楽しんご

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楽しんご
本名 佐藤 信吾(さとう しんご)[1]
生年月日 1979年3月15日(35歳)[1]
出身地 日本の旗 日本神奈川県横浜市[2]
血液型 O型[2]
身長 186cm[1]
方言 なし(共通語
芸風 漫談コント
事務所 ワイルドシングケイダッシュステージフリーよしもとクリエイティブ・エージェンシー東京吉本
活動時期 2006年 -
過去の代表番組 エンタの神様
爆笑ピンクカーペット
あらびき団
他の活動 整体師

楽しんご(たのしんご、1979年昭和54年)3月15日 - )[1]は、日本のお笑い芸人整体師

来歴[編集]

芸能界デビュー前[編集]

神奈川県横浜市保土ヶ谷区に生まれる。素人時代から『笑っていいとも!』やワイドショーの再現ドラマ等多数のテレビ番組に出演していた。高校時代に出演した『嗚呼!バラ色の珍生!!』(日本テレビ)では風見慎吾(現・風見しんご)と共演し「Wシンゴ」と称されたこともある。また、関ジャニ∞がやっている「ジャニ勉」という番組で、村上信五と一緒にドドスコなどをやりWシンゴとここでもいわれた。

中学時代に、なよなよした立ち居振る舞いから不良グループに目を付けられていじめに発展。その内容は、金銭を要求されて、それが出来なければカッターで唇を切られたり(その時の傷は卒業アルバムでも確認できる。後に手術によってこの傷は無くなっている)、焼却炉で熱せられた鉄の棒を胸に押し付けられる(その時の傷は今も残っている)といった苛烈なもので、友達やクラス全体からも無視されていた。自殺目的でリストカットを何度か行った。一方、両親には心配を掛けまいといじめのことは黙っており、リストカットの傷を隠す包帯も学校で怪我をしたとごまかしていた。この辛い過去を明かした理由として、自分のギャグを見て笑っている自分と同じ境遇にあっている子に、親や先生等の大人に相談して自分みたいになって欲しくないという思いが込められている。また、学生時代には女装するために公衆トイレで化粧をしたこともあった[3]

俳優時代[編集]

いじめっ子を見返す目的で高校生の時から様々なオーディションに応募していたが、卒業後は石油会社に就職した。そして夜はゲイバーでもアルバイトをしていた。更には、完全に女性になりすましてキャバクラにも勤務し、その店のナンバーワンにまで登りつめたこともあった。五反田と横浜のキャバクラを掛け持ちし、五反田では「あや」、横浜では「トメ子」の源氏名で働いていた[4]

20歳の時にアクション系俳優事務所の「ワイルドシング」に所属し、Vシネマなどに出演。アクション映画『龍王 獣たちの掟』の「福建省から来た不法入国者」役、北朝鮮拉致された宇宙人役など演じていた[5]。当初は本名の「佐藤信吾」名義で活動していたが、後に「可愛玲(かわい れい)」に改名している[6]。その後も日本人の役が貰えず、また男性的な演技も苦手で、映画「殴者」の撮影中に監督の須永秀明から「ガキがすねてるんじゃねえんだぞ」と叱責され、焦っていたときに見た、オリエンタルラジオの「武勇伝」のネタに衝撃を受け、お笑い界を志す[7]

お笑い芸人時代[編集]

2006年、ピン芸人「しんご☆くん」としてケイダッシュステージ所属。命名は事務所の先輩にあたるはなわである。同年、事務所ライブである「裏ケイダッシュライブ」にて舞台デビュー。

2007年に『エンタの神様』の打ち合わせの現場で、番組プロデューサー五味一男によりすぎはら美里と出会い、「姉弟」という設定で番組内での限定ユニット「Mint姉弟」(ミントきょうだい)を組み、「乙女な弟」としてボケを担当。「僕、やっちんちん」というフレーズで人気を博し、同番組に6回出演。なお、Mint姉弟としては、2009年中にはM-1グランプリ出場や、テレビショッピング専門チャンネルQVC出演などの活動もある。活動は順調であったが、体調を崩し、しばらく休業する[7]

2008年中にケイダッシュステージを退社、フリーで活動。同時に「画数がいい」という理由で芸名を「しんご」に改名。その後、2009年に入ってからは「楽しんご」の名前でテレビ、ライブ等に出演している。R-1ぐらんぷり2009では3回戦まで進出(この時は「しんご」の名前で出場)。2009年6月から「あらびき団」に定期的に出演する様になったのを機によしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属した[7]

