メタス

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メタス (METHUSS) は、アニメ『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する架空の兵器である。

エゥーゴの試作型可変モビルスーツ (TMS)。

この記事では、その派生機についても記述する。

機体解説[編集]

諸元
メタス
METHUSS
型式番号 MSA-005
所属 エゥーゴ
建造 アナハイム・エレクトロニクス社
生産形態 試作機
全高 26.0m[1]
6.2m(MA形態)[1]
頭頂高 18.1m[1]
全長 21.8m(MA形態)[1]
本体重量 27.8t[1]
全備重量 52.4t[1]
装甲材質 ガンダリウム合金[1]
出力 1,640kW[1]
推力 18,600kg×3[1]
10,600kg×2[1]
総推力:77,000kg[2]
センサー
有効半径
11,300m[2]
武装 アーム・ビーム・ガン×2
ビーム・サーベル×6
搭乗者 (メインパイロット)
レコア・ロンド
ファ・ユイリィ
(一時的に搭乗)
トーレス
その他 姿勢制御バーニア×12[1]

エゥーゴとアナハイム・エレクトロニクス社(AE社)による可変MS開発計画「Ζ計画」によって開発された機体[3]。元々、AE社はU.C.0080年代から可変MSの実用化を模索していたが、Z計画に伴い本機もその開発計画に組み込まれた[4]。アクシズとの技術交換によって得られたガザCなどのデータによって設計されており[5]、Ζガンダムなど後続の可変MSのトライアルを考慮している[3]。開発の母体となったのはAE社に存在する作業用MSであり、それに簡易型の可変機構を組み込み開発した「アニュス・デイ」をベースとして、さらに完成度を高めたのが本機である[6]。遠距離対艦戦闘やドッグファイトを得意とする[7]が、機体の耐久性から量産化は見送られた[8][注 1]

MS形態
頭部メインカメラは変形時の省スペース化への配慮からモノアイシステムを採用しており、2基のモノアイはそれぞれ水平方向と垂直方向に移動する。
変形機構の簡素化のため、胴体部はわずか3本のアクチュエーターのみで腰部と連結されている[3]。それゆえに十分な強度を確保できず[7]格闘戦にはあまり向かない機体となってしまったが[5]、メンテナンス性は向上することとなった[3]
背部ユニットにはプロペラントタンクを内蔵している。MA形態時に機首となる先端部には各種センサーが設けられており、艦内移動時には前方に倒すことで省スペース化をはかる。
武装は前腕部にアーム・ビーム・ガン(出力2MW[7])が各1門装備されており、砲身を180度回転させて使用する。また、脛部にはラックが設けられており、片側に3基ずつ計6基のビーム・サーベル(出力0.5MW[7])が装備されている。このビーム・サーベルはヒートホーク状のビームを形成することもできる。なお、テレビ版『Ζガンダム』第23話などでは頭部バルカン砲と思われる武装を使用している。
MA形態
頭部を背部ユニットに収納して腕部と脚部を折り畳み、肩部と脚部を連結することでMA形態をとる。3基のランディング・スキッドで着陸する。MA形態が本機の本来の形態であり、加速・運動性能は申し分なく、宇宙戦用戦闘機として高い性能を示した[3]。メタスの主形態はこちらであり、この形態では防御力に優れる[3]。武装はアーム・ビームガン2基。なお、ΖIIとリゼルではメタスの変形機構を発展させたものが採用されている。

劇中での活躍[編集]

