三重県
みえけん 三重県 | |||
---|---|---|---|
伊勢市にある皇大神宮(内宮) | |||
| |||
国 | 日本 | ||
地方 | 東海地方、近畿地方 | ||
団体コード | 24000-1 | ||
ISO 3166-2:JP | JP-24 | ||
面積 |
5,774.48km2 (境界未定部分あり) | ||
総人口 |
1,721,312人[編集] (推計人口、2024年3月1日) | ||
人口密度 | 298人/km2 | ||
隣接都道府県 | 岐阜県、愛知県、滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県 | ||
県の木 | 神宮杉 | ||
県の花 | ハナショウブ | ||
県の鳥 | シロチドリ | ||
他のシンボル |
県の魚:伊勢えび 県の獣:カモシカ 県の歌:三重県民歌 県民の日:4月18日 | ||
三重県庁 | |||
知事 | 一見勝之 | ||
法人番号 | 5000020240001 | ||
所在地 |
〒514-8570 三重県津市広明町13番 北緯34度43分48.9秒 東経136度30分31.2秒 / 北緯34.730250度 東経136.508667度座標: 北緯34度43分48.9秒 東経136度30分31.2秒 / 北緯34.730250度 東経136.508667度 | ||
外部リンク | 三重県 | ||
ウィキポータル | 日本の都道府県/三重県 | ||
ウィキプロジェクト |
三重県(みえけん)は、日本の都道府県の一つで、日本最大の半島である紀伊半島の東側に位置する。県庁所在地は県中部の津市。
概要
海、山の豊富な自然に恵まれ、農業・漁業が盛んである。また江戸時代(御伊勢参り)から現在(F1日本グランプリや、8耐など)に至るまで、観光を産業として成り立たせている。
北勢、伊賀、中勢、南勢(伊勢志摩)、東紀州の5地域で構成されている。江戸時代から、お伊勢参り(お蔭参り)の名で知られる伊勢神宮を擁する地域として発展した。令制国では、伊勢国・志摩国・伊賀国の全域と、紀伊国(当初は熊野国)の一部、計4国より構成される。包括する旧律令国の数は、5国を包括している兵庫県に次ぐものである。
全ての都道府県との比較において平均的な順位であり、人口は22番目、面積は25番目、人口密度は23番目である。経済力については名古屋圏の一部である北勢地域を抱える事から上位の県であり、1人当たりの GDP の県民経済計算は5位から15位の間の高水準で推移している。本県内で最大の人口を有する市町村は四日市市の約31万人で、国から特例市に指定されている。一方、県庁所在地である津市の人口は、約16万人であり一時は県庁所在地のなかで人口が一番少なかったが、平成の大合併に伴った合併後の人口は約28万人となった。本県は東紀州を中心に過疎地域があるほか、津市や松阪市の一部も過疎地域に指定されている。三重県の総人口は約180万人であり、熊本県、鹿児島県、岡山県等と同規模であるが、本県はこれらの県と比較して人口が突出した都市は存在せず、中規模の複数の都市に人口が比較的分散していることが窺える。
三重県の北中部は中京工業地帯であり、主要企業が多い。四日市市では自動販売機が年間で約12万台生産されており、自動販売機の生産量が全国で最も多い。また、石油化学コンビナートの四日市コンビナートは、四大公害病の一つである四日市ぜんそくの原因となり問題になったが、現在は法整備や汚染防止技術向上などの対策が格段に進み、工業地帯周辺の大気状態は良好になっている。亀山市にはカメヤマローソク(本社は大阪市に移転)や、三重県のハイテク企業誘致策により建設されたシャープ亀山工場がある。なお、三重県はローソクの生産量と鍵の生産量が全国一である。
伊勢神宮や伊賀上野、二見浦、世界遺産の熊野古道などの観光地やナガシマスパーランド、なばなの里、志摩スペイン村、鈴鹿サーキットなどのテーマパークがある。特に伊勢・志摩地区は観光地としても名高い。本県は地理的に、関西圏と中京圏の中間に位置しているため、両地域からの観光客が多い。なお、伊勢・志摩地区にも路線を有する近畿日本鉄道(近鉄)は大阪や名古屋から伊勢・志摩地区への観光客に向けた企画乗車券を販売するなど誘客に務めている。
方言は三重弁が話されており、その中でも伊勢弁・伊賀弁・志摩弁・紀州弁に分けることができる。三重弁は近畿方言に属しており、大部分の地域が京阪式アクセントまたはその変種である。三重県は特に北部において、愛知県と経済面・物流面での関係が深いが、方言は揖斐川を境界として愛知県・岐阜県との間に大きな違いがある。揖斐川の東側に位置する桑名市長島町および桑名郡木曽岬町は東京式アクセントで、愛知県と同じ方言圏に属している。
三重県は、滋賀県、福井県、岐阜県とともに「日本まんなか共和国」を設立し、知事サミットや文化交流事業などを行っている。
名古屋名物になっている天むすは元々は三重県発祥のものである。他に、ひつまぶしも三重発祥との説がある(大阪発祥説もある)。
地理・地域
三重県は南北の長さは約180km、東西の幅は108kmと、非常に細長い形をしているため、地形も、伊勢平野をはじめとする平野部から、山脈、青山高原などの高地、盆地、低地など様々な地形を有する。伊勢湾から松阪市飯高町にかけて中央構造線が通っており、飯高町月出では大規模な露頭が見つかっている。2002年に「月出の中央構造線」として国の天然記念物に指定された。2007年には、長野県大鹿村とともに日本の地質百選「中央構造線(月出)」に選定された。
- 東 - 伊勢平野が広がっており、海岸には、リアス式海岸と七里御浜がある。伊勢湾と熊野灘が開けている。
- 西 - 鈴鹿山脈・信楽山地・台高山脈および紀伊山地を隔てて、滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県と接する。但し奈良県との県境は険しい山々に阻まれた地域が多く直接的な往来ができない自治体が多い(松阪市→川上村、紀北町→上北山村、熊野市→十津川村など)。また、布引山地の西側には、上野盆地が広がる。
- 南 - 熊野川を境に、和歌山県と接している
- 北 - 養老山地と木曽三川を境に、岐阜県や愛知県と接している
位置
三重県庁(津市) | 東端(鳥羽市) | 西端(熊野市) | 南端(紀宝町) | 北端(いなべ市) | |
経度 | 東経136度30分31秒 | 東経136度59分15秒 | 東経135度51分12秒 | 東経135度58分29秒 | 東経136度31分42秒 |
緯度 | 北緯34度43分49秒 | 北緯34度32分53秒 | 北緯33度51分33秒 | 北緯33度43分22秒 | 北緯35度15分28秒 |
隣接都道府県とその自治体
括弧内はその自治体に隣接する三重県の自治体。
|
|
三重県の分類
一般的には、東海地方に含まれる[1][2]。国土整備行政上は、福井県、滋賀県と同様、近畿圏、中部圏のいずれにも含まれている[3]。また伊賀地域を関西地方(大阪圏)、伊勢・志摩・紀北地域を東海地方(名古屋圏)とする区分もある。
