ジム (ガンダムシリーズ)

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ジム (GM)[注 1]は、『ガンダムシリーズ』に登場する架空の人型ロボット兵器モビルスーツ 」(MS)の一つ。初出は、1979年放送のテレビアニメ機動戦士ガンダム』。メカニックデザイン大河原邦男

作中の軍事勢力の一つである「地球連邦軍」初の量産型MS。主人公「アムロ・レイ」が搭乗する「RX-78 ガンダム」の設計を基に、高価な機能や装備を廃した廉価版MSとして開発された。赤と薄緑色のカラーリングと、ゴーグル状のカバーに覆われた頭部センサーカメラが外観上の特徴。ガンダムにはおよばないが、敵である「ジオン公国軍」の主力MS「ザクII」を上回る性能を持ち、物量を活かした集団戦法で連邦軍を勝利に導く。劇中では活躍シーンもあるが、「シャア・アズナブル」といったジオン軍のエースパイロットの搭乗機に破壊されるなど、「やられ役」としての描写が多い。

後発作品でも発展型や類似した外観・設計思想を持つ機体が登場し、総じて「ジム系」「ジムシリーズ」と呼ばれる場合もある。派生機については『ジムシリーズのバリエーション』などの各関連記事を参照。

本項で解説する「RGM-79 ジム」は、後発作品に登場する各派生機との区別のため、前期生産型[注 2]先行量産型もしくは先行試作量産型[注 3]先行量産型前期型後期型[1]などの呼称を付ける場合もある。

機体解説[編集]

諸元
ジム
GM
型式番号 RGM-79
所属 地球連邦軍
生産形態 量産機
頭頂高 18.0m[2]
本体重量 41.2t[3]
全備重量 58.8t[3]/58t[2]
装甲材質 チタン系合金[4]
チタン・セラミック複合材[5][4]
出力 1,250kw[3](65,000馬力[6]
推力 24,000kg×2、3,750kg×2[7]
総推力55,500kg[3]
センサー
有効半径
6,000m[3]
最高速度 102km/h[7]/120km/h[6]
武装 60mmバルカン砲(内蔵:弾数50)×2
ビーム・サーベル×1(一部は×2)
ビームスプレーガン
ガンダムビーム・ライフル
90㎜ブルパップ・マシンガン
シールド
ハイパーバズーカ
搭乗者 シン少尉
サーカス・マクガバン少尉(小説版)
キリア・マハ中尉(小説版)
スレッガー・ロウ(THE ORIGIN)
地球連邦軍一般兵

機体解説[編集]

RX-78ガンダムは量産化を前提としたものの、機体の単価が高額であったことと、生産に時間がかかる事から簡易量産型の開発が必要となった[8][注 4]。開発の際に用いられた戦闘データや稼働データは、ホワイトベースがジャブローに到着するU.C.0079年11月の2か月前に補給部隊を通して得られたものを使用している[10]。RGM-79の開発にあたっては、8機作られたRX-78ガンダムのうち、1~3号機を除いたジャブロー所在の5機がその母体となっている[11]。元々、連邦軍では白兵戦用、中距離戦用、長距離支援用の3タイプを量産化する予定であったが、運用テストにおいて白兵戦用MSが突出した性能を発揮したために開発計画は同タイプを主流としたものへ変遷[9]。RGM-79(G)陸戦型ジムやRGM-79(E)先行量産型ジム(宇宙戦装備)を経た後、ジャブローやルナツーではより生産コストを抑えた量産型が開発された[9][注 5][注 6][注 7]。RGM-79ジムではジェネレーターの低出力化や装甲材質の変更など、生産コストを抑える簡略化がなされている[9]。完成したジムはガンダムのような万能機ではなく、標準的な機体をコンセプトとしている[9]

ホワイトベースがサイド7を出港した時には既に生産が開始され[5][注 8]、第一次生産機は42機がジャブローで製造、「前期型」と呼ばれる。その後、装甲版の材質など細部に若干の変更を加えた機体がキャリフォルニアベースやジャブローで288機生産され、こちらは「後期型(または実戦タイプ)」と呼ばれる[16][注 9]。一年戦争においては主力となった機体であるが、性能面においてはRX-78ガンダムに数段劣る結果となった[8][注 10][注 11]。一方で、機体設計が簡素な事から、ジムは様々なバリエーションを生み出した[4][注 12]ほか、ザクIIが稼働率6割であったのに対しジムでは8割を誇っており、国力の低いジオン公国に対して優位性を獲得していた[4]。また、RX-78の戦闘データがコピーされているため、初級パイロットでもある程度の戦闘は可能である[5]。運用の際は5機1個小隊とボールの支援で構成[19][注 13][注 14]。実戦では集団戦闘を徹底しており、単独戦闘の多いジオン軍機体を連携で撃破した[4]

「GM」の名前の由来は「Gundam type Mass-production model」の頭文字の略[22]、「General Mobile-suit(一般的なモビルスーツ)、あるいは、Gundam Model(ガンダム型)」[23]など様々な説がある。

機体構造[編集]

頭部
資料によってカメラアイの設定に差異があり、「量産が容易なガンキャノン型のツインアイを採用。センサー類は頭部に集中し、照準用センサーやドップラーレーダーを備える」とした資料[5]、「ガンダムのものを簡略化し、センサー類の複合であるもののデュアル構成されるシステムは踏襲、各種デバイスやセンサーは機能を維持したまま小型化・密集配置し、生産性も向上」とした資料[24]、ジムの頭部センサーは「RX-77系(ガンキャノン型)のデザインを踏襲したもの」とされており、“ゴーグル”に相当する部分の中央上部に工学レンズ系カメラを配置し、その左右に(不可視光線をカバーする)多目的アンテナが配置された内部構造図を記載した資料がみられる[25][注 15]。また、ガンダムでは備えられていたデータ収集用のコ・プロセッサーフレームやモニタリング機能は簡略化されている[26][注 16]
コクピットブロック
先行していたRX-77やRX-78がコアファイターの採用でコスト高を招いていた事から[28]、量産型であるRGM-79ではコアファイターを省略、簡略化されたコア・ブロックシステムが採用された[8]
コクピット構造はRX-78ガンダムのものを踏襲し、航空機や航宙機に近似した操縦感覚を有するために機種転換が容易に行える。また、航空機としての機能が排除されたため、メインフレームそのものがジェネレーターやコンピュータを含む制御・脱出装置を取り巻く形となっている[26][注 17]。RX-78で導入されていた教育型コンピュータは、生産コストの観点から省略された[9]。また、RX-78では露出していたヘリウムコアやプロペラントタンクは内蔵可能となった。この方式によって機体はそのまま、コアブロックを換装するだけで地上用と宇宙用に切り替え可能なほか、生産や整備工程が簡略化されたためにコ・ジェネレーターを追加するだけで狙撃戦や砂漠戦、出力のチューンナップといった改修が容易に行える[26]
装甲
生産コストの観点から、チタン系合金へと変更[9]。装甲強度には難がある[5]
ジェネレーター
RX-78のものと比較し、1380kWから1250kWへと低出力化した。関節フィールドモーターに必要な駆動出力は変わらないものの、兵装面のエネルギーは余剰出力は影響を受ける事となった。RGM-79ではビームスプレーガンの採用が決定していたため、地上において核融合炉を生産し、予定調達数を早期に完了できた[29]
また、複数のジェネレーターを協調稼働させるためのサブジェネレーターも省略されている[26]
マウントラッチ
RX-78を踏襲し、バズーカやビームスプレーガン、シールド等を機体各部のラッチに装着可能[26]
バックパック
ランドセルとも呼称され、メインスラスターやサブジェネレーターのサーキット、ビームサーベル用のタキシングで構成される[24]。ビームサーベル1基のノーマルタイプ、2基のタイプ、バズーカ用マウントラックを追加したタイプが存在する[26]。ビームサーベルを2基装備する際は、ホルダーを追加するほかバックパック内のターミナルをオンラインにする必要がある[23]

武装[編集]

