四日市港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
四日市港
所在地
日本の旗 日本
所在地 三重県四日市市
座標 北緯34度57分3.0秒東経136度38分11.0秒

四日市港(よっかいちこう)は、三重県四日市市にある港湾である。港湾管理者は三重県、四日市市が設立する特別地方公共団体一部事務組合)の四日市港管理組合。貨物取扱量は日本国内13位(2002年度)。

港湾法上の特定重要港湾港則法上の特定港に指定されている。

2004年7月、名古屋港と共に伊勢湾におけるスーパー中枢港湾に指定された。

目次

[編集] 概要

伊勢湾北西部に位置する。四日市コンビナートが隣接するなど工業港としての性格が強い。近年の工場夜景ブームにおいては川崎港と並びその景観に人気のある臨海工業エリアであり、観光資源にもなりつつある。

[編集] データ

  • 総取扱貨物量(2004年)
    • 内国貿易:2074万t
    • 国際貿易:4156万t
  • 総取扱貨物量(2004年)
    • 内航船:1340万総t
    • 外航船:4710万総t

[編集] 輸出品目

[編集] 輸入品目

  • 羊毛:オーストラリアから
  • ボーキサイト:オーストラリアから
  • 石油・天然ガス

[編集] 施設

四日市地区第二埠頭南側岸壁
  • 四日市地区(千歳地区)
    • 第一埠頭 大型船係留施設。自動車専用船など
    • 第二埠頭 大型船係留施設および穀物専用サイロ
    • 第三埠頭 大型船係留施設および穀物専用荷役機械
    • 旧港 潮吹き堤防、プロムナード
    • 第二コンビナート
  • 霞ヶ浦地区
    • 浜園旅客ターミナル かつて、中部国際空港・名古屋港への旅客船が就航していたが、2008年10月5日航路廃止となった。
    • 四日市港ポートビル
    • 霞ヶ浦南埠頭 四日市コンテナターミナル、第26コンテナターミナル、各種大型クレーン、石炭貯炭施設
    • 霞ヶ浦北埠頭 現在も拡張中
    • LNG・LPG受入桟橋
    • 第三コンビナート
  • 塩浜地区、石原地区
  • 川越地区
  • シーバース
    • インナーシーバース
    • アウターシーバース
    • コスモシーバース

[編集] 歴史

四日市港潮吹き堤防(遠景)
四日市港潮吹き堤防(近景)

幕末以降、伊勢湾の商業港として発展していく。1870年(明治3年)には東京港までの定期貨客船が就航。1873年から廻船問屋稲葉三右衛門が私財を投げ打って11年に及ぶ大規模な改修工事を行う[1]。その後、ヨハニス・デ・レーケの設計による「潮吹き堤防」(重要文化財)が整備された(伊勢湾台風襲来時、港湾被害を軽減させた)、(設計者については懐疑的な見解もある[2])。1899年(明治32年)に開港場に指定され、当初は食料品・肥料などの、後に綿花の輸入港として栄えた。1936年(昭和11年)に四日市港の港湾施設完成の記念事業として、「国産振興四日市大博覧会」が開催され、50日の会期中に約124万人を集客した[3]。戦後は綿花に代わり羊毛の取扱が増えたが、程なく原油輸入が伸び、1950年代に日本初の本格的石油化学コンビナートが立地すると、典型的な工業港となった。

なお、四日市港は1968年(昭和43年)、シドニー港と姉妹港提携を結んでいる。これは当時四日市港が世界最大の羊毛輸入港であった一方、シドニー港が世界最大の羊毛輸出港であった縁による。霞ヶ浦地区には、大阪万博のオーストラリア記念館が移築されている。

[編集] 観光

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

  1. ^ 現在の四日市港と稲葉三右衛門
  2. ^ 四日市旧港港湾施設
  3. ^ 四日市市 編『四日市市 第18巻 通史編近代』四日市市、平成12年3月31日、856pp.(597 - 600ページより)

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス