ガイア・ギアの登場人物

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ガイア・ギア > ガイア・ギアの登場人物

ガイア・ギアの登場人物( - とうじょうじんぶつ)では、小説作品及びラジオドラマガイア・ギア』に登場する、架空の人物を列挙する。

特に記述がない限り、小説版のみに登場しているものとする。なお、声はラジオドラマ出演時のものである。

目次

メタトロン[編集]

アザリア・パリッシュ[編集]

メタトロンの提督で、階級は少将。組織の実質的な指導者であり、シャア・コンテニュー・オペレーションを引き継ぐ。計画当初の目的通りアフランシをリーダーに迎えたものの、かつての英雄「シャア・アズナブル」の幻影をアフランシの中に見ており、その妄信的な思考が、後に組織内部の混乱を招く事となる。(麦人

小説版

アフランシに出会い、仲間達に彼に対する態度を改めるように指導したが、アフランシ自身には拒否された。また、アフランシが部隊を直接率いる事に難を示したが、彼の主張を受け入れ承認したものの、この頃から組織の行く末は見えていた。地球降下後、第二波の増援では十分な機体を送らず、送信した情報も不正確なものであった。これはこの時点で、彼らメタトロンの首脳部とマハを疎んじた地球連邦軍の利害が一致した事で、マザー・メタトロンを譲る事を条件に、吸収される計画を進めていた為である。そしてついに、第三波の隊長にブノア・ロジャックを指名し、思い通り動かないアフランシを抹殺するように言い含めるまでに、彼らの思考は硬直していた。

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アフランシ・シャア[編集]

かつての偉人「シャア・アズナブル」の記憶を受け継ぐメモリー・クローン。南の島で幼馴染のエヴァリー・キーと暮らしていたが、宇宙へ旅立つようガバ・スーに告げられる。宇宙へ出た彼はメタトロンに迎えられるも、彼自身はあくまでも指導者としての存在を期待する首脳部の傀儡となる事を拒否し、つねに専用機ガイア・ギアαに搭乗し最前線に臨む。

当初は現場の人間からも血筋だけで成り上がったものと思われ、疑問視されていたが、努力により弱点を克服しようとする姿勢と、生まれついての性格が好感を得たため、人望を集めた。しかし、首脳部との乖離は著しく、最終的には捨て駒として使われるまでになってしまう。だが彼は自己の存在を受け止めつつ、あくまで自分自身の道を切り開くべく奮戦した。(声:横堀悦夫

容姿はシャア・アズナブルの面影を持っているが、直接の血縁があるのかどうかは語られていない。少なくとも、肉体的にシャア・アズナブルそのものではないようだ。シャア・アズナブルの記憶を脳に植え付けられているが、アフランシの認識では断片的かつ曖昧であり、自由に想起する事は出来ないようだが、状況に応じて不意に浮上して来る物でもあるらしい。マン・マシーンの操縦法などはシャア・アズナブルの記憶が大きく役に立っているようだ。

小説版

ガバ・スーの逝去の際、自分を預けた者からの伝言を伝えられ、宇宙へ出ることを決意する。エヴァリーを振り切り島を抜け出した彼は、たどり着いた島でトルース・シュトロンガーに出会い、"アフランシ・シャア"という名の意味の解釈を聞く。

その島で自分を追ってきたエヴァリーがミハエルらの海賊グループに捕まってしまうものの、無事彼女を救出し、ミランダ・ハウ、バアム・ゼーゲンと出会う。自らの出生の秘密を聞かされた彼はゾーリン・ソールを受けとり、突入してきたマハを振り切って、シャトルをジャックし、宇宙へ旅立った。

メタトロンメンバーに迎えられた後、ヘラスへ旅立ち、ウル・ウリアン、トット・ゲーリング、メッサー・メットらの不良グループとの出会いを経て、マザー・メタトロンと合流した。ガイア・ギアαに乗り前線を指揮し、クリシュナ・パンデント奪還作戦へ臨み、無事彼女を助け出す事に成功している。

その後はマハの地球降下阻止作戦、以降リエージュ上空戦、ホンコン・マハ迎撃戦など、つねに部隊のエースとなり活躍した。また、メッサーらの不良グループを鍛え上げたが、これは主義者としてのメンバーに新しい考えを取り込みたいという思いがあったようだ。

そんな中、組織の中で孤立を感じていた彼は、ミランダに頼ってしまい、彼女から関係を見直すよう伝えられる。しかし他の女性クルーにエヴァリーの面影を見るなど、本心は固まっており、戦後は地球に留まる事を願っていたが、そのことがクリシュナの離反を生む事になる。幾人もの犠牲を払いつつ、最終決戦においてウルとの決着をつけ、ノイシュヴァンシュタイン城でエヴァリーと再会を果たし、大西洋を望む島で一時の平穏を得るのであった。

ラジオドラマ版と比較すると、マザー・メタトロンのミサイル爆撃を決断するなど割り切った思考で行動している点が目立ち、鹵獲したブロン・テクスターを敵艦隊内に突入させ、融合炉を爆発させるという作戦も立てたほどである。

挿絵では当初シャア・アズナブルそのものの容姿でキャラクターが描かれていたが、物語が進行するにつれアフランシがアイデンティティを確立すると共に、その傾向は次第に薄れていき、シャアの容姿とは少し離れたキャラクターへと変化している。

ラジオドラマ版

島でエヴァリーと穏やかに暮らしていたが、しばしば頭痛に苛まれるようになっていた。ガバ・スーと語り合う中、出生を明かされ宇宙に出るよう伝えられるが、直後にウル・ウリアン率いるマハによる2度の襲撃を受け、捕まってしまう。ウルの尋問を受けた際、シャアの記憶の一部が覚醒。衝動的にガイア・ギアαに搭乗し、ガウッサを撃破した。

ドラマ版では終始エヴァリーへの想いが揺らぐことは無かった。 ミランダへの恋愛感情の描写は殆ど無いに等しく、クリシュナの告白にも全く心を動かす事が無かった。

ミサイル爆撃は、ドラマ版では連邦に付いたパリッシュの裏切り行為の結果であり、アフランシはその爆撃を利用して艦を突入させたにすぎない。 最終的には、その爆撃の最中のノイシュヴァンシュタイン城でダーゴルと対峙する場面で本編が終了しており、その生死は不明のままである。

