ナースエンジェルりりかSOS

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ナースエンジェルりりかSOS
ジャンル 少女漫画、変身ヒロイン漫画
漫画
作者 秋元康池野恋
出版社 集英社
掲載誌 りぼん
レーベル りぼんマスコットコミックス
発表期間 1995年1月号 - 1996年6月号
巻数 全4巻
アニメ
監督 大地丙太郎
キャラクターデザイン 渡辺はじめ
音楽 光宗信吉
アニメーション制作 ぎゃろっぷ
製作 テレビ東京NAS
放送局 テレビ東京
放送期間 1995年7月7日 - 1996年3月29日
話数 全35話
テンプレート - ノート 
ウィキプロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

ナースエンジェルりりかSOS』(ナースエンジェルりりかエスオーエス)は少女漫画雑誌『りぼん1995年1月号から1996年6月号まで連載されていた秋元康原作、池野恋作画の漫画。またそれを原作とした1995年7月7日から1996年3月29日までテレビ東京系列で放送していたテレビアニメ

テレビアニメ[編集]

放送期間:1995年7月7日から1996年3月29日毎週金曜日18:00〜18:30(全35話)

※1996年3月15日から3月29日までの期間は、ミュージカル第1話から3話までを放送。

大地丙太郎のTVシリーズ初監督作品である。

あらすじ[編集]

森谷りりかは、私立白鳩学園に通うどこにでもいる普通の小学4年生の女の子。10歳の誕生日に、同学園に転校してきたクィーン=アースの戦士カノン(加納望)から「ナースエンジェル」として地球侵略を企むダークジョーカーと戦い、地球を救う「命の花」を探す使命を託される。カノンの助けを得ながらダークジョーカーと戦っていくりりかだが、カノンはその身を黒のワクチンに蝕まれていた。残り少ない緑のワクチンを惜しむカノンは治療を拒否し、命を落としてしまう。

カノンの力を譲り受けた幼馴染の星夜をパートナーに迎え、戦いと命の花探しは続く。そしてダークジョーカーとして甦ったカノンの裏切りに傷つきながらも、すべて消費してしまった緑のワクチンはダークジョーカーから離反したデューイによって1度は補充され、りりかは星夜やデューイの助力のもとダークジョーカーの提督・ブロスを倒す。さらに、ブロスの持つ黒のワクチンの力によって復活させられ操られていたカノンを救い出すことにも成功した。

ところが、デューイがブロスのもとからワクチンを盗み出す際に誤って黒のワクチンをばら撒いてしまった為、ブロスを倒した後もりりかは世界中に蔓延するワクチンが生み出すモンスターたちと戦わなければならなくなった。緑のワクチンがダークジョーカーと戦う度に減る一方で、命の花は見つからない。そんな中で迎えたりりかの11歳の誕生日の前日、カノンに代わってりりか達をサポートする為にやってきたクィーン=アースの第二王女ミミナがりりかの記憶を覗き、驚愕の真実が明らかになる。

遠い昔、りりかの前世である先代のナースエンジェルが、ダークジョーカーに悪用されそうになった命の花を自分の命に封じ込めてしまった。探し求めていた命の花はりりかの命の中にあり、命の花を解放するためにはりりかの命を犠牲にしなければならないのだ。ミミナはカノンとヘレナに全てを伝え、カノンは命の花を咲かせる為に、りりかに遠い昔から定まっていた辛い運命を告げに行く。

大好きな先輩に自分の死を告げられ、「自分の命」と「世界の命」が天秤に掛けられたことで泣き崩れ苦悩するりりかだが、地球と大好きな人達を守るために、彼女は誕生日パーティの後に星夜達の反対を押し切り命の花を復活させ消えていくが・・・。


登場人物[編集]