2010年7月19日、お笑いフェス「LIVE STAND 2010」のKAWAKI-MON STAGEにて、「あらびき団ダンスフェス in LIVE STAND」で優勝したことで、『あらびき団』以外の露出が増加。直後にはオリコン調べによる「第2回ネクストブレイクを期待するお笑い芸人」アンケートで3位に選ばれる[8]

R-1ぐらんぷり2011で準決勝進出。

2011年6月15日、女性エンターテインメント集団あやまんJAPANとのコラボユニット「楽しんごとあやまんJAPAN」による楽曲「ドドスコぽいぽいのうた」(ダウンロード配信のみ)で歌手デビュー[9]。同年7月期のTBS系金曜ドラマ美男ですね』で連続ドラマデビュー[10]

2011年12月1日に発表された『2011ユーキャン新語・流行語大賞』で、彼のギャグ「ラブ注入」がトップテン入りを果たした。

人物[編集]

身長186cm、体重67kg[1]左利きである。横浜市立坂本小学校、同市立保土ヶ谷中学校を卒業。読売テレビアナウンサー山本隆弥は小学校・中学校の後輩である[11]。高校は厚木高等専修学校の服飾科を卒業した。中学3年生まで合唱ソプラノだった[12]

整体師としての活動として、神奈川県横浜市で整体院の店長をしていた経験も持つ。その後、東京都世田谷区に「癒しんご&勝田整体治療院」というお店を開業し、2011年には神奈川県川崎市中原区に移転した。2012年5月1日には名古屋店をヒルトン名古屋に開業している。「日本エステティック協会認定フェイシャルエステティシャン」の民間資格があり、日本痩身医学協会、手技療法研究会のそれぞれの会員でもある[13]。また他の副業では、2013年5月に焼肉店「美味しんご」を東京都新宿区歌舞伎町にオープンしたが、コストを度外視した無謀な価格設定により採算が取れないという理由で、開店からわずか3か月の同年8月末に閉店している。

趣味は健康料理作り、音楽鑑賞映画水泳サラ・ブライトマンの大ファンであり、2008年の来日公演を日本武道館にて鑑賞。

一時は女性に興味が無い旨を語っていたが[14]、後に自ら否定している[15]。このため、元相方の公開告白をしたが、すぎはらに断わられている。

問題発言・不祥事[編集]

2013年1月3日、フリーアナウンサーの千野志麻が死亡事故を起こした際に、Twitterにて「チノパンがかわいそう」と発言した。その後、不謹慎だと指摘されたため前述の発言を削除したが、「しんご反省しまちゅ」等の発言をさらに行ったため、Twitter上で炎上した[16]

2013年7月21日、自宅マンションの浴室で元付き人の男性の顔・腹を複数回殴り軽傷を負わせたとして、2014年1月14日、警視庁傷害容疑で書類送検された。

芸風[編集]

主に乙女キャラクターになってコントなどを演じる。主に高い声と低い声を合わせたネタが得意。「Mint姉弟」時代は、ボケネタを披露した後に「やっちんちん」というセリフを発するのが定番だった。

「楽しんご」になってからのネタには、「東幹久が言いそうなセリフ」を低い声で言ったなどの後に、高い声になり「ドドスコスコスコ(3回繰り返し)、ラブ注入」(この時に胸の前で手でハートマークを作る)とセリフを発しながら踊るというパターンがある。他に、低い声でドスの効いたようなセリフを発した後に「あん♥」と乙女キャラに転じるなどの芸もある。なおこれに際して、「ラブ注入」はすぎはらが使っていたギャグであると自ら言っている[17]

出演[編集]

テレビ[編集]

現在の出演
過去の出演

俳優・素人時代に出た番組

インターネット[編集]

映画[編集]

Vシネマ[編集]

  • 映画夢広場(2000年)
  • 龍王・獣たちの掟(2001年) - 劉歌明 役
  • 荒ぶる魂たち(2002年)
  • カタナーマン(2006年) - おかまサイボーグ・ズー1号 役

フィルム[編集]

  • 波線のマリス(2000年)最終審査6人まで残る

テレビドラマ[編集]

雑誌[編集]

ラジオ [編集]

CM[編集]

ゲーム[編集]

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

発売日 作品名 最高順位 認定 アルバム
オリコン[19] Hot 100
[20]
RIAJ
DL[21]
2011年6月15日 ドドスコぽいぽいのうた (楽しんごとあやまんJAPAN) 21 ぽいぽい
"—"はチャート圏外、チャート対象外の何れかを意味する。

ミュージック・ビデオ[編集]

ビデオ 監督
2011年 ドドスコぽいぽいのうた 不明[22]

映像作品[編集]

