Japan Radio Network

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Japan Radio Network(略称:JRN)は、日本民間放送ラジオネットワークである。
TBSラジオ(本社:東京都)を基幹局としている。1965年5月2日発足。加盟局は現在34局(単独加盟局4、クロスネット局30)。

目次

[編集] 加盟局

この表は、北海道-東北-関東-甲信越-静岡-東海-北陸-近畿-中四国-九州沖縄 の順で記載している。

エリア 略称 放送局名 備考 記号
北海道 HBC 北海道放送 ○☆▼
青森県 RAB 青森放送 ○★
岩手県 IBC IBC岩手放送 1995年5月までは岩手放送 ○☆
宮城県 TBC 東北放送 ○☆
秋田県 ABS 秋田放送 ○★
山形県 YBC 山形放送 ○★
福島県 RFC ラジオ福島
関東広域圏 TBS R&C TBSラジオ&コミュニケーションズ 2001年9月までは東京放送(TBS) ●▼
山梨県 YBS 山梨放送 ○★
長野県 SBC 信越放送 ○☆
新潟県 BSN 新潟放送 ○☆
静岡県 SBS 静岡放送 ○☆
中京広域圏 CBC 中部日本放送 日本の民放ラジオ第1局 ●☆▼
富山県 KNB 北日本放送 1980年12月1日加盟 ○★
石川県 MRO 北陸放送 ○☆
福井県 FBC 福井放送 ○★
近畿広域圏 MBS 毎日放送 1975年3月31日、両社はテレビ部門のニュース系列を入れ替えた(腸捻転ネットワークの解消 ○☆▼
ABC 朝日放送 ○★▼
和歌山県 WBS 和歌山放送 1979年4月1日加盟 ○▼
鳥取県 BSS 山陰放送 ○☆
島根県
岡山県 RSK 山陽放送 ○☆▼
広島県 RCC 中国放送 ○☆▼
山口県 KRY 山口放送 1982年10月26日加盟 ○★
徳島県 JRT 四国放送 ○★
香川県 RNC 西日本放送 1997年9月5日加盟 ○★
愛媛県 RNB 南海放送 ○★
高知県 RKC 高知放送 ○★
福岡県 RKB RKB毎日放送 ●☆▼
佐賀県 NBC 長崎放送 佐賀県内はNBCラジオ佐賀 ○☆
長崎県
熊本県 RKK 熊本放送 ○☆
大分県 OBS 大分放送 ○☆
宮崎県 MRT 宮崎放送 ○☆
鹿児島県 MBC 南日本放送 ○☆
沖縄県 RBCi 琉球放送 1976年3月1日加盟。2002年4月以降、社内カンパニー化の為新聞ラテ欄ではRBCiラジオと表記 ●☆

[編集] 代表的なネット番組(五十音順)

ローカルセールス枠は、大阪地区においては放送されることは基本的に無く、ネットワークセールス番組(ネットスポンサーが付いている番組。黒ネット番組ともいう。)においては、大阪地区についてはCMのみネットして、番組自体は放送していない場合がある。なお、報道番組の場合はMBSが制作協力をしており、有事の際には報道特別番組編成の為にネットすることになっている。ただし、番組によっては「JRN」記載がないものも存在する。

  • クロスネットの大阪地区において、○印:MBS毎日放送で放送されている番組。●印:ABC朝日放送で放送。無印は原則放送されず。

[編集] 現在放送中

[編集] ナイターイン時

  • JRNナイター(プロ野球中継)○● 関西地区の場合は月曜(セ・リーグ公式戦開催日のみ)・金曜は毎日放送、それ以外は朝日放送がネットを担当。1局のみの地域では火曜・土曜・日曜にネットされる(対阪神及び対オリックス戦のネットはJRNラインの火・土・日が全てABC制作。NRNラインの月・水・木・金は水曜・木曜がMBS制作、月曜・金曜がABC制作。2局以上の地域にあるJRN単独局への対阪神及び対オリックス戦ネットは月曜・金曜がMBS制作、火・水・木曜と土・日曜はABC制作)。この曜日配分は、原則日本シリーズにおいても、一部地域を除いては、そのまま適用されるため、1局地域においては、第1・2・3・6・7戦と7戦のうち5戦がJRNラインとなる。関西地区においては通常ナイター時の曜日配分は適用されず、変則となり、ABCは週末の第1・2・6・7戦、MBSは平日の第3・4・5戦がそれぞれJRNラインとなり、NRNラインはその逆となる。

