は、脚部、腰部、腹部に分かれており、コックピットのある腰部は球状となっている。
足を折りたたむ機構が追加され、水中では折りたたむことで水の抵抗を軽減しており、また、足を折りたたんだ状態でソリのように氷上を高速移動できる。クロー部分はヒートクローが装備され、海氷を容易に切り崩していた。
作中では「カウフマン少佐専用ゴッグ」とされており、これらの装備が作中において標準なのかカスタムなのかは不明。
MSM-07 ズゴック
ゴッグ同様に足を折りたたむ機構が追加されている。
MSM-10 ゾック
MSではなくモビル・フォートレス (MF) としての扱い。4本の大型脚部に、それぞれアッガイを1機ずつ収容、内部で整備なども行える。ミサイルなど搭載する火力も豊富。
MAM-07 グラブロ
ジオン残党軍のブル少尉(声 - 松田健一郎)が搭乗する水中用モビルアーマー (MA)。
本作では宇宙用MSビグロと同様に、機首と同軸のメガ粒子砲を装備する。エネルギーチャージの関係上、メガ粒子砲の発射間隔は4分。この稼働情報は連邦軍(アトラスガンダムに乗るイオ)にも知られており、グラブロの標準装備となっていることがうかがえる。その他に垂直発射式のスーパーキャビテーション魚雷を装備するほか、クローアームにも長時間放射し続けられるビーム砲が追加されている。
コムサイ
大気圏外からスパルタンに向けて投下される特別攻撃機として登場。緊急出撃してきたアトラスガンダムにすれ違いざま、ビームサーベルで両断されたが、スパルタンの機関部に損傷を与えた。
マッド・アングラー
カウフマン少佐率いるシーホース部隊の母艦(K631潜水艦)。南極大陸周辺の海洋を「狩猟場」として活動している。
潜入していた南洋同盟のリグから脱出してきたダリル小隊のアッガイを救助した。
ドロス
外形は原典と大差ないが、運用は全く異なり、潜水艦を艦内に格納できるほど巨大な海底基地として登場。

外伝[編集]

MS-06E ザク強行偵察型
偵察型ザク。基本デザインは原典に則しているが、バックパックは旧ザクと同型。大型ライフルの形状をした手持ち式の大型レーザー通信機を装備。
MS-06E-3 ザク・フリッパー
原典同様三つ目の偵察型ザク。バックパックはザクIIやリックドムと同型。

南洋同盟のメカニック[編集]

RRf-06 ザニー
連邦軍がMS開発過程で鹵獲したザクを連邦軍仕様に改造したMS。本作では主に漂流者やMSの回収を行う作業機として登場し、第2部においても南洋同盟における戦力の一端を担う。ジム系の頭部以外はザクIIと同一で、マニピュレーターもザクと同型である。
SRf-06 ダーレ
アニメ版における南洋同盟の主力MS。上記ザニーと同一の機体だが、こちらは南洋同盟が独自に開発したという設定になっている。
RGM-79C[G] ジム改陸戦型フロート装備
脚部に水上移動用のホバークラフトを装備したジム。南洋同盟が戦後に独自開発した。
MS-07 グフ
背部にホバークラフトを装着した飛行型MS。長距離移動にはサブフライトシステム (SFS) を用いる。バックパックに兵員輸送能力を持つ。
MS-06M ザク・マリンタイプ
ザクベースの水陸両用MS。原典と異なり相当数が生産されており、かつビームサーベルを装備している。南洋同盟の水上都市「リグ」に複数配備されている。
MSM-08 ゾゴック
「リグ」周辺の海中に配備されている水中用MS。デザインは原典に近いがマニピュレーターがザク系と同じであるため、武装はザク・マリンタイプと共通で銃を持っており、原典で特徴的だったパンチを主体とした描写は無い。腕部に魚雷発射管を装備している。
EMS-05 アッグ
「火山基地」防衛隊として登場。
MSM-04N アッグガイ
「火山基地」防衛隊として登場。
MSM-04G ジュアッグ
「火山基地」防衛隊として登場。
ド・ダイ
SFS。原典に比してより全翼機として描かれている。
ダブデ
南洋同盟所属機が登場。脱出するダリル達に対して長距離砲撃を行った。
ブローバー[注 3]
「リグ」に秘匿されていた高速潜航艇。
シーランス
「リグ」を脱出する高速艇として登場。

砂鼠ショーンの登場メカニック[編集]