テレビ版『機動戦士Ζガンダム』
主にレコア・ロンド少尉がパイロットを務める。レコアがエゥーゴを離脱した後には、それまで補欠要員として配属されていたファ・ユイリィ軍曹が後任パイロットに昇格した。
初登場の第22話から退場の第50話まで、物語全編を通じて高い機動性を持つ一方、前線で戦うにはやや非力な(火力不足の)MSとして描かれており、断続的に登場しては戦場の端々でそれなりに活躍する姿が描かれた。最後はジ・Oを撃墜したΖガンダムとカミーユ、損壊したガンダムMk-IIを回収し、アーガマへ帰投する。
劇場版『機動戦士Ζガンダム A New Translation』
レコアが1号機のパイロットを務めた後、増加配備される2号機(劇中では「メタス2(ツー)」とも呼称される)はファがパイロットを務める。テレビ版と異なり有用な支援機として描かれているほか、アーガマ内では背部ユニットを前方へ倒したMSとMAの中間形態も描かれている。
第2作『機動戦士ΖガンダムII -恋人たち-』では、1号機が初登場してアポリーのΖガンダムやGディフェンサーなどと共に、アーガマへ直接搬入された。終盤では、テレビ版でゲルググのレプリカ機が行っていた百式のメガバズーカランチャーのエネルギー供給役という危険な任務も遂行した後、ヤザンのハンブラビに追い込まれたカミーユのΖガンダムをガザC隊の砲撃網をくぐり抜けながらMA形態で救出して曳航するなど、機動力の高さが描かれている。
第3作『機動戦士ΖガンダムIII -星の鼓動は愛-』では、ヤザンのハンブラビに挑むものの、テレビ版同様にレコアが行動不能となり、撃墜される。後に増加配備された2号機にはファが搭乗することとなり、以降の全作戦に従事した。
機動戦士ガンダムΖΖ
グリプス戦役で受けた損傷をほぼ未修理のままネオ・ジオン軍と戦い(第7話のみトーレスが搭乗)、回を追うごとにさらなるダメージを受けていき(例:背部ユニット(MA形態時の機首部分)の破損、およびバーニアの故障、敵MSにちぎり取られた左手首など)、ついにはガザDとの戦いで上半身と下半身が真っ二つになってしまう(第7話)。Ζガンダムの支援のため上半身のみのまま出撃するが、Ζガンダムをかばう形で攻撃を受けて操縦不能となり、サイド1の方向に流されたこともあってパイロットのファごと放棄された(第10話)。ファは予測通り救出されていたが、機体がどうなったかは不明である。
機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽
宇宙世紀0088年10月、エゥーゴによるアクシズ攻略作戦で数機確認されている。本作戦ではソーラ・システムIIの運用が予定されていたためにビーム撹乱幕形成の必要性が生じ、ΖIIやパブリクを中心とした突撃機部隊「キリシマ突撃中隊」に編成される。当機はトリコロールで塗装されており、ビーム撹乱弾頭が1基搭載されていた。
ガンダムMSグラフィカ
書籍『ガンダムMSグラフィカ』百式編では、50機ものメタスをネオ・ジオンに納入したとする、元AE社社員コーディ・L・ナカージのエピソードが描かれている。しかし、その証言内容は支離滅裂であり、証拠となるサザビーの後ろに陳列されたメタスの画像(青い1機と緑の4機が確認できる)についての説明もないため、真偽のほどは定かでない。
スーパーロボット大戦シリーズ
原典における機動力を反映した移動力や非力な武装に加え、ゲームオリジナルの機能として他の機体へ密接した際にその機体のHPを回復させる修理機能も有している。
ガンダムバトルシリーズ
内蔵ビームガンの連射制限がなく弾数分の連射が可能であり、Iフィールドを突破できるほどの火力を誇る。
スペシャルアタックには、「ビームサーベル6本を両手に3本ずつ構え、両腕を交差させて同時に投擲する」というモーションの技がある。

ガンキャノン・ディテクター[編集]

諸元
ガンキャノン・ディテクター
GUN-CANNON DETECTOR
GUN CANNON DT
型式番号 MSA-005K
所属 カラバ
地球連邦軍
生産形態 試作機
頭頂高 18.5m
本体重量 34.5t
全備重量 54.5t
装甲材質 ガンダリウムγ
出力 1,780kW
推力 13,800kg×2
18,500kg×2
(総推力)64,600kg
センサー
有効半径
9,200m
武装 ビームキャノン(出力4.7MW)×2
ビームライフル(出力2.7MW)×2
バルカン砲×2
ビームガン(出力2.3MW)×1
その他 姿勢制御バーニア×10

メカニックデザイン企画『Z-MSV』において設定されたカラバのMS。後に『機動戦士ガンダムUC』にて映像作品でも登場した。

グリプス戦役時にエゥーゴの支援組織であるカラバによってメタスのムーバブルフレームを流用し開発された。系列的にメタスの改修機に属するためか、砲撃態勢に変形が可能であり、カラバのリーダーの1人、ハヤト・コバヤシが一年戦争にて搭乗したRX-77-2にちなみガンキャノンの名称と赤い機体色を与えられた。

