姫ちゃんのリボン
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『姫ちゃんのリボン』(ひめちゃんのりぼん、Hime-chan no Ribon)は、水沢めぐみによる少女漫画作品。またこれを原作にしたテレビアニメ、ミュージカル、および小説。
目次 |
[編集] 概要
漫画は集英社『りぼん』[1]に1990年8月号~1994年1月号まで連載。コミックス全10巻。文庫版全6巻。
小説の著者は山田隆司。集英社のコバルト文庫で発売された。全7巻。
テレビアニメとミュージカルは1992年10月2日~1993年12月24日の間、テレビ東京系列で毎週金曜日18:00~18:30に放映された(後述)。
風立市という街を舞台とする物語であるが、東京都国立市をモデルとしており、国立駅や国立の町並みの描写が見られる作品である。風立中央公園という名前でアニメに登場する噴水のある公園は昭和記念公園[2]がモデルとなっており、主に作品中に登場する噴水をはじめ、初期オープニングに登場するイチョウの並木道等がある。コアなファンのサークル等では、昭和記念公園で集会なども開催される。この作品に登場する風立駅の駅舎は、国立駅の赤い三角屋根の駅舎がモデルになっていた。しかし、この駅舎は、既に解体撤去されており、現存しない。中央線三鷹~立川間の連続立体交差事業に伴い、2006年10月にこの駅舎の供用が停止された。その後解体作業が始まり、2006年12月ごろには姿を消した。なお、この駅舎の主要な部材は、国立市に保管されている。
全体的にハートウォーミング調の質感が漂い、学園ドラマ的要素も大きく、いかにも少女漫画というストーリー展開で『天使なんかじゃない』と並んでりぼんマスコットコミックスの決定版と称される。魔法少女ものの要素も取り入れていることから児童からの支持も大きい。脚本家の三谷幸喜が愛読している他、ベッキーが猛烈なファンである事でも知られる。
りぼん掲載時とコミックス版では、一部が改訂されているのも特徴の一つである[3](このことは、コミックスの原作者によるコラムも書かれている)。また、コミックスとアニメでは中盤からストーリー展開が異なっており、コミックスの番外編として、3年後の姫子の姿(3年前の姫子が3年後へタイムスリップしてくる側の視点)なども描かれている。
また、アニメのBGMがワイドショーなどのBGMに使われることはよくあるが、日本テレビの『ザ・ワイド』では姫子のテーマがオープニングとして毎日使われていた。
[編集] あらすじ
魔法のリボンを貸与された普通の少女・野々原姫子の恋や友情、心の成長を描いた物語。
野々原姫子は風立第一中学校に通うお転婆な中学1年生。所属する演劇部の先輩・支倉浩一に憧れている。支倉先輩の誕生日プレゼントに、受験のお守りを渡そうと考えているが渡せずにいる。先輩の誕生日当日、姫子は偶然見つけた廃屋で隣のクラスの小林大地と出会い、ひょんなことから飛び蹴りをしているところを支倉先輩に見られてしまい、(最悪の)ショックを受ける。
その夜、姫子はおしとやかでかわいい女の子になりたいと願う。そこへ姫子とそっくりな顔をした魔法の国の王女・エリカが現れる。話を聞くと、王家を継ぐための修行として、1年間観察して日記をつけさせて欲しいという。そしてその代わりに、他人に変身できる魔法のリボンを貸してくれる。リボンをつけてみると、小さな頃から持っているぬいぐるみのポコ太が動き出す。そして姫子はおしとやかで女の子らしい姉・愛子に変身する。
姫子は街に出てみると、ナンパ男にしつこく声をかけられる。そんなとき支倉先輩が愛子の姿をした姫子を助けてくれる。憧れの先輩に会えて喜ぶ姫子だったが、間もなく先輩の好きな相手を知ってしまう。
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[編集] 登場キャラクター
- 表記は声 - アニメ版声優/演 - ミュージカル俳優
- 野々原 姫子 (ののはら ひめこ)
- 声 - 大谷育江/演 - 入絵加奈子
