グフ

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グフGOUF)は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型ロボット兵器モビルスーツ 」(MS)の一つ。初出は、1979年放送のテレビアニメ機動戦士ガンダム』。

作中の敵側勢力である「ジオン公国軍」の量産機で、「ザクII陸戦型仕様)」の格闘能力を強化した改良型。劇中ではジオン軍大尉「ランバ・ラル」が搭乗する試作機が先行して登場し、「ザクとは違う」性能をもって主人公「アムロ・レイ」が搭乗する「ガンダム」を苦しめる。ラル機はパーソナルカラーである濃淡の青に塗装され、これはのちに登場する量産機の制式カラーにもなった。

メカニックデザインは大河原邦男

プラモデルガンプラ)の商品展開に端を発する『モビルスーツバリエーション』(MSV)、およびその他メディアミックス企画においても、「飛行試験型」といったさまざまなバリエーションが生み出されている。当記事では、それらバリエーション機の解説も併記する。

機体解説[編集]

開発経緯[編集]

一年戦争時、ジオン公国軍は地球侵攻用の主力機として「MS-06F ザクII」の陸戦仕様である「MS-06J 陸戦型ザクII」を投入した。しかし、汎用機であるMS-06には削除できない機能が多かったことから、J型をベースとした新型の陸戦用MSの開発に迫られた[1]

YMS-07は、MS-06Jと比較し60%のパーツを新規製造しており、YMS-08とは同時進行で開発が進められた[1]。試作型のYMS-07プロトタイプグフが完成した後、外装の整理や固定武装の追加を行い、その3号機であるYMS-07B(量産試作型のグフ)がロールアウト[2]。YMS-07では白兵戦を主目的としてラジエーターの増強を図り、軽量化がなされた分装甲の強化がなされた[3]。また、頭部には重爆撃機兼輸送機である「ドダイYS」との連携と、後の飛行試験型のテストベッドを兼ねて通信用のアンテナを標準装備する[4][注 1]。その後、量産型のグフの部隊配備が行われた。YMS-08の開発計画がYMS-07に統合された後はランドセルを備え、短距離ジャンプ飛行も可能となった。グフの量産ラインはグラナダ基地とキャリフォルニアベースに存在したものを転用しており、その後MS-06Jの生産は打ち切られる事となった[2]。また、ジオン公国では大戦後期に連邦軍のMS導入がなされる事を見越していたため、MS-07Bグフは対MS戦用機体として開発された[6]

陸戦用ザクIIの生産ラインに替わって量産化されたグフは、ザクの後継機として量産が進められ[7]、オデッサやジャブローでの戦闘に大量に投入された。白兵戦を重視した本機は高性能で、熟練パイロットに特に好まれたが、一般パイロットには扱いづらく、操縦性に難点があった。また、接近戦用に特化しすぎた内蔵式の武装は汎用性に欠けたため[8]、改良型のMS-07B-3では通常型マニピュレーターに戻されている。

また、MS-07はMSの移動能力の向上や飛行型への派生をもう一つの目的としており、本機を母体にMSを飛行させる計画が進められた[9]。計画は芳しい結果を出さずに終わったが、副産物としてツィマッド社のドムにおけるMSのホバー走行が完成している[10]以後陸戦用MSの生産の主体はドムに移ったが、一部の熟練パイロットはその後も、垂直方向への機動力の高いグフを好んでいたようである[要出典]

武装[編集]

両腕に専用の固定兵装を持つが、基本的にはザクなどの武装をおおむね流用することができる。

ヒート・ロッド
先行試作型(YMS-07B)と標準装備型(MS-07B)に固定武装として右腕部に内蔵されている伸縮式の電磁鞭。最長で17.5mまで伸び、特殊デンドリマーを積層することにより幾層からなる圧電アクチュエーターを構成し、各層に独立して電荷を与えることにより自在に動かすことができる。それにより敵MSに絡みつき大電流を流すことで、電子回路を損傷させるとともにパイロットを感電させること[注 2]や、電流とともに熱を発生し敵装甲を溶断すること[注 3]も可能である。劇中でも、ラル機がこの武器を用いてセイラ・マスが操縦するガンダムの爪先を切断する。この兵装は後年のハンブラビの海ヘビ、ゾロアットのビームストリングスなどの基礎となった。ちなみにビーム・サーベルなどで切られても残った部分で使用可能である[注 4]
5連装75mmマシンガン(グフマシンガン、フィンガーバルカン、フィンガーランチャー)
左手の五指すべてがマシンガンの砲口となっている。この砲口は通常の指と同じように関節を持ち、ある程度の保持力を持っている。しかし、純粋なマニピュレーターとしての機能は低く、汎用性は通常の機体より劣っている。
グフシールド
ザクとは異なるオプションの兵装。設定画では手持ち用のグリップが存在し、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』第12話、第19話では明確にグリップを握っている。だが第16話出撃時にはグリップに左腕を通しており、第22話にてザクマシンガンを両手で構えた機体も左腕にマウントしているように描写されるなど、携行方法は一定していない。
グフサーベル/ヒート・サーベル
シールド裏に装備されている格闘武器。収納時は柄のみの状態だが、形成された刀身により相手を溶断することが可能。ラル機以外はザク同様ヒート・ホークを使用している。放映終了後の1980年8月に日本サンライズが発刊した『機動戦士ガンダム記録全集 4』掲載の「ガンダムとグフがサーベルを構えて相対するシーン」の写真説明として「ガンダムとグフのビームサーベル」と記載されている[11]。また1981年4月20日発行の『講談社ポケット百科シリーズ ロボット大全集[1]機動戦士ガンダム』でも「ビームサーベル」と記されている[12]。しかし、1981年3月1日発行の『アニメック第16号 機動戦士ガンダム大辞典』(ラポート)では「ヒート剣[13]」や「ヒート・サーベル[14]」と記述され、さらにその後の資料でも「グフサーベルと呼ばれるヒートサーベル[15]」や「ヒート・サーベル」「ヒート剣」、「ヒート・ナイフ[16]」や「ヒートナイフ[17]」のように記載されて、「ビーム・サーベル」とした資料は見られない。柄から形成された刀身については「形状記憶型の高分子化合物の発熱体」とした資料がある[18]
その他の武装
テレビ版第22話で登場したグフは、ザクIIと共通の武装を装備する。冒頭の第86ボーキサイト基地戦で登場したグフはヒート・ホークを携行、ホワイトベースを罠に追い込む役で登場した複数のグフはザク・マシンガンを携行して、ガンダムと交戦している。また劇場版『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』のジャブロー編では、ドムのジャイアント・バズを携行したグフがジャブローに降り立っている。

プロトタイプグフ[編集]

諸元
プロトタイプグフ
PROTOTYPE GOUF
型式番号 YMS-07 / YMS-07A
所属 ジオン公国軍
開発 ジオニック社
生産形態 試作機
頭頂高 17.7m[19]
重量 55.7t[19]
装甲材質 超硬スチール合金[19]
武装 ザク・マシンガン[要出典]
ヒート・ホーク[要出典]
シールド