全国八地方区分で複数の地方に跨っている都道府県はこの三重県(近畿地方と中部地方)と山梨県(中部地方と関東地方)の2県のみである。
地形
- 主な川
- 主な山
鈴鹿山脈:
|
養老山地: 布引山地:
|
台高山脈:
|
その他:
- 主な島
鳥羽市:
|
志摩市:
|
紀北町: 紀宝町:
|
- 湾
- 伊勢湾 - 三重県の北部から中部に面した湾。四日市港など大規模港が存在する。
- 英虞湾 - 志摩市にある湾。真珠の養殖が盛んである。
- 的矢湾 - 志摩市と鳥羽市に囲まれた湾。的矢かきで知られる。
- 五ヶ所湾 - 度会郡南伊勢町にある湾。真珠養殖が盛んである。
- 尾鷲湾 - 尾鷲市に面した湾。有数の漁港がある。
- 熊野灘 - 三重県の志摩市大王崎から和歌山県潮岬にかけての海域の名称
- 賀田湾 - 尾鷲市賀田に面した湾
この他にも、志摩半島南部から熊野市にかけての海岸は、リアス式海岸になっているので、多数の湾がある。
- 半島
- 山脈・山地
- 鈴鹿山脈
- 布引山地
- 養老山地
- 台高山脈
- 紀伊山地
気候
三重県は南北に長く、長い海岸線を持ち山岳地帯や盆地など多彩な地形を持つため、各地域によって気候がさまざまである。東紀州(南部)は、潮岬からの台風の直撃を受けることが多く、「台風銀座」と呼ばれている。伊勢湾沿岸から熊野灘沿岸が太平洋側気候(伊勢湾沿岸は東海型に、熊野灘沿岸は南海型に属する)で、伊賀は内陸性気候(瀬戸内海式気候に含める場合もある。)である。
- 鈴鹿山麓(北部) - 鈴鹿山脈の麓に位置するこの地域(四日市市、桑名市など)は、冬は乾燥した晴天の日が多く、強い冬型の気圧配置になると日本海から流れてくる雪雲の影響で局地的な大雪に見舞われることがある。山間部を除けば、県内で最も雪の多い地域で、いなべ市では、1mの降雪記録もある。
- 上野盆地(伊賀) - 山地を除くと1月の平均気温が約3°Cで、県内では最も寒さの厳しい地域。逆に夏の暑さは場所によっては40℃を超えたという記録がある。鈴鹿山麓地域(北部)と同様、強い冬型の気圧配置になると大雪に見舞われることがある。年降水量は1,300〜1,500mmで県内で最も雨の少ない地域である。年間を通じて霧が多く発生する。
- 伊勢平野(中部、伊勢志摩) - 基本的に温和な気候であるが、中南部はしばしば洪水に見舞われる。(宮川豪雨や津市で記録した時間雨量98mmなど)又、津市では夏になると最低気温が25℃を下回らない熱帯夜の日が多くなる。
- 熊野灘沿岸(紀勢東紀州) - 三重県で最南に位置するため、非常に温暖な地域になっている。又、県内は元より、全国的にも雨の多い地域として有名で、上記でも説明した通り、台風がよく通過する。南四国(高知平野を除く)や九州南東部と似ており、志摩半島海岸では年平均気温は約16℃、年降水量は2000〜2500mmとなっている。特に、尾鷲から大台ヶ原山までの一帯は多雨地帯であり、尾鷲市の年降水量の平均は4,000mm程度に達する。
気象区分
- 北中部
- 南部
平年値 (月単位) |
北部 | 伊賀 | 中部 | 伊勢志摩 | 紀勢東紀州 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
いなべ市 北勢 |
桑名 | 四日市 | 亀山 | 伊賀市 上野 |
名張 | 津 | 松阪市 粥見 |
伊勢市 小俣 |
鳥羽 | 志摩市 阿児 |
南伊勢 | 大台町 宮川 |
紀北町 紀伊長島 |
尾鷲 | 御浜 | ||
平均 気温 (°C) |
最暖月 | 27.3 (8月) |
26.2 (8月) |
26.1 (8月) |
25.8 (8月) |
27.1 (8月) |
25.4 (8月) |
26.6 (8月) |
26.7 (8月) |
26.2 (8月) |
26.0 (8月) |
26.1 (8月) |
|||||
最寒月 | 4.5 (1月) |
4.0 (1月) |
4.0 (1月) |
3.0 (1月) |
5.1 (1,2月) |
3.8 (1月) |
4.5 (1月) |
5.4 (1,2月) |
5.7 (1月) |
6.0 (1月) |
6.2 (1月) |
||||||
降水量 (mm) |
最多月 | 308.5 (9月) |
240.0 (9月) |
266.7 (6月) |
289.0 (6月) |
213.6 (6月) |
201.0 (6月) |
286.6 (9月) |
387.5 (9月) |
329.1 (9月) |
406.5 (9月) |
328.7 (9月) |
395.4 (9月) |
625.0 (9月) |
462.3 (9月) |
717.6 (9月) |
575.0 (9月) |
最少月 | 55.1 (12月) |
34.5 (12月) |
37.6 (12月) |
37.9 (12月) |
37.0 (12月) |
36.8 (12月) |
34.4 (12月) |
35.8 (12月) |
39.0 (12月) |
47.9 (12月) |
40.4 (12月) |
45.0 (12月) |
59.7 (12月) |
52.6 (12月) |
91.6 (12月) |
77.3 (12月) | |
降水 日数 (日) |
最多月 | 14.4 (7月) |
13.3 (6月) |
12.8 (6月) |
13.5 (6月) |
12.6 (6月) |
12.7 (6月) |
12.2 (6月) |
14.2 (6月) |
12.9 (6月) |
12.9 (6月) |
13.1 (6月) |
13.9 (6月) |
14.5 (6月) |
14.4 (6月) |
14.8 (6月) |
14.9 (6月) |
最少月 | 8.7 (11月) |
6.3 (12月) |
5.1 (12月) |
6.9 (12月) |
5.6 (12月) |
7.0 (12月) |
4.5 (12月) |
5.9 (12月) |
5.0 (12月) |
5.5 (12月) |
5.4 (12月) |
5.1 (12月) |
6.7 (12月) |
4.8 (12月) |
5.2 (12月) |
6.0 (12月) |
地域区分
県庁は、三重県を北勢、伊賀、中勢、南勢、東紀州の5つの地域に区分している。
自治体は、以下の14市7郡15町(29市町)がある[4]。「町」の読み方は全て「ちょう」である。2006年1月10日の紀宝町と鵜殿村の合併により、本県内から村がなくなった。
北勢
旧伊勢国北部に当たる地域で、国道1号の沿線。鈴鹿川の流域で、緑茶の大産地として有名である。
四日市以北
江戸時代には東海道(現在の国道1号)の沿線であった。江戸時代には東海道の架橋が禁止されており、かつ洪水も多かったため、木曽三川を越えた尾張国への往来は今程の多さではなかった。しかし、明治以後に架橋が進められて以降は、名古屋の影響も強く受けている。
鈴亀地区
ホンダの鈴鹿市や、シャープと古河電気工業の亀山市での工業集積が著しい。名阪国道の物流が大きい。古代には椿大神社や伊勢国府が置かれるなど、重要拠点であり続けた。
伊賀
旧伊賀国に当たる上野盆地の一帯で、名阪国道や国道163号および国道165号の沿線。伊賀市と名張市のこと。
木津川流域で、布引山地や加太峠よりも西側に位置する地域。北部は、名阪国道が通り、大阪と名古屋のちょうど中間に位置し、双方へ車で1時間半で到達できることから、1980年代以降、同国道沿いに工場立地が集中している。南部は、近鉄大阪線が通り、沿線の名張市は1970年代から大阪のベッドタウンとして機能し、人口は増加の一途をたどっていたが、近年は都心回帰の影響で人口は減少傾向にある。
中勢
旧伊勢国中部に当たる地域で、国道23号の沿線。津市には県庁があり商工業が集積しているが、元来鉄道が津市中心部を迂回しており、さらにモータリゼーションの流れの中、大型ショッピングセンターの郊外への進出、同時に中心部からの撤退などで中心商店街は寂れた。しかし、「アスト津」と呼ばれる高さ94mの高層ビルが津駅前に完成して以来、再び活性化しつつある。津と松阪の両市から、中部国際空港への高速船でのアクセスがある。
なお、松阪市と多気郡を南勢地域に入れる場合もある。
南勢
旧伊勢国南部に当たる地域と旧志摩国の総称で、志摩を省略せず「南勢志摩」と呼ぶ場合がある。観光ガイドでは「伊勢志摩」と呼ばれることが多く、大部分が伊勢志摩国立公園に指定されている。国道23号の沿線。
伊勢神宮や二見浦といった大観光地を抱えており、真珠の養殖でも有名である。
東紀州
紀伊国牟婁郡(当初の熊野国)、当初は度会県、後に三重県となった地域。東紀州、熊野、牟婁と呼ばれることも多い。国道42号の沿線。
日本では屋久島と並ぶ多雨地帯として知られ、熊野古道の伊勢路南部である。
合併済みの市町村
新行政名 | 旧行政名 | 合併期日 |
---|---|---|
いなべ市 | 員弁町、北勢町、大安町、藤原町 | 2003年(平成15年)12月1日 |
志摩市 | 阿児町、浜島町、磯部町、大王町、志摩町 | 2004年(平成16年)10月1日 |
伊賀市 | 上野市、阿山町、伊賀町、青山町、大山田村、島ヶ原村 | 2004年(平成16年)11月1日 |
桑名市 | 桑名市、多度町、長島町 | 2004年(平成16年)12月6日 |
松阪市 | 松阪市、嬉野町、三雲町、飯南町、飯高町 | 2005年(平成17年)1月1日 |
亀山市 | 亀山市、関町 | 2005年(平成17年)1月11日 |
四日市市 | 四日市市、楠町 | 2005年(平成17年)2月7日 |
大紀町 | 大宮町、紀勢町、大内山村 | 2005年(平成17年)2月14日 |
南伊勢町 | 南勢町、南島町 | 2005年(平成17年)10月1日 |
紀北町 | 海山町、紀伊長島町 | 2005年(平成17年)10月11日 |
伊勢市 | 伊勢市、小俣町、二見町、御薗村 | 2005年(平成17年)11月1日 |
熊野市 | 熊野市、紀和町 | 2005年(平成17年)11月1日 |
津市 | 津市、久居市、芸濃町、安濃町、河芸町、香良洲町、一志町、白山町、美里村、美杉村 | 2006年(平成18年)1月1日 |
多気町 | 多気町、勢和村 | 2006年(平成18年)1月1日 |
大台町 | 大台町、宮川村 | 2006年(平成18年)1月10日 |
紀宝町 | 紀宝町、鵜殿村 | 2006年(平成18年)1月10日 |
歴史
明治維新以前の伊勢国、伊賀国、志摩国の全域、それに紀伊国牟婁郡(熊野国)の一部よりなる。
原始
大陸と陸続きであった頃、鳥羽市の恐竜化石、伊賀市の大山田地方で発見されたゾウ・ワニの足跡などが知られている。3万年前から1万年前頃の後期旧石器時代の三重県内の南勢地方、鈴鹿川北岸、鈴鹿市南部、英虞湾や伊雑浦(いぞううら)などの河岸段丘や台地での遺跡からナイフ形石器が出土している。遺跡は50カ所ほど知られているが、遺跡の内容は分かっていない。その中では出張(でばり)遺跡(多気郡大台町)で発掘調査が行われ、ナイフ形石器・削器・尖頭器状石器・細石刃などが出土している。石材の多くは県内のチャートであるが、讃岐岩(サヌカイト)は二上山産のものである[5]。
縄文時代草創期の土器押型文土器が県内100カ所近くの遺跡から出土している。また、早期以降の遺跡は、伊勢湾岸、志摩半島、熊野灘沿岸、伊賀盆地の内陸部にまで広がり、600を超える。押型文土器に伴う石器群は、有茎尖頭器・石鏃などがあり、この2つの石器には時期的差が見られる。この期の住居は竪穴式住居で、直径4メートルほどの平面形は不整円形で、地表面から80センチほど掘り下げ、垂木(たるき)を立てかけて円錐状の屋根を葺いたものと推定される。他には長楕円形または隅丸の二等辺三角形の平面形で、最大長2.6m、最大幅65cmの「煙道付炉穴」と呼ばれる野外炉が併存している。このことは半定住生活していたことを裏付ける[5]。
中期から後期前葉にかけて遺跡数が最も増加し、およそ200カ所の所在が確認されている。中期前半には関東系や瀬戸内系の土器に北陸系や東海系の土器も認められ、海岸沿いに人々の行き来が行われたことを示している。この期の住居は平面形が円形で、住居内には石囲みや土器敷の屋内炉も確認されている。後期には、近畿系の強い影響にありながら、東北・中部・北陸などの土器が見られ、広範に交流が行われていたことが推定できる。津市一志町にある天白遺跡に東西も南北も約50メートルの範囲に広がった、西日本には数少ない配石遺構がある。土器棺墓、60点を超える土偶・岩偶、石棒・石剣など祭祀遺物も多く確認され、葬送儀礼の行われた遺構であると考えられている。晩期に入っては、小規模遺跡が多く、沖積平野部に進出している。後半の土器には粘土紐を肩部や口辺部に貼り付ける東海系の突帯文土器が主流を占めるようになる。住居では、名張市にある下川遺跡から柄鏡形住居が確認されている。遺体を土器に埋葬する25基の土器棺墓郡が集落と離れた場所で見つかっている[5]。
古代(律令国家)
672年、古代最大の内乱である壬申の乱が起こった。この内乱は律令国家形成の主導権を巡る争いであり、三重県域に属する伊勢と伊賀は巻き込まれ、重要な役割を果たした。
7世紀の終わり頃に班田収授法が実施されたが、三重県下でも条里制の遺構が圃場整備事業が実施されるまで、志摩国の英虞郡を除いて各郡で確認されている。中でも伊賀国では服部川右岸の扇状地、伊勢国では安濃川と櫛田川の下流域に、それぞれ広範囲にわたって連続した地割りが認められた。
国分僧寺・国分尼寺は全国に建立された。伊賀では上野市(現伊賀市)西明寺字長者屋敷に寺跡があり、東西210m、南北約250mの方形に土塁が残っている。南から中門・金堂・講堂跡の土壇が並び、西南の隅に塔跡と見られる土壇もある。尼寺はその東200mにある長楽山廃寺が想定されている。伊勢の僧寺は鈴鹿市国分町の台地の南端にあったと見られる。寺域は築地で囲まれ、東西178m、南北184mであった。志摩では阿児町国府の台地上にある護国山国分寺が僧寺であると見られている。
中世(鎌倉時代~室町時代)
戦国時代~安土桃山時代
- 伊勢国は北畠氏(中勢地方を支配)・神戸氏(鈴鹿郡が勢力圏)が、志摩国は九鬼水軍の九鬼氏が戦国大名として統治していた。
- 織田信長は永禄11年(1568年)に、北伊勢の神戸具盛と講和して、三男の織田信孝を神戸氏の養子として送り込んだ。また、長野具藤を内応により追放して、織田信長の弟の織田信包を長野氏の当主とした。北畠家とは大河内城の戦いで対戦し、大河内城を大軍を率いて攻略し、次男の織田信雄を養嗣子として送り込んだ。また、信長は願証寺の信者である長島一向一揆との戦いや天正伊賀の乱(織田家の伊賀国侵攻)で信長に反抗する伊賀・伊勢の豪族や一向宗を信じる北勢地域の農民を大量殺戮した。その後、徳川家康の伊賀越えで協力した伊賀忍者を徳川氏が登用して江戸時代に活躍する。
- 北勢地域(伊勢国北部)では以下の北勢四十八家と呼ばれた豪族が統治していた。織田信長の北伊勢侵攻で北勢四十八家は滅んだ。
- 関氏(亀山城)
- 長野氏(長野城)
- 千種氏(千種城)
- 赤堀氏(赤堀城・羽津城・中野城)
- 楠氏(楠城)
- 稲生氏(稲生城)
- 矢田氏(走井城)
- 田丸氏
- 後藤氏(宇野部城・別所城・糖田城)
- 沼木氏(柿城)
- 大矢知氏(大矢知城)
- 片岡氏(上深谷城)
- 水谷氏(大鳥井城)
- 栗田氏(縄生城)
- 高井氏(小山城)
- 小串氏(猪飼城)
- 草薙氏(御衣野城)
- 横瀬氏(広永城)
- 江見氏
- 毛利氏(桑部城)
- 富永氏(長深城)
- 保々氏(保々城)
- 多度氏(笠田城)
- 治田氏(治田城)
- 片山氏(上木城)
- 西野氏(野尻城)
- 野村氏(島田城)
- 浜田氏(浜田城)
- 小阪氏(梅戸城)
- 近藤氏(白瀬城・深谷部北狭間城)
- 安藤氏(深谷部柳が島城)
- 西松氏(柚井城)
- 森氏(中江城)
- 片岡氏(堺村城)
- 南部氏(富田城)
- 朝倉氏(茂福城)
- 松岡氏(上井城・城井戸城・金井城)
- 種村氏(大泉金井城)
- 田原氏(羽津城・赤堀城)
- 春日部氏(伊坂城・星川城・萱生城)
- 伊藤氏(桑名城・松ヶ島城)
近世(江戸時代)
江戸時代に置かれた藩には伊勢国には、桑名藩、長島藩、伊勢亀山藩、神戸藩、菰野藩、久居藩、津藩、志摩国の鳥羽藩、津藩の支城の伊賀上野城、津藩の一族の名張陣屋、紀州藩の支城の田丸城、松阪城がある。
近代・現代
度会府設置
- 1868年8月23日(慶応4年7月6日) - 度会府が設置される
- 1869年7月25日 - 10月24日(明治2年6月17日 - 9月20日) - 版籍奉還により桑名藩・亀山藩・長島藩・神戸藩・菰野藩・津藩・久居藩・鳥羽藩の8藩が設置される
- 1869年8月24日(明治2年7月17日) - 度会府が度会県に改称
- 1871年8月29日(明治4年7月14日) - 廃藩置県により桑名県・亀山県・長島県・神戸県・菰野県・津県・久居県・鳥羽県の8県が設置される
- 1872年1月2日(明治4年11月22日) - 第1次府県統合により安濃津県(桑名県・亀山県・長島県・神戸県・菰野県・津県)と度会県(久居県・鳥羽県・度会県)に統合される。安濃津県は県庁を安濃郡津大門町(現在の津市大門町)、度会県は県庁を度会郡山田岩淵町箕曲(現在の伊勢市岩渕)に置いた。
- 1872年3月17日(明治5年4月24日) - 安濃津県は、倒幕の論功行賞に不満を持つ旧津藩士らの住む県南端の安濃津から県中央の三重郡四日市(現在の四日市市北町2-23、四日市市立中部西小学校)の四日市陣屋に県庁を移設し、郡名を取って三重県へ改称する
- 1873年(明治6年)12月10日 - 三重県庁舎が手狭となり、かつ、度会県との合併を見越して、県庁を安濃津へ戻す。県名はそのままであった。そのことについては1875年(明治8年)に「他郡ノ称ヲ以テ県名トナスハ則名ノ正シキモノニ非ス」と県名改称を申し立てる者が現れたが、他県にも類似の問題があり、そのままになってしまった[8]。
三重県発足
- 1876年(明治9年)4月18日 - 第2次府県統合により三重県と度会県が合併して、現在の三重県となった。初代県令(知事)は岩村定高(佐賀県士族)であった。
- 1876年(明治9年)12月 - 1873年(明治6年)7月より行われた地租改正に、農民が反対する地租改正反対一揆(伊勢暴動)が発生する
- 1944年(昭和19年)12月7日 - 尾鷲市沖約20kmを震源とする東南海地震が発生して、尾鷲市や熊野灘沿岸一帯が津波で壊滅的な被害を受ける。死者・行方不明者は全部で推定1223人であった。
- 1945年(昭和20年)1月14日、7月28日 - アメリカ軍が宇治山田市(現在の伊勢市)へ空襲(宇治山田空襲)。死者192人(7月28日)。伊勢神宮を爆撃することにより、日本人の戦意を低下させる狙いがあったといわれている。7月28日の空襲では市内の60%が焼失した。
- 1945年(昭和20年)6月18日 - アメリカ軍が四日市市へ空襲(四日市空襲)。死者736人。市街地のほとんどが廃墟になる。
- 1945年(昭和20年)7月24日、7月28日 - アメリカ軍が津市へ空襲(津大空襲)。死者1,239人。旧市街や工場地帯が焼失し、焼失率は全国一といわれる。
- 1955年 (昭和30年)- 三重県立四日市高等学校が第37回全国高等学校野球選手権大会で初出場して、初優勝する
- 1959年(昭和34年)4月29日 - 御在所ロープウェイが開業
- 1959年(昭和34年) - 伊勢湾台風が襲来、県内の被害は甚大であった
- 1960年(昭和35年) - 四日市市に石油化学産業の育成のために誘致された四日市コンビナートが排出した亜硫酸ガスによる大気汚染で、四大公害病の一つ、四日市ぜんそくの被害が広がる。
- 1962年(昭和37年) - 鈴鹿サーキットが開園
- 1965年(昭和40年)12月16日 - 名阪国道が暫定2車線で開通したため、三重県初の自動車専用道路が開通する
- 1966年(昭和41年)3月 - ナガシマスパーランドが開園
- 1970年(昭和45年)4月17日 - 四日市インターチェンジ (IC) - 亀山IC間が日本道路公団(現 中日本高速道路)が管理する一般有料道路の国道1号東名阪道路として開通する
- 1973年(昭和48年)4月1日 - 東名阪道路が高速自動車国道の東名阪自動車道となったため、三重県初の高速自動車国道となる
- 1994年(平成6年)4月22日 - 志摩スペイン村が開園
- 1995年(平成7年)12月25日~12月27日 - 鈴鹿山麓(北部)地域を中心に大雪が降る。四日市市では、最深積雪53cmを記録した。
- 1998年(平成10年)7月12日 - なばなの里が開園
- 2000年(平成12年)6月 - 滋賀県、福井県、岐阜県とともに日本まんなか共和国を設立
- 2000年(平成12年)11月1日 - 四日市市が特例市へ移行
- 2003年(平成15年)12月1日 - いなべ市が発足(県内で初の平成の大合併)
- 2004年(平成16年)7月7日 - ユネスコ世界遺産に「紀伊山地の霊場と参詣道」が登録される
- 2004年(平成16年)9月29日 - 台風21号による豪雨で、宮川村(今の大台町)で土石流災害が発生する。死者6人、行方不明者1人。(宮川豪雨)
- 2007年(平成19年)4月15日 - 三重県中部地震が発生して、亀山市や鈴鹿市などで被害が出る。重軽傷者は全部で12人であった。