- 風立第一中学1年B組。2年の時はC組。演劇部に所属するお転婆な女の子で、たびたび男の子と間違えられる。運動が得意で休み時間には男子に交じってスポーツをするほどである。その反面、家庭的なことは全くの苦手。勉強も苦手でよく赤点を取っている。恋愛には奥手で、なかなか気持ちを素直に伝えることができない。魔法の国の王女・エリカからもらった魔法のリボンを使って他人に変身することができるが、リボンの秘密を他人に知られるとリボンは取り上げられ記憶を消されてしまう(本人は当初そうなることを知らない)。小林大地だけはその秘密を知ることを特例で認められる。リボンで周りに起こるいろいろな問題を解決しようと奮闘するが、問題をさらにややこしくしてしまうことが多い。姫子という名前はお転婆な性格と正反対なものにしようと作者が考えたもの。原作とアニメでは誕生日が異なる。原作では1977年7月30日生まれ。アニメでは1980年1月31日生まれ。
- 小林 大地 (こばやし だいち)
- 声 - 大輝ゆう/演 - 草彅剛
- 風立第一中学1年A組。2年の時はC組。初登場した際には野々原姫子に「タイプじゃない」と言われるが、風立中学校の女子生徒から絶大的な人気を誇る。男子にも嫌われてはいない。学校の中をローラースケートで走り回ったり、授業をサボって旅行に出掛けたり、「風立一中の反逆児」と呼ばれる問題児ではあるが、根は優しく面倒見の良い少年で弟の森太郎やその友達に慕われている。特定の部活動には入っていないが、スポーツ万能でよく運動部の助っ人として呼ばれているようである。勉強も割と得意(特に理科が得意のようだ)。両親は警察官(刑事)。野々原姫子のリボンの秘密を共有することになる。秘密を知ってからは姫子のフォローに回ることも多い。姫子と同じく恋愛には奥手のようである。名前は水泳選手の鈴木大地から取られた。原作とアニメでは髪の色が異なる。作者は大地の性格を考えて白髪にしたが黒髪の方が好きだったため、アニメの設定を決める際には黒髪にしたと言う。原作の誕生日は1977年8月3日。
[編集] 姫子と大地の家族等
- ポコ太 (ぽこた)
- 声 - 伊倉一寿(アニメ版)、宮島里奈(ミュージカル版)
- 姫子が生まれたときから持っている雄ライオンのぬいぐるみ。よくネコやタヌキなどと間違えられる。魔法のリボンをもらった際に、姫子のお供となり自由に動き話せるようになった(ただしリボンを外すとぬいぐるみに戻る)。これをマスコットと魔法の世界では言うが、王妃様に言われたとき姫子はポコ太はマスコットではなく友達と言っている。姫子がリボンをもらう前からの記憶も残っており、姫子を幼い頃からずっと見守ってきた一番の理解者。ドーナツが大好物。名前は作者が子供のころ持っていたぬいぐるみの名前である。姫子が名づけ親。姫子がポコ太と名づける以前の名前はアレクサンドル(姫子の父がつけた)。
- 野々原 愛子 (ののはら あいこ)
- 声 - 白鳥由里/演 - 結城めぐみ
- 姫子の2つ上の姉。私立の名門女子高に通う。仕事で忙しい母に代わり家事を担当している。おしとやかで女の子らしく、姫子にとって憧れの存在でありコンプレックスでもある。のちに支倉先輩と付き合うようになる。テニス部所属。
- 野々原 夢子 (ののはら ゆめこ)
- 声 - 横山智佐
- 姫子の妹。2人の姉とは年が離れている。自分のことを「夢」と呼ぶ。姫子と似て元気な性格。子供らしいストレートな物言いで姫子をよく怒らせている。姫子が夢子の子守りを兼ねて大地の家の近所へ探りに行った際、森太郎と出会い仲良くなる。
- 野々原 太郎 (ののはら たろう)
- 声 - 佐藤政道
- 姫子の父で映画監督。娘達を溺愛していて、心配性なところがある。映画への情熱は強いようで、アニメにおいて姫子が変身した星野まゆりを偽者だと見破る。しかしほうきに乗ったエリカを姫子だと思い込んだり、魔法のパレットで分身したおしとやかな姫子に対しては気づかない。名前は作者が花子の名前を決めた際、「花子には太郎しかない!」と決めたもの。
- 野々原 花子 (ののはら はなこ)
- 声 - 佐々木優子
- 姫子の母で小説家(ミステリー作家)。いつも締め切りに追われている。締め切り前にはスペシャルウルトラ濃いコーヒーを飲む。徹夜することも珍しくないようである。クールな性格だが、娘達のことはよく気にかけている。著作『或る廃屋の謎』が夫の監督で映画化される。名前は「娘の名前が愛(子)、姫(子)、夢(子)と来たので、次は花だろう」と作者が決めた。ちなみに野々原夫妻の設定は作者とその夫をモデルにしているが、漫画家(自分自身)をそのままモデルにするとリアルすぎて描きにくいということで小説家に設定を変更したのだと言う。
- 小林 森太郎(こばやし しんたろう)
- 声 - 高山みなみ
- 大地の弟。誘拐されるが、姫子と大地の活躍によって助け出された。夢子と仲良くなる。優しい男の子。
[編集] 風立第一中学校関係
- 五利 重夫(ごり しげお)
- 声 - 池水通洋
