アクシズのハマーンさん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
アクシズのハマーンさん
漫画
作者 井上行広
出版社 角川書店
掲載誌 ガンダムエース
レーベル 角川コミックス・エース
発売日 2006年8月26日
発表期間 2003年7月 - 2006年7月
巻数 2巻
テンプレート - ノート

アクシズのハマーンさん』は、井上行広作の漫画。

作品解説[編集]

本作は角川書店漫画雑誌ガンダムエース』で連載された、同誌連載の『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』(北爪宏幸・作)のパロディ作品である。2006年7月号で連載を終了したが、『ガンダムエース増刊・ガンダムエーススペシャル』で新作が断続的に掲載された。友人・田丸浩史アシスタント経験からか、男性キャラなどの絵柄が田丸の作品に酷似している。

あらすじ[編集]

アクシズに住む少女ハマーンさんの身の回りで、様々な事件が起こる。あるいは、ハマーンさんが自ら様々な事件を起こす。

主な登場人物[編集]

各キャラクターの外見は『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に準じているが、内面と言動はまったく準じていない。

ハマーンさん
小惑星基地アクシズで暮らす少女。同じくアクシズに身を寄せるシャア大佐に激しい恋愛感情を持ち、猪の様なただならぬ殺気と共にあの手この手でアタックを繰り返す。
新型モビルスーツの開発に参加などもしているらしいが、基本的にやる事も無く、アクシズ内をいつもぶらぶらしている。そして先々で事件に巻き込まれたりする。
『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』でのハマーンの髪型変更に伴い、途中で髪型が変わる。
ナタリー中尉
アクシズの女性士官。ハマーンの世話役にして親友。しばしばハマーンと行動を共にし、事件に巻き込まれたり、事件を起こしたりする。
常にハマーンを支え続ける優しい性格だが、同じくシャアを激しく好いており、その点ではハマーンのライバルでもある。シャアと結ばれるためにハマーンを亡き者としようとした事もある。
軍装の時だけ髪型をオールバックにする。
シャア大佐
通称「赤い彗星」。ジオン軍のエースパイロット。一年戦争終結後、アクシズの居候となる。
ハマーンの激しいアタックに追い回される、気の休まらない日々を送る。その美貌から、ハマーン以外にも多くの女性に好かれている。
マハラジャ提督
ハマーンの父にして、アクシズの一番偉い人で、鼻と顎に髭をたくわえた、いかつい男。
アクシズの一番偉い人なのだが、特に何もする事がなく、部屋で放心したり、ゲームをしたり、アクシズ内をぶらぶらしたりしていて、時折部下からもタメ口で超フランクに接されている。
ハマーンを溺愛しており、シャアにライバル心を燃やす。
また、髭が本体らしく、くしゃみした反動で取れてしまい、ゴキブリのように動きシャア大佐に取り付いた事がある。
セラーナ
ハマーンの妹。普段はおっとりした性格だが、実はハマーンよりしっかり者。やはりシャアに好意を持つ。
ハマーンと力を合わせれば通常の40倍の力が出るらしいが、理屈は不明。
オクサーナ
サイド3からやって来た金髪の美女。女性キャラはデフォルメされた体型で表現されるこの作品の中で、唯一リアルな八頭身で描かれるほどの長身。
「でーす」など語尾を伸ばす、いわゆる外国人風のしゃべり方をする。やはりシャアに好意を持ち、ハマーンにライバル心を燃やし燃やされる。その巨体を生かした戦闘能力は凄まじく、ハマーンに「力自慢のオクサーナ」などと恐れられる。
エンツォ大佐
アクシズの二番目に偉い人。攻めと革新の急進派代表として、守りと堅実の穏健派代表であるマハラジャに対抗心を持つ、いかつい男。ラカンとマルコとつるんでいる事が多い。
健康第一の肉体派で、死に至るほどの筋トレを欠かさない。よく軍服を脱ぎその肉体美を見せつけたがるため、ハマーンさんたちにはウザがられている。
ファビアン少尉
モビルスーツのパイロット。大変な美形で、アクシズの多くの女性達から人気がある。
しかしそれが理由で、嫉妬したマハラジャやエンツォから嫌がらせを受ける事になる。そのためかシャアとは馬が合う様子で、嫌がらせの仕返しと言わんばかりに埋蔵金の話をでっち上げ、マハラジャを騙して泣かそうとしたが、埋蔵金の事で狂気じみたマハラジャとマハラジャには見られてはいけない物を先回りして処分せんと狂気じみたハマーンたちに追われる羽目になり、シャアと共に怯えて泣きながら逃走した。
ミネバちゃん
一年戦争で戦死したドズルの娘。まだ生まれて間もないが、3歳にしてスーパーゲーマーという意外な一面があり、マハラジャの案でアクシズゲームに出場する羽目になったシャアを操縦し、マシュマーの操縦するアンディやセラーナの操縦するハマーンに勝利させている。
アンディさんリカルドさん
一年戦争時代のシャアの部下。ハマーンをライバル視している。
自分たちこそがシャアにお似合いだと主張し、シミュレーションでハマーンに戦いの恐ろしさを思い知らせようとしたが、ハマーンの駆るシュネー・ヴァイスに瞬殺され、挙句の果てには「百戦錬磨とか言う割には拍子抜けね」と罵倒された。
ジョルジュ・ミゲル
ナナイ・ミゲルの兄。ナナイに「探偵みたいでかっこいい」と言われ、探偵に転職したが、エンツォたちに鍋を食べさせられ、すぐに転職した。

単行本[編集]

第1巻。2006年8月初版発行。
月刊連載時の第1話『出ました! ハマーンさん』から最終話『ハマーンさん、宇宙に消ゆ?!』までの内の20話と、描き下ろし『アクシズNo.1メイドさん誕生?!』の計21話を収録。
その他、フルカラーの扉絵と登場人物紹介ページ、北爪宏幸の応援コメント、オマケのマンガ(後書き)を1ページずつ収録している。
第2巻。2008年3月初版発行。
月刊連載時の第1巻未収録分と、「ガンダムエーススペシャル」掲載分、描き下ろし『やっぱりお花見も命懸け!?』の計19話を収録。
その他、オマケの4コマ漫画と、オマケのマンガ(後書き)を収録している。