必殺仕掛人
| 必殺仕掛人 | |
|---|---|
| ジャンル | 時代劇 |
| 放送国 | |
| 制作局 | 朝日放送、松竹 |
| 監督 | 深作欣二 三隅研次 松本明 ほか |
| 原作 | 池波正太郎『仕掛人・藤枝梅安』より |
| 脚本 | 池上金男 國弘威雄 安倍徹郎 ほか |
| プロデューサー | 山内久司・仲川利久(朝日放送) 櫻井洋三(松竹) |
| 出演者 | 林与一 緒形拳 山村聰 中村玉緒 津坂匡章 野川由美子ほか ナレーター・睦五郎 |
| オープニング | 作曲:平尾昌晃「仕掛けて仕損じなし」 |
| エンディング | 山下雄三「荒野の果てに」 |
| 第1話 - 5話 | |
| 放送時間 | 土曜22:00 - 22:56(56分) |
| 放送期間 | 1972年9月2日 - 9月30日 |
| 第6話 - 最終回 | |
| 放送時間 | 土曜22:00 - 22:55(55分) |
| 放送期間 | 1972年10月7日 - 1973年4月14日 |
| ドラマ |
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関連項目
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『必殺仕掛人』(ひっさつしかけにん)は、朝日放送(ABC)と松竹の共同制作により1972年9月2日から1973年4月14日にかけて、毎週土曜日にTBS系列(現在とネットワーク編成が異なる)で放映された時代劇。全33話。
人足口入稼業の音羽屋半右衛門を元締に、浪人剣客の西村左内、針医者の藤枝梅安の仕掛人(殺し屋)チームが金をもらい、人でなしどもを抹殺していく。
目次 |
[編集] 概要
必殺シリーズの第1作目である。
本作は『仕掛人・藤枝梅安』とその基になった短編「殺しの掟」(短編集『殺しの掟』に収録)を原作としている。『仕掛人・藤枝梅安』は当時連載が始まったばかりで、テレビ放送と平行して原作が書かれるという一種のメディアミックスの様相を呈していた。そのため、彦次郎や小杉十五郎が登場しないなど、実際の『仕掛人・藤枝梅安』とは異なる部分も多い。むしろ『殺しの掟』の登場人物である西村左内・音羽屋半右衛門・岬の千蔵に藤枝梅安が加わった形になっている。逆に音羽屋半右衛門が、本作の人気を受けて後に『仕掛人・藤枝梅安』でレギュラー化するということも起こった。
本作は、当時人気時代劇であった『木枯し紋次郎』に対抗すると同時に、新しい時代劇を作るというコンセプトの下に作られており、金をもらって人を殺す者達を主人公とする、当時としては異例な作品であった。これらの取り組みは功を奏して視聴者に受け入れられ、以後必殺シリーズとして長く続くこととなる。
以後のシリーズ作品は3作目の『助け人走る』を除いて完全なテレビオリジナル作品であるが、その登場人物や殺し技は、西村佐内や藤枝梅安など、本作の登場人物の色を受け継いでいる。
[編集] 製作背景
当時、時代劇はフジテレビの『木枯し紋次郎』が躍進しており、朝日放送はその対抗策として池波正太郎作品を原作とした番組企画を立てる。これは池波の短編『殺しの掟』『おんなごろし』を基に「闇の殺し屋たち」を主役にした時代劇ドラマであった。当時のテレビ時代劇では勧善懲悪が基本であり、金をもらって人を殺す側が主人公というのは異例であった。チーフプロデューサーの山内久司の回想によれば、交渉のため、この企画を池波に話した際、「あんた、よくあんなものをテレビで流そうなんて考えたな」とあきれたように言われたという[要出典]。また、原作自体もこの時点ではパイロット版に近い状態であり、作品としての『仕掛人・藤枝梅安』は確固としたものでは無かった。このため、原作は『仕掛人・藤枝梅安』としつつも、登場人物は『殺しの掟』がベースとなっており、その登場人物である西村左内、音羽屋半右衛門、岬の千蔵に、連載を始めたばかりの原作から主人公の藤枝梅安を加えた構成となっている。以上の事由により、『必殺仕掛人』に限り、西村左内が主人公として扱われた。
企画段階では、当時の時代劇製作を主導していた東映と、ほとんど時代劇製作の経験が皆無であった松竹に企画書を送り、コンペを開いた。実際、プレゼンテーションも、手馴れていた東映に対し、松竹はテレビ部の1人しか来ないという状態であったが、山内は新しい時代劇を作るというコンセプトの下、松竹を選んだという。実際にコンペ前日に山内と松竹のスタッフで話し合い談合を行なっていた。[1]。
キャスティングでは、山内がホームドラマの要素を入れたいと考えており当時ホームドラマで活躍していた人物が検討された。藤枝梅安には新国劇で活躍した緒形拳が起用され、音羽屋半右衛門には、当時のホームドラマで父親役を数多く演じ、人気の高かった山村聰を迎えた。しかし、西村左内は当初予定していた竹脇無我が断ったために、剣劇俳優であった林与一が選ばれた。これら草案(竹脇・緒形・山村)は、コンペの前から山内と松竹で既に決められていた。
この後、第1話の完成後に当時の関東地区ネット局であったTBSが放送反対を表明するなどの問題に見舞われたが、1972年9月2日、無事放送開始にこぎつけた。
周りの予想に反し、革新的なコンセプトの『必殺仕掛人』は大きな支持を得て、高視聴率を叩き出した。特に当時のTBS系列は、『8時だョ!全員集合』を代表として土曜のゴールデンタイムが非常に強く、土曜22時の本作は、それをさらに確固なものとする。また、対抗相手であった『木枯し紋次郎』にも視聴率で勝り、マスコミは「必殺に殺られた紋次郎」と書きたてた[要出典]。当初2クールの予定であった本作は、2カ月延長されて最終回を迎え、以後必殺シリーズとして、長く続くこととなる。
放送終了後には、映画が3作作られており、特に2作目の『必殺仕掛人 梅安蟻地獄』以降は小杉十五郎が登場し、林与一が演じている(詳しくは映画版を参照)。
[編集] 登場人物
[編集] 仕掛人
- 西村佐内
- 妻子持ちの浪人。辻斬りで生計を立てていたが第1話で音羽屋に仕掛人としてスカウトされる。
- 真面目な性格の人物で、何より家族を第一に考えている。気負ったところのない人物で釣りをしていることが多いが、一皮向けば熱い性格が見え隠れする。元々横暴な上役を斬ったことが脱藩した理由である。自分の生き方に悩むことが多く、理想に燃える人物と出会うとそれが標的であっても感化されてしまう。
- 仕掛人稼業で得た報酬は、必要な分を除き、全ておくらに預けている。妻子には剣道場で師範代のアルバイトをしていると嘘をついている。
- 『殺しの掟』の登場人物だが、ほぼドラマオリジナルのキャラクターである。
- 藤枝梅安
- 表向きは腕のいい針医者として、裏では仕掛人として有名な男。音羽屋以外にも様々な元締の依頼を受けて仕掛けを行っている。
- 原作『仕掛人・藤枝梅安』の主人公であり、基本的な設定は踏襲されているが、原作よりも欲望に忠実で明朗快活な人物として描かれる。社会の構造を熟知しており、義憤にかられ物事の全貌を見誤りやすい左内によく忠告をする。
- 仕掛人としての腕は一流でプライドも高い。自分の武器である針で相手を仕留めることを譲らず他の得物を使うことを嫌う。
- 音羽屋半右衛門
- 表稼業は口入屋、裏稼業は仕掛人の元締をしている男。
- 人当たりのいい初老の人物で、面倒見も良く様々な人から信頼されている。かつては自身も仕掛人で、その失敗により島送りにされた過去がある。裏稼業の元締であるが「世のため人のためにならない奴だけを殺す」という強い信念を持っており、梅安や佐内からも強く信頼されている。相手が大物でも自分の信念は曲げず、大胆不敵な行動を取ることもある。裏の仕事で得た多額の報酬は、蘭学医など社会の役に立つ人に寄付されており、手元にはほとんど無い。