ウルによれば、シャア・アズナブルとよく似ているが、瓜二つというわけではないらしい。

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アン・マーサン[編集]

三十一の二乗内で、アフランシを部屋に案内した女性。その態度は引き際を良く知るという。

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エミール・ルーサ[編集]

メタトロンのパイロットの一人。ホンコン・マハを迎撃した戦闘で唯一生き残ったドハディのパイロットであるが、本人は「標的にされなかっただけ」と言っていた。

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キムリー・ブラウス[編集]

メタトロン所属の女性パイロット。ざっくばらんな性格で、やや粗野な面もあるケラン・ミードとコンビを組むことについても特に気にしていなかった。クリシュナ奪還作戦の際、ドハディ二番機で出撃した。第二波の増援として地球降下後、ガイア・ギアαの戦闘小隊に組み入れられ、メッサー達と共同でウルのブロン・テクスターを鹵獲している。サウンド版においては名前のみ確認されている。

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クラッカワ・ナカガ[編集]

三十一の二乗に搭乗する医師。ニュータイプやサイコミュについて精通しており、アフランシとガイア・ギアαの、サイコミュの相性をチェックした。また、ジョーにもサイコミュについての講義をしている。

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クリシュナ・パンデント[編集]

メタトロンの一員で、アフランシに強い敬慕の念を抱く混血の少女。出身はサイド2のコロニー、ヘラス。クリシュナという名はインドの男神が元になっており、その名前にコンプレックスを抱いてもいたようだ。(声:弥生みつき

小説版

宇宙船スパシアス号に搭乗していたが、ウルと接触した際に拉致され、人質として利用されるものの、アフランシによって救出された。地球降下後、エア・フォース1に同乗していた所、キャビンから墜落してしまい、地上で気絶していたところウルに救出された。

以前からアフランシが自分をエヴァリーの代わりとしか見ていない事を察していた一方、出会ったウルを青年から成長した一人の男として認識しだし、仲を深めていくことになる。そしてルーバン亭での銃撃戦ではかつての仲間に銃を向け、また直後にはとっさの事とはいえエア・フォース1を撃墜してしまうなど、この頃から精神的な矛盾を抱え、一人苦悩する事になる。さらに唯一の心の支えであったウルが、アフランシに対して優越感を得るための対象として見ていたことに気づき、彼の元から去った。森の中をさまよっていた所をエヴァリーに助けられ、捜索に来たジョーに保護され、自分を純粋に愛するジョーに安らぎを見出すものの、その直後にジョーはウルに撃破されてしまう。その際偽名を使っていたエヴァリーの名を彼女に対する嫉妬からウルに暴露してしまい、ウルの侮蔑を買う。解放され、アフランシたちと合流するも、処罰を下す事を避ける為、最終決戦前にアフランシと別れた。

ラジオドラマ版

アフランシと初めて会った際には彼を「シャア閣下」と呼び戸惑わせ、マドラスにたしなめられている。またシャアの演説や会見のビデオを何度も見返しているなど、シャアへの強い憧憬があり、アフランシへもシャアと同じ活躍を期待していた。

父はすでに死に別れ、母は優しいだけの父に愛想をつかして幼い頃家を出て行ったという。ヘラスで最も貧しいといわれるグレンツェ地区出身で、占い師のエントーに育てられた。実体験から社会体制の変革のため、メタトロンへ参加したと語っている。

小説版とは違い、アフランシはクリシュナに恋愛感情を持っておらず、アフランシへの想いは彼女の一方的なものだった。 ウルとの出会いの際に交わした会話をきっかけに次第に心を通わせるようになり、一時は脅迫・強姦も同然の形でウルに抱かれた事もあったが、その上辺の凶暴さとは裏腹の孤独を見抜いていた彼女は、最終的にはウルを愛するようになる。 当初はウルの一方的な感情だったが、度重なる運命の出会いに、「出会い方さえ違っていれば」と次第に心を開いていった。 最終決戦の日、ウルによって一旦は逃がされるものの舞い戻り、アフランシとの対決に敗れたウルの最期を看取る。ミサイル爆撃後、その生死は不明である。

アフランシのエヴァリーへの想いを敏感に感じ取ったり、ウルの心の弱さを「可哀想な人」と誰よりも早く見抜いていたり、他人の心を思いやる面は強く描かれていたが、自分自身の事には鈍いのか、メッサーやジョーに想いをぶつけられた際には、その本心まで察する事はできなかったようだった。

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グレン・コールディル[編集]

メタトロン所属の大佐。アザリア・パリッシュ少将腹心の部下で、シャア・コンテニュー・オペレーションの推進者の一人。(声:西村知道

小説版

組織内では作戦参謀を務めている。また、「三十一の二乗」の意味をアフランシに解説している。彼自身はアフランシに好意的であり、組織の身売りという事態になってもアフランシを気遣っているようだったが、最終的には組織の一員としてブノアに使命を遂行するように指示した。

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ケイネス・ブレン[編集]

三十一の二乗のブリッジクルー。アフランシを気安く「シャアさん」と呼ぶ。

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ケラン・ミード[編集]

メタトロン所属のパイロット。仲間内での兄貴分である。根っからのパイロット気質の持ち主で、主義主張の拘りは持っていない。腕は一流であるが、その事を鼻に掛け、他のパイロットを見下す面もある。また独特のプライドを持ち、階級を気にかけていないため、上司であっても遠慮なく発言する。これらの態度はアフランシへも例外ではなく、当初は戦闘を仕切っていた。(声:難波圭一

小説版

ヘラスにガイア・ギアを独断で出撃させ、窮地に陥っていたアフランシ達を救った。クリシュナ奪還作戦ではドハディ一番機で出撃し、地球降下後も引き続きメッサー達と合流した際のマハとの遭遇戦等で主力となり活躍した。リエージュ上空での戦闘では、ウルのブロン・テクスターと相対し、圧倒的な性能差を腕でカバーし、引き分けに持ち込んだ。しかしブロン・テクスターは即座に機体を補修し、再度交戦状態となる。苦戦するサエスを援護すべく、機体の損傷を完全に修理できぬまま再び出撃したが、ファンネルの直撃を受け戦死した。