- 姫子たちが2年の時の担任。あだ名は「ゴリ先生」。生活指導担当の厳しい先生だが、生徒を思ってのことである。問題児の小林大地には手を焼いている。オカルト系の怖い話が苦手だが大学時代はUFO研究会に入っていた。美人の奥さんと6人の子供がいる。子供は皆父親似である。他にもアニメオリジナルで工事現場の現場監督の弟や五利によく似た母親が登場した。バレンタインのチョコを42年目ではじめてもらったということから42歳であることが伺える。
- 山下 初音(やました はつね)
- 声 - 井上喜久子
- 姫子たちが2年の時に教育実習生として来た先生。姫子が子供の頃に隣にすんでいて、教育実習生として風立に来たときは家からでは学校が遠いということもあり、姫子の家に下宿する。男子には人気があるが、小林大地と仲良くしていたことが日比野ひかるの感にさわり、生徒と喧嘩してしまう。10年前はゴリ先生の教え子でゴリ先生を見て先生を目指した。姫子には「はつねーちゃん」と呼ばれている。アニメオリジナルゲスト。
- 上倉 一子 (かみくら いちこ)
- 声 - 高山みなみ/演 - 山田千春
- 姫子と同学年で親友の1人。クールな性格だが、好きな人は姫子と愛美だと語るなど友情には熱い。あだ名は「いっちゃん」。弓道部所属。
- 森 愛美 (もり まなみ)
- 声 - 遠藤勝代/演 - 桜井智
- 姫子と同学年で親友の1人。「ミーハーの女王」と言われるほどミーハーな性格で、特にかっこいい男の子については詳しい。しかし一番かっこいいのは姫子だと語っている。のちに高田哲夫に恋心を抱く。料理部所属。
- 高田 哲夫 (たかだ てつお)
- 声 - 真殿光昭
- 小林大地と同学年で親友。あだ名は「テツ」。日曜大工のプロで、大地と姫子が秘密を共有する隠れ家の廃屋をボロボロの状態から修理したのは彼である。授業を抜け出す大地からよく代返を頼まれる。アニメでは剣道部である。恋愛に奥手な大地を心配して助言をする。剣道部所属。
- 支倉 浩一 (はせくら こういち)
- 声 - 草彅剛/演 - 長瀬智也
- 演劇部に所属する姫子の2学年上の先輩。姫子が恋心を抱いている相手だが、彼自身は姫子の姉・愛子に恋心を抱いている。成績優秀で常に学年のトップ3に入るほどの秀才。落ち着いた優しい性格で、男女問わず後輩から慕われている人気があり、支倉が引退した後は支倉目当ての後輩が辞めて部員が4人になってしまった。将来の夢は翻訳家で、のちにアメリカへ半年間の交換留学に行く。アニメでは、1977年10月5日生まれ。
- 聖 結花 (ひじり ゆか)
- 声 - 冬馬由美
- 姫子のクラスに転校してきた小林大地の幼なじみ。大地が下の名前で呼ぶ唯一の女の子。大地のことが好き。6歳まで風立に暮らしていて、その後引っ越した。引っ越した町では友達がうまくつくれずなじめなかった。そのためテレビドラマ出演と歌手デビューが決まり、また新しい世界にいっても馴染めないのではないかと思い、一番楽しかった思い出のある風立に再び戻ってきた。この転校はデビュー前に無理をして転校しただけであり、1ヶ月で今度は仕事をしながらでも学業ができる芸能コースのある学校に転校していった。姫子とは大地のことで対立していたが、後になかよくなり姫ちゃん、結花ちゃんとよびあうようになる。
- 日比野 ひかる (ひびの ひかる)
- 声 - 水原リン/演 - GWINKO
- 姫子と同学年で小林大地ファンクラブ発起人。2年の時はC組。ファンクラブの会長であり会員番号1の持ち主。大地と親しくなった姫子を目の敵にする。自称・学校一の美女で父親は大病院の院長。彼女が言うファンクラブの規則で最も大切なことは「抜けがけ禁止」であるが、実際には彼女自身が最も大地にアプローチをしている。またミーハーなところがあり、アイドルやかっこいい男性に目がない。特に西川ミナト(アニメでは草彅剛)の大ファン。高飛車なお嬢様で利己的な性格だが、どこか憎めない面もある。好奇心旺盛で行動力があり姫子の秘密に勘付く。思い込みが激しく、姫子の秘密を暴けば自分がアイドルになれると考える。足が速い。
- 伊藤 (いとう)
- 声 - 佐藤春日
- 小林大地ファンクラブ会員No.2(副会長)。
- 江藤 (えとう)
- 声 - 横山智佐
- 小林大地ファンクラブ会員No.3(書記)。
- 有坂 静(ありさか せい)
- 声 - 子安武人
- 魔法の国の人々のセイ・アレイを参照。
[編集] 魔法の国の人々
魔法の国の人々の特徴は魔法が使えること・長命・人間界に同じ容姿の人がいることである。
- エリカ
