ウォン・リー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

ウォン・リー (Wong Lee) は、アニメ機動戦士Ζガンダム』及び『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する架空の人物。声優名取幸政田中和実(劇場版『Ζガンダム』)。

人物[編集]

反地球連邦組織エゥーゴの出資者であるアナハイム・エレクトロニクス社の幹部。軍人ではなく民間人でありながら、出資者の立場ゆえに強い発言力を持つ。アーガマに乗り込んでからはブライト・ノアクワトロ・バジーナにたびたび注文を付け、エゥーゴやアーガマの戦略・戦術に大きく関わる。特にカミーユ・ビダンには「修正」と称した体罰を行ったことから、そのイメージが強い人物である。命を張った行動が多く、自らの行動に責任感と度胸を併せ持つ有言実行型の人物である。

カンフーを習得しており、カミーユを殴った際に気絶させてしまうほどの腕力を持つ。白兵戦にも優れており、アクシズからの脱出時には軍人に劣らぬ瞬発力と判断力で、他のメンバーと無事にアーガマへの帰還に成功している。中国系のような名だが、監督の富野由悠季によればヴェトナム系である。

劇中での活躍[編集]

機動戦士Ζガンダム[編集]

アーガマが月面都市アンマンに立ち寄った際、初登場。ハロの修理にかまけてミーティングに遅れただけでなく、それを謝るどころか謝意すら見せようとせず言い逃れようとしたカミーユに激怒し、「修正」と称した体罰を行う[注 1]

また、出資者であるアナハイム側の代表という立場上、アーガマの戦いぶりに口を挟むことや高圧的で口うるさい性格から、カミーユをはじめアーガマのクルーから煙たがられる様子が描かれている。軍人ではないため、戦況をやや楽観視してブライトに「のんきなお方」と評されたり、無理な注文をつけてクワトロが「出資者は無理難題をおっしゃる」とこぼしたこともある。百式のメガ・バズーカ・ランチャーを使ってドゴス・ギアを攻撃する作戦では、最初こそ難色を示したものの命中するや一転して大喜びし、横にいたブライトに冷たい目で見られたこともある。その一方、アンマン付近の戦闘では自社の採掘用プチ・モビルスーツを操縦してカミーユの窮地を救う、コロニー落としの標的となったグラナダ市に残って市長と粘り強く交渉する、アクシズとの交渉ではエゥーゴ代表としてグワダンに赴くなど、単に口うるさいだけではなく責任感の強さを見せる。また、アーガマに連れてこられたばかりのシンタクムには、憎まれ口を叩きながらもジュースを買い与えている。

劇場版では、カミーユを「修正」と称して殴るシーンやアーガマクルーから疎まれている描写など、テレビ版のマイナスイメージは悉く削除されている。さらには、会議中に家族からのビデオレターを見ていたブライトが慌ててそれを消そうとした際に「消すことはなかろう」と咎めない粋な一面を見せるなど、むしろ好人物として描かれている。また、ステファニー・ルオとは親子という設定になっている。

機動戦士ガンダムΖΖ[編集]

グラナダ市内へ繰り出そうとしたジュドー・アーシタを咎めて「修正」に殴りかかるが、かわされたあげく逆に腹を膝蹴りされる。その後、何かとトラブルの多いジュドーたちをアーガマから退艦させようとしてブライトと衝突するが、ジュドーたちの結束ぶりを見て断念する。また、精神崩壊を起こして人事不省になったカミーユのことを心配する描写なども見られる。

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ ただし、一方的な制裁ではなく、カミーユもウォンにやり返している。

出典[編集]