山形放送

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山形放送
基本情報
英名 Yamagata
Broadcasting Co., Ltd.
略称 YBC
本社 〒990-8555
山形県山形市旅篭町2丁目5番12号
山形メディアタワー
演奏所 本社と同じ
ラジオ
放送対象地域 山形県
系列 JRNNRN
愛称 YBCラジオ
呼出符号 JOEF
開局日 1953年10月15日
親局 / 出力 山形 918kHz /  5kW
主な中継局 鶴岡・米沢・新庄・酒田・小国
918KHz(全中継局同一周波数)
テレビ
放送対象地域 山形県
ニュース系列 NNN
番組供給系列 NNS
呼出符号 JOEF-DTV
開局日 1960年4月1日
リモコンキーID 4
デジタル親局 山形 16ch
主な中継局 鶴岡 16ch・新庄 19ch
小国 31ch・米沢 32ch
詳細はテレビチャンネル参照
主なアナログ中継局 鶴岡・酒田JOEL-TV1ch
米沢54ch 新庄11ch
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山形放送株式会社
Yamagata Broadcasting Co., Ltd.
(上)現社屋の山形メディアタワー
(下)旧社屋の山形新聞放送会館
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
990-8555
山形県山形市旅篭町2丁目5番12号
設立 1953年10月1日
業種 情報・通信業
法人番号 2390001002095 ウィキデータを編集
事業内容 放送法によるテレビジョン放送およびラジオ放送
代表者 代表取締役社長 板垣正義
資本金 3億9800万円
決算期 3月
主要株主 山形県 (14.4%)
外部リンク http://ybc.co.jp/
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山形放送株式会社(やまがたほうそう、Yamagata Broadcasting Co., Ltd.)は、山形県放送対象地域とした中波放送(AM放送)事業とテレビジョン放送事業を行っている、特定地上基幹放送事業者である。略称はYBC

概要

1953年ラジオ局として開局し(呼称:ラジオ山形)、1960年にテレビ放送を開始。当初は日本テレビを中心としたオープンネットでの放送だった。これは、当時の服部敬雄社長正力松太郎の経営姿勢に共感を持っていたとも、背後の新聞社の関係(日本テレビ=読売新聞ラジオ東京=毎日新聞)を勘案したともいわれる。

NNNANNクロスネットだった頃は、日本テレビ、テレビ朝日の番組が6:4の割合で放送されており、テレビユー山形開局までは、一部TBSの番組も放送されていた(なお、クロスネット時代のことについては山形テレビを参照)。1993年、YTSのネットチェンジFNN→ANN)によってNNN単独ネット局となり、現在に至る。

ラジオは開局当初、当時の服部社長がニッポン放送およびフジテレビの社長だった鹿内信隆と懇意にしていたため、ニッポン放送とネットワークを結んでいた。1965年以降はJRNNRNのクロスネット。なお、1978年に勃発した巨人戦中継問題以降、月曜日のみRFナイターを編成していた時期もあった。

現在、深夜から早朝の試験電波として日テレNEWS24サイマル放送を実施している。

山形県が筆頭株主 (14.4%) である(ただし、県内4局とも県の出資額は公平性の観点から一律1億円)。

系列新聞は山形新聞。この新聞社との資本関係が非常に強く、社屋も共同で使用している。日本で唯一、テレビ局が社説放送をする局としても知られるが、これも山形新聞社との結びつきの強さが一つの鍵である。なお、元々ラジオ局として開局したためか、読売新聞・日本テレビ両社との資本関係は一切ない。しかし、近年は読売新聞のテレビCM(スポットCM)を自社でも流すなど、キー局への配慮がなされている。また、YBCは読売新聞との資本関係がないにもかかわらず、イベントを読売新聞東京本社の主催と山形新聞系列のYBCとの後援でイベント「東北サミット」(東北6県で不定期に開催する読売新聞東京本社の事業。イベント主催の発起人も読売新聞東京本社)を共催したこともあった。

2005年12月1日に、NHK山形放送局・テレビユー山形とともに地上デジタル放送の本放送を開始した。

資本構成

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[1][2][3][4]