『MSV』で詳細な設定が掲載された(「設定の経緯」を参照)。

陸戦型ザクIIに限界があった事から白兵戦用に開発された機体で、地上戦用にラジエーターを強化したほか、格闘戦用に装甲も増強されている。また、脚部には補助推進器を有する[3]。ただし、MS-06Jが陸戦型MSとしては急場しのぎの側面が強かったことから、本機の設計はJ型の生産と同時期にスタートしている[19]

また、機体そのものも軽量化がなされており、試作3号機以降の機体はそれによって生まれたスペースに5連装マシンガン、ヒートロッドなどの固定装備が増設された[2][注 5]。その後、外装の整理が行われた機体がYMS-07Bである[2]

MS-07Hの開発には、3機のYMS-07Aと1機のYMS-07Bがベース機として流用された[1]実戦投入された例としては、ゲーム『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』に登場した闇夜のフェンリル小隊(MS-07Aとも表記されるが、各部の外観的特徴が示す通り、YMS-07Aに実戦装備を施したものである)などがある[要出典]

塗装はカーキ色を基調に一部黒と白で塗られており、腹部・シールド・左足には「2」のナンバーが入っている。モノアイレールはMS-07Bでは前方のみだが、YMS-07Aは後方にもあり、全周型になっている。背部のメインスラスターノズルは3基搭載されている。両手が通常のマニピュレーターとなっており、ザク・マシンガンとヒートホーク、シールドを使用できる。コクピットブロックは角ばった形状で、ザクと同じく両脚の動力パイプが露出している。

設定の経緯
画稿の初出は『MSV』の企画以前に発行されたムック『TV版ストーリーブック2』で、グフの準備稿(2つあるうちの2番目)[20]をリファインしたものだが[21]、「青い塗装ではないグフ」という旨のキャプションが添えられるのみであった[22]。その後の『講談社のポケットカード8』では「グフ試作タイプ」の名称で掲載された[23]
型式番号は『MSV』初期の設定では「YMS-07」とされており[24]、のちに「YMS-07A」に改められるが[25]、開発系統図ではYMS-07からYMS-07AとYMS-07Bに枝分かれしている資料もある[26]

グフ(YMS-07B)[編集]

諸元
グフ(YMS-07B)
GOUF
所属 ジオン公国軍
開発 ジオニック
生産形態 試作機
全高 18.7m[27]
頭頂高 18.2m[27]/18.5m[28]
本体重量 58.5t[27]
全備重量 75.4t[27]/80t[28]
装甲材質 超硬スチール合金
出力 1,034kW[27](60000馬力[28]
推力 40,700kg[27]
最高速度 99km/h[28]
武装 75mm5連装フィンガーバルカン(グフマシンガン[28]
ヒート・サーベル(グフサーベル[28]
ヒート・ロッド
ヒート・ホーク
シールド(グフシールド[28]
MMP-78 ザク・マシンガン
360mmジャイアント・バズ(弾数10)
搭乗者 ランバ・ラル

YMS-07の3号機で、後のMS-07Bはこの機体を原点として量産化された[2]。量産先行型とも称され、後のMS-07Bと全く同仕様の機体ではあるものの、チューニングが慎重に行われており、実戦で良好な戦績を挙げている[3]

劇中での活躍[編集]

初登場はテレビアニメ『機動戦士ガンダム』第12話。それまで登場していたザクとは、塗装のみならず外形や武装も異なっている。これ以前のザクとは違う機体は、旧ザクとシャア専用ザク(ザクIIS型)しかなかったが、前者は1回限りの登場であり、後者はツノと塗装以外の外見はザクと同じであった。

第12話では、「グフ」という名前が使用されていない(ただし、搭乗者のラル自身が「ザクとは違う」という、例の有名なセリフを口にしている。また、アムロ・レイも「ザクと違う」と認識していた)。「グフ」という名称が劇中で初使用されたのは、2度目の登場となる第16話であり、Bパートでラル本人が「モビルスーツのグフ」と口にしている[29](これに先行し、第15話の終了時に流れる次回予告で、「ギャロップとグフ」とナレーションで明言している)。機体の武装や能力、さらにランバ・ラルの操縦技能をもってアムロの乗るガンダムを苦しめる。第17話で3度目の登場をし、4度目となる第19話(サーベルを使用した唯一の例)で撃破される。なお、のちにランバ・ラルの乗った機体は「YMS-07B 先行量産型グフ」と設定されている。

第22話冒頭には再びグフが登場し、ザクと同様にこの機体も量産されている兵器であることが明示された。同話後半には、グフが8機登場。ザクマシンガンとグフシールドを持つだけでなく、ヒートロッドとヒートホークも使用した。このグフ部隊は半数がガンダムとガンキャノンに撃破されるも、両機体を弾薬・エネルギー切れに追い込み、マ・クベの計画どおりホワイトベースに撤退させる。

第23話では、前話で大破着底したホワイトベース隊に対するレビルによる補給を阻止するために、マ・クベが3機のグフと重爆撃機ドダイYS戦隊に出撃を命じる。ドダイYSはグフを上部に搭載し、ドップと共にマチルダ・アジャン率いるミデア隊を襲撃。当初、アムロはコア・ファイターでマチルダ隊救出に向かった。この交戦で、グフ1機がミサイルの集中攻撃で撃破される。続いてヘイブマーチの操縦するグフが空中換装したガンダムと交戦。ヒート・ロッドでガンダムの電子回路に損傷を与えるが、最終的にはGファイターに搭乗して協同作戦を展開するガンダムに敗れる。

この後、第29話のジャブロー攻防戦でガウ攻撃空母より降下するグフ数機が描写されるが、活躍シーンは描かれていない。

テレビ版当初の全52話構想を監督の富野喜幸が記した「トミノメモ」と呼ばれるシノプシスにおいて、キシリア艦隊の偵察部隊の中にガッシャの随伴機として登場が想定されていた[30]

テレビ版『機動戦士ガンダム』の放送終了直後に朝日ソノラマから出版された児童向けのアニメ絵本『主題歌のソノシート付き絵本 機動戦士ガンダム』第2集では、シャア・アズナブルがジャブロー攻略戦に際して赤いグフに搭乗する場面も描かれていた[31][32]

グフ(先行量産型)[編集]

『MSV』の文字設定が初出(型式番号:MS-07A[1])。「先行量産型」の名称は『ガシャポン戦士』のおまけシールにより[33]、「初期生産型」とも呼ばれる[34]

YMS-07Bの開発後[1]、固定武装の生産に先行して[3]両腕を通常のマニピュレーターとして製造された機体。32機が生産されている[3]

設定の変遷
テレビ版『機動戦士ガンダム』第22話後半に登場する、両手でザク・マシンガンを構え左前腕にシールドをマウントする数機のグフがこれに当たるとする見解もあるが、名言した資料はない。また、うち1機は右腕にヒート・ロッドを装備しているのが劇中で確認できる。
『ガシャポン戦士』のおまけシールでは、量産型と同様の外観でザク・マシンガンとシールドを携行している。
ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズでは、量産型と同様の外観ながら頭部アンテナがなく、ドダイYSへの搭載ができない。武装は120ミリマシンガンとヒート・ホーク。
ゲーム『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』では、量産型を基本に腹部、膝部、股間部、ランドセルがプロトタイプグフと同様の外観になっている。塗装は濃淡グリーンを基調とする。武装は120ミリマシンガンと120ミリアサルトライフル、およびヒート・サーベル。

