ミノフスキー粒子

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ミノフスキー粒子[1][2](ミノフスキーりゅうし、Minovsky particle[3][4][5])は、アニメ機動戦士ガンダム』及び、そのシリーズ作品に登場する架空物質。作中に登場する多くの架空技術に関わる物質で、その効果や技術について作品や関連資料で広く言及されている。

本記事ではミノフスキー粒子が関係しているその他の技術の設定についても扱う。

概要[編集]

ミノフスキー粒子は、元々はアニメ『機動戦士ガンダム』劇中で登場した仮想物質で、当初は巨大人型兵器(モビルスーツ)による白兵戦の理由づけとして設定されたものだった[6]。『機動戦士ガンダム』のSF設定を行ったスタジオぬえ松崎健一によると、「ミノフスキー」という名称はガンダムシリーズ総監督の富野由悠季の名前をもじって、「富野さんが好きな粒子」→「トミノスキー」→「ミノフスキー」と名づけたという[7]

当初は通信障害を生じ、レーダーを機能させなくする物質としての設定のみがあり、劇中でもそのように使われている。しかし、その後は宇宙艦艇を重力下で浮遊させる効果など、多くの設定が追加されることになる。松崎によれば、ミノフスキー粒子の能力がどんどん高くなっていくのは、番組制作中に基本設定とは異なる描写が出てしまったことに対応する後付けであったという[8]ホワイトベースが大気圏内で浮かんだり後進したりするのは「今の設定ではできませんからね」と富野に伝えたが、翌週にそのようなシーンが放送され頭を抱えたと語っている[8]

番組終了後、スタジオぬえ関連人物や永瀬唯が参加した同人誌『GUNSIGHT』で発表されたものが現在の設定につながっており、ここで「Iフィールド」や「ミノフスキークラフト」といった、通信障害以外の効果がSF的に解説された。この設定がみのり書房『宇宙翔ける戦士達 ガンダムセンチュリー』に反映され[6]、そのまま後発の作品に反映されていき、部分的にオフィシャルな設定として使用されるようになった。厳密にはセンチュリーの発刊より少し以前に、ミノフスキークラフトという用語が映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士篇』で使用されている。

また、粒子の持つ効果だけでなく、発見者「トレノフ・Y・ミノフスキー博士」という設定が作られ、彼の略歴やその研究についての時系列も後付けで設定されており[1][2][9][注 1]、年表等の各種「機動戦士ガンダム」関連資料で確認できる。

大気中に雨粒などの良導体粒子が存在するとUHFより上で電波送受信に影響が見られること、1950年代に行われた大気圏内核実験で放出された放射性物質を含む雨、降下物によって、テレビ映像にイグニッションノイズなどとは異なるノイズが乗ることなどから、大気中の荷電粒子が無線通信に影響を与える事は知られていた[10][11]

彼の提唱した「ミノフスキー物理学」は、ミノフスキー粒子の存在を仮定したことで、自然界の4つの力(重力電磁力強い力弱い力)を統一し、大統一理論に決着をつけたという。その後、粒子が発見されたことで素粒子物理学にピリオドを打ったとまで解説されている[4]

宇宙世紀0069年に博士自身がミノフスキー粒子を発見したことによる物理学上の影響をミノフスキーショックと称している資料もある[5][12]。また、様々な応用技術が生み出した急速的なパラダイムシフトのことを総してミノフスキー効果(英語ではミノフスキーエフェクトとなるが、後述するミノフスキーエフェクトとは別の言葉)と称している資料もある[5]

ミノフスキー粒子の用途[編集]

以下のような具体的な性質・技術は、ほぼ全てが放送後『ガンダムセンチュリー』から『ミッションΖΖ』『機動戦士ガンダムMS大図鑑 PART.1 - 3』を経て『ガンダムセンチネル』までに後付けされたもので、多くは番組の描写を説明・補強するものとなっている。

基本的な性質[編集]

ミノフスキー粒子は、静止質量がほとんどゼロで、正負いずれかの電荷を持つ粒子と設定されている。これらが空間内で一定以上の濃度に達すると静電入力と特殊な斥力(Τフォース(タウフォースもしくはティーフォース)と呼ぶ)[2][5][注 2])によって交互に整列して立方格子状の不可視のフィールド(Iフィールド[9])を形成し、それを通過するマイクロ波から超長波までの電磁波を最大で99%減衰させる性質があり[5]、常導電性物質を透過するという性質により電子回路の機能障害を起こす効果もある[4]。また、濃度によって効果の程度は変わる。

『ガンダムセンチュリー』ではミノフスキー粒子が可視光線に影響を与えるかどうかは言及されておらず、アニメ内にもそのような描写は存在しないが、中には基本的に可視光線に影響は及ぼさないものの、赤外線には影響する[13]ため、高濃度下では赤色が見えにくくなるという報告もあるとされる[5][注 3]。また、高濃度になれば放射線をも防ぐという報告もあるとの記述がある[5][13]

なお、粒子がどのような装置で発生・散布されているのかは明確にされていない。一例としてホワイトベースの側面にある円形の装置の外縁部が散布装置としている書籍もある[14]。『機動戦士Vガンダム』や『ガンダム Gのレコンギスタ』では、単独のMSでも散布している描写が見られる。

Iフィールド[編集]

ミノフスキー粒子やメガ粒子に作用する場のこと[4]。ミノフスキークラフトの原理や、ビーム兵器の収束・偏向、ビグ・ザムなどが持つ対ビームバリアーなど、複数の設定に関わっている概念だが、単にIフィールドと呼ぶだけでも対ビームバリアーのことを指す場合が多い[注 4]

『機動戦士ガンダム0083』ではIフィールドを発生させる『Iフィールド・ジェネレーター』が登場したが、小型化できずエネルギーの消費が激しいためデンドロビウムノイエ・ジールなどの大型機にのみ搭載できるという設定により、主人公機とライバル機のみが有する特殊装備という側面が強調されている。

劇中では事実上対ビームバリアーと同義語として用いられ、主に高性能な個人専用機(ほとんどは敵主要キャラクター)の専用装備として、ビーム射撃兵器を、つまりは飛び道具を封じるある種の防御系特殊能力として登場する(アニメ作品において量産機や通常艦艇に装備されたことはない)。設定上では火砲やミサイルといった実体弾射撃兵器は通用するが、Iフィールドを装備している機体は、実体弾兵器では貫通不可能なほどの重装甲が施されているという設定が多い[注 5]。劇中では「一か八か急所を狙う」、「猛攻をかいくぐってバリアーの内側に飛び込んで攻撃する」、「自機が自損するほどの過負荷をかけた必死必殺の一撃を仕掛ける」など、ストーリーを盛り上げるクライマックスの演出のために多用されるギミックである。

『機動戦士ガンダム0083』ではライバルが搭乗するノイエ・ジールが連邦艦のビーム砲を無効化して艦隊に肉薄し大打撃を与えるが、ビーム兵器主体のため同じくIフィールドと多数の実弾兵器を搭載した主人公のデンドロビウムに対して一時劣勢となるも、隙を突いて露出したジェネレーターを破壊し形勢が逆転するなど、最終決戦時の演出として利用された。なお、後発作品ではよりビジュアルインパクトが強いビームシールドが登場し、こちらは量産機や通常艦艇にも装備されている。

『ガンダムセンチュリー』ではフィールドの機能だけが説明されており、フィールド自体が何であるか説明は無いが[2]、『機動戦士ガンダムMS大図鑑 PART.1 一年戦争編』など、ミノフスキー粒子が形成する立方格子の自体を指してIフィールドであると説明しているものもある[5][9]

なお、アニメ『機動戦士ガンダム』において、アムロのガンダムがグラブロを撃破した際、水中で展開したビーム・サーベルのビーム刃周囲には水蒸気爆発は起こっていないが、本件については作劇の科学考証が進んだテレビアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』、テレビアニメ『機動戦士Vガンダム』、そしてテレビアニメ『∀ガンダム』の水中戦ではサーベルの周りに連続して水蒸気爆発が生じる様子が描かれている(詳細はビーム・サーベルの記事を参照)。

∀ガンダム』ではMSの駆動方式として、内部から発生するIフィールドの梁(ビーム)を表面に張り巡らせ、ビームを制御することで機体を動かす「IFBD(Iフィールドビーム駆動)」と呼ばれる技術が登場した。また盾型ではあるがIフィールドを展開することでビームを弾く実体シールドも登場した。

ミノフスキー・クラフト[編集]

アニメ『機動戦士ガンダム』劇中において、形状が航空力学に則っていないホワイトベースやアッザムが、重力下で『浮遊』する原理を説明する設定。 ミノフスキー粒子に静電入力することで整列させ(前述のIフィールド)、その反発場[9]により物体を浮上させる力を得る[3]。あくまでも浮力を得るため“だけ”の機構で、推進力は別途スラスターでまかなう必要があり、「ぷかぷか浮かぶだけ」[15]と解説する作品もある。

物体(戦艦やモビルスーツ)の下方にミノフスキー粒子の立体格子構造力場=Iフィールドを形成するために、常時ミノフスキー粒子を散布した上で、下方空間に莫大なエネルギーをかけ続ける。この形成された立体格子構造力場は、大地や海などの導電性物質に浸透しにくい性質を持つ[16]ので、物体は“力場に乗る”事によって(擬似的に)『浮遊』するのである。ミノフスキー・クラフトの稼働には戦艦クラスのエネルギーが必要となる[17]ものの、事実上エネルギー(ジェネレーターで発生させた電力)を直接浮力に変換するため、揚力の得られない大質量体を推進剤の消費なしに長時間滞空させられるという大きなメリットがある。更にミノフスキー・クラフトの副次効果として、大気圏突入時にIフィールドが一種のバリアとなるミノフスキー・エフェクト(前述するミノフスキー効果とは別)が発生するとされ、ホワイトベースのような形状でも問題なく大気圏に突入できることを補完している[16]

MSサイズへの実装は宇宙世紀0100年代初頭においても試作段階であった[18]ため、宇宙世紀0105年にアナハイム・エレクトロニクスが開発したペーネロペーは全高32.5m/全備重量112.0t、Ξガンダムは全高28.0m/全備重量80.0tという、同年代の一般機と比較して大型となっている。しかしここから6年後の宇宙世紀0111年には、サナリィがダウンサイジングを進めており[19]F90の専用ミッション・パック[Aタイプ]装備では、頭頂高14.8m/全備重量80.3t(内、推進剤増槽46.0t)まで小型化したのだった。

設定の変遷[編集]

『機動戦士ガンダム大事典』にはミノフスキー・クラフトという名前はないものの、ホワイトベースの反重力推進システムにミノフスキー粒子が用いられている説もあるという記述があるが[1]、『ガンダムセンチュリー』ではミノフスキークラフトという名前そのものは出てくるものの、「実験途上の暫定的反重力システム」との記述しか無く、具体的な原理は述べられていない[2]。『ミッションΖΖ』において、ミノフスキー粒子の立方格子によるフィールドで機体を浮遊させており、“重力や慣性を制御する、いわゆる反重力では無い”という原理が解説されている[3]

また、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』においてνガンダムによってアクシズの破片を押し返すことができたのは、サイコフレームによるミノフスキー通信で周辺のミノフスキー粒子を振動させ、偶発的にミノフスキークラフトと似た現象(ミノフスキー共鳴力場仮説)が発生したためである[5]、とされているが、こちらは後年にサイコフレームのオーバーロードにより発生したサイコ・フィールドに依るとされている。