2016年3月31日

資本金 発行済株式総数 株主数
3億9800万円 79,600株 395
株主 株式数 比率
山形県 11,449株 14.38%
山形新聞社 07,913株 09.94%
東京海上日動火災保険 03,741株 04.69%
ヤマコー 03,637株 04.56%
山形銀行 03,462株 04.34%
三島 02,990株 03.75%
きらやか銀行 02,572株 03.23%

過去の資本構成

沿革

ラジオ

放送時間は、月曜0:00 - 4:00休止の24時間放送。月曜のみ4:00、ほかは5:00を1日の基点とする。

ラジオ周波数

県内同一周波数・918kHz[11]を実施。

親局 識別信号 出力
山形 JOEF 5kW
中継局 識別信号 出力
鶴岡 JOEL(廃止)[12] 1kW
米沢
新庄
酒田 500W
小国 100W

FM補完放送

FM補完中継局
周波数 出力 実効輻射電力 放送対象地域 放送区域内世帯数
92.4MHz 1kW 2.6kW 山形県 20万5257世帯[13]

補遺

  • 1960年10月7日[5] - 1965年10月までは「精密同一周波数放送実用化試験局」が存在し、「JO8AB」のコールサインで鶴岡から山形と同じ920kcで放送が行われていた。当時の最先端技術であり、これが後の鶴岡・酒田精密同期放送(1098kHz)や現在の県内・他県の同一周波数放送の礎になっている。
  • まだ日本に放送ネットワークの概念がなかった民放ラジオ草創期に、ニッポン放送の昼ワイド番組を日本で初めてネットしたり、東京から中継されていた北海道放送のニュース番組をネットするなど、当時としては先進的な試みを行った。
  • 札幌テレビ放送がラジオ放送を開始する前に、STV社員がラジオ放送の実地研修を行った。その時の経験が北海道後発局にも関わらず、高聴取率を得る番組制作へと繋がっていったという。
  • ラジオ放送のシステムは2006年8月21日に新社屋に移動した。山形メディアタワー(新社屋)1階にはガラス張りのスタジオ(愛称:918スタジオ)があり、一般人もガラス越しにスタジオ内を観覧できる。
  • 2015年9月18日に「radiko.jp」で、ラジオ放送のインターネット配信を開始した。
  • 2018年10月15日より村山地区でFM補完放送を開始した。

トンネル内ラジオ再送信サービス実施箇所

現在放送中の番組

自社制作番組

  • 平日
  • 土曜日
  • 日曜日
    • 博也とまどかの歌謡ロード(日曜5:00 - 5:30)
    • ジョイフル・メッセージ(日曜6:45 - 7:00、米沢興譲教会牧師による宗教番組)
    • 松倉とし子 うたの花束(日曜7:50 - 8:00)
    • こころにサプリ 〜優しさをあなたから〜(日曜8:00 - 8:10)
    • おはよう民謡リクエスト(日曜8:45 - 8:55)
    • ラジオで詰め将棋 (日曜8:55 - 9:00)
    • 昭和小僧〜勝手にタイムスリップラジオ〜(日曜9:00 - 9:30)
    • 藤沢周平の世界(日曜9:30 - 9:55)
    • バクコメの他力HongGang!! (日曜11:00 - 12:00)
    • やまがた歌謡ステーション(日曜18:10 - 19:00)
    • オタク捜索 2次元ポリス(日曜22:00 - 23:00)
  • 特別番組
    • 新語・流行語で世相斬り!
    • 行くぞ局アナ

ネット番組

過去に放送した番組

自社制作番組

以前は、テレビと共にローカルニュースは『山形新聞ニュース』、『YBCニュース』のタイトルが使われていたが、現在は『YBCニュースライナー』となっている。

県内の公立高校入試の合格結果を、学校名、個人名も含めてアナウンサーが読み上げるという番組も過去に存在し、山形局(JOEF)が内陸地方の高校、鶴岡局(JOEL)が庄内地方の高校といった独自放送を行っていたが、現在は同一周波数化と個人情報保護の声もあって現在は放送されていない。