- 2009年(平成21年)10月8日 - 台風18号による豪雨で東海旅客鉄道(JR東海)名松線の家城駅 - 伊勢奥津駅間の約40箇所で土砂崩れや路盤流出が発生し、バスで代行運転となる
- 2009年(平成21年)11月13日 - マルエーフェリーの「ありあけ」が御浜町にある七里御浜の200メートル沖合の熊野灘で座礁する。乗客は全員救助された。
- 2010年(平成22年)6月28日 - 伊勢自動車道の津IC - 伊勢ICと紀勢自動車道の全線で高速道路の無料化社会実験が始まる
- 2010年(平成22年)10月1日 - 伊勢湾フェリーが三重県と愛知県、鳥羽市と田原市の2県2市から支援を受け、廃止を免れ、新体制での事業を開始した
- 2011年(平成23年)4月 - 全国最年少知事の鈴木英敬が当選
- 2011年(平成23年)6月19日 - 伊勢自動車道の津IC - 伊勢ICと紀勢自動車道の全線で行われていた無料化社会実験が終わる
- 2011年(平成23年)9月5日 - 平成23年台風第12号が襲来。被害があり東紀州が被災地となる
- 2012年(平成24年)7月9日 - 2009年に実施した鳥羽港改修工事について、情報公開請求を受け公開した公文書19件のうち12件について、一部が削除されるなど、県の組織ぐるみでの改竄が行われていたことが明らかとなる[9]。
- 2015年(平成27年)6月26日 - 主要国首脳会議(サミット)に向け、三重県は24日、官民あげて開催を支援するための「みえ伊勢志摩サミット県民会議」を26日に発足[10]。
- 2016年(平成28年) - 志摩市賢島で第42回先進国首脳会議を開催(予定)[11][12][13]。
三重県の名称の由来
ヤマトタケルが東方遠征を終えて尾津前(尾津浜)(桑名市)から能褒野(亀山市)へ向かう途中の三重郡(四日市市)で、『古事記』に「『吾が足は三重の勾がりの如くして甚だ疲れたり』とのりたまいき。故、其地を號けて三重と謂ふ」とあることに由来するとされている。
人口
増加 10.0 % 以上 7.5 - 9.99 % 5.0 - 7.49 % 2.5 - 4.99 % 0.0 - 2.49 % | 減少 0.0 - 2.5 % 2.5 - 5.0 % 5.0 - 7.5 % 7.5 - 10.0 % 10.0 % 以上 |
三重県の人口の推移 | |||
総務省統計局 国勢調査より |
現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。 |
政治・行政
行政
歴代知事については「三重県知事一覧」を参照のこと。
財政
- 2007年(平成19年) - 財政力指数 0.59、Iグループ(財政力指数0.5以上、1.0未満)、17自治体中9位
- 2006年(平成18年) - 財政力指数 0.54、Iグループ(財政力指数0.5以上、1.0未満)、16自治体中10位
- 2005年(平成17年) - 財政力指数 0.49、IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)、8自治体中1位
- 2004年(平成16年) - 財政力指数 0.47、IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)、10自治体中4位
議会
現議員任期:2011年(平成23年)4月30日から2015年(平成27年)4月29日
国際関係
姉妹自治体・提携自治体
- 友好国提携
経済・産業
農業
- 伊勢茶 - 緑茶の栽培面積、生産量、生産額は、静岡県、鹿児島県に次いで全国第3位。『京都産』とされている抹茶は、実際には京都市が産地ではなく、大半が三重県で生産されていて、それを宇治市で製茶していることが多い。伊勢茶も、行政支援の対象製品として三重ブランドに認定されている。
- 米 - 伊勢平野を抱えているため、米の栽培も盛んである。
- 蜜柑 - 東紀州では栽培が盛んである。
畜産
酪農
- 大内山牛乳 - 大紀町(旧大内山村)産
水産業
- 真珠 - 飛鳥・奈良時代は鮑玉(あわびだま : アワビにできる天然真珠)と阿古屋貝の真珠。昭和になり阿古屋貝の真円真珠養殖が有名になる。
- 伊勢えび
- アワビ - 万葉集にも登場
- カツオ - 奈良時代に遡ることができる
- 小女子(こおなご) - 津市の白塚町や河芸町で盛ん。いわゆる「ちりめん」である。
- トラフグ - あのりふぐ
- 青のり - 主な生産地は英虞湾、的矢湾、伊勢湾など
- ヒジキ - 主な生産地は志摩半島。加工は伊勢市など。伊勢ヒジキなどの名称で販売され、三重ブランドとして行政支援の対象になっている。
- カキ - 主な生産地は英虞湾、的矢湾、鳥羽湾など。的矢かき、浦村かきがブランド化している。
- マンボウ - 主な生産地は東紀州
林業
工業
- 都道府県別工業製品出荷額9位[15]であり、東海地方の工業に貢献している。
- 四日市市の石油化学コンビナート群の四日市コンビナート -日本高度経済成長の象徴。公害で悪名を轟かせたが、現在は克服している。四日市コンビナートは三重県経済を支える拠点である。
- 本田技研工業鈴鹿製作所(鈴鹿市)、トヨタ車体(いなべ市)を中心に、輸送用機器の製造品出荷額が最も多い。
- 津市のジャパン マリンユナイテッドは造船を中心に、JFEエンジニアリングは横浜ベイブリッジや本四連絡橋,地元青山高原の風車群など、数々の鉄鋼製品を出荷している。
- 2000年(平成12年)以降、東芝(四日市市)、富士通(桑名市)の半導体工場、シャープの液晶工場(亀山市、多気町)に大規模投資が行われ、電子デバイス関連の製造品出荷額が急伸している。三重県も三重クリスタルバレー構想・三重シリコンバレー構想を掲げ、行政面から工場誘致を進めている。
- 大阪市と名古屋市の中間に位置し、名阪国道が通っている伊賀地方北部には、企業の生産拠点・物流拠点としての工場と工業団地が点在している。
工場を置く主要企業
- 愛知機械工業(松阪市)
- 旭化成(鈴鹿市)
- 味の素(四日市市) - 敷地内にバードサンクチュアリを開設している
- 味の素ゼネラルフーヅ (AGF)(鈴鹿市)
- 伊賀越(伊賀市)
- 石原産業(四日市市)
- 井村屋製菓(津市)
- ヴァーレ・ジャパン(松阪市) - 旧 インコ東京ニッケル
- エクセディ(伊賀市)
- NTN(桑名市)
- おやつカンパニー(津市)
- オンキヨー ディベロップメント&マニュファクチャリング(津市)
- カメヤマ(亀山市) - カメヤマローソク創業の地、現本社機能は大阪に移転
- カヤバシステムマシナリー(津市)
- 紀州製紙(紀宝町)
- 京セラ(伊勢市)
- 京セラドキュメントソリューションズ(玉城町) - 旧 京セラミタ(三田工業)
- コスモ石油(四日市市)
- サラヤ(熊野市)
- サンジルシ醸造(桑名市) - ヤマサ醤油グループ
- JSR(四日市市)
- JFEエンジニアリング(津市)
- ジェイテクト(亀山市) - 伊賀市に自社試験場
- シャープ(亀山市、多気町) - 液晶パネルの主力工場。「亀山産」「亀山ブランド」を強調した宣伝を行い話題になった。
- 昭和シェル石油(四日市市) - 昭和四日市石油
- シンフォニア テクノロジー(伊勢市、鳥羽市)