元となったメタスに比べ各部の装甲が強化されており、両肩にビームキャノンを2門、右肩装甲部にビームガンを1門備えており、専用のビームライフルも装備している。またメタスの可変機構を活かし、砲撃形態に変形が可能となる。この変形は、脚部を曲げて体育座りに近い形を取り腰のサブアームを伸ばす[注 2]、あるいは片膝立ちの状態でサブアームを伸ばす[注 3]ことで砲撃姿勢を安定させることが出来る。本機はグリプス戦役時に2機が完成し、シャトルに搭載されて北米地区に送られたが、投下失敗により1機は全壊。残る1機は比較的損傷が少なく、そのまま補修を施して戦線に投入されている。

グリプス戦役後は地球連邦軍の戦力に組み込まれており、宇宙世紀0096年の時点では旧式となりつつも濃紺の機体カラー[注 4]で少数がネモらと共にトリントン基地防衛に運用されている。

劇中での活躍
機動戦士ガンダムUC』において原作小説、アニメ版共にトリントン基地の防衛に使用され、襲撃してきたジオン残党軍らと交戦した。アニメ版では複数の本機が登場した。戦闘ではうち1機が対空砲火でドダイやベースジャバーを次々撃墜するも、ホバー移動で急襲してきたドム・トローペンら3機に一方的に撃破されている。
漫画『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』では、宇宙世紀0088年8月にネオ・ジオンによる地球侵攻作戦において北米ニューヤーク基地防衛に使用されている。
漫画『ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム』では、宇宙世紀0090年にネモIIIバージムと共にコロニー防衛のために出撃している。

メタス改[編集]

諸元
メタス改
METHUSS CUSTOM
型式番号 MSA-005S
所属 カラバ
生産形態 試作機
頭頂高 18.3m
本体重量 34.9t
全備重量 50.9t
装甲材質 ガンダリウムγ
出力 2,000kW
推力 83,000kg
センサー
有効半径
12,000m
武装 ハイメガキャノン
ビームサーベル×2
アームバルカン×2

メカニックデザイン企画『Ζ-MSV』において設定された、カラバの試作可変MS。

メタスの基本フレームをカラバに供与して開発された。背部ユニットの先端に大口径のハイメガキャノンを装備し、弱点だった火力の不足を補うことに成功している。背部ユニットを前方に倒せばMS形態時にもハイメガキャノンの水平射撃を行うこともできる。一部のゲーム等ではデフォルメ再現されてはいるものの、MA形態の設定画が存在しない。メタス改のハイメガキャノンはテレビ版でゲルググのレプリカ機が行っていた百式のメガバズーカランチャーのエネルギー供給をもし1つのMS内で可能にするならという案から生まれた計画で付けられたとも言われている。よって他のMSとの連携で他のMSのパイロットが火器管制・索敵を担い、メタス改側のパイロットはハイメガキャノン関連の操縦を担うメガバズーカランチャー的なハイメガキャノンの射撃方法も存在する。メガバズーカランチャーの長所とメガライダーの長所と可変MSの長所を併せ持ったような機体である。

メタス・マリナー[編集]

諸元
メタス・マリナー
METHUSS MARINER
型式番号 MSA-005M
所属 エゥーゴ
生産形態 試作機
全高 28.8m
頭頂高 16.9m
本体重量 38.7t
全備重量 44.6t
武装 アーム・ビームガン×2
ビームサーベル×6
クローアーム×2
サブロック
MA形態
全高 10.8m
全長 24.6m
武装 アーム・ビームガン×2

アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する予定だったエゥーゴの試作型水陸両用可変MS。初出は大日本絵画・刊行のムック『GUNDAM WARS II MISSION ΖΖ』。カトキハジメのMSデザインのデビュー作の1つとなる予定でもあった。

第一次ネオ・ジオン抗争時、アクシズによる地球降下作戦に対抗するため、エゥーゴも地球降下からそのまま拠点制圧を目的としたMSの開発を急いだ。そこで大気圏突入からそのまま水中戦に移行できるMSとしてメタスを改良し、水中用装備を施されたのがメタス・マリナーである。大気圏突入には機体下部に専用のフライングアーマーを装着し、着水後はボートとしても利用でき、排除することで潜水を行う。頭部はバイザータイプのものに換装され胸部の張り出しがないものに変更された。背部には大型ハイドロシステムを装備し水中では高い運動性を誇る。股間部および脚部リアアーマーには計3基のスタビライザーが設置されている。爪先部にはセンサーが増設され、整流を考慮した形状に変更されている。

武装はアームビームガン2門。格闘戦用に4本のクローを装備する。その他ビームサーベル6基、サブロックを装備するという資料が存在するがその存在は明らかになっていない。

