G-SAVIOURの登場兵器

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G-SAVIOUR > G-SAVIOURの登場兵器

G-SAVIOURの登場兵器(ジーセイバーのとうじょうへいき)では、特撮映画及びゲームG-SAVIOUR』に登場する架空の兵器について説明する。

イルミナーティ[編集]

Gセイバー/G-SAVIOUR[編集]

ジョン・セイバー率いるセイバーチームにより開発されたGセイバーは、オリジンに様々な外部ユニットを換装することで、あらゆる環境下に対応できる高性能機である。これはセイバーチームが連邦出身であり、ブグ開発で培われた技術が反映されているからに他ならない[1]

この機体の特徴は、「オリジン」と呼ばれる素体に駆動機構を含む外郭装甲を装備させることで、各種環境に適応させることが可能なことだろう。その特徴から「REPORT OF G SAVIOUR ~サイド8独立に関するレポート~」ではマルチプル・モビルスーツとも紹介されていた。宇宙世紀0223年の時点で「宇宙戦用」と「陸戦用」、「陸戦用」にホバーエンジンを装備したものなど3種類が確認されている[2]。 機体を他の仕様へと換装する際は専用のバレル状ハンガーの中で全自動で行われる。このシステムも機体同様高価に過ぎ、規格化は難しい[3]

その戦闘力と加速度はずば抜けており、議会軍の主力MSブグを(運用面においてはともかく)遥かに凌いでいるという恐るべきMSと評価すべき機体なのである[4]

本機は軍事組織への制式化を目的としていなため、高性能である反面、非常に調整が難しいMSに仕上がっている[5]。 Gセイバーは高性能機ではあるが、それは軍での運用には適さないという条件のもとで手に入れることができた力である。Gセイバーは、「軍用機に求められるのは突出した能力ではなく安定した総合性能だ」という思想の対極に位置するMSなのである。部品の交換により宇宙戦と陸戦の両方に特化できる能力は一見魅力的であるが、その能力を維持し発揮させるにはブグなどからは考えられないような非常に複雑なサービス姿勢や技術が必要となる。これを踏まえれば、Gセイバーはある意味ではMW計画に通じるものがあるといえる。しかしそれ故に可能なこともある。Gセイバーは軍用機としては不合格だが、そのプロトタイプ的高性能は新しい技術を生み出す雛形=新技術のテストベッドとしては申し分のないものだといえる[6]

プロモーショントレーラー版では対マルショシアス用に用意された最新鋭MSという設定である。

武装[編集]
ビームライフル
主武装となるパルス状ビームを連続発射可能なライフル。宇宙空間と重力下の両局面での使用を考慮して、Gセイバーの身長に合わせてバレルが短めに造られている[7]
新規開発されたものではなく、議会軍系MSの武装をGセイバー用に再設計したものである[8]
ゼロからの新規開発ではなく、既存の部品をGセイバーのコンセプトに基づき組み上げたモノである[9]
ビームサーベル
格闘武器であるビームサーベルは、右側に1本装備される。接続基部もサーベルを抜きやすいようにスライドする場合もある[10]
ビームシールド
腕部にはビームシールド発生機が装備されている。仕様により両腕に装備することも可能[11]
ジェネレーターの余剰出力を利用した装備、ビームシールド。各モードによる差異はない[12]

Gセイバーオリジン仕様/G-SAVIOUR ORIGIN MODE[編集]

オリジンはGセイバーの素体というべきベース仕様である。オリジンに外郭装甲や補助駆動ユニットなど様々な換装パーツを装備することで、Gセイバーはあらゆる環境に対応するMSとなる。ベース状態のまま出撃することはなく、オリジンになるのは換装チューブ内だけである[13]

Gセイバー無重力モード/G-SAVIOUR SPACE MODE[編集]

諸元
Gセイバー無重力モード
G-SAVIOUR SPACE MODE
開発コード G-SAVIOUR
機体形式 ユニット換装型本体+2段式ブースター追装式
頭頂高 18.2m〜18.7m
基本装備質量 オリジン=30.3t
スペースモード=140.4t
最大積載重量 オリジン=170.0t
スペースモード=170.0t
乾質量 オリジン=21.5t
スペースモード=31.6t
装甲 オリジン=7~17mm
スペースモード=7~29mm
主推進機出力 オリジン=313600kg
スペースモード=1008000kg
最大出力連続許容時間 42分
ジェネレーター定格出力 5512kw
基本装備(装備) 30mmバルカン×2、ビームサーベル×1、ビームシールド×1※その他、各運用仕様により各種
追加装備 SHP-44対応ユニット全般、手持ち式火器全般(MC-1~6並びにMPC-1~4の各対応型)
コックピットタイプ EFX-8タイプ
モニタタイプ 前方位3面マルチモニタ
内蔵センサー 未固定
生命維持時間 72時間
外部出力供給方式 MPC-4プラグ2基標準内装
装備接続方式 PHP-44方式
乗員 1名
出典 『G-SAVIOUR運用マニュアル』より抜粋

Gセイバー無重力仕様、Gセイバー・スペース(宇宙戦仕様)とも呼ばれる。 Gセイバー・オリジンに宇宙戦仕様の外郭装甲を装備したモード。高出力スラスターを装備し、さらに重量軽減処置が各部に施されているため宇宙空間において高い運動性と機動性を実現している[14]。 スペースモードは無重力での活動に特化した仕様である。背部と腰部の高出力スラスターと6枚のフォールディングフィンによって高速性能と微妙なコントロールを実現した[15]