- 住友金属鉱山(亀山市)
- 住友電装(四日市市、鈴鹿市)
- セントラル硝子(松阪市)
- DIC(四日市市)
- 太平洋セメント(いなべ市)
- 大陽日酸(伊賀市)
- 宝酒造(四日市市)
- タカラバイオ(四日市市)
- DMG森精機(伊賀市)
- 中外医薬生産(伊賀市)
- チョーヤ梅酒(伊賀市)
- デンソー(いなべ市)
- トーア紡コーポレーション(四日市市)
- 東洋ゴム工業(東員町) - 工場名は桑名工場
- 東洋紡績(四日市市)
- 東芝(四日市市、朝日町)
- 常盤薬品工業(伊賀市)
- 凸版印刷(亀山市、津市、松阪市)
- トヨタ車体(いなべ市)
- 日本板硝子(四日市市)
- ノーベル製菓(名張市) - 本社のある大阪から工場機能を移転
- パナソニック - 旧パナソニック電工の工場が多くあったが、2012年に事業再編された
- エコソリューションズ社(津市)
- ライティングシステムズ(伊賀市) - 同社製LEDシーリング照明の主力工場、エコソリューションズ社100%出資
- オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社(松阪市、玉城町)
- ヘルスケア社(四日市市)
- 日立金属(桑名市)
- フジクラ(鈴鹿市)
- 富士通(桑名市)
- 富士電機(四日市市、鈴鹿市)
- 富士ゼロックス マニュファクチュアリング(鈴鹿市)
- ブリヂストンサイクル(伊賀市)
- プリマハム(伊賀市)
- 古河電工(亀山市)
- 本田技研工業(鈴鹿市)
- マスヤ(伊勢市)
- 三菱化学(四日市市)
- 三菱重工業名古屋冷熱製作所(松阪市)
- 宮崎本店(四日市市)
- 美和ロック(伊勢市、玉城町)
- メロディアン(伊賀市)
- 八千代工業(四日市市、鈴鹿市、亀山市)
- ヤマモリ(桑名市)
- 横浜ゴム(伊勢市)
- LIXIL(旧INAX:伊賀市・旧トステム:津市、名張市)
- ロート製薬(伊賀市)
- UL Japan(伊勢市)
生活・交通
警察
自動車登録番号標(ナンバープレート)の地名表記は、 鈴鹿市および亀山市のみ「鈴鹿」ナンバー(ご当地ナンバー)、その他の県内全域は「三重」ナンバーである。
電力
本県のほとんどが中部電力のエリアになっている。また、熊野市以南(一部を除く)の地域が関西電力のエリアになっている。
インターネット
ケーブルテレビによるブロードバンドネットワークを、日本国内では最も早く県全ての市町村に普及させた[16]。これにより、2004年8月には全国で初めて全市町村で、パススルー方式等によるケーブルテレビでの地上デジタル放送の視聴が可能となった。海底光ケーブルの陸揚げ本数は世界一(2002年現在)。
インターネット普及以前にも、1994年4月に開局した県営のパソコン通信「Mieネット」(三重県行政情報提供システム)があり、大手のニフティへも市内料金でゲートウエイのパソコン通信ができたが、2000年問題に伴い廃止された。
交通
交通史
律令時代の五畿七道では、三重県のうち伊勢国と志摩国と伊賀国は東海道として、東紀州のある紀伊国は南海道として区分された。江戸時代にも、太平洋岸の伊勢国は、東海道と伊勢街道の沿線で、日永追分(四日市郊外)で東海道と伊勢街道が分岐した。
- 鉄道
明治22年(1889年)までに建設された東海道本線は、もともと中山道幹線として建設が進められていたものを途中で計画変更したことにより、名古屋・草津間は既に開通していた美濃路・中山道ルートをたどる事になり、本来の東海道が通る三重県内を経由しなかった。県内の交通としては、関西鉄道が東海道に沿う区間に今日の草津線や関西本線などを敷設し、上述の東海道本線と激しい旅客獲得競争を繰り広げたこともあったが、国有化後は一地方幹線と扱われ、国土の動脈として扱われることはなかった。
その他、関西鉄道・参宮鉄道→国有鉄道が敷設されなかった地域には、伊賀鉄道・伊勢鉄道・養老鉄道(何れも現在の同名会社とは別)・三岐鉄道等のような私鉄、それに様々な軽便鉄道が敷設された。それら路線の中には大正以降の道路交通・他鉄道との競合、それに第二次世界大戦中の交通統制の中で不要不急線とされたことにより廃止に至ったものも存在するが、三岐鉄道を除く路線は殆どが関西資本の大阪電気軌道・参宮急行電鉄グループによって買収された。同社は関西急行鉄道を経て1944年(昭和19年)以降には近畿日本鉄道(近鉄)となっている。
高速鉄道の弾丸列車計画では鈴鹿山脈を貫く案も存在したが、戦後の東海道新幹線計画では名古屋以西は工期の都合で米原経由に変更されたため、新幹線は本県内を経由していない。超電導リニアによる中央新幹線が東海道沿いに計画予定である。
旧伊勢・志摩・伊賀国内へは明治から大正にかけて国鉄ないし私鉄路線が整備されたが、それに対し旧紀伊国エリアへの鉄道整備は遅れ、紀勢本線として全通を見たのは戦後の1959年(昭和34年)である。同線は日本の幹線鉄道の中でも最後に完成をみた路線といえる。なお、その紀勢本線を通る本県内から最後の東京への直通列車だった寝台特急「紀伊」は、1984年(昭和59年)2月に廃止された。
近鉄が特急運転の頻度が高いのに対し、JRは他県に比べてその頻度が低く、本数の多い特急として一時は全国に普及した「エル特急」も、JR特急の走らない沖縄県と奈良県を除くと、三重県だけが今日まで一度も設定されたことがない。一方で、JR東海は近鉄線に対抗すべく快速「みえ」を運行するなど改善も進めている。
上述の近鉄に統合された路線のうち、閑散線については分社化・路線譲渡の動きも平成以降は生じており、北勢線は三岐鉄道へ譲渡され、また伊賀鉄道・養老鉄道・四日市あすなろう鉄道が近鉄からの経営分離によって発足している。また国鉄路線についても、伊勢線に関しては第三セクター鉄道の伊勢鉄道へ経営が移管された。
- 道路
国道1号は、江戸時代の東海道に沿ったルートとなっている。一時は旧東海道に対し、新東海道と呼ばれることもあり、現在でも地図上は国道1号が東海道という表記になっていることがある。高速道路は東名阪自動車道・伊勢自動車道・紀勢自動車道があるほか、新名神高速道路が亀山ジャンクション (JCT) から西側が供用され、さらに2015年には新四日市JCTまで供用を開始する予定である。このほか、東名阪自動車道と奈良県の西名阪自動車道を結ぶ名阪国道がある。
港湾
旅客船
伊勢湾フェリーによって鳥羽と伊良湖(愛知県田原市)を結ぶカーフェリー航路が運航されているほか、津エアポートラインにより、津・松阪と中部国際空港を結ぶ高速船が運航されている。 伊勢と中部国際空港を結ぶ航路も計画・準備中だったが、現在はその目途が立っていない。
空港
本県内に空港はない。近隣の空港は以下の通り。
鉄道
近畿日本鉄道や東海旅客鉄道・西日本旅客鉄道によって、県内各地と名古屋・大阪・京都・神戸が結ばれている。
※駅名記載の無い路線は全線県内通過
道路
高速自動車国道は中日本高速道路(NEXCO中日本)が、名阪国道は国土交通省が、伊勢二見鳥羽有料道路は三重県道路公社が管理している。