テレビ

テレビネットワークの移り変わり

  • 1960年4月1日 - テレビ放送開始。日本テレビラジオ東京テレビ(現:TBSテレビ)フジテレビNETテレビ(現:テレビ朝日)とクロスネットを組むが、ニュースは任意の局から選択するフリーネット体制であった。
  • 1966年
    • 4月1日 - この日発足のNNNに加盟。ニュースはNNNフルネット。それ以外はフリーネットとなる。
    • 6月1日 - 地方民放局では初の全日放送を開始。
    • 10月1日 - カラー放送を開始。
  • 1967年6月 - 民間放送教育協会に加盟。
  • 1970年4月1日 - 山形テレビの開局によりフジテレビの番組が姿を消す。NETテレビの番組の一部も移行。
  • 1972年6月14日 - この日発足のNNSに加盟。
  • 1979年7月 - 全国朝日放送(テレビ朝日)とネットワーク業務協定調印[14]。これによりYTSから、4月に『ANNニュースライナー[15]、7月2日には『ANNニュースセブン』が移行[16]
  • 1980年4月1日 - 山形テレビがANNを脱退しフジテレビ系単独ネット局となったためテレビ朝日の番組が移行される。同局に代わりANNに加盟したためニュースはNNN・ANNクロスネット局となる。ちなみに番組枠の関係で放送できなくなった日本テレビの番組は山形テレビに移行している。
  • 1989年10月1日 - テレビユー山形の開局によりTBSの番組が姿を消す。
  • 1993年4月1日 - 山形テレビがフジテレビからテレビ朝日系マストバイ局となったためANNを脱退。テレビ朝日系の番組が姿を消し(民教協製作分は除く)日本テレビ系マストバイ局となる(山形テレビへ移行した番組が復帰)。

日テレ系フルネット局第1期末期のプライムタイムの番組編成(1979年6月)

『ニュースステーション』開始前のプライムタイムの番組編成(1985年9月)

TUY開局前のプライムタイムの番組編成(1989年9月)

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日
19:00 テレ朝
ビリ犬なんでも商会
日テレ
追跡
テレ朝★
エスパー魔美
日テレ
土曜スーパースペシャル
ABC
地球は僕らの宝島
19:30 日テレ
美味しんぼ
日テレ
クイズ!!体にいいTV
日テレ
夏休み別荘物語
日テレ
木曜スペシャル
日テレ
面白スタジアム
テレ朝
象印クイズ ヒントでピント
20:00 日テレ
歌のトップテン
日テレ
長七郎江戸日記
日テレ
クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!
日テレ
ハロー!グッバイ
テレ朝
ゴリラ・警視庁捜査第8班
21:00 TBS★
翔んでる!平賀源内
テレ朝★ テレ朝
はぐれ刑事純情派
日テレ
木曜ゴールデンドラマ
ABC
素敵にドキュメント
日テレ
あの夏に抱かれたい
テレ朝
日曜洋画劇場
22:00 テレ朝★
ビートたけしのスポーツ大将
テレ朝★
暴れん坊将軍III
テレ朝★
名奉行 遠山の金さん
テレ朝★ テレ朝★
土曜ワイド劇場

日テレ・テレ朝クロスネット末期のプライムタイムの番組編成(1993年3月)

テレビチャンネル

日本テレビ系列のリモコンキーID地図
親局
  • 山形(西蔵王テレビ・FM放送所、山形市神尾) リモコンキーID:4 JOEF-DTV(デジタルテレビの送信所は山形テレビと共同使用)
    • 送信柱 45m四角鉄塔(山形テレビアナログ、デジタルと共有)アンテナ部も含めた高さ約55m
    • 送信空中線 4L6段3面でYBCデジタル、YTSアナログ、デジタルの3波共有。
    • 放送機形式 DTU-50/1R0S (NEC) 2台形式、電力増幅部は300Wユニットを並列。冷却は空冷(室内循環ファン式)
    • STL 西蔵王向けのパラボラアンテナは3m、出力500mW (NEC)、新庄杢蔵山向けパラボラアンテナ4m、出力1,000mW (NEC)
    • 物理チャンネル 16ch
    • 出力 1kW (ERP 21kW)
    • 送信所局舎 山形テレビと協力して建設。2階建て1F自家発電や電源室ほか、2F送信機ほか設置、屋上にはマイクロ回線用四角(長方形)鉄塔。自家発電は200KVA(ヤンマー
中継局(チャンネル順)