- 声 - 大谷育江/演 - 入絵加奈子
- 魔法の国の王女で姫子と全く同じ容貌をしているが、彼女は髪が長い。王家を継ぐ為の修行の一環として、自分と同じ容姿の野々原姫子を当初は1年間という約束で観察して日記をつけることになる。姫子の不用意なリボンの使い方に、お供のチャッピーとともにいつもハラハラしている。王女らしく気品あふれる性格で、姫子とは正反対におしとやかで落ち着いているが、いざというときの無鉄砲さは姫子と似ている。
- 王様 (おうさま)
- 声 - 峰恵研(アニメ版)、柴田秀勝(ミュージカル版)
- エリカの父。厳しい雰囲気を持つが、エリカに対しては優しい父親な面もある。
- 大王様 (だいおうさま)
- 声 - 北村弘一
- エリカの祖父。穏やかな雰囲気を持つ。魔法の力は王様よりも強い。
- カミル・ランド
- 声 - 大輝ゆう
- 小林大地と全く同じ容貌をしている。ノリが軽くいたずら好きで節操がない性格だが魔法学の成績は良い。人間界での大地と同じように、魔法の国の女の子に人気がある。ロベリアのことが好き。いわゆるトラブルメーカーで作品中番から登場して登場する度にトラブルを起こす。セイ・アレイとは親友である。
- セイ・アレイ
- 声 - 子安武人
- 魔法の国の名家・アレイ家の一人息子でカミル・ランドとはいとこ同士。エリカの婚約者の候補だが、エリカとは子供のころに遊んだぐらいで面識はない。結婚が嫌で人間界に逃げ出し、人間界では「有坂静」と名乗り姫子のクラスに転校してきた。動物(ポコ太含む)を操る魔法が得意。魔法の国ではカミルとともに女の子に人気があり、人間界でも即座にファンクラブが作られるほどに人気が出た。姫子のリボンを奪おうと画策するが失敗し、その後親に勘当されてしまいしばらく人間界に住むこととなる。そのとき、瞬間移動の魔法を封印されて、アニメでは瞬間移動ができたらと嘆くシーンがある。2年の時はC組。病弱でいつも体育の時間は見学しているが、実は単なる運動音痴である。大の高所恐怖症。美形でキザな性格だが何かとドジをする。カミル・ランドを小林大地としてトラブルを起こしたときには大王様がカミル・ランドを読んで怒ったのに対し、セイ・アレイは呼ばれずそれに対しカン太郎は「とっくに見捨てれているざんす」と言われていた。
- カン太郎 (かんたろう)
- 声 - 黒瀬浩二
- セイ・アレイのお供のカラス。ピーナツが大好物。語尾に「ざんす」がつく。セイ・アレイについてなんどか人間界にいっているため、魔法界から人間界に用事があるとよく使いに出される。
- チャッピー
- 声 - 佐藤春日
- エリカに仕える魔法のほうきの女の子。飛ぶことが出来る。思ったことはすぐに口にする性格で、よくエリカにたしなめられている。アニメでは語尾に「サッサー」がつく。
- ピンク
- 声 - 瀬戸智子
- 魔法の国でポコ太が一目惚れしたネコのような姿の女の子。のちに恋人となる。カミル・ランドのトラブルに何度か巻き込まれている。原作では最初姫子・ポコ太からピンちゃんと呼ばれていたが途中からピンクちゃんになり、アニメでは最初はピンクちゃんと呼ばれていたが最終回のみピンちゃんと呼ばれ原作と逆である。
- ロベリア
- 声 - 水原リン
- 日比野ひかると全く同じ容貌をしている。性格はひかるとは違い落ち着いている。アニメでは問題を起こしたカミルの代わりに泣いて謝るなどカミルとは相思相愛の様子。しかしその性格もあって、カミルが他にもたくさんガールフレンドがいて悪いとう理由で距離をおいている。
- レン
- 声 - 三川雄三
- 魔法の国の執事でエリカのお目付け役。大地と同じで原作とアニメでは髪の色が違い原作ではカラーでないのではっきりはしないがベタ塗りなしの白、アニメでは黒色。
- くも助 (くもすけ)
- 声 - 青野武
- タイムトラベルできる魔法の時計。江戸っ子のような話し方をする。
- マッシー
- 声 - 坂本千夏
- いたずら好きな妖精で、王宮の倉庫のような場所に長い間ホッシーとビンに封印されていたが、カミル・ランドが興味本位で開けたため封印が解けて逃げ出した。その後、人間界に現れ、時間を操る魔法が使えいたずらをする。本人達は次はどんないたずらをしようかと言っているためいたずらをしている自覚はある様子。姫子によってパレットに封印されてからはいたずらの罰により姫子の魔法の力になるように王妃に言われる。ホッシーと比べ背中に羽があり、空を飛ぶことができる。魔法のアイテム返還のさいに反省が認められ封印から解放される。
- ホッシー
- 声 - 真城登