新名神高速道路が2008年(平成20年)2月23日に供用を開始したことにより、東京と大阪間の広域的な流動は関ヶ原経由に対して時間短縮が図られた。一方、接続する東名阪自動車道の四日市インターチェンジ (IC) 付近を先頭に渋滞するようになった。
近畿自動車道尾鷲多気線の紀伊長島ICから尾鷲北ICは、高速道路会社によらない国と地方自治体の負担による新たな直轄事業である新直轄方式で計画されているので、供用開始後も通行料金の徴収はなされない。
2010年(平成22年)2月2日に伊勢自動車道の津IC - 伊勢ICおよび紀勢自動車道の全線が高速道路の無料化社会実験の対象区間に指定され、2010年(平成22年)6月28日から2011年(平成23年)6月19日まで実施された。
- 高速自動車国道
- 伊勢自動車道(伊勢関IC-伊勢IC)
- 紀勢自動車道(勢和多気IC/JCT-尾鷲北IC)
- 東名阪自動車道(愛知・三重県境-伊勢関IC)
- 伊勢湾岸自動車道(愛知・三重県境-四日市JCT)
- 新名神高速道路(亀山JCT-三重・滋賀県境)
事業中:
- 新名神高速道路(四日市JCT-亀山西JCT)
- 自動車専用道路
事業中:
- 一般有料道路
- 無料開放された道路
- 一般国道
|
|
|
|
- 県道
- 冬季閉鎖区間
- 国道306号 : いなべ市藤原町山口 - 鞍掛峠 - 滋賀県犬上郡多賀町 (6.9km)
- 国道421号 : いなべ市大安町石榑南 - 石榑峠 - 滋賀県東近江市黄和田町 (6.5km)
- 国道477号 : 三重郡菰野町千草 - 武平峠 - 滋賀県甲賀市土山町大河原 (5.9km)
- 三重県道25号南濃北勢線 : いなべ市北勢町二之瀬 - 岐阜県海津市南濃町庭田 (3.5km)
路線バス
近鉄グループの三重交通グループが一部を除き県内全域をカバーする。
同グループが運行する高速バスによって、県内各地と東京・福岡、北勢地域・伊賀地域・東紀州地域と名古屋、伊賀・北勢地域と大阪、北勢・中勢・南勢地域と京都、そして北勢地域と中部国際空港が結ばれている。その他にも、各自治体が運行するものもある。
医療・福祉
教育
- 大学
- 短期大学
私立
- 高田短期大学
- 鈴鹿大学短期大学部
- 三重中京大学短期大学部 (2010年より生徒募集終了、2011年10月17日閉学[17])
- 四日市大学短期大学部
- 高等専門学校
私立
- 特別支援学校
国立
県立
私立
- ※三重県専修学校一覧を参照。
- ※三重県高等学校一覧を参照。
- ※三重県中学校一覧を参照。
- ※三重県小学校一覧を参照。
- ※三重県幼稚園一覧を参照。
メディア
新聞
- 地方紙
- 全国紙
- 読売新聞については、読売新聞中部支社の発行版が県内の大部分で販売されているが、伊賀市・名張市は読売新聞大阪本社の発行版である。南牟婁郡紀宝町では、中部支社発行版と大阪本社発行版が併売されている。
- 朝日新聞については、朝日新聞名古屋本社の発行版が県内の大部分で販売されているが、伊賀市・名張市・熊野市・南牟婁郡の御浜町・紀宝町は朝日新聞大阪本社の発行版である。
- 毎日新聞については、毎日新聞中部本社の発行版が県内の大部分で販売されているが、伊賀市・名張市・熊野市・南牟婁郡の御浜町・紀宝町は毎日新聞大阪本社の発行版である。
- 日本経済新聞については、日本経済新聞名古屋支社の発行版が県内の大部分で販売されているが、伊賀市・名張市・熊野市・南牟婁郡の御浜町・紀宝町は日本経済新聞大阪本社の発行版である。なお、大阪本社版については番組表は関西版と同じ物を掲載している(在名局の差し替えはなし)。
- 産経新聞については、県内全域が産経新聞大阪本社の発行版である。一部地域には産経新聞の直売所が存在するが、多くの地域では中日新聞の販売店に委託している。
- スポーツ紙
- 県内では中日スポーツが地元スポーツ新聞の役割を持っている。
- 日刊スポーツについては、日刊スポーツ新聞西日本の管轄内であるが、伊賀市・名張市・熊野市・南牟婁郡の御浜町・紀宝町のみ大阪本部発行版、それ以外の地域は名古屋本社発行版がそれぞれ販売されている。
- スポーツ報知については、読売新聞中部支社発行による中部版が県内の大部分で販売されているが、伊賀市・名張市は報知新聞社大阪本社発行による関西版が販売されている。
- スポーツニッポン(スポニチ)とサンケイスポーツ(サンスポ)は全県で大阪本社版が販売されている。なおスポニチは伊賀市・名張市・熊野市・南牟婁郡の御浜町・紀宝町は関西版、それ以外の地域は公営競技面の一部と番組表を差し替えただけの東海版(名古屋で現地印刷)が販売されている。サンスポは全県で関西圏と同じ物が販売されている為、公営競技や番組表などの差し替えは行っていない。
- デイリースポーツは、伊賀市と名張市の一部コンビニエンスストアにて販売されている。
- 東京スポーツ系列の夕刊紙は、県内の大部分が中京スポーツ、伊賀市・名張市・熊野市・南牟婁郡の御浜町・紀宝町は大阪スポーツがそれぞれ販売されている。
放送
テレビ・ラジオの放送対象地域としては、県域放送のほか、広域放送としての中京広域圏にも属している。このうち後者については、名古屋市に所在(在名局)のAMラジオ局であるCBCラジオが本県の桑名市に親局(主幹送信所)を置いている[18]ほか、他の在名局も県内に中継局を置いている。
テレビ
テレビは地上波の放送のほか、県内全市町でケーブルテレビによる視聴も可能である。在名局は県内各地(いなべ市・伊勢市・鳥羽市・名張市・伊賀市・尾鷲市・熊野市など)に中継局を置いている。
民間放送については、三重テレビのみ独立局である他は、全て放送ネットワークに属している。
- 県域放送局
- 中京広域圏を放送対象地域とする放送局
- 備考
- ケーブルテレビ
ラジオ
名古屋本局を直接聴取できる地域が大半だが、当県内の伊賀市、尾鷲市・熊野市にも中継局を置いている。
かつては、県域放送の近畿東海放送(開局当初はラジオ三重)があったが、ラジオ東海(旧 岐阜放送)と合併して東海ラジオ放送となった。この後は、本県において県域放送を行う中波放送 (AM) 局は、NHK・民放を含め存在しない(NHKは中継局も設置していない)。
超短波放送 (FM) 放送については、NHK・民放とも県域放送局が存在するほか、コミュニティ放送局が複数存在する。
1994年に開催された「世界祝祭博覧会」(まつり博・三重’94)に際しては、臨時に置局した「FMパイレーツ」があった。
- AMラジオ
- FMラジオ
- 県域放送局
- コミュニティ放送局
- エフエムよっかいち (PORT WAVE)
- FMなばり
- スズカ・ヴォイスFM
- いなべエフエム
文化・スポーツ
この節の加筆が望まれています。 |
方言
食文化
- 郷土料理
伝統工芸
- 伝統工芸品
スポーツ
- 過去に存在していたスポーツチーム
観光
概要
江戸時代のお伊勢参りに始まり、現在も鈴鹿サーキットで行われるF1日本グランプリや8耐、風光明媚な志摩のリゾート地、松阪牛、伊賀地方の忍者関連(外国人に人気が高い)、東紀州地方最南端の「日本一面積の小さかった鵜殿村(現:紀宝町)」など、観光資源に恵まれている。「観光したい都道府県」では北海道や京都・奈良・沖縄と並び、毎年上位5位以内に入るほどである[要出典]。
有形文化財建造物