森谷りりか(もりや りりか)
声 - 麻生かほ里
私立白鳩学園4年B組の明るく元気で優しい女の子。
カノンから地球とクイーンアースを守るために戦い、命の花を探す使命を託される。加納に対して好意を持っているが、星夜のアプローチには極めて鈍感。
加納の死、その後の復活と裏切りを乗り越え、星夜やデューイと共に戦い続ける中で、すべての人々を守りたいという強い使命感を抱くまでに成長していく。
宇崎星夜(うざき せいや)
声 - 石田彰
りりかのクラスメイトで、家が隣同士の幼馴染。自室の窓がりりかの自室の窓と向かい合わせになっている。医者の息子でありながら、血を見るのが苦手。
口達者なお調子者だが、りりかのことが大好き(本人には全く伝わっていない)。
初期は足手まといになることも多かったが、後にカノンの超能力を受け継ぎ、りりかと共にダークジョーカーと戦う。
加納望(かのう のぞむ) / カノン
声 - 菊池英博
クイーンアースからの使者で、ヘレナとは恋仲。ナースエンジェルを目覚めさせるため、ロンドンからの転校生としてりりかの前に現れる。白鳩学園6年生。優秀な美少年で学校の人気者。
りりかと共にダークジョーカーと戦うが、りりかを助けたいと望む星夜に自分の力と役目を託した後に命を落とす。後にダークジョーカーとして復活するが、ブロスに憑依され自我を失った状態でりりか+星夜+デューイの3人と戦った末に元の自分を取り戻した。その後は、クイーンアースに帰還しヘレナの補佐を続けた。漫画では、カノンはあくまでもクイーンアースおよびヘレナ王女の騎士である。
超能力や専用の剣で戦い、そして記憶を消す力を持っている。
水原花林(みずはら かりん)
声 - 鈴木薫
頼りになるりりかの親友。趣味はスポーツマン系の美青年がいる店のリサーチ。
りりかにいろいろアドバイスをし、星夜をからかうことが多いが、星夜のアプローチに鈍感なりりかに呆れ、彼を励ます一面もある。
風見安奈(かざみ あんな)
声 - 仲尾あづさ
大人しく非常におっとりした性格のりりかの親友。アニメでは常に敬語で話す。言葉遣いがたまにズレる。
桑野みゆき(くわの みゆき)
声 - 松岡恵美子
「加納望親衛隊隊長」を務める私立白鳩学園4年A組の生徒。おでこがチャームポイント。大病院ゼネラルホスピタルクワノの院長の娘で、そのことを鼻にかける部分もあるが、本当は忙しい父にかまってもらえないことを寂しく思っている。高飛車な性格で、ライバルのりりかを野蛮人と呼んだりもするが、卑怯なやり方でライバルを蹴落とすようなことはしない毅然とした性格である。
加納に失恋した事で親衛隊を解散してからは、自分を助けてくれたデューイの事が気になっている。
鈴木栄子(すずき えいこ)
声 - 佐藤美佳子
加納望親衛隊隊員のひとり。茶髪で背が低い。加納望親衛隊には多数のメンバーがいることが第1話、第20話などで確認できるが、それ以外のエピソードでは彼女と美子以外のメンバーは登場しない。親衛隊が解散した後も美子と共に、みゆきにはどこまでもついていく。
ミュージカル版では、「杉山栄子(すぎやまえいこ)」だった。
鈴木美子(すずき びいこ)
声 - 渕崎ゆり子
加納望親衛隊隊員のひとり。黒髪で背が高い。親衛隊が解散した後も栄子と共に、みゆきにはどこまでもついていく。
ミュージカル版では「竹田美子(たけだよしこ)」、ノベライズでは「鈴木美子(すずきよしこ)」だった。
森谷一等(もりや かずひと)
声 - 藤原啓治
りりかの父親。植物園で研究員をしている。犬が苦手だったが、りりかにハーブの散歩を押し付けられた甲斐あって克服する。
森谷賞(もりや しょう)
声 - 湯浅香織
りりかの弟。少々生意気であるが、姉よりしっかりした幼稚園児(年長組)。
森谷まどか(もりや まどか)
声 - 天野由梨
りりかの母親。優しくも厳しく、怒ると怖い。
森谷くるみ(もりや くるみ)
声 - 三ツ矢雄二
りりかの祖母。元看護婦。趣味はテレビゲームで、シルバーサッカーチームのキーパーを務めるなど元気のいいおばあちゃん。家族の中で最もりりかと仲の良い人物。
ハーブ
声 - 石田彰
りりかの飼い犬。本来の飼い主は海外に転居したらしく、りりかの家に引き取られる事になる。ダークジョーカーの気配にも敏感で利口な犬。
首輪に英語で「HERB」と名前が書かれていたところから、星夜にはそのままローマ字読みした「ヘーブ」と呼ばれている。第14話から首輪がリボンに変更された。
宇崎宙(うざき そら)
声 - 坂東尚樹
星夜の父親で、宇崎医院の院長。熱心で善良な医者だが、ダークジョーカーの黒のワクチンに冒された人は治せないのでいつも四苦八苦している。
宇崎裕子(うざき ゆうこ)
声 - 冨永みーな
星夜の母親で、いつも息子やりりか達を気遣う優しい女性。
赤瀬川(あかせがわ)
声 - 大林隆之介
宇崎医院に入院する名物患者トリオの1人。
紅葉狩りの名所で天女伝説のある天峰山近くの診療所を皮切りに、入院歴はとにかく凄く長いらしい(第2話では「38年」、第5話では「52年」といった具合に、話数によって自称する入院歴の年数が違う)。
院長よりも院長らしい雰囲気で、通称「院長」。何が原因で宇崎医院に入院しているのかは不明。
西所沢(にしところざわ)
声 - 柏倉つとむ
宇崎医院に入院する名物患者トリオの1人。
通称「詩人」。長髪に着流しのいかにも文学青年といった風貌で、芝居がかった文学的な台詞が特徴的。赤瀬川同様何が原因で入院しているのかは不明。