ビーム兵器[編集]

劇中で強力な武器として用いられていたビームライフル、メガ粒子砲、ビームサーベルといった各種ビーム兵器について、すべてがミノフスキー粒子由来のビームを使用しているものとされた(この設定を採用していない作品もある)。ミノフスキー粒子をIフィールドによって圧縮し、縮退・融合したものが「メガ粒子」であり、この変化の際に質量が運動エネルギーに変換されており、それをIフィールドによって収束させ打ち出すものがメガ粒子砲という設定となっている[2]。メガ粒子砲は磁場・電場の影響を受けず、レーザー砲や荷電粒子砲よりも優れた特性を持ち[2][12]、出力・収束率次第だが核兵器並の威力を持つとされる。ビーム・ライフル等のさまざまな名称のビーム兵器のほとんどはメガ粒子砲であるとされ[4]、ビームの種類による区別はしていない。これらはMBW(Minovsky Beam Weapon)、もしくはMAWS(Minovsky-theory Applied Weapon System=ミノフスキー理論応用兵器体系)と呼称される。

これを防ぐビーム攪乱幕という技術も存在し、これは劇中『機動戦士ガンダム』第35話で突撃艇パブリクによって使用されている。これはガス状の気体で、散布された空間にメガ粒子砲のビームが通過すると拡散されて威力を失うものと設定された[4]。OVA版『機動戦士ガンダムUC』の5話ラスト及び6話冒頭では撹乱膜が展開されシナンジュの放つビームが拡散・減衰する様子が描かれている。『ガンダム・センチネル』では、より対ビーム効果の大きい「M弾頭」という兵器も登場している[4]

エネルギーCAP[編集]

縮退してメガ粒子に変化する直前のミノフスキー粒子を保持する技術で、大きな電力源を必要とするメガ粒子砲をモビルスーツでも携行できることを説明している[2][4]

この技術は連邦軍が開発したものであり[2][12]、ジオン軍側の携行型ビーム兵器の使用が制限されている理由づけとなっている。なお、エネルギーCAPとは "Energy Capacitor" の略[4][5][注 6]であり、エナジーキャップと呼ばれることもある[20]

ビーム・サーベルはメガ粒子ではなく、このエネルギーCAPをそのまま使用する兵器だとされている[4]

機動戦士Ζガンダム』以降の時代では、一年戦争後は取り外し可能なエネルギーCAPであるEパック(エネルギーパック)が開発され、ビーム・ライフルに直接メガ粒子を充填する必要が無くなっている[4]

ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉[編集]

「ジェネレーター」と呼称することもある[21]、ほとんどのモビルスーツに搭載されている核融合反応炉。現実の熱核反応炉(レーザー核融合炉)と異なり、ミノフスキー粒子の恩恵によって大規模な放射線防護のための設備を必要としない[21]設定のため、炉の小型化、安定化、高出力化が可能[5][12]となり、人型・18m級のモビルスーツを稼働させるために十分な電力を供給できる。

ミノフスキー粒子の立体格子構造を電磁的に圧縮すると、粒子間の距離が縮まり、超結晶格子構造となる。ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉は、この内部にヘリウム3と重水素のプラズマを注入し、核融合反応を行う。核融合反応によって放出されるエネルギーは、超結晶格子状構造を介して電力へ変換される(超結晶格子状構造は核融合反応に伴う放射線を遮蔽する)[21] [22]

フィールド・モーター[編集]

ガンダムや連邦軍MSの関節駆動部には「フィールド・モーター」が使われているという設定があり、これはミノフスキー粒子とIフィールドの相互作用により、モーターの軽量化と高出力化を実現したものとされている[2][23]

ミノフスキー通信[編集]

劇中でミノフスキー粒子散布下で遠隔通信操作を行う技術として、パイロットの精神で通信を行う「サイコミュ」という設定が登場しているが、この通信自体にもミノフスキー粒子が関わっているという資料がある。それによるとニュータイプと呼ばれるパイロットが発する「感応波」はミノフスキー粒子を振動させる効果があり、これがパイロットの意思を直接遠隔操作端末に伝えるという[2][23]

設定の定着[編集]

作品外で創作されたミノフスキー粒子関係技術のうち、ミノフスキークラフトについては早い段階で映像に反映されたが、他は『機動戦士Ζガンダム』以降も必ずしも公式な設定としては反映されていなかった。

元々、『ガンダムセンチュリー』以前に出版された『機動戦士ガンダム大事典』では、ミノフスキー粒子は電波を妨害する数種類の帯電機能を持つ微小粒子を散布し、それが宇宙空間中のプラズマと融合して不安定イオン状態を作ることで、電波を反射・吸収する状態を作り上げるという設定であった。また、メガ粒子砲は重金属の粒子を磁気で加速させて発射する荷電粒子砲であり、ビーム・ライフルはそれを小型化したものと設定されていた。ビーム・サーベルはメガ粒子の束を柄から放出するものであり、ビーム攪乱幕に使われるビーム拡散粒子はミノフスキー粒子の発展型のようなものという記述もある[1]。これらの設定はその後も消えたわけでは無く、『0083』の頃でも見られる[13]

「Iフィールドによるビーム・バリアー」の解説は『ガンダムセンチュリー』の時点であるが、映像作品中での言及は『機動戦士ガンダム0083』が最初となる。それ以外の設定についても、現状の映像作品中で全てが言及されているわけではないが、多くは『データコレクション』のようなアニメ関連資料でも掲載されており、広く定着している。

