屋久島

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世界測地系30°21′31″N, 130°31′43″E

屋久島

ランドサット画像(2002年)
面積 504.88km²
最高標高 1,936m
所属国・地域 日本
  
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屋久島
日本

縄文杉
縄文杉
(英名) Yakushima
(仏名) Yakushima
面積 107.47km²
登録区分 自然遺産
登録基準 自然遺産(7),(9)
登録年 1993年12月11日
拡張年  
備考  
公式サイト ユネスコ本部(英語)
地図
屋久島の位置
世界遺産テンプレートを使用しています
  

屋久島(やくしま)は、九州大隅半島の南南西約60kmの海上に位置する鹿児島県熊毛郡屋久島町に属し、近隣の種子島口永良部島などと共に大隅諸島を形成する。

目次

[編集] 概要

面積504.88km²。円形に近い五角形をしている。鹿児島県の島としては奄美大島に次いで2番目、日本全国でも9番目の面積である(北海道本州四国・九州を除く)[1]

豊かで美しい自然が残されており、島の中央部の宮之浦岳を含む屋久杉自生林や西部林道付近など、島の面積の約21%にあたる107.47km²がユネスコ世界自然遺産に登録されている(世界遺産への登録は1993年姫路城法隆寺白神山地とともに日本初)。

2007年日本の地質百選に選定された。

[編集] 地理

島は周囲約132km。火山島ではなく、大部分は花崗岩からなっている。中央部には日本百名山の一つで九州地方最高峰の宮之浦岳 (1,936m) がそびえるほか、他にも数多くの1,000m級の山々を有し、「洋上のアルプス」の呼び名がある。また、海からの湿った風がこれらの山にぶつかり、「屋久島は月のうち、三十五日は雨」[2]と表現されるほど大量の降雨をもたらす(年間降水量は平地で約4,000mm、山地で約8,000mmにも達する)。また、亜熱帯地域に位置する島でありながら、2,000m近い山々があるため亜熱帯から亜寒帯に及ぶ多様な植物相が確認されている。島の中心部には、日本最南端の高層湿原である花之江河(はなのえごう)、小花之江河が存在するほか、山頂付近の年間平均気温は約5℃(札幌市よりも低い)であるために積雪が観測されており、日本国内において積雪が観測される最南端となっている(60cm以上の積雪を観測することがあるほか、3月彼岸以降でも大雪や路面凍結、また4月以降でも頂上付近ではまだ冠雪が見られる)。

野生動物としては、ヤクザルヤクシカが数多く生息している。外来種の狸が農作物を荒らし問題となっている。

縄文杉ウィルソン株(この杉は大阪城の建設に使われ、残った切り株だと言われている)などの屋久杉が自生するほか、日本最北端のガジュマル林がある。

島北部の永田浜は世界有数のアカウミガメの産卵地であり、ラムサール条約登録湿地となっている。(後述)

[編集] 世界遺産登録基準

この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。

  • (7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
  • (9) 陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。

[編集] ラムサール条約登録地

2005年(平成17年)11月8日、島北西部の砂浜である「前浜」と「いなか浜」が屋久島永田浜という名称でラムサール条約登録湿地となった。

[編集] 屋久杉

屋久島では樹齢1000年以上の天然杉だけを「屋久杉」と呼び、島内の山間部ではこの「屋久杉」を見ることができる。このうち樹齢が最長と言われる「縄文杉」は推定樹齢7200年とも4000年とも言われており、杉の皮や根を守るため、至近には立ち入ることは出来ず、十数m離れた所にある展望台から見ることになる。 なお、樹齢1000年以下の天然杉は「小杉」と呼ばれ、のちに人工的に植林された杉は「地杉」と呼ばれる。

[編集] 観光

[編集] エコツーリズム

豊かで多様な自然環境を舞台にして、登山トレッキング沢登りカヌーカヤックなど)、スクーバダイビングなど、多様なエコツーリズムが実施されている。

[編集] 海水浴

一周を海に囲まれている割には砂浜が少なく、海水浴の為の施設は乏しい。砂浜は白く綺麗だが、人工の海水浴場を除けば遠浅の所はほとんど無く、海水浴に適した場所は少ない。

[編集] 交通

ジェットフォイル「トッピー」
フェリー「はいびすかす」(宮之浦港)
「フェリー屋久島2」(宮之浦港)
町営船「フェリー太陽」(宮之浦港)

[編集] 空路

[編集] 航路

指宿港を寄港しない便がある。また、種子島・屋久島経由の順序が変わるほか、各島への直行便もある。
  • 鹿児島商船・新屋敷商事 フェリー「はいびすかす」
    • 鹿児島港谷山港二区(鹿児島市) - 西之表港 - 宮之浦港
  • コスモライン市丸グループ) ジェットフォイル「ロケット」
    • 鹿児島港本港区南埠頭 - 西之表港 - 宮之浦港
各島への直行便もある。
  • 折田汽船(市丸グループと提携) 「フェリー屋久島2」
    • 鹿児島港本港区南埠頭 - 宮之浦港
  • 上屋久町営 「フェリー太陽」

[編集] 路線バス

[編集] レンタカー

いくつかのレンタカー会社があり利用者も多いが、毎年のように事故が後を絶たない。西部林道と呼ばれる北西の道路は車同士がすれ違うのが困難な狭い道で、急カーブや急勾配が続くほか、雨の日には土砂崩れや数トンの落石などがあり通行止めとなることもある。なお、島内でのガソリン販売価格は、本土より数10円高くなっている。

[編集] 鉄道

営業用ではないが、日本最後の森林鉄道安房森林軌道)がある。軌道の一部に登山道との供用区間がある。ただし屋久島電工が管理・運行する区間は全線立入禁止となっている。

[編集] 温泉

[編集] 屋久島が登場する作品

もののけ姫の舞台となった森

[編集] 脚注

  1. ^ 国立天文台(編) 平成19年 理科年表 p.565 ISBN 4621077635
  2. ^ 浮雲 / 林芙美子. -- 六興出版社, 1951

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク