ガンダムF90 (架空の兵器)

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機動戦士ガンダムF90 > ガンダムF90 (架空の兵器)

ガンダムF90(ガンダムエフきゅうじゅう:ガンダムフォーミュラナインティGUNDAM F90: GUNDAM FORMULA NINETY)は、「ガンダムシリーズ」の宇宙世紀系作品群に登場する架空の有人操縦式ロボット兵器。初出はプラモデルガンプラ)企画および漫画メディアミックス展開されていた『機動戦士ガンダムF90』。

人型機動兵器「モビルスーツ」(MS)の1機種。地球連邦軍の試作型ガンダムタイプMSで、『機動戦士ガンダムF91』の主役機「ガンダムF91」の前身にあたる機体。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』より過去の時代の作品に登場するMSは全高20メートル前後が標準サイズとなっているが、F90は15メートル程度にまで小型化されている。これは、『機動戦士ガンダムΖΖ』で触れられた「MSの恐竜的進化(多機能化による大型化)」による運用面の不備を改善するべく取られた措置で、軽量化や時代経過による技術革新によって大幅な性能向上を達成している。以降は『機動戦士Vガンダム』の時代に至るまで、15メートル級サイズがMSの主流となった。

小型化の設定が採用された理由については、「従来のサイズではMSと人間を同一画面内に収めることが難しい」という制作側の事情と、「大型の機体だとガンプラなどの立体商品の価格が高騰する」というメーカー側の事情が関係している。

アルファベットにちなんだ多彩なオプション装備を持ち、機体そのもののバリエーションも多い。

メカニックデザイン大河原邦男

機体解説[編集]

諸元
ガンダムF90
型式番号 F90 (F-90), F90I (F90-01)
所属 地球連邦軍
建造 サナリィ
生産形態 試作機
頭頂高 14.8m
本体重量 7.5t
全備重量 17.8t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
出力 3,160kW
推力 27,510kg×2
9,870kg×2
合計74,760kg
推力重量比(4.20)
武装 バルカン砲×2
各種ミッションパック
ビームサーベル×2
ビームライフル
シールド
各種ミッションパック
搭乗者 1号機
デフ・スタリオン
ベルフ・スクレット
ナナ・タチバナ
ミノル・スズキ
2号機
シド・アンバー
パッツィ・アンゲリカ

サナリィフォーミュラ計画において、宇宙世紀0111年に開発された新規格の小型MS[1][注 1]。機体名はF9シリーズの0号機としてF90とされる[3]。サナリィの技術担当重役であるジョブ・ジョンの下、アナハイム・エレクトロニクス社や木星支社から招聘したスタッフを加え、チーフデザイナーはDr.アルマイア・グッゲンバイガーが担当した[4][注 2]。同年に行われたコンペティションにおいては、アナハイム社が提出したMSA-120を押しのけ、次期主力機のテストベッドとして採用された[4][注 3]

ガンダムF90は性能検証用のワンメークモデルMSとして位置付けられる[4]。検証実験をしていき改良を加え、量産化していく流れの大元になったほか、F91の前型機となった[4]。F90の採用によってアナハイム社の独占は崩れたが、連邦軍上層部は実績のないサナリィの機体を量産する事は尚早と判断。データ収集と評価試験の継続が行われた。2機が製造され、うち第13実験戦闘団に配備された機体は火星での実戦データをもたらした[3]意図的にRX-78-2 ガンダムに似せられている。そのためガンダムF90の愛称で親しまれているが、正式名称はあくまでも「F90」である[要出典]バンダイ発行の雑誌「Bクラブ」の連載『月刊MSジャーナル』によれば、アナハイム・エレクトロニクス社の重役は宇宙世紀の軍事機関誌「月刊MSジャーナル」の記者に対し、この機体をあまりガンダムとは呼んで欲しくない、とコメントしている[要出典]

機体構造[編集]

装甲
装甲材にはヤシマ重工が開発したマイクロハニカム技術(金属中に発生するミノフスキー立方格子に沿って異種結晶化結合を成長させて生成する新素材)を導入し、ガンダリウム合金以上の強度と軽量化が実現。従来と比較し、ムーバブルフレームや装甲は30%薄くなっている[4]
ジェネレーター
サナリィにはMS用小型高出力品のジェネレーターが存在しなかったことから、軌道周回レーサ用に子会社が開発したものを二基採用している。後のF91では出力を向上した再設計品を1基採用する計画がなされていた[4]
コンピュータ
MSでは初となる、シナプスプロセッサ数100万以上のホロ・キューブ処理系を採用。高性能化した機体を制御するほか、ミッションパック全体の管制も行う。通常のプログラミングが行えない事から、プロセッサ上には疑似人格知識ベースが存在し、過去のMS戦データをインストールしたプログラムを対戦シミュレートする事によりシナプスの結合を行っている[4]
疑似人格コンピューター
漫画『機動戦士ガンダムF90』(サイバーコミックス版)および「B-CLUB 月刊MSジャーナル」に登場。F90の制御コンピュータで、正式名称は「8000系ニューロ・コンピュータ[6]」。電子回路の構造を人間の神経組織に似せた、非ノイマン型第5世代コンピュータといわれる[6]。漫画版「F90」劇中では擬似人格コンピューターと呼ばれた。1号機にはType-A.Rが搭載されており、これは相手の動きを先読みするような反応を見せる[7][8]。2号機にはType-C.A (劇中では Type-C.AIII)が搭載され、こちらは二号機に一号機を凌駕する機動戦闘能力をもたらし、計算上は通常のMSの3倍の機動性を発揮する[9]。一説には一号機にはアムロ、二号機にはシャアの疑似人格がプログラミングされていたとされる[10]
コクピット
全天周モニターを採用。従来型と比べよりコンパクトになっている[4]

武装・装備[編集]

自衛用としてバルカンを内蔵。開発計画途中では基本動作に不要な内蔵火器を排する案も存在したが、最終的には採用されている[4]

また、目的に応じて装備を換装可能なミッションパックが装着可能である[4]

製造された機体[編集]

宇宙世紀0111年9月に1号機が完成[5]

1号機
宇宙世紀0120年の第一次オールズモビル戦役において、テスト・パイロットのデフ・スタリオンが、宇宙世紀0122年の第二次オールズモビル戦役においてベルフ・スクレットが搭乗して実戦参加している。塗装は白と青を基調とし、一部黄色と赤で塗られている。
0123年のコスモ・バビロニア建国戦争においてはナナ・タチバナが搭乗し、Vタイプにて実戦参加している。0136年にはミノル・スズキ搭乗のIタイプが木星圏で実戦に参加している。その年代ごとに新技術を使いアップデートされている[要出典]
2号機
第一次オールズモビル戦役において、テスト・パイロットのシド・アンバーが搭乗。ガンダムMk-II(ティターンズ仕様)に似た濃淡の紺色を基調に、一部黄色と白で塗られている。オールズモビル(火星独立ジオン軍)に強奪され、ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様へと改造をされる。地球連邦軍によって回収された後に修復も兼ねてガンダムF90IIに再改造しさらにバイオコンピュータを搭載し、新たに製造された各種ミッションパックのテストが行われている。
宇宙世紀0112年を描いた漫画『機動戦士ガンダムF90 ファステストフォーミュラ』では、テスト・パイロットのパッツィ・アンゲリカ少尉が搭乗。ロールアウト・カラーとして、1号機の塗装を基本にハードポイント換装用カバーの部分の色が赤となっている[11]
3号機
未組み立てであったが、のちにクラスターガンダムの母体となる。詳細は後述。
予備機
ガンダムマガジン』連載の漫画版「機動戦士ガンダムF91 フォーミュラ戦記0122」に登場。何号機かは明確にされず、モノクロでしか確認できないものの、塗り分けは1号機と同一である。第二次オールズモビル戦役の際にクロスボーン・バンガードと内通していたエイブラムのクルー、ウェスバー大尉に強奪され、ベルフの乗る1号機(Vタイプ)と交戦の末撃破される[12]

劇中での活躍[編集]

宇宙世紀0112年。1号機と2号機は別々の班でテスト運用がなされ、2号機のテストを担当するB班ではパッツィ・アンゲリカ少尉がテストパイロットとして活動するが、そのテストが何者かの妨害を受ける。それが原因で、サナリィとアナハイムの抗争に巻き込まれる事態になる。
宇宙世紀0120年10月25日、サイド4でのテスト飛行中にオールズモビル(火星独立ジオン軍、但し作品中では独立火星ジオン軍)の襲撃を受け、シド・アンバーの搭乗する2号機が強奪されてしまう。残った1号機を擁する第13実験戦団(第13独立機動艦隊)は、オールズモビルの本拠地である火星へ討伐に出る。
オールズモビルの火星・オリンポス基地内にて、デフ・スタリオンの搭乗するF90 1号機は、改修され火星独立ジオン軍仕様となったボッシュの2号機と交戦し、 Type-A.R の力を借りて2号機を撃破。1号機自体は戦闘不能になるも、2機共に回収する事ができた。
ミッションパックはAタイプDタイプSタイプが登場しているが、いずれも装着しない状態で運用されるシーンがほとんどであり、各々の装備状態は図面や格納庫のシーンにしか登場せず、最終決戦時のみ3種類を混在させた状態で戦っている。コクピットの操縦桿はアームレイカー・タイプである。
宇宙世紀0122年2月、1号機がF91と共に運用試験のため、連邦軍ラー・カイラム級機動戦艦エイブラムに搬入される。その後同艦がオールズモビルとの戦闘に突入し、両機ともベルフ・スクレットの搭乗により実戦に投入される。宇宙空間、コロニー内、砂漠、海上、雪原など、様々な戦場での運用を通して得られたF90のデータはF91に反映され、その完成度を高めることにもなった。ガンダムマガジンに掲載された漫画版では予備機が登場し、スパイのウェスバーに奪われた際に1号機と交戦し撃墜されている。
ミッションパックは以前から設定があったAタイプDタイプに加え、PタイプVタイプが登場。同じくゲームに登場させるためにデザインされたHタイプMタイプは実際には登場しなかったが、ガンダムマガジン版ではHタイプが1コマのみ登場。F90の単一の本体に対し複数のミッションパックを混合せずに使用しているのはこの作品のみである。
宇宙世紀0123年、コスモ・バビロニア建国戦争においてナナ・タチバナが1号機(Vタイプ)とIIに改修された2号機(Lタイプ)の両方に搭乗し、シュテイン・バニィールが搭乗する金色のベルガ・ギロスと交戦している。
宇宙世紀0136年、木星帝国コロニーレーザー『シンヴァツ』を襲撃する「鋼鉄の7人」の1機としてIタイプのミッションパックを装備した1号機が登場する。この作戦では、使用するMSがさすがにサナリィも連邦の目を盗んで動かせるMSに限りがあるとの理由から主に木星軍の鹵獲MSに加え、サナリィ系MSの先祖である本機が使用される事となった。パイロットを務めたミノル・スズキ曰く、「ちょいと古い機体ではあるがサナリィのスタッフによると充分イケル」ということである[13]
終盤では、ミッチェル・ドレック・ナーガンダムF91と相打ちに近い形で損傷を受けた、影のカリストのバイオ脳が搭載されたリーベルダス・デクストラ・ディキトゥスをショットランサーで突き刺し撃破した。その後は両足を失いスラスターをほとんどやられて向きも満足に変えられない状態で、コロニーレーザーの破壊任務をトビア・アロナクスクロスボーン・ガンダムX1フルクロスに託し、本機は浮き砲台として敵の注意を可能な限り引き付ける役目に徹した[14]。木星軍の猛攻に晒されるが、ローズマリー・ラズベリーアラナ・アビジョと背中合わせでコンビネーションを発揮し、同作戦に参加した数少ない生還機となった。なお、機動戦士クロスボーン・ガンダム DUSTにて、F90を開発するにあたり、その前段階として、UC100年代の時点におけるモビルスーツサイズでの完成型を追求した試作機であるF89が2機製造され、このMSによる模擬戦闘などで収集したデータを基にダウンサイジングすることでF90が生み出されていた事が判明している。

実戦参加を想定しないテスト用の機体のため、不具合の発生やそれに対応したバージョンアップが頻繁に行われており、『F90』ではデータ取り用の仮設モニターがコクピット内に多数配置されてパイロットの視界を遮っていたり、エンジンのアップデートを示唆する描写がある。また、『紡がれし血統』ではOSが不完全なため射撃戦のみで接近戦には対応できないといった描写が為されている。

デザイン[編集]

メカニックデザイン大河原邦男。ガンダムF91の初期画稿がベースとなっている[15]。大河原はインタビューにおいてF90のデザインを自著『アイアンワークス』(バンダイ刊、1989年11月発行。ISBN 4-89189-462-8)の表紙において描かれたデザインと近似するコンセプトであると語っている[16]。また、立ち上げの際はサンライズ井上幸一の手によってA~Zまでのミッションパックのコンセプトを提示した企画書が提出されている[17]

プラモデル『1/100 ガンダムF-90 増装ウェポン・バリエーション タイプA. D. S. 3点セット』付属説明書には、藤田一己によって若干のアレンジが加えられた本機のイラストが複数掲載されたが、模型誌『ホビージャパン』の別冊ではこれを「ガンダムF90の後期バージョン(GUNDAM F90 UP-TO-DATE-TYPE)」とした作例が掲載された[18]

F90本体のバリエーション[編集]

ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様[編集]

諸元
ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様
型式番号 OMS-90R
所属 オールズモビル(火星独立ジオン軍)
生産形態 改造機
頭頂高 15.2m
本体重量 8.9t
全備重量 20.22t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×62
出力 3,160kW
推力 27,510kg×2
11,350kg×2
合計95,850kg
推力重量比(4.74)
武装 バルカン砲×2
ビームサーベル×1
対MS用グレネード×4
マシンガン(ウェポンラック)×1
搭乗者 ボッシュ

オールズモビル(火星独立ジオン軍)が奪取したF90の2号機に大幅な改修を施した機体。機体色は朱色及び白が基調となっている。

外装の8割を交換し、ガンダムF90の特徴であるミッションパックによるオプション機能を省くことでMS単体としての性能が向上した。改造の目的は火星独立ジオン軍の保有する整備部品との互換性を出すためで、駆動部分を中心に改装された[19]。センサーの大型化やアポジモーターの増設が行われており、左肩にスパイクアーマーを装備するなど、外装のうち特に損耗率の高い箇所が優先して改装されており[19]、旧ジオン系のMSを意識した改修がなされている。火星独立ジオン軍は、ポリシーとして使用する機体の外装を換装しなおす傾向があったといわれる[19]

またF90とは異なるジョイント構造を持つハード・ポイントが設定され、火星独立ジオンで新たに用意したオプションを装備する予定だったといわれる[19]。 両腕には膨大な電力を供給するための接続マウントが用意され、一説にはビームシールドを装備する予定だったとも言われている[19]