ビームスプレーガン
型式番号BOWA BR-M79C-1[30][注 18]
出力1.4MW[5]。手持ち式のメガ粒子砲で、ビームライフルよりも集束率が低く[5]、射程は短い兵装[8][5]。近距離ではビームライフルと同等の威力を有するが、MS-14以降の敵機相手では対ビームコーティングが施されているケースも多かったため、至近戦闘を余儀なくされた[26]。また、連射が可能な特性を生かし、この装備を携行したジムが近・中距離を担当、ボールが遠距離を担当する運用もなされた[5]。小型で取り回しの良い拳銃型ビーム砲で、基本的な(普通の銃と同じ)攻撃を行う「シングルショット」、面制圧用の「バーストショット」、ビームを拡散させ広範囲にダメージを与える「レンジショット」の3つのモードを選択可能であり、塗装用のスプレーガンに似ている外見とともに、その名称の由来となっている[30]
ビームライフル
型式番号BLASH XBR-M79-07G[30]
ガンダムからと同じものを装備。ただし、生産性の問題からその供給量は多くない[26]。(このライフルの推奨ジェネレータ出力は1380kwとされている[30])[注 19]
劇中では、ジャブロー防衛戦においてシャア専用ズゴックと対峙したジムが装備しているが、腹部を貫かれたシーンでは手持ちの武器がビームスプレーガンに入れ替わっている。
ビームサーベル
型式番号THI BSjG01[31]
出力0.3MW[5]。ガンダムから運用される装備だが、ジムでは信頼性の向上に伴い、装備数は1本となった[5]。一方で、隊長機では2本装備したツインサーベルタイプも存在する[26][注 20]。また、オプションとしてジャベリンタイプも存在するが、供給量は少ない[26]
380mmハイパーバズーカ
型式番号BLASH HB-L-03/N-STD[32]
ガンダムの装備と同じ携帯式の大型ロケットランチャー[26]。ガンダムに装備されたものは大型のサイトスコープを取り付けていたが、ジムへの供給品では省略したモデルが採用された[32]
100mmマシンガン
型式番号YHI YF-MG100
『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』で設定された、主に地上で使われる近距離戦闘向けマシンガン。後の作品やゲームのムービーでも装備した機体がある。下部の箱型弾倉から給弾される。
90mmマシンガン(“ジムマシンガン”)
型式番号HWF GMG・MG79-90mm
『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』で設定された、バレルの短いブルパップ型突撃銃風のマシンガン。ただし、実在のブルパップ銃と違いマガジンが銃体の下面でなく上面に付いているため、サイトを用いた精密射撃が物理的に不可能な構造になっている。
初出作品ではRGM-79GとRGM-79SPの装備だったが、後発作品が登場するにつれ、それ以外の連邦軍第1世代MSもしばしば使用するようになった。OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO』やゲームのムービーでも装備した機体がある。元々はコロニー防衛用に開発された小口径の実体弾を発射する兵器で、ビーム兵器より威力は劣るものの、攪乱幕や大気の状態に影響されないという利点を持つ。宇宙でも使用できる。マガジンは本体上部から挿入され、全弾を打ち尽くした時点で空になったマガジンが自動排出される仕組みになっている。
60mmバルカン砲
頭部に2門装備する[5]。装弾数はガンタムと同じ50発とした資料が存在するが[15][5]、ガンダムよりも装弾数が増量したとする資料もみられる[26]
映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』で、リック・ドムに白兵戦を仕掛ける際に使用した。
スーパーナパーム
諸元表にてこの装備を記載した資料もみられる[15]
シールド
型式番号FADEGEL RGM-M-Sh-003(十字マークあり)及び RGM-M-Sh-007(十字マークなし)[31]
ルナ・チタニウム製三重ハニカム構造で、ガンダムシールドと同規格のもの[6]。コストダウンのために表面の十字マークが簡略化された物は、チタン・セラミック複合材に変更されている[31]。このシールドは、U.C.0093年の第二次ネオ・ジオン抗争に参戦したジムIIIにも装備されている。

劇中での描写[編集]

量産機としては同じ敵役のザクと同様、弱い機体であるという印象を持たれている。その要因としては、演出上やられ役が大量に必要なビグ・ザムをはじめとする敵側秘密兵器の登場などが多く、設定やカタログデータがどうあれ劇中では「連邦の雑兵」、「単なるモブキャラ」扱いである。なお、ゲーム(『コロニーの落ちた地で…』など)では、主人公の乗る機体として使用できるが、性能は「安かろう悪かろう」の域を出ていない。

『機動戦士ガンダム』では、ホワイトベースがジャブローに寄港する第29話で、「ガンダムの生産タイプ[注 21]として初登場。ジオン軍の来襲に対して数機が出撃する。2、3機はガンダム用ビーム・ライフルを装備しており、この中の一機がシャア専用ズゴックと対峙している(漫画『機動戦士ガンダム U.C.戦記 追憶のシャア・アズナブル』では、このズゴックに貫かれたジムのパイロットを主人公にした物語が描かれている)[注 22]。続く第30話では、ジャブローの工場内で量産されたこの機体をジオンの特殊部隊が発見し起動する前に爆破すべく時限爆弾を仕掛けられるが、ホワイトベースの子供たちに排除された。

その後の宇宙要塞の攻略戦等では、地球連邦軍の物量作戦の象徴としてボールとともに大量に登場する。アニメ版のソロモン攻略戦では、敵の正面を埋め尽くす描写がなされた。だが「やられ役」というよりなかば背景として止め画で描かれている。敵モビルスーツの攻撃に次々と破壊されつつも後から後から後続の部隊が現れて立ち向かっていき、わずかながら敵機を撃破する場面もある。劇場版『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙篇』ではビームサーベルリック・ドムを斬るシーンが新たに追加されている。また、スタッフのお遊びで1コマだけ顔がイデオンになる。

