賢島
| 賢島 | |
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島の中央を占めるのが近鉄志摩線賢島駅(国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を元に作成。) |
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| 座標 | 北緯34度18分30秒 東経136度49分7秒 |
| 面積 | 0.6814 km² |
| 海岸線長 | 7.3 km |
| 所在海域 | 英虞湾 |
| 所属国・地域 | |
賢島(かしこじま)は、三重県志摩市の英虞湾内にある有人島。奥志摩観光の拠点である。
目次 |
[編集] 概要
英虞湾に浮かぶ島で最大の面積があり、本州との間は10m未満である。近鉄志摩線が本州から島内に入り込み、島中央部に終点賢島駅がある。
島内には、志摩マリンランド、志摩観光ホテル・賢島宝生苑などのレジャー施設、賢島港などがある。このほか、大手企業の保養施設も島内には点在している。
[編集] 島名の由来
江戸時代の指出帳には「かしこ山」とある。当時の農民が干潮の時、本州から徒歩(古語では「かち」と言った)で島に渡れたため「かちこえ島」と呼ばれたものが、訛って「かしこ山」→「かしこ島」となったとされる。[2]
現在の漢字表記「賢島」に改められたのは、鉄道開通の時である。
[編集] 歴史
賢島に人が住み始めたのは讃岐岩製の石鏃(せきぞく、矢じり)が発見されたことから、縄文時代と考えられている。島内からは、古代の製塩跡も発見されている。[1]
しかし、後に無人島となり、1929年(昭和4年)に志摩電気鉄道(現在の近鉄志摩線)が開通するまで、島内は松林と水田が見られる程度だった[2]。
鉄道開通と共に開発が行われたが、1946年(昭和21年)の伊勢志摩国立公園指定、1951年(昭和26年)の志摩観光ホテルの開業を期に、近鉄資本を中心として観光地化が進んだ。
現在では志摩地域の観光拠点として定着し、年間1260万人(『1992離島統計年報』による)の観光客が訪れている[1]。
[編集] 賢島港
賢島港(かしこじまこう)は、三重県志摩市阿児町神明賢島にある地方港湾。志摩電気鉄道(現・近鉄志摩線)の開業に合わせて1929年(昭和4年)に個人が私財を投げ打って開港した[3]。1953年(昭和28年)9月22日に地方港湾指定[3]。港湾は賢島周辺の横山島・多徳島を含む海域200haで円形をしている[3]。現在は定期船や観光船の就航する志摩市の海の玄関口である。
[編集] 港湾統計
- 入港船数・貨物量[3]
| 統計年次 | 船舶数〔隻〕 | 総トン数〔t〕 | 移入量〔t〕 |
| 2003年(平成15年) | 8,238 | 508,578 | 56 |
| 2005年(平成17年) | 7,949 | 495,314 | 27 |
| 2007年(平成19年) | 8,026 | 508,381 | 19 |
輸出入及び移出は各年次とも0t、移入物は全量農水産品[3]。
[編集] 航路
志摩マリンレジャーにより以下の航路が運航されている。
- 賢島 - 御座 - 浜島
- 所要時間:賢島 - 御座25分、御座 - 浜島基地10分[4]。
- 賢島 - 間崎島 - 志摩町和具
- 所要時間:賢島 - 間崎島15分、間崎島 - 和具10分[4]。
- 賢島エスパーニャクルーズ(あご湾遊覧観光船)
- 所要時間:一周約50分[4]。
[編集] 賢島対岸
賢島の対岸にある阿児町神明地区(特に三重県道17号浜島阿児線沿線)も一般に賢島と呼ばれる。企業の保養所や別荘が数多くあり、ゴルフ場(近鉄賢島カンツリークラブ)も整備されている。過去には賢島スポーツランドというレジャー施設もあった。
- 賢島対岸に保養所をおく主な企業
[編集] ギャラリー
[編集] 出典
- 菅田正昭『日本の島事典』(三交社、財団法人日本離島振興センター監修、1995年6月25日発行、ISBN 4-87919-554-5 、495ページ)
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 24 三重県』(角川書店、昭和58年6月8日発行、1643ページ)