ガンダムF90 (架空の兵器)

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機動戦士ガンダムF90 > ガンダムF90 (架空の兵器)

ガンダムF90(ガンダムエフきゅうじゅう:ガンダムフォーミュラナインティGUNDAM F90: GUNDAM FORMULA NINETY)は、「ガンダムシリーズ」の宇宙世紀系作品群に登場する架空の有人操縦式ロボット兵器。初出はプラモデルガンプラ)企画および漫画メディアミックス展開されていた『機動戦士ガンダムF90』。

人型機動兵器「モビルスーツ」(MS)の1機種。地球連邦軍の試作型ガンダムタイプMSで、『機動戦士ガンダムF91』の主役機「ガンダムF91」の前身にあたる機体。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』より過去の時代の作品に登場するMSは全高20メートル前後が標準サイズとなっているが、F90は15メートル程度にまで小型化されている。これは、『機動戦士ガンダムΖΖ』で触れられた「MSの恐竜的進化(多機能化による大型化)」による運用面の不備を改善するべく取られた措置で、軽量化や時代経過による技術革新によって大幅な性能向上を達成している。以降は『機動戦士Vガンダム』の時代に至るまで、15メートル級サイズがMSの主流となった。

小型化の設定が採用された理由については、「従来のサイズではMSと人間を同一画面内に収めることが難しい」という制作側の事情と、「大型の機体だとガンプラなどの立体商品の価格が高騰する」というメーカー側の事情が関係している。

アルファベットにちなんだ多彩なオプション装備を持ち、機体そのもののバリエーションも多い。

メカニックデザイン大河原邦男

機体解説[編集]

諸元
ガンダムF90
型式番号 F90 (F-90), F90I (F90-01)
所属 地球連邦軍
建造 サナリィ
生産形態 試作機
頭頂高 14.8m
本体重量 7.5t
全備重量 17.8t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
出力 3,160kW
推力 27,510kg×2
9,870kg×2
合計74,760kg
推力重量比(4.20)
武装 バルカン砲×2
各種ミッションパック
ビームサーベル×2
ビームライフル
シールド
各種ミッションパック
搭乗者 デフ・スタリオン
シド・アンバー
ベルフ・スクレット
ウェスバー
ナナ・タチバナ
ミノル・スズキ

サナリィフォーミュラ計画において、宇宙世紀0110年頃から開発が始められた新規格の小型MSである。宇宙世紀0111年に、それまでの地球連邦軍からのMSの受注をほぼ独占していたアナハイム・エレクトロニクス社を押しのけ、次期主力機のテストベッドとして採用された。装甲材にはヤシマ重工が開発したマイクロハニカム技術(金属中に発生するミノフスキー立方格子に沿って異種結晶化結合を成長させて生成する新素材)を導入し、ガンダリウム合金以上の強度と軽量化が実現。小型軽量化により重量あたりのスラスター推力は大きく増大しており、その結果、機動性は従来型のMSを遥かに凌ぐ。

本体の内蔵武器はビームサーベル2基と頭部バルカン砲2門のみ。標準武装もビームライフルとシールドと非常にオーソドックスなものである。しかし、高性能小型MSのテスト機として製造されたF90は当初より様々な状況下でのテストを行うことが想定されており、機体各部にあるハードポイントに白兵戦や後方支援、大気圏突入など様々なテストに対応できるオプション兵装(ミッションパック)が装着可能であり、複数のミッションパックをMSA-120との開発競争の頃から製造している。ガンダムF90は純粋な意味での性能検証用のワンメークモデルMSであり実験機MSである。検証実験をしていく中で使い勝手や生産性を改善し、新しい種類の小型MSの試作機を開発後にさらに洗練し、量産化していく流れの大元になる。この流れに沿う形で、テスト結果が良好だったミッションパックのデータを基に、目的に不必要な部分を整理した新種の単体のMSとして再設計され、試作機が製作されている(SタイプF70キャノンガンダム)。

開発にはかつてのホワイトベースクルーであるサナリィ幹部ジョブ・ジョンが参加しているため、意図的にRX-78-2 ガンダムに似せられている。そのためガンダムF90の愛称で親しまれているが、正式名称はあくまでも「F90」である。 バンダイ発行の雑誌「Bクラブ」の連載『月刊MSジャーナル』によれば、アナハイム・エレクトロニクス社の重役は宇宙世紀の軍事機関誌「月刊MSジャーナル」の記者に対し、この機体をあまりガンダムとは呼んで欲しくない、とコメントしている。

生産された機体[編集]

宇宙世紀0111年9月に2機がA、D、S、M、Hタイプオプションと共に完成した。1号機は白と青を基調とした機体色である。2号機は黒や暗い青を基調とした機体色である。

疑似人格コンピューター
漫画『機動戦士ガンダムF90』(サイバーコミックス版)および「B-CLUB 月刊MSジャーナル」に登場。F90の制御コンピュータで、正式名称は「8000系ニューロ・コンピュータ[1]」。電子回路の構造を人間の神経組織に似せた、非ノイマン型第5世代コンピュータといわれる[1]。漫画版「F90」劇中では擬似人格コンピューターと呼ばれた。1号機にはType-A.R、2号機にはType-C.A が搭載されており、それぞれかつての名パイロット「アムロ・レイ」および「シャア・アズナブル」が元になっているとされる。そのためか、アムロのガンダムとシャアのジオングとの最終決戦をほぼ再現することとなった(半壊のガンダムとジオングヘッドによるラストシューティング)。
Type-A.R
Type-A.R は擬似人格コンピューターである。相手の動きを先読みするような反応を見せる運動を発揮するという実験結果が出ている。
Type-C.A
Type-C.A (劇中では Type-C.AIII)は擬似人格コンピューターである。通常のMSの3倍の機動性を発揮するという実験結果が出ている。

ガンダムF90 1号機[編集]

宇宙世紀0120年の第一次オールズモビル戦役においてテストパイロットであったデフ・スタリオンが、宇宙世紀0122年の第二次オールズモビル戦役においてベルフ・スクレットが搭乗して実戦参加した。宇宙世紀0123年のコスモ・バビロニア建国戦争においてはナナ・タチバナが搭乗し、Vタイプにて実戦参加している。宇宙世紀0136年にはミノル・スズキが木星決戦用のIタイプで木星圏で実戦に参加している。その年代ごとに新技術を使いアップデートされている。

ガンダムF90 2号機[編集]

宇宙世紀0120年の第一次オールズモビル戦役においてテストパイロットであるシド・アンバーの搭乗時にオールズモビル(火星独立ジオン軍)に強奪され、オールズモビルによってガンダムF90火星独立ジオン軍仕様へと改造をされる。地球連邦軍によって回収された後に修復も兼ねてガンダムF90IIに再改造しさらにバイオコンピュータを搭載し、新たに製造された各種ミッションパックのテストが行われた。

ガンダムF90 3号機[編集]

当初は組み上げられていない機体であった。しかし後に未組み立てのガンダムF90 3号機が利用され、クラスターガンダムが造り上げられた。F90の機体の中で別名称である名(クラスターガンダム)を付けられているのは今のところこの機体だけである。

ガンダムF90 予備機[編集]

ガンダムマガジン版『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラ戦記0122』でのみ登場。1号機と同一仕様となっている。1号機でも2号機でもない別の機体であり、3号機は後述のクラスターガンダムを指すため、この機体がどういう位置付けの機体であったのかは不明。敵スパイに奪われ、交戦の末に失われている。

劇中での活躍[編集]

宇宙世紀0120年10月25日、サイド4でのテスト飛行中にオールズモビル(火星独立ジオン軍、但し作品中では独立火星ジオン軍)の襲撃を受け、シド・アンバーの搭乗する2号機が強奪されてしまう。残った1号機を擁する第13実験戦団(第13独立機動艦隊)は、オールズモビルの本拠地である火星へ討伐に出る。
オールズモビルの火星・オリンポス基地内にて、デフ・スタリオンの搭乗するF90-1号機は、改修され火星独立ジオン軍仕様となったボッシュの2号機と交戦し、 Type-A.R の力を借りて2号機を撃破。1号機自体は戦闘不能になるも、2機共に回収する事ができた。
ミッションパックはAタイプDタイプSタイプが登場しているが、いずれも装着しない状態で運用されるシーンがほとんどであり、各々の装備状態は図面や格納庫のシーンにしか登場せず、最終決戦時のみ3種類を混在させた状態で戦っている。コクピットの操縦桿はアームレイカー・タイプである。
宇宙世紀0122年2月、1号機がF91と共に運用試験のため、連邦軍ラー・カイラム級機動戦艦エイブラムに搬入される。その後同艦がオールズモビルとの戦闘に突入し、両機ともベルフ・スクレットの搭乗により実戦に投入される。宇宙空間、コロニー内、砂漠、海上、雪原など、様々な戦場での運用を通して得られたF90のデータはF91に反映され、その完成度を高めることにもなった。ガンダムマガジンに掲載された漫画版では予備機が登場し、スパイのウェスバーに奪われた際に1号機と交戦し撃墜されている。
ミッションパックは以前から設定があったAタイプDタイプに加え、PタイプVタイプが登場。同じくゲームに登場させるためにデザインされたHタイプMタイプは実際には登場しなかったが、ガンダムマガジン版ではHタイプが1コマのみ登場。F90の単一の本体に対し複数のミッションパックを混合せずに使用しているのはこの作品のみである。
宇宙世紀0123年、コスモ・バビロニア建国戦争においてナナ・タチバナが1号機(Vタイプ)とIIに改修された2号機(Lタイプ)の両方に搭乗し、シュテイン・バニィールが搭乗する金色のベルガ・ギロスと交戦している。
宇宙世紀0136年、木星帝国のコロニーレーザーを襲撃する「鋼鉄の7人」の1機としてIタイプのミッションパックを装備した1号機(改修機)が登場し、大破したものの、同作戦に参加したMS中唯一の生還機となった。なお、この時は不具合を起こしていない。

実戦参加を想定しないテスト用の機体のため、不具合の発生やそれに対応したバージョンアップが頻繁に行われており、『F90』ではデータ取り用の仮設モニターがコクピット内に多数配置されてパイロットの視界を遮っていたり、エンジンのアップデートを示唆する描写がある。また、『紡がれし血統』ではOSが不完全なため射撃戦のみで接近戦には対応できないといった描写が為されている。

デザイン[編集]

メカニックデザイン大河原邦男。ガンダムF91の没デザインがベースになっている。もともと新作ガンダム(後の『機動戦士ガンダムF91』)は1990年に公開する予定だったのだが、いつどういう形で映像にするのかが決まらず、公開時期が延びて1990年中に公開できなくなってしまった。その間バンダイとしてつなぎのプラモデル企画を必要としたことからデザインを転用、設定を製作し「ガンダムF90」として発表された。F91は当初「初代ガンダムの現代風アレンジ」という構想でデザインが進んでいたので、本機もその特徴を色濃く残すものになっている。おおまかなデザインを言い表すと女性が角張った鎧を着たような形状である。上腕や太股やふくらはぎは人間と同様の丸みを持った形状になっている。

資料によっては諸元に差異(建造年が111年とするものと120年[2]とするもの、連邦軍に数機が納入されたと記述するもの[3]もある。)が見られることがある。またスラスター総推力の計算ミスや誤植が非常に多い機体でもある。型式番号は「F-90」のように表記されることもある。

F90本体のバリエーション[編集]

ガンダムF90後期型[編集]

プラモデルの説明書にあるF90の絵はガンダムF90後期型と呼ばれる機体である。藤田一巳が大河原のデザインしたF90をリファインしたもの。

元のF90が改修され流線型のボディに改められた際のデザインである。肩と腕部横と膝頭と脚部横といったハードポイントまわりの装甲が角ばっているだけで、後は流線型で成り立っており、F91の流線型デザインにつながりを見せている。膝頭のハードポイントらしき箇所のラッチが開いた絵も1/100のガンプラの説明書に描かれている。

プラモデルの発売当時にホビージャパン、ムック、MJにも掲載されているが、設定上で作品世界内に存在した機体として扱われるかは曖昧なところである。

ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様[編集]

諸元
ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様
型式番号 OMS-90R
所属 オールズモビル(火星独立ジオン軍)
生産形態 改造機
頭頂高 15.2m
本体重量 8.9t
全備重量 20.22t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×62
出力 3,160kW
推力 27,510kg×2
11,350kg×2
合計95,850kg
推力重量比(4.74)
武装 バルカン砲×2
ビームサーベル×1
対MS用グレネード×4
マシンガン(ウェポンラック)×1
搭乗者 ボッシュ

オールズモビル(火星独立ジオン軍)が奪取したF90の2号機に大幅な改修を施した機体。機体色は朱色及び白が基調となっている。

外装の8割を交換し、ガンダムF90の特徴であるミッションパックによるオプション機能を省くことでMS単体としての性能が向上した。改造の目的は火星独立ジオン軍の保有する整備部品との互換性を出すためで、駆動部分を中心に改装された[1]。センサーの大型化やアポジモーターの増設が行われており、左肩にスパイクアーマーを装備するなど、外装のうち特に損耗率の高い箇所が優先して改装されており[1]、旧ジオン系のMSを意識した改修がなされている。火星独立ジオン軍は、ポリシーとして使用する機体の外装を換装しなおす傾向があったといわれる[1]

またF90とは異なるジョイント構造を持つハード・ポイントが設定され、火星独立ジオンで新たに用意したオプションを装備する予定だったといわれる[1]。 両腕には膨大な電力を供給するための接続マウントが用意され、一説にはビームシールドを装備する予定だったとも言われている[1]

その反面、基本アビオニクスや搭載された疑似人格コンピュータはほとんど手を加えられておらず[1]、性能的には素体となったF90からほとんど変わらない。ただし重量増加の影響でベース機に比べわずかに機動力が劣る[1]が、近接戦闘時の防御力は向上している[1]ため、MS単体としての戦闘力は向上している。

敵のボスに相当するメカであるが、キット化はされなかった。オリジナルのF90に比べるとかなり悪役らしい面構えとなっている。

劇中での活躍
漫画『機動戦士ガンダムF90』に登場。オールズモビルの本拠地である火星のオリンポス基地内でシドのギラ・ドーガ改やエリクのジェガンを撃墜した後、ガンダムF90-1号機と交戦した。1号機をかつてのア・バオア・クー戦におけるRX-78-2 ガンダムと同じように頭部と左腕を失うまで追いつめたが、敗北し頭部、胸部、両足を失い大破した。

ガンダムF90II[編集]

諸元
ガンダムF90II
型式番号 F90II (F90-2), F90II-B
所属 地球連邦軍
建造 サナリィ
生産形態 試作機
頭頂高 15.1m
本体重量 7.7t
全備重量 18.4t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
出力 3,880kW
推力 30,610kg×2 (本体)
9,870kg×2 (本体)
合計80,960kg
推力重量比(4.40)
武装 バルカン砲×2
各種ミッションパック
ビームサーベル×2
ビームライフル
シールド
各種ミッションパック
搭乗者 ナナ・タチバナ
その他 ハードポイント×11
ウェポンラック×1

オールズモビルに強奪されたF90の2号機は大幅な改修(火星独立ジオン軍仕様)を施されており、また1号機との戦闘で両足や胸部、頭部をはじめ機体の60%を欠損し大破しているという状況だった。サナリィに回収され改めて機体状況を検分した際、ジェネレータを含む動力部や制御コンピュータは無傷だったことで、2号機の再生計画が立案された[1]

修復の際には同時期に基礎設計を終えていた次期試作機のF91より技術的なフィードバックがあったといわれ[1]、機体パーツの6割を新造されF90IIとして生まれ変わった(宇宙世紀0121年10月28日ロールアウト)。

主な改装点としては完全に失われていた両足のフレームを新開発のものに刷新[1]、新型の頭部には構造上のバグを指摘されたニューロコンピュータにかわり[1]部分的に生体部品を使用したバイオコンピューターを内蔵、ジェネレーターも効率を向上させた新型となり[1]、胸部デザインも変更され、F91に近い形状となった。

また、火星独立ジオン軍による改装の際に失われたミッションパックシステムも再導入され、F90のものをそのまま使用できる。機体色もかつてのRX-78-2 ガンダムに近い塗装に変更された(ハードポイント部は1号機の青と違い朱に近い赤)。

なおIタイプとLタイプ(一説にJタイプ)のミッションパックはF90IIの完成と同時期に開発されたものだが、ハードポイントの規格は変わっていないため、1号機でも問題なく使用できる。

劇中での活躍
漫画『機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統』に登場。宇宙世紀0123年、コスモ・バビロニア建国戦争においてナナ・タチバナが搭乗し、Lタイプにて出撃し、遠距離狙撃により多大な戦果を上げる。しかしバイオコンピューターの調整が不十分だったため接近戦には対応できず、システムエラーを起こして起動不能となってしまった。
機体とパイロットは無事に回収されている。

ガンダムF90III[編集]

クラスターガンダム[編集]

諸元
クラスターガンダム
型式番号 F90IIIY (F90III-Y), F90Y
所属 地球連邦軍
建造 サナリィ
生産形態 試作機
頭頂高 15.0m
本体重量 9.7t
全備重量 26.5t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×46
出力 4,550kW
推力 16,010kg×4
7,400kg×2
10,480kg×4
推力重量比(4.56)
(総推力)合計120,760kg
武装 バルカン砲×2
ビームバルカン×2
各種ミッションパック
ビームサーベル×2
ビームライフル
ビームシールド×1
メガビームバズーカ×2
各種ミッションパック
搭乗者 ウォルフ・ライル
その他 ハードポイント×10
ウェポンラック×1

クラスターガンダムはF90シリーズのうち、Yタイプ(ヤングスタータイプ)のミッションパックとされるコア・ブロック・システム実現の為に建造されたMSである。サナリィからは未完成のガンダムF90の3号機のパーツを素体として開発したと発表されているため、一般にクラスターガンダムとガンダムF90IIIは同じものとされるが、ガンダムF90IIIは X, Y, Zタイプのベース機だとする説もある。

クラスターガンダムの場合はF90バックパックとYタイプバックパックユニットとが異なりYタイプバックパックユニットの背中にはハードポイントがないが、他のハードポイントは全て使用可能である。しかしプラモデル解説書によるとクラスターガンダムはYタイプバックパックユニットからF90I、またはF90II用の「ノーマルバックパック」や、他のミッションパックの「バックパックユニット」にも換装可能であると説明されている。さらにバックパックも取り除いて、MS単体としての能力を研究する機体でもある。つまりクラスターガンダムも他のガンダムF90と変わらずどのミッションパックも従来通りに取り付け可能である。

武装としては多数のビーム兵器を搭載しており、中でもメガビームバズーカは後に連邦軍に正式採用されるなど、高い評価を得ている。そのビームの収束率の高さから、本機の名称もクラスター(収束)ガンダムと名づけられたといわれている。また、本機はコア・ブロック・システム を搭載した機体であり、Yタイプミッションパックのバックパックと接続することでコア・ブースターとしても運用出来る。

宇宙世紀の軍事雑誌「月刊MSジャーナル」の増刊「ダイジェスト版 第5号 冬の大サービス号 U.C.0122.12.05」によれば、宇宙世紀0122年11月20日、サナリィ開発部の月本部においてF90IIIをマスコミに公開すると発表したが、そこで公開されたのは開発されていることすら知られていなかったF91の試作1号機だったとのことであり、結局コスモ・バビロニア建国戦争の開戦までクラスターガンダムの存在は知られなかったようである。ガンダム・ファクトファイルではバイオコンピューター搭載と記述されている。

搭乗者のウォルフはコア・ファイターからガンダムへ換装した際に、このシステムはF91より後に作られたもの、F91の新型と発言している。

ちなみにクラスターガンダムは漫画『機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91 第二章 クラスターガンダム編』では残像を出しているが、F91の残像と同等の現象なのかは不明。劇中では残像を見たクロスボーン・バンガードの追撃隊は「信じられん速さで移動する」と発言し、直後にランサーを一振りして全ての残像をかき消している。

武装
メガビームバズーカ
サナリィが新開発したビーム兵器。そのビームの収束率の高さから、本機の名称もクラスター(収束)ガンダムと名づけられたといわれている事からもビームを収束させる機能が付いていると思われる。『機動戦士Vガンダム』で描かれた宇宙世紀0153年でもサナリィが製造したメガビームバズーカは連邦軍のジェムズガンやジャベリン、リガ・ミリティアのガンイージやガンブラスターも武器として使用している。
マニピュレーター携帯時
ガンダムF91が所持するビームランチャー以上の威力があるとも言われている。
ハードポイント接続時
メガビームバズーカは左右の腰部ハードポイントへの接続で機体から直接エネルギー供給を受けてビームを射出することも可能である。この状態では能力が高められ、クロスボーン・バンガードの追撃隊によりガンダムF91のVSBR(ヴェスバー)の射撃に誤認された例もある。よってVSBRと同等の機能変化を起こす可能性が挙げられている。また上記で語られている様にビームを収束させる機能が付いていると思われる。つまりビームを収束させて可変速で撃ち出す複合機能を持った新技術がメガビームバズーカという兵器の特徴であるといえる。
新型ビームシールド
ビームシールドは手持ち式となり、マニピュレーターからのエネルギー供給が可能である。腕部ハードポイントへの接続で機体から直接エネルギー供給を受けてより強力なビームシールドを展開することも可能である。そして、シールド以外の機能を盛り込もうとしていた形跡が認められる。まだその秘密は明らかにされていない。
劇中での活躍
漫画『機動戦士ガンダム シルエット・フォーミュラ フォーミュラ91の亡霊』においては、まずはコアファイターのみでクロスボーン・バンガードに制圧24時間後のフロンティアⅠへウォルフ少尉が潜入するのに使用された。極秘資料の入ったメモリーチップを入手したウォルフ少尉、それを追撃にかかるデス・ガンズ。大佐からの通信によりアステロイドベルト(暗礁宙域)ポイント6381に向かいそこにあるメカと換装するようウォルフ少尉は命令を受ける。そこにあるメカと換装を完了したコアファイターはガンダムF90Ⅲ(クラスターガンダム)となった。換装直後であるにも関わらずウォルフはガンダムを乗りこなし分身を発動、メガビームバズーカをイアン中尉の搭乗したデナン・ゾンに直撃させ撃墜した。続いてガンマッド少佐のデナン・ゲーには分身を掻き消されピンチに陥ったものの、コロニーミラーの残骸へメガビームバズーカを反射させることで死角から攻撃、撃墜した。

F90Y改[編集]

バンダイ発行の雑誌「模型情報」1993年8月号に掲載。

F90Y、F90IIIYまたはクラスターガンダムを改造し、上半身自体をコアファイター式に改良した試製トップファイターを装着するMSである。上半身にあたる試製トップファイター以外はデザインされていないため、MSとしての全体像は詳細不明であるが、頭部はクラスターガンダムとほぼ同じであり、腕部にはコア・ファイター時にカナード翼となるアーマーが付いている。下半身のパーツは変形するのかも謎のままであり、まだ設定画も公表されていない。

模型情報1993年8月号のF90Y改の試製トップファイターの掲載画で大河原邦男は「クラスターガンダムはどことなくガンイージと似ているシルエットをしています。L・MのMSはサナリィの流れをくむものかもしれませんね」とコメントしている。

ミッションパック[編集]

ガンダムF90は、肩部、前腕部、脚部などの機体各所にハードポイントHard Point)が設置されており、運用目的ごとにフォーマット化されたミッションパックMission Pack)を装備することで、主力攻撃から後方支援、遊撃戦闘、強襲など多彩な任務に対応できる。それぞれの装備の設定はすべてコンピューターに組み込まれており、簡単な設定変更を行えば短時間での換装が可能で、必要とあれば装備同士が干渉しない限りにおいて異なる種類のミッションパックを混載することもできる。

また、各ミッションパックには必要に応じてサブジェネレーターが搭載されている。これは万能人型兵器から汎用人型兵器への設計思想転換におけるサナリィなりの解答のひとつで、装備変更によって生じる余剰出力や余分な反応炉重量等を減らす事を目的に設計された。装備とMS本体を徹底的に分離する事で成し得たMS単体の小型軽量化は、新技術に頼らない部分でのサナリィの着想の優良さの証左でもある。

ちなみに、ミッションパックの強制排除も可能である。F90を背中から抱え込んだ火星ジオン軍のF90がF90のミッションパック強制排除により片腕が破損したことがある。

ミッションパックはアルファベットに対応した26種類(ホビージャパン発行の書籍『GUNDAM WEAPONS3』によれば27種類)が計画されており、以下のようなものがある。このうちYタイプはミッションパックの代わりにコア・ブロック・システムを採用した機体クラスターガンダムとして完成している。Nタイプについてはトップシークレットとされ、Xタイプ、Zタイプについては詳細は不明である。このうち良好な性能を示したミッションパックは更に開発を推し進め、そのコンセプトに特化した新型機として完成することとなった。

開発プラン[編集]

以下に開発プラン (plan proposal of all standards test F90) を挙げる。このうち、どこまでが実際に開発されたかは不明である。詳細が公表されているのも一部に過ぎない。

Aタイプ (アサルトタイプ、Assault Type)
長距離侵攻仕様。
Bタイプ (ボンバードタイプ、Bombard Type)
砲撃戦仕様と見られるが、詳細不明。
Cタイプ (コールドネスタイプ、Coldness Type)
寒冷地仕様と見られるが、詳細不明。
Dタイプ (デストロイドタイプ、Destroyed Type)
接近・制圧戦仕様。
Eタイプ (エレクトロニックタイプ 、Electronic Type)
電子戦仕様。EWAC仕様とされることもある。
Fタイプ (ファイトタイプ、Fight Type)
格闘・白兵戦仕様と見られるが、詳細不明。
Gタイプ (ガードタイプ、Guards Type)
近衛・護衛仕様と見られるが、詳細不明。
Hタイプ (ホバータイプ、Hover Type)
陸上機動戦仕様。
Iタイプ (インターセプトタイプ、Intercept Type)
迎撃・追撃戦仕様。
Jタイプ (ジャケットタイプ、Jacket Type)
追加・増加装甲仕様と見られるが、詳細不明。一説によれば、宇宙世紀0121年10月28日にガンダムF90II及びIタイプオプションと同時に完成したとされる(バンダイ発行の雑誌「模型情報」別冊「MSハンドブック」)。
Kタイプ (キープタイプ、Keep Type)
防衛・持久戦仕様と見られるが、詳細不明。
Lタイプ (ロングレンジタイプ、Long-range Type)
長距離狙撃仕様。
Mタイプ (マリンタイプ、Marine Type)
水中戦仕様。
Nタイプ (N Type)
<top secret> (トップシークレット)。詳細不明。「月刊MSジャーナル」によれば次期主力戦闘仕様(ネクストタイプ、Next Type)とされ、ガンダムF91の開発ベースになったとされるが、真相は不明である。核兵器 (Nucleus) 搭載ともニュータイプ兵器 (New-TYPE) 搭載とも噂されている(「Bクラブ」の連載『月刊MSジャーナル』)。
Oタイプ (オフィサータイプ、Officer Type)
士官指揮官仕様と見られるが、詳細不明。
Pタイプ (プランジタイプ、Plunge Type)
大気圏突入仕様。
Qタイプ (クイックタイプ、Quick Type)
詳細不明。日本語での意訳は運動性(強化)仕様。
Rタイプ (レコノイタータイプ、Reconnoiter Type)
偵察仕様と見られるが、詳細不明。
Sタイプ (サポートタイプ、Support Type)
長距離支援仕様。
Tタイプ (トレーサータイプ、Tracer Type)
追跡仕様と見られるが、詳細不明。
Uタイプ (アップリフトタイプ、Up-Lift Type)
詳細不明。日本語での意訳はかさ上げ=性能向上仕様。
Vタイプ (ヴェスバータイプ、V.S.B.R. Type)
新型火器試験仕様。
Wタイプ (ウォーバードタイプ、Warbird Type)
詳細不明。Warbird(ウォーバード)とは軍用機の意である。書籍『データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編II]』153ページにF99 レコードブレイカーとのつながりが記述されている[4]が、本書以外にこの情報は確認されていない。

未知のイニシャル[編集]

以下は "Unknown initials"(未知のイニシャル)と呼ばれ、サナリィはマスコミに対してその名称すらも公表していない。これらはガンダムF90IIIとして開発されたという説も存在するが、一般にはガンダムF90IIIといえばクラスターガンダムのことのみをさす。

Xタイプ (エキストラタイプ、Xtra Type)
<armerment part> (アーマメントパーツ)。詳細不明。各部オプションアーマメント装着タイプの事であろうか。
Yタイプ (ヤングスタータイプ、Youngstar Type)
<F90-No.3> 。Youngstar(ヤングスター)とは若者の意である。詳細はクラスターガンダムを参照。
Zタイプ (ゼロタイプ、Zero Type)
<F0-No.1> 。詳細不明。説明をそのまま解釈するとF0シリーズの1号機ということになるが、F0なる機体は公表されておらず、実在するものかどうかは不明である。

オプション武装[編集]

各ミッションパックのオプション武装は混在可能であるため、F90には上記以外にもいくつかのバリエーションが存在する。

PVスペシャル (PV Special)
SDガンダムBB戦士オリジナル。PタイプとVタイプのオプションを同時に使用する。

ガンダムF90 A,D,Sタイプ混合装着[編集]

諸元
ガンダムF90 A,D,Sタイプ混合装着
型式番号 F90
所属 地球連邦軍
建造 サナリィ
生産形態 装備換装型試作機
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
武装 ビームライフル×1
バルカン砲×2(本体)
ビームサーベル×2(本体)
シールド×1
4連装グレネードラック×1
5連装ロケット弾パック×1
4連ビームキャノン×1
2連ミサイルポッド×1
メガビームキャノン×2
MSクラッカー×2
メガビームバズーカ×1
クルージングミサイル×2
搭乗者 デフ・スタリオン
デフ・スタリオンが第一次オールズモビル戦役における最終決戦で基本装備に加え以下のオプションを装備して出撃した。Aタイプ、Dタイプ、Sタイプの残っていたオプションを同時に装着する事で、機動性はノーマル状態より落ちてしまってはいるが、火力は大幅に強化された他に3タイプの利点を同時に併せ持つ事となった。弾薬を使い切ったり敵に破壊されたオプションは次々に切り離し、最終的にはノーマルのF90となっている。ちなみにゲームなどでは「ガンダムF90(フル装備)」と表記される事が多い。
劇中での活躍
火星独立ジオン軍との最終決戦時に降下船に残っていた各種オプションをF90に装備して出撃。圧倒的な火力と豊富な武装で火星独立ジオン軍の機体を次々と撃破していったが、基地内に侵入後に現れたガンダムF90火星独立ジオン軍仕様と戦闘になる。搭載した全ての武装を使い切りながらも火星独立仕様のF90を撃破し、本機は大破したもののデフと共に生き残った。
  • ビームライフル
  • ビームサーベル
  • シールド×1(背部。ただし、確認できるのは出撃時の1コマのみ)
  • 左肩:4連装グレネードラック×1 (Dタイプ)
  • 右腕:5連装ロケット弾パック×1 (Dタイプ)
  • 左腕:4連ビームキャノン&2連ミサイルポッド (Sタイプ)
  • 背部(バックパック):メガビームキャノン×2 (Sタイプ)
  • 両腰前部:MSクラッカー (Dタイプ)
  • 両腰側部:メガビームバズーカ用エネルギーパック(スペア) (Aタイプ)
  • 臀部(ウェポンラック):メガビームバズーカ (Aタイプ)
  • 両足:クルージングミサイル×2 (Sタイプ)

ミッションパック対応[編集]

ミッションパックが接続できるハードポイントは、右肩部・左肩部・右腕部・左腕部・右腰前部・左腰前部・右腰側部・左腰側部・右脚横部・左脚横部・右脚膝頭・差脚膝頭・ノーマルバックパック背部の13箇所である[5]。さらに臀部にはウェポンラックが1箇所存在するが、こちらもハードポイントと同様の機能を持つ。また、バックパックそのものも交換可能であり、バックパック交換基部が1箇所ある。

ミッションパックはF90の各機体で互換性があり、ハードポイントが空いていれば共用が可能。実際、木星戦役時にF90II用に開発されたIタイプのミッションパックをF90が使用している。

現在のB, C, E, F, G, I, J, K, N, O, Q, R, T, U, W, X, Y, Zタイプの設定は角川書店発行の雑誌「ガンダムエース」2004年9月号が初出である。

Nタイプはかつてバンダイ発行の雑誌「Bクラブ」において、次期主力戦闘仕様 (Next Type) としてデザインも起こされている。「各部オプションアーマメント装着」の名称はプラモデル「1/100 ガンダムF90A/D/S」から。

ガンダムF90のミッションパック対応(上半身&ウェポンラック)
  右肩部 左肩部 右腕部 左腕部 バックパック接続基部 ノーマルバックパック
背部
臀部
(ウェポンラック)
F90本体 - - - - ノーマルバックパック - -
F90II本体 増加スラスター 増加スラスター - - ノーマルバックパック - -
F90IIIY本体 増加スラスター 増加スラスター - - コア・ブースターバックパック (存在しない) -
Aタイプ 機動ユニット 機動ユニット 増加プロペラントタンク 増加プロペラントタンク (ノーマルバックパック) 機動ユニット基部 メガビームバズーカ
Dタイプ 4連グレネードラック 4連グレネードラック 5連ロケット弾パック 5連ロケット弾パック (ノーマルバックパック) シールド メガガトリングガン基部
Hタイプ 4連ミサイルポッド 4連ミサイルポッド 2連グレネードパック シールド ホバーシステム用バックパック (存在しない) ホバーユニット
Iタイプ F90II本体増加スラスター F90II本体増加スラスター - - (ノーマルバックパック - -
Lタイプ ビームサーベルラック 精密照準用複合センサー 連装ミサイルランチャー 連装ミサイルランチャー (ノーマルバックパック) サーモスコープ&追加スラスターパック ウエストステー(ロングレンジライフル基部)
Mタイプ シュノーケルカメラ サーチライト 3連マリンロケットパック 3連マリンロケットパック ハイドロジェット用バックパック (存在しない) -
Pタイプ センサー ビームキャノン ウイング(兼シールド) ウイング(兼シールド) 大気圏突入システム用バックパック (存在しない) -
Sタイプ メガビームキャノン メガビームキャノン 4連ビームキャノン&2連ミサイルポッド 4連ビームキャノン&2連ミサイルポッド (ノーマルバックパック) メガビームキャノン基部 -
Vタイプ スタビライザー(兼放熱フィン) スタビライザー(兼放熱フィン) メガガトリングガン ビームシールド 新型バックパック (存在しない) 増加スラスター
Yタイプ(F90III) F90III本体増加スラスター F90III本体増加スラスター - 手持ち型ビームシールド(ハードポイントにも接続可) Yタイプブースターバックパック (存在しない) -
ガンダムF90のミッションパック対応(下半身)
  右腰前部 左腰前部 右腰側部 左腰側部 右脚横部 左脚横部 右脚膝頭部 左脚膝頭部
F90本体 - - - - - - - -
F90II本体 - - - - - - - -
F90IIIY本体 - - - - - - - -
Aタイプ - - メガビームバズーカ用エネルギーパック(スペア) メガビームバズーカ用エネルギーパック(スペア) 増加プロペラントタンク 増加プロペラントタンク - -
Dタイプ MSクラッカー MSクラッカー - メガガトリングガン 増加スラスター 増加スラスター - -
Hタイプ 投光器 投光器 ホバーユニット ホバーユニット ホバーユニット ホバーユニット - -
Iタイプ - - - - 推力増加ユニット 推力増加ユニット 脚部前側アーマー 脚部前側アーマー
Lタイプ - - - ロングレンジライフル用120mm高速徹甲弾カートリッジ(スペア) ロングレンジライフル用エネルギーパック(スペア) ロングレンジライフル用エネルギーパック(スペア) - -
Mタイプ センサー センサー 6連アローシューター(スペア) コンバットナイフ ホーミングトーピドー ホーミングトーピドー - -
Pタイプ - - - - 推力増加ユニット 推力増加ユニット - -
Sタイプ - - - - クルージングミサイル クルージングミサイル - -
Vタイプ 増加スラスター 増加スラスター ビームシールド(スペア) ビームサーベルラック スタビライザー(兼放熱フィン) スタビライザー(兼放熱フィン) - -
Yタイプ(F90III) - - メガビームバズーカ メガビームバズーカ - - - -

ミッションパックバリエーション[編集]

Aタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90アサルトタイプ
型式番号 F90A, F90IA
本体重量 9.8t
全備重量 80.3t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×51(本体)+10
出力 3,160kW
推力 27,510kg×2 (本体)
9,870kg×2 (本体)
27,510kg×4
合計184,800kg
推力重量比(2.30)
武装 バルカン砲×2(本体)
マシンキャノン×2
ビームキャノン×2
メガビームバズーカ×1
ビームサーベル×2(本体)
搭乗者 デフ・スタリオン
ベルフ・スクレット

長距離侵攻仕様のミッションパックである。高い機動力を生かして敵陣深くに侵攻し重要拠点をピンポイント攻撃することを目的として開発された。宇宙世紀0111年9月にガンダムF90の1号機及びD、S、M、Hタイプオプションと共に完成した。

前腕部に6t、脚部に17tのプロペラントタンクを設置し、単独での長距離移動や長時間の作戦行動が可能である。誘爆を避けるため通常のプロペラントタンクに比べ装甲が厚くなっており増加装甲としても機能し、機体の安定性を保持するためプロペラントを消費した後も装着したまま用いることが多かった。機動ユニットに設置されたマシンキャノン、ビームキャノン各2門と後腰部ウェポンラッチに携帯したメガビームバズーカで攻撃を行う。腰部左右のハードポイントにはメガビームバズーカ用の予備エネルギーパックを装備する。

ミノフスキークラフトユニット
肩部の機動ユニットに設けられたスラスターとミノフスキークラフトにより大気圏内での飛行も可能である。飛行状態の安定性を高めるため機動ユニットは肩部のハードポイントで固定され、機体の制御は脚部及び主翼によるAMBACで行う。機動ユニットは普段は肩部のハードポイントで固定されているが戦闘時の際に近接戦闘を強いられる場合や射撃の射角を増やす場合には度々外されている。『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』にもそういったシーンが見受けられる。

Dタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90デストロイドタイプ
型式番号 F90D,(F90ID)
本体重量 8.9t
全備重量 21.3t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
出力 3,160kW
推力 27,510kg×2 (本体)
9,870kg×2 (本体)
16,510kg×4
合計140,800kg
推力重量比(6.61)
武装 バルカン砲×2(本体)
4連グレネードラック×2
5連ロケット弾パック×2
メガガトリングガン×1
ビームサーベル×2(本体)
ビームライフル(本体)
MSクラッカー×2
搭乗者 デフ・スタリオン
ベルフ・スクレット

Dタイプ(デストロイドタイプ)は接近戦仕様のミッションパックである。

敵勢力に対する面制圧を目的とする。重機関砲、クラッカー、ロケット弾など、大量の接近戦用火器を持つ重装接近戦タイプ。宇宙世紀0111年9月にガンダムF90の1号機及びA、S、M、Hタイプオプションと共に完成した。

Eタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90電子戦(早期警戒・索敵)仕様
型式番号 F90E,(F90IE)
本体重量 8.2t
全備重量 20.8t
出力 3,160kW
推力 27,510kg×2 (本体)
9,870kg×2 (本体)
合計74,760kg
推力重量比(3.60)
武装 バルカン砲×2(本体)
他不明

電子戦(Electric[4])もしくは早期警戒・索敵(EWAC)仕様のミッションパックである。強行偵察タイプとされることもあるが、詳細が不明である。

Eタイプの設定画は1991年2月にバンダイが発行した書籍『ENTERTAINMENT BIBLE.25 機動戦士ガンダム MS大図鑑 PART.4 MS開発戦争編』に掲載されたが、『模型情報』1991年4月号において「実際には存在しないものが掲載された」とされ、その後の書籍に画稿の掲載はない。その後刊行されたメディアワークス発行の雑誌『電撃ホビーマガジン』の企画『U.C.アーカイブ』内でEタイプの記述があり、設定上は存在していることがうかがえる。

Hタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90ホバータイプ
型式番号 F90H,(F90IH)
本体重量 8.6t
全備重量 21.1t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×51(本体)+2
出力 3,160kW
推力 27,510kg×2 (本体)
9,870kg×2 (本体)
47,710kg (ホバー総推力)
合計122,470kg
推力重量比(5.80)
武装 バルカン砲×2(本体)
4連ミサイルポッド×2
2連グレネードパック×1
ビームピストル×1
搭乗者 ベルフ・スクレット

陸上における機動戦闘仕様のミッションパックである。一年戦争時のドムのホバー走行を参考にして開発された、目標に対する一撃離脱戦法を目的とする陸戦用機動戦闘タイプ。ホバーによる高速移動で目標を追い、ミサイルポッドなどで攻撃する。宇宙世紀0111年9月にガンダムF90の1号機及びA、D、S、Mタイプオプションと共に完成した。

ゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』に登場する予定でデザインされたが、実際には登場しなかった。 漫画『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラ戦記0122』(ガンダムマガジン版)では地上での戦闘時に一コマのみ登場している。

Iタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90IIインターセプトタイプ
型式番号 F90II I,(F90II-I),F90-I,(F90I-I)
本体重量 9.7t
全備重量 ?t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×58(本体)+5(フライトシールド部)
出力 4,150kW
推力 30,610kg×2 (本体)
9,870kg×2 (本体)
27,840kg×2 (フライトシールド部)
5120kg×1 (フライトシールド部)
合計188,080kg
推力重量比(?)
武装 バルカン砲×2(本体)
ビームサーベル×2(本体)
ビームランサー×1
マシンキャノン×2(フライトシールド部)

迎撃・追撃仕様のミッションパックである。インターセプタータイプ (Interceptor Type) とも。

ブースターを内蔵したフライトシールドと呼ばれる大型シールドと脚部に装備する推力増加ユニットにより高い機動性を有する。専用のビームランサーを装備。宇宙世紀0121年10月28日にガンダムF90II及びLタイプオプション(一説にJタイプオプション)と同時に完成した。 一部の資料に装甲をチタン合金ハイセラミック複合材とするものがある。なお、Iタイプの設定画像を見る限りでは、脚部前側アーマーの取り付けが脚部横のハードポイントだけでは不可能ではないかと考えられるが、このことについて明記した資料は存在しない。しかし、ガンプラのガンダムF90(A,D,Sタイプ)の説明書にハードポイントらしきデザインは描かれている。

ビームランサー
ビームランサーは通常の近接格闘武器としても使用する。また遠距離の射撃武器としても使用可能であり、その際にはランサー型のビームを撃ち出すことと拡散ビーム砲を撃ち出すことも可能である。
フライトシールド
フライトシールドはブースターを内蔵した大型シールドである。海上での大気圏突入と飛行の目撃の話が存在する。またMA形態に変形しての飛行も可能である。その際には空気抵抗低減の為にシールドによって頭部が隠れる。またフライトシールドはIタイプユニットにおける最重要パーツであるために、破壊される可能性を軽減するためにIフィールド効果が付与されているともされている。そのIフィールドが大気圏突入の際にもなんらかの効果を発揮するとされる。

Iタイプ 木星決戦仕様[編集]

諸元
ガンダムF90Iインターセプトタイプ 木星決戦仕様
型式番号 F90-I,(F90I-I)
本体重量 9.7t
全備重量 ?t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×58(本体)+5(フライトシールド部)
出力 4,150kW
推力 30,610kg×2 (本体)
9,870kg×2 (本体)
27,840kg×2 (フライトシールド部)
5120kg×1 (フライトシールド部)
合計188,080kg
推力重量比(?)
武装 バルカン砲×2(本体)
ビームサーベル×2(本体)
ショットランサー兼ビームライフル×1
小型核ミサイル
マシンキャノン×2(フライトシールド部)


元々のデザインではF90IIが装備しているが、『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』ではF90Iが装備して運用されている。この時代においてはすでに旧式の機体となっているが、現行のMSに対抗出来得るように可能な限りのチューンナップが本体にもミッションパックにも施されている。武装は小型核ミサイルを付属した実体型のショットランサー兼ビームライフルを装備しているがこの武装は本来のIタイプと違う武装である。

ショットランサー兼ビームライフル
ショットランサーは通常の近接格闘武器としても使用する。また遠距離の射撃武器としても使用可能であり、その際にはランサーの穴の部分からビームを撃ち出す。
小型核ミサイル
小型の核ミサイルをショットランサーに付けている。威力はコロニーレーザーを破壊するために用意されているためにかなりのものになる。

Lタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90IIロングレンジタイプ
型式番号 F90IIL,(F90II-L),F90L
本体重量 11.5t
全備重量 27.2t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×58(本体)
出力 4,290kW
推力 22,560kg×4
9,870kg×2
合計109,980kg
推力重量比(4.04)
武装 バルカン砲×2(本体)
ビームサーベル×2
連装ミサイルランチャー×2
精密照準用複合センサー×1
サーモスコープ×1
ロングレンジライフル×1
搭乗者 ナナ・タチバナ

長距離狙撃仕様のミッションパックである。長距離射撃のデータをとるだけではなく、発射する実弾やビームの軌道を如何に変えるかの実験も行ったミッションパックである。実弾とビームを選択して撃てるロングレンジライフルを装備する。連装ミサイルランチャーは中距離用ミサイルランチャーとも呼ばれる。

宇宙世紀0112年02月にV、Pタイプオプションと共に完成したとする説と、宇宙世紀0121年10月28日にガンダムF90II及びIタイプオプションと同時に完成したとする説がある。

ロングレンジライフル
ロングレンジライフルは実弾とビームを撃ち分けることが可能な兵器である。ロングレンジライフルの実弾は内蔵している火薬を炸裂させる事により途中で一度だけ方向転換が可能で、物陰に隠れた対象でも曲射できる。ホーミング弾ではないため、撃つ前にコンピューターで入力する必要がある。ビームは新技術の筒状Iフィールドで以前よりもビームの進行方向を曲げることが可能。
腰部ハードポイントに実弾の弾帯を、脚部ハードポイントにビーム用のEパックを左右1つずつ装備する。
VSBRに搭載されている大規模コンデンサーを搭載し、さらにEパックを取り付けているためにハードポイント接続をしなくとも強力なビームは放てるが、ハードポイントに接続すればF9シリーズの性質上、本体からのエネルギー供給が可能であるため、強力なビームを理論上放てる。つまりビームを付属のEパックのエネルギーで撃つ場合と本体からミッションパックを介してのエネルギーで撃つ場合とがある。さらに後の実験にはジェネレーター搭載版や大型粒子加速器を取り付ける計画もあるとされる。

漫画『機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統』では、宇宙世紀0123年、コスモ・バビロニア建国戦争においてナナ・タチバナがガンダムF90II Lタイプに搭乗し、超長距離狙撃作戦に参加し戦果を挙げた。しかし、バイオコンピュータの調整不足により接近戦闘には対応できない状態だった。L装備を分離排除した際にバイオコンピュータにエラーが発生し、行動不能となった。

『GUNDAM FIX FIGURATION』の0021a ガンダムF91ハリソン機(2004年8月発売、ガンダムF90とのコンパチモデル)ではガンダムF90の1号機が装備できるF90用の武装としてロングレンジライフルが付属する。しかしL型装備の全パーツは付いておらずL型ミッションパックの全装備はできない。

Mタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90マリンタイプ
型式番号 F90M,(F90IM)
本体重量 9.5t
全備重量 22.5t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×51(本体)+14
出力 3,160kW
推力 ノーマルバックパック時:27,510kg×2 (本体)、9,870kg×2 (本体)
合計74,760kg
推力重量比(3.32)
ハイドロジェット用バックパック時:66,540kg
合計66,540kg
推力重量比(2.96)
武装 バルカン砲×2(本体)
3連マリンロケットパック×2
ホーミングトーピドー×4
6連アローシューター×1
コンバットナイフ×1
その他 最大潜行速度:90Kt
最大潜行深度:400m

水中戦仕様のミッションパックである。背部バックパックに大型ハイドロジェットを装備し、コンバットナイフ、水中銃、魚雷などを装備する。F90本体のノーマルバックパックをそのまま使用することもできる。宇宙世紀0111年9月にガンダムF90の1号機及びA、D、S、Hタイプオプションと共に完成した。

最大潜行深度は400mでゴッグの1.6倍、最大潜行速度(原典では最大潜行深度とされている)は90Ktでゴッグの1.2倍である。

ゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』に登場する予定でデザインされたが、実際には登場しなかった。

Pタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90プランジタイプ
型式番号 F90P,(F90IP)
本体重量 10.7t
全備重量 32.5t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 51(本体)+20
出力 3,160kW
推力 27,510kg×2 (本体)
9,870kg×2 (本体)
12,320kg×10
合計197,960kg
推力重量比(6.09)
武装 バルカン砲×2(本体)
ビームキャノン×1
搭乗者 ベルフ・スクレット

大気圏突入仕様のミッションパックである。機体下面にフライングアーマーを装着し、ウェイブライダー形態となる。両腕に装備したウイング部はMS形態時にはシールドになる。戦闘を想定した装備ではないので、一応武装はされているがビームキャノン1門のみとかなり貧弱なものである。宇宙世紀0112年2月にVタイプオプション(一説にLタイプオプションとも)と共に完成した。

ゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』においては大気圏突入仕様と呼ばれ、宇宙から地球に舞台が移る際のイベントにおいてのみ登場するため、特に戦闘はしていない。

Sタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90サポートタイプ
型式番号 F90S,(F90IS)
本体重量 11.3t
全備重量 25.2t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×51(本体)+6
出力 3,160kW
推力 27,510kg×2 (本体)
9,870kg×2 (本体)
合計74,760kg
推力重量比(2.97)
武装 バルカン砲×2(本体)
メガビームキャノン×2
2連ミサイルポッド×2
4連ビームキャノン×2
クルージングミサイル×2
搭乗者 デフ・スタリオン

長距離支援仕様のミッションパックである。遠距離用のビーム砲やレールキャノン、誘導ミサイルなど支援兵器を多数装備し、長射程用の複合照準器を持つ。砲撃時は機体背部の支持ジャッキで機体を固定し、砲撃の際の反動を吸収し命中精度を上げている。宇宙世紀0111年9月にガンダムF90の1号機及びA、D、M、Hタイプオプションと共に完成した。

Sタイプでのテスト結果を元にして再設計された試作機がキャノンガンダムであり、更に量産機として再設計したのがGキャノンである。

Vタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90ヴェスバータイプ
型式番号 F90V (F90IV)
本体重量 8.7t
全備重量 21.5t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×66
出力 4,420kW
推力 13,980kg×3
7,450kg×3
5,260kg×6
合計95,850kg
推力重量比(4.46)
武装 バルカン砲×2(本体)
メガガトリングガン×1
ヴェスバー×2
ビームサーベル×2(本体)
ビームライフル(本体)
搭乗者 ベルフ・スクレット
ナナ・タチバナ

新型火器試験仕様のミッションパック。新兵器ヴェスバーとビームシールドを運用するために制作されたテストベッドである。ガンダムF91の設計を基に建造された。宇宙世紀0112年2月にPタイプオプション(一説にLタイプオプションとも)と共に完成した。

バックパックに内蔵したサブジェネレーターにより、Aタイプの機動性とDタイプの火力を持つ[6]。スペック上はF91同等の戦闘力を持ち[6]、大量のエネルギーを必要とするヴェスバーとビームシールドを同時に使用可能。しかし機体の状態によってはシールドビームの形成が不安定になる場合もあり、以後の課題とされた。増設したジェネレータの余力を受けて脚部スラスターを追加し機動性を向上している[7]。また限界稼動時の排熱に対処するため、両肩部および両脚部にスタビライザー兼用の放熱フィンが装備されているが、限界稼働時には廃熱処理が追い付かなかったとされる[6]

なお、Vタイプの開発データをアナハイム・エレクトロニクス社は非合法に入手し、それを基にシルエットガンダムを開発した。

ビーム・ライフル
Vタイプ用に開発された収束率を高めた専用ライフル[7]
ビーム・シールド
次世代型MSの標準装備として計画された防御兵器[7]。ビーム・サーベルと同原理のビームを板状に展開し、実弾兵器/ビーム兵器にかかわらず防御するために制作された。メリットとしては攻撃にも転用可能なことおよびクリアな視界を保てることで、デメリットとしては防御時に展開し続けなければならないためジェネレータに高い負荷がかかる点である[7]
試作品のため、ビームの形成に難があったとされる[7]
試験型VSBR
ビームの射出速度を自由自在に変えて撃ち出すビーム兵器である。
エネルギーCAPを用いずジェネレータから直に電力を供給することで従来型ビーム兵器とは一線を画す性能を持つ[7]
ボディとのクリアランスに少々難があり、F91での課題とされた。またこの試験型VSBRに大容量コンデンサーが導入されているかは不明のままである。
この試験型VSBRのデータをアナハイム・エレクトロニクス社は極秘に入手した。

初出はゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』。


脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o バンダイ「B-CLUB 71号」月刊MSジャーナル第2号より
  2. ^ ニュータイプ100%コレクション18 ガンダムF91
  3. ^ 機動戦士ガンダムF91 モビルスーツ・イン・アクションU.C.0123
  4. ^ a b 書籍『データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編II]』153頁より。
  5. ^ プラモデルの説明書にあるF90の絵はガンダムF90後期型と呼ばれる藤田一巳リファインのF90であり、その説明書の絵には腕のハードポイントと同様のラックが膝頭のハードポイント部分にも描かれている
  6. ^ a b c 講談社『総解説 ガンダム辞典ver1.5』302頁
  7. ^ a b c d e f プラモデル『1/100 ガンダムF90-Vタイプ(新型火器試験仕様)』取扱説明書より

参考文献[編集]

  • 講談社 「ガンダムマガジン」第1号 - 第6号(1990年 - 1991年発行)
  • ラポート ラポートデラックス『機動戦士ガンダムF91』(1991年発行)
  • バンダイ 「MJ(模型情報)」別冊『SUPER MJ 機動戦士ガンダム最新MS造形資料集』
  • メディアワークス 『MOBILE SUIT Illustrated 2003 機動戦士ガンダム MS大全集2003』(2003年発行) ISBN 4-8402-2339-4

関連項目[編集]