テレビ版第42話でジム用シールドを持つ『ライディーン』および『ダイターン3』が混ざっているが、前後するモブシーンではハイパーバズーカを装備したジムが登場する。

小説版「機動戦士ガンダム」では、ビームライフルを標準装備としつつ、アムロ隊にも二機が配備されている。特にキリア・マハ中尉のジムは活躍が著しく、ガンダム、ガンキャノンに良く随伴して多数の敵MSを撃墜しアムロからも称賛された。ドズル艦隊との戦いでもアムロやカイ、ハヤトとともにビグ・ザムのビーム攻撃を回避し、さらに命中弾を当てて右足を破壊するという殊勲も上げた。直後にビグ・ザムと特攻をかけたグワジン級ガンドワの一斉攻撃に巻き込まれ撃墜されたが、「優秀なパイロットを失った」とクルー全員から惜しまれた。

OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-』第3話では、オデッサ戦から宇宙圏に脱出してきたジオン軍の敗残兵の捕縛役として、ルナツーから飛来したジム6機が登場[21]。機体のデザインはプラモデルマスターグレード ジム」のものが使用されている。それまでボールしか見たことがなかったオリヴァー・マイが「首と足があります」と発言するなど、地球連邦軍も本格的な量産型モビルスーツを投入したことを認識させている[注 23]。このジム部隊はヅダ2機と交戦し、ヅダ1機の喪失と引き換えに全滅した[注 24]。『MS IGLOO』におけるジムはその物量でジオン軍のモビルスーツを撃破している描写があり、他作品に比べ活躍している方であるが、本作はジオン軍の構成員が主人公側であるため、ジムのパイロットのほとんどが悪役として描かれている。

漫画『機動戦士ガンダム0079』ではザクやドムを仕留めるシーンがある。

指揮官仕様のジムが登場する作品もある。ビームサーベルを2本装備しているのが特徴で、『GUNDAM THE RIDE』でのアダム・スティングレイ機や漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』でのクワトロ・バジーナ機などがある。また、ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威V』では、膝や腰の装甲形状の変更や通信アンテナの追加など、デザインの異なる指揮官機が登場している。

ジムが主役の作品[編集]

機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』と『GUNDAM THE RIDE』がある。前者の主人公が乗る機体はジムに始まり、最終ステージで乗り込む最強の機体もジム系であるジム・スナイパーIIとなっている。また後者の観客は、ジムに曳航されるランチ(宇宙船の救命ボート)に乗り込んで戦場を駆け抜ける。これは、ジオン兵を主人公にすると「ジオン公国=悪役」と捉えるライトユーザーに楽しんでもらうことが難しくなり、主役メカにガンダムを登用するとガンダムの乱造を招き、世界観を損ねかねない。「地球連邦軍の一般的なMS」であるジムは、作品を宇宙世紀の世界観に違和感なく入り込めるものにするにはうってつけの存在だと言える[注 25]

デザインと誕生の経緯[編集]

主に頭部と腰部が簡略化され、丸みを帯びた頭部にゴーグル状のメインカメラが見られる。胴体や四肢のラインもまたガンダムより線が少なく簡素化されている。胸部と爪先が赤色である他は、全体にやや緑がかった白色に塗装されている。

アニメの作画設定書は、総監督富野喜幸のラフスケッチをほぼそのままに、大河原邦男がクリンナップしている。

デザインの変遷[編集]

近年の映像作品に登場したジムの多くは、最初のテレビアニメ版と比較すると腰前部装甲のデザインに大きな違いが見られる。

アニメ版では平坦な一枚板で構成されていたが、1999年に発売されたバンダイのプラモデル「1/100 マスターグレード ジム」では、先行して発売されたマスターグレード版ガンダムの部品を数多く流用したため、ガンダムと同様に中央ブロックを挟む形の「二枚板」デザインとなった。その後、プラモデルの設計に用いたCADデータを流用して、サンライズの映像作品『GUNDAM THE RIDE』『機動戦士ガンダム MS IGLOO』では二枚板デザインで登場した。

ゲーム『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』のホワイト・ディンゴ隊機や、プラモデル「1/144 ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー ジム」はテレビシリーズ同様の一枚板デザインとなっている。また、一枚板デザインにおいてもそのまま一枚の板としている場合や脚の動きに合わせて左右に分割されている場合など、作品によって描写が異なっている。

2009年に発売された「1/100 マスターグレード ジム Ver.2.0」は一枚板デザインになっているが、二枚板デザイン用のパーツも付属しているため、組み立てる際は一枚板と二枚板の選択が可能になっている。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』におけるジム[編集]

漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、アニメ版とは仕様や設定、描写などが大幅に変更されている。作者の安彦良和は「実はジムというのは非常に重要なアイテム」であり、戦局は量産機や一般兵の質や数によって左右されると述べ、下記に記す通り生産時期や機体設計によって数種類のバリエーションが存在するなど質の変化が描写される(形式番号は全て「RGM-79」で統一されている)。しかし、劇中描写はやはり「一般兵」どまりで、スレッガーやセイラが搭乗した機体以外はアニメ版と大差ないモブ扱いだった。以下、括弧内の仕様名は『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式ガイドブック3』による。

ジム(最初期型)
漫画版で最初に登場したジムで、時期としてはガルマ・ザビが戦死した直後に当たる。単機でジャブローを包囲するジオン軍の小陣地の一つを強襲し、殲滅する。ビーム・スプレーガンやシールドのような外部武装は装備しておらず、確認できる武装は頭部及び前腕部のバルカン砲のみ。塗装はアニメ版に準ずる(肩部は白)[33]
ジム(第一次制式生産型)
ジャブロー攻略戦時に生産体制に入っていたものはこのタイプに分類される。武装はビームスプレーガン、シールド。シールドは従来の十字マークのほか、ロレーヌ十字のような装飾入りのものも登場している。コア・ブロック・システムを搭載しており、ビームサーベルはアニメ版とは違い右肩に装備されている。ジャブロー防衛戦において急遽戦闘に駆り出される格好となるが、ジオン側からは超高性能と畏れられていたガンダムと誤認され、パニックに陥ったザクやアッガイを集団で追い詰めて撃破する。同戦闘では整備途中であったガンダムの代わりとしてアムロ・レイも搭乗し、反応の遅さなどに不満を感じつつもシャアの搭乗するズゴックを撃退する。スレッガー・ロウ率いるスレッガー中隊が運用していたジムもこのタイプで、胸部に "S" をモチーフにした中隊のエンブレムが描かれているが、ジブラルタルにおいてシャア専用ザクと交戦の末に全滅する。標準塗装は最初期型と同じだが、スレッガー専用機は胸部が青く塗装されている(コックピット・ハッチは赤)[34]
ジム(第二次以降制式生産型)
オデッサ戦から投入されたタイプ。外見は第一次生産型と差異は見られないものの、やや戦力として不満の残る出来だった第一次生産型の戦闘データをフィードバックし、総合的な能力の底上げが図られている。武装はスプレーガン(地上用と宇宙用でデザインが異なる)の他にマシンガン、ビームライフルを装備した機体や、ショルダーキャノンを装備した機体も見られる。オデッサ戦においてはザク等ジオン軍MSと敵味方入り乱れる乱戦の結果勝利しているが、ジオン軍撤退戦においてはマ・クベ操るギャンに指揮されたグフの抜刀隊に飛び道具を持ったジム部隊が蹂躙されている。ソロモン戦においても敵MS相手に善戦するも、ドズル・ザビ操るビグ・ザムには有効な攻撃を与える事が出来ぬまま蹴散らされている。
ジム(近接戦闘タイプ)
星一号作戦より投入された一年戦争時における最終生産型のひとつ。その名の通り近接戦闘、白兵戦に特化したタイプで、機体全体に増加装甲を装着している。武装はビームライフルにビームサーベル2本、ハンドグレネード、シールドは曲面を主体としたシンプルなもの。部隊への配備はソーラ・レイによる戦局の混乱もあって遅々として進まなかった模様で、WB隊には1機のみしか配備されなかった。その1機にはセイラ・マスが搭乗し、作中ジオン軍ニュータイプ部隊のひとりシムス・アル・バハロフの駆るブラウ・ブロと交戦、撃墜するも、相打ちとなり脱出している。また、最終生産型の3タイプは宇宙空間における戦闘能力向上のため機体各部にスラスターやバーニアが追加されている。
ジム(中距離支援タイプ)
最終生産型のひとつで、名前の通り中距離戦闘支援を担当する。両肩部に装備された二対の7連装ミサイルポッドが最大の特徴で、他にも腰部に3連装ミサイルポッド、右腕に2連装ビームキャノンを装備している。また、ア・バオア・クー戦においてはビームライフルを装備している機体も描かれていた。
ジム(遠距離砲撃タイプ)
最終生産型のひとつで、両肩に装備されたキャノン砲を用いて遠距離から砲撃し、戦闘を支援するタイプ。ガンキャノンの設計思想を受け継いだモデルであり、キャノン砲には命中精度向上のためセンサーが取り付けられている。手持ち武装はビームライフル。ア・バオア・クー戦においてはその特徴とは裏腹に先陣を切って要塞内部に侵入している。WB隊にも少数配備されていた模様。

『機動戦士ガンダム サンダーボルト』におけるジム[編集]

諸元
ジム(サンダーボルト版)
GM
型式番号 RGM-79
所属 地球連邦軍
生産形態 量産機
武装 ビーム・スプレーガン
二連ビーム・ライフル
シールド×2
搭乗者 イオ・フレミング
リチャード・シムズ
カール