富野由悠季の小説『機動戦士Vガンダム』の本文では、アニメ版『Vガンダム』の設定と異なりビーム兵器は一貫して「重金属粒子」と記述されている。『ガンダム Gのレコンギスタ』でもビームを「重金属粒子」とする資料が見られる。

後発作品での設定[編集]

さらに後発の作品で、『ガンダムセンチュリー』から『ガンダム・センチネル』までの時点では存在しなかった関連技術も追加されていった。

ミノフスキー干渉波[編集]

OVA機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場[24]。ミノフスキー粒子の散布領域内に物体が存在した場合、Iフィールドの立方格子が崩れ、それが他のミノフスキー粒子に干渉して濃度の変化を起こす。これがミノフスキー干渉波と呼ばれており、電波障害の度合いを元にこれを検出分析し、物体の位置や大きさを判別するのがMPIWS(Minovsky-Particles Interference-Wave Searcher、ミノフスキー干渉波形分析逆探知システム)という技術が設定された。物体の種類までは判断できず、ダミーとの区別も付かないという問題もあるとしている[5][23][25]

ミノフスキー・バリアー[編集]

小説『ガイア・ギア』に登場する技術。「ビーム・バリアー」とも呼ばれる[26]。ミノフスキー粒子を機体周辺に放出するバリアーで[要出典]ガイア・ギアαゾーリン・ソールなど一部のマン・マシーンが装備している。

実体弾[27]メガ粒子砲などのビーム兵器[28]の双方を防御可能である。ミサイル攻撃に対しては、信管を誤作動させて爆発させる事が可能だが、爆発そのものは跳ね返すことはできない[29]。バリアーがビームと接触すると爆発的な干渉波を引き起こし、その衝撃により相手のマン・マシーンの核融合炉が爆発することもある[30]また、バリアーに接触したファンネルは自爆している[31]

大気干渉を打ち消す効果もあり、ガイア・ギアαは人型形態で全身をバリアーで覆い音速を突破している[32]。また、ガイア・ギアαがフライング・フォーム状態で加速しながら使用した際には、至近に発生した電磁波とミノフスキー粒子にバリアーが衝突して光を発している[33]

ビーム・バリアー[編集]

小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場する技術。「バリアー」と略されることが多く、作中でもバリアーといえばビーム・バリアーを指し、それが常識であるとされる[34][注 7]。防御用に使われる、大気干渉を打ち消す、使用中に機体が発光するなど、前述のミノフスキー・バリアーと共通点が多い[注 8]。作中では以下の複数の用途が確認できる。

  1. MSの飛行時に、進行方向に波形を変化させたビームを放射することにより大気の干渉を拡散させ、音速を突破する技術[36]。使用中は、機体全体が光に包まれているように見える[36]。大気圏内で活動するMSミノフスキー・クラフトを用いても、そのままの形態では音速を突破する事は出来ないが、本技術により人型のまま大気の干渉を無視した飛行が可能となる[37]ペーネロペーの開発時に検討され、不完全なものが搭載されているが、それでも音速を超えることは可能[36]Ξガンダムは、完成したものが搭載されている[36]
  2. 完成されたビーム・バリアーは防御にも使用が可能である[38]。Ξガンダムは機体各部にバリアーの機能があり[39]、追尾してくるミサイルに対し使用を検討する場面があるが、その必要はないと判断している[35]。アデレード空港に設置されたビーム・バリアーの直撃を受けた際には、作動してパイロットであるマフティー・ナビーユ・エリンへのダメージを軽減させ彼の命を救うが、コックピット・コアと装甲の距離が近すぎたため[40]鼓膜が破れ気絶し、全身の皮膚が焼けただれている[41]
  3. 対Ξガンダム用に使用された兵器。地上にビーム・バリアーを設置するというアイデアは、検討されたことはあっても実施は初めてとされる[34]。アデレード空港のフェスティバルセンター周辺に小型のバリアー発生装置(発振装置)を設置し、地下埋設の回線によって電力を供給する[42][43]。ペーネロペーによって設置地点までおびき寄せられたΞガンダムに向けて発振され、MS1機を撃墜できる倍の出力(発振器が一度で焼き切れてしまうほど)で使用される[42]。しかしΞガンダムのビーム・バリアーに阻まれ、稼働には修理が必要な程度のダメージを与えるものの[40]表面的なダメージは少ない[44]
  4. ミノフスキー・クラフトを装備した艦艇が、大気圏突入の際、前方へ厚く展張する[45]。連邦軍第13独立艦隊のラー・カイラムをはじめとする3隻の艦艇が使用している[45]

ビーム・シールド[編集]

劇場アニメ『機動戦士ガンダムF91』が初出。ビームシールドを参照。

改良型ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉[編集]

詳細な設定は、テレビアニメ『機動戦士Vガンダム』で決められたが、それよりも以前の年代を描いた『機動戦士ガンダムF91』に登場するモビルスーツ(第2期モビルスーツ)から搭載されている[22]、より小型・高出力化が進んだジェネレーター。

核融合反応直前で保存した燃料を、Iフィールドの動力炉を介して炉心(反応チェンバー)に注入し直接反応させる[46]。これにより、熱核反応の出力の大幅な向上(出力レベルの可変化)とさらなる小型化が実現した[46][22]

一方でこの改良型炉が破壊されると、最悪の場合核爆発を起こす危険性が生じることとなった[46][22]

ビーム・ローター[編集]

テレビアニメ『機動戦士Vガンダム』に登場。ザンスカール帝国軍である「ベスパ」の技術陣によって開発された重力下におけるMSの空中航行システムであり[47]、ミノフスキー・クラフトとビーム・シールドが高度なレベルで融合・昇華した技術とされる[48]

