ドルメル

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ドルメル (DOLMEL) は、対戦型格闘ゲーム機動戦士ガンダム EX REVUE』に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型機動兵器「モビルスーツ (MS)」のひとつ。

作中の軍事勢力のひとつであるジオン公国軍の機体。『EX REVUE』では最終ボスとして登場する。

本記事では、『ガンダムシリーズ』におけるほかの外伝作品に登場するバリエーション機や関連機体についても解説する。

デザイン[編集]

メカニックデザインは大河原邦男。ゲームの開発当時、バンプレストに在籍していた帆足剛彦(現:帆足タケヒコ[1])によるラフデザインを基に起こしている[要出典]。カラーリングは1Pカラーがレッドとホワイト、2Pカラーがブルーとゴールド[2]

設定では全高が17.9メートルとされているが、ゲーム中では18.0メートルのRX-78-2 ガンダムより一回り大きく描かれている[2]

設定解説[編集]

諸元
ドルメル
DOLMEL[2]
型式番号 MS-19[2]
所属 ジオン公国軍(『EX REVUE』)
シン・フェデラル(『カタナ』)
製造 ア・バオア・クー工廠[2]
生産形態 試作機
全高 17.9m[2]
本体重量 47.6t[2]
全備重量 81.7t[2]
装甲材質 超硬スチール合金[要出典]
出力 1,680kW[2]
推力 150,800kg[2]
武装 マルチ・ランチャー×2
ヒート・パイル×2
トゥ・ビーム×2
搭乗者 ラムイコ・シュタイン
スパーダ公(リチャード・グレイソン

一年戦争中、ア・バオア・クー工廠にて極秘裏に開発されるが、実戦参加は最終決戦がおこなわれる宇宙世紀0079年12月31日である[2]うえ、生産数も2機のみであったとされている[要出典]

武装[編集]

名称は、ゲームで使用した際の音声による。

マルチ・ランチャー
ビーム・サーベルを兼ねる両前腕部の武装で、ビーム弾を放つ。普通の飛び道具であるが、連射性能は高い。また、両腕を交差して「メガ・スマッシュ」と呼ばれる攻撃を放つこともできる。
ヒート・パイル
肩に装備されたスパイクで突進する。
トゥ・ビーム
両足つま先に内蔵されている短いビームサーベル。常に起動しているわけではなく、キック攻撃を繰り出すごとに刀身が形成される。スパーダ公仕様機は、この武装で必殺技「鋼脚烈風斬」を繰り出すことが可能となっている。

ほかに、両肩口にミサイル・ベイ、両胸にミサイル・ポッドらしきものが確認できるが、詳細は不明。

作中での活躍[編集]

『EX-REVUE』では最終ボスとして登場し、ア・バオア・クーにてプレイヤーキャラクターと戦うことになる。それに先駆け、3戦前後ごとにデモシーンが入り、その内容からパイロットのラムイコ・シュタインが本機の開発にも関わっていることがうかがえる。また、デモではドロス級空母から発進し、ア・バオア・クーに向かっている。なお、プレイヤーキャラクターが本機の場合でも最終ボスは変わらず(本機対本機)、エンディングの内容は本機の性能で戦況を覆したというものになる。

宇宙世紀0084年を舞台とする漫画『機動戦士ガンダム カタナ』では、反地球連邦組織「シン・フェデラル」仕様機が登場。機体は青く(ゲームの2Pカラーに準じた配色で)塗装されている。同組織の首領・スパーダ公に扮したリチャード・グレイソンが搭乗し、彼がツルギ流居合いを体得しているために高い戦闘力を誇ることから、ユージ・アルカナストライカー・カスタムコテヅフルアーマー・アレックスをも一蹴する。その後、リチャードへの強化人間手術にともない、機体もドルメル・ドゥーエとして改装される。

評価[編集]

チアソルのウェブメディア「電脳世界のひみつ基地」には、「一年戦争時の機体なのに、遠距離武器が少なすぎるのは問題」や「自分で使うと大して強くない」との旨で評されている[3]

メディア・ヴァーグのウェブメディア「マグミクス」には、ゲーム以外への登場が『カタナ』のみであることについて「重厚感があって好きなデザインであるが、設定的に他の作品に組み込みづらいのか、チート的な設定が問題なのか」との旨で評されている[4]


ドルメル・ドゥーエ[編集]

DOLMEL DOUE[5]

漫画『機動戦士ガンダム カタナ』に登場(型式番号:MS-19C[5])。

シン・フェデラル仕様のドルメルに、先の戦闘で手に入れたイットウ・ツルギ機のストライカー・カスタムに搭載されている精神感応AIシステム「妖刀」を移植し、改良された。腕部に固定されていたビームサーベルを取り外して使うなど、細部が変更されている。


その他の「MS-19」[編集]

外伝漫画では、本機以外にもMS-19の型式番号をもつMSが登場する。

カタール
漫画『アウターガンダム』に登場(型式番号:MS-19N)。
テレンス・リッツマン博士主導で戦術ステルス機として開発された試作MS。頭長高23.2m。宇宙空間での高い迷彩効果を狙ったマットブラックの塗装が施されているほか、内部熱処理装置を搭載することで光学・熱探知センサーによる探知の無効化と塗装によって機体に蓄積される熱の処理を可能としており、これらを用いた潜宙モードを取ることができる。また、パイロットの生存率向上を目的として、対ビーム装甲をはじめとする様々な技術が実装されている。
武装はビームブレード1基、ビーム砲を肩部に6基、口頭部に1基、バルカン砲を頭部に2門装備するほか、両腕部に装着された2基の攻撃システムを用いてオールレンジ攻撃を行うことも可能。
ニュータイプの少女エファ=ガラドリアル准尉が搭乗した機体がソロモン防衛戦に投入され、ゼファーガンダムと交戦するも相打ちに近い形で撃破される。
ホークアイ
漫画『新MS戦記 機動戦士ガンダム短編集』に登場(MS-19E / AMS-119E)。
ネオ・ジオン軍が開発した偵察用MSで、サイコミュシステム高機動試験機アイザックの探索システムが搭載されている。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

出典[編集]

  1. ^ CREATOR'S VOICE 帆足 タケヒコさん”. マウスコンピューター. 2021年9月14日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k ゲーム中のグラフィックより。
  3. ^ 稲波 (2018年5月22日). “ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第30回:機動戦士ガンダムEX REVUE”. 電脳世界のひみつ基地 (チアソル). https://maedahiroyuki.com/20180522-%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0ex-revue/ 2022年12月11日閲覧。 
  4. ^ 加々美利治 (2022年8月30日). “『ガンダム』ゲームで初登場、幻の「一年戦争」機体たち 強すぎて表舞台に出られない? (2)”. マグミクス (メディア・ヴァーグ). https://magmix.jp/post/108256/2 2022年12月11日閲覧。 
  5. ^ a b 新訳MS大全集0081-0900 2022, p. 63.

参考文献[編集]

  • 書籍
    • 『大河原邦男 GUNDAM DESIGN WORKS』ムービック、1999年11月1日。ISBN 4-89601-436-7 
    • 『機動戦士ガンダム 新訳MS大全集 U.C.0081-0090』KADOKAWA、2022年3月26日。ISBN 978-4-04-111179-6 

関連項目[編集]