漫画およびOVA『機動戦士ガンダム サンダーボルト』に登場。

かつてサイド4「ムーア」だった暗礁宙域「サンダーボルト宙域」での運用のために改修されたジム。ムーアの戦災難民からなる「ムーア同胞団」に配備されている。

関節部には対デブリ用のシーリング処理が施され、両肩をはじめとする機体各所にアポジ・モーターが増設されているほか、武装はエネルギーパック方式を採用している。さらに、最大の特徴として通常のジムのものとは異なる大型のランドセルを装備しており、このランドセルには5基のスラスター、エネルギーパックの交換やシールド携行に用いられる2基のサブアーム、予備のエネルギーパック3基などが設けられている。武装の二連ビーム・ライフルは、フルアーマー・ガンダムのものを小型化したものである[35]

コア・ブロック・システムに対応しているが、内蔵されているのはコア・ファイターではなく、4基の小型スラスターと機銃を装備したエマージェンシー・ポッド[36] である。上半身か下半身のどちらかのみパージした上で制御できるなど、柔軟な運用が可能。なお、同作品のガンキャノンやフルアーマー・ガンダム[36]にも同型のポッドが採用されている。

OVA第5話でのア・バオア・クー攻防戦において、Gファイター内に収納された機体が登場し、ガンダムMAモードと同様の形態もとっている。

ガンダム・ヘッド[編集]

諸元
ガンダム・ヘッド
型式番号 RGM-79/GH
所属 地球連邦軍
生産形態 量産機
武装 ビーム・スプレーガン
二連ビーム・ライフル
シールド×2

漫画・アニメ『機動戦士ガンダム サンダーボルト』に登場する地球連邦軍のMS。

ア・バオア・クー攻防戦に投入されたジムの改良型。頭部をガンダムタイプのものに換装した以外は外観・装備ともにジムと完全に同一である。ガンダムの名声による戦意高揚とジオンに対する心理的影響を意図し[37]、カラーリングもオリジナルのガンダムに近い明度の比較的明るい白と青を基調としている。