2009年現在、東京ヤクルトスワローズ主催試合の放映権を持っていない。この経緯はラジオ日本ジャイアンツナイターに詳しい。

[編集] ナイターオフ時

[編集] ブロックネット&共同制作番組

[編集] 終了した番組

[編集] ブロックネット&共同制作

  • あぐり かるっちゃ らじお〜地域情報・道案内(TBC東北放送制作 東北6局ネット)
  • 王理恵のおさんぽノート(RKB制作、提供:積水ハウス。NBC・MRT・MBCにネット)
  • お元気ですか=TBC東北放送制作、東北電力提供。クロスネット東北・新潟7局ネット(IBC,RAB,ABS,YBC,RFC,BSN)で月-金の午前に放送(時間帯は各局で異なる 2005年5月27日を以て終了)。
  • おもしろネットin東北(TBC東北放送を中心とするクロスネット東北6局共同制作)
  • オレたちAMクァルテット THE MIDNIGHT X(JRT,RNC,RNB,RKCの四国4局共同制作)
  • 柏村武昭サテライトNo.1(RCC中国放送制作。中四国5局ネット、NRN単独局のKBCラジオにも一時期ネットされていた)
  • 木田俊之物語~歌こそ我が人生~(YBC制作、宮城県を除く東北5局ネット。2008年9月28日を以て番組終了)
  • 気ままにJポップ(RKB毎日放送制作 九州・沖縄7局ネット)
  • 九州沖縄むかし物語(RKB毎日放送を中心とする九州・沖縄7局ネットだが、一時期岡山RSKと香川RNCでも放送された時期があった、以前の題名は「筑紫次郎むかし物語」)
  • 暮らしの防災コラム(TBC東北放送制作、東北電力提供。新潟を含むクロスネット東北7局ネット 2005年6月30日を以て終了)
  • ちびっ子バンザイ=タカキベーカリー提供、中四国クロスネット6局(RCC,BSS,RSK,RNC,RNB,KRY)共同制作による子供インタビュー番組。月~金の朝に放送(時間帯は各局で異なる、2008年6月30日を以て終了)。
  • 東北農政局だより(2006年2月5日開始、TBC制作の東北6局ネットで同年3月26日までの期間限定)
  • たかじん風に吹かれて(RKB毎日放送制作 九州・山口・沖縄8局ネット)
  • Dream in the Future Rococo the Night(RNC西日本放送制作 四国4局ネット)
  • Net Communication Drive on Music(RCC中国放送&BSS山陰放送の2局共同制作)
  • まちからむらから 農政局ダイヤル(TBC東北放送制作 東北6局ネット)
  • 南こうせつ 大きな空の木の下で=RKB毎日放送制作、メガネのヨネザワほか各社の提供による30分番組。JRN九州・沖縄7局(NBC,OBS,RKK,MRT,MBC,RBC)で毎週日曜放送(RBCのみ土曜放送)、時間帯は各局で異なる。
  • 六平のがんばり人倶楽部 いい人・発見(RCC中国放送制作 中国・瀬戸内7局ネット)
  • 我が町バンザイ(TBC東北放送を中心とするクロスネット東北6局共同制作)
  • 笑って許して武勇伝(TBC東北放送制作 東北6局ネット)

[編集] 発足の背景

テレビ放送全盛となった1960年代半ば、民放ラジオ界は危機的状況に追い込まれていた。

こうした中、テレビのネットワーク政策で成功を収めたTBSは、次にラインネットを用いたラジオのニュースネットワーク、言い換えればラジオ版JNNを構築すべく準備を進めていた。そして、ニュース番組のみならず、一般の番組も東京のTBSラジオで制作し、地方局へ配給。地方局がこれらの番組を販売する事で営業力の強化を図り業績を向上させ、同時にTBSラジオへ制作費も回収させようといった、一石二鳥も三鳥も狙った構想を背景にこのネットワークは生まれた。

取り敢えず、1964年に試験的に同じ意志を持った、(というよりも同じ毎日新聞社資本系統の)TBSラジオ、毎日放送RKB毎日放送の3局で、午後枠のワイドショー『オーナー』のネットワークを開始して、事実上JRNは幕を開ける。直ちに、山陽放送、東北放送、静岡放送、新潟放送等が反応を示し、JRN正式発足までにこの番組のネットワークは拡大。手応えを感じたTBSラジオは翌年一気にJRNの正式発足にまで持ち込んでいくのだが、当初同一新聞資本の3局で開始したところに、本来は完全なニュースネットワークを志向していたTBSラジオの「本音」が垣間見える。

文化放送(QR)およびニッポン放送(LF)はこの動きを察知。TBSラジオが自ら番組配給機構と位置付け、地方局の営業力強化を狙った「理想主義」のJRNを立ち上げたのに対し、キー局がナショナルスポンサーを開拓する事に主眼をおいた、ネットワークセールス主体の「現実主義」的なNRNを旗揚げした。

多くの放送局はこのTBSラジオの掲げる「理想」と文化放送とニッポン放送の掲げる「現実」を両方受け容れ、双方のネットワークに同時加盟する事になった。選択肢は多い方が良いと言う事か、「理想」と「現実」といった一見相反する両陣営に同時加盟した局が大半だった事実や、TBSラジオがJNNと異なりクロスネットとNRNシングルネット局や独立局との間の番組販売や番組購入を容認し[1]、なおかつTBSラジオ自身が番組販売や購入を実行した事にこそ、当時の民放ラジオ局が置かれた危機的状況が伺える。テレビと違い、ラジオは1県又は複数県で1局の地域が多い事実も、影響を与えた。またMBSとABCはともにQR・LFとも関係が深かったため、この時にNRNにも同時加盟した。