- 基本的に殺しはしないが、かつて自身が仕掛人だったこともあり、仕込み竿を持っている。第1話など自分で殺しを行うことも稀にだがある。
- 原作ではパイロット版の『殺しの掟』などに登場する元締で『仕掛人・藤枝梅安』の登場人物では無かったが、後に本作の人気を受けてレギュラー化している。
- 岬の千蔵
- 半右衛門の部下で密偵。
- お調子者で女好きの男。そのため、梅安とは気が合い行動を共にすることが多い。密偵としてはとても優秀で、かつては盗賊だったらしく、屋根裏に忍び込んだり、伝馬町の牢破りをしたりしている。血を見るのが嫌いで仕掛人にはならない。
- 千蔵としての役は本作限りであるが、演じた津坂は以後もおひろめの半次や油紙の利吉として同様のコンセプトの役を演じた。
- 櫓の万吉
- 半右衛門の部下で密偵。千蔵の弟分。
- 真面目な性格の青年。左内への連絡役などで登場することが多い。千蔵と同じく密偵として様々な任務をこなすが、彼と異なり、失敗することが稀にある。
- おくら
- 半右衛門の妻。
- 夫想いの良妻。裏稼業に直接関わることは少ないが、知ってはいる。
[編集] その他レギュラー
- 西村美代 / 西村彦次郎
- 西村佐内の妻子。
- 最終話で左内の裏稼業を知らされるが受け入れ、夫と共に江戸を旅立つ。
- おぎん
- 第1話の標的の愛人。梅安は仕掛けのために彼女に近づくが、標的の暗殺後もそのまま関係を持ち続ける。
- 第24話でたまたま仕掛人の存在を知り、一儲けするために自称仕掛人となる。しかし、しょせん素人のために問題を起こし、事態を知った梅安と千蔵が陰でフォローする。その時、梅安が仕掛人であると知ってしまい、梅安に記憶を消すツボを刺されるが、効き目が強すぎたため、梅安の正体だけではなく梅安のこと自体を忘れてしまう。以後は登場しない。
[編集] その他
- 神谷兵十郎
- 第21話と第30話に登場する浪人。
- 藩が取り潰しとなり浪人となるが、貧乏ながらも最愛の妻と仲慎ましく生きていた腕の立つ剣客。梅安の殺しを目撃したことが縁で半右衛門に仕掛人としてスカウトされる。当初は断るも新たな奉公先を得るのに必要な支度金を得るため、回数限定で仕掛人となる。しかし、最初の標的が妻の密会の相手であり、標的と妻を斬って行方不明となる。
- 第30話で酒浸りの落ちぶれた姿となって再登場する。半右衛門が裏の仕事で溜め込んであろう大金を狙う悪党・四つ玉の勘次(米倉斉加年)に雇われ、半右衛門を斬りつけ重傷を負わせる。最期は、半右衛門とおくらの夫婦愛を目の当たりにし、半右衛門に感謝の言葉を残して刺殺される。
- 演じた田村高廣は後に『助け人走る』の主演として中山文十郎を演じる。
[編集] 殺し技
- 西村左内
- 刀で相手を斬り殺す正当な殺陣。殺す前に笹笛を吹き、自ら「仕掛人 西村左内」と名乗りあげるのが特徴。なお、笹笛は精神を落ち着かせるためと説明されている。
- 第17話において、刀が使えず、三味線の撥で相手の首筋を斬っている。これは後に『暗闇仕留人』の糸井貢を始め、何人もの登場人物の殺し技として定番化している。
- 藤枝梅安
- 表稼業の治療用の物より大きめの鉄針で、悪人の首筋や眉間を刺す。
- 悪人を殺すばかりでは無く、相手を記憶喪失にしたり(第24話)、悪人に責め殺された仲間の心臓を蘇生させたりもする(第30話)。
- 音羽屋半右衛門
- 悪人に直接手を出すことは少ないが、仕掛人時代の武器の短刀、針を仕込んだ煙管(第14話)、釣竿の柄の仕込み匕首(第5・14話)、護身用の短筒(第33話)を使用して、殺しを行った。
[編集] キャスト
林と緒形は、初期はクレジットの順番が逆になることもあった。
- 西村左内 - 林与一(第21、23、24、27、28、30-32話除く)
- 藤枝梅安 - 緒形拳
- 岬の千蔵 - 津坂匡章(第3、12、13、19、25、26、28、29、31-33話除く)
- 櫓の万吉 - 太田博之(第4-8、12、16、19-24、32話除く)
- 西村美代 - 松本留美(第1-5、7、8、10、14、18、20、25、33話)
- 西村彦次郎 - 岡本健(第1-5、7、8、10、13、14、18、20、25、33話)
- お初 - 西山恵子(第1、2話)
- おぎん - 野川由美子(第1、2、10、18、24話)
- おくら - 中村玉緒(第1、2、4、5、7、14、15、22、30、33話)
- 音羽屋半右衛門 - 山村聰(第10、12、19、25、28、31話除く)
- ナレーション
[編集] 主題歌
なお、第1-5話までは曲のみが用いられており、山下による歌が入ったのは6話以降である。この曲のみバージョン、BGMは「必殺!」として、以後シリーズに何度も用いられており、シリーズ全体のテーマとして扱われている(詳しくは当該項目を参照)。本作でも「必殺!」以外にもアレンジされたBGMがいくつか用いられている(「仕掛針」「仕掛人梅安」など、タイトルはいずれも後に発売されたサントラから)。
[編集] スタッフ
- 制作:山内久司、仲川利久(朝日放送)・櫻井洋三(松竹)
- 脚本:池上金男、國弘威雄、安倍徹郎、山田隆之、石堂淑朗、早坂暁、松田司、山崎かず子、本田英郎、池田雄一、鈴木安、津田幸夫
- 音楽:平尾昌晃
- 監督:深作欣二(第1、2、24話)、三隅研次、大熊邦也、松本明、松野宏軌、長谷和夫
- 制作協力:京都映画株式会社(現・株式会社松竹京都撮影所)
- 制作:朝日放送、松竹株式会社
[編集] 放映リスト(サブタイトルリスト)
| 話数 | サブタイトル | 放映年月日 | 脚本 | 監督 | ゲスト | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 仕掛けて仕損じなし | 1972年 9月2日 |
池上金男 | 深作欣二 | 室田日出男、浜田寅彦、高品格、富田仲次郎、 梅津栄、岩尾正隆 |
冒頭のシーンのみ原作からの引用 |
| 2 | 暗闘仕掛人殺し | 9月9日 | 國弘威雄 | 美川陽一郎、遠藤辰雄、木村元、伊吹新吾、白木万理 | 原作付きエピソード | |
| 3 | 仕掛られた仕掛人 | 9月16日 | 安倍徹郎 | 三隅研次 | 小池朝雄、弓恵子、十朱久雄、茶川一郎、大塚吾郎 | |
| 4 | 殺しの掟 | 9月23日 | 池上金男 | 大友柳太朗、河津清三郎、金田龍之介、亀石征一郎 | 原作付きエピソード | |
| 5 | 女の恨みはらします | 9月30日 | 大熊邦也 | 草薙幸二郎、宮口二朗 | ||
| 6 | 消す顔消される顔 | 10月7日 | 山田隆之 | 松本明 | 三國連太郎、石山律雄、西沢利明 | |
| 7 | ひとでなし消します | 10月14日 | マイク眞木、中尾彬、五味龍太郎 | |||
| 8 | 過去に追われる仕掛人 | 10月21日 | 安倍徹郎 | 大熊邦也 | 戸浦六宏、東野孝彦、伊達三郎 | |
| 9 | 地獄極楽紙ひとえ | 10月28日 | 山田隆之 | 三隅研次 | 神田隆、小堀明男、剣持伴紀、笹原玲子、江波多寛児 | |
| 10 | 命売りますもらいます | 11月4日 | 國弘威雄 | 松野宏軌 | 園井啓介、唐沢民賢 | |
| 11 | 大奥女中殺し | 11月11日 | 磯村みどり、国景子、藤尾純、園田裕久 | |||
| 12 | 秋風二人旅 | 11月18日 | 安倍徹郎 | 三隅研次 | 天知茂、小林昭二、原健策、近江輝子、小柳圭子 | 原作付きエピソード |
| 13 | 汚れた二人の顔役 | 11月25日 | 山田隆之 | 松野宏軌 | 安部徹、内田朝雄、尾崎奈々、酒井修、 堀勝之祐、千葉敏郎 |
|
| 14 | 掟を破った仕掛人 | 12月2日 | 石堂淑朗 | 大熊邦也 | 下條正巳、伊藤孝雄、小坂一也、梅野泰靖 | |
| 15 | 人殺し人助け | 12月9日 | 山田隆之 | 松本明 | 津川雅彦、赤座美代子、渚まゆみ、 寺島達夫、田端猛雄 |
|
| 16 | 命かけて訴えます | 12月16日 | 早坂暁 | 大熊邦也 | 松橋登、梓英子、林ゆたか、左時枝、志乃原良子 | |
| 17 | 花の吉原地獄の手形 | 12月23日 | 松田司 | 松野宏軌 | 加藤嘉、住吉正博、八木孝子、大村文武、 西山辰夫、森章二 |
|
| 18 | 夢を買います恨みも買います | 12月30日 | 國弘威雄 | 長谷和夫 | 近藤正臣、森田学哉、玉生司郎、黛康太郎、酒井靖乃、藤田恵美子 | |
| 19 | 理想に仕掛けろ | 1973年 1月6日 |
山田隆之 | 松本明 | 佐藤慶、珠めぐみ、村上冬樹、小林勝彦、勝部演之、大橋壮太 | |
| 20 | ゆすりたかり殺される | 1月13日 | 安倍徹郎 山崎かず子 |
松野宏軌 | 松山省二、高野真二、玉川長太 | |
| 21 | 地獄花 | 1月20日 | 安倍徹郎 | 三隅研次 | 田村高廣、外山高士、金井由美、浮田左武郎、波田久夫 | |
| 22 | 大荷物小荷物仕掛の手伝い | 1月27日 | 本田英郎 | 長谷和夫 | 藤原釜足、浜田晃、小谷野美智子、如月寛多、池田忠夫 | |
| 23 | おんな殺し | 2月3日 | 山田隆之 | 松本明 | 加賀まりこ、木田三千雄、天田俊明、野口ふみえ | 原作付きエピソード |
| 24 | 士農工商大仕掛け | 2月10日 | 池田雄一 | 深作欣二 | 堺左千夫、雪代敬子、梅津栄(2回目)、小堀明男、木村元 | |
| 25 | 仇討ちます討たせます | 2月17日 | 國弘威雄 鈴木安 |
松野宏軌 | 御木本伸介、二本柳俊衣、有馬昌彦、青山良彦 | |
| 26 | 沙汰なしに沙汰あり | 2月24日 | 本田英郎 | 長谷和夫 | 柳沢真一、平井昌一、青柳三枝子、江角英明、伊達三郎(2回目) | |
| 27 | 横をむいた仕掛人 | 3月3日 | 石堂淑朗 | 大熊邦也 | 河原崎長一郎、穂積隆信、大月ウルフ、神田隆(2回目) | |
| 28 | 地獄へ送れ狂った血 | 3月10日 | 安倍徹郎 | 松野宏軌 | 林隆三、島田順司 | 原作付きエピソード |
| 29 | 罠に仕掛ける | 3月17日 | 津田幸夫 | 長谷和夫 | 榊原るみ、石川博、田口計、加賀ちか子、加賀邦男、 松本敏男、森章二 |
|
| 30 | 仕掛けに来た死んだ男 | 3月24日 | 早坂暁 | 大熊邦也 | 田村高廣(2回目)、米倉斉加年、水谷貞雄、石堂淑朗 | |
| 31 | 嘘の仕掛けに仕掛けの誠 | 3月31日 | 國弘威雄 鈴木安 |
長谷和夫 | 井上孝雄、万里昌代、小島三児 | |
| 32 | 正義にからまれた仕掛人 | 4月7日 | 山田隆之 | 松本明 | 伊藤雄之助、嵐圭史、佐々木愛 | |
| 33 | 仕掛人掟に挑戦! | 4月14日 | 國弘威雄 | 三隅研次 | 三津田健、新田昌玄、浜田寅彦 |
[編集] 放送自粛エピソードについて
『必殺仕掛人』では下記4作品が放送自粛により再放送を見合わせられることが多い。
- 4話「殺しの掟」
- 西村左内が登場した同名の原作をベースにした作品。再放送では長らく自粛されていたが、その内容については明確にされてこなかった。DVD『必殺仕掛人』上巻ブックレットには、この直前にテレビ放送されていた『鬼平犯科帳』において当該エピソードが既に使用されており、二重使用を考慮して自粛した旨が記載されている。
- 21話「地獄花」