- いたずら好きな妖精で、王宮の倉庫のような場所に長い間マッシーとビンに封印されていたが、カミル・ランドが興味本位で開けたため封印が解けて逃げ出した。その後、人間界に現れ、時間を操る魔法が使えいたずらをする。本人達は次はどんないたずらをしようかと言っているためいたずらをしている自覚はある様子。姫子によってパレットに封印されてからはいたずらの罰により姫子の魔法の力になるように王妃に言われる。マッシーと違い背中に羽がないため自分で空を飛ぶことができず、普段はマッシーの尻尾につかまって一緒に飛んでいる。魔法のアイテム返還のさいに反省が認められ封印から解放される。
[編集] その他の人物
- 支倉 えみ (はせくら えみ)
- 声 - 横山智佐
- 支倉浩一の妹。兄を慕っている。
- 谷口 (たにぐち)
- 声 - 長谷有洋
- 三流週刊紙の記者、カメラマン。アニメでは篠山という名前。日比野ひかると共に姫子の秘密を探ろうとする。
- 西川 ミナト (にしかわ みなと)
- 声 - 草彅剛
- 人気のアイドル。アニメではSMAP草彅剛として登場し声優も本人が担当した。
- 星野 まゆり (ほしの まゆり)
- 声 - 小林優子
- 人気のアイドル。アニメでは監督・野々原太郎、主演・星野まゆりの映画が登場する。
- 鬼瓦 権三 (おにがわら ごんぞう)
- 声 - 沢りつお
- 風立の街から電車で3駅先ほどのところに本部のある暴力団・鬼瓦組の組長。聖結花を誘拐しようとする。
- 五利 重美 (ごり しげみ)
- 声 - 天野由梨
- 五利重夫の娘。人間界に落ちたピンクを人形と思い込み所有する。
[編集] 魔法
[編集] アイテム
- 魔法のリボン
- 別人に変身できる。変身している間はペンダントに変化し外せない。ペンダントは、1時間経つ3分前になると音を出して知らせてくれる。破けても1週間程度で元通りになる。何万年も昔から魔法の国に代々伝わるアイテム。アニメでは、エリカが発明したという設定になっている。
- 魔法のキャンディー
- 食べると体を大きくしたり小さくしたりできる。漫画のみの使用。アニメでも最終回で泉に封印されたアイテムのひとつとして登場している。
- 魔法のパレット
- 二人に分身できる。妖精の力を借りると時間を操ることもできる。*アニメのみ。
- 魔法の日記帳
- 文字を書き込むと互いの日記帳に自動的に翻訳された文字が浮かび上がり、チャットや交換日記のようなことが出来る。*アニメのみ。
- 魔法の羽根ペン
- 魔法の日記帳とセットのペン。妖精の力を得てからは空を飛べるようになり、ポコ太や姫子が乗り物として使うようになる。姫子が乗るようになったのは後述の秘密のハートタクトで小さくなれるようになって以降だが、ポコ太はアイキャッチやオープニングでわずかだがペンに乗りながら飛んでいるシーンがある。妖精の力を得ていこう意思を持ちポコ太の顔にいたずら書きをしたりするようになる。*アニメのみ。
- 秘密のハートタクト
- 「ドラえもん」の「ビッグライト」や「スモールライト」のように何でも大きくしたり小さくしたりできる。*アニメのみ。
[編集] 呪文
- 「パラレル・パラレル・○○にな~れ」
- リボンを付けて唱えると人間界に存在する人になら誰にでも1時間だけ変身出来る。1時間たつと一生元には戻れない。姫子が死亡することで元の姿に戻ることができる。日比野ひかるが、「パラレル」を「パラソル」に聞き間違えた。
- 「ルレラパ・ルレラパ・元の姿にな~れ」
- リボンでの変身を解く呪文で、最初に姫子が変身から戻ろうとした時、「ルレラパ」を「レルラパ」と間違えた。
- 「アレアレ・ホレホレ・ナンジャラホイ・ポコ太よ元に戻れ」
- セイ・アレイのポコ太にかけた眠りの魔法を解く呪文。
- 「ラランパ・ルルンパ・ロンパッパ・ラリルレルララ・時間よ元に戻れ」
- エリカの止めた時間を元に戻す呪文。
- 「ランパラル・ロンパラル・リラリララリル・ラリラルパ・ルリラルパ・ルレラロリン」
- 秘密の隠れ家にある開かずの間を開ける呪文。姫子は最後の「ルレラロリン」を「ルレロラリン」と言い間違えたことがある。※漫画のみでの呪文。
- 「ティンカ・ティンク・ティンクル・ティンクル・二人にな~れ」
- パレットで分身するときの呪文。分身したもう一人の姫子は体力と知力と性格が半分になる。言い換えると、性格は姫子とは正反対におしとやか、運動は苦手で家庭的なことは得意である。名前を呼ばれ「はい」と返事すると魔法が強制解除され、返事をした側に融合される。*アニメのみでの呪文。