その反面、基本アビオニクスや搭載された疑似人格コンピュータはほとんど手を加えられておらず[19]、性能的には素体となったF90からほとんど変わらない。ただし重量増加の影響でベース機に比べわずかに機動力が劣るが、近接戦闘時の防御力は向上しているため[19]、MS単体としての戦闘力は向上している。

劇中での活躍
漫画『機動戦士ガンダムF90』に登場。オールズモビルの本拠地である火星のオリンポス基地内でシドのギラ・ドーガ改やエリクのジェガンを撃墜した後、ガンダムF90 1号機と交戦した。1号機をかつてのア・バオア・クー戦におけるRX-78-2 ガンダムと同じように頭部と左腕を失うまで追いつめたが、敗北し頭部、胸部、両足を失い大破した。

ガンダムF90II[編集]

諸元
ガンダムF90II
型式番号 F90II (F90-2), F90II-B
所属 地球連邦軍
建造 サナリィ
生産形態 試作機
頭頂高 15.1m
本体重量 7.7t
全備重量 18.4t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
出力 3,880kW
推力 30,610kg×2 (本体)
9,870kg×2 (本体)
合計80,960kg
推力重量比(4.40)
武装 バルカン砲×2
各種ミッションパック
ビームサーベル×2
ビームライフル
シールド
各種ミッションパック
搭乗者 ナナ・タチバナ
その他 ハードポイント×11
ウェポンラック×1

オールズモビルに強奪されたF90の2号機は大幅な改修(火星独立ジオン軍仕様)を施されており、また1号機との戦闘で両足や胸部、頭部をはじめ機体の60%を欠損し大破しているという状況だった。サナリィに回収され改めて機体状況を検分した際、ジェネレータを含む動力部や制御コンピュータは無傷だったことで、2号機の再生計画が立案された[20]

修復の際には同時期に基礎設計を終えていた次期試作機のF91より技術的なフィードバックがあったといわれ[20]、機体パーツの6割を新造され[21]F90IIとして生まれ変わった(宇宙世紀0121年10月28日ロールアウト[5])。

主な改装点としては完全に失われていた両足のフレームを新開発のものに刷新[20]、新型の頭部には構造上のバグを指摘されたニューロコンピュータにかわり[20]、部分的に生体部品を使用したバイオコンピューターを内蔵、ジェネレーターも効率を向上させた新型となった。このため、本機はF91へのたたき台であったとも言われる[20]

また、火星独立ジオン軍による改装の際に失われたミッションパックシステムも再導入され、F90のものをそのまま使用できる。機体色もかつてのRX-78-2 ガンダムに近い塗装に変更された(ハードポイント部は1号機の青と違い朱に近い赤)。

劇中での活躍
漫画『機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統』に登場。宇宙世紀0123年、コスモ・バビロニア建国戦争においてナナ・タチバナが搭乗し、Lタイプにて出撃し、遠距離狙撃により多大な戦果を上げる。しかしバイオコンピューターの調整が不十分だったため接近戦には対応できず、システムエラーを起こして起動不能となってしまった。
機体とパイロットは無事に回収されている。

ガンダムF90III[編集]

クラスターガンダム[編集]

諸元
クラスターガンダム
型式番号 F90IIIY (F90III-Y), F90Y
所属 地球連邦軍
建造 サナリィ
生産形態 試作機
頭頂高 15.0m
本体重量 9.7t
全備重量 26.5t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×46
出力 4,550kW
推力 16,010kg×4
7,400kg×2
10,480kg×4
推力重量比(4.56)
(総推力)合計120,760kg
武装 バルカン砲×2
ビームバルカン×2
各種ミッションパック
ビームサーベル×2
ビームライフル
ビームシールド×1
メガビームバズーカ×2
各種ミッションパック
搭乗者 ウォルフ・ライル
その他 ハードポイント×10
ウェポンラック×1

クラスターガンダムはF90シリーズのうち、Yタイプ(ヤングスタータイプ)のミッションパックとされるコア・ブロック・システム実現の為に建造されたMSである。サナリィ側がアナハイム社の「シルエットフォーミュラプロジェクト」に頭を悩ませた為、情報漏洩を防ぐためにデータ管理、管制中枢の役割をコア・ファイターに持たせたらしい[22]

開発はF90の三号機の素体をベースに行われた[23]。開発はF91と同時期に行われた[24]。本機F91で一応の到達点を見た高性能MSを、F90と同等のテストベッドとするために開発された[25][注 4]。背部のバックパックユニットを含め、F90シリーズの装備を換装する事も可能であり、ハードポイントからはエネルギー供給も行える[25]。F90の三番目の機体であるため、F90サードとも呼称される[25]

宇宙世紀の軍事雑誌「月刊MSジャーナル」の増刊「ダイジェスト版 第5号 冬の大サービス号 U.C.0122.12.05」によれば、宇宙世紀0122年11月20日、サナリィ開発部の月本部においてF90IIIをマスコミに公開すると発表したが、そこで公開されたのは開発されていることすら知られていなかったF91の試作1号機だったとのことであり[27]、結局コスモ・バビロニア建国戦争の開戦までクラスターガンダムの存在は知られなかったようである[注 5]。デア・ゴスティーニの解説ではバイオコンピューター搭載と記述されている[28]

パイロットの技量次第で金属剥離効果(M.E.P.E)も可能としている[29][注 6]

コアファイター
本機にはコア・ブロック・システム が搭載されている。これはサナリィの対抗企業がフォーミュラ計画の技術を盗用していることから、機密保持とパイロットの生存率向上を兼ねて導入された。コアファイターには機体そのもののデータ管理と管制中枢が集中されており、クラスターガンダムの機体稼働キーとして機能する。また、コアファイターはMS形態時のバックパックと接続することでコア・ブースターとしても運用出来る[25]
武装
メガビームバズーカ
サナリィが新開発したビーム兵器。[要出典][注 7]メガビームバズーカはガンダムF91が所持する兵器のVSBRのビーム可変速能力の技術とガンダムF91が所持する兵器のビームランチャーのビーム収束拡散能力の技術が組み合わさってできた兵器だと言える。そのビームの収束率の高さから、本機の名称もクラスター(収束)ガンダムと名づけられたといわれている事からもビームを収束させる機能が付いていると思われる[要出典]
クラスターガンダムで試験された装備であるが、『機動戦士Vガンダム』で描かれた宇宙世紀0153年ではハードポイント接続用のコネクタとエネルギーパック容量を改良したモデルがアナハイム・エレクトロニクス社によって生産され、連邦軍のジェムズガンジャベリンリガ・ミリティアの機体においても使用されている[30]
マニピュレーター携帯時
ガンダムF91が所持するビームランチャー以上の威力があるとも言われている[要出典]
ハードポイント接続時
メガビームバズーカは左右の腰部ハードポイントへの接続で機体から直接エネルギー供給を受けてビームを射出することも可能である。この状態では能力が高められ、クロスボーン・バンガードの追撃隊によりガンダムF91のVSBR(ヴェスバー)の射撃に誤認された例もある。[要出典]
新型ビームシールド
F91同様に分離しての使用が可能となっており、その際はビームライフルと同様の伝達回路でエネルギー供給される[25]腕部ハードポイントへの接続で機体から直接エネルギー供給を受けてより強力なビームシールドを展開することも可能である[要出典]。そして、シールド以外の機能を盛り込もうとしていた形跡が認められる[25]
劇中での活躍
漫画『機動戦士ガンダム シルエット・フォーミュラ フォーミュラ91の亡霊』においては、まずはコアファイターのみでクロスボーン・バンガードに制圧24時間後のフロンティアIへウォルフ少尉が潜入するのに使用された。極秘資料の入ったメモリーチップを入手したウォルフ少尉、それを追撃にかかるデス・ガンズ。大佐からの通信によりアステロイドベルト(暗礁宙域)ポイント6381に向かいそこにあるメカと換装するようウォルフ少尉は命令を受ける。そこにあるメカと換装を完了したコアファイターはガンダムF90III(クラスターガンダム)となった。換装直後であるにも関わらずウォルフはガンダムを乗りこなし分身を発動、メガビームバズーカをイアン中尉の搭乗したデナン・ゾンに直撃させ撃墜した。続いてガンマッド少佐のデナン・ゾンには分身を掻き消されピンチに陥ったものの、コロニーミラーの残骸へメガビームバズーカを反射させることで死角から攻撃、撃墜した[26]

F90Y改[編集]

バンダイ発行の雑誌「模型情報」1993年8月号に掲載。

F90Y、F90IIIYまたはクラスターガンダムを改造し、上半身自体をコアファイター式に改良した試製トップファイターを装着するMSである。上半身にあたる試製トップファイター以外はデザインされていないため、MSとしての全体像は詳細不明であるが、頭部はクラスターガンダムとほぼ同じであり、腕部にはコア・ファイター時にカナード翼となるアーマーが付いている。下半身のパーツは変形するのかも謎のままであり、まだ設定画も公表されていない。

模型情報1993年8月号のF90Y改の試製トップファイターの掲載画で大河原邦男は「クラスターガンダムはどことなくガンイージと似ているシルエットをしています。L・MのMSはサナリィの流れをくむものかもしれませんね」とコメントしている。

ミッションパック[編集]

ガンダムF90は、肩部、前腕部、脚部などの機体6各所にハードポイントHard Point)が設置されており、運用目的ごとにフォーマット化されたミッションパックMission Pack)を装備することで、主力攻撃から後方支援、遊撃戦闘、強襲など多彩な任務に対応できる。それぞれの装備の設定はすべてコンピューターによって管制され、異なる種類のミッションパックを混載することもできる[4]。また、これらの装備は簡単に着脱可能で、モビルスーツ同士での野戦換装や、格闘戦時の排除も可能である[4]。ミッションパックは27種類が計画されているが[4][注 8]、Xタイプ、Zタイプについては詳細は不明である。

ミッションパックのうち、A・D・S・M・HはガンダムF90がロールアウトしたU.C.0111年9月に、本体に先駆け完成した。翌年のU.C.0112年2月には、L・V・Pが完成。U.C.121年10月28日には、F90II本体改修作業とともに、IとJのオプションが完成した[5]

開発プラン[編集]

以下に開発プラン (plan proposal of all standards test F90) を挙げる。このうち、どこまでが実際に開発されたかは不明である。詳細が公表されているのも一部に過ぎない。

2019年にウェブサイト『プレミアムバンダイ』で「F90 A to Z PROJECT」が始動[31]。これまで不明であったミッションパックが大河原によって新たにデザインされ、既発表のものを含めマスターグレード(限定版)で順次商品化される[31]

Aタイプ (アサルトタイプ、Assault Type[32]
長距離侵攻仕様。
Bタイプ (ボンバードタイプ、Bombard Type[32]
詳細不明。
Cタイプ (コールドネスタイプ、Coldness Type[32]
詳細不明。
Dタイプ (デストロイドタイプ、Destroyed Type[32]
接近・制圧戦仕様。
Eタイプ (エレクトロニックタイプ 、Electronic Type[32]
電子戦仕様。
Fタイプ (ファイトタイプ、Fight Type[32]
格闘戦仕様。
Gタイプ (ガードタイプ、Guards Type[32]
詳細不明。
Hタイプ (ホバータイプ、Hover Type[32]
陸上機動戦仕様。
Iタイプ (インターセプトタイプ、Intercept Type[32]
迎撃・追撃戦仕様。
Jタイプ (ジャケットタイプ、Jacket Type[32]
詳細不明。
Kタイプ (キープタイプ、Keep Type[32]
詳細不明。
Lタイプ (ロングレンジタイプ、Long-range Type[32]
長距離狙撃仕様。
Mタイプ (マリンタイプ、Marine Type[32]
水中戦仕様。
Nタイプ (N Type[32])
<top secret> (トップシークレット)。詳細不明。「月刊MSジャーナル」によれば次期主力戦闘仕様(ネクストタイプ、Next Type)とされ、ガンダムF91の開発ベースになったとされるが、真相は不明である。核兵器 (Nucleus) 搭載ともニュータイプ兵器 (New-TYPE) 搭載とも噂されている(「Bクラブ」の連載『月刊MSジャーナル』[要出典])。
Oタイプ (オフィサータイプ、Officer Type[32]
詳細不明。
Pタイプ (プランジタイプ、Plunge Type[32]
大気圏突入仕様。
Qタイプ (クイックタイプ、Quick Type[32]
詳細不明。
Rタイプ (レコノイタータイプ、Reconnoiter Type[32]
偵察仕様と見られるが、詳細不明。
Sタイプ (サポートタイプ、Support Type[32]
長距離支援仕様。高い評価を受け、支援用のF7型への分岐を経たあとF71Gキャノンに発展している[3]
Tタイプ (トレーサータイプ、Tracer Type[32]
詳細不明。
Uタイプ (アップリフトタイプ、Up-Lift Type[32]
詳細不明。。
Vタイプ (ヴェスバータイプ、V.S.B.R. Type[32]
新型火器試験仕様。
Wタイプ (ウォーバードタイプ、Warbird Type[32]
詳細不明。F99 レコードブレイカーとのつながりを記述する資料もみられる[33]

未知のイニシャル[編集]

以下は"Unknown initials"(未知のイニシャル)と呼ばれ、サナリィはマスコミに対してその名称すらも公表していない。これらはガンダムF90IIIとして開発されたという説も存在する[要出典]

Xタイプ (エキストラタイプ、Xtra Type[32]
<armerment part> (アーマメントパーツ)。詳細不明。
Yタイプ (ヤングスタータイプ、Youngstar Type[32]
<F90-No.3> 。Youngstar(ヤングスター)とは若者の意である。詳細はクラスターガンダムを参照。
Zタイプ (ゼロタイプ、Zero Type[32]
<F0-No.1> 。詳細不明。

ミッションパックバリエーション[編集]

Aタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90アサルトタイプ
型式番号 F90A, F90IA
本体重量 9.8t
全備重量 80.3t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×51(本体)+10
出力 3,160kW
推力 27,510kg×2 (本体)
9,870kg×2 (本体)
27,510kg×4
合計184,800kg
推力重量比(2.30)
武装 バルカン砲×2(本体)
マシンキャノン×2
ビームキャノン×2
メガビームバズーカ×1
ビームサーベル×2(本体)
搭乗者 デフ・スタリオン
ベルフ・スクレット

長距離侵攻仕様のミッションパックである。高い機動力を生かして敵陣深くに侵攻し重要拠点をピンポイント攻撃することを目的として開発された[4]

両肩部にはミノフスキークラフトと推進剤を内蔵する機動ユニットを採用し、飛行も可能である[34]。飛行状態の安定性を高めるため機動ユニットは肩部で固定され、機体の制御は脚部によるAMBACで行う[4]。武装として要塞破壊兵器であるビームバズーカを持つ[4]。速度面ではF91を凌駕するとされるものの、防御力で不安を残している[35]

Dタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90デストロイドタイプ
型式番号 F90D,(F90ID)
本体重量 8.9t
全備重量 21.3t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
出力 3,160kW
推力 27,510kg×2 (本体)
9,870kg×2 (本体)
16,510kg×4
合計140,800kg
推力重量比(6.61)
武装 バルカン砲×2(本体)
4連グレネードラック×2
5連ロケット弾パック×2
メガガトリングガン×1
ビームサーベル×2(本体)
ビームライフル(本体)
MSクラッカー×2
搭乗者 デフ・スタリオン
ベルフ・スクレット

Dタイプ(デストロイドタイプ)は接近戦仕様のミッションパックである[4]

敵勢力に対する面制圧を目的とし、主要目標の撃破後、格闘戦に移行し敵を掃討する。重機関砲、クラッカー、ロケット弾など、大量の接近戦用火器を持つ重装接近戦タイプ[4]。ジオン軍のMS-06 ザクIIを思わせる仕様である[4]

Eタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90電子戦仕様
(数値は『ENTERTAINMENT BIBLE』版)
型式番号 F90E
全高 14.8[36]
本体重量 8.2t[36]
全備重量 20.8t[36]
出力 3,160kW[36]
推力 74,760kg[36]
武装 ジャミング・ライフル
搭乗者 パッツィ・アンゲリカ

電子戦仕様(Electric[33])。友軍の主力部隊に先行し敵軍の情報収集を行うタイプで[37]、背部にレドーム、両肩と腰部背面に電子戦用装備をマウント[38]。電子妨害用のジャミング・ライフルを携行する[38]

設定の変遷
Eタイプの設定画は1991年2月にバンダイが発行した書籍『ENTERTAINMENT BIBLE.25 機動戦士ガンダム MS大図鑑 PART.4 MS開発戦争編』に掲載されたのが初出であり、両肩の電子戦用装備は左右非対称で、腰部のものは背面ではなく側面に装備されていた。脹脛側面にはブースター、左前腕部甲にはマシンガンらしき武装を装備。背面画稿はない[37]。しかし、『模型情報』1991年4月号において「実際には存在しないものが掲載された」とされ、その後の書籍に画稿の掲載はない。その後刊行されたメディアワークス発行の雑誌『電撃ホビーマガジン』の企画『U.C.アーカイブ』内でEタイプの記述がみられる[要出典]
「F90 A to Z PROJECT」において、『ENTERTAINMENT BIBLE』版とは異なるものが大河原によって改めてデザインされた[38]

Fタイプ[編集]

「F90 A to Z PROJECT」で詳細が設定された[39]

格闘戦仕様で、腕部と腰部を中心に近接格闘特化の武装を装備する。両前腕部甲に装備される腕部格闘装備は、前方に展開してグリップを握り、それぞれ3本の太く短いビーム刃を形成する。腰部左右にはサブアームを装備し、F90本体のビーム・サーベルを使用可能。バックパックには下部に推力偏向パドル2基が付いた専用のユニットを装着する[39]

Hタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90ホバータイプ
型式番号 F90H,(F90IH)
本体重量 8.6t
全備重量 21.1t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×51(本体)+2
出力 3,160kW
推力 27,510kg×2 (本体)
9,870kg×2 (本体)
47,710kg (ホバー総推力)
合計122,470kg
推力重量比(5.80)
武装 バルカン砲×2(本体)
4連ミサイルポッド×2
2連グレネードパック×1
ビームピストル×1
搭乗者 ベルフ・スクレット

陸上における機動戦闘仕様のミッションパックである。一年戦争時のドムのホバー走行を参考にして開発された。ホバーによる高速移動で迫撃し、目標に対する一撃離脱戦法を目的とする陸戦用機動戦闘タイプ[34]。1G下で時速480キロの走行が可能であるが、ホバーは4時間までしか行えない[40]。F90自体が従来のMSより小型化したため、推進剤の積載量は減少している[41]

備考
ゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』に登場する予定でデザインされたが、実際には登場しなかった。
漫画『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラ戦記0122』(ガンダムマガジン版)では地上での戦闘時に一コマのみ登場している。

Iタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90IIインターセプトタイプ
型式番号 F90II I,(F90II-I),F90-I,(F90I-I)
本体重量 9.7t
全備重量 ?t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×58(本体)+5(フライトシールド部)
出力 4,150kW
推力 30,610kg×2 (本体)
9,870kg×2 (本体)
27,840kg×2 (フライトシールド部)
5120kg×1 (フライトシールド部)
合計188,080kg
推力重量比(?)
武装 バルカン砲×2(本体)
ビームサーベル×2(本体)
ビームランサー×1
マシンキャノン×2(フライトシールド部)

迎撃・追撃仕様のミッションパックである[42]。両脚部に推力増加ユニットを持つ[42]。フライト・シールド使用時の大気圏内移動速度は1800km/h、対地でのホバー時は700km/h前後を発揮し、見試験ではあるものの、大気圏突入能力も有するとされる[42]

ビームランサー
Iフィールドで槍(大口径ビームサーベル)を展開可能なほか、拡散ビーム・ショットガンとしても機能する[42]
フライトシールド
単独で飛行可能なシールドで、ウェイブライダーに変形可能な機構を持つ[43]。SFSとしても機能し、パーツはF71のものを使用している[42]海上での大気圏突入と飛行の目撃の話が存在する。またMA形態に変形しての飛行も可能である。その際には空気抵抗低減の為にシールドによって頭部が隠れる。またフライトシールドはIタイプユニットにおける最重要パーツであるために、破壊される可能性を軽減するためにIフィールド効果が付与されているともされている。そのIフィールドが大気圏突入の際にもなんらかの効果を発揮するとされる[要出典]

Iタイプ 木星決戦仕様[編集]

諸元
ガンダムF90Iインターセプトタイプ 木星決戦仕様
型式番号 F90-I,(F90I-I)
本体重量 9.7t
全備重量 ?t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×58(本体)+5(フライトシールド部)
出力 4,150kW
推力 30,610kg×2 (本体)
9,870kg×2 (本体)
27,840kg×2 (フライトシールド部)
5120kg×1 (フライトシールド部)
合計188,080kg
推力重量比(?)
武装 バルカン砲×2(本体)
ビームサーベル×2(本体)
ショットランサー兼ビームライフル×1
小型核ミサイル
マシンキャノン×2(フライトシールド部)


元々のデザインではF90IIが装備しているが、『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』ではF90Iが装備して運用されている。サナリィ系小型MSの始祖とでも言うべきガンダムF90は宇宙世紀136年においてすでに古いMSとなっているが現行の技術により可能な限りのチューンを施され総合性能はけして引けを取らない機体となった[44]。武装は核弾頭装備の銃、実体型のショットランサー兼ビームライフルを装備しているがこの武装は本来のIタイプと違う武装である。木星帝国軍との戦闘で両足を損傷し失うが、機体自体は破壊されず最後まで生き残り回収されている。

ショットランサー兼ビームライフル
ショットランサーは通常の近接格闘武器としても使用する。また遠距離の射撃武器としても使用可能であり、その際にはランサーの穴の部分からビームを撃ち出す。
小型核ミサイル
小型の核ミサイルをショットランサーに付けている。威力はコロニーレーザーを破壊するために用意されているためにかなりのものになる。

Lタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90IIロングレンジタイプ
型式番号 F90IIL,(F90II-L),F90L
本体重量 11.5t
全備重量 27.2t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×58(本体)
出力 4,290kW
推力 22,560kg×4
9,870kg×2
合計109,980kg
推力重量比(4.04)
武装 バルカン砲×2(本体)
ビームサーベル×2
連装ミサイルランチャー×2
精密照準用複合センサー×1
サーモスコープ×1
ロングレンジライフル×1
搭乗者 ナナ・タチバナ

長距離からの攻撃や狙撃を目的としたミッションパックである[45]

ロングレンジライフル
ロングレンジライフルは実弾とビームを撃ち分けることが可能な兵器である。ロングレンジライフルの実弾は内蔵している火薬を炸裂させる事により途中で一度だけ方向転換が可能で、物陰に隠れた対象でも曲射できる。ホーミング弾ではないため、撃つ前に弾頭内の記憶チップに入力する必要がある。ビームは極限まで拡散率を抑えており、その有効射程は100kmに及ぶ[46]。銃身内にはビーム誘導用のIフィールドを形成できる技術が導入されているため、実弾とビームの撃ち分けが可能となった[21]ビームは新技術の筒状Iフィールドで以前よりもビームの進行方向を曲げることが可能[要出典]
腰部ハードポイントに実弾の弾帯を、脚部ハードポイントにビーム用のEパックを左右1つずつ装備する[要出典]
VSBRに搭載されている大規模コンデンサーを搭載し、さらにEパックを取り付けているためにハードポイント接続をしなくとも強力なビームは放てるが、ハードポイントに接続すればF9シリーズの性質上、本体からのエネルギー供給が可能であるため、強力なビームを理論上放てる。つまりビームを付属のEパックのエネルギーで撃つ場合と本体からミッションパックを介してのエネルギーで撃つ場合とがある。さらに後の実験にはジェネレーター搭載版や大型粒子加速器を取り付ける計画もあるとされる[要出典]
作中の活躍

漫画『機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統』では、宇宙世紀0123年、コスモ・バビロニア建国戦争においてナナ・タチバナがガンダムF90II Lタイプに搭乗し、超長距離狙撃作戦に参加し戦果を挙げた。しかし、バイオコンピュータの調整不足により接近戦闘には対応できない状態だった。L装備を分離排除した際にバイオコンピュータにエラーが発生し、行動不能となった。

備考
GUNDAM FIX FIGURATION』の0021a ガンダムF91ハリソン機(2004年8月発売、ガンダムF90とのコンパチモデル)ではガンダムF90の1号機が装備できるF90用の武装としてロングレンジライフルが付属する。しかしL型装備の全パーツは付いておらずL型ミッションパックの全装備はできない。

Mタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90マリンタイプ
型式番号 F90M,(F90IM)
本体重量 9.5t
全備重量 22.5t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×51(本体)+14
出力 3,160kW
推力 ノーマルバックパック時:27,510kg×2 (本体)、9,870kg×2 (本体)
合計74,760kg
推力重量比(3.32)
ハイドロジェット用バックパック時:66,540kg
合計66,540kg
推力重量比(2.96)
武装 バルカン砲×2(本体)
3連マリンロケットパック×2
ホーミングトーピドー(ホーミング・ピドー[39])×4
6連装アローシューター×1
ヒート・コンバットナイフ×1
搭乗者 パッツィ・アンゲリカ
その他 最大潜行速度:90Kt[40]
最大潜行深度:400m[40]

水中戦仕様のミッションパックである。アクア・ジム以来の水陸両用MS開発計画によって誕生した。背部バックパックに大型ハイドロジェットを装備し、コンバットナイフ、水中銃、魚雷などを装備する[34]

備考
ゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』に登場する予定でデザインされたが、実際には登場しなかった。
「F90 A to Z PROJECT」では、コンバットナイフがヒート系の武装とされた[39]

Pタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90プランジタイプ
型式番号 F90P,(F90IP)
本体重量 10.7t
全備重量 32.5t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 51(本体)+20
出力 3,160kW
推力 27,510kg×2 (本体)
9,870kg×2 (本体)
12,320kg×10
合計197,960kg
推力重量比(6.09)
武装 バルカン砲×2(本体)
ビームキャノン×1
搭乗者 ベルフ・スクレット

大気圏突入仕様のミッションパックである。装備を展開することでリフティングボディを形成し、大気圏突入形態をとる。これはMSZ-006 Ζガンダムと同様の方式であるが、同機がムーバブル・フレームによる可変機構でウェイブライダーへと変形していたのに対し、Pタイプでは材質の強化とウイング形状の変更によって小面積の翼でも問題がなくなったため、簡易な変形を取る[47]。Ζガンダムの流れを汲みながらも、機動性はより向上。リ・ガズィに近いコンセプトを有する[48]。また、マグネットコーティングにより大気圏突入形態への変形は2秒で可能。大気圏突入時の高熱に耐えるウイングは、戦闘時にシールドとしても使用可能[47]

宇宙空間においては、変形時にウイングを固定せずMAのような運用も可能。パックの持つ大推力によって高速機動戦も行えるため、主翼にミサイル懸架用ハードポイントを設置する改良を施す事で宇宙用戦闘機としての運用も可能であるとされる[47]

武装
Pタイプは他のミッションパックとは異なり、戦闘を主眼としたものではないため、その武装は護身用に留まる。左肩には可動式の小口径ビームキャノンを有し、右肩部には中距離用のバルカン砲を設置する。また、マニピュレーターは使用可能であるためビームサーベル、ビームライフルを携行する事でF90本来の戦闘能力を維持する[47]
備考
ゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』においては大気圏突入仕様と呼ばれ、宇宙から地球に舞台が移る際のイベントにおいてのみ登場するため、特に戦闘はしていない。

Sタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90サポートタイプ
型式番号 F90S,(F90IS)
本体重量 11.3t
全備重量 25.2t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×51(本体)+6
出力 3,160kW
推力 27,510kg×2 (本体)
9,870kg×2 (本体)
合計74,760kg
推力重量比(2.97)
武装 バルカン砲×2(本体)
メガビームキャノン×2
2連ミサイルポッド×2
4連ビームキャノン×2 / レールキャノン(ハンド・キャノン砲)×2[注 9]
クルージングミサイル×2
搭乗者 デフ・スタリオン
パッツィ・アンゲリカ

長距離支援仕様のミッションパックである。遠距離用のビーム砲やレールキャノンなど支援兵器を多数装備し、長射程用の複合照準器を持つ。砲撃時は機体背部の支持ジャッキで機体を固定し、砲撃の際の反動を吸収し命中精度を上げている[4]。クルージングミサイルは敵の形態情報を認識し、自己誘導する[4]

Sタイプでのテスト結果を元にして再設計された試作機がキャノンガンダムであり、更に量産機として再設計したのがGキャノンである[50]

Vタイプ[編集]

諸元
ガンダムF90ヴェスバータイプ
型式番号 F90V (F90IV)
本体重量 8.7t
全備重量 21.5t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
推進機関 アポジモーター×66
出力 4,420kW
推力 13,980kg×3
7,450kg×3
5,260kg×6
合計95,850kg
推力重量比(4.46)
武装 バルカン砲×2(本体)
メガガトリングガン×1
ヴェスバー×2
ビームサーベル×2(本体)
ビームライフル(本体)
搭乗者 ベルフ・スクレット
ナナ・タチバナ

新型火器試験仕様のミッションパック。新兵器ヴェスバーとビームシールドを運用するために制作されたテストベッドである[3]

バックパックに内蔵したサブジェネレーターにより、Aタイプの機動性とDタイプの火力を持つ[35][注 10]。スペック上はF91と同等の戦闘力を持ち[35]、大量のエネルギーを必要とするヴェスバーとビームシールドを同時に使用可能。しかし機体の状態によってはビームシールドの形成が不安定になる場合もあり、以後の課題とされた。増設したジェネレータの余力を受けて脚部スラスターを追加し機動性を向上している[52]。また限界稼動時の排熱に対処するため、両肩部および両脚部にスタビライザー兼用の放熱フィンが装備されているが、限界稼働時には排熱処理が追い付かなかったとされる[35]

なお、Vタイプの開発データをアナハイム・エレクトロニクス社は非合法に入手し、それを基にシルエットガンダムを開発した[要出典]

武装
ビーム・ライフル
Vタイプ用に開発された収束率を高めた専用ライフル[52]
ビーム・シールド
次世代型MSの標準装備として計画された防御兵器[52]。ビーム・サーベルと同原理のビームを板状に展開し、実弾兵器/ビーム兵器にかかわらず防御するために制作された。メリットとしては攻撃にも転用可能なことおよびクリアな視界を保てることで、デメリットとしては防御時に展開し続けなければならないためジェネレータに高い負荷がかかる点である[52]
試作品のため、ビームの形成に難があったとされる[52]
試験型VSBR
ビームの射出速度を自由自在に変えて撃ち出すビーム兵器である。
エネルギーCAPを用いずジェネレータから直に電力を供給することで従来型ビーム兵器とは一線を画す性能を持つ[52]
ボディとのクリアランスに少々難があり、F91での課題とされた。またこの試験型VSBRに大容量コンデンサーが導入されているかは不明のままである。
この試験型VSBRのデータをアナハイム・エレクトロニクス社は極秘に入手した[要出典]
備考
初出はゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』。

オプション武装[編集]

各ミッションパックのオプション武装は混在可能であるため、F90には上記以外にもいくつかのバリエーションが存在する。

PVスペシャル (PV Special)
SDガンダム BB戦士オリジナル。PタイプとVタイプのオプションを同時に使用する。

ガンダムF90 A,D,Sタイプ混合装着[編集]

諸元
ガンダムF90 A,D,Sタイプ混合装着
型式番号 F90
所属 地球連邦軍
建造 サナリィ
生産形態 装備換装型試作機
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
武装 ビームライフル×1
バルカン砲×2(本体)
ビームサーベル×2(本体)
シールド×1
4連装グレネードラック×1
5連装ロケット弾パック×1
4連ビームキャノン×1
2連ミサイルポッド×1
メガビームキャノン×2
MSクラッカー×2
メガビームバズーカ×1
クルージングミサイル×2
搭乗者 デフ・スタリオン
デフ・スタリオンが第一次オールズモビル戦役における最終決戦で基本装備に加え以下のオプションを装備して出撃した。Aタイプ、Dタイプ、Sタイプの残っていたオプションを同時に装着する事で、機動性はノーマル状態より落ちてしまってはいるが、火力は大幅に強化された他に3タイプの利点を同時に併せ持つ事となった。弾薬を使い切ったり敵に破壊されたオプションは次々に切り離し、最終的にはノーマルのF90となっている。ちなみにゲームなどでは「ガンダムF90(フル装備)」と表記される事が多い。
劇中での活躍
火星独立ジオン軍との最終決戦時に降下船に残っていた各種オプションをF90に装備して出撃。圧倒的な火力と豊富な武装で火星独立ジオン軍の機体を次々と撃破していったが、基地内に侵入後に現れたガンダムF90火星独立ジオン軍仕様と戦闘になる。搭載した全ての武装を使い切りながらも火星独立仕様のF90を撃破し、本機は大破したもののデフと共に生き残った。
  • ビームライフル
  • ビームサーベル
  • シールド×1(背部。ただし、確認できるのは出撃時の1コマのみ)
  • 左肩:4連装グレネードラック×1 (Dタイプ)
  • 右腕:5連装ロケット弾パック×1 (Dタイプ)
  • 左腕:4連ビームキャノン&2連ミサイルポッド (Sタイプ)
  • 背部(バックパック):メガビームキャノン×2 (Sタイプ)
  • 両腰前部:MSクラッカー (Dタイプ)
  • 両腰側部:メガビームバズーカ用エネルギーパック(スペア) (Aタイプ)
  • 臀部(ウェポンラック):メガビームバズーカ (Aタイプ)
  • 両足:クルージングミサイル×2 (Sタイプ)

ミッションパック対応表[編集]

ガンダムF90のミッションパック対応表(上半身&ウェポンラック)
  右肩部 左肩部 右腕部 左腕部 バックパック接続基部 ノーマルバックパック
背部
臀部
(ウェポンラック)
F90本体 - - - - ノーマルバックパック - -
F90II本体 増加スラスター 増加スラスター - - ノーマルバックパック - -
F90IIIY本体 増加スラスター 増加スラスター - - コア・ブースターバックパック (存在しない) -
Aタイプ 機動ユニット 機動ユニット 増加プロペラントタンク 増加プロペラントタンク (ノーマルバックパック) 機動ユニット基部 メガビームバズーカ
Dタイプ 4連グレネードラック 4連グレネードラック 5連ロケット弾パック 5連ロケット弾パック (ノーマルバックパック) シールド メガガトリングガン基部
Eタイプ 電子戦用装備 電子戦用装備 - - (ノーマルバックパック) レドーム 電子戦用装備
Fタイプ - - 腕部格闘装備 腕部格闘装備 ノーマルバックパック+専用ユニット - -
Hタイプ 4連ミサイルポッド 4連ミサイルポッド 2連グレネードパック シールド ホバーシステム用バックパック (存在しない) ホバーユニット
Iタイプ F90II本体増加スラスター F90II本体増加スラスター - - (ノーマルバックパック - -
Lタイプ ビームサーベルラック 精密照準用複合センサー 連装ミサイルランチャー 連装ミサイルランチャー (ノーマルバックパック) サーモスコープ&追加スラスターパック ウエストステー(ロングレンジライフル基部)
Mタイプ シュノーケルカメラ サーチライト 3連マリンロケットパック 3連マリンロケットパック ハイドロジェット用バックパック (存在しない) -
Pタイプ センサー ビームキャノン ウイング(兼シールド) ウイング(兼シールド) 大気圏突入システム用バックパック (存在しない) -
Sタイプ メガビームキャノン メガビームキャノン 4連ビームキャノン&2連ミサイルポッド 4連ビームキャノン&2連ミサイルポッド (ノーマルバックパック) メガビームキャノン基部 砲撃体勢支持ジャッキ
Vタイプ スタビライザー(兼放熱フィン) スタビライザー(兼放熱フィン) メガガトリングガン ビームシールド 新型バックパック (存在しない) 増加スラスター
Yタイプ(F90III) F90III本体増加スラスター F90III本体増加スラスター - 手持ち型ビームシールド(ハードポイントにも接続可) Yタイプブースターバックパック (存在しない) -
ガンダムF90のミッションパック対応表(下半身)
  右腰前部 左腰前部 右腰側部 左腰側部 右脚横部 左脚横部 右脚膝頭部 左脚膝頭部
F90本体 - - - - - - - -
F90II本体 - - - - - - - -
F90IIIY本体 - - - - - - - -
Aタイプ - - メガビームバズーカ用エネルギーパック(スペア) メガビームバズーカ用エネルギーパック(スペア) 増加プロペラントタンク 増加プロペラントタンク - -
Dタイプ MSクラッカー MSクラッカー - メガガトリングガン 増加スラスター 増加スラスター - -
Eタイプ ディスク・レドーム ディスク・レドーム - - - - - -
Fタイプ - - サブアーム サブアーム - - - -
Hタイプ 投光器 投光器 ホバーユニット ホバーユニット ホバーユニット ホバーユニット - -
Iタイプ - - - - 推力増加ユニット 推力増加ユニット 脚部前側アーマー 脚部前側アーマー
Lタイプ - - - ロングレンジライフル用120mm高速徹甲弾カートリッジ(スペア) ロングレンジライフル用エネルギーパック(スペア) ロングレンジライフル用エネルギーパック(スペア) - -
Mタイプ センサー センサー 6連装アローシューター(スペア) コンバットナイフ ホーミングトーピドー ホーミングトーピドー - -
Pタイプ - - - - 推力増加ユニット 推力増加ユニット - -
Sタイプ センサー センサー 腕部4連ビームキャノン用エネルギーパック