グフ降下猟兵[編集]

ムック『TACTICS別冊 GUNDAM GAMES』に登場(型式番号:MS-07A[34]

連邦軍の対空火器の射程を越える高高度からの空挺降下を目的とした仕様で、先行量産型の背部にパラシュートを内蔵したバックパックを、両脚部にバーニアを追加装備しており、これらは降下後に切り離される。武装は120ミリコマンド・ライフル(ザク・マシンガンの単銃身モデル)とヒート・ホーク。背面しか確認できないが、機体は迷彩塗装が施されている。マ・クベ大佐麾下の空軍第6航空団第4MS降下猟兵旅団に配備されている。

グフ(後期生産型)[編集]

諸元
グフ(後期生産型)
GOUF
型式番号 MS-07B
所属 ジオン公国軍
開発 ジオニック
生産形態 量産機
全高 18.7m[27]
頭頂高 18.2m[27]/18.5m[28]
本体重量 58.5t[27]
全備重量 75.4t[27]/80t[28]
装甲材質 超硬スチール合金
出力 1,034kW[27](60000馬力[28]
推力 40,700kg[27]
最高速度 99km/h[28][27]
武装 75mm5連装フィンガーバルカン(グフマシンガン[28]
ヒート・サーベル(グフサーベル[28]
ヒート・ロッド
ヒート・ホーク
シールド(グフシールド[28]
MMP-78 ザク・マシンガン
360mmジャイアント・バズ(弾数10)
搭乗者 ヘイブ
ヴィッシュ・ドナヒュー
ジオン公国軍一般兵

『機動戦士ガンダム』に登場。

YMS-07Bの量産仕様で、ジャブロー攻略戦等各地の戦線に参加。有名な「グフレディ」をパーソナルエンブレムとした東南アジア戦線の猛者サイラス・ロック中尉のほか、パーソナルカラーで彩られたマルロ・ガイム中尉、トーマス・クルツ中尉らエースパイロットの愛機として名を馳せた。

デザインは大河原邦男。後期生産型の名称はSDガンダムシールおよび「SDクラブ」機体解説記事より[要出典]

パーソナルカスタム機
マ・クベ専用機
『MSV』に登場。マ・クベ専用の儀仗用カスタム機。ギャンに似た頭部形状とカラーリング、各部に施された金色のエングレーブ風の装飾が特徴。なお、マ・クベ本人はこの機体に乗らなかったらしい。
トーマス・クルツ専用機
『MSV』の文字設定が初出。ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記』ではトーマス・クルツのパーソナルカラーである濃淡グリーンで塗装されている。
ヴィッシュ・ドナヒュー専用機
ゲーム『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』に登場。「荒野の迅雷」と呼ばれたヴィッシュ・ドナヒュー中尉の専用機。右腕をマニピュレーターに換装し、グフカスタムのヒートロッドと3連装35mmガトリング砲を搭載した現地改修機。カラーリングは青で、ブレードアンテナと両肩のスパイクに白いラインが入っている。また、シールドには隻眼のドクロのエンブレムがマーキングされている。
リメイク漫画版『機動戦士ガンダム GROND ZERO コロニーの落ちた地で』では肩部スパイクアーマーの装甲が2重になり、スパイクの形状も原典とは異なる。

グフカスタム[編集]

諸元
グフカスタム
型式番号 MS-07B-3[35] / MS-07B3[36]
所属 ジオン公国軍
開発 ジオニック社
生産形態 量産機
全高 18.7m[37]
頭頂高 18.2m[38]
本体重量 58.5t[39]
全備重量 77.6t[38]
装甲材質 超硬スチール合金[9]
ルナ・チタニウム合金[38]
出力 1,034kW[38]
推力 40,700kg[38]
センサー
有効半径
3,800m[37]
武装 3連装35mmガトリング砲
ガトリング・シールド
ヒート・ロッド
ヒート・サーベル
搭乗者 ノリス・パッカード
ランス・ガーフィールド
ナランソロンゴ・ボルドバヤル
ジオン公国軍一般兵[40]

OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場。名称は公式HPでは「グフカスタム」と表記されているが[41]、「グフ・カスタム」と中黒が入る資料も多い[42]。また、OVA発売当初の資料では「MS-07B グフ」とされていた[39]

固定武装化により失われたグフの汎用性を、左手を通常のマニピュレーターに戻し内装火器を外付けにすることによって確保している[38]。もうひとつの特徴的な武装であるガトリング・シールドの装備は、従来のグフの武装に加わることによってオールラウンドな戦闘特性を獲得している[38]。機体は飛行タイプの試作のためにジオン本国で再設計・生産されたパーツを多用しているといわれており[43]グフ・フライトタイプとパーツの共通化が図られていると推察する資料もある[44])、運動性・機動性ともにキャリフォルニアベース純正のグフとは一線を画することから「グフカスタム」と呼称されることが多いとされる[43]。頭部にもジオン本国で製造されたデバイスを使用し、偵察機並みの索敵能力を獲得している[45]