山崎(やまざき)
声 - 菊池英博
宇崎医院に入院する名物患者トリオの1人。通称「グレート」で、いつもダンベルで身体を鍛えているが、注射が怖い。スポーツマン的で大柄な風貌。豪快で子供っぽい性格。トリオの中で一番病院とは縁がなさそうに見え、どうして入院しているのかは不明。
ヘレナ
声 - 天野由梨
クイーン=アースの第一王女。りりかとは瓜二つ。カノンの幼馴染で恋仲。
自らも病床に伏しながらも、クイーンアースを侵略する黒のワクチンを一人で食い止めている。おとなしそうに見えるが、芯は強い。地球のカノンやナースエンジェルに対しても、テレパシーでサポートをする。
最終回で命の花を開花させるために自らの命を犠牲にしたりりかを救うため、自分の残された力を全てりりかに与えた。これにより、りりかの命は奇跡的に助かることになる。もちろん命の花が開花したことでダークジョーカーは消滅したため、結果として彼女自身も元の体力を取り戻した。
(最終話エンディングで、健康を取り戻した彼女の姿を確認することができる)
ミミナ
声 - 並木のり子
クイーン=アースの第二王女でヘレナの妹。カノンがクイーン=アースに帰還した後、ナースエンジェルのお目付け役として地球に来た。地球では、カノンの妹「加納ミミナ」を名乗る。常に明るく活発な性格。
星夜に惚れ、彼に何度もアタックを仕掛けている。ダークジョーカーとの戦いにおいて、ナースエンジェルのコスプレに身を包んで戦う事があるが、無力(彼女が使用するエンジェルバトンの模造品については、「漫画」の項参照)。
クイーン=アースにおいて唯一「人の心を読む力」を持つ。漫画では治癒能力を持ち、アニメよりも比較的早い段階で地球へ出向きりりかやカノンたちをサポートした。
マルル
声 - 嶋方淳子
ミミナと共に地球にやってきたお付きの妖精。地球人の前ではぬいぐるみの振りをしている。
シオン
声 - 高橋広司
カノンの執事として地球にやってきたクイーンアースの人間。命の花の捜索や、カノンの学校への送迎も行い彼をサポートするが、ケトーの攻撃の前に倒れた。最後までカノンのことを案じていた。漫画には登場していない。
ブロス
声 - 堀川亮
ダークジョーカーを率いるボス。デューイやケトーと比べ体のサイズが一際大きい。また、中性的かつ公家の様な喋り方が特徴。クイーンアースを黒のワクチンの力で壊滅寸前に追い込み、次はその姉妹星である地球への侵略を開始した。自分に忠誠を誓うデューイを捨て駒にし、黒のワクチンによってカノンを復活させたりもした。りりか達によって倒される際、自分の力を全てカノンに与え、カノンは自我を失った状態でりりか達と戦ったが、りりかがカノンを救った事でブロスの力は消滅した。
悪の意識体によって生み出された実体のない怪物のような存在で、黒のワクチンによって生み出された剣や邪悪な力を用いる。ピュアホワイトがいた頃にかつてクイーンアースや地球を襲ったダークジョーカーのモンスターがブロスに酷似しているが詳細は不明。
デューイ
声 - 渕崎ゆり子
ダークジョーカーの一員で、幹部クラスの一人。りりかを倒す為にブロスによって「痛みを感じない身体」にされ、捨て駒として使い捨てられたところをりりかに救われた。
ブロスの館から黒のワクチンを奪い、救援と共にりりかに渡した後、裏切り者としてブロスに追われていた所をりりかと星夜に救われる。以後、りりか達と共にダークジョーカーと戦う仲間となる。ダークジョーカーだった頃はケトーとは対照的に知性派で、嫌味な性格の人物として描写されていた。りりかの仲間になって以後は戦闘時を除き地球人の服で行動し、生活感のある描写も見られるようになった。また言動や表情もダークジョーカーだった頃よりも大人びており、深慮深くなっている。
カノンと同じく超能力、専用の剣を用いて戦う。りりかを「ナースエンジェル」と呼び、なかなか名前では呼ばなかったが…。
ケトー
声 - 石井康嗣
ダークジョーカーの一員で幹部クラスの一人。変装が得意でデューイへの対抗意識が強い。配下のダークジョーカーを使ってりりかを苦しめるが、失敗が重なる。
自分を軽んじたブロスとデューイへの恨みから狂気染みた攻撃をカノンに仕掛け、致命傷を負わせるものの自らも命を落とす。だが、憎しみに囚われた魂だけが残ってしまい、りりかが使用した緑のワクチンに救われ、昇華した。
ナースエンジェルピュアホワイト
声 - 麻生かほ里
かつて、地球でダークジョーカーと戦った「伝説のナースエンジェル」。全宇宙の愛と正義の心を担って誕生した少女。ピンクを基調としたりりかのナースエンジェルと違い、淡い青色が基調の衣装を身に纏い、緑色の目を持つ。
ダークジョーカーの侵攻を止める為に自らの手で命の花を絶滅させ、その種を自らの命に封じ込め、彼女も命の花と運命を共にした。その後、ダークジョーカーの再度の侵攻に伴い森谷りりかとして生まれ変わった。赤瀬川が入院した病院に近い天峰山に伝わる「天女伝説」は、彼女の事を指しているとも解釈できる。
ミミナが覗いたりりかの前世の記憶に現れ、りりかが変身したナースエンジェルとヘレナ王女の力が融合した事で復活した。 その後、命の花を解き放ち眠るりりかを微笑みながら抱き、彼女と共に姿を消した。
「ナースエンジェルピュアホワイト」という名称は劇中では出ておらず、後に竹田裕一郎が伝説のナースエンジェルの公式呼称として一部に公開した。漫画には登場しない。

用語[編集]

緑のワクチン
ナースエンジェルの戦う力の源となるワクチンで、人や植物に活力を与え、黒のワクチンを浄化することができる。
黒のワクチン
ダークジョーカーの力の源となるワクチンで、人や植物を弱らせる。ナースエンジェルには黒のワクチンを緑のワクチンに変える力が備わっているが、その際には激痛に耐えなければならない。
命の花
命あふれる星には必ず存在するとされる薬用植物。緑のワクチンと黒のワクチンは、どちらもこの花を原料にして作られる。
クイーンアースの命の花は全てダークジョーカーに奪われ黒のワクチンにされてしまったため、カノンは地球のどこかにあるはずの命の花を探し求めていた。
植物学者であるりりかの父・一等によれば、すでに絶滅してしまったということだが…。
クイーンアース
地球とは別の宇宙に存在するもうひとつの地球。ヘレナ王女はこの星と命を共有しており、クイーンアースの壊滅はヘレナ王女の死を意味する。

ナースエンジェルのアイテム[編集]

エンジェルキャップ
りりかがナースエンジェルに変身するときに使用するナースキャップ。もともとはヘレナ王女がナースエンジェルを探し出す使命と共にカノンに託したものだったが、カノンはこれをりりかの10歳の誕生日にプレゼントとして手渡した。
変身時に必ずりりかの手元になければならないというわけではなく、第9話では敵に奪われたキャップがりりかの念に反応して彼女の手元に戻るといった描写も見られた。
エンジェルバトン
ナースエンジェルの主戦力となる武器。中に緑のワクチンの入ったカプセルを装着することで、ダークジョーカーを浄化する必殺技「エンジェルシャインスクロール」「エンジェルエイドボムビーム」の発動、黒のワクチンに冒された者や重い怪我や病気を負った者の治癒を行うことができる。緑のワクチンが装着されていない状態でも、バトンの先から光線を放つ「エンジェルビーム」などの技が使用可能だが、威力は緑のワクチン装着時より弱まる。「エンジェル・ビューアップ」「エンジェルシャインスクロール」「エンジェルエイドボムビーム」の台詞にはテロップが入っていた時期があった。
エンジェルハートカルテ
ダークジョーカーや黒のワクチンに冒された者の居場所を突き止めることのできるアイテム。薄型の電子手帳のような形状で、タッチペンで操作する。カノンがダークジョーカーとなった際に、重要な役割を果たすことになる。
メディカルボックス
小型のお医者さん鞄のような形状のアイテムで、大地のエネルギーを注入することにより傷ついた人を治癒したり、植物を芽吹かせたりすることができる。
ナースヒーリングペン
ペン型のアイテムで、軽い怪我や頭痛の治癒ができる。

アニメ製作に関するエピソード[編集]

最終話[編集]

命と引き替えに地球を救うことを決意したりりかと彼女を前に苦悩する人々の姿を描くという最終話の内容決定は、放映当時いじめを苦にした自殺が急増していたことを受けたもので、死を決意した人へメッセージを送るという意図が込められている。[1]アニメディアの企画である「今月の名場面」では150票以上を獲得し1位に輝いた[2]

また、本作はあくまでも完結した内容となっており現時点でOVAなどによる続編、後日談の計画は無いという事、2004年に発売する事になったDVD-BOXに「本編終了から25年後くらいの後日談」のOVAを付属させる計画もあったが結局頓挫してしまったことが明らかになっている。[3]