 山形県の民放で唯一、NHK山形放送局と同数の中継局を持っている。

村山地方

置賜地方

最上地方

庄内地方

  • 鶴岡(高館山) 16ch
  • 温海 16ch
  • 鶴岡三瀬 43ch
  • 朝日東岩本 43ch

アナログ放送概要

2011年7月24日終了時点

親局
中継局(チャンネル順)

【村山地方】

【置賜地方】

【最上地方】

【庄内地方】

庄内地方でのテレビ放送を始めるにあたり、山形西蔵王親局から鶴岡高館山送信所への映像伝送がテレビ放送開始時に大きな問題となった。内陸(村山地方)と庄内地方の間には2,000m級の出羽山地が横たわり、放送波による最短距離での映像伝送が困難だったからである。当時は、このような場合電電公社マイクロ回線を常時借りるか[注釈 6]、マイクロの自営回線を構築することが常道であったが、多額の費用が必要とされるため、山形放送では、山形親局と鶴岡送信所を両方見通せる新庄市にある標高1,000mの杢蔵山山頂に中継所を設置し、山形の電波を新庄で受信し、さらに、それを鶴岡で受信する間接伝送の方法をとった。なお、NHKは当時山形放送局とは別に鶴岡放送局があった。

これが全国の放送局の注目を浴び、他県でも同様の方法[注釈 7]がとられるようになった。新庄杢蔵山中継所の建設に当たっては、当時の服部敬雄社長が自衛隊に対して出動要請を行い、多賀城駐屯地の施設部隊が登山道すらない高山の山頂までの車道を突貫工事で開削し、九州の部隊に配置されていた当時日本最大の大型ヘリコプターで機材の搬入を行ったという。村山地方⇔庄内地方の電波送受信における「杢蔵山経由」は、その後開局したテレビ局だけでなく、公共防災無線などでも活用されている。YBCラジオも、演奏所から新庄ラジオ中継局鶴岡ラジオ中継局への音声伝送を杢蔵山経由で行っている。

省力化を図るため、全送信所の無人化・リモートコントロール化を日本で初めて実現した放送局は山形放送である。

現在放送中の番組

自社制作番組

  • やまがた東西南北(月曜 - 金曜 11:25 - 11:30)
  • YBCストレイトニュース(月 - 金・日曜 11:38 - 11:45、土曜 11:31 - 11:40)
  • YBC社説放送(月曜 - 木曜 16:30 - 16:40頃)
    • 山形放送と山形新聞社の論説委員が日替わりで出演し、主に県勢に関連した論説をテレビで紹介する全国的に珍しい試み。前身の番組から通算すると、放送開始から30年を迎えた長寿ローカル番組
    • おはようYBC・けさの主張(前身)
  • ピヨ卵ワイド(月曜 - 金曜 16:50 - 17:53)
    • ローカル情報ワイド番組
  • YBC news every.(月曜 - 金曜 18:15 - 19:00)、YBC news every.サタデー(土曜 17:20 - 17:30)、YBCニュース・サンデー(日曜 17:10 - 17:15)
  • YBCニューススポット(火曜 - 金曜 20:54 - 21:00)
  • KOEKI PERSON〜公益なヒト〜(水曜 21:54 - 22:00)
  • やまがた発!旅の見聞録テレビ埼玉と共同制作 土曜 9:25 - 9:40)
  • カオログ(土曜 10:00 - 10:30)
  • 情報玉手箱(土曜 11:40 - 11:45)
    • 中身は「あっぷるTIME」とほぼ同じであるが、異なるところはオープニングとエンディング、項目の本数が1本のみ。
  • やまがた社寺巡礼(土曜 12:55 - 13:00)
  • ハウジング・ロード(日曜 11:45 - 12:00)
  • 酒の肴つくってみーよ(日曜 16:55 - 17:10)
  • やまがたサンデー5(日曜 17:15 - 17:30、再放送: 水曜 25:24 - 25:39、土曜 5:15 - 5:30)
    • 県政情報番組
  • やまがた市政の目(第2土曜 9:40 - 9:55)
    • 山形市広報番組
  • やまがたZIP!(第3土曜 9:40 - 9:55)
  • はばたくまちつるおか(第4土曜 9:40 - 9:55)
    • 鶴岡市広報番組
  • ぷにゅん!(不定期放送)
    • 番組案内。
  • ハイパーぷにゅん!(不定期放送)
    • 番組案内。ここ最近放送していない。
  • あなたとYBC(テレビ版)(最終日曜 4:50 - 5:00)
    • 番組批判・意見等を紹介。
  • ぷにゅ★ギャザ(不定期放送)
    • YBCホームページ内で営業している共同購入方式のインターネットショッピングを紹介している番組。