武装
3連装35ミリガトリング砲
従来のグフの左手に装備されていたバルカン砲は、火力はあるもののMSの汎用性を損ない[38]、また弾倉が内蔵式で装弾数が少なく、戦闘中の給弾も不可能であるとも指摘される[38]。そのため、本機では左前腕部甲に火器を外付けで装備する方式がとられている[38]。給弾はマガジン式となっている。
プラモデル『HG 1/144 MS-07B3 グフカスタム』では、左腕マニピュレーターと交換式の従来型フィンガーバルカンが付属した。
ガトリング・シールド
グフシールドと[46]中・長距離で威力を発揮する[9]75ミリガトリング砲[38]を組み合わせた装備。ガトリング砲は近接戦闘時には邪魔になることから、容易に着脱可能[38]。連邦軍MSに装備されたビーム・サーベルは強力であり[38]、ヒート・サーベルではスペックに差がありすぎることから安易に近接戦闘ができなくなり[46]、近接戦闘時の「間合い」を確保するために開発されている[9]
ヒート・ロッド
従来のヒート・ロッドから材質を強化することにより、ロッド径の縮小と射程の延長を両立している[38]。先端には開閉式の鉤爪とマグネット[37]付きの重りが付いており、「アンカー・タイプ」とも呼ばれる[9]。ほかに「ヒート・ワイヤー」とも呼ばれる[44]。耐荷重は機体を懸架できるほどにまで向上している[9]。射出方式は腕部のモーメントと重合体の反発力によるものから、ロッド・シューターに射出機構を備えたものへ変更されている[45]
ヒート・サーベル
"Type-D III"と呼ばれるタイプ[46]。本機に装備されているのは明確な実体剣であり、発熱させずとも斬撃が可能である[9]
劇中での活躍
劇中では、ジオン東南アジア方面軍アプサラス基地所属のノリス・パッカード大佐が搭乗して奮戦し、ヒート・ロッドを用いることでジェット・コア・ブースターと空中戦を演じる。その後ザンジバル級の病院船ケルゲレンの脱出を支援するため、本機を駆って再度出撃。陸戦型ガンダム2機とガンダムEz8と量産型ガンタンク3機を単機で相手にするという不利な戦いであったが、建造物を利用した戦法で量産型ガンタンク2機を撃破。第08MS小隊を手玉に取った。最終的にガンダムEz8との白兵戦での一騎討ちに敗れて撃破されるが、胴体を両断されながらもなお3連装35mmガトリング砲を放ち、最後の量産型ガンタンクを破壊する。
OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線』第3話では、オデッサに配備されていた機体が登場する。陸戦強襲型ガンタンク小隊に対して突撃を敢行するが、ガンタンク小隊と陸戦型ジム小隊の挟撃を受け[注 6]撃破される。
漫画『機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画』では、ランス・ガーフィールド中佐専用機が登場する。右腕が欠損しているランスに合わせ、片手でも操縦できるようにコクピットが改修されている。また同機は「ヴァイス・ローゼ(白薔薇)」の愛称が付けられており、機体も白に塗装されている。首都防衛大隊の大隊旗機であり、宇宙世紀0079年12月31日にサイド3コロニー「ズム・シティ」内部において首都防衛大隊が蜂起した際には戦力として投入される。親衛隊所属の手だれのリック・ドム2機を撃破したのち、親衛隊のフィーリウス・ストリームが搭乗するガルバルディとの長き死闘の末、ほぼ相討ちではあるものの勝利を譲るようにしてコックピットを貫かれる。
漫画『機動戦士ガンダムMS BOYS -ボクたちのジオン独立戦争-』では、ナランソロンゴ・ボルドバヤル大尉専用機が登場する。ヒート金剛棒や右腕に内蔵されたヒート・ナックルなど独自の改造が施されている。また当機は「モンゴルの銀狼」の異名を持つ大尉にちなみ、機体は黒と両肩は銀色に塗装されている。
OVA版『機動戦士ガンダムUC』ep5では、宇宙世紀0096年に本機のガトリング・シールドを「袖付き」のギラ・ズールが使用している。漫画『機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う』によれば、これはジオン残党軍カークス隊のクイント中尉が一年戦争時に破壊された仲間の機体から回収したもので、グリプス戦役時にはスキウレに乗った彼女のザクIIに装備され、宇宙でも使用されている。
備考
デザインは、カトキハジメ。ファーストガンダムでの大河原邦男のMS-07B グフに、MS-06F ザクII→MS-06F-2 後期量産型ザクIIに準ずるリファインを加えてデザインされた[要出典]。のちにプラモデルのHGUCシリーズにおいてMS-07B グフが発表された際は、このB3グフのデザイン画より逆算し、胸部や固定武装などの形状をより大河原版に差し戻したデザインが描き起こされた。なお、再解釈がなされたヒートロッドだが、監督・飯田馬之介は従来のミミズ状のデザインを希望したものの、カトキはワイヤー状にリファインすることを主張して大いに揉めたとい。結局カトキがコマ漫画風のプレゼンパネルを用意して持論を通し、ワイヤー状のデザインとなった[47][信頼性要検証]
当初の予定では「グフ=青」のイメージを崩したく、頭部アンテナのみ赤く全身は黒(映像ではわかりづらいのでグレーで表現)と設定されていたが、スタッフの反発を受け現在のカラーになった[要出典]。監督の飯田馬之介によれば、グフカスタムのカラーリングは青に見えるグリーンなのだという[要出典]。また、全身グレーの塗装はグフフライトタイプに受け継がれている[48]

グフ(後期改修型)[編集]

(型式番号:MS-07C-1)

『機動戦士ガンダム』に登場。

右腕のヒートロッドを廃し、両腕ともにマシンガン装備とした機体。本来は『機動戦士ガンダム』第23話における描写ミス(マシンガンとヒートロッドの両方が右腕に描かれている)が元ネタ[要出典]だが、のちに『MSV』で設定に組み込まれた。重装型 (MS-07C-3) の前段階として位置づけられる。一部の資料では誤植なのか、「後期回復型」と記しているものもある。

なお、07C系列は局地戦用と位置づけられており、投入される状況に応じて固定武装の仕様を各個変更したものとされる。後述するC-3、C-5のほかにC-2とC-4が設定上存在したということになっている[49]。C-4に関しては文字設定上において脚部補助推進器に大幅な改修を施したとされているが、C-2に関しては外観はおろか、どのような仕様であったのか等の詳細も不明である。

グフ重装型[編集]

諸元
グフ重装型
GOUF Heavy Arms Type
型式番号 MS-07C-3
所属 ジオン公国軍
開発 ジオニック社
生産形態 量産機
頭頂高 17.7m
重量 64.2t
装甲材質 超硬スチール合金
武装 5連装85mmマシンガン
(フィンガーバルカン)×2[50]

『MSV』に登場。

C-1型をベース[51]に火力と装甲を増強したタイプ。火力の増強は歩兵支援任務のためであり、「機動力を持つ装甲砲」という従来の機動兵器と違うコンセプトで開発された[52]。主にヨーロッパ戦線に投入されたため、ヨーロッパ戦線用グフとして紹介されることも多いが、ジャブロー侵攻の際にも2機が確認されたという情報も残っている[53]

画稿の機体の上腕部には第29機甲中隊(ブリッツ中隊)のキツネをモチーフとしたエンブレム[注 7][注 8]が描かれている。

武装
C-1型と同様に右腕のヒートロッドを廃し、両手にフィンガーバルカンを装備しているのが特徴で、このマシンガンは従来の75mmから85mmに換装されている[50]。また、前腕部に箱型弾倉が外付けされて交換可能となっており、腰部左右に1基ずつ予備弾倉を備えている[54]。頭部とアンテナの形状も変更され、左側頭部にロッドアンテナを装備している。この変更は火器管制能力向上のためとも言われているが、生産性向上のためとの説もあり、詳細は不明[51]。肩のスパイクアーマー形状は、ザクⅡと同様のスパイクに反りのないものが採用されている。グフ用のシールドも使用可能であったが、全体の装甲強度が増していることから、実際に使用されることはなかった[51]

デザインは大河原邦男。

劇中での活躍
OVA『機動戦士ガンダムUC』では、ジオン残党軍機として登場。中世ヨーロッパを思わせる古城の壁を擬装して内部に秘匿されていたが、カークス隊からの要請に応じて擬装城壁を破壊し、出撃した。しかし、トリントン湾岸基地襲撃時には存在が確認されていない。劇場公開時に配布されたTCAG『ガンダムトライエイジ』のプロモーションカード裏書きによると、パイロットがトリントン基地の場所を間違えて迷子になってしまったため、襲撃に参加できなかったとされている。その後、復讐心を失ったパイロットが立ち寄ったある町の復興に活用するものの、実はその町こそがトリントンだった[55]