頭部はガンダムタイプの特徴である額のブレードアンテナがなく、代わりに地球連邦軍の紋章が描かれており、頭頂部メインセンサー左右横に一対のロッド状のアンテナがある。なお、陸戦型ガンダム(サンダーボルト版)の頭部にも同一のものが採用されている。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 『機動戦士ガンダム0080』『0083』等の英語吹き替え版では、「GM」と書いて「ジーエム」と読まれている。
  2. ^ 主にテレビシリーズに登場する機体を、後のジムコマンドやジム改などの後期生産型と比較してこう呼ぶ場合もある。
  3. ^ OVA『第08MS小隊』第1話に登場する機体など、時系列的に最も初期に登場した機体をこう呼ぶ場合もある。「先行試作量産型」表記は書籍『機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』376Pより
  4. ^ 試作型が完成した時点で、量産型をジャブローやルナツーで開発する事は決定していた[9]
  5. ^ 陸戦型ジムRX-79計画からの派生であり、陸戦型ジムはジムの設計を流用しただけの事実上の別機体となっているが[12]、陸戦型の実戦稼働データは前期生産型にフィードバックされている[1](開発経緯・位置づけについてはホビージャパンムック『08MS小隊戦記』(ホビージャパン・1996)の中で、サンライズの井上幸一が説明している)
  6. ^ 陸戦型ジムはガンダムの余剰部品とジム用に生産された部品の一部、RX-79[G]の設計を流用し、同機の生産ラインを使って50機程度生産する運びとなったとされる[13]
  7. ^ 資料によって、RGM-79(E)先行量産型ジム(宇宙戦装備)はRGM-79[E]初期型ジムとも記載される。「RGM-79[E]」はルナツーで開発された空間戦闘仕様の先行生産モデルとして紹介されているが、ジム・コマンド系列機の開発が早く進展したことで開発が中止されたとする資料もみられる[14]
  8. ^ 一方で、U.C.0079年10月から本格的な量産が開始されたとする資料[14]、U.C.0080年6月中旬から世界各地の工場にて生産開始したとする資料[15]もみられる。
  9. ^ バンダイ「B-CLUB 70号」では、あらゆる派生型を含めたジムの生産機は3,800機以上としている。
  10. ^ 基本的にはRX-78 ガンダムの設計をほぼ流用した量産機ではあるが、連邦軍の戦力建て直しという戦略目的を実現するために極めて短期間での大量生産を実現する都合上、試作機のためにコストを度外視して開発・生産されたガンダムと比べ、徹底的なコストダウンがなされている[17]
  11. ^ 小説版『機動戦士Ζガンダム』ではクワトロ・バジーナも搭乗した経験があるが、その性能は彼を満足させるものではなかった。[18]
  12. ^ 先行量産型のジムを生産した工場においては、標準機のジム用のラインに転換される予定であったが、技術士官からの要望により極端な規格外品や設計変更を行わない限り、独自設計が許された[9]。寒冷地仕様ジムや、カスタム型のジム・コマンドなどは後期生産型と呼ばれ、より高性能、設計上はガンダムに匹敵する性能を引き出すことも可能とされ、先行量産型(この場合は前期生産型)とされるジムは過度な生産期間の短縮と低コスト化により基本設計を無視する形で急造された、とする説もある[1]
  13. ^ 当初、隊長機用のチューン型ジム1機と通常型のジム3機、これに砲撃戦用のジム・キャノン1機の計5機でMS1個小隊を編制する構想だったとされる。しかし(TVでの描写に合わせて)さまざまな事情により何機かがボールなどに置き換えられるケースがあったという。この他にも単一の機種3機で1個小隊を基本隊形として編制し、ジム1個中隊(4個小隊=12機)をボール10~20機が遠距離支援をするという構成になったとする資料もみられる[20]
  14. ^ OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-』第3話に登場したルナツー基地所属のジム6機は、3機で1小隊編制をとっていた[21]。隊長機を含む4機が90㎜マシンガンを装備し、2機がハイパーバズーカを装備している。
  15. ^ 1996年11月1日に発行される『ホビージャパンMOOK 機動戦士ガンダム/第08MS小隊ビジュアルブック08小隊戦記(1)』では、「ガンダム」のカメラが「デュアルセンサー」であるのに対し、「GMタイプ」の頭部メインカメラは「安価なモノセンサー」であるとされてきた。そして「索敵能力の低下」を忍んだこのタイプのカメラの採用は「コスト削減」のためだとされている。この設定は1980年のホワイトメタル製フィギュア『メタルコレクション 地球連邦軍モビルスーツGM』(ツクダ)のパッケージ、1981年の『HOW TO BUILD GUNDAM』(ホビージャパン)では、「簡略化」されていて量産に向き「視界」が広いガンキャノンのカメラを流用したためとしている。
  16. ^ 尚、後発のG/GS型においてはより生産性を高めるべく、モノアイ式のカメラが採用された[27]
  17. ^ 一方で、脱出装置が省略されたことからパイロットから多くの非難の声が挙がったとする資料もみられる[5]
  18. ^ 『マスターグレード ジム』において『マスターグレード スーパーガンダム』の武装型番が誤って転載されており、以降の『ガンダムオフィシャルズ』『ガンダムファクトファイル』等に転載されつづけている。『U.C. ARMS GALLERY』の一部において、その誤植が初めて設定としてとりいれられた。
  19. ^ ただ、kW単位で出力が表現される「ジェネレータ」は1985年以前設定自体が存在せず、ビーム銃器のエネルギーがMS本体に依存するという設定も無かった。なお、ジムの機関出力がRX-78と同じ「65000馬力」であるとする設定は1981年に既に存在している
  20. ^ 後年、劇場アトラクション『GUNDAM THE RIDE』において護衛のアダム機としてサーベル2基装備の機体が登場した。
  21. ^ テレビ版29話、Gブル出撃直後のアムロ・レイとセイラ・マスの会話より。
  22. ^ なお、この時ジムはビームライフルを持っているが、シャアに突かれたときにビームスプレーガンに装備が変わっていた。ゲームなどでこの場面が再現されている際、ジムは最初からビームスプレーガンを装備している。
  23. ^ この戦闘はオデッサ戦終了時の宇宙暦0079年11月9日に発生した。これにより、ジムの初登場時期はジャブロー戦より3週間前倒しされた。
  24. ^ ジャン・リュック・デュバル少佐が2機撃破し、残された4機はデュバル少佐が操縦するヅダを追跡中、3機空中分解している(エンジントラブルで離脱した1機はモニク・キャディラック特務大尉が撃破)直後にデュバル機も空中分解した。
  25. ^ グレートメカニック 2001年刊より。本書では、これに加え「ジオン兵を主人公にしてコックピット視点のゲームを作ると、敵がジムとボールばかりになってしまう」「アトラクションで観客をガンダムに乗せてしまうと『なぜガンダムに何十人も乗れるのか』、観客をジオン側にすると『ジオン公国の敗北という暗さをどう伝えればよいのか』という問題が発生する」とも語られている。

出典[編集]