誕生日[編集]

りりかの誕生日がキーポイントになっているが、8ヶ月の放送期間内で2回の誕生日を迎えているため、どちらが公式の誕生日なのか混乱が起こった。が、後にスタッフが、誕生日は7月7日であるとする公式見解を出した。

他作品におけるパロディ[編集]

以下の作品では、「りりか」からのパロディ・流用に当たる描写が見られる。多くは大地丙太郎などの本作スタッフが関わった作品であるが、同一スタッフが関わっていないにもかかわらずパロディが取り入れられている場合もある。

こどものおもちゃ
本作品の前番組赤ずきんチャチャに登場する「マジカルプリンセス」とナースエンジェルをごちゃ混ぜにしたコスプレに身を包んだ、主人公の紗南が扮する「マジカルエンジェルSANA」が登場する。また、一部の住人や、ウエイター姿で登場するデューイらしき人物(声優は別人)、りりかにそっくりな看護婦が登場するなどの演出がみられる。
セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん
本作品のオープニングやエンディングで使われている一部の描写が、同作のオープニングにおいてパロディとして流用されている。
アニメ版こちら葛飾区亀有公園前派出所
第177話「アニメで儲けろ!」の中で主人公の両津が、乙姫奈々が原作のアニメを勝手に改ざんし、金儲けに利用した。その中で両津が考案したアイデアに、「りりか」における加納の描写を下敷きにしたともとれる“主人公の彼氏が敵に洗脳される”というものがある。また、この回及び第181話「出た!少女漫画刑事」において「りりか」のBGMが流用された。この作品のサブレギュラーである麻里愛の声はりりか役の麻生かほ里が担当しており、「アニメで儲けろ!」にも登場する。前者はこちら葛飾区亀有公園前派出所両さん奮闘編の9巻に、後者は10巻にそれぞれ収録されており、現在でも確認することが出来る。
実写版Ns'あおい
主人公のあおいが勤務する病院に入院する患者の一人がオタク系であり、彼の好きなアニメが「ナースエンジェル」であるという事が、 杉田かおるが扮する同僚のセリフから明らかとなった。但し、そのキャラクターと思しきフィギュアが登場するも本作とは全く別の姿をしている(本当にこの作品を流用したのかは不明)。
僕等がいた
「りりか」と同じく大地丙太郎が監督を務めたこの作品では、本編後に流れるエンディングテーマがいくつか作られ、エピソードの内容に応じたものを使用するという独自の手法が採られた。そのエンディングテーマの一つに「ここにいて(僕等がいたver)」という曲が存在する。これは、「りりか」で第15話に一度だけ流れた挿入歌「ここにいて」に、「僕等がいた」の内容に合わせて一部の歌詞や曲調に若干のアレンジを加えたものであり、ボーカルも森谷りりか役の麻生かほ里が担当した。また、本放送開始前に大地は「『りりかSOS』を見た人なら1.3倍楽しめる」と予告していた。[3]このアレンジヴァージョンは僕らがいたエンディングセレクション 〜『想い』〜に収録されており、初期の製品の歌詞カードにはアレンジヴァージョンではなく、誤って『りりかSOS』で使用された原曲の歌詞が記載されるというハプニングがあった。誤植版の歌詞カードが入っていた場合はマーベラスエンターテイメント(現:マーベラスAQL)の公式ページから正規版を申請することができる。
ハヤテのごとく! トレーディングカードゲーム
第4弾「パジャマ!寝起きで百烈まくら投げ!」に、貴嶋サキがナース服を着た『ナースエンジェルへっぽこサキさんSOS!』というカードが収録されている。服装こそ普通のナース服だが、タイトルは本作品のパロディとなっている。

スタッフ[編集]