Gセイバー・スペース(宇宙戦仕様)は大出力ロケットを用いた、高加速MSである。腕部、脚部に装甲が施されていないがこれは重量軽減のためである。機体各部の推進機により高い運動性を誇る[16]

機体各部[編集]
頭部(HEAD)
頭頂部はメインカメラが収められている。額の張り出しは、様々な機能を有する複合センサー機器を内蔵しており、角状のアンテナを支える基部でもある。頭部左右に機関砲を持つが、これは仕様次第で1丁に変更されることもある[17]
体部(Body Parts)
肩部と腰部前面には宇宙空間においての姿勢制御用補助推進器(バーニア)が装備されている。胸部は重力下仕様と同じ形態である。高機動を優先するために追加装甲は施されていない[18]。腰部アーマーは高加速のため、極限まで装甲を排除し重量を軽減している。
肩部(SHOULDER)
巨大な肩部装甲の内部は、横軸方向へ動くためのスラスターノズルが3基搭載されている。これは主に姿勢制御に用いるものである。推進剤タンクも装甲内部に収められている[19]
肩部は、オリジンの肩部にスラスターユニットを装着し更に装甲を被せる設計。パイプはスラスター用のエネルギー伝達チューブである[20]
腰部(WAIST)
前部のユニットは姿勢制御用推進機であり、装甲板としての機能は持たされていない。腰の側面ユニットも姿勢制御用推進器であるが、推進剤のメインタンクを兼ね備えている[21]
腰部前装甲も姿勢制御用スラスターで、装甲としての役割は極めて弱い[22]
バックパック(Back Pack)/スラスター(THRUSTER)
背部と腰部の両脇には、高出力スラスターを装備。バックパックによって取り付けられたフォールディングフィンによって、推進方向を自在に変化させることで運動性を高めている[23]。6枚のフィンはノズルで微妙な出力バランスをコントロールすることが可能である[24]
背部に主推進機を有す。水平版は推進剤の噴射を任意の方向へ指向させ、機体の運動性を高めるベクターノズル(可変式指向性噴射口)である。両脇の垂直版も同様の機能を持つ[25]
足部(Foot Parts)
無重力モードにおいて、脚部はバランサーとランディングギアの役割しか果たさないため、最低限の装甲を取り付けただけで、徹底した軽量化が行われている[26]
コックピット(Cockpit)/コックピットハッチ(COCKPIT HACTH)
コックピット部分は、自力で飛行が可能な脱出ユニットになっている。脱出時にはコックピットブロックが背部から排出され、飛行形態に変形する[27]
胸部中央のブロックがコックピットハッチ。コックピットは思いの他、機体の奥に収納されており、堅牢な装甲板で覆われている。胸部にはコンピュータなど重要な機器が数多く内蔵されているという[28]
劇中での活躍[編集]

ドラマ版では、マーク・カランが搭乗。宇宙空間で小型MS母艦「ニンバス」と共に運用され、初出撃時にはニンバスの行く手を遮る巨大なセツルメントの破片をビームサーベルで両断、高いパワーを見せつけた。MS戦ではセツルメント議会軍のプグを凌駕する高い機動性を活かした戦いを見せ、混戦の中においても敵パイロットを一人も殺さずに戦うという離れ業を見せてくれた[29]

ゲーム版『G-SAVIOUR』では、リード・フォックスが搭乗する。 CHAPTER 1より自機として使用することになる。換装システムのトラブルにより、この状態で地上戦を行うことになる。地上での運用自体には飛行を行うシーンもあるなど特に問題は見られないが既に性能面では旧式化が窺え、ホバー持続時間が短いなど、選択可能な自機の中では最弱である。

2013年のテレビアニメ『ガンダムビルドファイターズ』第8話には本機のガンプラが登場し、百式のガンプラとの戦闘で撃破されている。

Gセイバー重力下仕様/G-SAVIOUR TERRAIN MODE[編集]

諸元
Gセイバー重力下仕様
G-SAVIOUR TERRAIN MODE
開発コード G-SAVIOUR
機体形式 ユニット換装型本体+2段式ブースター追装式
頭頂高 18.2m〜18.7m
基本装備質量 テラインモード=64.0t
テライン・ホバーモード=145.6t
最大積載重量 テラインモード=210.0t
テライン・ホバーモード=210.0t
乾質量 テラインモード=45.2t
テライン・ホバーモード=56.8t
装甲 テラインモード=21~43mm
テライン・ホバーモード=17~43mm
主推進機出力 テラインモード=313600kg
テライン・ホバーモード=1136000kg
最大出力連続許容時間 42分
ジェネレーター定格出力 5512kw
基本装備(装備) 30mmバルカン×2、ビームサーベル×1、ビームシールド×1※その他、各運用仕様により各種
追加装備 SHP-44対応ユニット全般、手持ち式火器全般(MC-1~6並びにMPC-1~4の各対応型)
コックピットタイプ EFX-8タイプ
モニタタイプ 前方位3面マルチモニタ
内蔵センサー 未固定
生命維持時間 72時間
外部出力供給方式 MPC-4プラグ2基標準内装
装備接続方式 PHP-44方式
乗員 1名
出典 『G-SAVIOUR運用マニュアル』より抜粋

Gセイバーが地上やコロニー内部などの重力下で活動するためのモード。白兵戦用テラインモード、そしてテラインモードの外装にホバー推進器を増設することで重力下での飛行を可能にしたホバーモードの2仕様が存在する。

重力下においてスムーズな動きを実現するための補助ユニットを搭載した外装を装着したモード。MS同士の格闘戦も想定しているため、スペースモードに比べて重装甲になっている[30]。オリジンに重力下用の装備を施した機体がテラインモードである。地球の激しい重力に耐えうるように、また、機動性の低下によって格闘戦が増えることも想定され、脚部を中心に装甲の強化が行われている。さらに重力下での機動力を高めるために、脚部には補助歩行ユニットが、各関節には補助駆動ユニットが装備されている[31]

機体各部[編集]
体部(Body Parts)
肩部と腰部前面には宇宙空間においての姿勢制御用補助推進器(バーニア)が装備されている。胸部は重力下仕様と同じ形態である。高機動を優先するために追加装甲は施されていない[32]。肩部ディティールは、オリジンの肩部にスラスターユニットを装着し更に装甲を被せる設計。パイプはスラスター用のエネルギー伝達チューブである[33]
バックパック(Back Pack)
背部と腰部の両脇には、高出力スラスターを装備。バックパックによって取り付けられたフォールディングフィンによって、推進方向を自在に変化させることで運動性を高めている[34]。6枚のフィンはノズルで微妙な出力バランスをコントロールすることが可能である[35]
足部(Foot Parts)
無重力モードにおいて、脚部はバランサーとランディングギアの役割しか果たさないため、最低限の装甲を取り付けただけで、徹底した軽量化が行われている[36]
劇中での活躍[編集]

プローモショーントレーラー版では、セツルメント・ニューマンハッタンを襲うブグを迎撃する為始めからテラインモードに換装して出撃。セツルメント内で一般市民に銃口を向けたブグをビームサーベルで横薙ぎに両断している。

ドラマ版では、セツルメント・ガイア内部での戦いで登場。セツルメント内部に入るなり、ブグ二機に対して突進から斬りかかり、相手の攻撃を軽くかわしながらビームサーベルで反撃する。そしてブグのコックピットを狙わないように胴体を真っ二つに切り裂いた。これは元議会軍のマークがブグの構造を知っているからこそできる芸当である[37]。結果、ブグを2機行動不能にしている。

ゲーム版『G-SAVIOUR』では、CHAPTER 1からGセイバーが換装システムのトラブルにより換装できないのでストーリー上では登場しない。DIFFICULTY LEVEL(難易度)をHARDにしGセイバーのみでクリアすると2周目から隠し機体としてGセイバー重力下モードの名前で使用可能となる[38]

Gセイバー重力下仕様 ホバー装備型/G-SAVIOUR TERRAIN MODE with HOVER[編集]

テラインモードにホバー推進器を装着した飛行タイプ。腰部両脇に装着したプロペラントによって、重力下おける長時間の飛行が可能になっている[39]。重力下で低下した機動力を補うためのホバーオプションを装備したモード。腰部に巨大なプロペラントタンクを装備し、背面の大型ホバーユニットを使用することで長時間の飛行が可能。さらにホバーノズルはフレキシブルに可動、空中での自由な行動を実現。緊急時にはアタッチメントを強制排除して陸上戦闘にも対応できる[40]。 スペースモードほどの機動力はないものの、長時間の飛行が可能なホバーモード。V-TOL機のような空中停止も可能である。大出力ホバーのメインノズルは、フレキシブルに可動。上昇、下降だけでなく横方向への水平移動なども行うことができる[41]

機体各部[編集]
体部(Body Parts)
テラインの腰部装甲は接続部分と走行部分が別構造になっている。装甲の堅固さは、他のモードと比べ物にならないほど強力である。ホバー装備型の腰部装甲はテラインとは異なり、ダクトを持っているため、ホバーユニットの補助システム的な役割を果たすと思われる[42]
ホバーユニット/バックパック
腰部の巨大なプロペラントタンクは、2基のアタッチメントで接続される。被弾時には強制排除も可能である。
バックパックのはバースラスター部は、被弾を防ぎつつ可動を妨げないように多重装甲が装備される[43]
足部(Foot Parts)
テラインの足裏部は、補助装甲ユニットが脚部に装備されているため、他のモードの足裏よりも1サイズ大きな形状となっている[44]
劇中での活躍[編集]

プロモーショントレーラー版に登場。宇宙犯罪組織「マルショシアス」がサイド4を強襲、セツルメント内部にブグを送り込んだ。Gセイバーはホバーユニットを装備して、セツルメントに造られた摩天楼の地上と空中で戦闘を繰り広げた[45]

G2セイバー[編集]

ゲーム版『G-SAVIOUR』発売前にG3セイバーの存在と共に設定されたモビルスーツ。「ジーセカンドセイバー」と呼ばれる。

本機は、Gセイバーの四肢に採用された「シングル・ジョイント・フレーム」を「ダブル・ジョイント・フレーム(機体の反応速度の向上を意図した二重関節を採用したフレーム構造)」方式に変更した機体である。シングル・ジョイント・フレームに比べ、剛性は低いものの柔軟性と即応性が向上したものとなっているため、膝から足首にかけて極端に大型化している。これにより高速侵攻してくる敵に対する迎撃能力が16%、回避能力が12%程向上すると報告されている。並行開発された高速地上移動システムとの連動により実現されたものであると伝えられており、それこそが正式なG2セイバーであるいう説がある。

G3セイバー[編集]

ゲーム版『G-SAVIOUR』に登場するモビルスーツ。「ジーサードセイバー」と呼ばれる。

戦闘により大破したリード・フォックスのGセイバーをベースに、セイバーチームが現時点での最新技術を投入し改修した機体。G2セイバーとほぼ同等のパーツが使用され、胴体のメインコアユニットと頭部パーツユニットに新規に開発されたものになっており、その性能は格段に向上した。また、Jセイバーで使用された技術も使われているため、機体シルエットが似ている。 武装では、ビームサーベルは腕部と一体化した大型化ユニットのビームシールド発生装置から発生させる。そのためビームサーベル使用時にはビームシールドを使用することは出来ない。CHAPTER3より選択可能。なお、本機が現時点で宇宙世紀最新のガンダムタイプMSである。

Gセイバーの換装システムもそのまま残っており、ゲーム中では以下の換装モードが用意されている他、設定画の段階ではスペースモードと思われる形態も描かれている。

G3セイバー重攻撃モード[編集]

G3の運用限界まで火器および装甲を搭載したタイプ。機動性は落ちているが、攻撃力と防御力は向上した。 両肩に機体の全長を凌ぐ長さの大型キャノンを装備している。このキャノンは実弾を使用しており、U.C.0221年に国家議会軍が採用した自走砲と同じ弾薬である。 CHAPTER4より選択可能。

G3セイバー強行戦闘モード[編集]

あらゆる地形での機動性を重視したタイプ。 脚部のホバーユニットを取り外し、ソール部にローラーを装備している。 ローラーには自走動力を持っていないが、機体のスラスターで高速機動を行う。装備はビームライフル(ゲーム中では未使用)の他、ハンドビームガン、大型のバスターキャノン、ガトリングガン、そしてミサイルポッド。 CHAPTER5より選択可能。

イリュージョン(Iセイバー)[編集]

諸元
I-SAVIOUR
開発コード ILLUSION
機体形式 2ユニット分離型+ブースター追装式
頭頂高 18.5m〜19.4m
基本装備質量 92.6t
安全稼働質量 120.0t
乾質量 25.7t
装甲 5~21mm
主推進機出力 694500kg
最大出力連続許容時間 58分
ジェネレーター定格出力 5126kw
基本装備(装備) 30mmバルカン×1、ビームサーベル×1、ビームシールド×1※その他、各運用仕様により各種
追加装備 SHP-44対応ユニット全般、手持ち式火器全般(MC-1~6並びにMPC-1~4の各対応型)
コックピットタイプ EP-09SC
モニタタイプ 前方位3面マルチモニタ
内蔵センサー 未固定
生命維持時間 96時間
外部出力供給方式 MPC-4プラグ2基標準装備
装備接続方式 SHP-44方式
乗員 1名
出典 『I-SAVIOUR運用マニュアル』より抜粋

イルミナーティで使用されているセイバーシリーズの9番目の機体。セイバーシリーズの中では唯一明確な名称が設定されている。

Gセイバー同様、宇宙における高い運動性を追求したため、最低限の装甲しか施されていない。これは高い機動性と運動性で、攻撃をかわすと言った思想があったためである。また、ブグの使用するブースターを装着する事が可能。特徴として、ガンダムタイプの頭部や背中のベクターノズル、の足を思わせる脚部などが挙げられる。

セイバーチームの別の班によってGセイバーと同時期に開発が進められており、映像版本編ではイルミナーティによるサイド・ガイアへの救援のための大量のイリュージョンが投入された。

Jセイバー[編集]

ゲーム版『G-SAVIOUR』に登場するイルミナーティの精鋭部隊ライトニング部隊の主力MS。
セイバーシリーズ10番目のMSで、複数存在しているため量産機であると思われる。ゴーグル型の頭部形状をしている他に、腰部に専用の高機動ユニットを装備する事で通常より長時間の大気圏内飛行が可能。基本性能もGセイバーを上回る。

オープニングムービーでは宇宙で戦闘を行う場面が描かれており、宇宙・地上両方に対応していると思われるが、G3セイバーと同様に設定画の段階ではスペースモードと思われる形態も描かれている。

ゲーム中では特定の条件を経た次周より選択可能な隠し機体となっており、使用できる機体はフライトユニットが未装備の物となる。

Fセイバー[編集]

ドラマCDや小説版『G-SAVIOUR』で言及されているMS。名称からセイバーシリーズ6番目の機体と思われる。

旧式のMSであるフリーダムをベースとした高性能カスタム機とされ、ドラマCDでは見た目と形式はフリーダムに似ているが、20年前の機体とは思えないほどの敏捷性と至近距離の射撃にも耐える高い装甲を持つ機体として描かれ、それを見た者達から絶賛されている。

ニンバス[編集]

Gセイバーの運用を目的として開発された小型MS母艦。3機のMSを搭載可能で、それぞれが船体後部に設置された機体換装チューブを利用出来る構造となっている。

ライトニング[編集]

ゲーム版『G-SAVIOUR』に登場するライトニング部隊の母艦となる強襲揚陸艦。四角錐を半分に割ったような双胴船で、ほぼ上下対称の船体を持つが、宇宙・地上両方での運用が可能である。

ゲーム中ではプロジェクト・レイブンの打倒を任務として地球へ降下し、各地を転戦することになる。

セツルメント国家議会軍[編集]

ブグ/BUGU[編集]

諸元
BUGU
機種識別コード CCMS-03
機体形式 本体一体型+2段式ブースター追装式
頭頂高 16.4m~17.1m
基本装備質量 61.9t、107.4t(Sブースターパック装備時)、157.0t(Lブースターパック装備時)
安全稼働質量 190.0t
乾質量 41.3t、53.7t(Sブースターパック装備時)、62.8t(Lブースターパック装備時)
装甲 25~47mm、21~47mm(Sブースターパック装備時)、19~47mm(Lブースターパック装備時)
主推進機出力 297120kg、547740kg(Sブースターパック装備時)、816400kg(Lブースターパック装備時)
最大出力連続許容時間 90分
ジェネレーター定格出力 4340kw
基本装備(装備) ジャイアント ハチェット×1、シールド×1、ビームサーベル×1
追加装備 SHP-44対応ユニット全般、手持ち式火器全般(MC-1~6並びにMPC-1~4の各対応型)
コックピットタイプ EP-11
モニタタイプ 前方向3面マルチモニタ
内蔵センサー 非公開
生命維持時間 168時間
外部出力供給方式 MPC-4プラグ2基標準内装
装備接続方式 SHP-44方式
乗員 1名
出典 『CCMS-03機種転換教書』コピーより抜粋

セツルメント国家議会軍の議会宇宙軍の主力モビルスーツ

旧地球連邦時代末期、軍の異常体質は兵器開発から健全さを奪っていた。これらの閉塞的状況をかいくぐり「当たり前の兵器」を製作するために編成されたスペシャル・チーム「セイバーチーム」の手によってブグは開発された[46]。 安定性やメンテナンス性、戦闘状況にあわせて運用可能な汎用性の高い、ある意味、223年代を代表する優秀なMSである[47]

ブグは非常に優れた設計の機体であり、総合性能や取り回しの良さでは他者の追随を許さないとされる。だが本機に用いられている技術に、特別なものはない。セイバーチームは冒険を行うことなく、現行の技術を絶妙なデザインで組み合わせることによって高いポテンシャルを得ようと考えたのである。実績のある部品を多様することで整備や兵站の負担を軽減し、主武装も破壊力は大きいが消耗の激しいビームライフルのみではなく実体弾式機関砲も採用した。こうした発想から現場レベルに大きく歓迎され、ブグは将兵の相棒になったのだった[48]

本機の基本的な状態は陸戦モードというべき装備状態にあり、地球上やセツルメント内部などの重力下環境下では基本的にこの状態で運用されている[49]。ブグは推進器を追加装備することで、状況に適応し活動することが可能である[50]

スペースモード(Space Mode)[編集]

無重力空間での機動性の向上をはかるべく、ブースターパックを装着した状態。遠距離進攻用のL型、空間戦闘用のS型の2バージョンが存在する[51]

武装[編集]
ライフル
実弾を発射するブグの主兵装備。ライフルのような形状だが、連射が可能な機関砲的な用途で扱われる。機体のエネルギーの消耗を抑えることができるのが特徴[52]。トレーラー版ではビームライフルとして描かれていたデザインをそのまま使用している[53]
ビームサーベル
劇中には未登場、埋め込み式で腰部にマウントされている。主流であった棒型のビームサーベルとは形状が異なり、ビーム形状は広刃のような形になる。アームガイドが付いているのも特徴[54]
シールド(SHIELD)&ジャイアントハチェット
ブグはエネルギー使用量の多いビームシールドではなく、装甲型の専用シールドを装備している。シールドの裏側には、近接専用の打突兵器であるジャイアントハチェットがマウントされている。
ブグの盾は複合装甲板タイプである[55]
機体各部[編集]
頭部(HEAD)
ブグの頭頂部の角はアンテナとなっている。カメラは単眼に見えるが、距離測定などの機能を有する高性能型である[56]
コックピットハッチ(COCKPIT HACTH)
コックピットがある胸部周辺は、厚い装甲で覆われている。また、内部には脱出用カプセルが内蔵されている[57]
ブグのコックピットのレイアウトは非常に機能的で、他のMSに大きな影響を与えた[58]
ドラマ版では、緊急時に背部のランドセルをパージし、コクピットブロックを射出させている。
Back Pack(バックパック)
宇宙空間では、大型のバックパックを装備して機動性の低さを補う。地球上やセツルメント内などの重力下では、追加のバックパックなどを取り外して運用する[59]
Foot(足部)&腰部(WAIST)
重力下と宇宙空間の両局面での運用を目的としているため、腰部や脚部も装甲で覆われている。特に腰部は、追加装備用のマウントが多数設けられている[60]
腰部分のフロントアーマーには外装式推進器を装備するためのジョイントが設置されている[61]
劇中の活躍[編集]

劇中では、地球に潜入したガイアのシンシア・グレーブス助教授達を追撃中に誤って大気圏へ突入。その際に大西洋の海底まで沈んでしまったが、機体そのものは無傷であり、非常に堅牢な機体であることが伺える。外見こそ同一だが、宇宙用では耐圧処理が施されていない。

ブグ2[編集]

ブグを陸戦用に機能限定した型で、セツルメント国家議会軍の陸軍が採用している [62]。 ゲーム版『G-SAVIOUR』に登場する。

ブグの地上専用型。肩部は装甲が強化され、腰部には高機動ユニットを装備している。機体色は初期生産型は青で、後期生産型は黄茶色である。

セツルメント国家議会軍の次期主力MSとして開発された本機は、信頼性と生産性を最重要視しており、装備もビームサーベルビームライフルといった標準的なものである。技術的に特筆すべき点はないが、性能はGセイバーより高く、かつ大量に量産された。

議会軍の強硬派でプロジェクト・レイブンの提唱者バイス・バッシング准将率いる精鋭部隊「グレムリーシープ」を中心に配備される。

リチャード・ライト専用ブグ2
「グレムリーシープ」の副隊長リチャード・ライト少佐専用機。機体色はブルーグレー。長時間のホバリングによる飛行が可能など通常機よりも性能は高い。ゲームではCHAPTER7のボスとして登場。

MSレイ/MS-RAI[編集]

諸元
MS-RAI
開発コード CAMS-13
機体形式 本体一体型+ブースター追装式
頭頂高 18.7m~19.0m
基本装備質量 67.4t、133.5t(ブースターパック装備時)
安全稼働質量 140.0t、0000t(ブースターパック装備時)
乾質量 43.6t、52.1t(ブースターパック装備時)
装甲 23~52mm、12~52mm(ブースターパック装備時)
主推進機出力 307950kg、1100020kg(ブースターパック装備時)
最大出力連続許容時間 110分
ジェネレーター定格出力 5432kw
基本装備(装備) ビームシールド×1、ビームサーベル×1、8連装グレネードランチャー×2、8連装マイクロロケットランチャー×2
追加装備 SHP-52-OP&M202&S171対応ユニット全般、手持ち式火器全般(MPC-4~5の各対応型)
コックピットタイプ EP-118
モニタタイプ ヴェンエック方式前方向3面モニタ
生命維持時間 48時間
外部出力供給方式 MPC-5プラグ2基標準内装
装備接続方式 SHP-52-OP&M202&S171
乗員 1名
出典 『CAMS-13運用メモ』より抜粋

セツルメント国家議会軍の量産型モビルスーツ。

議会軍の上層部であるガーノー総督が推進する「MW計画」(モビル・ウェポンけいかく)に従って開発された。無人機であるモビル・ウェポン (MW) のレイを主力として想定し、有人機であるMSレイは指揮官級の兵士に与えられる予定だった。

生物的なフォルムをしており、頭部センサーは議会軍唯一のデュアルアイが採用されている。総合的にはGセイバーと互角のスペックを誇る。装備は遠近両用の武装であるビームランサーに加えてビームサーベル、ビームシールドが標準装備されているほか、背部には縦に8列伸びたグレネードランチャー、肩には機関砲が装備されている。また、ブグと同型のブースターの装備が可能である。

MWレイ/MW-RAI[編集]

諸元
RAI
開発コード CAMW-13
機体形式 本体一体型+ブースター追装式
頭頂高 18.7m~19.0m
基本装備質量 67.3t、113.4t(ブースターパック装備時)
安全稼働質量 140.0t、0000t(ブースターパック装備時)
乾質量 43.5t、52.0t(ブースターパック装備時)
装甲 23~52mm、12~52mm(ブースターパック装備時)
主推進機出力 307950kg、1100020kg(ブースターパック装備時)
最大出力連続許容時間 110分
ジェネレーター定格出力 5432kw
基本装備(装備) ビームシールド×1、ビームサーベル×1、8連装グレネードランチャー×2、8連装マイクロロケットランチャー×2
追加装備 SHP-52-OP&M202&S171対応ユニット全般、手持ち式火器全般(MPC-4~5の各対応型)
コックピットタイプ フィーリングセンス搭載ブロックボックス
外部出力供給方式 MPC-5プラグ2基標準内装
装備接続方式 SHP-52-OP&M202&S171
乗員 なし
出典 『CAMS-13搭載オンラインマニュアル』より抜粋

レイの無人機で、MSと区別してMWと呼ばれる。ガイアの光事件の際に実戦投入され、旧式MSであるフリーダムに対しては終始一方的に圧倒した。しかし、マーク搭乗のGセイバーやイルミナーティのイリュージョン隊には及ばず、ガイアを脱出しようとしたガーノー総督が乗船するシャトルが議会軍の所有機体ではないガイア所有の民間機だったため、ジャック・ヘイルの命令である「ガイアから脱出する民間のシャトルは全て撃墜しろ」という命令を遂行して撃墜した。

レイド[編集]

諸元
レイド(MWレイド)
RAID(MW-RAID)
型式番号 CAMS-14(CAMW-14)
所属 セツルメント国家議会軍
武装 ビームランサー
ビームサーベル
ビームシールド
8連装グレネードランチャー×2
胸部ビーム砲

ゲーム版『G-SAVIOUR』に登場するセツルメント国家議会軍の量産型モビルスーツ。レイの発展型。MW計画に則して開発され、有人用にコクピットブロックが追加されている。機体色は緑で、白い雪原迷彩バージョンも存在する。

MWレイド[編集]

レイドの無人機。機体色は青と白。通常のレイドとは異なり、背部のランチャーから着弾と同時に広範囲に爆風が発生するミサイルを発射する。

オープニングムービーでは、胸部のビーム砲を照射しているシーンがあるが、ゲーム本編では未使用である。

スピアヘッド[編集]

諸元
スピアヘッド
SPEARHEAD
型式番号 CCMS-04
所属 セツルメント国家議会軍
武装 ビームランサー
ビームサーベル
搭乗者 クラウツ・バーロード
スピアヘッド Bタイプ
SPEARHEAD B-Type
武装 大型ビームランチャー
ビームサーベル
シールド
搭乗者 ウィン・カーチス
スピアヘッド Cタイプ
SPEARHEAD C-Type
武装 腕部ビーム砲×6
肩部ビームキャノン×2
ビームサーベル
搭乗者 カイト・ゴールドマン

ゲーム版『G-SAVIOUR』に登場するセツルメント国家議会軍の量産型モビルスーツ。武装にレイドと同型のビームライフルと一体化したビームランサーを有するなど格闘戦闘に優れ、基本性能もブグやレイドに比べて高い。主なパイロットはクラウツ・バーロード。機体色は初期生産型は青で、後期生産型は緑色である。複数のオプション装備を持っており、ゲーム中ではバリエーションとしてB、Cの各タイプが存在する。

スピアヘッドBタイプ
スピアヘッドをベースに肩に大型シールドを装備し、大型ランチャーを装備した機体。CHAPTER5のボス。パイロットはウィン・カーチス。
スピアヘッドCタイプ
スピアヘッドをベースに腕に6門のビーム砲、肩に2門のキャノン砲を装備した機体。CHAPTER3のボス。パイロットはカイト・ゴールドマン。

レイブン[編集]

諸元
レイブン
RAVEN(RAIVEN[63])
型式番号 CAMS-15
所属 セツルメント国家議会軍
武装 ビームサーベル兼ビームシールド
ビームシールド(MA時機首部分)
腰部ビーム砲×2
搭乗者 ライシス

ゲーム版『G-SAVIOUR』に登場するセツルメント国家議会軍の可変モビルスーツ

議会軍の新型MSにして「プロジェクト・レイブン」の核となる黒い機体。既存のMSはおろかG3セイバーすら遥かに越えた高性能を誇る。武器はビーム砲とビームサーベル・ビームシールドの兼用兵装で、飛行形態に変型して機体前面にビームバリアーを張ることもできる。また、飛行形態の航続時間を延長するための専用ブースターも存在する。飛行時などは広げた翼から赤とピンクのビームの様な光が噴射される表現がされている。

パイロットはグレムリーシープ隊隊長のライシスであるが、ゲームの主人公であるリード・フォックスの教え子であったレイス・パトリックに酷似した操縦を行い、たびたびリードのことを知っているかのような素振りをするなど不可解な点が多い。その後、劇中ではレイスは死亡済みであることが示唆され、それに加えてレイブンはコックピットが被弾してもなお「バグを消去」してさらに戦闘を継続したため、当機の搭乗者のライシスはレイスを元にしたMWのシステム上の人格であると思われるが、詳しい真相は不明である。なお、リードはその状況を見て「MWレイブン」と呼んでいた。

大西洋深海農業研究所(リグ)[編集]

グッピー/GUPPY[編集]

諸元
GUPPY
許可コード CEM-217-82065
製品コード MMS-DS209
機体形式 深海作業用可変モビルスーツ
頭頂高 18.29m
本体幅 7.32m(胸部ユニットを含まず)
巡航形態時全高 8.26m
巡航形態時全長 18.02m
乾質量 23t
排水量 150t(水上)、240t(水中)
耐圧深度 9999m、17500m
最大出力連続許容時間 68分
ジェネレーター定格出力 3000kw
主ハイドロジェット推力 7300kg
水上速力 21knot/45knot(巡航形態時)
水中速力 32knot/60knot(巡航形態時)
歩行速度 60km/h(最大安全速度)
追加装備 SHP-21対応ユニット全般
コックピットタイプ フィーリングセンス搭載ブロックボックス
モニタタイプ ワンモニタ
内蔵センサー 水振センサー、赤外線方式測距センサー、磁気センサー、感圧センサー、振動センサー、加速度センサー、地球時計内蔵、日付、時間表示
生命維持時間 72.5時間
基本ユニット構成 胴体×1、腕部×2、腰部×1、脚部×2
管制TS プロダクツ222
取付アーム機構 固定 540度回転
動作温度 -85℃~600℃
乗員 1名
本体カラー グリーン、シルバー、ブラック
出典 『MMS-DS209メインテナンスマニュアル』より抜粋

大西洋深海農業研究所(リグ)の深海作業用可変モビルスーツ。

劇中ではすでに旧式の機種である。四肢を後ろに回すことで巡航形態への変形が可能で、腕部は用途に合わせて交換が可能となっている。劇中では、主人公マークが搭乗して水没したブグから打ち出された脱出カプセルをキャッチし、パイロットを救出している。

ガイア[編集]

フリーダム/FREEDOM[編集]

諸元
FREEDOM
開発コード 未公開
機種識別コード RGM-196
機体形式 本体一体型
頭頂高 17.01m
基本装備質量 80.9t
安全稼働質量 130t
最大積載重量 -
乾質量 54.2t
装甲 10~45mm
主推進機出力 339780kg
最大出力連続許容時間 72分
ジェネレーター定格出力 3780kw
基本装備(装備) バルカン×2、ビームサーベル×1、ビームシールド×1
追加装備 PHP-14対応ユニット全般、手持ち式火器全般(MC-1~2並びにMPC-1~2の各対応型)
コックピットタイプ EP-06
モニタタイプ 前方向3面マルチモニタ
内蔵センサー 未公開
生命維持時間 168時間
外部出力供給方式 MPC-2プラグ2基標準内装
装備接続方式 PHP-14方式
乗員 1名
出典 『地球連邦軍政府広報197年度地球連邦軍白書』より抜粋

この時代における旧式機のMS。宇宙世紀0223年の時点で、原型機初起動から既に30年以上が経ったMSであり、現用機との性能差はいかんともしがたい。まさに老犬「オールド・ドッグ」である[64]。 しかしフリーダムには信頼性と整備性の高さが備わっている。これは新型機にはないものである。長年使い込まれ、多くのパイロットや用兵者の声を反映させた機体だからこそ得られるものである。さらにフリーダムの基本設計は柔軟性に優れており、推進器や電子機器こそ古臭いが、気の利いたメカニックが手を入れれば高性能化させることが可能である。実際、かのセイバーチームがフリーダムをベースとした高性能カスタム機、コードネーム「Fセイバー」の開発に成功している[65]

本来は軍用であったが、民間払い下げやコマーシャルモデルが製造されたため、急速に普及した。現在も民間では様々な目的に使用されている[66]

外観は、現用機のプグと違い、ブロックを積み重ねた用なフォルムをしている。背部のランドセルには近接専用兵器・ビーム・サーベルを装備している。主推進器は2基装備[67]

ガイアに配備されている機体は本来搭載されていた筈のビームシールドが実体型シールドになっている上に、白兵戦用の武装ビームサーベルが装備されていない機体や別機体のパーツを移設したためか肩パーツの色が違う機体もある状態であった。なお、設定画では白と紺色を基調とした配色だが、本編では緑を基調に胴体を赤で塗られた機体が登場している。

セイバーシリーズの原型機であるFセイバーはこのMSがベースとなっている。特に特徴的な腹部の蛇腹状スパイン構造はGセイバーにも受け継がれている。

劇中の活躍
劇中ではガイアの光事件において武装した状態で、サイド8(当時サイド・ガイア)に自衛用として配備されていた。
主人公マーク・カランの提案により、議会軍の最後勧告を無視する形で先制攻撃を行うものの、議会軍の最新鋭機のレイ及び無人仕様のMWレイに対しては全くの無力で、パイロット錬度の低さもあって劇中では一方的に撃破され続けた。

脚注[編集]

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  1. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』58ページ
  2. ^ 小説『G-SAIVOUR 上巻』206ページより
  3. ^ 小説『G-SAIVOUR 下巻』227ページより
  4. ^ 小説『G-SAIVOUR 上巻』206ページより
  5. ^ 小説『G-SAIVOUR 上巻』206ページより
  6. ^ 小説『G-SAIVOUR 下巻』224ページより
  7. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』8ページ
  8. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』60ページ
  9. ^ 小説『G-SAIVOUR 上巻』209ページより
  10. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』61ページ
  11. ^ 小説『G-SAIVOUR 上巻』209ページより
  12. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』61ページ
  13. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』63ページ
  14. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』8ページ
  15. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』58ページ
  16. ^ 小説『G-SAIVOUR 上巻』207ページより
  17. ^ 小説『G-SAIVOUR上巻』208ページより
  18. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』9ページ
  19. ^ 小説『G-SAIVOUR 上巻』208ページより
  20. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』58ページ
  21. ^ 小説『G-SAIVOUR 上巻』209ページより
  22. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』59ページ
  23. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』9ページ
  24. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』59ページ
  25. ^ 小説『G-SAIVOUR 上巻』209ページより
  26. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』9ページ
  27. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』9ページ
  28. ^ 小説『G-SAIVOUR上巻』208ページより
  29. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』9ページ
  30. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』10ページ
  31. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』60ページ
  32. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』9ページ
  33. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』58ページ
  34. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』9ページ
  35. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』59ページ
  36. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』9ページ
  37. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』35ページ
  38. ^ 『プレイステーション2 必勝法スペシャル G-SAVIOUR』19ページ
  39. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』10ページ
  40. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』60ページ
  41. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』11ページ
  42. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』62ページ
  43. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』62ページ
  44. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』62ページ
  45. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』38ページ
  46. ^ 小説『G‐SAVIOUR 下巻』216ページ
  47. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』18ページ
  48. ^ 小説『G‐SAVIOUR 下巻』217ページ
  49. ^ 『G‐SAVIOUR 上巻』210ページ
  50. ^ 『G‐SAVIOUR 上巻』210ページ
  51. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』19ページ
  52. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』18ページ
  53. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』70ページ
  54. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』70ページ
  55. ^ 『G‐SAVIOUR 上巻』211ページ
  56. ^ 『G‐SAVIOUR 上巻』211ページ
  57. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』19ページ
  58. ^ 小説『G‐SAVIOUR 下巻』216ページ
  59. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』19ページ
  60. ^ 『ニュータイプ100%コレクション 42 G-SAVIOUR Full Weapon』19ページ
  61. ^ 『G‐SAVIOUR 上巻』211ページ
  62. ^ 『G‐SAVIOUR 上巻』210ページ
  63. ^ サンライズメカニクスCGアートワークス Vol.3 より
  64. ^ 小説『G‐SAVIOUR 下巻』215ページ
  65. ^ 小説『G‐SAVIOUR 下巻』215ページ
  66. ^ 小説『G‐SAVIOUR 下巻』214ページ
  67. ^ 小説『G‐SAVIOUR 下巻』215ページ

関連項目[編集]