サウンド版

ジョーと同期でメタトロンに入った熟練パイロット。上司と問題を起こして連邦軍を辞めた後、マドラスがスカウトしてきた。その経緯もあってか、マドラスには頭が上がらないようである。 率直過ぎる性格で、アフランシに対しても、周囲が「閣下」など敬語を使っていたのに対し、一人「シャア」と呼び捨てにするなど、彼の存在を好ましく思っていなかったが、行動を共にする内に良き理解者となっていった。 新入りパイロットのメッサーとレエを兄貴分としてよく面倒を見てやったりと、堅物のジョーとは対照的に、気さくな人物として描かれている。

ジョーの無謀な突撃をカバーする形で敵の攻撃を受け、戦死した。

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ケンセスト・ベイレン[編集]

クリシュナ奪還の為に出撃した、ドハディ三番機のパイロット。

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サエス・コンスーン[編集]

ヘラスでのメッサーの不良グループの一員で、彼と共にクリシュナ奪還作戦時、メタトロン側へ引き渡された。地球降下後メッサーと共に脱走、気変わりしたメッサーに従いアフランシたちと合流したが、リエージュでの戦闘にドハディで出撃し、ウルのブロン・テクスターによりコクピットをビームサーベルで貫かれ、戦死した。

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シャア・アズナブル[編集]

かつての宇宙移民者独立運動のリーダーだった人物。アフランシは彼の細胞そのものを分割して、再活性化させる実験により生まれたクローンとされる[1]。 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』でジオン公国残党に祭り上げられ連邦に対し反乱を起こしたシャア、劇中で隕石(アクシズ)を落とす作戦を決行したのは他ならぬ彼自身である。しかし、シャアの人徳とニュータイプとしての才能が地球を汚染するかもしれなかった隕石の激突を回避させ、そのときにシャアは死に、シャアの意思がオーロラとなって地球を包んだとガイアギアの時代では語り伝えられている[2]。 その為死後1世紀以上が経過したこの時代においても、未だ伝説の人物として畏怖の念を抱かれている。(声:池田秀一

小説版

ガウッサ18番機を乗っ取ったアフランシが名乗り、その声はマハに傍受されていた。またキャスバル・ダイクン、ジオン・ダイクンの名も登場している。

ラジオドラマ版

アフランシの脳に埋め込まれたシャアとしての記憶が復活する際、たびたび登場する。また、アフランシがゾーリン・ソールを駆り宇宙で戦闘を繰り広げた際、「赤い彗星」と評されたことがある。パイロットの間でも、その存在は伝説となっており、憧れるものも少なくない。

ちなみに台詞は過去の作品のものに留まっているが、以前の音声を編集したものではなく、池田本人がスタジオで録音している。

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ジャック・ブルーム[編集]

ラジオドラマ版のみ登場。メタトロン初期の立役者で、組織内では伝説の人物。マハでも行方を捜索していたが、結局見つからなかったという。かつてはアザリア提督と競うほどの実力を持っていたが、思想の違いにより組織を去り、作品中では既に引退している。過去にはモビルスーツにも乗っていたらしい。その名前を聞いた際にジョーを初め、ケランすらも驚きを隠せなかったことからも、偉大さが伺える。(声:田中信夫

75歳と高齢だが精力的で、アフランシの噂を聞きつけヨーロッパへ移動した。その途中にエヴァリーと出会い同行していた際には、エヴァリーに「もう少し若ければアプローチしていた」とジョークを飛ばす辺り、美人には目がないようだ。しかしその後マハに捕まった際の機転や、ダーゴル大佐とのやりとりからは、かつての面影を見せている。ヌーボ・パリで解放された後アフランシらに保護され、エア・フォース1に同乗した際は、クルーに上層部の考えを話し、ミサイル爆撃の中、進路をとる方向を支持するなど部隊の中で存在感を示していた。

メタトロンのメンバーからも、伝説的人物として敬われていたが、本人は至って気さくであり、自分をファーストネームで呼ぶように言っている。その為マドラス船長が敬意を込めて「ミスター・ブルーム」と呼んだ際には、「ジャックと呼べ!」と叱り付けている。

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ジョー・スレン[編集]

メタトロン所属のパイロット。クリシュナに形容しがたい感情を抱いていたが、それを想いとして自覚したのは彼女がいなくなってからであった。後にその想いが皮肉にも彼自身と、クリシュナを追い詰めていくことになる。(声:古本新之輔

小説版

ヘラスにて盗聴器が仕掛けられたアフランシの後を追っていたが、その後さらわれたクリシュナを追尾、軽傷を負った。地球降下後にクリシュナが行方不明になった時に、初めてクリシュナへの想いを自覚するが、ルーバン亭でクリシュナに出会い、なし崩し的に撃ち合うことになってしまう。

その時の衝撃により引き篭もってしまうが、投降したウルの証言を聞き、放置されていたゾーリン・ソールで彼女を捜索に出る。運良く彼女を発見するものの、ウルのギッズ・ギースと遭遇。善戦するもののコクピットをビームライフルで焼かれ、戦死した。

ラジオドラマ版

島で追い詰められていたアフランシを救うため、ガイア・ギアαに搭乗、危機を救った。島から脱出直後には、追撃に現れた攻撃ヘリも撃墜した。 シャア・アズナブルは子供の頃憧れていたと言い、アフランシに対し不遜な態度を取るケランを諫めていた。 人付き合いのいい陽気なケランとは対照的に、堅物で生真面目な性格。 元々は普通の大学生で、メタトロンの思想に賛同して運動に参加した。同期のパイロット訓練生の中ではトップの成績を収めるほどの優等生だが教条主義的な思考に陥り易く、想定外の事態には対応力が鈍りがち。 そのせいか、自分の軽率さから同僚のケランを死なせてしまったりクリシュナを救出する為に軍規を破ったりと、マドラス曰く「精神的に脆い所がある」パイロット。 最期は、艦を守るために敵マンマシーンに組み付いてもろともに墜落し、戦死した。

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セゴビィ・ミラン[編集]

三十一の二乗のデッキクルー下士官。物怖じしない性格のようで、ほとんど初見のアフランシに対しても気安く忠告していた。地球降下作戦にも同行しており、ガイア・ギアαにメッサーが乗れることを保証している。

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セシアス・ジィギス[編集]

ブザンソンでの通信責任者の中年女性。ミランダと共に通信を担当した。豪胆だが用意周到な人物であり、ブザンソンの基地を放棄する際、トットの荷物も整理していた。

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トット・ゲーリング[編集]