- 本作も放送自粛作品として、長らく再放送では日の目を見なかったエピソード。オー・ヘンリー『賢者の贈り物』をベースにしたテレビオリジナルのストーリー。再放送が自粛されてきた理由について、DVD『必殺仕掛人』中巻ブックレットでは「最後に妻を斬った、本作のゲストキャラクター・神谷兵十郎の理由に対するフォローがないから」という旨の説明がなされている。
- 24話「士農工商大仕掛け」
- 理由不明。
- 28話「地獄へ送れ狂った血」
- 原作のエピソード「梅安晦日蕎麦」の映像化であるが、闇に葬むる城主の異常に残忍な性格を、「遺伝(血筋)による精神障害」としているため、再放送の際に、放送局によっては自主規制によりこの回を放送しないことがある。
- ただし、原作は2010年現在も発売され(文庫版第1巻に収録)、本編はDVD『必殺仕掛人』BOX下巻、『必殺仕掛人』(単品)VOL.8に収録されており、特に封印されているという事実はない。2006年のテレビ埼玉での再放送(6月15日)では放送されている一方、2007年のWOWOW、2012年のテレビ埼玉での再放送では自粛された。
[編集] 放映ネット局
- 系列は放送当時のもの。
| 放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 近畿広域圏 | 朝日放送 | TBS系列 | 制作局 |
| 関東広域圏 | 東京放送 | 現:TBSテレビ | |
| 北海道 | 北海道放送 | ||
| 青森県 | 青森テレビ | NETテレビ系列 TBS系列 |
[2] |
| 岩手県 | 岩手放送 | TBS系列 | 現:IBC岩手放送 |
| 宮城県 | 東北放送 | ||
| 秋田県 | 秋田放送 | 日本テレビ系列 | |
| 山形県 | 山形放送 | ||
| 福島県 | 福島テレビ | TBS系列 フジテレビ系列 |
|
| 新潟県 | 新潟放送 | TBS系列 | |
| 長野県 | 信越放送 | ||
| 山梨県 | テレビ山梨 | ||
| 富山県 | 富山テレビ | フジテレビ系列 | |
| 石川県 | 北陸放送 | TBS系列 | |
| 福井県 | 福井テレビ | フジテレビ系列 | |
| 静岡県 | 静岡放送 | TBS系列 | |
| 中京広域圏 | 中部日本放送 | ||
| 島根県 →島根県・鳥取県 |
山陰放送 | 第3話までの放送エリアは島根県のみ 第4話から相互乗り入れに伴い鳥取県でも放送[3] |
|
| 岡山県 | 山陽放送 | 当時の放送エリアは岡山県のみ[4] | |
| 広島県 | 中国放送 | ||
| 山口県 | テレビ山口 | TBS系列 フジテレビ系列 NETテレビ系列 |
|
| 徳島県 | 四国放送 | 日本テレビ系列 | |
| 愛媛県 | 南海放送 | ||
| 高知県 | テレビ高知 | TBS系列 | |
| 福岡県 | RKB毎日放送 | ||
| 長崎県 | 長崎放送 | ||
| 熊本県 | 熊本放送 | ||
| 大分県 | 大分放送 | ||
| 宮崎県 | 宮崎放送 | ||
| 鹿児島県 | 南日本放送 | ||
| 沖縄県 | 琉球放送 |
[編集] 映画版
| 必殺仕掛人 | |
|---|---|
| 監督 | 渡邊祐介 |
| 脚本 | 渡邊祐介 安倍徹郎 |
| 製作 | 織田明 |
| 出演者 | 田宮二郎 高橋幸治 山村聰 野際陽子 川地民夫 津坂匡章 |
| 音楽 | 鏑木創 |
| 編集 | 寺田昭光 |
| 配給 | 松竹 |
| 公開 | |
| 上映時間 | 87分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 次作 | 必殺仕掛人 梅安蟻地獄 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| 必殺仕掛人 梅安蟻地獄 | |