グフ試作実験機[編集]

諸元
グフ試作実験機
GOUF Experiment Model[56]
型式番号 MS-07C-5
所属 ジオン公国軍
開発 ツィマッド
生産形態 試作機
頭頂高 18.7m[56]
重量 57.4t[56]
装甲材質 超硬スチール合金[56]
出力 不明[56]
推力 不明[56]
武装 ヒート・サーベル
シールド

『MSV』で詳細な設定が掲載された(「設定の経緯」を参照)。

グフシリーズ中、もっとも異色の機体とされる[3]プロトタイプドムのデータ収集用に造られた機体で[57]、グフのライセンス生産をおこなっていたツィマッド社がB型をもとに改修し[56]、軍によって便宜的に型式番号が与えられている[56]。固定武装が廃され[57]、モニアイレールは十文字型となり、ヒート・サーベルが装備される[3]など、グフとドムの中間的な外観をもつ。また、背部バーニアも強化され、脚部に補助推進エンジンも装備されている[58]。1機のみが製造され[59]、北米の試験場でテストがおこなわれたのみで[56]実戦参加記録はない[59]。なお、ヒート・サーベルはこの時点で完成している[58]。塗装は黒と濃淡グレーを基調に、一部赤と青で塗られている。

設定の経緯
画稿の初出は『TV版ストーリーブック2』で、キャプションには「グフの発展型」と記されていた[22]。『講談社のポケットカード8』では「ドム試作タイプ」の名称で掲載された(なお、隣に掲載された(のちの)プロトタイプドムの名称は「試作タイプドム」)[60]。背面画稿は『MSV』で新たに描かれた[58]
機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の『MSV』的企画『Mobile Suit Discovery (MSD)』では、本機の頭部などのデザインを流用したドム試作実験機が設定されている。

グフ・ハンター[編集]

(型式番号:MS-07F)

メカニックデザイン企画『F.M.S.』(福地モビルスーツステーション)に登場。

ジャングルにおけるゲリラ戦を目的として開発されたグフのバリエーション機で、フィンガーバルカンやヒート・サーベルといった従来の武装のほか、ゲル弾やトリモチを発射可能なハンドガンやグレネードなどを装備している。アジア方面の部隊に配備されており、宇宙世紀0079年12月2日にボルネオ島で連邦軍第17機甲海兵師団第2特務小隊と交戦しているのが確認されている。

デザインは福地仁

グフ・ヴィジャンタ[編集]

諸元
グフ・ヴィジャンタ
型式番号 MS-07G-1[61]
所属 ジオン公国軍
頭頂高 18.2m[61]
重量 61.4t[61]
武装 シザー・ワイヤー
マインズ・ロッド
リムーヴァル・メイス
搭乗者 ベルマ

メカニックデザイン企画『MSV-R』に登場[注 9]

グフのさらなる機動性向上を図った機体[61]。当初は機動性と火力の双方を向上した機体の開発を意図していた[62]が、設計段階で躓き、機動性能を向上した機体と火力を向上した機体の2機をセットとして運用する形となり[62]、前者がグフ・ヴィジャンタ、後者が後述のグフ戦術強攻型となった。試作機には開発ナンバー「YMS-07G-1」が与えられている[62]。装備は対MS戦と特殊任務用を兼ねたもので構成される[61]

武装
グラップルワイヤー(シザーワイヤー)[注 10]
右腕に射出機が装備されており、120tの耐荷重をもつ85mのワイヤーが格納される。先端部には展開式のフックがあり、高い崖などの登坂を目的として開発された[63]
マインズ・ロッド
左腕に装備。全長35mになる爆裂索で、射出後の有効射程は350mとなる[62]
リムーヴァル・メイス
先端にカートリッジ式の高性能炸薬を装備した特殊棍棒で、障害物破壊を目的として開発された[63]
作中の活躍
漫画「ザ・ブルーディスティニー」では、連邦政府の回収対象である絵画『フューチャー・ワールド』護衛部隊の1人、ベルマ中尉の機体として登場。拠点である廃墟でステルス装備を搭載したモルモット隊と激戦を繰り広げた。

デザインは大河原邦男。

グフ戦術強攻型[編集]

諸元
グフ戦術強攻型
型式番号 MS-07G-2
所属 ジオン公国軍
頭頂高 18.0m
重量 64.6t
武装 四連装ガンパック
120mmガトリング砲
ヒート・ロッド
ヒート・サーベル
シールド

『MSV-R』に登場。

グフの機動性を生かしつつ、火力向上を図った機体。2機建造された試作機には開発ナンバー「YMS-07G-2」が与えられ[62]、そのデータを元に量産機が生産されている[64]

武装

ランドセル側面に長砲身のガトリング砲(120mm機銃×6門)を装備。左腕をマシンガン、中距離射程ランチャー、火炎放射器、小型ロケット砲の4種をまとめた大型ガンパックに換装。脚部へのスラスターの追加によって、兵装追加による機動性能の低下を防いでいる。右腕のヒート・ロッドはそのまま残され、グフ・シールド、ヒート・サーベルも使用可能となっている。36機生産され、全機が実戦配備されている。

デザインは大河原邦男。

グフ飛行試験型[編集]

諸元
グフ飛行試験型
GOUF Flight Test Type
型式番号 MS-07H
所属 ジオン公国軍
開発 ジオニック社
生産形態 試作機
全高 19.3m
頭頂高 18.8m
本体重量 63.9t
全備重量 76.6t
装甲材質 超硬スチール合金
出力 1,034kW
推力 50,875kg
センサー
有効半径
3600m
武装 75mm5連装フィンガーバルカン×2
ジャイアント・バズ
搭乗者 ビリー・ウォン・ダイク

『MSV』に登場。

地球上におけるMSの航続距離の短さを克服するため、機体そのものに飛行能力を持たせるべく開発された試験機。開発を担当したのはアイザック・ウーミヤック大佐を中心としたチームで、サイド3の第29工業コロニーに試験場が構えられた[1]

既にMS-07Aの生産配備がスタートしていたことから、開発ベースにはYMS-07AとYMS-07Bが用いられた[1]。複数候補に挙がった飛行プランのうち、簡易型ロケットバーニアの強化と熱核ロケットの脚部集中措置が採用され、両腕部には接近戦用として75mm5連装フィンガーバルカンを装備[1]。完成した4機の試作機はムサイによって地球に運ばれ、キャリフォルニアベースのシャトルベースやテストセンターを経た後、アリゾナのフラットネイル空軍基地へと送られた[1]

同地では4週間の内に38回の飛行試験が実施されたが、高度での試験に至るまでに10数回のトラブルを発生させ、一定の巡航速度を保つことも出来なかった[1]。重量増の影響で離陸は可能ではあったものの、実用的な航続距離を得る事もできなかった[65]。また、エンジンを全開する事で作戦行動を取る事も可能ではあったが、これでは燃料搭載量の問題が発生し、ドロップタンクを増設(この増設型は、MS-07H-2とされる)したとしても若干の向上が見られるのみであった[1][注 11]

計画期間を終えた機体は縮小する形で研究続行を承認され、アリゾナ基地にはYMS-07Aから改装された3号機とYMS-07Bから改装された4号機のみが残された。このうち4号機はMS-07H-4へとさらに改装されている[1]。MS-07H-4の空中爆発事故を受け、本機の開発計画は中止[65]。最終的にMS-07には代行措置としてドダイYSが配備されている[1]

武装

固定武装としてく両腕にマシンガンを装備する。これは格闘戦に至らない接近戦闘を踏まえたものだが、本機を在来MSの特殊任務用として位置付けられた事にも起因する[1]

デザインは大河原邦男。

グフ飛行試験型(地球連邦軍仕様)[編集]

(型式番号:MS-07H)

テレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』に登場。

H型は一年戦争後に連邦軍に接収され、少数が連邦軍によって生産されている[66]。脚部は熱核ジェット・エンジンに換装され[67]、コクピットはリニアシート方式に改められ、ジャイアント・バズで武装している。宇宙世紀0087年5月にエゥーゴによるジャブロー攻撃に対して4機が防衛の任に就いている姿が目撃されている。カラーリングはダークブルー。ジャブロー基地上の湿地帯やアマゾン川の水上をホバー走行しており、ドム的な運用がなされていた。

劇中での活躍
第12話「ジャブローの風」に4機が登場する。そのうちの1機はジムIIネモに撃墜される。別の3機は小隊を組んでエゥーゴのモビルスーツ部隊の百式リック・ディアス等と交戦し、ジムIIを2機、ネモを1機撃墜する。クワトロ・バジーナの乗る百式の攻撃をホバー移動で回避するなど機動性は高い。カミーユガンダムMk-IIと交戦し、1機はフライングアーマーの体当たりで脚部を損傷、残る2機もビームライフルで撃破された。

グフ飛行型[編集]

諸元
グフ飛行型
GOUF Flight Type
型式番号 MS-07H-4
所属 ジオン公国軍
開発 ジオニック社
生産形態 試作機
頭頂高 18.8m
重量 65.2t
装甲材質 超硬スチール合金
武装 75mm5連装フィンガーバルカン×2
搭乗者 フランク・ベルナール

『MSV』に登場。

YMS-07Bをベースに建造されたH型の4号機に改装を施した機体。脚部エンジンの換装や腰部にベントラルフィンの設置、両肩部は有翼状に変更された。この仕様変更がなされた機体はMS-07H-4とされ、滞空時間の延長と良好な運動性を示したが、エンジンの調整が複雑さを極めた。最終的にはテスト10日目に空中爆発で機体は失われている[1]

デザインは大河原邦男。

グフフライトタイプ[編集]

諸元
グフフライトタイプ
GOUF Flight Type (H-8)
型式番号 MS-07H8[68]
所属 ジオン公国軍
開発 ジオニック社
生産形態 量産機
全高 18.7m[要出典]
頭頂高 18.2m[68]
本体重量 61.5t[68]
全備重量 77.6t[68]
装甲材質 ルナ・チタニウム合金[68]
超硬スチール合金[44]
出力 1,130kW[68]
推力 108,400kg[68]
センサー
有効半径
3,600m[44]
武装 3連装35mmガトリング砲
シールド
75mmガトリング砲
ヒート・サーベル
搭乗者 ノリス・パッカード
(小説版)

『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場。名称は公式HPでは「グフフライトタイプ」と表記されるが[41]、「グフ・フライトタイプ」と中黒が入る資料もある[44]

MS-07H-4のコンセプトを引き継いだ機体で、MS飛行試験型として8番目の改良型としてH8の型式番号を持つ[68]。バックパック及び腰部のスラスターはより強力なものに変更されており、脚部には出力向上のためにエアインテークを4基備え大型化した熱核ジェットエンジンを有する。また、バックパックとスカートアーマーには姿勢制御翼が備えられている[68]。飛行型グフの最終型として安定した性能を発揮するが、グフはドダイYSとの連携運用を踏まえていたためこの機体の生産数は少数にとどまる[44]

劇中での活躍
『第08MS小隊』第11話に2機が登場し、アプサラスIIIの護衛として出撃する。アプサラスIIIの稼動を見届けてザンジバル級機動巡洋艦「ケルゲレン」に帰投した。だが大気圏離脱中のケルゲレンがジム・スナイパーに狙撃され、その際1機がケルゲレンと共に爆散。脱出した1機も中破しており、ジム・スナイパーに撃墜された。また、小説版では、ノリス・パッカードがグフカスタムではなく当機に搭乗。フライトタイプ2機を率いて連邦軍司令部を奇襲するも、シロー・アマダのガンダムEz8に撃破された。その際、ヒート・サーベルをビッグトレーに投げつけ、旗艦の撃破には成功した(なお、イーサン・ライヤー司令官は、交戦中にビッグ・トレーを脱出していた)。
備考
デザインはカトキハジメ。
実質的に07H-4型のリファインデザインであり、設定上もYMS-07A型ベースではなく07B-3型ベースでありながら、コクピットまわりにYMS-07A型の特徴が残っている。その理由については07B-3型との差別化を強調したいというアニメスタッフ側の意向が反映されたものだという[69]。従来の設定とのつじつまが合わないことと、模型化した際にパーツの流用への不便さを理由にカトキは反対したが、バンダイ側の模型設計スタッフによる「模型化に支障なし」との声もあり、結局アニメスタッフの意向を優先させる結果となった[69]

グフ飛行試験型(ヤーコブ機)[編集]

(型式番号:MS-07HX)

漫画『機動戦士ガンダム バニシングマシン』に登場。

07H型のバリエーションの一つで、義勇軍部隊「ヤーコブ隊」の隊長であるヤーコブ大尉の乗機。名称はH型と同一だが、両腕がマニピュレーターとなっている点や機体形状などはH-8型やB-3型と類似している。作中では飛行は行わず、専らドム同様のホバリングを行うに止まっていた。戦闘の中で現地改造が行われており、ホバリング用エンジンがドム用のTM901に換装されたため、機体重量に対してエンジンのパワーが大きすぎるピーキーな機体となっている。また、盾としても使用できる通常の二倍のサイズの試作型ヒートサーベル「エクスキャリバー」を新たに装備している。

デザインは近藤和久。他作品のグフよりも細身に描かれている。

劇中での活躍
オデッサへの連邦軍の進軍を受け、後退する本隊を援護するための捨て石とされたヤーコブ隊の隊長機として、上述の現地改造を加えられながら連邦軍の渡河作戦を阻止し続ける。酷使されたエクスキャリバーが破損した後は、地面に突き刺した一個大隊分のヒートサーベル(全て故障しており、発熱が不可能な状態)を次々と取り替えながら奮戦したが、最期はジム・スナイパ―にコックピットを狙撃され、街道に立ち往生した亡骸を晒した。

グフ複合試験型[編集]

諸元
グフ複合試験型
GOUF Compound examination type[70]
型式番号 MS-07W
所属 ジオン公国軍
開発 ジオニック社
生産形態 実験機
頭頂高 18.5m
重量 67.4t
装甲材質 超硬スチール合金
武装 75mm5連装フィンガーバルカン×2
シールド×2
ヒート剣×2
ジャイアント・バス×2
6連装30㎜機関砲×2(リトル・ドップ)
ミサイルランチャー×2(リトル・ドップ)

『MSV-R』に登場。

一年戦争後期、キャルフォルニアベースにて連邦軍に発見されたMS。胸部に専用のドップ(リトル・ドップ)を収納可能となっており、このリトル・ドップがコックピット兼脱出ポッドとなっている。そのためRXシリーズのコア・ブロック・システムの模倣機といわれているが、グフからの離脱はできても、その逆は不可能であり、リトル・ドップ自体はあくまでも脱出ポットである。

その他、腕部のシールドにバーニアが搭載されており、オリジナルより機動力は大きく向上しており、なんらかのテストベッド機であるのは確かなようであるが、いずれにせよ実戦投入が確認されていないことから、本機はパイロットの生還率向上のための実験機であったと思われる。

本機が発見された時に、リトル・ドップとは別に、MSのコックピット機能を持ったシーランスに似た小型潜水艇が製作途中で発見されている[71]。これらから、本機はコックピットの換装によって水陸両用MSとしても運用可能にしたと推定されている[71]

漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』において、「ニューヤーク市解放10周年記念展」にザクIIFS型と共に展示されている。

デザインは「ガンダムエース」誌上から一般公募されたうちの大賞作である「ガルマ専用グフ」をもとに、大河原邦男がクリンアップしたもの。そのためカラーリングはガルマ専用機を思わせるものとなっている。

リトル・ドップ
07Wの胸部に収容されているドップ。オリジナルのドップをそのまま一回り小さくしたもので、機首を180度回転することで収納が可能となる。

高機動型試作機[編集]

諸元
高機動型試作機
High Maneuver Proto Model[72]
型式番号 YMS-08A
所属 ジオン公国軍
開発 ツィマッド
生産形態 試作機
全高 17.7m[73]
重量 55.7t[73]
装甲材質 超硬スチール合金[72]
武装 120mmマシンガン[74]
ヒート・ホーク[74]
シールド

『MSV』で詳細な設定が掲載された(「設定の経緯」を参照)。

プロトタイプグフと競作の形で開発が進められた新型陸戦用MS[75]。開発はのちのドムによって一躍名をはせるツィマッド社によるもので[72]ザクII F型の基本設計を流用し[76]、おもに接近戦やゲリラ戦を主眼に置いている[77]。ラジエーターや装甲の強化、および機体の軽量化がなされ[76]、背部と脚部には新開発の推進エンジンを装備し[76]、短距離のジャンプ飛行も可能な設計となっている[3]

しかし、総合的にはザクII J型と大差ない性能であり[77]、「ザクのリファイン版」に過ぎないともいわれる[76]。また、推進エンジンの出力不足で十分なジャンプができずに終わっている[76]コストパフォーマンスも悪く[75]、ツィマッド社上層部と軍部の判断によって[72]試作段階で計画中止となり[77]、プロトタイプグフに計画が統合されたため、5機の生産に留まっている[3]。しかし、本機で培われた技術はドムで結実する[72]。塗装は黒を基調に、一部白とグレーで塗り分けられている。

設定の経緯
画稿の初出は『TV版ストーリーブック2』で、「ザクからグフへの改良過程の試作MS」とのキャプションが添えられていた[22]。その後『講談社のポケットカード8』で「ザク→グフ発展型」の名称で掲載され、解説では頭頂部メイン・カメラや腰部の冷却器より、ガンダムの影響下にあることが指摘されている[78]
テレビ版『機動戦士Ζガンダム』に登場が予定され、ほかの『MSV』の機体とともにときた洸一によってクリーンアップ画稿(カラー、MSV版と同じ塗装)が描かれたが、劇中には登場しなかった[79]
なお、ゲーム『SDガンダム GGENERATION-ZERO』を初登場とする同シリーズでは、宇宙適性の高いMSとして設定されている。攻略本の中には「宇宙用の試作MSで、グフと同型のフレームが用いられるが、同時期に開発されていた高機動型ザクIIとコンセプトが重なるため、早期に開発が中断された」と解説したものもある[80]

RFグフ[編集]

諸元
RFグフ
RF GOUF
型式番号 OMS-07RF
所属 オールズモビル
生産形態 量産機
全高 18.7m
本体重量 26.3t
全備重量 65.2t
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
出力 2,750kW
推力 64,800kg
センサー
有効半径
18,300m
武装 5連装フィンガーバルカン
ヒート・ロッド
ビームライフル
ビーム・ソード
ビーム・ランチャー

漫画『機動戦士ガンダムF90』およびゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』に登場。

オールズモビル(火星独立ジオン軍)が開発した陸戦用量産機。一年戦争時のグフを模しているが、内部は宇宙世紀0110年代以降の技術でリファインされている[81]。 陸戦型であるが宇宙空間での運用も可能。RFザクよりも格闘戦能力に優れているものの、RFザクと共通のユニットを使用しており、兵装・パーツの共有率が高く整備性に優れている[81]

武装はビーム兵器を主体に運用している。ヒートロッドの先端にビームを発生させることもでき、その攻撃力は以前のグフの2倍以上とされている[81]。一年戦争時の機体と比べると性能差は著しいが、機体性能は第二世代の水準にとどまっており、機体サイズは宇宙世紀0120年代の小型機であるガンダムF90に比べると大型となっている。

『F90』劇中では火星に配備された機体が登場。オールズモビルの襲撃を受け、火星に強行着陸を行ったF90の降下シャトルを調査するが、ナヴィの仕掛けたトラップに巻き込まれ撃破されたほか、F90奪還部隊のジェガンと交戦していた。『フォーミュラー戦記0122』では火星の残党部隊の戦力として、RFザクとともに劇中序盤から中盤にかけて登場している。

グフ(サンダーボルト版)[編集]

漫画・OVA『機動戦士ガンダム サンダーボルト』に登場(型式番号:MS-07B)。

一年戦争終結後に地球連邦軍の軍閥である「南洋同盟」が改修・運用する機体[82]。背部に2基の大型ファンを有するフライト・ユニットを装備しているのが特徴で、ホバリングが可能であるうえ、ジャンプ機動時の自由度も向上しており、当時のMSとしては優れた空中戦能力を誇る[82]。フライト・ユニット中央上部には兵員輸送用のコンテナをもつ。

グフ・カスタムとの共通点も多く[82]、右腕にワイヤー式のヒート・ロッドを内蔵、左手は通常のマニピュレーターで、外付けの3連装ガトリング砲を装備する。また、ヒート・サーベルやシールドのほか、ザク・マシンガンやザク・バズーカ、ジャイアント・バズも携行する。

南洋同盟の支配地域へ進軍するペガサス級強襲揚陸艦「スパルタン」に対し、本機12機がド・ダイとの連携攻撃をかける。チャウ・ミンの搭乗機がスパルタンに取り付き、コンテナに乗せた決死隊を侵入させたのちに撤退するが、同機以外は全滅する。

また、外伝「砂鼠ショーン」では、一年戦争後に傭兵となったショーン・ミタデラの搭乗機が登場する。上記の機体とほぼ同じ仕様であるが、コンテナは装備されていない。肩アーマーのスパイクもないが、ヒート・ロッドの電撃使用時にはスパイクのあった箇所から円筒形のユニットが突出し、ガンタンク2機を一度に破壊するほどの電流を放っている。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』におけるグフ[編集]

漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、ランバ・ラル機は、ヒート・ロッドを収納する右腕が太く丸い形状になり、バルカン砲を装備している左腕は角ばった形状になるなど、アニメ版以上に左右非対称が強調された腕部に変更されている。武装に関してはヒート・ロッドの先端に展開式のアンカーロックが付けられ、左胸に三門の小型バルカン砲(本編未使用)を装備している以外は基本性能は同じである。その他に形状記憶型(ビーム)サーベルを多用し、ガンタンクを一刀で切り裂くなど接近戦において高い性能を発揮している。「オデッサ編」では、マ・クベのギャンに率いられ集団で登場した。その中の大半が角の付いていないタイプだったが、性能的に差があるのかどうかは不明。なお、実剣タイプのサーベルを装備していた。

プロトタイプグフ 機動実証機[編集]

諸元
プロトタイプグフ 機動実証機
PROTOTYPE GOUF
(MOBILITY DEMONSTRATOR)
型式番号 YMS-07A-0
所属 ジオン公国軍
開発 ジオニック社
生産形態 試作機
武装 マシンガン
ヒート・ホーク
シールド

オリジン版MSVであるメカニックデザイン企画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Mobile Suit Discovery 』 (MSD) 用に、一部設定の追加・改変が行われた機体。

駆動部・動力系のテストのために試作された機体。両腕がザクIIと同型のマニピュレーターになっており、独自形状のマシンガンと、ヒート・ホークを収納したシールドを装備する[83]。ダーク・コロニーでの試験後、重力下での最終試験のために地球に降ろされた[84]

カラーリングはMSV版と同様のカーキ系のサンドカラータイプと、青・白に塗り分けられた機体の2種類が存在する。前者に関しては、デザインも塗装もMSV版とほぼ同様の外見となっている。

デザインはカトキハジメ

名称の変遷
2015年5月に開催された第54回静岡ホビーショーでは「YMS-07」として発表された。『月刊ガンダムエース』2015年8月号掲載時にYMS-07A-0という型番と「プロトタイプグフ 稼働実証機」という名称が発表された。その後、gundaminfoやプレミアムバンダイでのプラモデルの記事、および2015年9月に発売された『HG GUNDAM THE ORIGIN プロトタイプグフ 戦術実証機』の解説文では「機動実証機」となっている。

プロトタイプグフ 戦術実証機[編集]

諸元
プロトタイプグフ 戦術実証機
PROTOTYPE GOUF
(TACTICAL DEMONSTRATOR)
型式番号 YMS-07B-0
所属 ジオン公国軍
開発 ジオニック社
生産形態 試作機
全高 18.3m
武装 三連装マシンガン
試作型ヒート・ロッド
ヒート・ホーク
シールド
搭乗者 ランバ・ラル(推測)

『MSD』に登場。『MSV』にて文字設定のみ存在していた3号機以降の機体と考えられている[85]

機動実証機のテストと並行して行われていた「試作型ヒート・ロッド」と、「フィンガーバルカン」の試作型にあたる「三連装マシンガン」を装備した試験機。カラーリングは青と紺で、頭部アンテナや肩部スパイクなどに白いラインが入っている。完成機では右腕にマニピュレーターとヒート・ロッドを両方搭載しているが、本機の場合はマニピュレーターがなく、腕部先端がヒート・ロッドの射出口となっている。左腕のマシンガンも完成機は五連装だが、本機は親指部分がセンサーとなった三連装式を採用しており、関節がないために指を曲げられない。前腕部は「モビルワーカー MW-01 01式後期型」と同規格のアタッチメント式になっており、通常のマニピュレーターに換装することも可能である[86]

ランバ・ラルがテストパイロットだったとされているが、その理由はラルが搭乗していたMW-01後期型の青い塗装と識別番号「31」が戦術実証機と同一であることと、ジオニック社でグフの開発を行っていた技師の証言からである。その説によると、ラルはガンタンク初期型と模擬戦を行い、ヒート・ロッドで行動不能にしたという[84]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 資料によってはこれを通信用アンテナとし、電波の伝わりづらい地上では、一般兵にも高出力アンテナが必要とされたとの説明がなされている[5]
  2. ^ 劇中の設定であり、実際には例えば車や航空機に落雷してもこのようなことは起こりえない。
  3. ^ こちらは実際にも起こりえる。
  4. ^ テレビ版第19話では、ガンキャノンに巻き付いていたヒート・ロッドを、ガンダムがビーム・ライフルで切断するが、その後もグフはヒート・ロッドでガンダムに電流を流している。
  5. ^ 一方で、ヒートロッドと左腕部のマシンガンは1号機、2号機時点で装備されたとする資料もみられる[3]
  6. ^ 陸戦強襲ガンタンクの砲撃をシールドでガードする中、左から陸戦型ジム小隊に撃たれる。
  7. ^ 『機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション 2 ジオン軍MS・MA編』61頁。
  8. ^ 第29機甲中隊のエンブレムとしては「ザクレディ」もある。
  9. ^ 設定画稿は『ガンダムエース2013年1月号』が初出だが、「グフ・ヴィジャンタ」の名称と機体後部の一部を描いたイラストは、グフ戦術強攻型の初出である『ガンダムエース2012年6月号』に掲載されている。
  10. ^ いずれも共通の書籍で表記揺れがみられる[61]
  11. ^ 一方で、試験飛行はキャリフォルニアベースで行われたとする資料もみられる[65]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『1/144 MS-07H グフ飛行試験型』説明書、バンダイ、1983年9月。
  2. ^ a b c d e 『機動戦士ガンダムMSV ジオン軍MS・MA編』講談社、1984年4月、2006年7月(復刻版)、76-80頁。ISBN 978-4063721768
  3. ^ a b c d e f g h i j 『模型情報・別冊 MSバリエーション・ハンドブック1』バンダイ、1983年3月、13頁。
  4. ^ プラモデル『MG MS-07B グフ』説明書、バンダイ、2000年10月、2頁。
  5. ^ 『機動戦士ガンダムの常識 一年戦争編』(双葉社 ISBN 978-4-575-30034-5 2008年5月30日 第1刷発行)44-45項。
  6. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日初版発行、120頁。(ISBN 4-89189-006-1)
  7. ^ 機動戦士ガンダム公式Web「メカ-ジオン軍-グフ」
  8. ^ 機動戦士ガンダム第08MS小隊WEB、「MS-ジオン軍編-グフカスタム」
  9. ^ a b c d e f g プラモデル『HGUC MS-07B-3 グフカスタム』説明書、バンダイ、2010年11月。
  10. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日初版発行、129頁。(ISBN 4-89189-006-1)
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関連項目[編集]