留置所に入れられていた巨漢の男。ヘラスの不良グループでは一目置かれる存在らしく、この名前を出すとメッサーはすぐに警戒を解いた。出会いこそアフランシといさかいを起こしたが、すぐに和解し、その場をとりなすなど人を見る目は確か。後に政治犯扱いされ、労働力として地球へ送られていた所メッサー達と出会い、そのまま脱走している。合流後は主に部隊のサポートに回り、持ち前の理性的な能力を発揮した。特にアフランシに対して、同等の目線から付き合うことの出来る数少ない人物であった。

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ニアス・ケイン[編集]

クリシュナ奪還の為に出撃した、ドハディのパイロット。アフランシの呼び名を聞き、「アフラン」と言われた。

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バアム・ゼーゲン[編集]

ズィー・ジオン・オーガニゼーションの関係者であり、ホンコンでゾーリン・ソールを管理していた中年の男。トルースの飲み友達であり、彼から情報を手に入れることによりアフランシの行動を把握していた。ゾーリン・ソールの保管場所までアフランシを案内したが、その直後突入してきたマハによって殺害されてしまう。アフランシを「キャスバル・レム・ダイクン」と呼び狼狽させたり、「ジーク・ジオン」との発言から、シャア・コンテニュー・オペレーションの初期段階から参加している旧ジオン残党であるようだ。

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ハタナ・ノムソザキ[編集]

クリシュナ奪還の為に出撃した、ドハディのパイロット。

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ブノア・ロジャック[編集]

マザー・メタトロンが派遣した第三波の援護部隊隊長。大柄な女性だが、しぐさは軽快であり、また見かけによらずかわいらしい笑顔を見せるという。三十一の三乗ではケランと対等に張り合う程の腕を持つパイロットである。

支援降下前、極秘に首脳部からアフランシの暗殺を言い含められており、ナイーブな性格である彼女はそれを日記に綴っていた。不時着時に日記が保存されたフロッピーディスクを落としており、それをエヴァリーに拾われジョーとクリシュナが知り、計画が露見する事になる。最終決戦において別行動部隊を率い艦隊を狙う作戦を採り、コイリュー及びマハ・ゲイジスの撃沈に成功するも、2艦の核融合炉の爆発に巻き込まれ、戦死した。なお本人は暗殺という任務に強い嫌悪を感じており、逆にマハ・ゲイジス狙撃任務という純粋な戦闘行為に喜びを見出していた。

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ヘイラル・ハルメス[編集]

メタトロン所属のパイロット。クリシュナ奪還作戦時にドハディで出撃した。地球降下作戦以降も部隊の一員として活躍するものの、ミュンヘンへの偵察行動の際、ウルに撃墜され戦死した。

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ボーズ・ガルチェ[編集]

ボーズ戦隊を率いるパイロット。アフランシは彼を「主義者の固さを持つパイロット」と感じていた。ミュンヘンの工場群へ偵察に出たが、ウルと遭遇。撃墜され戦死したが、間際まで欺瞞に徹し、ブザンソンのメタトロン部隊の位置を特定させなかった。

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マーガレット・レーン[編集]

三十一の二乗のデッキクルー。感情よりも仕事を優先する、さばけた考えを持つ熟練したスタッフである。艦内のデッキワーク全般のチェックを任されており、アフランシに汚れ物の処理を頼まれた他、よく面倒を見ていた。エア・フォース2のメカニックとして地球に降下し、冷静に仲間達を観察していた。仲間からはマギーの愛称で呼ばれる。

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マドラス・カリア[編集]

メタトロンのメンバーで、主に現場でのまとめ役を務める。自分に与えられた役割も十分に理解している主義者である。年は40前後だが、アフランシを敬いつつも友人として付き合い、身の振り方を教えるなど、気さくな性格を持つ。(声:新井一典

小説版

運搬船スパシアス号の船長で、宇宙へ脱出したアフランシを収容した後、ヘラスへ送り届けた。地球降下作戦以降にはエア・フォース1の船長となり、降下後も引き続き実働部隊を牽引。リエージュ上空での戦闘でエア・フォース1が撃墜された後も、下士官や一般兵など、人望を元にアフランシに彼らの声を伝えていた。

ラジオドラマ版

メタトロンが失業者を食い繋がせるための組織となっていることを憂慮するが、自身の行動理念はしっかりしている。アフランシを「シャア閣下」と呼ぶクリシュナをたしなめたが、彼自身も「閣下」と呼ぶなどアフランシに救世主としての働きを期待していた。ただし、かつてのシャアを復活させることだけが目的の上層部とは違い、シンボルとしてのシャアを得ることで、メタトロンの活動を活発にさせることが狙いで、アフランシの意思はしっかりと認めている。

若者を鍛えることが好きという親分肌の気質を持つ。ちなみに、所持する拳銃には、普段弾は装填していないらしい。

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ミッシェル・エーケン[編集]

マドラスのサポートとして活躍し、地球降下作戦時にはエア・フォース1の航海士を務めた。(声:堀本等

ラジオドラマ版

島を離れる際、サルベージ船で航海士を務めている。

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ミランダ・ハウ[編集]

アフランシの出生に深く関わっている重要人物であり、出会ってからは常に日に影に彼を支えている。劇中の描写では彼女の態度は母親のそれであり、アフランシの母体は彼女であるとも思われる節もある。(声:平野文

小説版

ズィー・ジオン・オーガニゼーションの関係者で、バアム・ゼーゲンの部下であるキャリアウーマン。シャア・アズナブルの写真を携帯している。恋人は彼女をミュウと呼んでいるらしい。父親は地球連邦政府の高官であることが語られているが、彼女の活動は秘密にしているとのことである。

アフランシとホンコンで出会った後、シャトルジャックを手伝い、宇宙に出た後は、彼に常に付き従っていた。アフランシは彼女を女としてみていたが、それを拒むことで、頼り切られないようにあえて突き放していたようだ。マハ追撃作戦時には、父親の職業が原因で地球には降りられず、三十一の二乗に留まったためアフランシと一時的に別れることとなる。第二波と共に地球へ降下した後は、主に通信を担当し、マザー・メタトロンとのやり取りで上層部の不審な動きを察していた。最終決戦前にアフランシと別れ、宇宙へ戻ったと思われる。

ラジオドラマ版

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ムラソコ[編集]

メタトロンへの連絡役。ヘラスで警官を勤めており、アフランシの釈放の経緯について報告していた。調査はしたものの、実際はどの部署が介入したかはわからなかったという。

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メスラー・デッケン[編集]