先行量産機がロールアウトした時点ですでに戦局は宇宙へ移ってしまっていたため量産化には至らなかった。

MA形態
基本的にベース機であるメタスと同様の変形シーケンスを行う。腕部のクローを収納し、スタビライザーを展開する。機体背部に設けられたシャックルで2機のMSの曳航が可能である。
備考
デザインはカトキハジメ(当時は「かときすなを」)によってある程度描かれていたが、本編での未使用が決まったため、専用のフライングアーマーのデザイン画は描かれなかった[9]。デザイン画を元にモデラーの長谷川保吉により1/144の立体作例が製作された。スペックはその作例のページに掲載されたもののみである[10]。また、カプセル玩具「ガシャポン戦士」でもNo.482としてラインナップされている。

メタス[エーヴィ・アルヴァ専用機][編集]

雑誌企画『ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者』に登場するエゥーゴの可変MS(型式番号:MSA-005)。

可変試作機のメタスを実戦用に改修した機体。MA形態での火力強化のために、脚部に各3基ずつあったビーム・サーベルのうち中央の1基を残し、あとの2基をビーム・ガンに換装。また以下のものが追加されている。

  • 腰部と膝部に増加装甲
  • 両肩部にウイング状のフレキシブル・バインダー
  • バックパックにMS取り付き用のグリップ(MA形態をサブフライトシステムとして運用するため)

カラーリングはガンダム[ケストレル]に近い白・青・黄のトリコロールとなっている。

機体デザイン
『刻に抗いし者』の著者・神野淳一が提示した文字設定を元に、モデラーのNAOKIが製作した模型作例がそのまま正式デザインとなっている。

メタスX-1[編集]

諸元
メタスX-1
METHUSS X-1
型式番号 MSA-005X-1
所属 アナハイム・エレクトロニクス社
建造 アナハイム・エレクトロニクス社
生産形態 試作機
全高 26.0m
頭頂高 18.1m
本体重量 25.2t
全備重量 48.0t
装甲材質 ガンダリウム合金
出力 1,750kW
推力 98,000kg
武装 なし

矢立文庫のWEB企画『アナハイム・ラボラトリー・ログ』に登場。

メタスの完成後、同機のさらなる発展性を探求するため、AE社ではいくつかのコンセプト・チームが用意されている。その1つが「大気圏内での制空性能をもつ可変MSの開発」というコンセプトをもつ本機である。

開発はキャリフォルニアベースでおこなわれ、元ハービック社のスタッフが多く参加している。MA形態が制空戦闘機そのままと言える形状となるのが特徴で、これにより高高度への到達、高速での飛行、飛行中の機動性の高さを獲得している。テール・スタビレーターはのちのΖプラスなどにも採用されている。また、マグネット・コーティングの採用により変形は0.5秒で完了する。

まずは可変機構をもたないMA形態の試作機が製作され、既存の戦闘機との模擬空中戦をクリアし、音速飛行も難なくこなしている。これを踏まえ、変形可能な試作機が開発されるが、「音速飛行中のMS形態への変形」の実験の際に空中分解を起こし、コックピット・ブロックが緊急射出されパイロットは無事であったものの、開発は中止される。しかし、それまでに得られたデータはΖプラスA1型の大気圏内での飛行性能向上に貢献している。

武装はMA形態の翼下への懸架式のものや、内装式のものが予定されていたが、実現前に開発が終了している。

メタスX-2[編集]

諸元
メタスX-2
METHUSS X-2
型式番号 MSA-005X-2
所属 アナハイム・エレクトロニクス社
カラバ
建造 アナハイム・エレクトロニクス社
生産形態 試作機
全高 30.5m
頭頂高 22.5m
本体重量 25.0t
全備重量 58.6t
装甲材質 ガンダリウム合金
出力 2,070kW
推力 90,000kg
武装 大型メガ粒子砲×2
ビーム・サーベル×2

『アナハイム・ラボラトリー・ログ』に登場。

X-1が大気圏内での運用を重視していたのに対し、本機は大気圏内と宇宙空間の両方での運用を目的とし、さらに長距離移動性能とMS・MA両形態での戦闘性能を併せ持つ、可変MSとしての総合性能を求めた機体である。

開発はAE社グラナダ支部でおこなわれ、MIP社から引き抜かれたスタッフも参加している。MS形態ではムーバブル・フレームがむき出しになるほどの大幅な軽量化によって機動性を向上、両肩の大型メガ粒子砲で砲撃をおこなうヒット&アウェイの戦法をとる。膝アーマーにビーム・サーベルを装備するが、装甲が薄いため近接戦闘能力は高くない。MA形態はあくまで移動手段として特化しており、オプションで大型の長距離ブースターも装備する。

本機は開発当時すでに実戦参加していたギャプランに酷似しており、MA形態は航宙戦闘機として高い水準をほこるが、コンパクトな機体に大型メガ粒子砲を装備したことで機体のバランスが悪く、さらに対MS戦闘における機体の脆弱さなど、改良すべき課題が多い機体となっている。テストを終えた試作機は、カラバに引き渡されその後も研究材料となっている。

メタスX-3[編集]

諸元
メタスX-3
METHUSS X-3
型式番号 MSA-005X-3
所属 アナハイム・エレクトロニクス社
建造 アナハイム・エレクトロニクス社
生産形態 試作機
全高 24.0m
頭頂高 18.1m
本体重量 30.2t
全備重量 68.0t
装甲材質 ガンダリウム合金
出力 2,000kW
推力 90,000kg
武装 大型メガ粒子砲×1
6連装ミサイル・ベイ×8
単装ミサイル・ベイ×12
ビーム・ガン×2
ナックル・ガード付きマニピュレーター×2

『アナハイム・ラボラトリー・ログ』に登場。

拠点攻略用の機体で、MS単体では難しい防空(防宙)施設の制圧を、可変機構の併用によって可能とすべく設計されている。X-2とは別の旧MIP社のスタッフと、モビル・フォートレスの研究チームによりコンセプトが提出されており、X-2と一部パーツの互換性や、データの共有が図られている。

X-2とは正反対に重装甲で身を固めており(腹部フレームはむき出しのまま)、対空攻撃に対する防御性能が高められている。対地攻撃用に各部にミサイルを内蔵、一度に複数の目標への攻撃が可能となっている。MA形態での運用を前提としているが、通常MSより大型なナックル・ガード付きの特殊マニピュレーターを装備しており、MS形態での打撃による施設破壊も検討されている。背部には大型メガ粒子砲を装備、MA形態の主武装となるが、MS形態でも前傾姿勢で使用が可能である。

X-2とX-3による拠点攻略における連携運用も想定されており、ブースターも同じものを使用する。試作機が製作されテストがおこなわれており、そのコンセプトが評価されてメタス改へ再設計されている。


脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 資料によっては量産化が決定されていたとするものも存在する[7]
  2. ^ 2012年に発売されたROBOT魂 ガンキャノン・ディテクターにおいて変形時の姿が確認できる。
  3. ^ アニメ版『機動戦士ガンダムUC』において、2機登場する中の1機がこの形態を取っている。
  4. ^ 原作小説、アニメ版共に機体色は書籍『機動戦士ガンダムUC カトキハジメ メカニカルアーカイブス』以降、赤から濃紺に変更されている。

出典[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 『ニュータイプ100%コレクション 1 機動戦士Ζガンダム メカニカル編 1』角川書店、1985年10月、1998年8月(復刻盤)、43頁。(ISBN 978-4048529808)
  2. ^ a b 『ジ・アニメ特別編集 機動戦士Ζガンダム PART3』近代映画社、1986年4月、86頁。
  3. ^ a b c d e f 『ハイグレードユニバーサルセンチュリー MSA-005 メタス』バンダイ、2006年3月、組立説明書。
  4. ^ 『プロジェクトファイル Ζガンダム』ソフトバンククリエイティブ、2016年9月、48-49頁。(ISBN 978-4797386998)
  5. ^ a b 『ガンダムマガジン』1991年2月号、講談社、65-70頁。
  6. ^ 『マスターアーカイブ モビルスーツ MSZ-006 Ζガンダム』ソフトバンククリエイティブ、2012年12月、23頁 (ISBN 978-4797370959)
  7. ^ a b c d e 『1/144 MSA-005 メタス』説明書、バンダイ、1985年12月。
  8. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE 機動戦士ガンダムMS大図鑑 PART.2 グリプス戦争編』バンダイ、1989年3月31日初版発行、97頁。(ISBN 978-4891890186)
  9. ^ 『GUNDAM WARS II MISSION ΖΖ』大日本絵画、1987年2月、1988年12月(新装版)、85頁。(ISBN 978-4499205269)
  10. ^ 『GUNDAM WARS II MISSION ΖΖ』大日本絵画、1987年2月、1988年12月(新装版)、80頁。(ISBN 978-4499205269)

関連項目[編集]