Gアーマー
従来のデザインではMS収納時に露出していた中央部が完全に覆われており、外見からではMSを収納しているか解らないようになっている。
格納されていたガンダムはそのデザインから、陸戦型ガンダムの流れを汲むことがうかがえる。
RX-79[G] 陸戦型ガンダム
本編に登場する機体と頭部デザインが異なる。ビームライフルを装備。
ビッグトレー
「砂漠の鷹旅団」の母艦。
MS-07B グフ・ショーン・カスタム
バックパックにホバーユニットを装備し、ドムのように地表滑走が可能となったカスタム機。武装やカラーリングはOVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場するグフ・カスタムに似ており、ショルダーアーマーのスパイクが取り払われている。本編の宇宙用MSと同じく、関節部分がカバーで覆われている[18]

Web外伝[編集]

サンダーボルト外伝[編集]

『機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝』
2015年12月15日よりウェブサイト「eBigComic4」でフルカラーWEBコミック『機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝』を配信。hobbyJapan誌「サンダーボルトメカニクス」とのコラボとして企画された。
ホビージャパン2014年9月号に掲載されたプロモデラーWildRiver荒川直人によるサンダーボルトとのコラボ作品の円形劇場ディオラマに、作者がインスパイアされて2ページの短編作品を描いたのが外伝の原点となっている[19]
話数 サブタイトル 特集モデル 配信日
第1話 サンダーボルト放送局 RGM-79 ジム
(サンダーボルト版)
2015年
12月18日
第2話 ラストダンスは君と RB-79 ボール
(サンダーボルト版)
2016年
1月8日
第3話 Rescue me (1) RGC-80 ジムキャノン
(サンダーボルト版)
2月12日
第4話 Rescue me (2) ガトル
(フルスクラッチモデル)
3月11日
第5話 Rescue me (3) MS-06 量産型ザク
(サンダーボルト版)
4月8日
第6話 レナードの帰還 ザク・マシンガン 6月10日
第7話 [注 4] FA-78 フルアーマーガンダム
(サンダーボルト版)
7月8日
番外編 特別掲載 機動戦士ガンダムサンダーボルト外伝の原点
円形劇場〈隠者の一撃/Hermit Shot〉
円形劇場〈隠者の一撃/Hermit Shot〉 8月12日
第8話 サバイバー MS-05 ザクI
(サンダーボルト版)
10月26日
第9話 死ぬには良い日だ (1) MS-06E ザク強行偵察型
(サンダーボルト版)
11月30日
第10話 死ぬには良い日だ (2) MS-06E-3 ザク・フリッパー
(サンダーボルト版)
12月28日
第11話 死ぬには良い日だ (3) MS-06R 高機動型ザク”サイコ・ザク”
(サンダーボルト版)
2017年
2月10日
第12話 さよなら月曜日 RX-77-2 ガンキャノン
(サンダーボルト版)
3月10日
番外編 快進撃!!機動戦士ガンダムサンダーボルト RX-78AL アトラスガンダム 5月19日
第13話 戦闘糧食(コンバットレーション) MS-06 量産型ザク
(サンダーボルト版)
7月21日
第14話 The color of memories ビッグ・ガン
(サンダーボルト版)
8月25日
第15話
(前編)
砂漠の掟―プロローグ― 9月29日

サンダーボルト外伝 MS STORIES[編集]

『機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝 MS STORIES』
『eBigComic4』配信の複数のストーリーテラーによるコラボレーション。監修は太田垣康男。作画は石口十、スタジオ・トア。
話数 サブタイトル 作者 登場MS 配信日
番外編 MS STORIES (1) 竹田裕一郎 フルアーマーガンダム 2017年
6月9日
MS STORIES (2) 深見真 ザクII 6月12日
MS STORIES (3) 永川成基 ジム 6月13日
MS STORIES (4) 竹田裕一郎 リック・ドム 6月14日
MS STORIES (5) 深見真 ガンキャノン 6月15日
MS STORIES (6) 永川成基 ゲルググ 6月16日
MS STORIES (7) 竹田裕一郎 地上用ザクII 6月19日
MS STORIES (8) 深見真 水中型ジム 6月20日
MS STORIES (9) 永川成基 陸戦型ガンダムS型 6月21日
MS STORIES (10) 竹田裕一郎 ザクII&ビッグ・ガン 6月22日
MS STORIES (11) 深見真 ジム・キャノン 6月23日
MS STORIES (12) 永川成基 ズゴック 6月26日
MS STORIES (13) 竹田裕一郎 ガンタンク 6月27日
MS STORIES (14) 深見真 ザク強行偵察型
ザク・フリッパー
6月28日
MS STORIES (15) 永川成基 ゾゴック 6月29日
MS STORIES (16) 竹田裕一郎 グフカスタム 6月30日
MS STORIES (17) 深見真 旧ザク 7月3日