- 重要伝統的建造物群保存地区
- 関宿 (亀山市)
公園・自然遺産
観光地
- 伊勢神宮 - 天照大神を祭る。神社本庁傘下の全国神社からは、本宗と仰がれている。
- 椿大神社 - 全国の猿田彦神社の総社。伊勢国一之宮。
- 高田本山専修寺 - 浄土真宗高田派の総本山
- 伊賀上野 - 天守閣が日本一高い石垣の上に立つ上野城を初めとした城下町で、町並みは碁盤目に如く整備されている。城を中心に史跡が点在。伊賀忍者の郷・松尾芭蕉の故郷としても知られる。
景勝
- 青山高原 - 本州最大の風力発電施設が存在する。また、伊勢湾と伊勢平野を一望できる。
- 英虞湾 - リアス式海岸。NHK番組『21世紀に残したい日本の風景』で第6位。
- 二見浦(夫婦岩) - 夏至の時、富士山の頂上に日の出が拝める
- 大王崎 - 日本有数の海岸段丘
- 大杉谷 - 谷間の渓谷が有名
- 宮川渓谷 - 谷間の渓谷が有名
- 赤目 - 四十八滝として滝の名所で知られている
民謡
テーマパーク・レジャーランド
- ナガシマリゾート - 長島温泉「湯あみの島」・ホテル・遊園地「ナガシマスパーランド」・ジャンボ海水プールなどがある西日本最大級のレジャーランド。その他、アウトレットモール「ジャズドリーム長島」や「なばなの里」が有名。
- 鈴鹿サーキット - F1日本グランプリや鈴鹿8時間耐久ロードレースの開催地で有名。エンジンを使った乗り物が中心の遊園地併設。
- 鳥羽水族館 - ラッコを一躍人気者にした。国内最大級の水族館。
- 二見シーパラダイス - アザラシ、アシカ、セイウチといった海獣と魚類が数多く飼育展示されている。
- ミキモト真珠島 - 真珠発祥の地に建設。海女の実演が有名。
- 伊勢安土桃山文化村
- 志摩スペイン村 - スペインをテーマにしたテーマパーク「パルケエスパーニャ」をメインに、ホテル志摩スペイン村、天然温泉「ひまわりの湯」の3施設で構成される複合リゾート
- 合歓の郷 - 三井不動産リゾート系列。マリンスポーツが中心のレジャーランド。
三重県を舞台とした作品
- 火まつり(映画) - 熊野市が舞台
- 逆境ナイン(映画) - 三重県が舞台
- 寄生獣(映画) - 三重県四日市市及び桑名市が舞台ロケ地
- モスラ対ゴジラ(映画) - ゴジラが四日市工業地帯を破壊する
- ゴジラvsキングギドラ(映画) - キングギドラが四日市工業地帯を破壊する
- ゴジラvsメカゴジラ(映画) - ゴジラが四日市工業地帯を破壊する
- 恋の手裏剣(NHK系ドラマ・単発) - 上野市(現在の伊賀市中心部)が舞台
- 甲賀忍法帖(小説) - 甲賀から駿府(旧静岡市)辺りまでが舞台
- 潮騒(小説・映画) - 鳥羽市の離島・神島が舞台(文中では歌島と表記)
- 鰯売恋曳網(歌舞伎)
- 遠い接近(小説・NHK系ドラマ) - 後半からラストは菰野町が舞台
- 赤目四十八瀧心中未遂(小説・映画)
- 絶の島事件-シム・フースイVersion5.0(ホラー小説) - 伊勢市が舞台
- 小さき勇者たち〜ガメラ〜(映画) - 主に志摩地方が舞台
- 花真珠(日本テレビ系ドラマ) - 伊勢志摩が舞台
- 半分の月がのぼる空(ライトノベル・アニメ・テレビドラマ・実写映画) - 伊勢市が舞台
- トラック野郎・突撃一番星(映画、1978年、東映)
- 歌行燈(うたあんどん)(小説・映画) - 桑名市が舞台
- 西部警察 PART-II 「戦慄のカーニバルー名古屋篇ー」 - クライマックスの爆破カーチェイスを長島温泉内のスパーランド内にてロケ
- 西部警察 PART-III 「燃える勇者たち」 - 中盤のカーチェイスシーンを同じくスパーランド内にてロケ(前回と違って爆破はない)
- 刑事貴族2「長良川大追跡」 - 長良川と長島温泉でロケ
- 凪のあすから(アニメ) - 熊野市が舞台
- レーシングバトル -C1 GRAND PRIX-(レースゲーム) - 鈴鹿サーキットが舞台
- ヤアになる日〜鳥羽・答志島パラダイス〜(BSプレミアムドラマ) - 鳥羽市の離島・答志島が舞台
- ピアノの森の満開の下(ゲーム)- 桑名市の六華苑洋館
- RHYTHMIC REV(ゲーム) - 鈴鹿サーキット
- 神去なあなあ日常(小説・映画)
三重県出身の人物
脚注
- ^ 三重県は中部地方?近畿地方? - NHK『週刊こどもニュース』(2007年10月6日放映)
- ^ 三重県は近畿地方?中部地方? - 三重県
- ^ 近畿圏整備法第2条第1項、中部圏開発整備法第2条第1項
- ^ 平成の大合併前は、13市16郡47町9村の69市町村であったので、自治体数としては40減った。
- ^ a b c 駒田利治「三重のあけぼの」、稲本紀昭他『三重県の歴史』、山川出版社、2000年
- ^ http://homepage1.nifty.com/kitabatake/kitabatake11.html
- ^ 『伊勢の国で対立した国人氏族』のサイト
- ^ 西川洋「近代三重の成立」 橋本紀昭・駒田利治・勝山清次・飯田良一・上野秀治・西川洋『三重県の歴史』山川出版社 2000年7月 260頁
- ^ 三重県、公文書12件改ざん 公開請求後、組織ぐるみ 朝日新聞 2012年7月9日
- ^ 三重県が「サミット県民会議」 26日発足へ
- ^ “来年 三重県で開催「伊勢志摩サミット」”. NHKニュース. 日本放送協会 (2015年6月5日 18時37分). 2015年6月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月7日閲覧。
- ^ “伊勢志摩サミット:警備優位性が決め手…当初から最有力”. 毎日新聞. 2015年6月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月7日閲覧。
- ^ “2016年は「伊勢志摩サミット」に 首相表明”. 日本経済新聞. 2015年6月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月7日閲覧。
- ^ 産直牛(加茂牛) - 生活協同組合コープみえ(2012年1月2日閲覧。)
- ^ 工業統計調査 平成25年確報(概要版) - 経済産業省
- ^ あの県がブロードバンド日本一!? ネットレイティングス調査から - インプレス INTERNET Watch
- ^ a b http://www.mie-chukyo-u.ac.jp/
- ^ 以前は名古屋市緑区鳴海町に親局があったが、施設の老朽化と周辺の都市化進行により1978年11月23日に現在地へ移転した。
関連項目
- 三重県出身の人物一覧
- 三重県指定文化財一覧
- 三重県の県道一覧
- 三重県高等学校一覧
- 三重県中学校一覧
- 三重県小学校一覧
- 三重県保育所一覧
- 三重県幼稚園一覧
- 三重県外国人学校一覧
- 三重ブランド
- 日本まんなか共和国
- 南北問題
- 日本の地理、日本の地域
外部リンク
- かんこうみえ - 三重県観光連盟
先代 長島県・桑名県・菰野県・ 亀山県・神戸県・津県 度会県 |
行政区の変遷 1871年 - (安濃津県→三重県) |
次代 ----- |