ビーム・シールドのさらなる改良と発展が続けられる中で[47]、ビーム・シールドを基部ごと回転させることによって、ビーム周辺にIフィールドよりも立方格子形成指向の強い斥力をもつフィールドが形成されることが明らかとなり、このフィールドの発生方向を一方に偏向させることで、ビーム表面に立方格子を形成して自重をある程度相殺することが可能となる[48]。さらに重力下であれば、鉛直方向から回転軸を傾けることによって若干の推進効果を得られることも確認される[48]。このとき、ユニットそのものを物理的に傾けるのではなく、ビーム形成時にバイアスをかけて斥力を偏在させることで、機体は連続的に作られる立方格子の上を同じ高さで滑り落ち続けることになる[48]。これを技術的に発展・確立して斥力を増大させ[48]、実用レベルまで引き上げて完成させたのがビーム・ローターである[47][注 9]。開発の目処が立った時点で、地球侵攻用に開発されたゾロに暫定的ではあるが搭載が決定する[48]

ビーム形成の電力とミノフスキー粒子の供給が可能であれば、プロペラントを消費せずに空中航行をおこなえる[47]。また、大気圏内での使用時は機体の周辺に斥力をもった立方格子が形成されることによって空気抵抗が減免され、ある程度の整流効果を獲得でき、非変形のMSでもスラスター噴射によるプロペラント消費は基本的に「移動」のための分だけで済む[48]。なお、ビーム・ローター使用時にはヘリコプターのような風切り音が発生するが、これは高熱のビームと大気が接触する際の衝撃音が連続的に発生し、同時にビーム同士が干渉し、周期的に大気の共鳴が起こるためとされる[48]

ミノフスキー・クラフトと同様の稼働に耐えうるほどではなく、高度もさほど高くとれないが[49](一方で、大気圏離脱はできないものの実験段階で成層圏まで到達したともいわれる[50])、簡易型のミノフスキー・クラフトとして圧倒的な機動力をMSにもたらし、さらにヘリコプターのような対地兵器としての運用も可能とする[49]。当然、白兵戦時はビーム・シールドとしても機能する[49]。ただし、機動性においては航空機におよばないとされる[50]。なお、ビーム・ローターの完成がベスパを地球侵攻に踏み切らせたとする見方もあり[49]、それほどに画期的なシステムであったとされる[47]

『Vガンダム』の後年に発表された長谷川裕一の漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』では、ザンスカール帝国が建国される宇宙世紀0149年[51]より以前の0136年の時点で、木星帝国が開発初期のビーム・ローターと航空力学的なローターを併用する可変モビルアーマーエルコプテを開発・運用している。しかし、同機のビーム・ローターの解説には「揚力」についての言及もあり、ベスパのビーム・ローターと同じ原理であるかは不明である。さらに同シリーズでは『Vガンダム』の舞台である0153年を描いた『ゴースト』のデスフィズや、0169年を描いた『DUST』のファントムV2といったビーム・ローター搭載機が登場するが、後者はビーム・ローターを垂直に回転して小さな「推進力」を得ているとされ、こちらもベスパのビーム・ローターと同じ原理であるかは不明。

ミノフスキー・フライト[編集]

『機動戦士Vガンダム』で設定された。主役機であるヴィクトリーガンダムにも採用されている。なお、「ミノフスキー・フライト」という単語は、『Vガンダム』以前に発表された小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の章のサブタイトルとしてすでに使用されている[52](ただし、同作に登場するΞガンダムとペーネロペーは前述の通りミノフスキー・クラフトを搭載)。

ビーム・ローターの開発途上で、ミノフスキー粒子が散布された空間であれば、機体周辺にIフィールドより弱いミノフスキー・フィールドを生成して偏向させることで、ある程度の浮力を獲得できることが明らかとなる。拡散しつつあるビーム・ローターの立方格子を再構成し、その斥力を利用して同様の浮力を得る、というのがミノフスキー・フライトの基本原理であり、ゾロのボトムターミナルはこの技術により飛行(浮遊)する[48]。ただし、ベスパの技術力では[50]このシステムのみを稼働しての単独飛行は不可能であった[48]

リガ・ミリティアが運用するヴィクトリーガンダムも同様にミノフスキー・フライトを採用しているが、技術的には完璧ではないものの、ビーム・ローターによる立方格子形成を必要としない。ただし、単独では大した高度をとれず[注 10]、飛行によって揚力を発生させる機動装備との併用なしでは極端に稼働効率が落ちてしまうのが弱点である。移動をともなわない浮遊状態での稼働は数十秒とされる。しかし、運用上はほとんど問題にならず[50]、一旦飛び立てば[54]コア・ファイターとの合体によるリフティングボディに近い形状と、ミノフスキー・フライトが起こす整流効果によって「飛行」が可能となる[50]。また、ゾロより低速での合体が可能であることから、各パーツの誘導に使用する通信技術も既存の光学端末の併用が可能となり、開発期間の短縮にも貢献している[50]。また、ミノフスキー・フライトが一種のイオンエンジンであるとする資料もあり、ヴィクトリーガンダムに搭載されている全身の姿勢制御バーニア(アポジモーター)も小型のミノフスキー・フライトであるとされる[55]

なお、リガ・ミリティアが運用するサブフライトシステムであるセッターも、ミノフスキー・フライトを採用した「超高性能機」であったとされる[50]

ミノフスキー・コントロール[編集]

『機動戦士Vガンダム』で設定された。ゾロのボトムターミナルを遠隔誘導するために使用されている無線誘導システムで、基本的にビーム・ローターを搭載した機体から一定範囲内でないと機能しない。また、同様のシステムがビーム・ローター基部の換装(移動)にも使用されており、ミノフスキー理論応用兵器そのものを誘導するため、ミノフスキー粒子の光子振動を利用し、ほぼ完璧にサイコミュを機械的に再現した装置となっている[48]

ミノフスキー・ドライブ[編集]

『機動戦士Vガンダム』で設定されたミノフスキー物理学系推進器[56]。ただし、「ミノフスキー・ドライブ」という単語は雑誌『ザ・テレビジョン』掲載のガイア・ギアαの解説ページが初出であるが[57][要ページ番号]、小説『ガイア・ギア』の作中では言及されない。カトキハジメによれば、この力強い語感を好んでオマージュとしてV2ガンダムで形にしたとのこと[58]

それまでのミノフスキー・クラフトやミノフスキー・フライトなどと異なり、ユニットの内部に「ミノフスキー・フォース・フィールド」と呼ばれる力場を発生し、そこに生成される反発力を利用する[59]。左右2基のユニットから発生するフィールドが、その中間で強力な推進力を発生させる[60]。原理的には、稼働に支障がなければ亜光速までの加速が可能とされ、スペック上では最大20Gでの機動が可能といわれる[59]。大気圏内外でのメイン・スラスターのほか[61]、姿勢制御用の[62]アポジモーターや慣性緩和装置の役割も果たす[61]

ヴィクトリータイプの強化装備の開発途上で、ヴェスバーの可変速粒子の調整技術と、ミノフスキー・フライトのフィールド形成技術が融合して基本原理が完成する[59]。しかし、ヴィクトリータイプのキャパシティをはるかに上回るものであるため、ミノフスキー・ドライブ・ユニットの搭載を前提としたV2ガンダムが開発される[59]。同ユニットを搭載したV2ガンダムは、当時において史上最速のMSとされる[63]

副次的な作用として、「光の翼」と呼ばれる[64]翼状のビームが放出される[59]。これは、急激な移動や機動をともなう際に封じ込めきれずに放出される高エネルギー状のミノフスキー粒子であり、意図的に出現させることは難しいとされるが[53]、ビーム・サーベルとほぼ同様の能力をもち[59]、意図的に形成させた場合の[64]最大稼働時は1キロメートルにおよぶビーム刃を形成する[59]。ミノフスキー・ドライブそのものはビーム・サーベルやビーム・シールドと根本的に異なるものではあるが[64]、エネルギー・ゲインが桁違いに大きいこと以外の[60]特性は物理的にも同等である[64]。2基のユニットから放出されるビーム粒子は電気的な干渉波を発生し、双方から放出される重金属粒子が互いのビーム刃の間で超高速で飛び交っている[60]。これにより、本来こういった電磁的な干渉を受けにくく作られているMSでも、物理的なプロテクトを破壊されて各種の制御機器に深刻な影響をおよぼす[60]

また、「光の翼」はビーム・シールド発生機で制御することによってシールドとしての転用も可能であり、V2ガンダムが最終決戦の際の対ゴトラタン戦にて、翼をまとうかのような防御姿勢をとっている。通常のビーム・シールドでは展開にタイムラグがあり、この場合のような近距離からの高出力のビームの直撃は防御できなかったともいわれる。なお、この防御姿勢が設計段階から想定されていたかは不明とされる[64]

V2ガンダムのほかにも、一説には月面のリガ・ミリティアの秘密工場「テクネチウム」で、V(1) ガンダムをベースにミノフスキー・ドライブを搭載したセカンドVと呼ばれる新型改装機が開発されたともいわれる。アナハイム・エレクトロニクス (AE) 社のエンジニアも出入りしていたといわれ、モトラッド艦隊の月面上陸の前後に急ピッチで開発が進められていたとされるが、真偽は不明である[64]

ゲーム『SDガンダム GGENERATION-F』に登場するザンスパインは、ザンスカール帝国がリガ・ミリティアからミノフスキー・ドライブの技術を奪取し開発されたMSとされる。また、漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』では、宇宙世紀0128年にクロスボーン・バンガードが建造した戦艦「バビロニア・バンガード」(のちに「マザー・バンガード」に改名)に搭載されているが、当時の技術では巨大すぎて戦艦クラスにしか搭載できず、またほかの同型艦にも搭載されていない「機密中の機密」とされる[65]。続編の『鋼鉄の7人』では、宇宙世紀0136年の時点でサナリィがMSサイズまで小型化に成功しており、実験用MSであるF99レコードブレイカーが開発されるが、木星帝国の襲撃によって機体と研究データがすべて失われている。一方、AE社もミノフスキー・ドライブの実験用モビルスーツ、スピードキングを製造するが、これは回収したマザー・バンガードの帆桁を修復・改造して制御モビルスーツを接続しただけの簡易的な物であり、のちに宇宙海賊クロスボーン・バンガード残党に接収され実戦参加し、大破している。『Vガンダム』と同じ宇宙世紀0153年を描いた『ゴースト』では、ユピテル財団がサナリィのスタッフを引き抜いて、10年以上の歳月をかけて開発したミノフスキー・ドライブ運用実験艦「マンサーナ・フロール」と、ミノフスキー・ドライブ搭載高速宇宙船「パピヨン」が登場している。さらに木星帝国により、レコードブレイカーの設計データをもとにミノフスキー・ドライブを搭載したMSファントムが、V2ガンダムより早い時期に開発されている。ただし、技術面での未成熟さなどからミノフスキー・ドライブを無理矢理動かしている状態であり、稼働時間が15分程度であるなど問題が山積している[注 11]。また『DUST』では、ファントムの基本フレームをもとに製造されたMSバロックや、ファントムのデータを参考にし量産化したMSブラン・リオンノエル・レイスもミノフスキー・ドライブを搭載している。

また、フォーミュラ・シリーズには試験的にミノフスキー・ドライブが搭載されていたとも言われ[66]F91には試験型ミノフスキー・ドライブが標準装備されるが[67]、ごく短時間スラスター出力をおぎなう形で使用できる程度だったとされる[66]