書誌情報[編集]

単行本[編集]

ムック[編集]

  • 機動戦士ガンダム サンダーボルト 立体作品集 2013年5月30日発行 ISBN 978-4-79-860607-1

商品展開[編集]

ガンプラ[編集]

バンダイから複数の登場メカニックがキット化されている。

詳細はガンプラの一覧#機動戦士ガンダム サンダーボルトマスターグレード#商品一覧を参照。

食玩[編集]

バンダイから「FW GUNDAM CONVERGE」シリーズのなかで以下の機体が商品化されている。

  • FW GUNDAM CONVERGE EX13 フルアーマーガンダム

ガシャポン[編集]

バンダイから「ガシャポン戦士DASH」シリーズのなかで以下の機体が商品化されている。

  • ガシャポン戦士DASHプレミア04 フルアーマーガンダム&サイコ・ザク

アニメ[編集]

原作の第1部に当たる第1シーズンが2015年から2016年にかけて全4話構成で制作され[20]、2017年に続編となる第2シーズンが全4話で公開された[21]。音声収録はプレスコ形式で制作されている[22][23]。またガンダムシリーズのアニメとしては初めて4K視聴を想定した画質で制作されている[注 10][24])。2015年11月23日にはベルサール秋葉原で第1話限定試写イベントが開催され、上映後には原作者の太田垣康男、監督の松尾衡、サンライズプロデューサーの小形尚弘、シークレットゲストとしてイオ・フレミング役の中村悠一、ダリル・ローレンツ役の木村良平が登壇した[22]

配信された第1シーズン全4話に、新規シーンを追加したディレクターズカット版『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』(以下『DECEMBER SKY』)が2016年6月25日に2週間限定全国劇場上映と映像配信が行われた[25]。興行収入は7100万円[26]

2016年4月29日よりガンダムフロント東京の壁面映像演出・WALL-Gで『機動戦士ガンダム サンダーボルト A session in the sector of Thunderbolt』を上映。新作ミュージッククリップで、新作音楽は菊地成孔が手掛ける。

2016年6月15日には『「機動戦士ガンダム サンダーボルト」オリジナル・サウンドトラック』が発売された。

2017年11月18日には、第2シーズンの特別編『機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER』が2週間限定で全国15館にてイベント上映予定。(『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』特別編『機動戦士ガンダム Twilight AXIS 赤き残影』との二本立て[27]


視聴媒体・形態[編集]

本作はガンダムシリーズとしては初めてネット配信(有料)形式を基本的な公開媒体としており、通常のオンデマンド・期間限定配信のほか、セル型配信サービス「Electronic Sell Through」でも配信されている。(一度権利を購入すると、期間を限定せずに随時視聴が可能となる)この「配信版」については今のところディスク媒体のセルソフトがリリースされていない。

なお、特別版二作品についてはセルディスクがリリースされている。

『DECEMBER SKY』は同年7月29日にDVDとBDが発売。同年12月22日にはUHD-BDが発売[28]。UHD-BDではテレビやプレイヤーなど4K視聴環境を整えれば、当初から想定して制作された本作の4K画質を家庭でも視聴できる。このほか、UHD BDの映像では「輝度のHD版」というべき「HDR」化も成されており、BD以上の高い輝度映像になっている(4K同様、対応機器が必要)。

『BANDIT FLOWER』のBD/DVDは2017年12月8日に一般販売予定。UHD-BDはBDと2in1パックになったものが同日発売予定。

スタッフ[編集]

  • 企画 - サンライズ
  • 原作 - 矢立肇、富野由悠季
  • 漫画原作・デザイン - 太田垣康男、スタジオ・トア
  • 監督・脚本 - 松尾衡
  • アニメーションキャラクターデザイン - 高谷浩利
  • モビルスーツ原案 - 大河原邦男
  • アニメーションメカニカルデザイン - 仲盛文、中谷誠一カトキハジメ
  • 美術監督・美術ボード・美術設定 - 中村豪希
  • デザインワークス - 岡田有章、宮本崇、玄馬宣彦、津野田勝敏、片山学、工藤友靖、常木志伸、石本剛啓
  • 色彩設計 - すずきたかこ
  • CGディレクター - 藤江智洋
  • モニターデザイン - 青木隆
  • 撮影監督 - 脇顯太朗
  • 編集 - 今井大介(ジェイ・フィルム
  • 音楽 - 菊地成孔
  • 音楽プロデューサー - 山田智子、藤吉博士(2期)
  • 音響監督 - 木村絵理子
  • 音響効果 - 西村睦弘
  • エグゼクティブプロデューサー - 佐々木新
  • チーフプロデューサー - 上山公一
  • プロデューサー - 小形尚弘、菊川裕之
  • 製作 - サンライズ