なお、1979年にTBSラジオが巨人後楽園戦の独占中継権を持っていたラジオ関東からの中継権購入に成功したことから、発足時点でNRN単独加盟局だった北日本放送和歌山放送山口放送の3局は、JRNに追加加盟をしている。また、発足時点では、隣県放送局との関係から、北陸放送山陽放送は、JRNのみの加盟だったが、深夜放送全盛になると、人気深夜番組(実質的にはオールナイトニッポン)のネットを確保するを目的にNRNにも加盟した。これと同じ理由で、1997年に瀬戸内地方広域圏の位置づけでNRNのみ加盟だった西日本放送が新たにJRNに加盟した。 [1]

発足の経緯などから、TBSラジオ、MBS、RKBの3社が、事実上まとめ役となっている。山口放送がなかなか加盟できなかったのは、開局に際してRKBとの間で競合状態となったからであった。

[編集] 備考

  • 全局「当該地域で最初に開局した民放AM局」である(近畿2番目の民放局であるABCは除く。また開局が当該地域で最初でもJRN新規加盟がかなり後れた局もある)。
  • 大阪地区でMBS(毎日放送)とABC(朝日放送)の両方が加盟している背景には、両方ともTBSラジオの開局以来関係が深かったことによる。両局は発足当初からJRN・NRN両方とも加盟している。発足記念番組は2時間のうち前半をMBSが、後半をABCが分け合ってネット受けを行った。
    • JRN発足時、TBSのテレビネットワークであるJNNには、旧大阪テレビ放送を合併・継承したABCが加盟していたが、1975年の「腸捻転」解消を機にMBSへと変わった。しかし基幹局であるTBSは、テレビのネットワークはラジオと関係ないとして、今日までABCともラジオのネット関係を続けている。
  • 「腸捻転」解消以降は、JNN協定に配慮し、報道・ニュース・情報系番組は原則的にMBSで、それ以外の番組はABCでネットされる傾向がある。現在ABCで放送されているニュース(「ABC朝日ニュース」など)は100%自社制作であり、全国ニュース番組は、JRN・NRN共にCMも含めネットしない。
    • ただしMBSは、現在全国のAM民放で唯一、創価学会及び聖教新聞提供の番組を一切放送していない。そのため「あなたへモーニングコール」はNRNのみ加盟のラジオ大阪経由、それ以外の番組(「日本列島ほっと通信」など)も全てABC経由となる。
    • トヨタグループ提供番組の場合、「トヨタ」単独提供の場合はMBS経由とABC経由の2通りあるが、「トヨタディーラー」が加わった場合はABC経由での放送となる。
  • MBS・ABCの両局では、開局時から激しい聴取率競争を繰り広げているため、共に自社制作番組の割合が極めて高い。このため、野球中継以外のJRNラインネット(同時ネット生放送)番組が、和歌山県を除いた関西地域で放送される事は少ない。ネットワークセールス番組であっても、本編を放送せずにCMのみネット受けとなるケースも多い。[2]
  • ライン送出に関して、JRNはNRNとは違って、基幹局の他、大阪にTBSラジオの分局(大阪浪速局)が存在し、そこでラインを分岐する(MBSとABC等への送出選択のため)。[3]
  • HBC・TBC・CBC・MBS・RKBは、時報CMスジャータ提供である。[4] 
  • 年に数回実施されている聴取率調査(レーティング)では、国内全ての地区においてJRN加盟局(NRNとの重複加盟局も含む)が(NRN単独局・他系列局を抜いて)当該地区における全放送時間帯聴取率平均単独首位を獲得・維持している。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ a b 参加していない他系列の番組放送は、珍しいことではなく、JRNのみ加盟のCBC中部日本放送も「オールナイトニッポン」などのNRN番組を一部放送している他、かつてはプロ野球中継でもNRN独占カードだった頃の「横浜 vs 中日」戦をニッポン放送制作で放送していた(CBC向けにわざわざ別制作して裏送り)。また、TBSラジオも、ラジオ大阪からアニラジ番組をネットした事があった。
  2. ^ MBSでは、かつて「オーナー」ネット受け時、聴取率が在阪最下位まで落ち込んだため、以降は極力ローカル重視の編成となった。
  3. ^ 出典:TBSラジオHP内の会社概要の資料[1]
  4. ^ HBCでは全道17局一斉スジャータ時報と、札幌1287kHzのみスジャータ時報で他地区時報は別スポンサーと二通りの時間帯が存在。首都圏ではNRN単独局の文化放送でスジャータ時報CMを放送、但し日曜日の時報CMは別スポンサー。またRCCは時報CMがスジャータ提供ではないが、中国新聞ニュースにおいてスジャータ提供の時間帯がある。以前は時報CMも放送していた。・参照サイト→スジャータ時報のページ

[編集] 外部リンク

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