メタトロン所属のパイロット。クリシュナ奪還作戦時にドハディで出撃した。アフランシに対して、存在を自覚して努力すべきとの意見をぶつけたケランの発言を支持していた。

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メッサー・メット[編集]

ヘラスの不良グループのリーダー。彼が率いるメンバーはグレンツェ(=端っこの意)という、ヘラスの中でも最も貧しい地域の生まれである。(声:山寺宏一

小説版

ヘラスで誤解によりアフランシと衝突するが、トット・ゲーリングの名を出され、態度を豹変させた。なお彼が率いるグループの、アフランシに対する"アーフ"という愛称は、彼が最初に呼んだものである。後のクリシュナ奪還作戦時、人数合わせの為政治犯として仲間と共にメタトロン側へ引き渡された。仲間と共にアフランシの小隊に組み入れられ、反抗しつつも部隊のパイロットとして訓練を受けるが、その目的はマン・マシーンを奪い、脱出することにあった。しかし地球降下作戦時に禁止されていたにもかかわらず小隊を引き連れ出撃、レーザムを失うというミスを犯してしまう。降下後の戦闘直後に機体と共に逃走し、遭遇した地球連邦軍に投降しようとするが、偶然トットと出会い、マハの実情を聞かされた彼は投降を取りやめてアフランシ達と合流した。

それ以降はゾーリン・ソールを駆り、部隊の一翼を担うなど持ち前のリーダーシップを発揮したが、ミュンヘンに進行するホンコン・マハ部隊を迎え撃った際、機体の左腕を破壊されてしまう。帰還後に、アフランシからガイア・ギアαを任されたが、ウルのブロン・テクスター改良型との戦闘で、敵機を投降させ鹵獲するという戦果を挙げ、そちらを専用機としたため再びアフランシに譲っている。最終決戦において第二戦線の中核として出撃、ウルのギッズ・ギースと対峙するも、かつての愛機の癖を熟知していたウルに動作を予測され、ビームライフルの直撃を受け戦死した。

ラジオドラマ版

ドラマ版ではトットが登場しないため、マハの取り締まりに巻き込まれる形で事件に関わり始める。 最初はマハへの反抗を面白がってメタトロンの活動に協力していたが、本格的に戦争が始まると、マンマシンを手土産にマハへ投降する事を目論み始める。 アフランシの存在の大きさに、自分を卑下するようにやさぐれていったが、レエら仲間の思いに突き動かされ、次第に本当の仲間へと変わっていった。

ジャンのギッズ・ギースに狙われたレエのドハディーを庇って被弾し、戦死する。

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メンム・ケイレン[編集]

三十一の二乗の艦長。アフランシに対して、全面的に信頼しているわけではなく、後のアザリア提督がメタトロンを地球連邦軍に身売りする計画を立てた際にも、積極的に支持した。

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レエ・セイアス[編集]

ヘラスでのメッサーの不良グループの一員。(声:高山みなみ

小説版

物心付いた時から親を知らずに育ち、その事が間接的にグレる原因となっていた。メッサーらと共にメタトロン側へ引き渡された後、小隊の一員として訓練を受けたが、その際の生活は今まで自由に生きてきた彼女の生き方に大きな影響を与えた。また、アフランシに対して当初否定的だったが、才能ではなく努力により課せられた役目を果たそうとしている事を知り、見直している。地球降下後にメッサーに従い逃走したが、トットの話を聞き考えを改めた彼に従いアフランシたちと合流した。その時の戦闘では唯一クリシュナの落下に気づき、報告している。

リエージュへの偵察後の戦闘でウルに撃墜されるも、戦闘に参加したパイロットでは唯一の生存者となった。その後メッサー達と共同でウルのブロン・テクスターを鹵獲した。最終決戦においても活躍したが、ジャンウェン・フー、ウル機と遭遇。辛くも撃破は免れるも、機体は大破し不時着、駆けつけたアフランシを制し、エヴァリーへ彼を送り出し逝った。マン・マシーンの操縦では隠れた才能があったようで、性能の劣るドハディかつ女性という肉体のハンディを持ちながらも、メッサー達の仲間内で唯一最終決戦まで生き延びている。

サウンドシアター版

ジャン・ウェン・フーにメッサー機が撃墜され、涙を流す。アフランシはレエを気遣い、その場に残ろうとするも、「あんたにはまだやる事があるだろう!」と一喝し、決戦の場へと送り出す。 小説版と違い、エアフォースのメンバーと共に最後まで生き延びている。

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レーザム・スタック[編集]

ヘラスでのメッサーの不良グループの一員で、彼と共にメタトロン側へ引き渡された。ヘラスにいた頃は長髪だったが、メタトロンでは切っている。地球降下作戦時ドハディで出撃し、ウルのブロン・テクスターに撃破され戦死した。

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ロドリゲス・カロス[編集]

地球降下時にエア・フォース2の船長を務めた人物。任務に忠実で生真面目な性格である。

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ユーロ・メタトロン[編集]

キュレ・オウレボ[編集]

ユーロ・メタトロンのスタッフ。独特の発音を必要とする「キュレ」という言葉にアフランシは苦労していた。

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クロスハンゼン・スティンスリード[編集]

ユーロ・メタトロンの、長身のスタッフ。地球での補給担当指揮官を務める。ノルウェーのハーマルでアフランシたちを出迎えた。また、キュレの情報を元に逃走したメッサー達と会うための場所とコースを算出している。

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ピョル・スタッフ[編集]

小柄であどけなさを残した少女。ふくれっ面の横顔に、アフランシはエヴァリーを思い出していた。

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地球連邦軍(マハ)[編集]

ウル・ウリアン[編集]

スペース・マハ所属のパイロットで少尉。貧しい出身ながら努力を積み重ねマハに入隊し、ダーゴル大佐に目をかけられる。また、自身も大佐の「改革は優れたものが内部から行うべき」との考えに賛同しており、彼の尖兵となり働くこととなる。エリートパイロットの道を歩む彼であったが、アフランシと出会い、生まれながら能力を持つアフランシに対し強いライバル心を抱くと共に、クリシュナと出会ってからは心の奥に潜む闇が明らかとなってくる。端正な顔立ちで好青年の印象を与えるが、その性格は狡猾。(声:森川智之