主題曲[編集]

挿入曲「神よ、平和を与えたまえ」(歌劇『運命の力』より)(第2話)
作曲 - ジュゼッペ・ヴェルディ / 演奏 - ミリアム・ガウチソプラノ)、ベルギー放送フィルハーモニー管弦楽団アレクサンダー・ラハバリ指揮
テーマ曲「RONALD REAGAN OTHER SIDE」(劇場版)
作曲 - 菊地成孔 / 演奏 - dCprG
「恋は誰もいない」(第5話 挿入歌)[29]
作曲 - 菊地成孔 / 歌 - 坂本愛江
「骨砕かれても」(第6話 ED)[29]
作曲 - 菊地成孔 / 歌 - 辻村泰彦
「串本節」(第7話 ED)[29]
和歌山県民謡 編曲 - 内藤法美 / 歌 - 小田朋美
「かわいいあたし」(第7話 挿入歌)[29]
作曲 - 菊地成孔 / 歌 - 市川愛
「戦争」(第7話 予告、第8話 挿入歌)[29]
作曲 - 菊地成孔 / 歌 - 吉田沙良
「色悪」(第8話 ED)[29]
作曲 - 菊地成孔 / 歌 - 吉田沙良、市川愛、坂本愛江

各話リスト[編集]

話数 コンテ 演出 キャラクター メカ 配信日
作画監督 総作画監督 作画監督 総作画監督 先行 通常
第1シーズン
第1話 松尾衡 高谷浩利 - 中谷誠一
仲盛文
- 2015年
12月11日
2015年
12月25日
第2話 寺岡厳 吉沢俊一 玉川真吾 高谷浩利 片山学 仲盛文 2016年
1月29日
2016年
2月12日
第3話 カトキハジメ 綿田慎也 田頭真理恵 伊藤一樹
小松英司
3月4日 3月18日
第4話 松尾衡 高谷浩利 - 中谷誠一
仲盛文
- 4月8日 4月22日
劇場版 松尾衡
寺岡厳
カトキハジメ
松尾衡
吉沢俊一
綿田慎也
高谷浩利
玉川真吾
田頭真理恵
高谷浩利 仲盛文
中谷誠一
片山学
伊藤一樹
小松英司
仲盛文 6月25日
劇場公開
第2シーズン
第5話 松尾衡 高谷浩利 - 仲盛文
中谷誠一
- 2017年
3月24日
第6話 田頭真理恵
高谷浩利
小松英司
鈴木竜也
4月28日
第7話 松尾衡
玄馬宣彦
吉沢俊一 渡部貴喜
高谷浩利
片山学
伊藤一樹
仲盛文
5月31日
第8話 松尾衡 高谷浩利
菱沼義仁
松川哲也
中谷誠一
鈴木竜也
小松英司
仲盛文
7月14日

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 第4話では仲間から「中尉」と呼ばれているが、単行本第1巻第2刷以降では「少尉」に修正されている。
  2. ^ 開戦前からフレミング奨学金を受けており、従軍することが奨学金の受領資格の一つであることが、作中で語られている。
  3. ^ 公式設定ではプローバーだが、本作ではブローバーと呼称されている。
  4. ^ 2017年4月14日には一部モデリング画像に差し替えの上、再配信された。
  5. ^ プラモデル「1/144 ボール(ガンダムサンダーボルト版)」が付属する。
  6. ^ フルカラーメカニック設定集小冊子、ボックスアートポストカード6枚、部隊章カラーステッカー、特製収納ボックスの4点が付属する。
  7. ^ U.C.0079 メモリアルカレンダー[2016]、初期ネーム集、特製収納ボックス、OVA第1話と有料配信セル版特典映像『一年戦争へ挑んだ者たち』プロローグ)を期間限定で無料視聴できるプレミアムSTREAMINGカードが付属する。
  8. ^ スパルタンのペーパークラフトが付属する。
  9. ^ 大判絵本「さよなら月曜日」とアニメ特典映像DVDが付属する。
  10. ^ 当初はネイティブ4K(UHD)画質での制作が念頭に置かれ、そう受け取れる情報も公開されたが、制作を進める初期段階で映像生成などの遅延化が懸念されたため、最終的に一般的な720p(1280x720解像度)より少し高めた1440×810解像度で制作された。これをベースに4K解像度にアップコンバートしたのが『DECEMBER SKY』のUHD BD版(後述)となる。

出典[編集]

  1. ^ 太田垣康男が描く新たなる一年戦争『機動戦士ガンダム サンダーボルト』アニメ化決定! | GUNDAM.INFO | 公式ガンダム情報ポータルサイト
  2. ^ a b c d e f 「月刊ホビージャパン」2012年5月号 第24 - 25項インタビュー。
  3. ^ ゆうきまさみが「ガンダム サンダーボルト」パロディ描く!スペリオールに掲載”. コミックナタリー (2016年6月24日). 2016年6月29日閲覧。
  4. ^ a b コミックナタリー - Power Push 太田垣康男『機動戦士ガンダム サンダーボルト』
  5. ^ a b c d 「月刊ホビージャパン」 2012年9月号 第122項
  6. ^ ジャズ&モビルスーツの組み合わせがステキ! 「機動戦士ガンダム サンダーボルト」ロングバージョンの予告公開”. ねとらぼ (2015年11月25日). 2016年5月16日閲覧。
  7. ^ アニメ『機動戦士ガンダムサンダーボルト』STAFF&CAST
  8. ^ HG GUNDAM THUNDERBOLT 1/144 フルアーマー・ガンダム組立説明書より。
  9. ^ 『機動戦士ガンダム サンダーボルト立体作品集 サンダーボルトメカニクス』ISBN 978-4-7986-0607-1[要ページ番号]
  10. ^ 「月刊ホビージャパン」 2013年2月号 p.74
  11. ^ 「月刊ホビージャパン」 2012年5月号 p.16
  12. ^ 「月刊ホビージャパン」 2013年4月号 p.76
  13. ^ 『機動戦士ガンダム サンダーボルト立体作品集 サンダーボルトメカニクス』ISBN 978-4-7986-0607-1[要ページ番号]
  14. ^ 「月刊ホビージャパン」 2012年9月号 p.123
  15. ^ 「月刊ホビージャパン」 2012年5月号 p.17
  16. ^ 「月刊ホビージャパン」 2013年2月号 p.71-73
  17. ^ 「月刊ホビージャパン」 2012年7月号 p.121
  18. ^ 「月刊ホビージャパン」 2013年8月号 p.75
  19. ^ 機動戦士ガンダムサンダーボルト外伝の原点「円形劇場〈隠者の一撃/Hermit Shot〉」 2016年8月12日
  20. ^ アニメ『ガンダム サンダーボルト』中村悠一、木村良平ら出演!12月から配信。”. コミックナタリー (2015年11月19日). 2015年11月19日閲覧。
  21. ^ 「機動戦士ガンダム サンダーボルト」アニメ第2シーズン、3月24日より有料配信スタート!”. GUNDAM.INFO (2017年1月20日). 2017年1月20日閲覧。
  22. ^ a b アニメ『サンダーボルト』試写、太田垣康男「ガンダムの歴史に入れたのは誇り」”. コミックナタリー (2015年11月23日). 2015年11月23日閲覧。
  23. ^ 声優・中村悠一ガンダム「サンダーボルト」“なぶり殺し”シーン熱弁が思わぬ裏話に
  24. ^ (4Kに関連する記述の出典) → 4K/HDRはアニメにも効果大! ガンダム初UHD BD「ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」を体験- AV Watch(株式会社インプレス)” (2016年12月15日). 2017年1月23日閲覧。
  25. ^ 機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY”. Movie Walker. 2016年6月28日閲覧。
  26. ^ キネマ旬報 2017年3月下旬号』p.66
  27. ^ 「サンダーボルト BANDIT FLOWER」と「Twilight AXIS 赤き残影」の劇場同時上映が決定!”. GUNDAM.INFO (2017年9月26日). 2017年9月26日閲覧。
  28. ^ ガンダム初の4K UHD BD「機動戦士ガンダム サンダーボルト」がHDR対応で12月発売”. AV Watch(株式会社インプレス) (2016年9月29日). 2016年9月29日閲覧。
  29. ^ a b c d e f 【放送後記&セットリスト】「機動戦士ガンダムサンダーボルト 第2シーズン」サントラ特集!『菊地成孔の粋な夜電波』第311回(2017年5月14日)放送分。TBSラジオ2017年5月15日

外部リンク[編集]