  • 原作:秋元康
  • 漫画:池野恋
  • アソシエイツプロデューサー:若菜章夫(スタジオぎゃろっぷ)
  • 演出協力:高橋良輔(あかばんてん)
  • 監督:大地丙太郎
  • キャラクターデザイン/総作画監督:渡辺はじめ
  • 美術監督:小林七郎
  • 撮影監督:羽山泰功
  • 音楽:光宗信吉
  • 音響監督:田中一也
  • プロデューサー:小林教子(テレビ東京)・松下洋子(NAS)
  • 動画チェック:手島のり子、鳥羽厚、朱韋光、片山基成
  • 美術監督補:加藤賢司、高橋久嘉
  • 背景:小林プロダクション
  • 色彩設定:横井正人
  • 色指定:平原加奈、新里美千代、高石峯子、若菜陽子、佐藤秀一
  • 特殊効果:完甘幸隆、岡島雄二、前川孝、村口冬仁
  • 撮影:清水宏泰、風村久生、小林徹、荒川浩介、西山政良、赤沢賢二、筒井義明、長谷川裕、星知良、荒川智志、中富広志、加藤顕、遠藤匠彦、中川晶男
  • 編集:松村正宏、伊藤裕
  • タイトル:マキ・プロ
  • 現像:東京現像所
  • 音響制作協力:ビーライン
  • 音楽協力:テレビ東京ミュージック
  • 音響効果:神保大介(サウンドガーデン)
  • 調整:桑原邦男(ビーライン)
  • キャステング協力:柿原隆之、高倉順子
  • 録音スタジオ:代々木アニメーション学院原宿校スタジオ
  • プロデューサー補:重松征史(スタジオぎゃろっぷ)
  • 制作協力:ゆめ太カンパニーノーサイド、サムタック企画、ダイゾウプロダクション
  • 製作進行:菊川秀夫、山本晴子、高山昌義、小林功治、宮下勇治、香月雅、河村義治、城倉啓二、鮎田善史
  • 広報:門司玲子→神宮綾(テレビ東京)
  • アニメーション制作:スタジオぎゃろっぷ
  • 製作:テレビ東京、NAS

主題歌[編集]

オープニングテーマ
エンディングテーマ
  • 「りりかSOS」(第1話から第23話)歌:麻生かほ里
    作詞:秋元康 作曲:まりちゃんズ 編曲:岩本正樹
  • 「笑顔を忘れない」(第24話から第35話)歌:麻生かほ里
    作詞:有森聡美 作曲:工藤崇 編曲:岩本正樹

放送リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 コンテ 演出 作画監督
1 白き天使舞いおりて 戸田博史 大地丙太郎 伊東芳弘
2 バラの花束は危険な香り 竹田裕一郎 桜井弘明 林明美
3 伝説は遠き星をこえて 面出明美 牛草健 朴致萬
4 小さな友情のはじまり 平見瞠 渡辺純央 鳥羽厚
5 輝くちから失わないで 竹田裕一郎 酒井伸次 朴致萬
6 あこがれは霧の中に 戸田博史 杉島邦久 渡辺はじめ
7 思い出は宝石のひかり 面出明美 岡崎幸男 林明美
8 すれ違いながら微笑んで 平見瞠 桜井弘明 朴致萬
9 光よ本当の顔を教えて 面出明美 山崎茂 鳥羽厚
10 はじめてのとまどい 平見瞠 牛草健 朴致萬
11 いのちの花を求めて 竹田裕一郎 酒井伸次 渡辺はじめ
12 カノン光にまぎれて 戸田博史 岡崎幸男 林明美
13 きずなは戦う力となって 面出明美 杉島邦久 朴致萬
14 星に消えたカノン 平見瞠 渡辺純央 山崎茂 鳥羽厚
15 さよならが言えないまま 大地丙太郎 渡辺はじめ
16 天使の誓い ふたたび 平見瞠 桜井弘明
17 闇にむかう二つの光 面出明美 牛草健 朴致萬
18 天女の祈り赤く映えて 竹田裕一郎 岡崎幸男 林明美
19 よみがえる命の輝き 丸尾みほ 高本宣弘 朴致萬
20 カノンふたたび 戸田博史 山崎茂 片岡恵美子
朱偉光
21 遠ざけられた心 丸尾みほ 杉島邦久 時永宣幸
22 悲しい真実 平見瞠 酒井伸次 朴致萬
23 聖なる願い涙にゆれて 岡崎幸男 林明美
24 デューイ新なる輝き 面出明美 桜井弘明 小西洋子
渡辺はじめ
25 招かれた最後のパーティ 高本宣弘 朴致萬
26 お帰りなさい… 竹田裕一郎 大地丙太郎 牛草健 時永宣幸
27 お騒がせ王女のひとめぼれ 戸田博史 酒井伸次 原憲一
28 ときめくおデコに陽がさして 丸尾みほ 牛草健 吉田健次郎 楠田悟
29 叶えて、小さな願いを 面出明美 岡崎幸男 林明美
30 魔法の靴が走ってた 平見瞠 杉島邦久 朴致萬
31 花林が渡したチョコレート 竹田裕一郎 桜井弘明 竹市真
32 もしかして命の花? 平見瞠 高瀬節夫 亀井隆
33 危険な詩(うた)に笑顔消されて 丸尾みほ 吉田健次郎 森中正春
34 明された最後の運命 平見瞠 桜井弘明 林明美
35 白き天使永遠に 面出明美 大地丙太郎 桜井弘明 和田高明

※ミュージカル放映リストは「ミュージカル」の項目に掲載

放送局[編集]

アニメ関連商品[編集]

CD[編集]

シングル
アルバム
  • ナースエンジェルりりかSOS〜ハート・エイド・ファースト〜(スターチャイルド:キングレコード)
  • ナースエンジェルりりかSOS〜ハート・エイド・セカンド〜(スターチャイルド:キングレコード)

LD[編集]

  • ナースエンジェルりりかSOS 救急箱SET1(キングレコード)
  • ナースエンジェルりりかSOS 救急箱SET2(キングレコード)

DVD[編集]

ナースエンジェルりりかSOS DVD-BOX(SUPER VISION
全7巻。1〜6巻にアニメ本編、7巻にミュージカルダイジェスト版と映像特典を収録。各巻のジャケットは本作のキャラクターデザインを担当した渡辺はじめ監修による、書き下ろし(LD-BOXのものとは異なる、イラストレータ名は未公表)。
各キャラクターの設定画、大地丙太郎・渡辺はじめ・桜井弘明・麻生かほ里によるDVD発売記念座談会を収録したブックレット付。
※初回特典:りりかフィギュア(原型師名は未公表)
※映像特典:ノンクレジットオープニング・エンディング(計4種)
ナースエンジェルりりかSOS DVD(SUPER VISION)
全6巻。製品の仕様はDVD-BOXのディスクと同じ。
ミュージカル、ノンクレジットOP&EDを収録した7巻は未発売。

パソコンソフト[編集]

まるごとナースエンジェルりりかSOS(インナーブレイン
作中の登場人物によるボイスデータ、じゃんけんゲーム、壁紙、スクリーンセーバー、キャラクターアイコン、カレンダーを収録

ノベライズ[編集]

  • 『ナースエンジェルりりかSOS』(集英社コバルト文庫、1995年10月10日刊)
  • 『ナースエンジェルりりかSOS〜緑の光の章〜』(集英社コバルト文庫、1995年1月10日刊)
  • 『ナースエンジェルりりかSOS〜裏切りの天使の章〜』(集英社コバルト文庫、1996年3月10日刊)

いずれも戸田博史著。数字による巻数表示はない。

アニメ第26話までをベースにした内容で、ブロスを倒した段階でダークジョーカーとの戦いが終結するという結末になっている。

巻末にりりかと星夜の家(1巻目)、白鳩学園(2巻目)、ダークジョーカーのアジト(3巻目)の設定資料がコメント付きで掲載されている。

漫画[編集]

  • ナースエンジェルりりかSOS 全4巻(集英社:月刊『りぼん』連載・1996年6月号連載終了)
    • 漫画版の方がスタートした時期が早いが(アニメ版に多大な影響を与えていた模様)、漫画版とアニメ版は一種のメディアミックスの様なもので、ストーリー・設定等に相違点が多い。代表的な例は以下の通り。
ナースエンジェル
漫画では3段階に分けてエンジェルバトンがパワーアップし、必殺技にも「ファイナルエイド・フラッシュ」という最上位のものがある。なお、アニメに登場するエンジェルバトンは漫画の第2段階のもの。
星夜
星夜は漫画ではブーメランを用いて戦い、1度だけクイーンアースの戦闘服を着ていた事もある。
アニメでは星夜の家族は両親しか登場しないが、漫画には美月という名の姉が登場する。
カノン
アニメ版でカノンが着ている白鳩学園の制服は「長袖・長ズボン」だが、漫画では他の男子生徒と同じ「長袖・半ズボン」となっている。
漫画では、加納望の所属学年が小学6年生であることが明示されている。
アニメでカノンが地球で弱っていったのは黒のワクチンに冒されていたことが原因だったが、漫画ではその主たる要因はクイーンアースの人間は地球上ではすぐに弱ってしまうという欠点があるためだった。ただし、ミミナ王女は漫画でもアニメでも例外的に地球の環境にうまく適応していた。
アニメではカノンの家に同居していたのは執事のシオンだったが、漫画ではカノンは「仮の両親」とともに暮らしている。カノンの本当の両親は、クイーンアースで病床に伏している。
ミミナ王女
アニメでミミナ王女が使用するエンジェルバトンの模造品は、漫画でりりかが使用する第1段階のものとデザインが同じである。
ダークジョーカー
漫画には、ブロスの弟・レギが登場する。
デューイは当初アニメのみに登場するキャラクターだったが、アニメで人気が出たため漫画版の後日談である短編「はるかなるクイーン=アース」でカノンの親友という独自の設定で登場することとなった。
その他登場人物
アニメでは安奈は常に敬語で話すが、漫画ではりりかや花林に常体(タメ口)で話している。
アニメでは加納望親衛隊の隊長を務めているのは桑野みゆきだったが、漫画では加納と同学年のみゆきの姉が親衛隊長である。
漫画ではマルルは「命の花探査生物」とされ、カノンと共に地球に来て当初からりりかをサポートする。なお、ミミナが初めて地球に来た時連れていたのは、「クルル」という同種の雌と思しき生物。
作品設定
漫画においては、クイーンアースと地球の命の花はそれぞれ葉の形状が違う。この設定はアニメでも踏襲される予定だったが、最終的にはアニメではどちらの命の花も同じ姿となった。
アニメのクライマックスではりりかの前世であるナースエンジェルピュアホワイトが登場するが、漫画の最終話では「守護神・ナースエンジェル」と呼ばれる巨大な天使が登場し、りりかとヘレナ王女の命を救っている。また、守護神ナースエンジェルはりりかと星夜の幼少時代を舞台とした番外編でも、ふたりの前に姿を現している。