小説版

「悪意を消す」能力を持っているとされ、遭難を装いスパシアス号へと潜入した際はマハのメンバーという事を最後まで暴かれなかった。クリシュナを拉致した後ダーゴル大佐から新型機ブロン・テクスターを受領し、追撃するメタトロンを迎え撃った。

地球降下後はビューシング・ナッグ一戦隊を任せられ、再三再四メタトロン側と交戦し多大な損害を与えたものの、決定的な攻撃を加えるには至らなかった。なお戦闘の帰還途中、気絶していたクリシュナを保護したことがきっかけで一時擬似恋愛的な付き合いをしていたが、その考えを見透かされ、彼女は去っている。

ガイア・ギアαの性能が予想以上だったと認められたことからクリシュナ奪還作戦時のミスは取り消され、同時に数々の功績から改良型ブロン・テクスターを与えられる。偵察に出向いたところメタトロンと遭遇、戦闘の末小隊を壊滅させるが、直後のメッサー達の戦闘で機体を鹵獲され、投降した。メタトロンが基地を放棄したのにあわせ何とか脱出し、ギッズ・ギースで復帰。ジョーをも撃破し、クリシュナ、エヴァリーを捕らえる。

ラジオドラマ版

「親兄弟、知人友人を問わずメタトロンのメンバーであれば誰でも殺す」と言い切り、感情を割り切る冷酷さを持つ。メモリー・クローンの存在を疑問視していた。ダーゴル大佐からアフランシの調査と確保を命じられ、島へ向かい彼を追い詰めたが、突如現れたガイア・ギアαにより阻止される。ホンコン・マハと共同で追跡し、メタトロンの貨物船を拿捕する。

アフランシに敗北し続けた事から、乗機のブロン・テクスターにサイコミュを搭載。ファンネルでガイア・ギアを撃破する。 しかし、サイコミュの副作用で精神を病み、後の戦いではサイコミュを搭載したガイア・ギアに敗退する。 ダーゴルにも見放され、自暴自棄になったウルはダーゴルを暗殺し、マハの乗っ取りを目論むが、ダーゴルとの対峙で完全に気圧され未遂に終る。 その後、ダーゴルを守るために出撃した最後の戦いでは、サイコミュを搭載しないブロン・テクスターに搭乗している。

出自はヘラスのグレンツェ地区よりも貧しい生まれとのこと。激しい二面性を持ち、クリシュナは「天使と悪魔の顔を持つ」と評した。 クリシュナとの最初の出会い以来、彼女を「運命の女神」と感じ、執着を深くしていく。

その冷酷な人格は、自分の存在の卑小さを隠すために表面を飾った仮面に過ぎず、アフランシの前に敗北を続ける内、弱い人格が表面化していった。 クリシュナとダーゴルの言葉によって心の平穏を取り戻した彼は、クリシュナを戦場から逃がし、城に残るダーゴルを守るため出撃し、大破。致命傷を負って帰還した後、クリシュナに看取られて死んでいった。

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ガミアン・ヘーゲリック[編集]

ルーバン亭へ偵察に行ったメンバーの一人。クリシュナを連れて帰った後、ガゥッサで出撃した。ウルと共にレエ機を撃墜するも、続くガイア・ギアαとの戦闘において待ち伏せを仕掛けようと身を潜めていたところを悟られ、逆に大破させられた。

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ギュラーム[編集]

ルーバン亭へ偵察に行ったメンバーの一人。怪我を負ったもののかろうじて合流時間に間に合い、ガゥッサで出撃したが、レエのドハディのバルカンにより撃破された。

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コンスタン・ペルケーネ[編集]

ビューシング・ナッグのデッキクルーの一人。ケランのドハディとの戦闘で損傷したブロン・テクスターの装甲を取り替えた。

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ジェラン・アルサ[編集]

ウルが所属するビューシング・ナッグのメイン・パイロット。クリシュナとの会話を無線で流し、傍受させる事でメタトロン側の動揺を狙った。ヌーボ・パリにいる恋人に会える事で喜んでいたが、ミュンヘンへのコース変更により叶わなくなり、目をショボショボさせていた。

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シムナウ・アーバン[編集]

スペース・マハ所属の通信士官で、階級は中尉。ヘラスでの通信を傍受し、ウルに聞かせていた。地球降下後は作戦参謀を務めている。

良くも悪くも日和見主義であるが、独特の人懐っこさを持つため実力主義のウルとも仲が良く、ウルは頻繁に彼の勤めるインフォメーション・センターに出入りしている。温厚な彼だが、捕虜に対する自白剤の増量を強く非難しており、軍人としてだけの人間でないことを示していた。衷心からダーゴル大佐に再三諫言をするも、それらが聞き入れられることはなく、最終決戦において大佐を諌めている最中、マハ・ゲイジスの撃沈と共に戦死した。

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ジョナサン・リーヴ[編集]

ヘラスでウルを支援すべく出撃した、ガゥッサ18番機のパイロット。ケラン・ミードのガイア・ギアから直撃を受け、コロニー内を滑空していたが、高度の目測を誤り墜落。姿勢を立て直そうとしたものの、コクピットを開けられアフランシに機体を明け渡す事となる。この時代、敵味方を問わず実戦を経験し、臨機応変さを持ち合わせたものは極めて少なく、マン・マシーンのパイロットである彼もまた同様であった。

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ツィ・イェンガン[編集]

地球連邦軍の少佐で、政治犯を連行していた。彼もまた退役後は地球に暮らすことを夢見ていたが、マハ・ゲイジスの降下により整地作業の監督を強いられてしまったことに加え、地球は神聖なものであり、そこに囚人を持ち込むことは地球の復元を妨げてしまうと考えているため、マハのやり方には反感を覚えている。

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ハリー・スェームズ[編集]

マハ・ゲイジスの艦長。部下への気遣いも見せる、優秀な上官である。最終決戦においてマハ・ゲイジスの撃沈と共に戦死した。(声:谷口節

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ビジャン・ダーゴル[編集]

地球連邦軍内の組織、マハ所属の大佐。腐敗しきった地球連邦政府改革の必要性を認めているが、それは内部から行うべきと考えており、その実現の手段として、一介の特殊組織にしか過ぎなかったマハを、地球連邦軍内での実権を握るべく暗躍する。その手段として、地球を選ばれた人類により管理し、発展させてゆく「地球逆移民計画」を発案する。地球連邦政府の認証を受けた彼は、計画を実行に移すため地球に降下した。しかし地球連邦軍を私軍のように扱っていた事や、急速に計画を進めたことが、軍に獅子身中の虫と見なされ、排除される事となる。