情報 オリコン
順位
[23]
売上
2011年 楽しんご❤ DVD みんなの疲れを癒しんご

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e “芸人データ”. お笑いライブTEPPEN. http://www.kaleidoline.jp/teppen/comedians/03sa/02shi/shingo.htm 2010年9月16日閲覧。 
  2. ^ a b “プロフィール”. 公式ブログ「楽しんごの みんなにラブ注入」. http://tano.laff.jp/about.html 2010年9月16日閲覧。 
  3. ^ 真紀和泉 (2011年2月6日). “【エンタがビタミン♪】楽しんごが中学時代のイジメについて涙の告白。” (日本語). TechinsightJapan. 東京都: メディアプロダクツジャパン. http://japan.techinsight.jp/2011/02/tanosingo-kinsuma-ijme.html 2011年2月11日閲覧。 
  4. ^ TVでた蔵 「2011年9月13日放送 笑ってていいとも!」(2013年6月24日閲覧)]より。
  5. ^ 「よしもとスタイル」楽しんごインタビューより
  6. ^ 佐藤信吾改め可愛玲” (日本語). ワイルドシング (2014年). 2011年2月11日閲覧。
  7. ^ a b c 「楽しんご♥【お笑い界の押さえドコ】整体師とオネエの顔を持つ乙女系ピン芸人」、『日経エンタテインメント!』第14巻第17号、日経BP社、2010年10月、 pp.131。
  8. ^ ネクストブレイクを期待するお笑い芸人、1位ピース” (日本語). オリコンキャリア. オリコン (2010年9月29日). 2010年10月2日閲覧。
  9. ^ 森田真帆 (2011年6月15日). “楽しんごがあやまんJAPANとコラボ!「ドドスコぽいぽいのうた」で日本中の子どもにラブ注入!?” (日本語). シネマトゥデイ. 東京都. http://www.cinematoday.jp/page/N0033066 2011年6月16日閲覧。 
  10. ^ “楽しんご「美男ですね」で連ドラデビュー!” (日本語). SANSPO.COM. 東京都: 産経新聞社. (2011年6月11日). http://www.sanspo.com/geino/news/110611/gnf1106110504001-n1.htm 2011年6月29日閲覧。 
  11. ^ 山本隆弥(ytvアナウンサー)『山本隆弥の出発進行!!』2011年12月9日投稿
  12. ^ “『エンタの神様』HP→「エンタ大百科」→「Mint姉弟」→「2007年4月28日 ONAIR」→「Talk Repoat」”. 日本テレビ. http://www.ntv.co.jp/ 2010年9月16日閲覧。 
  13. ^ “楽しんごがマッサージをする店「癒しんご」が大盛況!予約方法も紹介!”. 無制限99円取り放題. (2010年). http://202.221.143.116/tv-text_2887.html?uid=NULLGWDOCOMO 2010年9月16日閲覧。 
  14. ^ GyaO!『面接王DX part2』2006年9月8日配信分、若林正恭との会話より。
  15. ^ “楽しんご玉砕、元相方に公開告白も…”. サーチナ. (2010年). http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1229&f=entertainment_1229_005.shtml 2010年12月30日閲覧。 
  16. ^ 楽しんご、死亡事故に関する書き込み削除も「しんご反省しまちゅ」で炎上 J-CAST 2013年1月3日
  17. ^ 瑛里 (2010年12月30日). “おネエ芸人楽しんご、女性に真剣プロポーズ。その結果は?” (日本語). TechinsightJapan. 東京都: メディアプロダクツジャパン. http://japan.techinsight.jp/2010/12/tanoshingo-propos.html 2010年12月31日閲覧。 
  18. ^ 【電撃乙女部】オトメイトの乙女向けミステリーAVG『バクダン★ハンダン』に楽しんごさんがキモかわマスコット役で登場!?”. 電撃オンライン. 2012年2月20日閲覧。
  19. ^ 楽しごのCDシングルランキング” (日本語). オリコン芸能人事典. オリコン. 2011年2月23日閲覧。
  20. ^ JAPAN Hot 100” (日本語). ビルボード. 2011年2月23日閲覧。
  21. ^ 最新の音楽配信チャート” (日本語). RIAJ有料音楽配信チャート. 日本レコード協会. 2011年4月18日閲覧。
  22. ^ ドドスコぽいぽいのうた” (日本語). 楽曲関連情報. スペースシャワーTV (2011年6月22日). 2011年8月5日閲覧。
  23. ^ 楽しんごのDVD売り上げランキング” (日本語). オリコン芸能人事典. オリコン. 2011年8月19日閲覧。

外部リンク[編集]