(ケーブル接続型)

腕部4連ビームキャノン用エネルギーパック

(ケーブル接続型)

クルージングミサイル クルージングミサイル - -
Vタイプ 増加スラスター 増加スラスター ビームシールド(スペア) ビームサーベルラック スタビライザー(兼放熱フィン) スタビライザー(兼放熱フィン) - -
Yタイプ(F90III) - - メガビームバズーカ メガビームバズーカ - - - -

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 資料によっては諸元に差異(建造年が111年とするものと120年[2])が見られることがある。
  2. ^ 宇宙世紀0111年9月に1号機がロールアウト。オプションのA・D・S・H・Mのパックは本体よりも先行して完成した[5]
  3. ^ コンペティションは宇宙世紀0111年10月に行われた[5]。コンピュータによる一次審査においてMSA-0120は対弾性と出力では勝っていたものの、運用コストと機動戦力比等に優れるF90が総合性能で勝利している。また、二次審査の模擬戦においてはF90が圧勝した[4]。尚、コンペティションを0112年に行ったとする記述もみられる[1]
  4. ^ 搭乗者のウォルフはアステロイドベルトのポイント6381でコア・ファイターからガンダムF90IIIへ換装した際に、「このシステムはF91より後に作られたものでF91の新型であり、この機体を急に動かすことが出来るのは腕利きMSパイロットだけであるから、自分がこの任務に選ばれた」と発言している[26]
  5. ^ 備考としてアナハイム・エレクトロニクス社の同時期のコアファイター搭載型ガンダムタイプであるネオガンダムのロールアウト時期は0123年2月である。
  6. ^ 劇中ではクロスボーン・バンガードの精鋭であるデス・ガンズとの戦闘で、ダブル・ガンズ・シュートをこの分身で避けそれを見たガンマッド少佐は「信じられん速さで移動する」と発言し、直後デナン・ゾンのランサーを一振りして全ての残像をかき消している[26]
  7. ^ 腰に2門のハイパワービームを持つ白いMSであることからガンマッド少佐は、ガンダムF90IIIがザビーネの言っていたラフレシアを倒したF91だと一瞬誤解し、付近にいたクロスボーン・バンガードの追撃部隊も大破したF91が修理され動いているのだと誤解し「亡霊か…!!」と驚いている
  8. ^ 26種類とする資料もみられる[3]
  9. ^ 腕部の装備であるが、資料によってハンド・キャノン砲またはレールキャノンとしたもの[4]と諸元表において4連ビームキャノンとしたものがみられる[49]
  10. ^ ジェネレーターを高出力のものへ換装したとする資料も見られる[51]

出典[編集]

  1. ^ a b MSハンドブック 1992, p. 14-15.
  2. ^ NT100% F91 1991.
  3. ^ a b c d e F91オフィシャルエディション 1991, p. 62-63.
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 1/100F90A.D.S 1990.
  5. ^ a b c d e MSハンドブック 1992, p. 12.
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参考文献[編集]

  • 書籍
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    • 『機動戦士ガンダムF91 モビルスーツ・イン・アクションU.C.0123』ホビージャパン、1991年3月。ASIN B07DVCKH61
    • 『B-CLUB SPECIAL 機動戦士ガンダムF91 オフィシャルエディション』バンダイ、1991年4月。ISBN 4-89189-155-6
    • 『ニュータイプ100%コレクション18 ガンダムF91』角川書店、1991年4月、1999年3月(復刻版)。ISBN 4048530674
    • 『ENTERTAINMENT BIBLE35 機動戦士ガンダムMS大図鑑PART5 コスモ・バビロニア建国戦争編』バンダイ、1991年6月。ISBN 4-89189-157-2
    • 『ENTERTAINMENT BIBLE 機動戦士ガンダムMS大図鑑 PART.8 SPECIALガンダム大鑑』バンダイ、1991年6月。ISBN 4-89189-448-2
    • 『B-CLUB The PLASTIC1 MOBILE SUIT GUNDAM 3D CLLECTION 機動戦士ガンダム作例集』バンダイ、1992年7月。ISBN 4-89189-232-3
    • 『機動戦士ガンダム MS大全集98』メディアワークス、1998年4月。ISBN 4073085190
    • 『データコレクション8 機動戦士ガンダムF91』メディアワークス、1998年10月。ISBN 4073101501
    • 大河原邦男『大河原邦男GUNDAM DESIGN WORKS』ムービック、1999年10月。ISBN 4-89601-436-7
    • 『GUNDAM WEAPONS ガンダムF91/クロスボーンガンダム編』ホビージャパン、2007年3月。ISBN 489425493X
    • 皆河有伽『総解説ガンダム辞典Ver1.5』講談社、2009年8月。ISBN 978-4-06-375795-8
    • 『データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編II]』角川書店、2010年6月。ISBN 978-4047154780
  • ムック
  • 雑誌
    • 『ガンダムマガジンNo.5』1991年5月号、講談社。
    • 『月刊ガンダムエース』2004年9月号、角川書店。
    • 『月刊ガンダムエース』2019年8月号、KADOKAWA。
  • 漫画
    • 加登屋みつる、岩村俊哉『Gレジェンドコミックス ガンダム短編集』第2巻、講談社、2006年7月。ISBN 978-4063721782
    • 長谷川裕一『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』第1巻、角川書店、2006年12月。ISBN 978-4047138889
    • 長谷川裕一『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』第3巻、角川書店、2007年12月。ISBN 978-4047150058
  • アンソロジーコミック
  • プラモデル付属説明書
    • 『1/100 ガンダムF-90 増装ウェポン・バリエーション タイプA. D. S. 3点セット』バンダイ、1990年10月。
    • 『1/100 ガンダムF90-Vタイプ(新型火器試験仕様)』バンダイ、1991年10月。
    • 『1/100 ガンダムF90-Pタイプ(大気圏突入仕様)』バンダイ、1991年10月。
    • 『1/100 ガンダムF90II-Lタイプ(長射程仕様)』バンダイ、1991年11月。
    • 『1/100 F90Y クラスターガンダム』バンダイ、1993年3月。
  • プラモデル付属冊子
    • 『モビルスーツハンドブック(1/100 機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ No.5 ネオガンダム 付属冊子)』バンダイ、1992年3月。
    • 『機動戦士Vガンダム NEWモビルスーツバリエーションハンドブック1』バンダイ、1993年11月。
  • ウェブサイト

関連項目[編集]