日本テレビ系列の時差ネット番組

他系列の番組

テレビ東京

その他

民間放送教育協会
東北民放テレビ六社会
NNS東北ブロックネット

過去に放送した番組

自社制作番組

YBCがNNNANNのクロスネットだった時期、現在の『YBCストレイトニュース』の枠はNNN昼のニュースに続く形で『山形新聞ニュース』が約5分間放送され、その後ANNニュースライナーが放送されていた。

1983年に放映された『HELLO!マイホーム』(のちに『ハロー!!マイホーム』へ改題)という住宅情報番組(現在の『ハウジング・ロード』にあたる枠)では、YBCラジオで4月 - 9月の期間に放送の綜合放送制作番組『いきいき歌謡ダイアリー』でも使われているポール・モーリア音楽の「雲に想いを」が当時使われていた。

  • ミュージックサロン
放送開始直後の朝一番の番組であったが、クラシック音楽旧式テストパターンの映像(中央に鹿のイラストが添えられ、左上に「山形10・隺岡(鶴岡)1」右下に「YBC山形放送」と書かれているもの)が放送され、実質フィラー的なものだった。これが終わると、山形県の歌「最上川」の合唱であった。

ネット番組(日本テレビ系は除く)

TBS系

※MBS製作番組は腸捻転解消後も資本の関係でYTSに残る番組が数本あり

TUY開局まで【 - 1989年9月】。※は、原則的にTUYへ。
フジテレビ系
YTS開局前【 - 1970年4月】。※のあるものは、過去にYTSで放映され、YTSがネットチェンジしてからSAY開局までの間に再放送という形で放送。
YTSのネットチェンジによるフジ系空白期【1993年4月-1997年3月】に放送されたフジテレビ系番組。
テレビ朝日
1993年4月のYTSネットチェンジまで。※は、原則的にYTSへ。▲印はFNN・ANNクロス時代のYTSから移行された番組
テレビ東京系
その他
NNS東北ブロックネット
  • ツナガッテルかーい!

旧局舎時代(2005年1月14日まで)に放送された日本テレビ系列の番組

◇印はANN脱退後に継続並びに新規で放送された番組、☆印は現在放映中

アナウンサー

男性

かつて在籍していたアナウンサー

男性

女性

地域ニュースの動画配信

山形県内ニュースは「YBC news every.」で放送された分のみを動画配信中(要Windows Media Player、祝日及び土日放送分のニュースは動画・文字配信共になし)。

海外姉妹放送局

YBC グルメ祭り

  • 毎年2月の第2土曜日 - 月曜日の3日間に山形ビッグウイング(山形国際交流プラザ)で県内または県外の美味しい物を一堂に集めた「YBCおいしいものフェア」を開催している。なお、同局の製作番組「ピヨ卵ワイド430」内で考案されたスイーツも登場する。最近では芸能人をゲストとして呼ぶようになった。
  • ゲスト芸能人が参加する時間帯にはテレビ中継も行う。
  • 2015年より「おいしいものフェア」から「グルメ祭り」に名称を変更。