|---|---|
| 監督 | 渡邊祐介 |
| 脚本 | 宮川一郎 渡邊祐介 |
| 製作 | 織田明 |
| 出演者 | 緒形拳 山村聰 林与一 松尾嘉代 津坂匡章 佐藤慶 |
| 音楽 | 鏑木創 |
| 編集 | 寺田昭光 |
| 配給 | 松竹 |
| 公開 | |
| 上映時間 | 91分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 前作 | 必殺仕掛人 |
| 次作 | 必殺仕掛人 春雪仕掛針 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| 必殺仕掛人 春雪仕掛針 | |
|---|---|
| 監督 | 貞永方久 |
| 脚本 | 安倍徹郎 |
| 製作 | 織田明 |
| 出演者 | 緒形拳 林与一 山村聰 岩下志麻 夏八木勲 高橋長英 |
| 音楽 | 鏑木創 |
| 編集 | 太田和夫 |
| 配給 | 松竹 |
| 公開 | |
| 上映時間 | 89分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 前作 | 必殺仕掛人 梅安蟻地獄 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| IMDb | |
テレビシリーズの終了後、3作が制作され、松竹系にて公開された。
- 必殺仕掛人
- 1973年6月9日公開
- テレビシリーズの大人気を受けて制作された劇場版仕掛人第1作。各種設定はテレビシリーズを元にしている。注目点は主人公2名、梅安と左内のキャストが変更されていることで、梅安は田宮二郎、左内を高橋幸治が演じている。半右衛門はテレビ版と同じく山村聡が演じた。原作「おんなごろし」と短編「梅雨の湯豆腐」をミックスしたストーリー。なお梅安が結果的に手に掛けることになる実の妹・お吉について、原作・テレビ版とは異なり梅安が自分の妹だと最後まではっきり悟らないといったアレンジがなされている。
- 必殺仕掛人 梅安蟻地獄
- 1973年9月29日公開
- 第1作の好評を受けて制作された劇場版第2弾で原作「梅安蟻地獄」の映画化。観客の要望によりメインキャスト2人がテレビシリーズの緒形拳、林与一に戻された。原作「梅安」で活躍した浪人剣士、小杉十五郎がついに映像作品初登場。そのため西村左内は登場せず、林が十五郎を演じている。また前作やテレビシリーズのキャストにはなかった、梅安の妾おもんも登場。後述の次作ともにひろみどりが演じた。仇役の佐藤慶と小池朝雄が、狡猾な悪役・伊豆屋長兵衛とその弟・山崎宗伯をそれぞれ好演。
- 必殺仕掛人 春雪仕掛針
- 1974年2月16日公開
- 仇役に岩下志麻を迎えて制作された、劇場版仕掛人第3作にして最終作。原作「春雪仕掛針」の名を冠しているが、原作の内容とは全く違うオリジナルストーリーである。前作「梅安蟻地獄」に続いて梅安=緒形、十五郎=林、半右衛門=山村のキャスティング。
[編集] スタッフ
- 製作:織田明
- 原作:池波正太郎
- 脚本:安倍徹郎、渡邊祐介(第1作)/宮川一郎(第2作)/安倍徹郎(第3作)
- 音楽:鏑木創(メインテーマ原曲:平尾昌晃)
- 監督:渡邊祐介(第1作、第2作)/貞永方久(第3作)
[編集] 註
- ^ 『必殺を斬る~必殺シリーズをめぐる13の物語~』
- ^ 1975年3月まではJNNには番販で加盟していた。
- ^ 但し、鳥取県ではBSSやABCなどと通じて第1話から視聴可能だった。
- ^ 香川県では周辺局で視聴可能だった。
[編集] 関連項目
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