ミュージカル[編集]

本作はテレビアニメの放映と並行して、1995年12月15日から1996年1月7日に銀座博品館劇場において全2幕のミュージカル版を公演していた[4]

これは本作の前々番組「姫ちゃんのリボン」と前番組「赤ずきんチャチャ」が同劇場でミュージカル公演を行っていた形を受け継いだものであり、前2作同様ダイジェスト版がテレビ上で放映された。また、本作で主役を務めた入絵加奈子は、「赤ずきんチャチャ」のミュージカル版でも主役を務めている。

登場人物こそアニメの設定を踏襲しているものの、ミュージカルの千秋楽がアニメ版の最終話よりも前のため、結末が異なっている。

千秋楽には、アニメ版でりりかの声を担当した麻生かほ里入絵加奈子とも親しかった)が駆けつけ、会場が盛り上がった。

あらすじ[編集]

りりかは10歳の誕生日に憧れの先輩・加納から誕生日プレゼント(ナースキャップ)を受け取る。その翌日、彼女は誕生日の記念に星夜とその両親、花林、安奈、更にりりかに誘われた加納と共に、星降り高原のキャンプ場に向かう。

一方、みゆきは執事のシューマッハの情報から加納がキャンプ場へ向かったことを知り、彼の後を追う。

キャンプ場を満喫するりりか達。だが、ダークジョーカーのデューイと、その仲間であり執事のシューマッハとしてみゆきの傍にいたケトーは、りりかの仲間達の欲望を利用し、洗脳してしまう。命の花を探す加納も体力が弱まったところを襲われ人質となってしまう。

ひとり残されたりりかは、ナースキャップを通じて語りかけるヘレナ王女の言葉によって、ナースエンジェルへ変身。加納や星夜達を救うため、ダークジョーカーと戦う。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

  • 原作:秋元康・池野恋(集英社 月刊『りぼん』)
  • 企画:秋元康
  • 演出:青井陽治
  • 音楽:佐橋俊彦
  • 台本・作詞:織田ゆり子
  • 振付:堀内充
  • 美術:二村周作
  • 衣装:宇野善子
  • 音響:大坪正仁
  • 照明:林之弘
  • 歌唱指導:実川俊晴
  • 舞台監督:宮原修一
  • プロデューサー:朝賀定夫(テレビ東京)・樋口正太(博品館劇場)片岡義朗(ASATSU)
  • 製作:テレビ東京、博品館劇場、NAS

テレビ放送版[編集]

アニメ最終話の翌週から3週間にわたり、全3話に再構成されたミュージカルダイジェスト版がテレビ上で放映された。オープニングとエンディングは第2期のものを使用。冒頭のタイトルには「ミュージカル」とテロップで付記され、各クレジットがミュージカルのスタッフ・キャストに変更されている。また、アイキャッチに使用される曲は、第1期のものを使用している。

編集された各所にはナレーションが挿入されており、状況を簡潔に伝えている。ナレーション担当は天野由梨

このダイジェスト版は、本作のDVD-BOX第7巻に収録されている。

ミュージカル放送リスト[編集]

  • ミュージカル第1話 命の花はどこに
  • ミュージカル第2話 ねえ思い出して
  • ミュージカル第3話 いつもそばにいるから

ビデオ編集スタッフ[編集]

  • ビデオ制作:キティエンタープライズ
  • ディレクター:栃谷仁
  • プロダクションマネージャー:江川泉
  • アシスタントディレクター:星野滋延

脚注[編集]

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  1. ^ 本作品のDVD-BOXに付属された「DVD発売記念座談会」より
  2. ^ 『アニメディア』 1996年6月号より
  3. ^ a b 『大地丙太郎Web E.T.T.』BBS(現在一時閉鎖中)による
  4. ^ エターナルファンタジー(ファミリーミュージカル公演情報サイト)より

外部リンク[編集]

テレビ東京 金曜18:00枠
前番組 番組名 次番組
ナースエンジェルりりかSOS