ゲスト芸能人

マスコットキャラクター・キャッチコピー・ロゴ

マスコットキャラクター
  • 局のマスコットキャラクターは『ぷにゅん』。YBCでは長らくマスコットキャラクターは置いていなかったが、2001年1月にYBC開局以来初のマスコットキャラクターとして誕生。これは耳の生えたピンクのボールの様な風貌(任天堂のキャラクター「星のカービィ」に似ている)。ぷにゅん星雲からやって来た変幻自在の軟体生物で、何にでも興味を持つけどいつも失敗ばかりである。また、『ぷにゅんのとっておき!』という、CMタイアップ番組(ある企業の30秒CMの前後に短いオープニングとエンディングを足しただけ。不定期番組?)も放送されている。YBCの中継車には、ぷにゅんがでかでかとプリントされている。また、2018年の65周年に合わせて同局アナウンサー門田和宏が作詩作曲した「ぷにゅんといっしょ」のダンス編の映像の中では踊るぷにゅんが確認できる。
キャッチコピー
  • キャッチコピーは、ぷにゅんの登場以前の1996年4月1日 - 12月31日に「食前食後にYBC」が、1997年1月1日 - 1999年3月31日に「ビシッとYBC」が、1999年4月1日 - 2000年12月31日に「テレちゃう」がそれぞれ使われていた。ぷにゅんの登場に合わせ、2001年1月より「ぴたー」というキャッチコピーを導入し、2002年9月まで使用した(その後3ヶ月はキャッチコピー空白状態)。2003年1月 - 2009年3月31日はCIの導入に合わせて「おもしろ主義るっ!」が使われていたが、2009年4月1日 - 2012年12月31日、2014年1月1日 - に「一緒に歩こ」が使われた。2013年1月1日 - 12月31日は1年限定で開局60周年に合わせて、「ココロつながる」を使用し、ウォーターマークも一新された(ぷにゅんのお腹に60マーク、吹き出しは+で、その下にココロつながるの文字)。
ロゴマーク
  • 現在のロゴ(2003年1月1日 - )は3代目で開局50周年を記念して製作されたもの。Yの字をデフォルメし両翼を広げて羽ばたくイメージをテレビ三原色でまとめたもの。ロゴマークはYの文字を一筆書きで、躍動感と伸びゆく姿を表現している。英文ロゴはソフトな筆記体で親しみやすさを表現している。
  • 1993年1月1日から2002年12月31日まで使用された2代目のロゴは、赤い楕円の上に紫色の文字で「YBC」。

テレビ視聴率

  • 年度視聴率については、1993年度から25年連続で3冠王を達成している[37]。これはキー局を含む全国の民放局で最長記録。2000年代中盤における関東地区等で日本テレビ系列局が不調傾向にあった時代にも、視聴率首位を守っている。

関連企業・団体

社史・記念誌

  • 高橋昭編著『山形放送三十三年誌』 1987年10月発行、659ページ。
  • 山形放送株式会社報道制作本部編集委員会編『YBC 35年のあゆみ』 1988年10月発行、73ページ。
  • YBC五十周年委員会編『山形放送の50年』 2003年10月発行、435ページ。

脚注

注釈

  1. ^ 専用郵便番号が付与される前、当時のテレビ番組のテロップやラジオのタイムテーブルでは「〒990 山形市ハタゴ町 山形放送」と表示されることが多く、実際にそれで郵便物が届いていたという。
  2. ^ 山形放送 代表取締役社長
  3. ^ 山形放送 取締役
  4. ^ 山形放送 代表取締役副社長
  5. ^ 山形放送 監査役
  6. ^ 北海道の民放各局では実際にこの方式が取り入れられていたが、地上デジタル放送が開始された2007年以降は光ファイバー回線に切り替えている。
  7. ^ 例えば、テレビ山口は本社演奏所から送信所まで途中の山にある反射板を介して間接伝送している。
  8. ^ 秋田放送・青森放送も同時刻に放送。
  9. ^ 2015年3月の復活特番以降はYTSがネット。