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  1. ^ a b c 1/100プラモデル・マスターグレードジム Ver.2.0のパッケージ底面の解説より。これは前期生産型の事である。
  2. ^ a b 『テレビマガジン』1981年2月号付録『機動戦士ガンダム大事典』上巻(講談社)
  3. ^ a b c d e 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日、53-54頁。(ISBN 4-89189-006-1)
  4. ^ a b c d e 「011 ジム」『機動戦士ガンダムMSV COLLECTION FILE 宇宙編』講談社、1999年11月。(ISBN 4-06-346550-0)
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『1/144 フルカラーモデル ジム』バンダイ、1988年10月、組立説明書。
  6. ^ a b c 『講談社ポケット百科シリーズ15 ロボット大全集1 機動戦士ガンダム』講談社、1981年[要ページ番号]
  7. ^ a b 『B-CLUB VISUAL COMIC 機動戦士0080 ポケットの中の戦争 VOL 2』バンダイ、1989年9月。ISBN 4891890479
  8. ^ a b c d 『機動戦士ガンダムモビルスーツバリエーション3 連邦軍編』講談社、1984年7月、2006年7月(復刻版)、90-91頁。ISBN 978-4063721775
  9. ^ a b c d e f g h 『電撃データコレクション 機動戦士ガンダム 一年戦争外伝2』メディアワークス、1999年5月、52-57頁。(ISBN 978-4840212205)
  10. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日、48頁。(ISBN 4-89189-006-1)
  11. ^ 『1/144 プロトタイプガンダム』バンダイ、1983年6月、組立説明書。
  12. ^ 機動戦士ガンダム第08MS小隊WEB「MS-連邦軍-陸戦型GM」
  13. ^ 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年9月、70頁。ISBN 978-4797359046
  14. ^ a b 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年9月、56頁。ISBN 978-4797359046
  15. ^ a b c 『ガンダムセンチュリー』みのり書房、1981年9月、銀河出版、2000年3月(復刻版)、44-45頁。ISBN 4-87777-028-3
  16. ^ 『機動戦士ガンダムモビルスーツバリエーション3 連邦軍編』講談社、1984年7月、2006年7月(復刻版)、18-19頁。ISBN 978-4063721775
  17. ^ #IGLOO completep.46
  18. ^ 富野由悠季『機動戦士Ζガンダム 第一部カミーユ・ビダン』講談社、1985年2月、106頁。ISBN 4062018802
  19. ^ 『1/144ジム・スナイパーカスタム』バンダイ、1983年12月、付属解説書。
  20. ^ 書籍『機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』376Pより。
  21. ^ a b #IGLOO完全設定資料集134頁。
  22. ^ センチネル0079[要出典]
  23. ^ a b プラモデル『マスターグレード 1/100 ジム Ver.2.0』バンダイ、2009年2月、組立説明書。
  24. ^ a b 『HGUC 1/144 ジム』バンダイ、2001年4月、組立説明書。
  25. ^ 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年9月、26-27頁。ISBN 978-4797359046
  26. ^ a b c d e f g h i j k l 『MG 1/100 ジム』バンダイ、1999年2月、組立説明書。
  27. ^ 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年9月、51頁。ISBN 978-4797359046
  28. ^ 『機動戦士ガンダムモビルスーツバリエーション3 連邦軍編』講談社、1984年7月、2006年7月(復刻版)、75頁。ISBN 978-4063721775
  29. ^ 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年9月、17-18頁。ISBN 978-4797359046
  30. ^ a b c d 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年9月、90-91頁。ISBN 978-4797359046
  31. ^ a b c 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年9月、98-99頁。ISBN 978-4797359046
  32. ^ a b 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年9月、96頁。ISBN 978-4797359046
  33. ^ 安彦良和. “『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』第19話”. コミックウォーカー. KADOKAWA. 2018年10月10日閲覧。
  34. ^ 安彦良和. “『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』第33話”. コミックウォーカー. KADOKAWA. 2018年10月10日閲覧。
  35. ^ プラモデル「HG ジム(サンダーボルト版)」組立説明書より。
  36. ^ a b 『MG フルアーマー・ガンダム Ver.Ka (GUNDAM THUNDERBOLT 版) 』説明書。
  37. ^ 『機動戦士ガンダム サンダーボルト』第5集限定版付録冊子『MSイラストレーション』38頁より。

参考文献[編集]

  • 日本サンライズ『機動戦士ガンダム記録全集4』(1980年発行)
サンライズがテレビシリーズ制作後に出版した公式資料。編集作業は外部に委託しているが、使われた画像や設定書はサンライズから提供されたものである。これに対し、以下はムックの編集時や模型化の際に、アニメのスタッフ以外により作られた後付設定が多く加えられた非公式資料。ただし、内容の一部は後に新作のアニメ本編に用いられることで、公式設定となっていった。


関連項目[編集]