彼を語る上で外せないのがワーグナーである。地球での拠点をバイエルンノイシュヴァンシュタイン城に置くなど、良く言えばロマンチスト、悪く言えば通俗的な人物であった。小説版では特にこれが顕著で、熱狂的、ともすれば偏執的なワグネリアンであり、ノイシュヴァンシュタイン城に固執した結果、死を招いた。それに対してラジオドラマ版ではワーグナーを愛する人物という点は共通であったが、あくまで人類や地球全体を考えての計画発案であり、大局的な見方で行動する指揮官という役柄であった。(声:中田譲治

小説版

ここでの彼の立場はヘラス政庁の総責任者であり、登場時にはマハが独自に動くため、暗に言質を取るなど強かな面を見せた。また地球への移住という餌で徴兵制を復活させ、コロニーの犯罪者を労働力として地球へ連行するが、真の狙いは兵士や労働者を消耗させ、人減らしを図る事にあった。地球降下作戦時には旗艦マハ・ゲイジスに乗船、ヌーボ・パリに降り、バイエルンを拠点にガイア・エンペラーの建設に向けて行動した。

メタトロンのミサイル攻撃を予想したものの、その攻撃は予想を遥かに上回るものであり、ヌーボ・パリは殲滅されてしまう。ホンコン・マハを呼び寄せ、解放されたウルにギッズ・ギースを与えるなど、文字通り彼にとっての最後の砦、ノイシュヴァンシュタイン城を防衛しようと画策するも、その拘りを見抜いたアフランシはブノア・ロジャック小隊を密かに潜伏させる。最期はブノア小隊により撃沈されたコイリューの爆発にマハ・ゲイジスが巻き込まれ艦体が爆発、戦死した。

ラジオドラマ版

マハの首領として登場。自分の生きている内には地球逆移民計画の行く末は見届けられないと考え、クーデターという手段で連邦政府を掌握しようと画策した。 「シャア・コンテニュー・オペレーション」を「永遠に受け継がれる記憶」と捉え、自らの思想を後の時代に残すための手段とすべく、アフランシとの接触を図った。 マザーメタトロンのノイシュヴァンシュタイン城へのミサイル攻撃が続く中、アフランシと直接対峙し、銃を向け合った場面で本編は終了し、その生死は定かではない。

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マリーサ・ナジス[編集]

ダーゴル大佐の副官を務める女性。階級は大尉。有能な士官であると同時に、大佐の愛人的人物でもある。(声:山田栄子

小説版

最後まで彼に付き従っていたが、最終決戦においてマハ・ゲイジスの撃沈と共に戦死した。

ラジオドラマ版

ダーゴル大佐から指示され、メタトロンの暗号解読を行った。

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レイラ・セイバー[編集]

ラジオドラマ版に登場。ウルと同期の女性パイロット。宇宙では彼と一、二を争うほどの腕を持つ。赤く塗装されたブロン・テクスターに搭乗し、ウルと共にアフランシを攻撃するも、ファンネル攻撃を受け戦死した。(声:勝生真沙子

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ホンコン・マハ[編集]

ウォン・ロー[編集]

(声:菊池正美目次へ移動する


ジャンウェン・フー[編集]

ガウッサ及び新鋭機ギッズ・ギースを駆る凄腕のパイロット。政治とは関係なく動く、優秀な軍人であり、ダーゴル大佐には本当の戦闘者と評された。(声:中原茂

小説版

部隊を率いてミュンヘンへ進行する途中、アフランシの部隊と衝突。戦闘開始時に3機を撃墜するも、長期化の不利を悟り撤退した。最終決戦においてレエ機と交戦中、ガイア・ギアαの攻撃を受け、戦死した。

ラジオドラマ版

香港の過酷な現実に絶望した破滅主義者。世界は一度滅んだ方がいいとまで言い切った。 アフランシを拉致し損ねたウルから、メタトロンの貨物船を停戦させる目的で支援を要請され、部隊を派遣させるが、本人は出撃しなかった。 その後香港でアフランシのガイア・ギアと戦って撃墜され、大怪我を負う。 負傷から回復した後はギッズ・ギースに乗って戦線に復帰。失態続きのウルに代わってメタトロン討伐の任を受ける。 アフランシ、メッサー、レエ、の三機と戦い、メッサー機を撃破するも、アフランシのファンネル攻撃を受け戦死する。

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チョウ[編集]

ジャンウェン・フーの部隊に所属するホンコン・マハのパイロット。 (声:中嶋聡彦目次へ移動する


リィホアウォン(麗華黄)[編集]

ジャンウェン・フーの部隊に所属するホンコン・マハのパイロット。ギッズ・ギースに搭乗する。アフランシたちとの初戦も生き残った。ダーゴル大佐の前でマハのガゥッサと模擬戦を行い、ギッズ・ギースの圧倒的性能差を知らしめているが、ジャンウェン・フー曰く、生き残った三人の内で、最も未熟なパイロットであるという。

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リン[編集]

ジャンウェン・フーの部隊に所属するホンコン・マハのパイロット。 目次へ移動する


レイ・チャン[編集]

ジャンウェン・フーの部隊に所属するホンコン・マハのパイロット。(声:太田真一郎目次へ移動する


ロゥ[編集]

ジャンウェン・フーの部隊に所属するホンコン・マハのパイロット。(声:江川央生

ラジオドラマ版

「ウォン・ロー」として登場。階級は中尉。メタトロンの貨物船を拿捕するために遠征した部隊の一人で、ウルに作戦行動中と断りつつ機体に乗ったまま報告した。 目次へ移動する


ロウ燕[編集]

ジャンウェン・フーの部隊に所属するホンコン・マハのパイロット。ギッズ・ギースに搭乗する。

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民間人[編集]

エヴァリー・キー[編集]

アフランシと共に南の島に暮らす女性。彼の幼馴染であり、恋人であり、また妻でもある。精神・肉体ともに混血独特の力強さを持つ。(声:岡村明美

小説版

ガバの遺言に従うアフランシに宇宙へ発つ事を告げられ、一時は拒否するがその後彼の運命を受け入れ、お互いに愛し合い日々を過ごす。密かに島を抜け出した彼を追ったがミハエルらに捕らえられ、無事アフランシに救出されたが、ホンコンで別れることとなる。