出典

  1. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2016』コーケン出版、2016年11月25日、252頁。 
  2. ^ 日本民間放送連盟『日本放送年鑑'78』洋文社、1978年12月、136-137頁。 
  3. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑'92』コーケン出版、1992年11月、202頁。 
  4. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2003』コーケン出版、2003年11月、208頁。 
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 出典:『民間放送十年史』(日本民間放送連盟発行)「第2部各社史録」の343頁から349頁の「山形放送」の項。
  6. ^ 出典:1953年10月6日東奥日報朝刊3面記事「ラジオ青森に本免許交付」記事内(同記事内に「山形放送にも本免許交付」の記事あり)。
  7. ^ a b c 会社情報 山形放送
  8. ^ 山形放送株式会社のFM補完中継局に予備免許- 山形県内陸部でAMラジオ放送の難聴が大幅に改善 - - 東北総合通信局、2018年3月30日
  9. ^ ワイドFM 92.4MHz 10月15日村山エリアで正式開局 - 山形放送
  10. ^ 山形放送株式会社のFM補完中継局に免許 - 山形県内陸部でAMラジオ放送の難聴が大幅に改善 - - 東北総合通信局、2018年9月28日
  11. ^ 以前は山形・鶴岡(酒田)・米沢・新庄でそれぞれ周波数が異なっていたが、1989年5月25日に内陸側が、1995年9月18日には庄内側も「918kHz」に統一された。庄内側の周波数統一時は、変更日を周波数にちなんだ9月18日に設定、周波数統一によって、各地域独自のCM等を放送することは困難になった。
  12. ^ 変更直前(日曜深夜の放送終了前)には1時間の特別番組を放送し、生放送で最後のコールサインの読み上げを行った。
  13. ^ 免許の概要 (PDF) - 総務省東北総合通信局・2018年9月28日リリース
  14. ^ 「山形放送の50年」2003年、141頁
  15. ^ 全国朝日放送株式会社総務局社史編纂部編集「テレビ朝日社史・ファミリー視聴の25年」1984年2月、271・272頁。
  16. ^ 『時を刻んで 山形テレビの軌跡~』1987年、293頁
  17. ^ 『福島民報』1970年2月16日 - 6月3日付朝刊、テレビ欄。
  18. ^ 河北新報』1971年8月6日 - 1975年4月4日付朝刊、テレビ欄。
  19. ^ 『日刊スポーツ』1976年1月8日付テレビ欄。
  20. ^ 『日刊スポーツ』1985年9月21日付テレビ欄。
  21. ^ 福島民報』1970年11月6日付朝刊、テレビ欄。
  22. ^ 河北新報』1975年9月2日付朝刊、テレビ欄。
  23. ^ 日刊スポーツ』1975年10月22日付テレビ欄。
  24. ^ 『日刊スポーツ』1976年12月2日付テレビ欄。
  25. ^ 『日刊スポーツ』1985年9月4日付テレビ欄。
  26. ^ 『山形新聞縮刷版平成5年3月号』594頁。
  27. ^ 『日刊スポーツ』1976年12月13日付テレビ欄。
  28. ^ 『日刊スポーツ』1976年6月2日付テレビ欄。
  29. ^ 『日刊スポーツ』1976年12月7日付テレビ欄。
  30. ^ 『日刊スポーツ』1978年5月4日付テレビ欄。
  31. ^ 『日刊スポーツ』1977年10月14日付テレビ欄。
  32. ^ 『日刊スポーツ』1977年9月30日付テレビ欄。
  33. ^ 『日刊スポーツ』1984年12月4日付テレビ欄。
  34. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1986年9月号、学研、81頁。 
  35. ^ 『日刊スポーツ』1977年10月13日付テレビ欄。
  36. ^ 『日刊スポーツ』1985年6月5日付テレビ欄。
  37. ^ http://www.ybc.co.jp/copo/rating/

関連項目

外部リンク