- 「スィンカ・スィンク・スィンクル・スィンクル・一人にな~れ」
- パレットでの分身を解く呪文。*アニメのみでの呪文。
- 「トップ・ス・オール・時間よ止まれ」
- パレットで妖精の力を借りて、時間を止める呪文。あまり長い時間は止められない。*アニメのみでの呪文。
- 「バース・リ・オール・時間よ戻れ」
- パレットで妖精の力を借りて、時間を過去に戻す呪文。あまり長い時間は戻せない。*アニメのみでの呪文。
- 「グランデ・グラージ・大きくな~れ」
- ハートタクトで物体を大きくする呪文。*アニメのみでの呪文。
- 「ジーラグ・デンラグ・元の大きさにな~れ」
- ハートタクトで大きくなった物体を元のサイズに戻す呪文。*アニメのみでの呪文。
- 「ピッコリ・ピッコラ・小さくな~れ」
- ハートタクトで物体を小さくする呪文。*アニメのみでの呪文。
- 「ラコッピ・リコッピ・元の大きさにな~れ」
- ハートタクトで小さくなったモノを元のサイズに戻す呪文。*アニメのみでの呪文。
以上で姫ちゃんのリボンに関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 書誌情報
- 単行本
- りぼんマスコットコミックス
- 1991年4月刊行 ISBN 4-08-853561-8
- 1991年9月刊行 ISBN 4-08-853580-4
- 1991年12月刊行 ISBN 4-08-853590-1
- 1992年4月刊行 ISBN 4-08-853606-1
- 1992年8月刊行 ISBN 4-08-853623-1
- 1993年1月刊行 ISBN 4-08-853645-2
- 1993年7月刊行 ISBN 4-08-853674-6
- 1994年2月刊行 ISBN 4-08-853714-9
- 1994年6月刊行 ISBN 4-08-853737-8
- 1994年12月刊行 ISBN 4-08-853770-X
- 文庫本
- 集英社文庫(コミック版)
- 2003年1月17日刊行 ISBN 4-08-618004-9
- 2003年1月17日刊行 ISBN 4-08-618005-7
- 2003年3月18日刊行 ISBN 4-08-618006-5
- 2003年3月18日刊行 ISBN 4-08-618007-3
- 2003年5月16日刊行 ISBN 4-08-618008-1
- 2003年5月16日刊行 ISBN 4-08-618009-X
- 小説
- 『ロマンチック・ストーリー 姫ちゃんのリボン1』 1993年2月3日刊行 ISBN 4-08-611727-4
- 『ロマンチック・ストーリー 姫ちゃんのリボン2』 1993年5月1日刊行 ISBN 4-08-611750-9
- 『ロマンチック・ストーリー 姫ちゃんのリボン3』 1993年9月3日刊行 ISBN 4-08-611780-0
- 『ロマンチック・ストーリー 姫ちゃんのリボン4』 1993年12月3日刊行 ISBN 4-08-611804-1
- 『ロマンチック・ストーリー 姫ちゃんのリボン5』 1994年4月1日刊行 ISBN 4-08-611841-6
- 『ロマンチック・ストーリー 姫ちゃんのリボン6』 1994年7月1日刊行 ISBN 4-08-611873-4
- 『ロマンチック・ストーリー 姫ちゃんのリボン7』 1994年10月1日刊行 ISBN 4-08-614004-7
[編集] テレビアニメ
テレビ東京系列で1992年10月2日から1993年12月3日までの毎週金曜日18:00~18:30に放映された。全61話。2005年よりアニメ版のDVD-BOXが全3セット構成で発売されている。原作は姫子の恋愛を中心に一つの繋がったストーリーであったが、アニメでは原作を基本としつつも物語の中盤からは原作ではあまり描かれなかった姫子の家族やクラスメイトたちとの短いエピソードが中心となっている。また原作では変身しない場面で変身するほか、オリジナルの魔法アイテムを登場させるなど、魔法少女、シチュエーション・コメディとしての要素が原作よりも色濃く出ている。
第13・14話で6人時代のSMAPが登場し、本人役として声の出演もした。ただし、セリフがあるのは草彅剛のみで、その他の5人はセリフは無い。
[編集] スタッフ
- 企画 - 片岡義朗
- 演出協力 - 高橋良輔
- 監督 - 辻初樹
- シリーズ構成 - 山田隆司
- 脚本 - 山田隆司、戸田博史、金春智子、高橋良輔 ほか
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 渡辺はじめ
- 演出 - 辻初樹、桜井弘明、高本宣弘、まついひとゆき、赤根和樹 ほか
- コンテ - 辻初樹、桜井弘明、高本宣弘、赤根和樹、ときたひろこ、まついひとゆき ほか
- 美術監督 - 小林七郎
- 撮影監督 - 羽山泰功
- 音楽 - 川井憲次、鈴木豪、PROJECT MOONLIGHT CAFE
- 録音演出 - 若林和弘
- プロデューサー - 清水睦夫(テレビ東京)、松下洋子(NAS)、若菜章夫(スタジオぎゃろっぷ)
- アニメーション制作 - スタジオぎゃろっぷ[4]
- 製作 - テレビ東京、NAS
[編集] 主題歌
歌手は全てSMAP
- オープニング曲
- エンディング曲
- オープニング映像は大きく分けて2種類あり、第1話~第31話と第32話から第61話の2種類ある。
- さらに細かく分けると本放送の前期(第1話~第31話)のオープニング映像については、第1話と第2話放映分で、大地と姫子の自転車二人乗り(ハブ乗り)の場面が存在したが、以降放映分については当該場面が差し替えられた。当該画面の差し替えにあたって、第3話~第7話までは暫定的に第3話と第4話の本編カットが挿入され、第8話から姫子が一人で自転車に乗っている場面になった。LDでは差し替え版しか収録されていなかったが、DVD-BOXでは二人乗りOPが収録されている。なお、本放送で暫定の差し替え版が第3話~第7話までであることは複数の証言があるが、DVD-BOXでは第1話~第2話は自転車二人乗り版で、第3話~第8話が暫定の差し替え版、第9話から自転車一人乗り版に切り替わっている。違いの理由は未詳。
[編集] 放映リスト
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- これらの話の中45話・46話・51話・52話・56話・57話は総集編である
- 第60話では大地の転校(後に帰ってくる)・エリカの王位継承試験の合格・魔法アイテムの返還・ポコ太のその後・姫ちゃんの大地への気持ち・姫子からの視聴者への投げかけなどがあり実質的な最終回といえる内容になっている。
※最高視聴率 - 14.6% 平均視聴率 - 11.4%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)
[編集] メディア化
- 1993/1/21に姫ちゃんのリボン 音楽篇が発売している。ED曲は未収録
- 1993/11/26から全3巻となる姫ちゃんのリボンスペシャルセレクションが発売とレンタルが開始された。収録されたのは原作に忠実な1話・2話・5話・6話・9~12話・15~18話だけであり、長らく他の話数は見ることができなかった。各巻4話収録。
- 1994/12/16と1995/1/21に二回に分けてLD-BOXが発売される。前述の用に二人乗りのOPシーンは差し替えられておりこれでは見ることができない。
- 2005/6/29と9/28と12/21にDVD-BOXが発売された。
- 2008年5月から毎月3巻ずつ(全11巻で最終月のみ2巻)発売とレンタルが開始され、放映終了から約15年経ってやっと手軽に見れるようになった。各巻6話収録で4巻・8巻~11巻は5話収録。
[編集] ミュージカル
1993年12月3日から1993年12月26日まで東京都中央区の博品館劇場で公演された。テレビアニメの放映終了後、アニメと同じ時間帯で1993年12月10日から1993年12月24日まで3週に渡って同ミュージカルのダイジェスト版が放映された。アニメで支倉浩一を演じたSMAPの草彅剛が小林大地を演じ、TOKIOの長瀬智也が支倉浩一を演じた。2008年現在ビデオ化されておらず視聴は困難である。
また、12月24日に放送された第3話「ずっと友達だね」のエンディングの後に、姫ちゃんとポコ太の挨拶がある。
[編集] スタッフ
[編集] キャスト
- 野々原姫子・エリカ - 入絵加奈子
- 小林大地 - 草彅剛
- 支倉浩一 - 長瀬智也
- 日比野ひかる - GWINKO
- 野々原愛子 - 結城めぐみ
- 上倉一子 - 山田千春
- 森愛美 - 桜井智
- ポコ太(声のみ) - 宮島里奈
- 国王(声のみ) - 柴田秀勝
- 森山 - 荒川亮
- アンサンブル
- 森山聡
- 斎木としや
- 内田和也
- 阪上麻人
- 福永敬洋
- 金宮良枝
- 粟園真弓
- 玉置千砂子
- 野口真佐代