宇宙世紀外での扱い[編集]

ミノフスキー粒子は「宇宙世紀」という架空世界観に存在する架空物質であるが、明確に宇宙世紀の未来として設定されている作品『∀ガンダム』『ガンダム Gのレコンギスタ』にも存在し、宇宙世紀の時点では見られなかった技術も登場している。また、その他のシリーズでも類似の物質が設定されている。

∀ガンダムでの設定[編集]

∀ガンダム』は宇宙世紀の遠い未来である「正暦」を舞台としており、既存設定の延長にあるミノフスキー粒子関係技術も設定されている。

Iフィールドビーム駆動
この時代に存在するモビルスーツの駆動形式の一種。IFBD、IFB駆動とも表記される[68]
∀ガンダムスモーなどに採用されている設定で、これらの機体の腕部や脚部などは内部に駆動のための機構が無く、Iフィールドによって外側から操り人形のように駆動する[69]。∀ガンダムはIFBDにより内部空間に余裕が出来たため、胸部が「マルチパーパスサイロ」と呼ばれる多目的プラットフォームになっており、目的に応じてユニットを積み替える事が可能という設定である。
IFジェネレーター
スモーの腕部に装着されている外付けのIフィールドジェネレーター。Iフィールド駆動のモビルスーツの機動に干渉したり、Iフィールドの縮退高密度化によって「原子結晶構造を強化し」直接打突武器としても使用できる[70]。劇中では直接バリアーを敵に向かって放射する攻撃を使用していた。
7th-GMPT
詳細不明。この「7th-GMPT=Seventh Generation Minovsky Physical Theory」によるMSの無力化技術の存在が、放送当時に書かれた一部資料に掲載されている。∀ガンダムに搭載が検討されたが開発が間に合わず、この兵器が搭載される予定だった位置にビームサーベルが設置されたとしている[注 12]

Gのレコンギスタでの設定[編集]

ガンダム Gのレコンギスタ』は宇宙世紀が崩壊した後の時代であるリギルド・センチュリー(R.C.)を舞台としているが、ミノフスキー粒子の技術は存続している。従来通り散布することで無線通信を無効化する用途があるほか、軌道エレベーター「キャピタル・タワー」のクラウン、ナットのそれぞれにミノフスキー・クラフトが使用されている[71]

また劇中では「ミノフスキーマグネットレイフィールド、つまりMMF効果の場」というセリフも存在し[72]、これまでのシリーズに存在しなかった技術があることが示されている。

なお主役MSのGセルフや、戦艦メガファウナの飛行時に「ミノフスキーフライト」という用語も使用されているが、第1話でクラウンが浮遊する際にも使われており、ミノフスキークラフトとの使い分けがあるかは不明。

本作の周辺資料では、宇宙世紀作品と異なりビーム兵器を「重金属粒子」とする解説が見られる[73]

他のガンダムシリーズにおいて[編集]

なお、ビーム兵器についてはほぼ全てのガンダムシリーズに登場するが、作品ごとにビームの原理・構成する物質は異なっている。 ガンダムシリーズ以外の作品について MSX2版メタルギア2ソリッドスネークにおいて、狭い排気管より侵入する際には、レーダーが使えない。 キャンベル大佐と交信すると、ミノフスキー粒子が濃いためと解説される。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ ただし、『機動戦士ガンダム大事典』では「ミノフスキー」、『ガンダムセンチュリー』では「Y・T・ミノフスキー」、『ミッションΖΖ』『ガンダム・センチネル』では「T・Y・ミノフスキー」、『STAMPEDE - ミノフスキー博士物語』(サイバーコミックス第1号、1988年、バンダイ)及び『機動戦士ガンダムMS大図鑑 PART.1 一年戦争編』では「トレノフ・Y・ミノフスキー」とされる。
  2. ^ 『ガンダムセンチュリー』『ミッションΖΖ』『ガンダムセンチネル』においては、これがギリシア文字の"Τ"(タウ)なのか、全角英字の"T"(ティー)なのかは判断できないが、ここでは『GUNDAM OFFICIALS』に合わせて両方を併記する。
  3. ^ 林譲治によるゲーム作品のノベライズ版ではレーザー通信がしばしば登場する。
  4. ^ 『機動戦士ガンダム0083』劇中のセリフや、ゲーム『スーパーロボット大戦』の装備など、バリアーを指してIフィールドと呼ぶ例は多数。
  5. ^ 例外として『機動戦士ガンダム0083』のデンドロビウムは軽量化のため装甲が薄く実弾の防御力は低いという設定である。
  6. ^ 『ガンダムセンチュリー』においては、"CAPACITOR"のみが英語表記。
  7. ^ ただし作中では、Ξガンダムの兵装である、無数の鉛を発射するサンド・バレルを「バリアー」と表現している箇所もある[35]
  8. ^ 本技術が登場した『閃光のハサウェイ』は、同作の作者富野由悠季月刊ニュータイプ誌で『ガイア・ギア』連載中に発表された。
  9. ^ ただし『Vガンダム』第2話では、シャッコーがビーム・ローター起動時にビーム・シールド全体を展開するのではなく、四方の4つの突起からのみ細いビームを展開してから回転しているのが確認できる。
  10. ^ 一方で、ミノフスキー・クラフトより高高度まで飛行できるとする資料もある[53]
  11. ^ 最も致命的だったのは向上するMSの加速性能に対して機体に搭載可能な耐Gシステムが限界に達しており、「全開機動に機体が耐えられたとしても中の人間が保たないこと」が挙げられている。作中ではパイロットが4.8G加速で肉体の限界を感じている。このため終盤、新生クロスボーン・バンガードはコクピット内を通電することで緩衝材となる特殊溶液で満たすことで瞬間的な耐G性能を嵩上げしている。
  12. ^ プラモデル「1/100 ∀ガンダム」説明書に不確かな記載がある。

出典[編集]

  1. ^ a b c d アニメック別冊 機動戦士ガンダム大事典』ラポート、1981年3月1日。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 月刊OUT別冊 宇宙翔ける戦士達 ガンダムセンチュリー』樹想社(原著みのり書房)、2000年3月15日(原著1981年9月22日)。ISBN 4-87777-028-3
  3. ^ a b c 『ガンダムウォーズII ミッションΖΖ』大日本絵画、1987年2月25日、152ページ以降の用語集「機動知識imidam0088」。ISBN 4-499-20526-3
  4. ^ a b c d e f g h i j k 『ガンダムウォーズIII ガンダム・センチネル』大日本絵画、1989年9月、289ページ以降の用語集「機動知識imidam0093」。ISBN 4-499-20530-1
  5. ^ a b c d e f g h i j k l 編著者:皆川ゆか、監修:サンライズ『機動戦士ガンダム公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』講談社、2001年。ISBN 4-06-330110-9
  6. ^ a b キネマ旬報社『富野由悠季全仕事』154ページからの永瀬唯の寄稿による。
  7. ^ 三沢典丈 「アニメ大国の肖像 76 『脚本家 松崎健一さん(その2)』」 東京新聞 2007年6月7日夕刊、中日新聞東京本社、2007年。
  8. ^ a b 『ガンダム者-ガンダムを創った男たち』講談社、2002年、105頁。ISBN 4-063-30181-8
  9. ^ a b c d 『ENTERTAINMENT BIBLE.1 機動戦士ガンダムMS大図鑑 PART.1 一年戦争編』バンダイ、1989年2月20日。ISBN 4-89189-006-1
  10. ^ 『初歩のトランジスターラジオの研究』1958年版 p. 5、1967年版 p. 7
  11. ^ 内田秀男家庭用テレビで放射能がわかる」『朝日新聞』、朝日新聞、1956年5月29日(夕刊)。
  12. ^ a b c d メディアワークス『データコレクション 機動戦士ガンダム 一年戦争編』
  13. ^ a b c 『ラポートデラックス 機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー』ラポート、1993年1月15日。
  14. ^ DC一年戦争編 1996, p. 52.
  15. ^ クロスボーンゴースト5 2013, p. 144.
  16. ^ a b ガンダム辞典1.5 2009, p. 43-44.
  17. ^ 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(上)』角川スニーカー文庫 1989年2月28日 154頁。(ISBN 4-04-410131-0
  18. ^ 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(上)』角川スニーカー文庫 1989年2月28日 154頁。(ISBN 4-04-410131-0
  19. ^ 週刊MSバイブル24 2019, p. 11.
  20. ^ 『機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション3 連邦軍編』講談社、1984年。ISBN 4-06-107785-6
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  68. ^ プラモデル「1/100 ∀ガンダム」「1/100 モビルスモー/ゴールドタイプ」。
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  70. ^ プラモデル「1/100 モビルスモー/ゴールドタイプ」。
  71. ^ Gのレコンギスタ公式サイト 用語集
  72. ^ 『Gのレコンギスタ』第1話のセリフ。
  73. ^ 公式サイト用語集ではミノフスキー粒子の用途にビームもあるが、プラモデル「1/144 HG ガンダムG-セルフ」説明書によると、ビーム・ライフル、ビーム・サーベル共に「メガ粒子」であると同時に「重金属粒子」とも表記されており、ミノフスキー粒子との関係が示されていない。「1/144 HG モンテーロ」でもビーム・ジャベリンを重金属粒子としている。これらは「磁場」によって収束される。
  74. ^ 『ラポートデラックス 機動武闘伝Gガンダム バトルメモリー』ラポート、1995年5月1日。
  75. ^ 20話より

参考文献[編集]

  • 書籍
    • 『電撃ENTERTAINMENT BIBLE 機動戦士ガンダム MS大図鑑1【ザンスカール戦争編】(上)』メディアワークス、1994年2月25日。ISBN 4-07-300765-3
    • 『電撃ENTERTAINMENT BIBLE 機動戦士ガンダム MS大図鑑2【ザンスカール戦争編】(下)』メディアワークス、1994年7月15日。ISBN 4-07-301300-9
    • 『Newtype 100% コレクション23 機動戦士Vガンダムvol.2 SHAHKTI'S PRAYER』角川書店、1994年6月15日。ISBN 4-04-852485-2
    • 『データコレクション2 機動戦士ガンダム 一年戦争編』メディアワークス、1996年11月15日。ISBN 4-07-305314-0
    • 『データコレクション12 機動戦士Vガンダム』メディアワークス、1999年10月15日。
    • 『機動戦士ガンダム MS回顧録』メディアワークス、1999年10月。ISBN 4-8402-1373-9
    • 皆河有伽『総解説ガンダム辞典 Ver1.5』講談社、2009年8月21日。ISBN 978-4-06-375795-8
    • 『マスターアーカイブ モビルスーツ ヴィクトリーガンダム』SBクリエイティブ、2018年3月23日。ISBN 978-4797393705
  • 分冊百科
    • 『週刊 ガンダム・モビルスーツ・バイブル』第20号、ディアゴスティーニ・ジャパン、2019年6月25日。
    • 『週刊 ガンダム・モビルスーツ・バイブル』第24号、ディアゴスティーニ・ジャパン、2019年8月20日。
  • 雑誌
    • 『月刊ニュータイプ』1990年8月号。
  • フィルムコミック
    • 『機動戦士ガンダムF91 劇場用アニメ映画フィルムコミック』旭屋出版、1998年3月。ISBN 4-7511-0125-0

関連項目[編集]