島に戻ってから、地球連邦軍の活動にあわせ、地球を回りつつヨーロッパへの旅を続けていた途中、クリシュナと出会い、彼女を助ける。メタトロンの合流地点を探す途中、ジョーと出会い保護されるが、ジョーはウルに討たれ、偽名を使ったものの、クリシュナによりその身分を暴かれてしまい、マハの捕虜となった。

ダーゴル大佐の尋問を受けた後、囮としてノイシュヴァンシュタイン城へ移されたが、最終決戦後、レエに発見され、アフランシに助けられた。終戦後はアフランシと共に旅を続けたが、妊娠が判明した事もあり、エール大陸の果て、大西洋に面した土地に落ち着いた。

一部でニュータイプであるような描写がなされている。

ラジオドラマ版

島でアフランシと穏やかに暮らし、結婚を望んでいたが、アフランシがいつか島を出て行くことを知っていたガバ・スーの、「エヴァリーは島から出て生きてはいけない」との考えで反対にあい、不満に思っていた。アフランシが宇宙に出ることに強く反対していたが、彼が島の人間を軽視するかのような発言をしたため信じられなくなり、不用心になったところをウルに捕まってしまう。

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エントー・シスメシア[編集]

ヘラスに住む老婆。星占いで知られているという。(声:藤夏子

小説版

周りから「星占いのエントー」と呼ばれる占い師。アフランシを「星のない男」と評し、捨て子であることを言い当てた。その後も彼に対しさまざまな事を伝えるが、爆撃に遭い部屋から脱出するも、逃亡している最中に行方不明となってしまった。その後の安否は不明。

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カサン・ムース[編集]

ガバ・スーの結婚相手。作中では既に故人である。作中で23年前とあるため、亡くなった年は宇宙世紀180年と思われる。

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ガバ・スー[編集]

アフランシにとっての父親であり、処世術を教えた師でもある。(声:山内雅人

小説版

若い頃にさまざまな冒険した後、カサン・ムースと結婚し、島に落ち着いた。何人もの子供を育てたが、子供らは機械好きが多かったといい、それがズィー・ジオン・オーガニゼーションからアフランシを預かった原因の一つであるという。最期は穏やかに天寿を全うし、息を引き取る間際にアフランシに宇宙に出るように伝えた。

ラジオドラマ版

アフランシをメタトロンから預かり、氏素性を深く知る必要はないとして、知らないまま成人するまで育て上げた。アフランシがたびたび頭が痛くなることを知ると、彼に宇宙に出るように伝えたことから、このような事態をあらかじめ伝えられていたものと考えられる。いつかアフランシが宇宙に出ることを知っていたため、彼とエヴァリーとの結婚には反対していた。マハが襲ってきた際、アフランシたちに逃げるよう告げた。

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キャリ・ハウ[編集]

アフランシの友人でありながら常に彼を敬うような話し方をする。その名前はミランダ・ハウの類縁のものと思われ、ズィー・ジオン・オーガニゼーションとの繋がりをうかがわせる。エヴァリーをホンコンまで送り届けたが、ミハエルらに気絶させられてしまう。その後は不明だが、エヴァリーと共に元の島へ帰ったと思われる。

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グレン[編集]

アフランシが島を抜け出した後、食事をするために入った飲み屋の黒人のマスター。彼に水割りを勧めるなど、飲み方を教えた。

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グロリア[編集]

脱走したメッサーたちに食事を振舞った老婆。サエスの迫力じみた声にも動じず、落ち着いた振る舞いを見せる。また、夫が軍で働いていたらしく、その事を例に死にきる覚悟を3人に説いた。

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ジェームス[編集]

アフランシを捕まえた警官が報告するように伝えていた相手。アフランシが釈放される際に嘘の証言をし、それを指摘された。

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市長[編集]

ラジオドラマ版に登場。スペース・コロニー、ヘラスの市長。

兵を振り切りダーゴル大佐の部屋へ乗り込み、マン・マシーンを進駐させたことを非難する。しかし逆にメタトロンの部隊が隠れていたことを指摘される。「事実を知らなかった」「コロニーにはコロニーの事情がある」と説明し情状酌量を請うが、一切聞き入れられず、連れ出された。

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トルース・シュトロンガー[編集]

飲み屋の中年の客。裏の顔はメタトロンが放った監視員である。白人貴族主義の持ち主であり、初対面で「アフランシ」を"シンボル"と告げ、宿を貸す間にアフランシ・シャアの名前の由来についての独自の解釈や、島の人々が選ばれた人々である事を語った。この時点でアフランシの記憶は戻っておらず、島の人間とバカにしていたが、エヴァリーを殴り飛ばした際、一部の記憶が戻った彼に論破された。その後ミハエルにアフランシを殺すよう依頼していたことが明らかになっている。

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ヤン教授[編集]

ギッズ・ギースに搭載されている新型炉「ψ-サイクル融合炉」を開発した人物。"虚軸鏡像理論"によって成り立っているらしいが、現状で詳細は不明である。

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レジスタンス[編集]

ジャコブ・ベルハーレン[編集]

ルーバン亭で働く男。痩身ながら筋肉質でしなやかな体躯である。彼もまた、反地球連邦運動の運動員であった。

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ピエトロ[編集]

ルーバン亭で働く青年。同時に反地球連邦運動員でもある。銃撃戦で負傷したジョーの手当てをファレスに頼まれた。

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ファレス・デ・ミンネ[編集]

リエージュでルーバン亭を経営していた中年の女性。ルーバン亭の実情は反地球連邦運動の仲間達の連絡先である。リエージュ亭の銃撃戦で拠点を放棄した後は、マドラスたちに同行し、墜落したエア・フォース1のメンバーを救出した。その後もお互いたびたび情報をやり取りしている。

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ミハエル・キンゼイ[編集]

定期便をシージャックしたグループのリーダー。反地球連邦政府運動員であり、シャトル台の爆破に向かう途中に、トルースの依頼と身代金を目的に船を襲ったものの、エヴァリーを人質にとったためにアフランシの怒りを買い、拘束された。アフランシの要請によってシャトル台爆破は中止したが、連邦の転覆という組織の目的遂行を条件に解放された後、ボヤにまぎれて船から脱出している。

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脚注[編集]

  1. ^ 小説『ガイアギア1巻』281ページより
  2. ^ 小説『ガイアギア5巻』199ページ

関連項目[編集]