- 白石陽子
[編集] 放映リスト
- 第1話 「違う私になれたら」
- 第2話 「HIMITSUの罠」
- 第3話 「ずっと友達だね」
[編集] 日本国外への展開
姫ちゃんのリボンは、コミック、アニメ共に、海外でその翻訳版が出版、又は放送されている。
[編集] 海外版コミック
- 翻訳版コミック出版国
台湾(中華民国)、タイ、中国(中華人民共和国)、韓国
各国でのタイトル、出版社等は次のとおり
| 国名 | 翻訳版コミックのタイトル | 出版社 | 言語 |
|---|---|---|---|
| 台湾 | 緞帶魔法姫 | 大然文化事業股份有限公司 | 繁体字中国語 |
| 台湾 | 窈窕魔法姫 | 力群出版社 | 繁体字中国語 |
| タイ | HIMECHAN'S RIBBON | Tuttle-Mori Agency,Inc. | タイ語 |
| 中国 | 緞帯魔法少女 | 新疆少児出版社 | 簡体字中国語 |
| 韓国 | 마법의 리본(魔法のリボン) | 鶴山文化社 | 韓国語 |
[編集] 海外版テレビアニメ
- アニメ放送実績国
台湾(中華民国)、イタリア、スペイン、トルコ、香港、タイ
- イタリア版
海外のアニメ放送実績国の中では、イタリアのものがよく知られている。作品名のほか、オープニング・エンディング曲等は独自のものに差し替えられている。イタリアでは、1996年7月からCanale 5(カナーレ5、メディアセット傘下)[5]で放送された。なお、第56話「思い出プレイバック」、第57話「ちょっとだけ恋の予感」及びミュージカルは、イタリアでは放送されていない。すなわち、日本版(オリジナル)では、アニメ61話、ミュージカル3話で全64話であったのに対し、イタリア版では全59話であった。また、日本版(オリジナル)では、姫ちゃんとエリカは同じ声優(大谷育江)が演じているが、イタリア版では異なる声優(Himi:Elisabetta Spinelli、Erika:Federica Valenti)が演じているという違いもある。
- イタリア版タイトル:UN FIOCCO PER SOGNARE,UN FIOCCO PER CAMBIARE
- イタリア版のオープニング・エンディング曲:Un fiocco per sognare, un fiocco per cambiare(作詞:Valeri Manera、作曲:Franco Fasano、歌:Cristina D'Avena(クリスティーナ・ダヴェナ))
-
- イタリア版の登場人物の名前
イタリア版では登場人物の名前は、次のように変更されている。
| 日本版の名前 | 日本版の名前の英語表記 | イタリア版の名前 |
|---|---|---|
| 野々原姫子(姫ちゃん) | Himeko Nonohara(Himechan) | Himi |
| エリカ | Erika | Erika |
| ポコ太 | Pokota | Pokotà |
| 小林大地 | Daichi Kobayashi | Dai-Dai |
| 野々原愛子 | Aiko Nonohara | Annie |
| 野々原夢子 | Yumeko Nonohara | Jucci(又は、Yucci) |
| 野々原花子 | Hanako Nonohara | Alina |
| 森愛美 | Manami Mori | Monica |
| 上倉いち子(いっちゃん) | Ichiko Kamikua(Icchan) | Isabel |
| 日比野ひかる | Hikaru Hibino | Ilaria |
| 支倉浩一 | Kouichi Hasekura | Hermes |
| 有坂静/セイ・アレイ | Sei Arisaka/Sei Alley | Simone/Sei |
| チャッピー | Chappy | Scopina |
- 香港版
香港では、1996年に無線電視翡翠台(翡翠テレビ)で放送された(本放送1996年8月30日から11月24日まで)。
- 香港版タイトル:百變小姫子
[編集] 番組の変遷
| テレビ東京系 金曜18時00分枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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姫ちゃんのリボン
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